JP2000128310A - 多段式フォーク装置 - Google Patents

多段式フォーク装置

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JP2000128310A
JP2000128310A JP10306913A JP30691398A JP2000128310A JP 2000128310 A JP2000128310 A JP 2000128310A JP 10306913 A JP10306913 A JP 10306913A JP 30691398 A JP30691398 A JP 30691398A JP 2000128310 A JP2000128310 A JP 2000128310A
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JP
Japan
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fork
mover
linear guide
stator
forks
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JP10306913A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Suzuki
和宏 鈴木
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リニアモータを備えた多段式フォーク装置に
おいて、フォークに対する可動子や固定子の組付誤差等
に拘わらず、フォークをスライド可能に組付けたときに
固定子と可動子とのギャップを所望値にし易くする。 【解決手段】 多段式フォーク装置1は、ベース2及び
各フォーク3〜5の四枚を備え、ベース2とセカンドフ
ォーク3との対向面にリニアモータ6の固定子7と可動
子8がそれぞれ配設されている。ベース2とセカンドフ
ォーク3はリニアガイドブロック12とリニアガイドレ
ール13との連結によってスライド可能に組付けられて
いる。一対のリニアガイドレール13は、フォーク基板
3aに組付けられた可動子8の幅方向両側に水平に延出
する延出部8cに固定され、一組のリニアガイドブロッ
ク12は固定子7の幅方向両側部に固定されている。セ
カンドフォーク3は、鉄製の可動子8とアルミ製のフォ
ーク基板3aとからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚のフォーク
をリニアモータを使ってスライド駆動させる多段式フォ
ーク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動倉庫のスタッカクレーンや無人搬送
車には、多段式フォーク装置が装備されたものがある。
多段式フォーク装置は、複数枚の板状のフォークをスラ
イドさせて延出・退避が可能であり、最上段のフォーク
上に荷を載せることで荷の移し替え作業が行われる。
【0003】従来、フォークを駆動させるのに回転駆動
式のモータを使用するものがあるが(特開平9−156
743号公報等)、モータの容積が大きいためにフォー
ク装置が大型化するという問題があった。これに対し、
例えば特開昭63−242810号公報等には、リニア
モータを使ったフォーク装置が開示されている。複数枚
のフォークのうち二枚の対向面にリニアモータの固定子
と可動子とがそれぞれ配設され、フォーク装置の薄型化
が図られている。
【0004】リニアモータを使用する場合、通常、フォ
ークはリニアガイドレールとリニアガイドブロックを使
用してスライド可能に連結される。これは、リニアモー
タを使用する場合、固定子と可動子との僅かなギャップ
のばらつきによって推力が大きく変化するためで、フォ
ークがスライドするときのギャップをなるべく一定に保
って、固定子と可動子とのギャップを一定に維持し易い
からである。従来のリニアモータタイプの多段式フォー
ク装置では、リニアガイドレールとリニアガイドブロッ
クはフォークの基板に固定されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フォークの厚
み寸法のばらつきや、フォークに固定子や可動子を組付
ける際の組付誤差、あるいはフォークにリニアガイドレ
ールやリニアガイドブロックを組付ける際の組付誤差が
あるため、各フォークをスライド可能に組付けた際、固
定子と可動子のギャップが所望値に対してばらつくとい
う問題があった。
【0006】特にフォークの長手方向(スライド方向)
にギャップのばらつきがあると、例えばフォークが延出
したときなどフォークのスライド方向の位置の違いによ
って、固定子と可動子とのギャップが僅かに変動し、荷
