JPH1156231A - 調味乳発酵食品及びその製造法 - Google Patents

調味乳発酵食品及びその製造法

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JPH1156231A
JPH1156231A JP9237894A JP23789497A JPH1156231A JP H1156231 A JPH1156231 A JP H1156231A JP 9237894 A JP9237894 A JP 9237894A JP 23789497 A JP23789497 A JP 23789497A JP H1156231 A JPH1156231 A JP H1156231A
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milk
lactic acid
fermented
flavor
food
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JP9237894A
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Ryoichi Akaboshi
良一 赤星
Kazutoshi Ooeda
和年 太江田
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Yakult Honsha Co Ltd
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Yakult Honsha Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な乳酸菌数を維持しつつ、従来乳発酵食
品には不向きとされていたコーヒー、チョコレート、メ
ロン等の素材の風味を損なわない乳発酵食品を提供する
こと。 【解決手段】 中性付近のpHで好ましい風味を与える
素材と、5×10個/ml以上のラクトバチルス属乳
酸菌を含み、かつ10℃、14日間保存後の無脂乳固形
分当たりの乳酸酸度が0.05%以下である低酸性乳発
酵物とを含有する調味乳発酵食品およびその製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調味乳発酵食品お
よびその製造法に関し、さらに詳細には、従来風味付け
が困難であるとされていたチョコレート、コーヒー、メ
ロン等により風味付けされた調味乳発酵食品およびその
製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、生きた乳酸菌を摂取することの健
康への有用性が報告され、乳酸菌を含有する食品、特に
ヨーグルト、発酵乳、乳酸菌飲料およびそれらの類似物
を含めた乳発酵食品の積極的な摂取が注目されている。
これらの乳発酵食品は、一般に獣乳に各種乳酸菌を接種
・培養することにより製造されており、その際、乳酸菌
が産生する乳酸による酸味が乳発酵食品独特の風味を醸
し出しており、これが乳発酵食品の特徴でもある。 現
在では多種多様な乳発酵食品が製造され、各種食品素材
を配合して呈味づけされたものも数多く製造されてい
る。
【0003】しかし、その一方で、乳発酵食品の持つ比
較的強い酸味が苦手な消費者も多く、また、高酸度の乳
発酵食品は、通常の食品に比べ、他の素材を利用した風
味形成が困難であるという問題もあった。即ち、一般に
果汁や甘味料を加えていないプレーンヨーグルトのpH
は、4.0〜4.6(無脂乳固形分当たりの乳酸酸度約
0.1%)、果汁や甘味料で呈味づけされた液状ヨーグ
ルトのpHは、4.0〜4.5(無脂乳固形分当たりの乳
酸酸度約0.1%)であり、また、乳酸菌飲料のような
ミルク濃度の低いもののpHは、3.5〜4.0(無脂乳
固形分当たりの乳酸酸度約0.2%)であるが、コーヒ
ー、チョコレート、メロン等の風味素材は、中性付近の
pHで最も好ましい風味を与えるため、高酸度の乳発酵
食品とは相性が悪く、乳発酵食品中では十分に風味を発
揮することができなかった。
【0004】そこで、乳酸菌の発酵を十分に行わずに培
養を停止させ、製品中の酸度を低くすることも試みられ
ているが、この場合、食品中に乳酸菌を十分に含有させ
ることはできないという欠点があった。また、このよう
に強制的に培養を停止させた場合には、10℃で流通し
ても酸度が上昇することが多く、さらに流通途中に一時
的に温度が上がると急激な酸度上昇が起こる恐れがあっ
た。
【0005】風味の維持を目的とし、商品保存中におけ
る乳酸菌の酸生成を抑制する試みは、例えば、特開平2
-53437号公報「発酵乳の製造方法」、特開平4-2
71777号公報「低生酸性乳酸菌、スターター、これ
を用いた発酵乳及びその製造法」、特開平4-2876
