JPH01142325A - こんろ用バーナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、バーナボディとバーナギャップとを備えた
バーナの改良に係り、特には炎検知用の感熱素子を設け
たこんろ用バーナに関する。

［従来の技術］ テーブルこんろのバーナは、内部に燃焼ガスと一次空気
との混合室を形成したバーナボディを有し、該バーナボ
ディの上面には平坦な開口縁部を形成している。このバ
ーナボディには、バー・ナキャップが櫛歯状の突条を介
して開口縁部に載昭されて、突条間の間隙列を空気と燃
料ガスとの混合ガスが外部に吐出される炎孔列としてい
る。

このバーナは、感熱素子としての熱電対により炎の有無
を監視している。

そして、調即時には、熱電対から所定の出力が維持され
燃料ガス源の元栓を開放状態に保つ。また、肴火しなか
ったり、炎が不用意に消えてしまった場合には、熱′Ｉ
＠苅が出ｈｔｒ維持できないことから燃料ガス源の元栓
をＩＷＩ額して安全性を図っている。

［発明が解決しようとするｖ８題点］ ところが、調即時には、烈沸状態に応じて火力調整する
ことが一般的であることから、火力調整時、炎が長短変
化し、短かくなった場合には、炎の先端部が熱雷対から
離れ、加熱状態が不定して熱電対が所定の出力を維持で
きなくなり、元栓を不用意にｆＷｌｌｌしてしまうとい
うＷＡ誤動作生ずる虞れがある。

［発明の目的］ この発明は、上記の事情を考慮してなされ、その目的は
、火力調整時に炎が短くなっても、感熱素子に誤動作が
生ずることがないといった優れた効果を奏するこんろ用
バーブを掟供するにある。

Ｅ問題点を解決するための手段］ 本発明は、内部を一次空気と燃料ガスとの混合室とし、
上面に開口縁部を全周にわたって形成したバーナボディ
と、このバーナボディの開口周縁部に前記混合室内に向
かって「むように形成された第１の凹部と、この第１の
凹部に対応する第２の凹部が形成され、前記バーナボデ
ィに対する装着時に、これら凹部どうしが合致して炎検
知用の感熱素子を収容するバーナキャップと、このバー
ナ艷ヤップの外周部に列設され、前記バーナボディへの
装着に伴い該バーナボディの開口縁部とで前記混合室か
らの混合ガスを叶出さゼる炎孔列を形成する歯状の突条
列と、この突条列のうち前記第２の凹部に対応する部分
に前記感熱ＮＦを少なくとも両側から挟む炎を生ずるよ
うに形成した両炎形成部とを備えるように構成している
。

［発明の作用と効Ｒ］ 上記のように構成した本発明によれば、感熱素子を少な
くとも両側から１火む炎を生ずるように両炎形成部を設
けたので、火力調整時に炎が短くなっても、感熱素子は
両側から充分な輻銅熱を受けて所定の出力を随持でき、
不用意にバーナの炎を消火してしまうことがないといっ
た優れた効果を奏する。

［実施例］ 以下に、本発明を図に示す実施例に基づき説明する。

先ｆ第１図において、バーナ１はバーナボディ６とバー
ナ１ヤツプ１から成り、バーブボディ６は中央の嵌合筒
部６ａと外側の環状１胴部６ｂとを互いに同心的となる
ように形成し、ｔｉｉｌ！合筒部６ａと環状胴部６ｂと
の問を混合室６Ａとしている。

そして、パーツボディ６は、上面が開口し、その開口上
端縁を中心部に向かって下降傾斜する環状面６３として
いる。この環状面６３に：は、これを横切る状態に切欠
状の凹部Ｇ２および凹部Ｇ２ａを第１の凹部として略６
０度の角度間隔で隣接状態に形成している、１これら凹
部６２および凹ＩＩＩＧ２ａの各内側端からは、混合室
６Ａ内に僅かにそれぞれ突出する平坦な返ａ！環状百６
３ａおよび返還環状而６３ｔｌを環状面Ｇ３と連続する
ように形成している。また、バーナボディ６の環状１１
ｉ’！ｉ６ｂは、凹部６２と直径方向に対向する部分に
おいて、混合室６Ａに連通する１字状のダクト６Ｂをｙ
１帖している（第２図参照）。

