JPH01144455A - 配向ポリエステル系アロイフィルム - Google Patents

配向ポリエステル系アロイフィルム

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JPH01144455A
JPH01144455A JP30363587A JP30363587A JPH01144455A JP H01144455 A JPH01144455 A JP H01144455A JP 30363587 A JP30363587 A JP 30363587A JP 30363587 A JP30363587 A JP 30363587A JP H01144455 A JPH01144455 A JP H01144455A
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polyester
glycol
general formula
alloy film
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JP30363587A
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English (en)
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Katsuro Kuze
勝朗 久世
Yasuo Yoshinaka
吉中 安生
Tsutomu Isaka
勤 井坂
Toshihiro Yamashita
敏弘 山下
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は耐熱性および透明性に優れた配向ポリエステル
系アロイフィルムに関するものであり、被覆包装や結束
包装の為の熱収縮用フィルムとして用いた場合には良好
な熱収縮特性を示すアロイフィルムに関するものである
[従来の技術] ポリエステルとりわけポリエチレンテレフタレートは、
その優れた物理的及び化学的諸特性の故に、la雑用、
フィルム用および成形用等の広い分野で有用な材料とし
て用いられている。なかでもフィルム用としては包装用
、写真用、コンデンサー用、磁気テープ用およびフロッ
ピーディスク用等として広く用いられている。
上記ポリエステル系フィルムは汎用フィルムの中では耐
熱性の高いものとされているが、市場要求の高度化にと
もない耐熱性や透明性により優れたものが強く要望され
ている。
また被覆包装や結束包装の為の熱収縮用フィルムとして
用いる場合には良好な熱収縮性が要求され、熱収縮性フ
ィルム分野においてはポリエステル系フィルムはポリ塩
化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレンあるいは塩酸ゴ
ム等の熱収縮フィルムにくらべて熱収縮速度が大き過ぎ
るいう問題があった。熱収縮速度が大きいとフィルムの
収縮斑が発生し商品価値を大幅に低下させる。たとえば
悪用のシュリンクラベルとして用いた場合は収縮速度が
大きすぎると収縮率が最も高くなる肩部に収縮斑が集中
し、かつ内部からの空気の逃げがスムーズに進行せずシ
ール部に気泡をかみこむ等の問題が発生する。このよう
な収縮斑が発生すると印刷の濃度斑につながり製品の美
感を著しく低下させる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記した事情に鑑み、本発明においては耐熱性と透明性
に優れ、さらに熱収縮フィルムとして使用した場合の熱
収縮特性にも優れたポリエステル系アロイフィルムにつ
いて検討した。
[問題点を解決する為の手段] 上記問題点を解決することのできた本発明とはポリエス
テルを構成するグリコール成分の一部または全部として
一般式(1) %式%(1) [R1,R2は水素または互いに結合して環を形成して
いても良い低級アルキルキル基、R3゜R4は水素また
は低級アルキルキル基、k、 J!は1〜5の整数、m
、nは0〜4の整数]で示されるグリコールを用いたポ
リエステルと、一般式(2) %式%(2) [AI 、A2は同一または異なった芳香族残基、いて
も良い)、−0−1−3O2−1−C−1CF! 星 −5−1−〇−よりなる群から選ばれた結合CF3 基であり、rは0または1] で示される構造単位のポリカーボネートを含んだことを
構成要旨とするものであり、第3成分としてポリエチレ
ンテレフタレートを含んだ配向ポリエステル系アロイフ
ィルムも同様の作用効果を有する。また上記配向ポリエ
ステル系アロイフィルムにおいてポリエステルを構成す
る酸成分が主にテレフタル酸でありグリコール成分のう