の移し替え作業に必要な推力が十分得られなくなる恐れ
があった。例えばフォークの移動速度が落ちたり、フォ
ークの移動時の動きがぎこちなくなる。このような場合
は、フォークをスライド可能に組付ける際に、固定子と
可動子とのギャップを所望値に調整する調整作業をしな
ければならず、この調整作業が非常に面倒で手間がかか
るという問題があった。また、ギャップのばらつきを少
しでも減らすために、フォークの寸法精度を高くした
り、固定子や可動子をフォークに組付ける際の組付精度
を高くする必要がった。
【0007】また、フォークが延出したときには下段の
フォークに対して上段のフォークが延出方向へ変位する
ので、各フォークには延出方向前側の偏荷重がかかるこ
とになる。この偏荷重によってフォークの姿勢が水平を
維持し難く、固定子と可動子とのギャップが変動し、安
定な推力が得られ難くなるという問題もあった。
【0008】また、可動子は磁束の吸収をよくするため
に一般に鉄などの磁性金属が使用される。フォークと可
動子を一体形成してフォーク自体を可動子の材質である
例えば鉄製とすれば、固定子と可動子とのギャップを所
望値に保ち易いうえ、可動子を組付ける手間が省けて生
産性向上にも都合がよい。しかし、この構成によると、
フォーク自体の重量が重くなり、フォーク装置を駆動さ
せるために大型のリニアモータ(固定子)を使用しなけ
ればならず、ひいてはフォーク装置の大型化を招くこと
になる。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その第1の目的は、リニアモータを備
えた多段式フォーク装置において、フォークに対する可
動子や固定子の組付誤差等に拘わらず、フォークをスラ
イド可能に組付けたときに固定子と可動子とのギャップ
を所望値にし易くすることができる多段式フォーク装置
を提供することにある。また、第2の目的は、フォーク
の重量を軽くしてリニアモータの小型化を図ることにあ
る。さらに第3の目的は、フォークが延出したときに各
フォークの延出方向前側にかかる偏荷重に拘わらず、固
定子と可動子のギャップを所望値に維持することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1に記載の発明では、複数枚のフォーク
を備え、そのうち少なくとも二枚の対向面にリニアモー
タの固定子と可動子とが組付けられている多段式フォー
ク装置において、前記固定子と可動子がそれぞれが組付
けられた少なくとも二枚のフォークを、リニアガイドレ
ールとリニアガイドブロックとを使用してスライド可能
に連結し、前記リニアガイドレールと前記リニアガイド
ブロックとの一方が前記可動子に固定されている。
【0011】第1の目的を達成するために請求項2に記
載の発明では、複数枚のフォークを備え、そのうち少な
くとも二枚の対向面にリニアモータの固定子と可動子と
が組付けられている多段式フォーク装置において、前記
固定子と可動子がそれぞれが組付けられた少なくとも二
枚のフォークを、リニアガイドレールとリニアガイドブ
ロックとを使用してスライド可能に連結し、前記リニア
ガイドブロックが前記固定子に固定されている。
【0012】第1の目的を達成するために請求項3に記
載の発明では、複数枚のフォークを備え、そのうち少な
くとも二枚の対向面にリニアモータの固定子と可動子と
が組付けられている多段式フォーク装置において、前記
固定子と可動子がそれぞれが組付けられた少なくとも二
枚のフォークを、リニアガイドレールとリニアガイドブ
ロックとを使用してスライド可能に連結し、前記リニア
ガイドレールと前記リニアガイドブロックは、前記固定
子と前記可動子との一方ずつに固定されている。
【0013】第2の目的を達成するために請求項4に記
載の発明では、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
発明において、前記可動子が組付けられたフォーク基板
は、該可動子の材料より比重の小さな材料からなる。
【0014】第3の目的を達成するために請求項5に記
載の発明では、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記
載の発明において、前記少なくとも二枚のフォークの対
向面において、下段側のフォークに前記リニアガイドブ
ロックが固定され、上段側のフォークに前記リニアガイ
ドレールが固定されており、前記リニアガイドブロック
を備えるフォークには、延出方向側の端部に、その上段
側のフォークを支持するローラが設けられている。
【0015】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
可動子にリニアガイドレールとリニアガイドブロックと
のうち一方が固定される。このため、フォークに対する
