JPH01148182A - 芳香性の強い乳酸菌カルチヤーの製造方法 - Google Patents

芳香性の強い乳酸菌カルチヤーの製造方法

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JPH01148182A
JPH01148182A JP62304528A JP30452887A JPH01148182A JP H01148182 A JPH01148182 A JP H01148182A JP 62304528 A JP62304528 A JP 62304528A JP 30452887 A JP30452887 A JP 30452887A JP H01148182 A JPH01148182 A JP H01148182A
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JP
Japan
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citric acid
culture
lactic acid
citrate
acid bacteria
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JP62304528A
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Shuji Toyoda
豊田 修次
Yasuhiko Oki
沖 康彦
Yasuo Yoshioka
吉岡 八洲男
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮栗上色剋■分立 本発明は、各種の発酵乳製品に利用される芳香性の強い
乳酸面カルチャ〜を製造するための方法に関する。
l米且五 近年、乳酸菌を利用した種々の発酵乳製品、例えば発酵
乳、カッテージチーズ、サワークリーム、発酵バター等
において、いわゆる発酵風味を増強させるための方法が
種々検討されている。因に、これらの発酵乳製品は、そ
のままで食する以外に、パン、菓子、練製品及びその他
の食品に添加してそれらの風味を生かした食品の製造に
利用されている。
しかし、上述した風味を店かした食品の製造に当り、従
来の発酵乳製品では芳香が不足しがちであるため満足す
べき風味を有する食品を製造することが困難であるとい
う問題がある。
上述したような状況から、近年、発酵乳製品の芳香を増
強するための試みがなされている。
発酵乳製品における芳香は、ジアセチル、アセトアルデ
ヒド、酢酸、プロピオン酸及び炭酸ガス等により形成さ
れることが知られているが、芳香の主体はジアセチルで
あり、その重要性は古(から着目され、現在までに数多
くの研究が報告されている。例えば、乳酸菌によるジア
セチルの生産を促進する条件として、クエン酸を添加す
る方法〔佐々木林治部他「日豪会報」■、176(19
54) )もしくはアスコルビン酸を添加する方法(R
ICHTERR,L、 et al、+ rジャーナル
オブフードプロテクションJ (J、Food Pro
tect、+)42.294(1979) )等が報告
され、また、ジアセチルの生産におよぼす使用乳酸菌及
び培養条件の影響についての報告(Pack M、Y、
 et al、、 rジャーナルオブデイリイ ソサエ
ティJ (J、Dairy Sat、)47.98H1
964)及び旦、339(196B) )及び(WAL
SII B、 et al、、 rアプライドマイクロ
バイオロジイ(Applied Micro−biol
ogy)26.820(1973) )がある。
しかし、これらの報告による方法では、乳酸菌によるジ
アセチルの生産は1〜5μ、g/g程度であって、現在
のところジアセチルをこれ以上多量に生産する条件は見
出されていない。
したがって、芳香の強い乳酸菌カルチャーを得ることは
現段階では困難である。
が ゛ しよ゛とする 本゛発明は、2種類の乳酸菌を組合わせて利用し、特定
な生産条件を採用することによって、天然の芳香成分で
あるジアセチルを高濃度で、しかも安定した状態で含有
する芳香性の強い乳酸菌カルチャーを製造するための方
法を提供することを課題とする。
以下本発明の詳細な説明する。
光皿東撓底 本発明は、下記の三つの態様を構成上の特徴的事項とし
て包含する。
■クエン酸或はクエン酸塩で強化した獣乳に、アスコル
ビン酸もしくはアスコルビン酸ソーダを添加した後、ス
トレプトコッカス・タレモリス(Streptococ
cus cremoris)及びストレプトコッカス・
ジアセチラクチス(Streptococcus di
acetilactis:に属する各乳酸菌を接種し、
培養することにより、ジアセチルを主体とする芳香成分
を多量に含有する乳酸菌カルチャーを得ること、 ■上記により培養して得られた培養液に更にクエン酸或
はクエン酸塩を添加し、振盪することにより、ジアセチ
ルを主体とする芳香成分を多量に含有する乳酸菌カルチ
ャーを得ること、及び■上記■により培養して得られた
培養液に更にクエン酸或はクエン酸塩及び乳酸を添加し
、振盪することにより、ジアセチルを主体とする芳香成
分を多量に含有する乳酸菌カルチャーを得ること。
