JPH0114350Y2 - - Google Patents

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JPH0114350Y2
JPH0114350Y2 JP1986167170U JP16717086U JPH0114350Y2 JP H0114350 Y2 JPH0114350 Y2 JP H0114350Y2 JP 1986167170 U JP1986167170 U JP 1986167170U JP 16717086 U JP16717086 U JP 16717086U JP H0114350 Y2 JPH0114350 Y2 JP H0114350Y2
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clinch
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hemming
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ヘミング加工機、更に詳細には、
一般プレス加工品に、プレクリンチ曲げ刃により
予備曲げをおこない、次いでヘミング加工をおこ
なうにあたり、1のストロークで両加工をおこな
うヘミング加工機に係る。
(従来の技術) 従来この種のヘミング加工機としては、第11
図a,b,cに示すように、順次作動する板バネ
の反発力を利用した加工機が知られている。
即ち、ヘミング加工機は上型と下型とからなり
その側面を表わす第11図a〜cにもとづいて説
明すると、下型において、101は下型ヘミング
曲げ刃、102は下型ヘミング曲げ刃101を固
定する下型ベース、103はガイドブラケツト、
104はプレクリンチロールガイド104であ
る。上型において、105はプレクリンチロー
ラ、106はプレクリンチ曲げ刃、107は上型
ヘミング曲げ刃、108は板バネである。
そこで、第11図aに示すように、下型ヘミン
グ曲げ刃101上に被加工物109を設置する。
このとき、被加工物109の加工部110は、
第11図aに拡大を表すように一般プレスのみお
こなつた状態よりなる。
そこで、上型に加圧を加え、下降すると第10
図bに示すように、プレクリンチ曲げ刃106は
被加工物109に当接し、第11図bに示すよう
に、加工部110に予備曲げをおこなう。
更に、上型を下降すると、板バネ108は第1
1図cに示すように曲げられプレクリンチローラ
105は、ガイドブラケツト104の斜面にした
がつて外側に移動し、そのためプレクリンチ曲げ
刃106も加工部110からはずれ、加工部11
0上には、上型ヘミング曲げ刃107が当接押圧
し、第11図cに示すように加工部110に示す
ようなヘミング加工を加える。
ついでヘミング加工後、上型を上昇すると、板
バネ108の反発力により、プレクリンチ曲げ刃
106、プレクリンチローラ105はもとの位置
にもどる。
このようにバネ圧を利用したヘミング加工機の
他、リンク機構を用いたヘミング加工機も知られ
る。
さらに、特開昭47−20053「ヘミング加工用複合
型」(従来例1)が知られている。従来例1には、
「ヘミングポンチ面を一体としたヘミング加工型
と、該ヘミング加工型に摺動可能に装着され、予
備曲げポンチ面及び下型に設けられた傾斜面に対
向する傾斜面を一体とする予備曲げ加工型と、上
記2加工型の間に係着され、常時予備曲げ加工型
を一方の摺動端に保持して予備曲げポンチ面がヘ
ミングポンチ面の下方に位置するようにする圧縮
ばねを有し、プレス工程中、上記予備曲げ加工型
による被加工物の予備曲げ工程の終了する頃、該
予備曲げ加工型の傾斜面が下型の上記傾斜面に当
接してその分力により上記予備曲げ加工型が上記
圧縮ばねの発条力に抗して上記ヘミング加工型に
対して摺動後退し、しかる後、上記ヘミング加工
型のヘミングポンチ面が被加工物の予備曲げ面を
更に押進するようにしたことを特徴とするプレス
タイプヘミング加工用複合型」についての記載が
ある。そして、「プレス作業は、予備曲げポンチ
面21が被加工物4の縁部4aを斜め方向に押進