可動子の組付誤差等によらず、可動子はリニアガイドレ
ール又はリニアガイロブロックに対して定位置に位置決
めされる。よって、固定子と可動子とのそれぞれが組付
けられた二枚のフォークをスライド可能に連結した際、
固定子と可動子とのギャップがほぼ一定の所望値になり
易くなる。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、固定子に
リニアガイドブロックが固定される。このため、フォー
クに対する固定子の組付誤差等によらず、固定子がリニ
アガイロブロックに対して定位置に位置決めされる。よ
って、固定子と可動子とのそれぞれが組付けられた二枚
のフォークをスライド可能に連結した際、固定子と可動
子とのギャップがほぼ一定の所望値になり易くなる。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、固定子と
可動子の一方ずつにリニアガイドレールとリニアガイド
ブロックが固定される。このため、フォークに対する固
定子と可動子のそれぞれの組付誤差等によらず、固定子
と可動子が、リニアガイドレールとリニアガイドブロッ
クのそれぞれに対して定位置に位置決めされる。よっ
て、固定子と可動子とのそれぞれが組付けられた二枚の
フォークをスライド可能に連結した際、固定子と可動子
とのギャップがほぼ一定の所望値に一層なり易くなる。
【0018】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項3のいずれか一項に記載の発明の作用に加え、
可動子が組付けられたフォーク基板は、可動子の材料よ
り比重の小さな材料からなるので、可動子を有するフォ
ークが軽量になる。
【0019】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項4のいずれか一項に記載の発明の作用に加え、
フォークが延出したときに延出方向前側に偏荷重がかか
っても、上段側のフォークが、下段側のフォークに固定
されたリニアガイドブロックによって後端寄りで支持さ
れると共に前寄りの部位をローラによって支持されるの
で、固定子と可動子とのギャップがほぼ一定に維持され
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図4に基づいて説明する。図3は多段式フ
ォーク装置1(以下、単にフォーク装置という)を示
す。本実施形態ではフォーク装置1は4段式で、フォー
クとしてベース2、セカンドフォーク3、ミドルフォー
ク4、アッパフォーク5の4枚を備える。4枚のフォー
ク(ベースを含む)2〜5が上下に重なる位置が原位置
で、各フォーク3〜4はベース2に対し、原位置から左
右両方向(長手方向)にスライド可能である。同図は、
フォーク2〜5が左右一方向に設定ストロークまで延出
した延出位置にあるときの状態を示し、フォーク装置1
は、原位置と、左延出位置と、右延出位置との3つの停
止位置をもつ。
【0021】ベース2に対してセカンドフォーク3が後
述するリニアモータ6の推力によってスライド駆動す
る。ミドルフォーク4及びアッパフォーク5は、セカン
ドフォーク3がベース2に対して移動するときの動力が
後述するラック・ピニオン機構によって伝達されること
で、それぞれ一段下のフォーク3,4に対し、セカンド
フォーク3のベース2に対する移動量と等しい量だけ相
対移動する。
【0022】図1に示すように、ベース2にはその中央
部位にリニアモータ6の一次側である固定子7が上面
(表面)に露出する状態で埋め込み配置されており、そ
の二次側である可動子8はセカンドフォーク3の下面
(裏面)に設けられている。本実施形態では、リニアモ
ータ6は、スイッチ型リラクタンス(SR(Switched
Reluctance))方式である。但し、例えばリニアパルス
モータを使用することもできる。
【0023】固定子7は、ヨーク9と、ヨーク9の脚部
(凸部)に巻回されたコイル10とを備える。固定子7
には、ヨーク9の脚部によって形成される多数の歯(図
示せず)が、フォークの長手方向(図3の紙面直交方
向)に一定ピッチで列設されている。
【0024】一方、可動子8は、セカンドフォーク3の
下面に組付けられている。可動子8はセカンドフォーク
3を構成するフォーク基板3aと別部品に構成され、フ
ォーク基板3aの下面(裏面)に形成された組付溝3b
に配置された状態で、挿通孔3cから挿通された複数本
のボルト11を背面から螺着することでフォーク基板3
aに固定されている。可動子8はセカンドフォーク3の
長手方向全域に亘って延びており、その下面には多数の
歯8aがフォークの長手方向(同図の紙面直交方向)に
おいて固定子7の歯と同ピッチでその全域に形成されて
いる(図2を参照)。