一方、バーナキャップ７は、例えば黄銅といった金属か
ら凹状に形成され、中央部にはバーブボディ６の嵌合９
１１部６ａに嵌合する取付筒部１２を形成している。ま
た、バーブ４ヤツプ７の１！面側の外周縁には、凹１’
１Ｇ２Ｊｊよび凹部６２ａに対応する部分を除き多数の
突条ＩＡがＷＩＩｌ隔で放射状に周設され、全体的に櫛
歯状を？している。そして、歳合同部６ａに対する取付
筒部７２の嵌合に伴い、これらの突条ＩＡが環状面６３
に当接して外周側に開口する炎孔列１３を形成している
。

さて、バ・−す°１ヤップ１の凹部６２．６２ａに対応
する部分において、突条７Ａよりも若）中心部寄りに引
っ込ませて突条＠７４．７５．７６を設けて、その＠方
を第２の凹部１ａとするとともに、これら突条＃４１４
．７５．１６を挟む両側に長尺歯１Ｂ、７Ｃを形成して
いる。また、同様に突条ＩＡより退避状態の突条歯７４
８を径方向に沿って設けて、その前方領域を凹部１ｂと
するとともに、突条＠７４８を挟む長尺歯７Ｄ、　　７
Ｅを形成している。この長尺歯７Ｄ、ＩＦは、外側に突
条歯ＩＦ、７Ｇをその内端が突条歯７Ｄ、７Ｅの内端に
まで延ばしている。

これにより万一、突条歯７Ｄ、７Ｆに欠損を生じたり、
バーナボディ６の該先端に対応する部分に欠損を生じて
も炎口通路は内方でも長く存在するので、安定した燃焼
が得られる。、このことは凹部７ａでも同様であるが、
深い凹部７ｂのほうがその意義は大きい。

この状態で突条歯７４．７５．７Ｇの相互間隔を突条７
Ａどうしの間隔よりも若干狭くするか、浅くしてガス量
を小とする対面炎形成部とする一方、突条歯７４と長尺
歯７Ｃ１ならびに突条歯７６と長尺歯７Ｂの各間隔を突
条７Ａどうしの間隔と略同等あるいは略同深さ寸法に設
定することにより小炎形成部Ｐを形成している。このと
き本実施例では、突条７Ａ、７Ａ間のガス量〉長尺歯Ｉ
Ｏ２突条歯７４問および長尺歯７Ｂ、突条歯７６間の各
ガス量と設定するとともに、長尺歯ＩＯ２突条歯７４問
および長尺歯７Ｂ、突条歯１６間の各ガス量〉突条歯７
４．７５ならびに突条歯７５．７６間の各ガス量となる
ように決めている。

また、バーナキャップ７には、凹部７ａに対して略径り
向に対応する位置に突子７Ｘを形成し、この突ＦＩＸを
バーナボディ６における環状面６３の内側に設けた切欠
き６Ｘに対応させている。

しかして、バーナボディ６に対するバーナキャップ１の
装着に伴い、突子７ｘが切欠ぎ６ｘに嵌まって回止めが
なされ、突条歯７４．７５．７６および突条歯７４ａが
第２図および第３図に示すように、退避環状面６３ａお
よび退避環状面６３ｂ−１−にそれぞれ当接する。これ
と同時に、バーナキャップｌの凹部７ａがバーナボディ
６の凹部６２と合致し、凹部７ｂが凹部６２ａに合致す
る。これらの凹部７ａ、６２に安全装置４における熱雷
対１０（感熱系Ｆ−）を収容し、凹部７ｂ、６２ａ内に
は後述する点火装置３のスパーク電極９を収容している
。

９０は上面が緩かな球面状を成す保護プレートで、これ
はバーナＬヤップ７よりも若干径大に形成されて窪み部
９１を１２０度の角度間隔で都合三本形成しており、こ
れらの窪み部９１をバーナキャップ７の上面にスベーザ
として設けた突子９２に嵌め込むことによりＷ１１可能
に取り付けられている。この状態では、保護プレート９
０の外周縁部はバーナキャップ７の外周縁部よりも３ｍ
ｍ程度外部にはみ出てバーナＶヤツプ１側に僅かに突出
る庇部９３を一体的に形成している（第３図参照）。こ
の庇部９３は、内周面側において外方に向かって下降傾
斜する１−パ部９３ａを設け、バーナ撃ヤツプ７の外周
縁に若干の隙間を隔てて臨まぜている。