して、第3図に4aで、示す状対に折り曲げて予
備曲げ工程を終了する。この状態で傾斜面25と
傾斜面12とが当接するから、更にプレス作業を
続行すると予備曲げ加工型20は傾斜面12によ
つて分力を受け手誘導長孔32内を圧縮ばね22
に抗して矢視A方向に退避して続いてヘミングポ
ンチ面31が予備曲げされた縁部4aを押進し、
第4図4aで示すように折り返してヘミング加工
が完了される。」作用を有するものである。
(考案が解決しようとする課題) バネ圧を利用した、第10図a〜bに示すよう
なヘミング加工機では、板バネを使用していたた
め、使用によりバネ定数が変化したり、金属疲労
による板バネ破損あるいは、板バネを押圧するた
めのエネルギーロス等を有する課題を有した。
またプレクリンチ曲げ刃は、プレクリンチ加工
後、斜めに逃げ再度セツト時には斜めに入るため
被加工物表面をする課題を有した。
他方、リンク式の場合は、製品数が増大すると
ともに、製品の形状によつては、プレクリンチ曲
げ刃の侵入角度が異なるため支点からの高さが異
り、製品毎に曲げ刃角度を変える必要がある課題
を有した。
さらに、従来例1では、「予備曲げ加工型20
は傾斜面12によつて分力を受けて誘導長孔32
内を圧縮ばね22に抗して矢視A方向に退避」す
るもので、分力をうけて、予備曲げ加工型20は
ヘミング加工型と面で摩擦しながら移動するもの
である。そのため、加工面を含め摩擦面等の面の
摩耗がしやすくなる課題を有する。さらに、従来
例1ではコイルバネを使用しているがコイルバネ
は全長20〜30%のストロークしかとれず、機械が
大型し、また、コイルバネは実用化上必要な充分
な反発かはとれない課題を有する。
(課題を解決するための手段) この考案は、 上型に向けて並設する下型ヘミング曲げ刃およ
びプレクリンチ曲げ刃当接部を設けられる下型
と、下型に対向させて設けられ下型方向の往復移
動される上型とからなり、上型は、下型ヘミング
曲げ刃に対向させて設ける上型ヘミング曲げ刃
と、上型ヘミング曲げ刃に並設されるとともに一
端は上型基部に固定され、他端はプレクリンチ曲
げ刃当接部方向に突設される上型側支持体と、上
型側支持体先端に上型ヘミング曲げ刃側から離れ
るにしたがい上型の基部側へ近づくように傾けて
取り付けられたガイドと、ガイドにスライド可能
に取り付けられるスライド片と、一端側をスライ
ド片に取り付けられるプレクリンチ曲げ刃側支持
体と、プレクリンチ曲げ刃側支持体のプレクリン
チ曲げ刃当接部側にプレクリンチ曲げ刃当接部に
対向させて設けられ、少なくとも上型の非下降時
には、先端の加工面は上型ヘミング曲げ刃および
下型ヘミング曲げ刃間に位置するプレクリンチ曲
げ刃と、プレクリンチ曲げ刃のプレクリンチ曲げ
刃当接部側に設け下型ヘミング曲げ刃方向および
逆方向の往復移動可能であるとともにプレクリン
チ曲げ刃当接部とは、上型下降によるプレクリン
チ加工開始時には当接せず更に下降時には当接す
る位置に設けられるローラと、一端は上型基部ま
たはプレクリンチ曲げ刃側支持体に固定し、他端
は上型基部またはプレクリンチ曲げ刃側支持体に
当接し、当接面では上型ヘミング曲げ刃方向およ
び逆方向への往復移動自在であるとともに、少な
くとも上型下降によるプレクリンチ加工開始時に
はプレクリンチ可能な圧力を有する押圧手段とか
らなることを特徴とするヘミング加工機、 を提供することで従来の課題を解決する。
(作用) 下型の下型ヘミング曲げ刃上に一般プレス加工
のみおこなつた未加工の被加工物を載置する。つ
いで上型を下降させ両型を近接する。すると、上
型ヘミング曲げ刃加工面より下型側に突設するプ
レクリンチ曲げ刃加工面が被加工物に当接する。
プレクリンチ曲げ刃は、プレクリンチ曲げ刃側
支持体に固定されており、プレクリンチ曲げ刃側
支持体は、プレクリンチ加工時にプレクリンチ加
工可能圧力で下型方向へ押圧手段により押圧され
ているため、被加工物にプレクリンチ加工を施
す。
ついで更に両型を近接すると、プレクリンチ曲
げ刃底部のローラと下型プレクリンチ曲げ刃当接
部が当接するため、プレクリンチ曲げ刃およびプ
レクリンチ曲げ刃側支持体は上型側支持体とプレ