【0025】可動子8の歯8aと固定子7の歯とのエア
ギャップは、例えば1mm未満である。コイル11に流
す電流(例えば3相交流)が、制御駆動回路(図示せ
ず)により制御されることでリニアモータ6は駆動制御
される。
【0026】固定子7の幅方向両側部には、フォーク長
手方向両端位置に二つずつ配置された合計4つ(但し、
同図では2つのみ図示)のガイドブロック12が固定さ
れている。各ガイドブロック12はセカンドフォーク3
の下面に固定されたリニアガイドレール13に対してス
ライド可能に連結されている。同様に、セカンドフォー
ク3の上面にその長手方向中央部付近にて固定された左
右二組(計4個)のガイドブロック14が、ミドルフォ
ーク4の下面に固定された左右二本のリニアガイドレー
ル15とスライド可能に連結されている。さらに、ミド
ルフォーク4の上面にその長手方向中央部付近にて固定
された左右二組(計4個)のガイドブロック16が、ア
ッパフォーク5の下面に固定された左右二本のリニアガ
イドレール17とスライド可能に連結されている。この
ように各フォーク3〜5は、ガイドブロック12,1
4,16とリニアガイドレール13,15,17との連
結によってそれぞれ一段下のフォーク2〜4に対して長
手方向に相対移動可能となっている。
【0027】セカンドフォーク3には、2つのピニオン
ギヤ18,19を両端部に固定する回転軸20がベアリ
ング21を介して回転可能に組付けられている。下側の
ピニオンギヤ18はベース2の上面に埋設されたラック
ギヤ22に噛合し、上側のピニオンギヤ19はミドルフ
ォーク4の下面に埋設されたラックギヤ23に噛合して
いる。
【0028】同様に、ミドルフォーク4には、2つのピ
ニオンギヤ24,25を両端部に固定する回転軸26が
ベアリング27を介して回転可能に組付けられている。
下側のピニオンギヤ24はセカンドフォーク3の上面に
埋設されたラックギヤ28に噛合し、上側のピニオンギ
ヤ25はアッパフォーク5の下面に埋設されたラックギ
ヤ29に噛合している。
【0029】よって、セカンドフォーク3がベース2に
対してスライドすると、セカンドフォーク3に対してミ
ドルフォーク4が同距離のスライドをし、ミドルフォー
ク4がセカンドフォーク2に対してスライドすることに
より、ミドルフォーク4に対してアッパフォーク5が同
距離のスライドをする。
【0030】ベース2にはフォーク3〜5の移動量を検
出するためのストロークセンサ(リニアスケールヘッ
ド)31と、フォーク3〜5が原点位置にあることを検
知するための原点センサ32とが設けられている。スト
ロークセンサ31は、セカンドフォーク3の下面に固定
されたリニアスケール33を検出する。リニアスケール
33には、N・S極がフォーク3〜5のスライド方向に
交互に配列されており、ストロークセンサ31はリニア
スケール33のN・S極の数を検出してフォーク3〜5
の移動量を算出する。原点センサ32は、セカンドフォ
ーク3の下面に固定されたドグ34を検知し、フォーク
3〜5が原点位置にあることを検出する。フォーク3〜
5の延出位置での停止制御は、ストロークセンサ31に
より検出された原点位置からの移動量が、各延出位置に
相当する値になったときに実行される。
【0031】また、ベース2にはフォーク3〜5が各延
出位置を超えて過剰に延出した異常を検出するための光
式センサ35が取付けられている。光式センサ35は、
フォーク3〜5が過剰延出したときの非常停止用のもの
で、ベース2の長手方向両端部に設けられている。各光
式センサ35はセカンドフォーク3の下面の長手方向中
央位置に固定されたドグ36を検知する。ドグ36はベ
ース2の上面に長手方向に延びるように形成された溝2
aに挿し込まれた状態にある。
【0032】図1,図2に示すように、可動子8は、フ
ォーク基板3aの長手方向ほぼ一杯まで長く延びた略四
角板状の板材からなり、組付溝3bに埋め込まれている
四角板状の基部8bが歯8aの形成領域(列設領域)よ
りもその幅方向両側に長く延出している。この可動子8
の幅方向両端部において水平に延出する延出部8cの下
面(裏面)に、2本のリニアガイドレール13はその基
部が一部埋設された状態で組付けられ、可動子8に対し
て固定されている。
【0033】本実施形態では、固定子7はリニアガイド
ブロック12が予め高い精度で組付けられた一部品にユ
ニット化されており、一方、可動子8にはリニアガイド
レール13が固定されている。つまり、固定子7はリニ
アガイドブロック12に対して位置決めされ、可動子8
はリニアガイドレール13に対して位置決めされる。そ
して、固定子7とリニアガイドブロック12とのフォー
ク厚み方向の位置関係、および可動子8とリニアガイド
レール13とのフォーク厚み方向の位置関係が、ベース
2とセカンドフォーク3とを組付けたときに、固定子7