このように構成されたバーナ１は、明確には第２図に示
す如く、本発明のこんろ１００に組み込まれている。こ
のこんろ１００において、２は該バーナ１へのガス供給
系、３はバーナ１の点火Ｈｆｉ、４は安全装置、５はこ
れらの部材が収容されたこんろケースである。

一方、混合管８はダクト６Ｂに連結され上流側端部８１
が燃料であるガスと一次空気との導入部とされ、端面に
は一次空気の取り入れ口８２が設けられている。

ガス供給系２は、ガス導管２１、弁２２および、先端が
前記混合管８内に差し込まれたノズル２３を有し、弁２
２は、つまみ２４の操作により開開されるとともに、前
記熱雷対１０の出力により開状態を維持できるようにな
っている。

点火装＠３は、スパーク電極９と、圧電素子と該圧電素
子に衝撃を与えるためのＩ撃機構との組合せ、または乾
電池と高電圧パルス発生回路との組合ゼからなる高電圧
発生手段３２と、これらを接続するリード線３３とから
なる。この高電圧発生手段３２は、通常前記つまみ２４
により作動され、前記弁２２を開く動作に連動してスパ
ーク電極９に火花が発生し、燃料ガスに着火させるよう
になっている。

安全装置４は、熱電対１０と、その出力で前記弁２２の
弁体を開いた状態で維持するよう前記弁２２内に設けら
れている電磁石（図示ゼず）からなり、凹部７ａ内に生
ずる炎により加熱されて熱電対１０が設定温度以上とな
っているときは、弁２２は開いた状態に保たれ、消火な
どにより熱電対１０の温度が設定値より低下するとスプ
リング（図示せず）の作用で前記弁体は開弁方向に作動
する。

つぎに、こんろ１０Ｇの作用を説明する。

つまみ２４を回すと弁２２が開き、該弁２２の下流に′
１Ｍ枯されたノズル２３からガスが噴出される。このガ
スの噴出流により一次空気の取り入れ口８２から、エジ
ェクターの作用により空気が吸い込まれ、混合管８内で
混合されバーナボディ６の浪合室６Ａ内に供給される。

前記つまみ２４の動作に連動して点火ＩＩ！　３が作動
し、スパーク電極９により火花が生じる。この火花によ
り炎孔列１３から外；Ｑ囲に噴出した空気・燃料ガスと
の混合ガスに着火され、炎を生成してｌｌｌ銅鍋１２加
熱される。これに伴い、二次空気が取付筒部７２内から
第３１１１に矢印で示すように保護プレート９０とバー
ナキャップ７との閤を通って外部に出るようになるため
燃焼時の空気不足が補われる。

このとき、バーナ翻ヤップ７の凹部７ａでは、突条歯１
４．７５．１６の相互の閤から生成する対ａｉＮ炎ＦＯ
，Ｆ１は第７図に示すように熱雷対１０に外接状態に位
冒し、熱雷対１０に対する良好な加熱状態を縛持してい
る。一方、両炎形成部ＩＰの各ＩｗＡから生成する炎Ｆ
２　、Ｆ３は、火力ａｍによりガスうを絞りた時でも熱
電対１０を両側で近接状態で挟むように位置する。

また、火力調節によりガス憬を絞った時、炎ＦＯ、Ｆｌ
が１１１１８図に示す如く短くなり、熱雷対１０から離
れても炎Ｆ２　、Ｆ３が熱雷対１Ｇを侠んだ状態をＨ持
しているので、炎Ｆ２　、Ｆ３からの輻射熱により熱電
対１０に対する加熱状態は良好に保たれる。したがって
、ｌＩ′ｇ９ＩｉＩに、熱雷対１０は火力調整の１無に
関係なく所定の出力を腑持し、弁２２を開状態に保つこ
とができ、不用意に弁をｍ鎖してバーナの炎を消火して
しまうといった誤動作が防がれる。