36号公報「発酵乳及びその製造法」等多数提案されて
いるが、いずれもある程度の乳酸酸度を有する発酵乳に
関するものであり、乳発酵食品そのものの酸度を押さ
え、かつ乳発酵食品中に十分な乳酸菌数を維持できるも
のについては未だ報告されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、十分な乳酸菌
数を維持しつつ、添加素材の風味を損なわない乳発酵食
品を開発し、コーヒー等中性で好ましい風味を有する風
味素材で味付された調味乳発酵製品が望まれており、本
発明は、かかる調味乳発酵食品の提供をその課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、乳発酵食
品において酸度が風味形成に与える影響について検討を
行ったところ、乳発酵食品中の無脂乳固形分量によって
風味に対する酸度の影響が異なるという知見を得た。そ
して、この知見をもとに、無脂乳固形分量と酸度とのバ
ランスを考慮しつつ特定の性質を有するラクトバチルス
属乳酸菌を用いて発酵させれば、チョコレート、コーヒ
ー、メロン等の従来は乳発酵食品への風味付けが困難で
あった素材でも、その風味を損なうことなく添加できる
ことを見い出し、本発明を完成した。
【0008】すなわち本発明は、中性付近のpHで好ま
しい風味を与える素材と、5×107個/ml以上のラ
クトバチルス属乳酸菌を含み、かつ10℃、14日間保
存後の無脂乳固形分当たりの乳酸酸度が0.05%以下
である低酸性乳発酵物とを含有する調味乳発酵食品を提
供するものである。
【0009】また本発明は、少なくとも5×107個/
mlまで培養を行ない、10℃で、14日間保存した後
の発酵物の無脂乳固形分当たりの乳酸酸度が0.05%
以下となる性質を有するラクトバチルス属乳酸菌を、発
酵原料乳中で培養し、その後、中性付近のpHで好まし
い風味を与える素材を添加することを特徴とする調味乳
発酵食品の製造法である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の調味乳発酵食品は、一定
のラクトバチルス属乳酸菌を殺菌済み発酵原料中で培養
することにより得られる、少なくとも5×107個/m
l以上の乳酸菌数を含有し、10℃で14日間保存した
後の無脂乳固形分当たりの乳酸酸度が0.05%以下で
ある低酸性乳発酵物(以下、「低酸性乳発酵物」とい
う)に、中性付近のpHで好ましい風味を与える素材
(以下、「風味素材」という)を添加し、風味付けする
ことにより製造される。
【0011】本発明の調味乳発酵製品の一方の原料であ
る、低酸性乳発酵物は、乳酸産生能の少ないラクトバチ
ルス属乳酸菌を利用することによって得ることが可能と
なるものである。 この低酸性乳発酵物の10℃で14
日間保存した後の無脂乳固形分当たりの乳酸酸度は、
0.05%以下、とりわけ0.03%以下であることが望
ましい。 ここで、「無脂乳固形分当たりの乳酸酸度」
とは、無脂乳固形分1%あたりに換算した乳酸酸度を示
す数値である。 風味に対する酸度の影響は、無脂乳固
形分の量によって左右されるため、酸度を無脂乳固形分
当たりの換算値として表示したものである。
【0012】かかる低酸性乳発酵物の製造に好適に利用
できるラクトバチルス属乳酸菌は、普通に培養した後の
無脂乳固形分当たりの乳酸酸度の低いものであり、具体
的には、殺菌済み発酵原料乳中で少なくとも5×107
個/ml、望ましくは1×108個/mlまで培養し、
次いで10℃で14日間保存した場合の無脂乳固形分当
たりの乳酸酸度が0.05%以下、望ましくは0.03%
以下となるような性質を有する菌を挙げることができ
る。
【0013】このような性質を有するラクトバチルス属
乳酸菌の具体例としては、ラクトバチルス・アシドフィ
ルス(L.acidophilus)、ラクトバチルス・ガリナラム
(L.gallinarun)、ラクトバチルス・ガッセリ(L.gass
eri)、ラクトバチルス・ジョンソニ(L.jonhsoni)等
を挙げることができる。 これらのラクトバチルス属乳
酸菌としては、公知の菌株を好適に利用でき、例えば、
昭和56年12月16日に工業技術院微生物工業技術研
究所(現;生命工学工業技術研究所、茨城県つくば市東
1−1−3)に微工研菌寄第6262号(FERM P-626
2)として寄託されているラクトバチルス・アシドフィ
ルス YIT0168株の他、ラクトバチルス・アシドフィルス
ATCC 11975株、ラクトバチルス・ガッセリ DSM 20243
株、ラクトバチルス・ガリナラム JCM 2011株、ラクト
バチルス・ジョンソンニ JCM 2012株等が利用できる。
【0014】低酸性発酵物の発酵原料乳としては、通常
の発酵乳や乳酸菌飲料等の製造で用いられる獣乳であれ
ば特に限定されず、例えば、全粉乳、脱脂粉乳、生乳等