と可動子8とのギャップが所望値(エアギャップ設定
値)となるように設定されている。よって、ベース2に
対してセカンドフォーク3がリニアガイドブロック12
とリニアガイドレール13との連結によりスライド可能
に組付けられたとき、固定子7と可動子8とのギャップ
が、固定子7のベース2に対する組付誤差や、フォーク
基板3aに対する可動子8の組付誤差の影響を受けず、
所望値となるようになっている。
【0034】また、本実施形態では、可動子8は鉄製で
あり、フォーク基板3aはアルミ製である。可動子8に
は、鉄以外の磁束を吸収し易い磁性材料を使用すること
ができる。フォーク基板3aは、可動子8の材料より比
重の小さな材料であればよく、アルミ以外の材料も使用
できる。本例では、ベース2及びフォーク4,5は、フ
ォーク基板3aと同じ材質でアルミ製である。可動子8
のみを鉄製とし、フォーク基板3aをアルミ製にしてい
るので、両部材を共に鉄製とした場合に比べ、セカンド
フォーク3が軽量化されている。このように各フォーク
2〜5が軽量化されることで、所定の推力を得るために
リニアモータ6に必要とされるパワーが相対的に小さく
て済み、これによりリニアモータ6の小型化が図られて
いる。
【0035】図3に示すように、ベース2及び各フォー
ク3,4の上面側の長手方向両端部(但し、図3では片
側端部のみ図示)には、各リニアガイドレール13,1
5,17を支持するためのローラ(カムフォロア)3
7,38,39が設けられている。図4に示すように、
各フォーク3〜5は延出したときに1段下のフォーク2
〜4の上面に固定された1組のリニアガイドブロック1
2,14,16によっては延出方向後端部分でしか支持
されなくなるので、延出方向前寄りでも支持されるよう
にローラ37,38,39を設けている。アッパフォー
ク5に荷Wを載せてフォーク3〜5が延出したときに
は、各フォーク3〜5には延出方向前側に大きな偏荷重
がかかるが、その延出方向前寄りの部位下面が各ローラ
37,38,39によって支持されるので、各フォーク
3〜5は水平に維持される。
【0036】以上詳述したように本実施形態によれば、
以下に示す効果が得られる。 (1)フォーク基板3aに別部品で組付けた可動子8に
リニアガイドレール13を固定し、一方、固定子7にリ
ニアガイドブロック12を固定しているので、固定子7
と可動子8をリニアガイドブロック12とリニアガイド
レール13に対して定位置にそれぞれ位置決めできる。
このため、ベース2とセカンドフォーク3をスライド可
能に連結した際、ベース2やフォーク基板3aの厚み寸
法のばらつきや、ベース2やフォーク基板3aに対する
固定子7や可動子8の組付誤差によらず、固定子7と可
動子8とのギャップを、フォーク長手方向全域において
所望する一定値に合わせ込むことができる。よって、フ
ォーク3〜5のスライド方向の位置によらずいつも安定
な推力が得られる。
【0037】(2)固定子7の歯と可動子8の歯8aと
の配置領域(列設領域)を幅方向両側から挟み込むよう
に、リニアガイドブロック13,15,17とリニアガ
イドレール12,14,16とを配置したので、固定子
7と可動子8との間のギャップを幅方向においてもほぼ
一定の所望値とすることができる。よって、リニアモー
タ6から安定な推力を得ることができる。
【0038】(3)下段側のフォーク2〜4の上面側に
ガイドブロック12,14,15が固定され、上段側の
フォーク3〜5の下面側にリニアガイドレール13,1
5,17が固定されている。よって、延出したときにフ
ォーク3〜5の延出方向後端部分でガイドブロック1
2,14,15によって支持されるので、フォーク3〜
5の延出方向先端側にかかる荷重を支え易い。
【0039】(4)ベース2およびフォーク3〜4の長
手方向両端部にローラ37,38,39を設け、その上
段側(1段上)のフォーク3〜5の下面に固定されたリ
ニアガイドレール13,15,17を支持するようにし
た。従って、荷Wを載せて延出させたときにフォーク3
〜5に延出方向先端側の偏荷重がかかっても、その延出
方向前寄りの部位を各ローラ37,38,39によって
支持されることで各フォーク3〜5を水平に保持するこ
とができる。よって、荷Wを載せて延出したときにも、
固定子7と可動子8とのギャップを一定に維持でき、必
要な推力を安定に得ることができる。また、ローラ3
7,38,39によってリニアガイドレール13,1
5,17を支持する構成としたので、固定子7と可動子
8とのギャップを一定の所望値により一層維持し易い。
【0040】(5)可動子8を鉄製とし、フォーク基板
3aを鉄より比重の小さなアルミ製としたので、セカン
ドフォーク3を軽量にすることができる。また、ベース
2やフォーク4,5の材質もアルミ製としているので、
