JP2002019944A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2002019944A
JP2002019944A JP2000207602A JP2000207602A JP2002019944A JP 2002019944 A JP2002019944 A JP 2002019944A JP 2000207602 A JP2000207602 A JP 2000207602A JP 2000207602 A JP2000207602 A JP 2000207602A JP 2002019944 A JP2002019944 A JP 2002019944A
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JP
Japan
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guide rail
mover
linear motor
stator
carriage
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000207602A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Aoki
邦彦 青木
Masahito Oe
雅人 大江
Fumitaka Tajima
文敬 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Original Assignee
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化が可能で構造も簡単な搬送装置を提供
すること。 【解決手段】 搬送物を積載する台車1を無端状に接続
し、ループ状に形成したガイドレール2に沿って走行さ
せる搬送装置であって、台車1の底面に沿って平行にリ
ニアモータの可動子3を配設するとともに、ガイドレー
ル2側に、可動子3と上下に対向するようにリニアモー
タの固定子を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仕分け装置等の搬
送装置に関し、特に、リニアモータを用いた搬送装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】仕分け装置として、例えばチルトトレー
ソータは、搬送物を積載した多数のトレー付き台車を無
端状に接続し、ループ状に形成したガイドレールに沿っ
て走行させるとともに、所定の位置でトレーを傾倒さ
せ、搬送物を選択されたシュートに払い出すことによっ
て仕分けを行うようになっている。
【0003】このような仕分け装置の搬送装置の駆動方
法としては、回転型モータを駆動源として動力伝達を行
うのが一般的であるが、この場合は駆動源を搬送路の一
部に配設した集中駆動となり、装置全体のテンションが
台車の連結部や駆動部に加わるため、機長の増加に伴っ
て装置が大型化するという問題がある。また、回転型モ
ータを分散駆動とした場合は、集中駆動と比較すればあ
る程度の小型化は期待できるが、速度同期が困難になる
という別の問題を招来する。
【0004】そこで、最近では、搬送装置の駆動源とし
てリニアモータが採用されるようになっており、このリ
ニアモータを用いた搬送装置は、台車から下方に縦板状
の可動子を突出させるとともに、ガイドレール側に、こ
の可動子の両側に位置するように一対の固定子を配設し
た構成を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このリ
ニアモータを用いた従来の搬送装置では、特に、ガイド
レールのループを縦に形成して、台車を回付しながら直
線的に走行させる場合に、内側に突出する縦板状の可動
子同士がガイドレールのU字状の折り返し部で干渉する
ことから、折り返し部の曲率半径が大きくなって搬送装
置が大型になるとともに、可動子の両側に一対の固定子
を配設することから構造が複雑なものになるという問題
があった。
【0006】本発明は、上記従来の搬送装置が有する問
題点を解決し、小型化が可能で構造も簡単な搬送装置を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の搬送装置は、搬送物を積載する台車を無端
状に接続し、ループ状に形成したガイドレールに沿って
走行させる搬送装置において、台車の底面に沿って平行
にリニアモータの可動子を配設するとともに、ガイドレ
ール側に、可動子と上下に対向するようにリニアモータ
の固定子を配設したことを特徴とする。
【0008】本発明の搬送装置では、リニアモータの固
定子と可動子とを上下に対向するように配設することか
ら、従来のように台車から下方に縦板状の可動子を突出
させる必要がなくなり、ガイドレールのループを縦に形
成し台車を回付しながら直線的に走行させるような場合
でも、可動子同士が曲率半径の小さい折り返し部で干渉
することがなく、これにより搬送装置の機高を低くして
搬送装置を小型化するとともに、可動子の片側のみに固
定子を配設することにより搬送装置の構造を簡素化する
ことができる。
【0009】この場合において、固定子を、搬送物が積
載される台車が走行する上ガイドレールの直線路に配設
することができる。
【0010】これにより、リニアモータの出力を台車に
ロスなく確実に伝達することができ、エネルギ効率を向
上することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の搬送装置の実施の
形態を図面に基づいて説明する。
【0012】本発明の搬送装置の一実施例を図1に示
す。この搬送装置は、搬送物を積載する台車1を無端状
に接続し、ループ状に形成したガイドレール2に沿って
走行させる構造を有している。台車1としては、搬送物