ち前記−般式(1) で示されるグリコールが10%以
上のものは特に優れた特性を有する。
[作用] 本発明のポリエステル系アロイフィルムにおけるポリエ
ステルを構成するグリコール成分の一部または全部とし
て一般式(1) [R1,R2は水素または互いに結合して環を形成して
いても良い低級アルキルキル基、R3゜R4は水素また
は低級アルキルキル基、k、βは1〜5の整数、m、n
はO〜4の整数]で示されるグリコールを用いるが(1
)式においてR1、R2、R3、R4で示される低級ア
ルキルとしてはメチル、エチル、プロピル、ブチル、イ
ソプロピル、ペンチル、ヘキシル等が例示される。モし
て該グリコールとしてはたとえば2゜2−ビス(4二β
−ヒドロキシエトキシフェニル)プロパン、2.2−ビ
ス(4−β−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパ
ン、2.2−ビス(4−β−ヒドロキシ−3,5−ジメ
チルフェニル)プロパン、2.2−ビス(4−β−ヒド
ロキシ−3−エチルフェニル)プロパン、2.2−ビス
(3−β−ヒドロキシフェニル)プロパン、1.1−ビ
ス(4−β−ヒドロキシエトキシフェニル)プロパン、
ビス(4−βヒドロキシフェニル)メタン、ビス(3−
β−ヒドロキシフェニル)メタン等あるいは2.2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1.1−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)メタン等のビスフェノール誘導体の各
ヒドロキシ基に対してエチレンオキサイドを5モル%ま
で付加したジオール等が挙げられる。
またポリエステルを形成するグリコール成分の一部また
は全部として前記一般式(1)で示されるグリコールを
用いたポリエステル[以下便宜上一般式(1)で示され
るグリコール変性ポリエステルと記す]の酸成分として
は、テレフタル酸、イソフタル酸、P−β−オキシエト
キシ安息香酸、2゜6−ナフタレンジカルボン酸、4.
4°−ジカルボキシルジフェニル、4,4°−ジカルボ
キシルベンゾフェノン、ビス(4−カルボキシルフェニ
ル)エタン、アジピン酸、セバシン酸、5−ナトリウム
スルホイソフタル酸、シクロヘキサン−1,4−ジカル
ボン酸等のジカルボン酸成分が示され、一方一般式(1
)で示されるグリコール以外のグリコール成分としては
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジ
オール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコー
ル、シクロヘキサンジメタツール、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレン
ゲリコール等のグリコール成分が例示され、本発明の効
果を妨げない範囲で用いることができる。尚p−オキシ
安息香酸などのオキシカルボン酸成分等を使用すること
もできる。これら例示したもののうち特に好ましいのは
テレフタル酸やエチレングリコール等である。この他共
重合成分として少量のアミド結合、ウレタン結合、エー
テル結合、カーボネート結合等を含有または形成する化
合物を含んでいてもよい。
上記成分により合成される一般式(1)で示されるグリ
コール変性ポリエステルの製造法としては、芳香族ジカ
ルボン酸とグリコールとを直接反応させるいわゆる直接
重合法、芳香族ジカルボン酸のジメチルエステルとグリ
コールとをエステル交換反応させるいわゆるエステル交
換法など任意の製造法を適用することができる。また重
合度は特に制限はないが実用上好ましいのはフェノール
/テトラクロルエタン(3/2)の混合溶媒で測定した
場合の極限粘度が0.4以上のものが好適である。
本発明において用いられるポリカーボネートは一般式(
2)で示される構造単位のポリカーボネートである。
−EO−A’  (x)r A” −o−C+  −・
−(2)ここでA I 、 A2は同一または異なった
芳香族ていても良い)、−0−1−SO7−1−C−1
FS −5−1−C−よりなる群から選ばれた結合基CF。
であり、rはOまたは1である。上記式においてR5,
R8で示される低級アルキル基としては前記R1〜R4
の低級アルキル基として例示したものがそのまま用いら
れる。
該ポリカーボネートは下記ビスフェノール化合物とホス
ゲンとの反応あるいはジフェニールカーボネートとのエ
ステル交換反応によって製造される。
HO−A’ −X−A’ −OH ここでA I 、 A 2およびXは前記した構造を有
するものである。