醤 を7するための 本発明において原料として使用する獣乳としては牛乳が
最も好ましいが、山羊孔及びその他の獣乳も用いること
ができる。これらの獣乳は、そのままでも使用し得るが
、脂肪を除去した脱脂乳でもよく、また粉乳の形態にし
たものを水に溶解して用いてもよい。
)  元来、牛乳中にはクエン酸として約150〜18
0+++g%が含まれているが、本発明では、獣乳に対
してクエン酸或はクエン酸塩を0.3重量%以上添加し
て補強し、更に、アスコルビン酸もしくはアスコルビン
酸ソーダを0.05重量%程度添加する必要がある。こ
こで用いるクエン酸或はクエン酸塩は、乳酸菌により芳
香を形成する物質として知られている。また、同様に用
いるアスコルビン酸は抗酸化性を有し、多くの食品に利
用されているが、本発明では、アスコルビン酸又はその
ソーダ塩を獣乳に添加し、その還元作用により乳酸菌の
代謝活性を活発にする。アスコルビン酸又はそのソーダ
塩は、乳酸菌の培地としての獣乳の加熱殺菌前に添加し
ても、また獣乳の加熱殺菌後に、予め加熱殺菌したアス
コルビン酸溶液として添加してもその効果は同じである
本発明は、上述のようにしてクエン酸或はクエン酸塩と
アスコルビン酸もしくはアスコルビン酸ソーダを添加し
た獣乳に、ストレプトコッカス・タレモリスに属する乳
酸菌と、ストレプトコッカス・ジアセチラクチスに属す
る乳酸菌を組合わせて接種して培養することにより、ジ
アセチルを主体とした芳香成分を多量に生産することが
可能となる。
ここで利用する上記乳酸菌は、培地としての獣乳に対し
てストレプトコッカス・タレモリスを0.5〜2.0重
量%接種し、ストレプトコッカス・ジアセチラクチスを
0.1〜1.0重量%接種することが好ましく、また、
それらの接種量比は、ストレプトコッカス・タレモリス
:ストレプトコツカス・ジアセチラクチスが約10=1
であることが最も好ましい。
また、上記乳酸菌の培養条件は、20〜25℃の温度で
12〜24時間培養を行うことが好ましい。
上記培養により得られるカルチャーは、ジアセチル含量
が高く、著しい芳香を有していて、そのままでも芳香性
乳酸菌カルチャーとして使用できる。また、本発明では
、さらに、ジアセチルを多量に生産させるために、上記
培養の終了後クエン酸或はクエン酸塩を添加して数時間
振盪するか、もしくはクエン酸或はクエン酸塩とともに
乳酸を加えて数時間振盪することもできる。
ここで培養後のカルチャーに対して添加するクエン酸或
はクエン酸塩の量は、前記原料獣乳の強化に用いたクエ
ン酸又はクエン酸塩と同程度の量でよい。また、乳酸の
添加量は、0.5〜2重量%程度が適当である。
また、これらを添加しての振盪時間は数時間、例えば3
時間程度でよく、振盪は、カルチャーに十分なエアレー
ションを行うために行うものであるから、往復運動、回
転運動でもよく、また、攪拌機による攪拌でもよい。
又皿■四来 以上述べたとおり、本発明によると、乳酸菌を利用して
天然の芳香成分であるジアセチルを多量に、かつ安定し
た状態で生産することができ、更に乳酸菌の芳香成分の
一つであるアセトアルデヒドも生産されるので、各種の
発酵乳製品に利用するのに好適な芳香の強い乳酸菌カル
チャーを提供することが可能となる。
以下実施例を示して本発明とその効果を更に具体的に説
明する。
実施例1 牛乳を約50℃に加温し、遠心分離して得た脱脂乳30
0gに、クエン酸ソーダを0.9g、アスコルビン酸ソ
ーダを0.3g添加し、よく混合したのち95℃、40
分間加熱殺殺菌た。この脱脂乳培地を23℃に冷却した
後、ストレプトコッカス・タレモリス5BT−1305
(受託番号、徽工研菌寄第9690号)およびストレプ
トコッカス・ジアセチラクチス5BT−1255(受託
番号、微工研菌寄第9689号)の前培養物をそれぞれ
3gおよび0.3g接種し、17時間培養して芳香性乳
酸菌カルチャーを得た。
このようにして得られた芳香性乳酸菌カルチャーのジア
セチル含量は、41.1gg/gで、また、アセトアル
デヒド含量は、15.3gg/gであった。
なお、ジアセチル含量は、次のようにして測定した。芳
香性乳酸菌カルチャー5gを300w 1容ナスフラス
コに秤量し、蒸留水15m lを加え、消泡剤としてシ
リコーンを少量添加、1〜2分間水蒸気蒸留をおこない
、最初の留液を10−l採取した。
次に、留液2mj!を3抛l試験管にとり、3.5%塩
酸ヒドロキシルアミン水溶液を1.5mA加え、静かに
混合したのち、75℃、20分間加熱した。温かいうち
に、14.5%リン酸カリウムを含む20%アセトン溶
液を0.5m It添加混合し、室温まで冷却した。
さらに、44%酒石酸カリウムナトリウムを含むアムモ
ニア水(アムモニアとして3.48%)を1.5mm!
添加混合し、直ちに5%硫酸第1鉄を含む1%硫酸溶液
を0.1mj!加え、静かに混合した0反応2〜3分後
に、波長530nmで吸光度を測定し、予め作成した検
量線によりジアセチル含量を求めた。
1        また、アセトアルデヒド含量は、次
のようにして測定した。大型試験管にジアセチル測定用
の留液を2−1とり、0.4%塩酸3−メチル−2−ベ
ンゾチアゾリノンヒドラゾン水溶液2.5mAおよびジ
メチルスルフオキシド0.5m#を添加混合し、室温で
1時間放置した。次に、0.2%塩化第二鉄を含む0.