クリンチ曲げ刃当接部とにはさまれ、両方向から
押圧されることになる。また、押圧手段の当接面
は、上型ヘミング曲げ刃方向および逆方向の往復
移動自在となつている。そのためプレクリンチ曲
げ刃側支持体は、ガイドに導かれ、ヘミング曲げ
刃側から離れかつ上型の基部側へと移動する。す
ると、ヘミング曲げ刃加工面からプレクリンチ曲
げ刃は移動することになるので、上型を下型に更
に近接することで被加工物にヘミング加工を施
す。
ヘミング加工後、上型を上昇し、被加工物を取
り出す。ついで再始動のため、プレクリンチ曲げ
刃側支持体を再びヘミング曲げ刃前面側へ移動
し、ヘミング加工面上に設置させる。
(実施例) この考案の実施例側面図を表わす第1図、プレ
クリンチ曲げ刃側正面図を表わす第2図、使用状
態を表わす第3図乃至第5図にしたがつて説明す
る。
1は上型、31は下型である。上型1はヘミン
グ加工可能に、上下動する。32は下型ヘミング
曲げ刃であり、上型1方向へ突設する。33はプ
レクリンチ曲げ刃当接部であり、プレクリンチ加
工開始時にはローラ9が当接しないが、プレクリ
ンチ加工開始時より更に下降すると当接する程度
下方に当接面を設ける。
2は上型ヘミング曲げ刃であり、下型ヘミング
曲げ刃32に対向して上型1から下方に向け突設
する。3はプレクリンチ曲げ刃であり、プレクリ
ンチ曲げ刃側支持体4、および上型側支持体5か
らなるプレクリンチ曲げ刃支持体6により上型1
に固定する。上型側支持体5の下端両側にはガイ
ド7a,7bを設ける。ガイド7a,7bは、図
示するように上型ヘミング曲げ刃2から離れるに
したがい、すなわち上型ヘミング曲げ刃から反対
側に行くにしたがい上型1の基部側に近接するよ
うに傾けて設ける。
8a,8bはスライド片であり、ガイド7a、
ガイド7bにスライド可能に嵌合し、プレクリン
チ曲げ刃側支持体4上部に固定する。9はローラ
であり、プレクリンチ曲げ刃3底部に、上型ヘミ
ング曲げ刃2方向および逆方向への移動可能に取
付ける。
10は、押圧手段であり、この実施例ではガス
シリンダからなる。押圧手段10は、この実施例
では本体は上型1に固定し、先端はプレクリンチ
曲げ刃側支持体4に当接するが、本体をプレクリ
ンチ曲げ刃側支持体14に固定し、先端を上型1
に当接させてもよい。押圧手段10先端のプレク
リンチ曲げ刃側支持体4との当接面Aには円滑に
スライド可能にローラを固定するが、ローラの代
わりにグリース等滑潤剤を塗布してもよい。押圧
手段10は、エア、窒素ガスその他の気体により
コンプレツシヨンタンクをへて押圧される。エア
等ガスの圧力は、被加工物にヘミング予備曲げ可
能な初期圧力を付与するように設定する。すなわ
ち、プレクリンチ加工に必要な2Kg〜3Kg/mmの
圧力を付与するように、シリンダ10にエア窒素
ガス等を充填する。
51は、被加工物である。被加工物51は、一
般プレス加工を施してあり、先端加工部は従来例
を表わす第7図aに表示するのと同様な形状から
なる。
そこで、第1図に示すように、下型31の下型
ヘミング曲げ刃32上に一般プレス加工のみおこ
なつた未加工の被加工物51を、加工面を上方に
向けて載置する。ついで、上型1を下降するとと
もに押圧手段10に充填してあるエア、窒素ガス
等でプレクリンチ曲げ刃側支持体4およびプレク
リンチ曲げ刃3にプレクリンチ加工可能以上の押
圧力を与える。すると、上型1の下降により上型
ヘミング曲げ刃加工面より下型31側に突設する
プレクリンチ曲げ刃3の加工面が被加工物51に
当接する。
プレクリンチ曲げ刃3は、プレクリンチ曲げ刃
側支持体4に固定されており、プレクリンチ曲げ
刃側支持体4はプレクリンチ加工時にはプレクリ
ンチ可能圧力で下型方向へガスシリンダからなる
押圧手段10により押圧されているため、被加工
物51に、第10図bに示すのと同様のプレクリ
ンチ加工を施す。
次いで、押圧手段10が、上型の下降に伴いプ
レクリンチ加工開始時より更に下降すると、プレ
クリンチ曲げ刃3の底部のローラ9とプレクリン
チ曲げ刃当接部33が当接する。それでも更に上
型を下降すると、プレクリンチ曲げ刃3およびプ
レクリンチ曲げ刃側支持体4は上型側支持体5と