該ビスフェノール化合物として具体的には2゜2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)スルホン、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ケトン、2.2−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)へキサフルオロプロパ
ン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)チオエーテル、4
.4°−ジヒドロキシビフェニール、2.2−ビス(4
−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)プロパン、
2.2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェ
ニル)プロパン、2.2−ビス(4−ヒドロキシ−3,
5−ジブロモフェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキ
シ−3,5−ジメチルフェニル)スルホン、ビス(4−
ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)スルホン等が
挙げられる。
上記した反応で得られるポリカーボネートの重合度は、
0−クロロフェノールを溶剤として用いる場合の極限粘
度において0.4以上であることが好ましい。
前記一般式(1)で示されるグリコール変性ポリエステ
ルとポリカーボネートを含有するポリエステル系アロイ
フィルムは耐熱性、透明性および熱収縮特性に優れたも
のであるが、第3成分としてポリエチレンテレフタレー
トを含有するものも同様な作用効果を有する。該ポリエ
チレンテレフタレートはエチレングリプールとテレフタ
ル酸の重合物でその製造方法や重合度は前記一般式(1
)で示されるグリコール変性ポリエステルと同様である
前記一般式(1)で示されるグリコール変性ポリエステ
ルとポリカーボネートあるいはさらにポリエチレンテレ
フタレートとの混合割合やそれぞれの共重合体を構成す
る成分割合等は任意であるが、一般式(1)で示される
グリコール変性ポリエステルを構成するグリコール成分
のうち一般式(1)で示されるグリコールの含有比は、
10モル%(最終混合組成物に対しては5モル%)以上
、特に20モル%(同10モル%)以上が好ましい。尚
一般式(1)で示されるグリコール量が10モル%(同
5モル%)未満では一般式(1)で示されるグリコール
変性ポリエステルとポリカーボーネートとの相溶性が不
十分となり、たとえば配向成形をした時に成形物の透明
性が低下するので好ましくない。
一般式(1)で示されるグリコール変性ポリエステルと
ポリカーボネートあるいはさらにポリエチレンテレフタ
レートとの混合方法も特に限定されない。たとえば、チ
ップ状で所定量混合し溶融混練する方法を採ってもよい
し、また各ポリマーを夫々必要に応じて乾燥した後溶融
し、それぞれ所定量を計量混合し、たとえばエクストル
ーダー等で混練する方法を採ってもよい。その際、添加
剤例えば安定剤、顔料、充填剤、補強剤、滑剤等を添加
してもかまわない。これらの添加剤は、一般式(1)で
示されるグリコール変性ポリエステル。
ポリカーボネートあるいはポリエチレンテレフタレート
の製造工程で添加してもさしつかえない。
かかる組成物を用いて配向フィルムを形成させるための
延伸法は遂次2軸延伸、同時2軸延伸。
1軸延伸或はこれらの組合せ等で行われる。又本発明フ
ィルムに対しては例えば縦1軸、横1軸。
縦横2軸等の延伸を行うが、特に2軸延伸では縦横方向
の延伸は、どちらか一方を先に行う遂次2軸延伸が有効
であり、その順序はどちらが先でもよい。また2段以上
の多段で延伸してもかまわない。尚同時2軸延伸法を行
うときはその延伸順序が縦横同時、縦先行、横先行のど
ちらでもよい。
延伸手段についても特段の制限はなく、ロール延伸、長
間陣延伸、テンター延伸等の方法が適用され、又形状面
においてもフラット状、チューブ状等の如何は問わない
延伸温度はガラス転穆温度よりも10℃高い温度から1
フO℃までの範囲で行うのが好ましい。
遂次2軸延伸法で行う場合は第1段目と第2段目以降と
の延伸温度を変化させて行ってもかまわない。
延伸倍率は任意に設定することができる。2軸延伸法に
おける面積延伸倍率(縦方向延伸倍率×横方向延伸倍率
)は2.5〜20倍が好ましい。
特定方向に大きく収縮する熱収縮性フィルムを形成する
時は縦、横それぞれの延伸倍率を変えることにより達成
できる。たとえば一方向に2.5〜7.0倍、好ましく
は3.0〜6.0倍に延伸し、該方向と直角方向に1.
