JPH01145908A - スライドフォーク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動倉庫の荷投機械として使用されているス
タッカクレーン等のスライドフォーク装置のりニアモー
タ駆動に好適なフォーク構造に関するものである。

〔従来の技術〕

特開昭５７−７’７１９９号公報に示すように。

スタッカクレーン等のスライドフォーク装置は、フォー
クを左右に突出させることが必要なため、固定フォーク
と、固定フォークに対して水平移動する中段フォークと
、中段フォークに対して水平移動する終段フォークとか
らなっている。

中段フォーク、終段フォークはローラを介してそれぞれ
固定フォーク、中段フォークに支持されている。固定フ
ォークにリニアモータをｆｆｌ置して、中段フォークを
ダイレクトに駆動する場合も従来と同じく中段フォーク
の両端部でローラ支持する構造となっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来の支持構造では、中段フォークを支持している
左右のローラ間のスパンが長いため、リニアモータに発
生する吸引力により中段フォークの中央部には大きな曲
げモーメントが作用し、中段フォークが大きくたわみ、
この結果、固定子と可動子間のギャップが変化するとい
う問題があった。

本発明の目的は、中段フォークの板厚を厚（する等の重
量化対策によらず、中段フォークのたわみを防止し、前
記ギャップを一定値に保持することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、中段フォークを支持、案内する両端部のロ
ームの他に、リニアモータの構成部品の一つであるヨー
クの上部に中段フォークを支持するためのローラを設置
することにより、達成される。

〔作　　用〕

リニアモータか通電されて、リニアモータの一次側と中
段フォークの下面の対向した位置に取付けられた可動子
（二次側）の間に大きな吸引力が作用すると、中段フォ
ークは少したわみ、ヨークの上部に設置したローラで支
持されるようになる。

この結果中段フォークは一断面で見れば両端部のローラ
と中央部の少くとも１箇所のローラの合計３箇所で支持
されるようになり、中段フォークがこれ以上たわむのを
防止することができる。よって、軽量形で信頼性の高い
スライドフォーク装置が実現できる。

〔実　施　例〕

以下１本発明を第１図〜第５図に示す一実施例により説
明する。第３図、第４図は理解を容易にするための概略
図として示すものである。本実施例のりニアモータは同
期式である。

第５図において、スライドフォーク装置は、例えば、ス
タッカクレーンの昇降台１に載っているスライドフォー
ク装置は、昇降台ｌに設置した固定フォーク１０と、中
段フォーク加と、終段フォーク園からなる。固定フォー
クと中段フォークとの間にのみリニアモータを設置して
いる。終段フォグ（資）の駆動は第３図、第４図に示す
如く、チェノ７０ａ、７０ｂによって行う。

第１図、第２図において、固定フォーク１０は、凹状に
折曲げた板金膜の部材であり、垂直片１０　ａ・　３　
・ を複数のリブ化で補強している。垂直片ＩＱａ、１０ｂ
の上端には中段フォーク別を支持するローラ１５を複数
個取付けている。固定フォーク１０の凹部内にリニアモ
ータの一次側荀を設置している。

リニアモータの一次側４０はけい素鋼板を積層した固定
子部と、固定子部を取巻くコイル関と、固定子歯凝と可
動子ωとの間に磁化力を与えるマグネット５１と、固定
子歯部と可動手との間に働く吸引力を緩和するための帰
り磁路用のヨーク郭とからなる。

固定子部は可動子ω側の面にリニアモータによる可動子
の可動方向に向けて所定間隔で固定子歯部を設けている
。この固定子歯弱の所定間隔毎にコイル関を巻付けてい
る。箕は絶縁樹脂、５２はマイカである。

固定子６はｓ１＃ＩＩシたけい素鋼板にさらに厚手の鋼
板４９ａ、４９ｂを重ね、複数のかしめピン４７で一体
にしている。固定子部はボルト化で取付座間に固定され
ている。

取付座語はりニアモータの一次側鉛をユニット、　４　
。

化するための座であり、固定フォーク１０にボルト団で
取付けている。

取付座間は凹状であり、その一方の垂直片５５ａの内側
に一方のヨーク！１３ａがボルト５７で固定されている
。他方のヨーク５３ｂは他方の垂直片５５ｂからボルト
で前記一方のヨーク５３ａに向けて押付けられている。

このため、二つのヨーク５３ａ、　５３ｂ開のマグネッ
ト５１ｊＩ、５１ｂ、固定子６は一方のヨーク５３ａに
向けて押付けられている。これによって帰り磁路の隙間
の発生を防止している。

リニアモータの可動子口の固定子歯部の面は所定間隔で
歯６１を設けている。可動子６０は中段フォーク四の裏
面に取付座６２を介して取付けられている。可動子６１
と固定子歯部との間、ヨーク５３ａ。

