JP2858358B2 - ガスバーナ - Google Patents
ガスバーナInfo
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- JP2858358B2 JP2858358B2 JP17470190A JP17470190A JP2858358B2 JP 2858358 B2 JP2858358 B2 JP 2858358B2 JP 17470190 A JP17470190 A JP 17470190A JP 17470190 A JP17470190 A JP 17470190A JP 2858358 B2 JP2858358 B2 JP 2858358B2
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- Japan
- Prior art keywords
- flame hole
- flame
- ignition
- burner
- gas
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガス調理器のこんろ等のガスバーナに関す
る。
る。
従来の技術 以下に従来のガスバーナについて説明する。第５図お
よび第６図に示すように、ガスバーナはバーナヘッド１
とバーナキャップ２により構成されている。ガス栓３を
開きノズル４により供給されるガスは、バーナ混合管５
の中で、空気と混合される。混合されたガスは、バーナ
キャップ２とバーナヘッド１により形成された主炎孔６
及び点火炎孔７より噴出される。この時、ガス栓３の開
閉動作に連動して点火器８により、点火プラグ９とバー
ナキャップ２の突起部10の間に放電が行われ、点火炎孔
７より噴出したガスに点火する。炎は、バーナキャップ
１の外周面に設けられた主炎孔６に火移りし点火は完了
する。また、バーナキャップ２には、内炎孔11が設けら
れており、熱分布を良くしている。また、燃焼に必要な
空気は、バーナの外周及びバーナの中空部12より供給さ
れる。
よび第６図に示すように、ガスバーナはバーナヘッド１
とバーナキャップ２により構成されている。ガス栓３を
開きノズル４により供給されるガスは、バーナ混合管５
の中で、空気と混合される。混合されたガスは、バーナ
キャップ２とバーナヘッド１により形成された主炎孔６
及び点火炎孔７より噴出される。この時、ガス栓３の開
閉動作に連動して点火器８により、点火プラグ９とバー
ナキャップ２の突起部10の間に放電が行われ、点火炎孔
７より噴出したガスに点火する。炎は、バーナキャップ
１の外周面に設けられた主炎孔６に火移りし点火は完了
する。また、バーナキャップ２には、内炎孔11が設けら
れており、熱分布を良くしている。また、燃焼に必要な
空気は、バーナの外周及びバーナの中空部12より供給さ
れる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の従来の構成では、こんろ上に載置
された鍋の中の調理物が吹きこぼれてバーナキャップ上
に滴下した時、その煮汁は、バーナキャップの外周部へ
流れ込み、主炎孔や点火炎孔に付着して炎孔部が目詰ま
りするので、点火炎孔に着火された炎は主炎孔に火移り
せず、目詰まりしていない他の主炎孔の炎孔負荷が高く
なり、炎が飛び安定した燃焼状態が得られないという問
題点。また、目詰りしていない主炎孔にも火移りせず、
生ガスが出放しとなり危険な状態になるという問題点、
さらに立消え安全装置の熱感熱部の温度が上昇しないた
め、炎は着火せず、着火した場合でも燃焼は継続せず、
ガスバーナは使用できない状態となるという問題点を有
していた。加えて煮汁は炎孔部だけでなく点火炎孔部の
下にある点火プラグにも滴下付着して濡れるので、バー
ナキャップに正常な放電が行われず、ガスバーナが使用
出来ない状態になるという問題点を有していた。
された鍋の中の調理物が吹きこぼれてバーナキャップ上
に滴下した時、その煮汁は、バーナキャップの外周部へ
流れ込み、主炎孔や点火炎孔に付着して炎孔部が目詰ま
りするので、点火炎孔に着火された炎は主炎孔に火移り
せず、目詰まりしていない他の主炎孔の炎孔負荷が高く
なり、炎が飛び安定した燃焼状態が得られないという問
題点。また、目詰りしていない主炎孔にも火移りせず、
生ガスが出放しとなり危険な状態になるという問題点、
さらに立消え安全装置の熱感熱部の温度が上昇しないた
め、炎は着火せず、着火した場合でも燃焼は継続せず、
ガスバーナは使用できない状態となるという問題点を有
していた。加えて煮汁は炎孔部だけでなく点火炎孔部の
下にある点火プラグにも滴下付着して濡れるので、バー
ナキャップに正常な放電が行われず、ガスバーナが使用
出来ない状態になるという問題点を有していた。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、誤って
煮こぼれした時でも炎孔の目詰まりを防止でき正常な点
火性能が確保できるガスバーナを提供することを目的と