プレクリンチ曲げ刃当接部33とにはさまれ、両
方向から押圧される。一方、押圧手段10先端
は、プレクリンチ曲げ刃に当接するため、上型1
の下降に伴い、ガスシリンダーからなる押圧手段
10内の圧力は高まる。また当接面Aにはローラ
を設けてある。そのためプレクリンチ曲げ刃側支
持体4は、押圧手段10先端との相対的な位置を
ずらして上型ヘミング曲げ刃2と反対側へと移動
していくが、プレクリンチ曲げ刃側支持体4は、
ローラ9の回転とガイド7a,7bに導かれるた
め、上型ヘミング曲げ刃2側から離れかつ上型1
基部側へと斜めに移動する。
プレクリンチ曲げ刃側支持体4の上方への移動
量は、ガスシリンダからなる押圧手段10の予備
曲げ可能な圧力2Kg〜3Kg/mmを、10%上昇する
程度に押さえてあるため、プレクリンチ曲げ刃側
支持体4のスライドを防げることはない。
すると、ヘミング曲げ刃加工面からプレクリン
チ曲げ刃3は水平に上型ヘミング曲げ刃2と反対
側へ移動するので、上型1を更に下降することで
被加工物5に上型ヘミング曲げ刃2と下型ヘミン
グ曲げ刃32とでヘミング加工を施す。ヘミング
加工後、上型1を上昇する。上型の上昇に伴い、
予備曲げ可能な圧力2Kg〜3Kgを有する押圧手段
10の押圧力で、プレクリンチ曲げ刃側支持体4
は下降し、すなわちガイド7a,7bに導かれて
再び上型ヘミング曲げ刃2側へ移動し、ヘミング
加工面上方に設置される。そこで、被加工物51
を取り出す。
押圧手段10は、この実施例ではガスシリンダ
からなるが、エアシリンダ、油圧シリンダ等から
なつてもよい。この場合、プレクリンチ加工をす
るには充分だが、プレクリンチ曲げ刃側支持体4
のスライドを阻害しない程度のバネ定数であるこ
とが必要である。
第6図乃至第9図は、電磁弁スイツチ41を用
いた他の実施例である。すなわち、41は電磁弁
スイツチであり、押圧手段10に設けるシリンダ
内に充満するエア、窒素ガス等を排出可能な電磁
弁(図示せず)を作動する。電磁弁スイツチ41
の設置位置は、上型1が下降し、プレクリンチ曲
げ刃3により被加工物51にヘミング予備加工を
おこなつた後更に下降する上型1と接触すること
でスイツチが作動可能な位置である。
そこで、第6図に示すように、下型31の下型
ヘミング曲げ刃32上に一般プレス加工のみおこ
なつた未加工の被加工物51を、加工面を上方に
向けて載置する。ついで、上型1を下降するとと
もに押圧手段10にエア、窒素ガス等を充填する
ことでプレクリンチ曲げ刃側支持体4およびプレ
クリンチ曲げ刃3にプレクリンチ加工可能以上の
押圧力を与える。すると、上型1の下降により上
型ヘミング曲げ刃加工面より下型31側に突設す
るプレクリンチ曲げ刃3の加工面が被加工物51
に当接する。
プレクリンチ曲げ刃3は、プレクリンチ曲げ刃
側支持体4に固定されており、プレクリンチ曲げ
刃側支持体4はプレクリンチ加工時にはプレクリ
ンチ可能圧力で下型方向へ押圧手段である押圧手
段10により押圧されているため、被加工物51
に、第11図bに示すのと同様のプレクリンチ加
工を施す。
押圧手段10は、プレクリンチ加工時より更に
下降すると、第7図に示すように、上型1は電磁
弁スイツチ41に当接し、そのため電磁弁が作動
して、エア、ガスをシリンダからなる押圧手段1
0外に排出するため押圧力を失う。ついで更に上
型1を下降すると、プレクリンチ曲げ刃3の底部
のローラ9とプレクリンチ曲げ刃当接部33が当
接する。それでも更に上型を下降すると、プレク
リンチ曲げ刃3およびプレクリンチ曲げ刃側支持
体4は上型側支持体5とプレクリンチ曲げ刃当接
部33とにはさまれ、両方向から押圧されること
になる。そのためプレクリンチ曲げ刃側支持体4
は、押圧手段10先端との相対位置をずらして上
型ヘミング曲げ刃2と反対側に移動するが、プレ
クリンチ曲げ刃側支持体4は、ローラ9の回転と
ガイド7a,7bに導かれるため、上型ヘミング
曲げ刃2側から離れかつ上型1側へと斜め上方へ
移動する。
すると、ヘミング曲げ刃加工面からプレクリン
チ曲げ刃3は第8図、第9図に示すように水平に
上型ヘミング曲げ刃2とは反対側に移動するの
で、上型1を更に下降することで被加工物51に