を仕分けするチルトトレー(図示省略)やベルトキャリ
ア(図示省略)等を備えたもの等を採用することができ
る。
【0013】そして、この搬送装置では、台車1の底面
に沿って平行にリニアモータの可動子3を組み込むとと
もに、ガイドレール2側に、可動子3と上下に対向する
ようにリニアモータの固定子4を配設している。可動子
3は、リアクションプレートとして板状に形成されてお
り、この板状の可動子3が、搬送路hにおいて略水平を
なして固定子4と対向するように台車1に組み込まれて
いる。また、搬送装置は、図1に示すように、ガイドレ
ール2のループを縦に形成して、台車1を循環させなが
ら直線的に走行させるように構成されており、これによ
り、ガイドレール2側の固定子4は、台車1に配設され
た可動子3の内側に配置された状態となっている。
【0014】この場合、リニアモータの固定子4は、搬
送物が積載される台車1が走行する上ガイドレール21
の直線路に配設することが、エネルギ効率上望ましい。
【0015】この搬送装置では、台車1側の可動子3
と、ガイドレール2側の固定子4との間で形成された磁
界により、可動子3側を同期速度で移動させる。なお、
一般に、搬送に適する速度は同期速度より大幅に遅いた
め、速度を制御するにはインバータ等を使用する。
【0016】このように、本実施例の搬送装置では、リ
ニアモータの固定子4と可動子3とを上下に対向するよ
うに配設したことから、従来のように台車1から下方に
縦板状の可動子を突出させる必要がなくなる。したがっ
て、図示の如くガイドレール2のループを縦に形成し、
台車1を回付しながら直線的に走行させるような場合で
も、可動子3同士がU字状の折り返し部5で干渉するこ
とがなく、これにより搬送装置の機高を低くして搬送装
置を小型化するとともに、可動子3の片側のみに固定子
4を配設することにより、搬送装置の構造も簡素化する
ことができる。
【0017】以上、本発明の実施例を説明したが、上記
に説明した搬送装置の構成は、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲において適宜に変更することが可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明の搬送装置によれば、リニアモー
タの固定子と可動子とを上下に対向するように配設する
ことから、従来のように台車から下方に縦板状の可動子
を突出させる必要がなくなり、ガイドレールのループを
縦に形成し台車を回付しながら直線的に走行させるよう
な場合でも、可動子同士が曲率半径の小さい折り返し部
で干渉することがなく、これにより機高を低くして搬送
装置を小型化するとともに、可動子の片側のみに固定子
を配設することにより搬送装置の構造を簡素化すること
ができる。また、従来の回転型モータによる集中駆動の
場合は、装置全体のテンションが台車の連結部や駆動部
に加わるため、機長の増加に伴って装置が大型化する
が、本発明の搬送装置では、リニアモータの採用によっ
て機長の制限をなくすことができる。
【0019】また、固定子を、搬送物が積載される台車
が走行する上ガイドレールの直線路に配設することによ
り、リニアモータの出力を台車にロスなく確実に伝達す
ることができ、エネルギ効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送装置の一実施例を示し、(a)は
平面図、(b)は正面図である。
【符号の説明】
1 台車 2 ガイドレール 21 上ガイドレール 3 可動子 4 固定子 5 ガイドレールの折り返し部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送物を積載する台車を無端状に接続
    し、ループ状に形成したガイドレールに沿って走行させ
    る搬送装置において、台車の底面に沿って平行にリニア
    モータの可動子を配設するとともに、ガイドレール側
    に、可動子と上下に対向するようにリニアモータの固定
    子を配設したことを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 固定子4を、搬送物が積載される台車が
    走行する上ガイドレールの直線路に配設したことを特徴
    とする請求項1記載の搬送装置。
JP2000207602A 2000-07-10 2000-07-10 搬送装置 Pending JP2002019944A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1714923A3 (de) * 2005-04-23 2008-04-23 IMA Klessmann GmbH Holzbearbeitungssysteme Werkstücktransportvorrichtung mit zumindest einer endlos umlaufenden Kette für eine Holzbearbeitungsmaschine
US7721873B2 (en) 2006-07-12 2010-05-25 Homag Holzbearbeitungssysteme Ag Chain link for a circulating transport of a machine tool, and double end tenoner with guide chain formed from said chain links
CN104760798A (zh) * 2015-01-29 2015-07-08 中煤张家口煤矿机械有限责任公司 磁驱动自调偏带式输送机
CN107738862A (zh) * 2017-11-16 2018-02-27 上海瑞京机电发展(昆山)有限公司 一种垂直交叉带分拣机

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