0〜2.0倍、好ましくは1.1〜1.8倍に延伸する
。最初の方向への延伸は高い熱収縮率を得るために行わ
れるものであり、最初の方向と直角方向への延伸は、最
初の方向に延伸されたフィルムの耐衝撃性や引裂抵抗性
の悪さを解決するのに極めて有効である。しかしながら
最初の方向と直角方向に2.0倍を超えて延伸すると、
主収縮方向(最初の方向)と直角方向の熱収縮も大きく
なり過ぎ、仕上がりが波打ち状となる。この波打ちを抑
えるには、主収縮方向と直角方向の熱収縮率を15%以
下、好ましくは8乃至9%以下、更に好ましくは7%以
下とすることが推奨される。
熱固定温度は特に限定されず任意に選ぶことができる。
非熱収縮性フィルムの場合は170〜240℃が推奨さ
れる。また熱固定処理は伸張下、無張力下のいずれで実
施してもよい。
熱収縮性フィルムを形成する時には夏季等の高温下の寸
法変化を防止する為に、30〜150℃の加熱ゾーンを
、約1秒から30秒間通すことが推奨される。又かかる
処理の前後どちらか一方又は両方で最高70%迄の伸張
をかけてもよい。特に主収縮方向に伸張し、非収縮方向
(主収縮方向に対して直角方向)には緩和させるのが良
く、該直角方向への伸張は行わない方が良い。該熱収縮
フィルムの場合は120℃における主収縮方向への熱収
縮率が30%以上のものでなければならない。30%未
満であると異形被包装物の表面に添えて熱収縮させたと
きに各部に必要な収縮を達成することができない、上限
については90%が妥当である。
本発明フィルムは透明性にすぐれかつ耐熱性にすぐれて
いるので、耐熱性や透明性が強く要望されている電気絶
縁材料の電気、電子分野や情報記録分野等でも好適に用
いることができる。また熱収縮フィルム用に展開した場
合は透明性にすぐれ、かつ良好な熱収縮特性を有するの
で、たとえば被覆包装や結束包装において美麗でかつ強
固な包装状態を与えることができ広範な分野において優
れた利用価値を発揮することができる。
[実施例] まず実施例中で用いた測定法を以下に示す。
(1)極限粘度(IV)の測定 フェノール/テトラクロロエタン(3/2)混合溶媒を
用いて30℃で測定した。
(2)フィルムヘイズ 直読へイズメーター(東洋精機社製)で測定した。
(3)フィルムの耐熱性 加熱テンシロンを用い10℃おきに引張強度を測定し、
常温の50%になる温度をもって耐熱温度とした。
(4)フィルムの熱収縮率 サンプル標線間を200mmにとり、フィルムを幅j5
mmに切断して120℃の熱風を用いて1分間加熱し、
標線間長さを測定して求めた。
(5)フィルムの熱収縮速度 熱収縮測定と同様のサンプルを用い、70〜105℃ま
での範囲を5℃ピッチで熱収縮率測定と同様゛の方法で
各温度の熱収縮率を求めた。
各測定温度と熱収縮率の関係を図にプロットし熱収縮率
が20〜50%範囲の変化率を直線近似で求め%/10
℃の単位で表示した。このようにして求めた熱収縮速度
としては5〜40%/10℃のものが実用的である。特
に10〜30%/10℃のものが特に好ましい。
亙p± (1)共重合ポリエステルの製造法 テレフタル酸581部、エチレングリコール406部、
2.2−ビス(4−β−ヒドロキシエトキシフェニル)
プロパン332部、トリエチルアミン0.16部および
3酸化アンチモン0.23部を撹拌機、蒸留塔及び圧力
調整器を備えたステンレス製オートクレーブに仕込み、
窒素置換後加圧してゲージ圧2.5 kg/cln’に
保ち250℃で生成する水を蒸留塔の頂部より連続的に
除去しながらエステル化反応を行った。反応開始後12
0分経過してから放圧し、エステル化率が97%の生成
物を得た。
得られたエステル化生成物を250℃の重縮合反応器に
移し、30分を要して285℃まで昇温しつつ反応系の
圧力を徐々に下げて0.05mm1gとし更に同温、同
圧で約80分間重縮合反応を行った。得られたポリマー
の極限粘度は0.723であった。−またNMRで測定
した結果、ポリエステル中の2.2−ビス(4−β−ヒ
ドロキシエトキシフェニル)プロパン量は50モ(2)
配向フィルムの製造法 前記(1)で製造した共重合ポリエステル樹脂70部と
ポリカーボネート樹脂[レキサン■141:2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニール)プロパンをビスフェノ
ール化合物としたポリカーボネート、エンジニアリング
