JPH01145227A - フルタイム4輪駆動車の後輪変速装置 - Google Patents
フルタイム4輪駆動車の後輪変速装置Info
- Publication number
- JPH01145227A JPH01145227A JP30210087A JP30210087A JPH01145227A JP H01145227 A JPH01145227 A JP H01145227A JP 30210087 A JP30210087 A JP 30210087A JP 30210087 A JP30210087 A JP 30210087A JP H01145227 A JPH01145227 A JP H01145227A
- Authority
- JP
- Japan
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- turning angle
- speed change
- wheels
- change gear
- right rear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000008859 change Effects 0.000 title claims abstract description 12
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 23
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 6
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 6
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 6
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、フルタイム4輪駆動(4WD)車の後輪変
速装置に関するものである。
速装置に関するものである。
(従来の技術)
一般に、通常は2輪駆動(2WD)で走り、必要に応じ
て4輪駆動(4WD)に切り換える方式のパートタイム
4輪駆動(4WD)車においては、滑りにくい一般道路
を走る際に、カーブで外側にふくらむ傾向が強くなった
り、低速でタイトコーナー(半径の小さな急カーブ)を
曲がろうとする時に1前後輪の回転差が生じても吸収で
きないことに起因したブレーキング現象(ブレーキがか
かったように感する現象)や、スピン現象が起こるもの
である。
て4輪駆動(4WD)に切り換える方式のパートタイム
4輪駆動(4WD)車においては、滑りにくい一般道路
を走る際に、カーブで外側にふくらむ傾向が強くなった
り、低速でタイトコーナー(半径の小さな急カーブ)を
曲がろうとする時に1前後輪の回転差が生じても吸収で
きないことに起因したブレーキング現象(ブレーキがか
かったように感する現象)や、スピン現象が起こるもの
である。
これに対して常に4輪を駆動し続けるフルタイムの4輪
駆動(4WD)車では、常に4輪を駆動するのが前提と
なっているから、上記のような現象が発生しないように
、カーブを曲がるときの前後の車輪の回転の差を自動的
に調節する機構であるビスカスカップリングと呼ばれる
装置などが最近、組込み使用されてきているようになっ
ている。
駆動(4WD)車では、常に4輪を駆動するのが前提と
なっているから、上記のような現象が発生しないように
、カーブを曲がるときの前後の車輪の回転の差を自動的
に調節する機構であるビスカスカップリングと呼ばれる
装置などが最近、組込み使用されてきているようになっ
ている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしてこのビスカスカップリング装置は、粘度の高い
オイルを多数の円盤状のプレートを収めた円筒形のケー
スに密封したもので、前後の車輪の回転差をオイルの粘
性により調節する仕組みになっており、如何にもコンパ
クトでコスト的にも安価であるなどのメリットはある。
オイルを多数の円盤状のプレートを収めた円筒形のケー
スに密封したもので、前後の車輪の回転差をオイルの粘
性により調節する仕組みになっており、如何にもコンパ
クトでコスト的にも安価であるなどのメリットはある。
ところがこのドルコンバータともいえるビスカスカップ
リングは1回転数を逃がし吸収するだけの装置であるた
め、トルク負荷が加わり、おのずとトルクの減退劣化を
招く大きな問題点があり、またハイパワーになると、常
に安定した感度の良い鋭敏な機能が果せなくなるおそれ
があった。
リングは1回転数を逃がし吸収するだけの装置であるた
め、トルク負荷が加わり、おのずとトルクの減退劣化を
招く大きな問題点があり、またハイパワーになると、常
に安定した感度の良い鋭敏な機能が果せなくなるおそれ
があった。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
で1次のように構成されている。
で1次のように構成されている。
即ち、この発明は、ステアリング装置系に設けられた旋
回角度検出部と、プロペラシャフトによる回転を左右の
後車軸に夫々伝える多数の左右後車軸変速歯車伝動機構
群及び該左右後車軸変速歯車伝動機構を夫々選択的に連
結するための前記旋回角度検出部の指令で作用する連結
装置でなる左右後車輪多段変速装置とからなり、前車輪
の旋回角度に速かに応動して左右後車輪を個々に変速さ
せて前後輪の回転差を自動的に調節することを特徴とす
るフルタイム4輪駆動車の後輪変速装置である。
回角度検出部と、プロペラシャフトによる回転を左右の
後車軸に夫々伝える多数の左右後車軸変速歯車伝動機構
群及び該左右後車軸変速歯車伝動機構を夫々選択的に連
結するための前記旋回角度検出部の指令で作用する連結
