JPH01181009A

JPH01181009A - バーナ装置

Info

Publication number: JPH01181009A
Application number: JP519888A
Authority: JP
Inventors: Toshiyuki Nomura; 俊行野村; Yoshihiro Ishikawa; 石川　善弘; Hideaki Ishikawa; 英昭石川
Original assignee: Rinnai Corp
Current assignee: Rinnai Corp
Priority date: 1988-01-13
Filing date: 1988-01-13
Publication date: 1989-07-19
Also published as: JPH0456207B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は主としてガス消費量の大きい燃焼器に適用され
るバーナ装置に関する。

（従来の技術）従来のこの種バーナ装置として、小容量バーナと大容量
バーナとを内外２重に配置して成る２連バーナであって
、該大容量バーナの上面に該小容量バーナからの火移り
点火用の炎孔を備えるものは知られる。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記従来の火移り点火用の炎孔は第４図
及び第５図に示すように大容量バーナの上面例えばバー
ナキャップａの上面に設けた隆起部すの周面にスリット
Ｃを形成してなるもの、第６図に示すようにバーナキャ
ップａの上面にスリットＣを形成してなるもの等で、い
ずれのものも、煮こぼれによる汁等が該スリットｃ内に
侵入し、火移り性能を悪化させる不都合がある。

（課題を解決するための手段）本発明は上記不都合を解消する装置を提供しようとする
ものであって、小容量バーナと大容量バーナとを内外２
重に配置して成る２連バーナであって、該大容量バーナ
の上面に該小容量バーナからの火移り点火用の炎孔を備
えるものにおいて、該炎孔を、該大容量バーナの上面に
設けたガス噴孔と、該ガス噴孔に嵌脱自在のキャップと
で構成し、該キャップはその上部周面に庇を有し、その
下部周面にスリットを有し、その内部に該スリットを該
ガス噴孔に連通させるガス通路を有するものとしたこと
を特徴とする。

（作　用）本発明は上記構成によるもので、これによればスリット
の上方に庇があるので、煮こぼれによる汁等がスリット
内に侵入しにくく、たとえスリット内に侵入したとして
もキャップをガス噴孔から外せば清掃することができ、
したがって炎孔を常に火移り性能のいい状態に保持でき
る。

（実施例）次に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図において、（１）は混合管（２）に連なる内部の
ガス分布室（３）の上面開口に、外周下面に突条２（４
）の多数個を適宜間隔に配設したバーナキャップ（５）
を載置して各間隔内を炎孔（６）として作用させる大容
量バーナたるメインバーナ、（７）は外周面に透孔から
なる炎孔（８）を適宜間隔に配設した小容量バーナたる
シマーバーナを夫々示し、該シマーバーナ（７′）が該
メインバーナ（１）のガス分布室（３）の内側の空間内
に位置するように内外２重に配設されて２連バーナが構
成される。

上記した２連°バーナはメインバーナ（１）とシマーバ
ーナ（７）の炎を図示しない操作子により調節して火勢
を比例的に最小から最大まで調整可能であるが、大きく
分けると火勢を４段階に選択調整することができるもの
で、メインバーナ（１）とシマーバーナ（Ｔ）の炎を共
に大にすれば火勢を最大に、メインバーナ（１）とシマ
ーバーナ（ｎを共に小炎とすれば火勢を中位に、またシ
マーバーナ（ｎのみを大炎とすれば火勢を小に、さらに
シマーバーナ（７）ヲ小炎とすれば火勢を最小に調整す
ることができる。

また、メインバーナ（１）の上面にはシマーバーナ（７
′）からの火移り点火用の炎孔（９）が複数個設けられ
るもので、これを具体的に説明すると、各炎孔（９）は
バーナキャップ（５）の上面に設けた透孔から成るガス
噴孔（１０と、該ガス噴孔（ＩＯに嵌脱自在のキャップ
Ｃ１１）とから成り、該キャップＣ１１は第２図に示す
ように、その上部周面に円板状の庇ｑつを有し、その下
部周面に適宜間隔を存してスリット（１３を有し、その
内部に各スリットａ３をガス噴孔（１Ｇに連通させるガ
ス通路ｑΦを有するものとした。かくするときは、メイ
ンバーナ（１）の点火操作を行なえば混合管（２）から
ガス分布室（３）を経て各ガス噴孔ＧＧに送られてきた
ガスは第３図に示すように、ガス通路ｑΦを介してスリ
ットａ３から噴出され、これに点火され、さらにこのス
リット０３の炎によりメインバーナ（１）が火移り点火
される。

両バーナ（１）　（７）の作動によれば、両バーナ（１
）　（７）上に載置された鍋等から煮こぼれを生じるこ
とがあるが、この汁等の落下は庇（１つに遮られ、スリ
ットａ３内に侵入しに＜＜、たとえ侵入したとしてもキ
ャップｑｖをガス噴孔（ＩＯから取外せば清掃すること
ができ、炎孔（９）を常に火移り性能のいい状態に保持
できる。

（発明の効果）このように本発明によるときは、火移り点火用としてガ
スを噴出するスリットの上方に庇が−あるので、該スリ
ットへの煮汁等の侵入がしにくくなり、たとえ侵入する
ことがあっても、大容量バーナとキャップとが別体であ
るので、キャップを取外して煮汁等を清掃除去でき、し
たがって火移り点火用の炎孔に煮汁等の侵入を防止する
部材がなく、しかも該炎孔が大容量バーナと一体である
ため清掃のしにくい前記従来のものに比して炎孔の火移
り性能が向上される効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のバーナ装置の実施の１例を示す裁断側
面図、第２図はそのキャップの斜視、図、第３図はその
炎孔全体のガスの流れを説明する断面図、第４図は従来
のバーナ装置の要部を示す斜視図、第５図はその炎孔全
体のガスの流れを説明する断面図、第６図は従来のバー
ナ装装置の他の例の要部を示す斜視図である。（１）・・・メインバーナ（大容量バーナ）（７）・・
・シマーバーナ（小容量バーナ）（９）・・・火移り点
火用の炎孔（ＩＱ・・・ガス噴孔ｑｖ・・・キャップ ■・・・庇（１３・・・スリットａΦ・・・ガス通路第１図

Claims

【特許請求の範囲】

小容量バーナと大容量バーナとを内外２重に配置して成
る２連バーナであって、該大容量バーナの上面に該小容
量バーナからの火移り点火用の炎孔を備えるものにおい
て、該炎孔を、該大容量バーナの上面に設けたガス噴孔
と、該ガス噴孔に嵌脱自在のキャップとで構成し、該キ
ャップはその上部周面に庇を有し、その下部周面にスリ
ットを有し、その内部に該スリットを該ガス噴孔に連通
させるガス通路を有するものとしたことを特徴とするバ
ーナ装置。