フォーク3〜5自体の重量を軽量にできる。よって、所
定の推力を得るために必要になるリニアモータ6のパワ
ーを相対的に低減できるので、リニアモータ6を小型に
し、ひいてはフォーク装置1の小型化を図ることができ
る。
【0041】なお、実施の形態は、上記に限定されず以
下のようにも実施できる。 ○ 前記実施形態とは逆に、可動子8にリニアガイドブ
ロック12を固定し、固定子7にリニアガイドレール1
3を固定した構造を採ることができる。この場合、固定
子7に固定されたリニアガイドレール13はベース2の
上面に組付けられることになるが、固定子7はリニアガ
イドレール13に対して位置決めされるので、ベース2
とセカンドフォーク3をスライド可能に連結した際、固
定子7と可動子8とのギャップは所望する一定値にな
る。
【0042】○ 可動子と固定子との両方に、リニアガ
イドレールとリニアガイドブロックが共に一方ずつ固定
されていることに限定されない。固定子と可動子の一方
のみに、リニアガイドレールとリニアガイドブロックの
いずれか一方のみが固定された構成であってもよい。例
えば前記実施形態において、リニアガイドレールをフォ
ーク基板に固定した構造を採ることができる。また、リ
ニアガイドブロックをベースに直接固定した構造を採る
こともできる。これらの構成によっても、フォークに対
する可動子または固定子の組付誤差等に起因する固定子
と可動子のギャップのばらつきを小さく抑えることはで
き、フォーク装置にとって安定な推力を得るうえにおい
て効果はある。
【0043】○ 固定子がセカンドフォーク、可動子が
ベースに取り付けられた構成を採ることもできる。例え
ばベースの上面側に可動子を組付け、セカンドフォーク
の下面側中央部に固定子を組付ける構造とし、例えば可
動子にリニアガイドブロックを固定し、固定子にリニア
ガイドレールを固定するようにしてもよい。
【0044】○ 固定子と可動子を組付ける二枚のフォ
ークは、ベースとセカンドフォークに限定されない。例
えば、セカンドフォークの上面と下面に固定子を設け、
ベースとミドルフォークのセカンドフォークに対する対
向面のそれぞれに可動子を設けた構成とすることができ
る。例えば三段式フォーク装置において実施すれば、ラ
ック・ピニオン機構を無くすことができ、発塵の原因と
なる摺動箇所を無くせるので、例えばクリーンルームで
使用されるフォーク装置に適している。また、四段式フ
ォーク装置の場合、ラック・ピニオン機構を1つ減らす
ことができる。
【0045】これらの構成においても、上段側のフォー
クにリニアガイドレール、下段側のフォークにリニアガ
イドブロックを組付けるようにするとよい。すなわち、
ベースの上面側の可動子の延出部にリニアガイドブロッ
クを固定し、セカンドフォークの下面側の固定子にリニ
アガイドレール、その上面側の固定子にリニアガイドブ
ロックを固定し、さらにミドルフォークの下面側の可動
子の延出部にリニアガイドレールを固定する。このよう
に構成すれば、前記実施形態における(1)〜(4)の
効果を同様に得ることができる。
【0046】○ 可動子はフォーク基板3aとほぼ同じ
長さの一枚の部品であることに限定されない。例えば可
動子をフォークスライド方向に複数分割される複数の可
動子部品から構成してもよい。この構成によれば、可動
子部品の一枚当たりの長さを短くすることができる。例
えば可動子を所望する磁気特性を得るために焼鈍する場
合、サイズが小さいために焼鈍作業がし易くなる。
【0047】また、可動子を複数の可動子部品によって
構成する場合、フォーク3が停止位置にあるとき、各可
動子部品の境界面が固定子7の領域内に対向して位置し
ないように配置する。こうすれば、可動子部品の境界部
分に歯8aのピッチずれが存在したとしても、フォーク
3〜5が停止位置から始動する際に脈動や同期はずれ
(一種の脱調)などが起こる心配がない。また、可動子
部品の使用枚数を選択することで、設定ストロークの異
なるフォーク装置1間で、可動子部品を共通に使用する
ことができる。なお、可動子8を可動子部品で分割する
分割数は、フォーク3〜5の停止位置(原位置と左右延
出位置)の数に合わせた3分割が望ましい。
【0048】○ ローラによって支持される箇所はリニ
アガイドレールに限定されない。例えば、ローラによっ
てフォーク3〜5の下面を支持する構成を採ることもで
きる。
【0049】○ フォーク基板3aの材料はアルミやチ
タンに限定されない。鉄より比重が小さくある程度の剛
性のある金属を使用することができる。また、金属以外
の材料を使用することもでき、例えば繊維強化樹脂(F
RP)を使用することもできる。
【0050】○ リニアモータ6の方式は、SR方式
や、リニアパルスモータ(永久磁石形(PM方式)、可
変リラクタンス形(VR方式))に限定されない。例え