が利用できる。なお、本発明では、必要に応じて、乳酸
菌の接種前あるいは接種後に発酵原料に対して増殖促進
物質を添加しても良い。ここで増殖促進物質としては、
例えば、酵母エキス、大豆ペプチド、ミルクペプチド等
が利用できる。増殖促進物質を添加する場合には、発酵
原料に対して0.01〜0.25重量%(以下、単に
「%」と記す)程度添加することが好ましい。0.5%
以上の添加は、風味上あまり好ましくない。
【0015】発酵は、通常の条件で常法により行うこと
ができ、乳酸菌数が、少なくとも5×107個/ml、
望ましくは1×108個/mlになるまで培養すれば良
い。通常は、30〜40℃で8〜24時間程度培養すれ
ばこの菌数に達する。
【0016】一方、本発明の調味乳発酵製品の他の原料
である、風味素材は、中性付近のpH、即ちpH5.5
〜7.0程度で最も好ましい風味をもたらす食品素材で
あり、例えば、チョコレート、コーヒー、メロン、カス
タード、キャラメル、ナッツ、紅茶、抹茶、シソ、カボ
チャ、ラム等に代表される素材である。 これらの風味
素材は、酸度の高い食品中では、十分に風味形成ができ
ないため、従来の乳発酵食品には殆ど添加されることが
なかったものである。
【0017】風味素材を低酸性乳発酵物に添加するにあ
たっては、特に制約はなく、常法に従って行えばよい。
例えば、上記方法で得られた低酸性乳発酵物にチョコレ
ート、コーヒー又はメロン果汁等の風味素材を添加後、
混合し、これを容器に充填することにより目的とする調
味乳発酵食品が得られる。なおその際、一般的な乳発酵
食品に添加される各種の糖類、安定剤などを添加しても
良く、必要に応じて有機酸を添加することもできる。ま
た、均質化処理や発泡機によるホイップ処理を行うこと
もできる。
【0018】斯くして得られる本発明の調味乳発酵食品
は、ベースとなる低酸性乳発酵物が乳酸菌を5×107
個/ml以上含有しながら、10℃、14日間保存後も
無脂乳固形分当たりの乳酸酸度が0.05%以下の低酸
性であるため、従来風味付けが困難であったコーヒー、
チョコレート、メロン等の風味素材の風味が阻害される
ことなく、良好な風味を呈するものであった。
【0019】
【実施例】次に試験例、実施例および比較例を挙げて、
本発明をさらに詳しく説明するが、本発明は何らこれら
に制約されるものではない。
【0020】試 験 例 1 乳培地(23%脱脂粉乳、無脂乳固形分21.9%)
に、ストレプトコッカス・サーモフィルス(St.thermop
hilus)YIT2001株(FERM P-11891)を接種し、37℃で
所定のpHとなるまで培養した。この培養液400gと
殺菌済みチョコレート含有シロップ600gとを混合
し、10℃で14日間保存後、無脂乳固形分当たりの乳
酸酸度を測定し、併せて風味を官能評価した。結果を表
1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】試 験 例 2 乳培地(23.5%脱脂紛乳、無脂乳固形分22.3%)
に対して、酵母エキスを0.05%添加した後、表2に
示す各種乳酸菌を1%ずつ接種し、37℃でpH5.8
まで培養した。上記培養液400gと殺菌済みチョコレ
ート含有シロップ600gとを混合し、10℃で14日
間保存した。培養後および保存後の無脂乳固形分当たり
の乳酸酸度と乳酸菌数を測定した結果を表2に示す。
【0023】
【表2】
【0024】実 施 例 1 ハードタイプ・チョコレート:0.05%の酵母エキス
を添加した20%脱脂乳を120℃で3秒間殺菌し、ラ
クトバチルス・ガッセリ DSM 20243株を1%接種した
後、37℃でpH5.80まで培養して発酵物450g
を得た。一方、砂糖100g、チョコレートパウダー1
0gおよびゼラチン15gを水に溶かしてシロップ55
0gとし、110℃で3秒間の殺菌を行った。得られた
発酵物450g及びシロップ550gを30℃にて混合
し、カップに充填した後、10℃まで冷却し、乳酸菌数
が1.7×108個/ml、無脂乳固形分当たりの乳酸酸
度0.028%の調味乳発酵食品を得た。10℃で14
日間保存した後の調味乳発酵食品は、乳酸菌数が1.1
×108個/ml、無脂乳固形分当たりの乳酸酸度0.0
29%と、ほとんど酸味の感じられないチョコレートの
香りの良いものであった。
【0025】比 較 例 1 0.05%の酵母エキスを添加した20%脱脂乳を12
0℃で3秒間殺菌し、ストレプトコッカス・サーモフィ
ルス YIT2001株(FERM P-11891)を1%接種した後、3
7℃でpH5.80まで培養して発酵物450gを得た。
一方、実施例1と同様に砂糖100g、チョコレートパ
ウダー10g、ゼラチン15gを水に溶かしてシロップ
550gとし、110℃で3秒間の殺菌を行った。得ら
れた発酵物450g及びシロップ550gを30℃にて