装置でなる左右後車輪多段変速装置とからなり、前車輪
の旋回角度に速かに応動して左右後車輪を個々に変速さ
せて前後輪の回転差を自動的に調節することを特徴とす
るフルタイム4輪駆動車の後輪変速装置である。
次にこの発明装置の実施の一例を以下図面について詳し
く説明する。
く説明する。
先ず1はエンジン、2は左前車輪、3は右前車輪、4は
フロントデフ、また5は自在接手である。
フロントデフ、また5は自在接手である。
そして6は、自動車の進行方向を制御する操向装置、即
ち前車輪を旋回させるステアリング装置で。
ち前車輪を旋回させるステアリング装置で。
該ステアリング装置6系の適宜の位置に、前車輪2.3
の旋回角度θを検出して処理部27に信号を発する旋回
角度検出部26が設けられている。
の旋回角度θを検出して処理部27に信号を発する旋回
角度検出部26が設けられている。
7はプロペラシャフトで、左、右後車輪多段変速装置A
に連結されている。8,9は左、右後車輪である。10
.11はプロペラシャフト7側からかさ歯車14.16
伝動機構、かさ歯車15,17伝動機構を介して駆動さ
れる左、右主動軸、また12.13は該左右主動軸10
.11と夫々平行な対応する左、右従動軸である。そし
て上記の左主動軸10.左従動軸12及び右主動軸11
.右従動軸13には、夫々対応する位置において噛合す
る等速比(ノーマル)を含む各種変速比の多数の左後車
軸変速歯車伝動機構18a、 18b、 18c、・・
・及び右後車軸変速歯車伝動機構19a、19b。
に連結されている。8,9は左、右後車輪である。10
.11はプロペラシャフト7側からかさ歯車14.16
伝動機構、かさ歯車15,17伝動機構を介して駆動さ
れる左、右主動軸、また12.13は該左右主動軸10
.11と夫々平行な対応する左、右従動軸である。そし
て上記の左主動軸10.左従動軸12及び右主動軸11
.右従動軸13には、夫々対応する位置において噛合す
る等速比(ノーマル)を含む各種変速比の多数の左後車
軸変速歯車伝動機構18a、 18b、 18c、・・
・及び右後車軸変速歯車伝動機構19a、19b。
19c、・・・が夫々装着されている。なお上記の左。
右後車軸変速歯車伝動機構18a、18b、〜、19a
、19b、 〜では、左右主動軸10.11側の各歯車
は夫々遊嵌され1反対に左、右従動軸12.13側の各
歯車は夫々楔止されているものである。そして上記左右
主動@10.11側の各歯車を夫々軸に固定させる装置
、例えば電磁クラッチ、油圧クラッチ、磁気クラッチな
どでなる装置、即ち上記左右後車軸変速歯車伝動機構1
8a。
、19b、 〜では、左右主動軸10.11側の各歯車
は夫々遊嵌され1反対に左、右従動軸12.13側の各
歯車は夫々楔止されているものである。そして上記左右
主動@10.11側の各歯車を夫々軸に固定させる装置
、例えば電磁クラッチ、油圧クラッチ、磁気クラッチな
どでなる装置、即ち上記左右後車軸変速歯車伝動機構1
8a。
18b、18c、−,19a、19b、19c。
・・・を夫々選択的に連結するための前記旋回角度検出
部26の指令で作用する連結表a20a、20b、20
c、=−,21a、21b、21ct ”’が左、右主
動軸10.11側に夫々設けられていて左、右後車輪多
段変速装置Aを構成している。なお、左、右従動軸12
.13は、夫々歯車伝動機構24.25を介して左、右
後車軸22.23に夫々個別的に連結されている。そし
てこの発明では、前車輪の旋回角度に速かに応動して左
右後車輪を個々に変速させて前後転の回転差を自動的に
調節することを特徴とするものである。なお旋回角度検
出部26としては、例えばリミットスイッチなどの電気
式のものなどを始め各種のものが使用できる。
部26の指令で作用する連結表a20a、20b、20
c、=−,21a、21b、21ct ”’が左、右主
動軸10.11側に夫々設けられていて左、右後車輪多
段変速装置Aを構成している。なお、左、右従動軸12
.13は、夫々歯車伝動機構24.25を介して左、右
後車軸22.23に夫々個別的に連結されている。そし
てこの発明では、前車輪の旋回角度に速かに応動して左
右後車輪を個々に変速させて前後転の回転差を自動的に
調節することを特徴とするものである。なお旋回角度検
出部26としては、例えばリミットスイッチなどの電気
式のものなどを始め各種のものが使用できる。
(作用)
図面において、今ハンドルを右に切って右旋回する際、
該旋回時では、前車輪の回転数は夫々比率で1となる。
該旋回時では、前車輪の回転数は夫々比率で1となる。
そして右後車輪の回転数は小となり、左後車輪の回転数
はやや大となる。よって前後輪に回転差を生ずるもので
ある。しかしてこの時、本発明では、前車輪の旋回角度
θが旋回角度検出部26で検出されて処理部27に信号
が送られ、直ちに左右後車輪多段変速装置Aの連結装置
を作用せしめて迅速に左右後車輪を個々に変速させ、前
後輪の回転差を吸収するものである。
はやや大となる。よって前後輪に回転差を生ずるもので
ある。しかしてこの時、本発明では、前車輪の旋回角度
θが旋回角度検出部26で検出されて処理部27に信号
が送られ、直ちに左右後車輪多段変速装置Aの連結装置
を作用せしめて迅速に左右後車輪を個々に変速させ、前
後輪の回転差を吸収するものである。
(発明の効果)
この発明装置では、成上のように旋回角度検出部の指令
で作用する左右後車軸多段変速装置によって前車輪の旋
回角度に速かに応動して左右後車輪を個々に変速させる
もので、後輪のトルク負荷をなくして、従ってトルクの
減退を抑止させてきわめて迅速、鋭敏に左右後輪を変速
させることができ、トルクを落すことなく、前後輪の回
転差を吸収してブレーキング現象やスピン現象を防遮で
きる優れた効果がある。
で作用する左右後車軸多段変速装置によって前車輪の旋
回角度に速かに応動して左右後車輪を個々に変速させる