IN−’塩酸溶液12.5s1を添加混合し、正確に2
5分間保持後、直ちにアセトンを20s 1添加混合し
反応を停止した。混合物を50m l容メスフラスコに
移し、アセトンで定容として約5分後に波長666rv
で吸光度を測定した。予め作成した検量線によりアセト
アルデヒド含量を求めた。
実施例2 牛乳を約50℃に加温し、遠心分離して得た脱脂乳30
0gに、クエン酸ソーダを0.9g、アスコルビン酸ソ
ーダを0.3g添加し、よく混合したのち95℃、40
分間加熱殺菌した。この脱脂乳培地を23℃に冷却した
後、ストレプトコッカス・クレモリス5BT−1305
およびストレプトコッカス・ジアセチラクチス5OT−
1255の前培養物をそれぞれ3gおよび0.3g接種
し、17時間培養した。培養終了後、クエン酸ソーダを
0.9g添加し、振動数約150回/分の条件で3時間
振盪して芳香性乳酸菌カルチャーを得た。
このようにして得られた芳香性乳酸菌カルチャーのジア
セチル含量は、65.2gg/gで、また、アセトアル
デヒド含量は、20.6μs/gであった。
実施例3 牛乳を約50℃に加温し、遠心分離して得た脱脂乳20
0kgに、クエン酸ソーダを600g添加、溶解したの
ち、95℃、40分間加熱殺菌し、23℃に冷却した。
この脱脂乳培地に、予め加熱殺菌した25%アスコルビ
ン酸ソーダ溶液800gを添加混合したのち、ストレプ
トコッカス・クレモリス5BT−1305およびストレ
プトコッカス・ジアセチラクチス5BT−1255の前
培養物をそれぞれ1000gおよび100g接種し、1
7時間培養した。培養終了後、加熱殺菌した20%クエ
ン酸ソーダ3kgおよび20%乳酸20kgを添加し、
攪拌機を用いて、回転数60Orpmの条件で3時間攪
拌して芳香性乳酸菌カルチャー225kgを得た。
このようにして得られた芳香性乳酸菌カルチャーのジア
セチル含量は、86.6gg/gで、また、アセトアル
デヒド含量は、24.8μg/gであった。
なお、本乳酸菌カルチャーは、5℃保存中においてジア
セチル含量の低下はみられなかった。
【図面の簡単な説明】
添付図は、実施例1乃至3により得られた芳香性乳酸菌
カルチャーのジアセチル含量の冷蔵中における経時的変
化を示したものである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クエン酸或はクエン酸塩を強化した獣乳に、アス
    コルビン酸もしくはアスコルビン酸ソーダを添加した後
    、ストレプトコッカス・クレモリス及びストレプトコッ
    カス・ジアセチラクチスに属する2種の乳酸菌を接種し
    、培養することにより、芳香成分、特にジアセチルを多
    量に生産させることを特徴とする芳香性乳酸菌カルチャ
    ーの製造方法。
  2. (2)クエン酸或はクエン酸塩を強化した獣乳に、アス
    コルビン酸もしくはアスコルビン酸ソーダを添加した後
    、ストレプトコッカス・クレモリス及びストレプトコッ
    カス・ジアセチラクチスに属する各乳酸菌を接種して培
    養し、次いで得られた培養液に更にクエン酸或はクエン
    酸塩を添加して振盪することを特徴とする芳香性乳酸菌
    カルチャーの製造方法。
  3. (3)クエン酸或はクエン酸塩を強化した獣乳に、アス
    コルビン酸もしくはアスコルビン酸ソーダを添加した後
    、ストレプトコッカス・クレモリス及びストレプトコッ
    カス・ジアセチラクチスに属する各乳酸菌を接種して培
    養し、次いで得られた培養液に更にクエン酸或はクエン
    酸塩及び乳酸を添加して振盪することを特徴とする芳香
    性乳酸菌カルチャーの製造方法。
  4. (4)獣乳に対して、クエン酸或はクエン酸塩を0.3
    重量%以上強化する特許請求の範囲第(1)項乃至第(
    3)項のいずれかに記載の製造方法。
  5. (5)獣乳に対して、アスコルビン酸もしくはアスコル
    ビン酸ソーダを約0.05重量%添加する特許請求の範
    囲第(1)項乃至第(3)項のいずれかに記載の製造方
    法。
JP62304528A 1987-12-03 1987-12-03 芳香性の強い乳酸菌カルチヤーの製造方法 Pending JPH01148182A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3480443A (en) * 1965-04-02 1969-11-25 Evog Ets Verwalt & Org Manufacture of fermented milk products

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3480443A (en) * 1965-04-02 1969-11-25 Evog Ets Verwalt & Org Manufacture of fermented milk products

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