プラスチック(株)製]30部とをチップ状態で混合し
、290℃で溶融押出し、未配向のシートを得た。該シ
ートを125℃で縦方向に3.5倍。
130℃で横方向に39倍延伸した後230℃で熱処理
して20μmの2軸延伸フイルムを得た。得られた2軸
延伸フイルムの物性値を第1表に示す。該2軸延伸フイ
ルムは透明性および耐熱性に優れており高゛品買である
嵐蚊■ユ 共重合ポリエステルとしてポリエチレンテレフタレート
を用いる以外実施例1と同様の方法で得た2軸延伸フイ
ルムの物性値を第1表に示す。
本比較例で得られたフィルムはヘイズが極めてる。
比IL主 ポリカーボネートをブレンドしない以外実施例1と同じ
方法で得た2軸延伸フイルムの物性値を第1表に示す。
本比較例で得たフィルムは透明性は良好であるが耐熱性
が劣る。
匿暖孤1 ポリエチレンテレフタレート100%を用い実施例1と
同様にして得た2軸延伸フイルムの物性値を第1表に示
す。本比較例で得たフィルムは透明性は良好であるが耐
熱性が劣る。
夫i孤に二 ′ 種々の共重合成分からなるポリエステルを用い実施例1
と同様にして得た2軸延伸フイルムの物性値を第1表に
示す。
いずれの実施例で得られたフィルムも透明性および耐熱
性に優れており高品質であった。
去J1辻旦 実施例1と同様の方法で得た未配向フィルムを縦方向に
1.2倍延伸し、次いで横方向に4.1倍延伸した。更
に約20%横方向の伸張下で冷却し40μmの延伸フィ
ルムを得た。得られた延伸フィルムの物性値を第2表に
示す。
本実施例で得られたフィルムは優れた熱収縮特性を有し
ておりかつ透明性も良好であり高品質であった。瓶のシ
ュリンクラベル用としての実用性テストにおいても収縮
斑や印刷の濃度斑の発生がなく美感のすぐれた製品が得
られた。
比較例4 実施例6の方法において共重合ポリエステルとしてポリ
エチレンテレフタレートを用いる以外実施例6と同様の
方法で得た延伸フィルムの物性値を第2表に示す。
本比較例で得られたフィルムは優れた熱収縮速度を有し
ているが、透明性が極めて悪く実用性に劣るものである
比較例5 ポリカーボネート樹脂をブレンドしない以外実施例6と
同様にして得た延伸フィルムの物性値を第2表に示す。
本比較例で得られたフィルムの透明性および熱収縮率は
良好であるが熱収縮速度が大きいという欠点を有してい
る。瓶のシュリンクラベル用としての実用性テストにお
いて収縮斑や印刷の濃度斑が発生し低品質であった。
比較例6 ポリエチレンテレフタレートを用い実施例6と同様にし
て得た延伸フィルムの物性値を第2表に示す。
本比較例で得たフィルムも透明性や熱収縮率は良好であ
るが熱収縮速度が大きいという欠点を有しており低品質
であった。
夾蔦」口−二り旦 種々の共重合成分からなるポリエステルを用い実施例6
と同様にして得た延伸フィルムの物性値を第2表に示す
いずれの実施例で得たフィルムも優れた熱収縮特性を有
しており、かつ透明性も良好であり高品質であった。瓶
のシュリンクラベル用としての実用テストにおいても美
感のすぐれた製品が得られた。
[発明の効果] 本発明は以上の様に構成されているので、本発明の配向
ポリエステル系アロイフィルムは耐熱性および透明性に
優れたものであり、また熱収縮用フィルムとして用いた
場合には良好な熱収縮特性を有するものである。
昭和63年 9月13日 昭和62年特許願第303635号 2、発明の名称 配向ポリエステル系アロイフィルム 3、補正をする者 事件との間係  特許出願人 4、代理人 住 所 大阪市北区堂島2丁目3番7号シシコ−1:′
ル407(自発) 7j’l棋1止駅汲」の逍りiJ止します。
特許請求の範囲 (1)ポリエステルを構成するグリコール成分の一部ま
たは全部として一般式(1) [R1、R2は水素または互いに結合して環を形成して
いても良い低級アルキルキル基、R3゜R4は水素また
は低級アルキルキル基、k、lは1〜5の整数、m、n
は0〜4の整数]で示されるグリコールを用いたポリエ
ステルと、一般式(2) %式%(2) [A1.A2は同一または異なった芳香族残基、アルキ
ル基で互いに結合して環を形成していても良い)、−0
−1−SO□−1−C−1CF。
■ −5−1−C−よりなる群から選ばれた結合F3 基であり、rはOまたは1] で示される構造単位のポリカーボネートを含むことを特
徴とする配向ポリエステル系アロイフィルム。
(2)ポリエステルを構成する酸成分が主にテレフタル