する。
煮こぼれした時でも炎孔の目詰まりを防止でき正常な点
火性能が確保できるガスバーナを提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明のガスバーナは、外
周に一定ピッチでスリット状に形成された多数の主炎孔
と補炎孔および内側上面に複数の内炎孔を備えたバーナ
キャップであって、前記主炎孔と同一周面上に点火炎孔
およびエレメント炎孔を近接して備え、前記点火炎孔お
よびエレメント炎孔の端部の外周には少なくとも下向き
の凸状の突起を備えた構成を有している。
周に一定ピッチでスリット状に形成された多数の主炎孔
と補炎孔および内側上面に複数の内炎孔を備えたバーナ
キャップであって、前記主炎孔と同一周面上に点火炎孔
およびエレメント炎孔を近接して備え、前記点火炎孔お
よびエレメント炎孔の端部の外周には少なくとも下向き
の凸状の突起を備えた構成を有している。
作用 本願発明は上記構成によって、バーナキャップ上に滴
下した煮汁は、バーナキャップの外周より流下しても少
なくとも点火炎孔とエレメント炎孔部分においては内側
への巻き込みがなくなり、点火炎孔の目詰まりおよび点
火プラグへの煮汁付着を防止でき正常な点火性能を確保
できるとともに、エレメント炎孔の目詰まりおよび通常
該エレメント炎孔に対応して設けられている立ち消え安
全装置の感熱部への煮汁付着も防止できて立ち消え安全
装置の感熱部の温度も確実に上昇させることができる。
下した煮汁は、バーナキャップの外周より流下しても少
なくとも点火炎孔とエレメント炎孔部分においては内側
への巻き込みがなくなり、点火炎孔の目詰まりおよび点
火プラグへの煮汁付着を防止でき正常な点火性能を確保
できるとともに、エレメント炎孔の目詰まりおよび通常
該エレメント炎孔に対応して設けられている立ち消え安
全装置の感熱部への煮汁付着も防止できて立ち消え安全
装置の感熱部の温度も確実に上昇させることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
本発明の一実施例を示す第１図ないし第４図では、従
来例と同一部品に同一番号を付して説明は省略する。
来例と同一部品に同一番号を付して説明は省略する。
バーナキャップ２の外周に一定ピッチでスリット状の
多数の主炎孔６と補炎孔13を形成し、バーナキャップ２
の内側上面に複数の内炎孔11を形成する。またバーナキ
ャップ２の主炎孔６と同一周面上に点火炎孔７と点火炎
孔７の近傍にエレメント炎孔15を形成し、点火炎孔７の
出口の延長上の端部の外周上面に上方への凸上の突起14
aと端部の外周下面に下方への凸状の突起14bを設ける。
多数の主炎孔６と補炎孔13を形成し、バーナキャップ２
の内側上面に複数の内炎孔11を形成する。またバーナキ
ャップ２の主炎孔６と同一周面上に点火炎孔７と点火炎
孔７の近傍にエレメント炎孔15を形成し、点火炎孔７の
出口の延長上の端部の外周上面に上方への凸上の突起14
aと端部の外周下面に下方への凸状の突起14bを設ける。
以上のように本実施例によれば、外周に主炎孔と補炎
孔を内側上面に内炎孔を設けたバーナキャップに、主炎
孔と同一周面上に点火炎孔とエレメント炎孔を設け、か
つ点火炎孔の端部の外周に凸状の突起を設けることによ
り、ガスバーナ上の鍋等からの煮こぼれがバーナキャッ
プに滴下しても流れこみを防止し、煮こぼれ量が多くて
上面の突起を乗り込えても下面の突起で内側への巻き込
みを防止して、点火プラグの性能を確保することができ
る。また下面の突起により、点火炎孔やエレメント炎孔
からのガスの燃焼状態が良化する効果も生ずる。
孔を内側上面に内炎孔を設けたバーナキャップに、主炎
孔と同一周面上に点火炎孔とエレメント炎孔を設け、か
つ点火炎孔の端部の外周に凸状の突起を設けることによ
り、ガスバーナ上の鍋等からの煮こぼれがバーナキャッ
プに滴下しても流れこみを防止し、煮こぼれ量が多くて
上面の突起を乗り込えても下面の突起で内側への巻き込
みを防止して、点火プラグの性能を確保することができ
る。また下面の突起により、点火炎孔やエレメント炎孔
からのガスの燃焼状態が良化する効果も生ずる。
なお、点火プラグとバーナキャップの間にスパークし
て点火した点火炎孔の炎は、バーナキャップ外周面の主
炎に火移りし迅速に全周に広がることになる。
て点火した点火炎孔の炎は、バーナキャップ外周面の主
炎に火移りし迅速に全周に広がることになる。
発明の効果 以上の実施例の説明からも明らかなように本発明は、
特に主炎孔と同一周面上に点火炎孔およびエレメント炎
孔を近接して備え、前記点火炎孔およびエレメント炎孔
の端部の外周には少なくとも下向きの凸状の突起を設け
た構成により、点火炎孔の目詰まりおよび点火プラグへ
の煮汁付着を防止でき正常な点火性能を確保できるとと
もに、エレメント炎孔の目詰まりおよび通常該エレメン
ト炎孔に対応して設けられている立ち消え安全装置の感
熱部への煮汁付着も防止できて立ち消え安全装置の感熱