もので、後輪のトルク負荷をなくして、従ってトルクの
減退を抑止させてきわめて迅速、鋭敏に左右後輪を変速
させることができ、トルクを落すことなく、前後輪の回
転差を吸収してブレーキング現象やスピン現象を防遮で
きる優れた効果がある。
またこの発明装置では、ハイパワーになっても常に変ら
ない安定した感度の機能が得られる効果がある。
ない安定した感度の機能が得られる効果がある。
図面はこの発明装置の実施例を示すもので、第1図は概
要部説明の平面図、第2図は制御系のブロック図である
。 1・・・エンジン、2・・・左前車輪、3・・・右前車
輪。 4・・・フロントデフ、5・・・自在接手、6・・・ス
テアリング装置、7・・・プロペラシャフト、8・・・
左後車輪、9・・・右後車輪、10・・・左主動軸、1
1・・・右主動軸。 12・・・左従動軸、13・・・右従動軸、14,15
゜16.17・・・かさ歯車、18a、18b、18c
。 ・・・左後車軸変速歯車伝動機構、19a、19b。 19c、・・・右後車軸変速歯車伝動機構、20a。 20b、20cm連結装置、21a、21b、21c・
・・連結装置、22・・・左後車軸、23・・・右後車
軸、24.25・・・歯車伝動機構、26・・・旋回角
度検出部、27・・・処理部、A・・・左右後車輪多段
変速装置、θ・・・旋回角度、
要部説明の平面図、第2図は制御系のブロック図である
。 1・・・エンジン、2・・・左前車輪、3・・・右前車
輪。 4・・・フロントデフ、5・・・自在接手、6・・・ス
テアリング装置、7・・・プロペラシャフト、8・・・
左後車輪、9・・・右後車輪、10・・・左主動軸、1
1・・・右主動軸。 12・・・左従動軸、13・・・右従動軸、14,15
゜16.17・・・かさ歯車、18a、18b、18c
。 ・・・左後車軸変速歯車伝動機構、19a、19b。 19c、・・・右後車軸変速歯車伝動機構、20a。 20b、20cm連結装置、21a、21b、21c・
・・連結装置、22・・・左後車軸、23・・・右後車
軸、24.25・・・歯車伝動機構、26・・・旋回角
度検出部、27・・・処理部、A・・・左右後車輪多段
変速装置、θ・・・旋回角度、
Claims (1)
- ステアリング装置系に設けられた旋回角度検出部と、
プロペラシャフトによる回転を左右の後車軸に夫々伝え
る多数の左右後車軸変速歯車伝動機構群及び該左右後車
軸変速歯車伝動機構を夫々選択的に連結するための前記
旋回角度検出部の指令で作用する連結装置でなる左右後
車輪多段変速装置とからなり、前車輪の旋回角度に速か
に応動して左右後車輪を個々に変速させて前後輪の回転
差を自動的に調節することを特徴とするフルタイム4輪
駆動車の後輪変速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30210087A JPH01145227A (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | フルタイム4輪駆動車の後輪変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30210087A JPH01145227A (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | フルタイム4輪駆動車の後輪変速装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01145227A true JPH01145227A (ja) | 1989-06-07 |
Family
ID=17904930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30210087A Pending JPH01145227A (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | フルタイム4輪駆動車の後輪変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01145227A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57209472A (en) * | 1981-06-18 | 1982-12-22 | Yamaha Motor Co Ltd | Differential steering device of caterpillar vehicle |
JPS6294421A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-30 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両の後輪駆動装置 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP30210087A patent/JPH01145227A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57209472A (en) * | 1981-06-18 | 1982-12-22 | Yamaha Motor Co Ltd | Differential steering device of caterpillar vehicle |
JPS6294421A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-30 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両の後輪駆動装置 |
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