ばリニア誘導モータを使用することもできる。この場
合、可動子は歯のない平板であっても構わない。平板の
可動子であっても、固定子と可動子とのギャップを所望
する一定値となるようにフォークを組付けできる。
【0051】○ 各フォークをスライド連動させる機構
はピニオン・ラック機構に限定されない。チェーンやワ
イヤを使用して各フォーク(セカンドフォーク以上のも
の)をスライド連動させる構造でも構わない。
【0052】○ 多段式フォーク装置は、自動倉庫のス
タッカクレーン、無人搬送車の適用に限定されない。フ
ォーク装置を搭載するその他の荷役装置に広く適用でき
る。例えばステーションなどの定位置で荷の移し替え作
業をする多段式フォーク装置にも適用できる。
【0053】前記実施形態及び別例から把握される請求
項以外の技術的思想を、その効果とともに以下に記載す
る。 (1)請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、前記フ
ォークの対向面において、下段側のフォークにガイドブ
ロックが固定され、上段側のフォークにリニアガイドレ
ールが固定されている。この構成によれば、フォークが
延出したときにフォークの延出方向後端部分でガイドブ
ロックによって支持されるので、フォークの延出方向先
端側にかかる荷重を支え易い。また、下段側のフォーク
の延出方向先端部にローラを設ける構成を採れば、フォ
ークが延出したときに延出方向前寄りの部位下面をロー
ラで支持できるので、延出方向前側に偏荷重がかかった
ときにも、固定子と可動子とのギャップを一定に維持し
易い。
【0054】(2)請求項1又は前記(1)において、
前記リニアガイドレール又は前記リニアガイドブロック
は、前記可動子の幅方向両端部に一対固定されている。
この構成によれば、固定子と可動子とのギャップの幅方
向のばらつきを小さくすることができる。
【0055】(3)請求項2又は前記(1)において、
前記リニアガイドブロックは、前記固定子の幅方向両端
部に一対固定されている。この構成によれば、固定子と
可動子とのギャップの幅方向のばらつきを小さくするこ
とができる。
【0056】(4)請求項3又は前記(1)において、
前記リニアガイドブロックと前記リニアガイドレール
は、前記固定子と前記可動子との幅方向両端部に一対ず
つ固定されている。この構成によれば、固定子と可動子
との間のエアギャップの幅方向のばらつきを小さくする
ことができる。
【0057】(5)請求項1、請求項3及び前記
(2),(4)のいずれかにおいて、前記リニアガイド
レール又はリニアガイドブロックは、前記可動子の歯の
列設方向両側に形成された延出部に一対固定されてい
る。この構成によれば、固定子と可動子のギャップの幅
方向のばらつきを小さく抑えることができる。
【0058】(6)請求項5において、前記ローラは前
記リニアガイドレールを支持している。この構成によれ
ば、フォークが延びたときに先端側に偏荷重がかかって
も固定子と可動子のギャップを一定に一層維持し易い。
【0059】(7)請求項5又は前記(6)において、
前記ローラは、ガイドブロックが設けられたフォークの
上面側において移動方向両端部に設けられている。この
構成によれば、フォークがスライド方向のどちらへ延び
たときにも、先端側にかかる偏荷重によらず、固定子と
可動子のギャップを一定に維持し易い。
【0060】(8)請求項4において、前記可動子は鉄
製で、前記フォーク基板は鉄より比重の小さい材料から
なる。この構成によれば、可動子の材料として鉄を使用
したときでもフォークの軽量化を図ることができる。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、可動子にリニアガイドレールとリニアガイ
ドブロックとのうち一方を固定したため、フォークに対
する可動子の組付誤差等によらず、固定子と可動子との
ギャップがほぼ一定の所望値になるように組付けでき、
フォークの安定な推力を得ることができる。
【0062】請求項2に記載の発明によれば、固定子に
リニアガイドブロックを固定したため、フォークに対す
る固定子の組付誤差等によらず、固定子と可動子とのギ
ャップがほぼ一定の所望値になるように組付けでき、フ
ォークの安定な推力を得ることができる。
【0063】請求項3に記載の発明によれば、固定子と
可動子の一方ずつに、リニアガイドレールとリニアガイ
ドブロックの両方を固定したため、フォークに対する固
定子と可動子のそれぞれの組付誤差等によらず、固定子
と可動子とのギャップがほぼ一定の所望値になるように
組付けでき、フォークの安定な推力を得ることができ
る。
【0064】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項3のいずれかの発明の効果に加え、可動子が組