この実施例の場合、凹部７ａを突条歯１４．７５．１６
の前方領域により形成したので、第８図に示す炎Ｆ２　
、Ｆ３のように絞って火力！１節した揚台、この炎Ｆ２
に基づく混合ガスは、突条７Ｇの先端部りと突条歯７４
の先端部Ｍとを連結する部分を噴出口の°一部とし、炎
Ｆ３に基づく混合ガスは、突条ＴＢの先端部Ｎと突条歯
１６の先端部Ｏとを連結する部分を噴出口の・一部とす
るようになり、これにより炎Ｆ２　、Ｆ３は熱電対１Ｇ
に近接方向に傾き、この結果、熱電対１０の効果的な出
力を維持させることができる。

また、バーナキャップ７の上部に保護プレート９０を設
けたので、調１ｇ１１１１１２から煮こぼれが外部に溢
れ出ても、保護プレート９０上に受けられるため、熱雷
対１０やスパーク電極９や二次空気が通過する取付鉤部
７２の内周部に煮こぼれなどが落ちることがない。この
ため熱電対１０やスパーク電極９の早期劣化が防がれる
とともに、二次空気の流通不足や炎孔の孔詰りがなくな
る。

また、保護プレート９Ｇには庇部９３を形成したことか
ら、下記の如き実施例上の効果が得られる。

すなわち、保護プレート９０を下方に流れる煮こぼれな
どは外周縁部に至ったところで庇１ｓ９３により水切り
状態に流下する。このため、いつまでも煮こぼれの滴下
状態がＩＩｌ続することがなく、煮こばれは迅速に落下
する。

しかも、保護プレー・ト９０はバーナキャンプ１に対し
て巷説可能になっていることから煮こぼれによる汚損後
の保護プレート９０は、取り外しにより水道水などで１
！！ｌｌＩに洗浄できる。

さらには、二次空気は第３図に矢印で示すように取ｆ４
１１部７２、嵌合Ｉ！１部Ｇ自からバーナキャップ１の
上面と保護プレート９０の下面との間を絆て庇部９３の
テーバ部９３ａに案内されつつ上部に抜ける。

このような二次空気の流れにより炎孔列１３からの炎の
状態が安定してり゛ノドし難くなり、燃焼性が向上し、
ひいては講１！ｌ１１２に対する加熱状態が良くなる。

なお、上記実施例では、保護プレート９０をバーナＶヤ
ップ７よりも径大に形成し、３ｎ程度外方にはみ出すよ
うに設定したが、はみ出し墨は３−の寸法だけに限定さ
れないことは勿論である。

さらに、上記実施例ではバーナ：１ヤツブ１における第
２の凹部７ａの上方を切欠いてい番が、切欠きを有しな
いバーナキャップにも適用できることは勿論である。

その伯、具体的な実施にあたっては、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変更できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第８図は本発明の一実施例を示し、第１図
はバーナキャップとバーナボディとの分解斜視図、第２
図はこんろの概略図、第３図は熱電対とともに示す凹部
の縦断面図、第４図はバーナにおける組付図、第５図お
よび第６図はバー・ナキャップの異なる方向からの正面
図、第７図および第８図はｎ用説明のために示す要部の
拡大部分縦断面図である。 図中　　１００・・・こんろ　１・・・バーナ　２・・
・ガス供給系　３・・・点火装置４・・・安全装置　６
・・・バーナボディ　７・・・バーナキャップ　９・・
・スパーク電極　１０・・・熱電対　１３・・・炎孔列
　６２．６２ａ・・・第１の凹部　７ａ、　７ｂ・・・
第２の凹部　７Ｐ・・・両炎形成部９０・・・保護プレ
ート 第３図 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）内部を一次空気と燃料ガスとの混合室とし、上面に
   開口縁部を全周にわたって形成したバーナボディと、 このバーナボディの開口周縁部に前記混合室内に向かっ
   て窪むように形成された第１の凹部と、この第１の凹部
   に対応する第２の凹部が形成され、前記バーナボディに
   対する装着時に、これら凹部どうしが合致して炎検知用
   の感熱素子を収容するバーナキャップと、 このバーナキャップの外周部に列設され、前記バーナボ
   ディへの装着に伴い該バーナボディの開口縁部とで前記
   混合室からの混合ガスを吐出させる炎孔列を形成する歯
   状の突条列と、 この突条列のうち前記第２の凹部に対応する部分に前記
   感熱素子を少なくとも両側から挟む炎を生ずるように形
   成した両炎形成部とを備えて成るこんろ用バーナ。