混合し、カップに充填した後、10℃まで冷却し、乳酸
菌数が2.3×108個/ml、無脂乳固形分当たりの乳
酸酸度0.009%の乳発酵食品を得た。10℃で14
日間保存後の乳発酵食品は、乳酸菌数が5.1×108
/ml、無脂乳固形分当たりの乳酸酸度0.081%で
酸味があり、チョコレート独特の風味が大きく損なわれ
たものであった。
【0026】実 施 例 2 ソフトタイプ・コーヒー:0.07%の酵母エキスを添
加した20%脱脂乳を125℃で3秒間殺菌し、ラクト
バチルス・ガリナラム JCM 2011株を1%添加した後、
37℃でpH5.80まで培養して発酵物450gを得
た。一方、グラニュー糖90g、バター50g、ゼラチ
ン10g、乳化剤10gおよびコーヒー10gを水に溶
かしてシロップ550gとし、150kg/cm2の均質
化と115℃で3秒間の瞬間殺菌を行った。得られた発
酵物450g及びシロップ550gを10℃以下で混合
・攪拌した後、容器に充填し、乳酸菌数が2.7×108
個/ml、無脂乳固形分当たりの乳酸酸度0.030%
の調味乳発酵食品を得た。10℃で14日間保存後の乳
発酵食品は、乳酸菌数が9.1×107個/ml、無脂乳
固形分当たりの乳酸酸度0.033%の酸味がほとんど
ないコーヒーの風味の良いものであった。
【0027】実 施 例 3 ドリンクタイプ・メロン:0.02%の酵母エキスを添
加した20%脱脂乳を130℃で3秒間殺菌し、ラクト
バチルス・アシドフィルス YIT0168株(FERM P-6262)
を1%接種した後、37℃でpH5.80まで培養し、
ホモジナイザーにて均質化を行い発酵物440gを得
た。一方、ぶどう糖果糖液糖100g、メロン果汁60
g、ハイメトキシルペクチン3gと水を混合してシロッ
プ560gとし、110℃で3秒間の殺菌を行った。得
られた発酵物440gとシロップ560gを混合した
後、メロン香料1mlを加えて容器に充填し、乳酸菌数
が2.3×108個/ml、無脂乳固形分当たりの乳酸酸
度0.028%の調味乳発酵食品を得た。10℃で14
日間保存後の乳発酵食品は、乳酸菌数が1.0×108
/ml、無脂乳固形分当たりの乳酸酸度0.030%の
酸味の少ないメロン風味の良いものであった。
【0028】
【発明の効果】本発明の調味乳発酵食品は、ベースとな
る乳発酵物が低酸性のものであるため、従来乳発酵食品
には不向きとされていたコーヒー、チョコレート、メロ
ン等の風味素材による風味付けが可能となったものであ
る。そして、本発明の調味乳発酵食品は、従来ほとんど
行われていなかった風味付けが行われる他、含まれる乳
酸菌数も多いため、本格的な乳発酵食品として商品価値
が極めて高いものである。 以 上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A23G 3/00 101 A23G 3/00 101 A23L 1/212 A23L 1/212 A 1/23 1/23 1/36 1/36

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中性付近のpHで好ましい風味を与える
    素材と、5×107個/ml以上のラクトバチルス属乳
    酸菌を含み、かつ10℃、14日間保存後の無脂乳固形
    分当たりの乳酸酸度が0.05%以下である低酸性乳発
    酵物とを含有する調味乳発酵食品。
  2. 【請求項2】 中性付近のpHで好ましい風味を与える
    素材が、チョコレート、コーヒー、メロン、カスター
    ド、キャラメル、ナッツ、紅茶、抹茶、シソ、カボチャ
    およびラムからなる群より選ばれるものである請求項1
    記載の調味乳発酵食品。
  3. 【請求項3】 該ラクトバチルス属乳酸菌が、ラクトバ
    チルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・ガリナラ
    ム、ラクトバチルス・ガッセリ、ラクトバチルス・ジョ
    ンソニからなる群より選ばれるものである請求項1また
    は2記載の調味乳発酵食品。
  4. 【請求項4】 少なくとも5×107個/mlまで培養
    を行ない、10℃で、14日間保存した後の発酵物の無
    脂乳固形分当たりの乳酸酸度が0.05%以下となる性
    質を有するラクトバチルス属乳酸菌を、発酵原料乳中で
    培養し、その後、中性付近のpHで好ましい風味を与え
    る素材を添加することを特徴とする調味乳発酵食品の製
    造法。
JP9237894A 1997-08-20 1997-08-20 調味乳発酵食品及びその製造法 Pending JPH1156231A (ja)

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