付けられたフォーク基板が、可動子の材料より比重の小
さな材料からなるので、可動子を有するフォークを軽量
にできて必要な動力の低減を図れ、リニアモータの小型
化、ひいては多段式フォーク装置の小型化を図ることが
できる。
【0065】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項4のいずれかの発明の効果に加え、フォークが
延出したとき上段側のフォークが下段側のフォークに設
けられたリニアガイドブロックとローラとによって支持
されるので、延出したときにも延出方向前側の偏荷重に
拘わらず、固定子と可動子とのギャップを一定に維持で
き、安定な推力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態における多段式フォーク装置の正断
面図。
【図2】セカンドフォークの裏面を示す斜視図。
【図3】多段式フォーク装置の延出状態を示す斜視図。
【図4】多段式フォーク装置の延出状態を示す模式側断
面図。
【符号の説明】
1…多段式フォーク装置、2…フォークとしてのベー
ス、3…フォークとしてのセカンドフォーク、3a…フ
ォーク基板、4…フォークとしてのミドルフォーク、5
…フォークとしてのアッパフォーク、6…リニアモー
タ、7…固定子、8…可動子、8c…延出部、12…リ
ニアガイドブロック、13…リニアガイドレール、3
7,38,39…ローラ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のフォークを備え、そのうち少な
    くとも二枚の対向面にリニアモータの固定子と可動子と
    が組付けられている多段式フォーク装置において、 前記固定子と可動子がそれぞれが組付けられた少なくと
    も二枚のフォークを、リニアガイドレールとリニアガイ
    ドブロックとを使用してスライド可能に連結し、前記リ
    ニアガイドレールと前記リニアガイドブロックとの一方
    が前記可動子に固定されている多段式フォーク装置。
  2. 【請求項2】 複数枚のフォークを備え、そのうち少な
    くとも二枚の対向面にリニアモータの固定子と可動子と
    が組付けられている多段式フォーク装置において、 前記固定子と可動子がそれぞれが組付けられた少なくと
    も二枚のフォークを、リニアガイドレールとリニアガイ
    ドブロックとを使用してスライド可能に連結し、前記リ
    ニアガイドブロックが前記固定子に固定されている多段
    式フォーク装置。
  3. 【請求項3】 複数枚のフォークを備え、そのうち少な
    くとも二枚の対向面にリニアモータの固定子と可動子と
    が組付けられている多段式フォーク装置において、 前記固定子と可動子がそれぞれが組付けられた少なくと
    も二枚のフォークを、リニアガイドレールとリニアガイ
    ドブロックとを使用してスライド可能に連結し、前記リ
    ニアガイドレールと前記リニアガイドブロックは、前記
    固定子と前記可動子との一方ずつに固定されている多段
    式フォーク装置。
  4. 【請求項4】 前記可動子が組付けられたフォーク基板
    は、該可動子の材料より比重の小さな材料からなる請求
    項1〜請求項3のいずれか一項に記載の多段式フォーク
    装置。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも二枚のフォークの対向面
    において、下段側のフォークに前記リニアガイドブロッ
    クが固定され、上段側のフォークに前記リニアガイドレ
    ールが固定されており、前記リニアガイドブロックを備
    えるフォークには、延出方向側の端部に、その上段側の
    フォークを支持するローラが設けられている請求項1〜
    請求項4のいずれか一項に記載の多段式フォーク装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101128625B1 (ko) * 2004-12-14 2012-03-27 가부시키가이샤 다이후쿠 슬라이드식의 포크 장치
KR101547323B1 (ko) 2013-02-18 2015-08-25 에버테크노 주식회사 오버헤드 호이스트 이송장치의 슬라이드 유닛
CN107473138A (zh) * 2017-10-18 2017-12-15 荆门创佳机械科技有限公司 一种直线电机驱动的叉车货叉调距装置
CN112996442A (zh) * 2018-11-19 2021-06-18 专用成像有限责任公司 用于成像系统的平移驱动系统

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