上型ヘミング曲げ刃2と下型ヘミング曲げ刃32
とでヘミング加工を施す。ヘミング加工後、上型
1を上昇し、被加工物51を取り出す。ついで再
始動のため押圧手段である押圧手段10にエア、
ガスを満たし押圧力を与えると、プレクリンチ曲
げ刃側支持体4は再び上型ヘミング曲げ刃2側へ
移動し、ヘミング加工面上に設置される。
この実施例では電磁弁スイツチで型の上下動を
感知して、エア等を抜いたが、圧力センサーをエ
アシリンダ内に設け、一定圧力が加わつた時点
で、エア、窒素ガスを抜いて、プレクリンチ曲げ
刃側支持体4のスライドを円滑とした上で、再度
ガスを注入してもよい。
(考案の効果) したがつてこの考案では、板バネ使用に伴うバ
ネ定数の変化、板バネの金属疲労のための劣化に
伴う破損も生じない。また部品数の増加も押さえ
ることが可能である。
更に、プレクリンチ曲げ刃は、プレクリンチ加
工後水平に移動することになるので、被加工物と
接触することなく加工も充分におこなえる。ま
た、無理な分力を利用して押圧することもないの
で、摩擦面の摩耗も少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の側面図、第2図は
プレクリンチ曲げ刃側正面図、第3図、第4図、
第5図は使用状態の側面図、第6図、第7図、第
8図、第9図は他の実施例、第10図a、第10
図b、第10図c、第11図a、第11図b、第
11図cは従来例図である。 1……上型、2……上型ヘミング曲げ刃、3…
…プレクリンチ曲げ刃、4……プレクリンチ曲げ
刃側支持体、5……上型側支持体、6……プレク
リンチ曲げ刃支持体、7a,7b……ガイド、8
a,8b……スライド片、9……ローラ、10…
…押圧手段、31……下型、32……下型ヘミン
グ曲げ刃、33……プレクリンチ曲げ刃当接部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上型に向けて並設する下型ヘミング曲げ刃お
    よびプレクリンチ曲げ刃当接部を設けられる下
    型と、下型に対向させて設けられ下型方向の往
    復移動される上型とからなり、上型は、下型ヘ
    ミング曲げ刃に対向させて設ける上型ヘミング
    曲げ刃と、上型ヘミング曲げ刃に並設されると
    ともに一端は上型基部に固定され、他端はプレ
    クリンチ曲げ刃当接部方向に突設される上型側
    支持体と、上型側支持体先端に上型ヘミング曲
    げ刃側から離れるにしたがい上型の基部側へ近
    づくように傾けて取り付けられたガイドと、ガ
    イドにスライド可能に取り付けられるスライド
    片と、一端側をスライド片に取り付けられるプ
    レクリンチ曲げ刃側支持体と、プレクリンチ曲
    げ刃側支持体のプレクリンチ曲げ刃当接部側に
    プレクリンチ曲げ刃当接部に対向させて設けら
    れ、少なくとも上型の非下降時には、先端の加
    工面は上型ヘミング曲げ刃および下型ヘミング
    曲げ刃間に位置するプレクリンチ曲げ刃と、プ
    レクリンチ曲げ刃のプレクリンチ曲げ刃当接部
    側に設け下型ヘミング曲げ刃方向および逆方向
    の往復移動可能であるとともにプレクリンチ曲
    げ刃当接部とは、上型下降によるプレクリンチ
    加工開始時には当接せず更に下降時には当接す
    る位置に設けられるローラと、一端は上型基部
    またはプレクリンチ曲げ刃側支持体に固定し、
    他端は上型基部またはプレクリンチ曲げ刃側支
    持体に当接し、当接面では上型ヘミング曲げ刃
    方向および逆方向への往復移動自在であるとと
    もに、少なくとも上型下降によるプレクリンチ
    加工開始時にはプレクリンチ可能な圧力を有す
    る押圧手段とからなることを特徴とするヘミン
    グ加工機。 押圧手段がガスシリンダである実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のヘミング加工機。
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