５３ｂの上端の下面と可動子ωの上端との間には、それ
ぞれ所定の隙間を設けている。ヨーク５３ａ。

５３ｂの上端は内側に曲っていて、上面には中段フォー
クを支持するローラとしてのベアリング９０ａ。

９０ｂをそれぞれ複数設置している。ベアリング匍ａ、
９０ｂの下部はヨーク５３ａ、５３ｂの一部な切欠いた
凹部に入れている。

中段フォーク加は板金膜であり、その幅方向（スライド
フォークのスライド方向に対して直角方向）の中央を上
方に突出させて可動子ωを設置している。両端は中央部
よりも下方に位置している。

両端の先端にはガイドレールＺ！ａ、Ｚ２ｂを設置して
いる。ガイドレールｎの外側の面には固定フォーク１０
の複数のローラ１５の入る溝がある。これによって中段
フォーク加は固定フォーク１０に支持されている。一方
、ガイドレールｎの内側の面には終段フォーク菊に設置
したローラあの入る溝がある。これによって終段フォー
ク（資）は中段フォーク加に支持されている。

ガイドレールｎと中央の突出部との間には終段フォーク
Ｉを駆動するためのチェノ７０ａ、７０ｂが配置されて
いる。２５ａ、２５ｂ’はそのチェノ７０ａ。

７０　ｂを支えるスプロケットであり、中段フォーク美
に設置されている。チェノ７０ａ、７０ｂの通過のため
にスプロケット２５ａ、２５ｂの下面の中段フォク加の
部材を切欠いている。スプロケット２５ａはスライド方
向の一端に設置され、スプロケットδｂは他端に設置さ
れている。

終段フォーク関の上面は荷物の載置面である。

裏面には複数のローラあを設置している。

第３図、第４図はチェノ７０ａ、７０ｂの配置を示す概
略図である。終段フォーク加の一端に固定したチェノ７
０　ａはスプロケット２５ａを通って固定フォーク７１
０の一端に固定している。終段フォーク（資）の他端に
固定したチェノ７０　ｂはスプロケット５ｂを通って固
定フォーク１０の他端に固定されている。

かかる構成において、コイル関に通電すると、可動子ω
を有する中段フォーク加が一方に突出する。これによっ
て、チェノ７０ａ、７０ｂを介して終段フォーク（資）
が同方向に突出する。

かかる構成によれば、第１図から明らかな如（、固定子
歯、可動子歯間に吸引力が働いて中段フォークに曲げモ
ーメントが作用しても、ヨーク５３ａ。

５３ｂの上部に設置したベアリング９０ａ、９０ｂで中
段フォークを支持することになり、中段フォークのたわ
みを一定値以下に押えることができる。

上記実施例ではベアリング９０ａ、９０ｂをヨークｓ３
ａ、ｓ３ｂに設置している。ベアリングを中段フォーク
に設置してヨークの上面を転動するようにしてもよい。

しかし、前者の方がベアリングの設置が容易で、高さを
低くできるものである。

〔発明の効果〕

本発明によれば、中段フォークを厚そする等の非軽量化
対策によらず、吸引力による中段フォークのたわみを防
止できるので、スライドフォーク装置を軽量化するのに
効果がある。また、ベアリングで機械的に支持するので
、中段フォークの板厚を厚（する等の方法に比べてギャ
ップの保持に対する信頼性が高い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のスライドフォーク装置の縦
断面図、第２図は第１図のりニアモータの移動方向に沿
った縦断面図、第３図はチェノの配置を示すための第１
図の側面図、第４図はチェノの配置を示すための第１図
の平面因、第５図は本発明の一実施例の斜視図である。 　　　　　′１０・・・・・・固定フォーク、加・・・
・・・中段フォーク、（９）・・−・・終段フォーク、
１５　ａ　、　　１５　ｂ　、　　３５　ａ　、　　３
５　ｂ　・・−・ローラ、２２ａ　、　　２２　ｂ−＝
＝ガイトレー＃、２５ｇ、２５ｂ・・・・・・スプロケ
ット、切・・・・・・リニアモータの一次側、柘・・・
・・・固定子、関・・・・・・コイル、５１・・・・・
・マグネット、５３ａ、５３ｂ・・・・・ヨーク、ω・
・・・・・可動子、７０ａ、７０ｂ・・・・・・チェー
ン、９０ａ、９０ｂ・・・・・・ベアリング 代理人　弁理士　　／Ｊ％　　川　勝　男　′、°、＼
１′　・′べ ℃ｉ、−／ ４２凹 ４４図 ｔｏ　　　　　１ＯＺ５ｂｊθ １Ｏ−−−−ＦＥＪ肋−７ ｔｓ　−−−一ローフ 脅クー一一一ベアリン７″

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、固定フォークと、該固定フォークに対して移動する
   中段フォークと、該中段フォークに対して移動する終段
   フォークとからなるスライドフォーク装置において、 固定フォークの中央部に前記移動フォークの移動方向に
   沿ってリニアモータの固定子を設け、これに対向して中
   段フォークに可動子を設け、前記中段フォークの幅方向
   の両端を固定フォークから第１のローラを介して支持し
   、前記リニアモータのヨークと前記第１のローラよりも
   内側の中段フォークとの間に第２のローラを設けたこと
   を特徴とするスライドフォーク装置。