部の温度も確実に上昇させることもでき、長期にわたっ
て確実にガスバーナを使用することができるという効果
もある。
特に主炎孔と同一周面上に点火炎孔およびエレメント炎
孔を近接して備え、前記点火炎孔およびエレメント炎孔
の端部の外周には少なくとも下向きの凸状の突起を設け
た構成により、点火炎孔の目詰まりおよび点火プラグへ
の煮汁付着を防止でき正常な点火性能を確保できるとと
もに、エレメント炎孔の目詰まりおよび通常該エレメン
ト炎孔に対応して設けられている立ち消え安全装置の感
熱部への煮汁付着も防止できて立ち消え安全装置の感熱
部の温度も確実に上昇させることもでき、長期にわたっ
て確実にガスバーナを使用することができるという効果
もある。
第１図は本発明の一実施例のガスバーナのバーナキャッ
プの点火炎孔部と点火プラグの要部断面図、第２図は同
ガスバーナの断面図、第３図、第４図は同バーナキャッ
プの平面図及び底面図、第５図は従来のガスバーナの断
面図、第６図は同ガスバーナのバーナキャップの底面図
である。 １……バーナヘッド、２……バーナキャップ、３……ガ
ス栓、６……主炎孔、７……点火炎孔、９……点火プラ
グ、10……突起部、11……内炎孔、13……補炎孔、14a,
14b……突起、15……エレメント炎孔。
プの点火炎孔部と点火プラグの要部断面図、第２図は同
ガスバーナの断面図、第３図、第４図は同バーナキャッ
プの平面図及び底面図、第５図は従来のガスバーナの断
面図、第６図は同ガスバーナのバーナキャップの底面図
である。 １……バーナヘッド、２……バーナキャップ、３……ガ
ス栓、６……主炎孔、７……点火炎孔、９……点火プラ
グ、10……突起部、11……内炎孔、13……補炎孔、14a,
14b……突起、15……エレメント炎孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F23D 14/06
Claims (1)
- 【請求項１】外周に一定ピッチでスリット状に形成され
た多数の主炎孔と補炎孔および内側上面に複数の内炎孔
を備えたバーナキャップであって、前記主炎孔と同一周
面上に点火炎孔およびエレメント炎孔を近接して備え、
前記点火炎孔およびエレメント炎孔の端部の外周には少
なくとも下向きの凸状の突起を備えたガスバーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17470190A JP2858358B2 (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | ガスバーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17470190A JP2858358B2 (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | ガスバーナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0464807A JPH0464807A (ja) | 1992-02-28 |
| JP2858358B2 true JP2858358B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=15983156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17470190A Expired - Lifetime JP2858358B2 (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | ガスバーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2858358B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09147626A (ja) | 1995-11-22 | 1997-06-06 | Nippon Zeon Co Ltd | 樹脂組成物、および成形品 |
| KR101745541B1 (ko) | 2015-06-05 | 2017-06-09 | 린나이코리아 주식회사 | 곤로용 버너 |
| CN106322376B (zh) * | 2015-07-10 | 2019-06-18 | 林内株式会社 | 炉具用燃烧器 |
-
1990
- 1990-07-02 JP JP17470190A patent/JP2858358B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0464807A (ja) | 1992-02-28 |
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Legal Events
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