酸であり、グリコール成分のうち一般式(1)で示され
るグリコールが1O−11z%以上である特許請求の範
囲第1項記載の配向ポリエステル系アロイフィルム。
(3)ポリエステルを構成するグリコール成分の一部ま
たは全部として一般式(1) [R1、R2は水素または互いに結合して環を形成して
いても良い低級アルキルキル基、R3゜R4は水素また
は低級アルキルキル基、k、 Ilは1〜5の整数、m
、nは0〜4の整数コで示されるグリコールを用いたポ
リエステルと、−数式(2) %式%(2) [A I 、 A2は同一または異なった芳香族残基、
アルキル基で互いに結合して環を形成していても良い)
、−〇−1−SO2−1−C−1F3 ■ −5−1−C−よりなる群から選ばれた結合CF。
基であり、rは0または1] で示される構造単位のポリカーボネートおよびポリエチ
レンテレフタレートを含むことを特徴とする配向ポリエ
ステル系アロイフィルム。
(4)ポリエステルを構成する酸成分が主にテレフタル
酸であり、グリコール成分のうち一般式(1)で示され
るグリコールが1O−f−jL=%以上である特許請求
の範囲第3項記載の配向ポリエステル系アロイフィルム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリエステルを構成するグリコール成分の一部ま
    たは全部として一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1) [R^1、R^2は水素または互いに結合して環を形成
    していても良い低級アルキルキル基、R^3、R^4は
    水素または低級アルキルキル基、k、lは1〜5の整数
    、m、nは0〜4の整数] で示されるグリコールを用いたポリエステルと、一般式
    (2) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(2) [A^1、A^2は同一または異なった芳香族残基、X
    は▲数式、化学式、表等があります▼(R^5およびR
    ^6は水素または低級アルキル基で互いに結合して環を
    形成して いても良い)、−O−、−SO_2−、▲数式、化学式
    、表等があります▼、−S−、▲数式、化学式、表等が
    あります▼よりなる群から選ばれた結合基であり、rは
    0または1] で示される構造単位のポリカーボネートを含むことを特
    徴とする配向ポリエステル系アロイフィルム。
  2. (2)ポリエステルを構成する酸成分が主にテレフタル
    酸であり、グリコール成分のうち一般式(1)で示され
    るグリコールが10%以上である特許請求の範囲第1項
    記載の配向ポリエステル系アロイフィルム。
  3. (3)ポリエステルを構成するグリコール成分の一部ま
    たは全部として一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1) [R^1、R^2は水素または互いに結合して環を形成
    していても良い低級アルキルキル基、R^3、R^4は
    水素または低級アルキルキル基、k、lは1〜5の整数
    、m、nは0〜4の整数] で示されるグリコールを用いたポリエステルと、一般式
    (2) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(2) [A^1、A^2は同一または異なった芳香族残基、X
    は▲数式、化学式、表等があります▼(R^5およびR
    ^6は水素または低級アルキル基で互いに結合して環を
    形成して いても良い)、−O−、−SO_2−、▲数式、化学式
    、表等があります▼、−S−、▲数式、化学式、表等が
    あります▼よりなる群から選ばれた結合基であり、rは
    0または1] で示される構造単位のポリカーボネートおよびポリエチ
    レンテレフタレートを含むことを特徴とする配向ポリエ
    ステル系アロイフィルム。
  4. (4)ポリエステルを構成する酸成分が主にテレフタル
    酸であり、グリコール成分のうち一般式(1)で示され
    るグリコールが10%以上である特許請求の範囲第3項
    記載の配向ポリエステル系アロイフィルム。
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