JPH06100338B2 - ガスコンロ - Google Patents
ガスコンロInfo
- Publication number
- JPH06100338B2 JPH06100338B2 JP62276165A JP27616587A JPH06100338B2 JP H06100338 B2 JPH06100338 B2 JP H06100338B2 JP 62276165 A JP62276165 A JP 62276165A JP 27616587 A JP27616587 A JP 27616587A JP H06100338 B2 JPH06100338 B2 JP H06100338B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- child
- central hole
- gas stove
- parent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Gas Burners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガスコンロに関し、環状の親バーナの略中心部
上に子バーナを載せて子バーナで点火電極で覆って成る
ガスコンロ。
上に子バーナを載せて子バーナで点火電極で覆って成る
ガスコンロ。
従来の技術 従来のこの種のガスコンロは第４図に示すように、１は
ガスコンロに用いられている燃焼部で環状の親バーナ２
と親バーナ２の略中央に設けた中央孔３に配設された子
バーナ４を有し、子バーナ４に対応して点火電極５が構
成されており、子バーナ４と点火電極５間でスパーク放
電させて子バーナ４及び親バーナ２に点火するようにし
ていた。また、中央孔３の径よりも子バーナ４の径を小
さくして中央孔３から供給される２次空気の邪魔になら
ないように構成されていた。
ガスコンロに用いられている燃焼部で環状の親バーナ２
と親バーナ２の略中央に設けた中央孔３に配設された子
バーナ４を有し、子バーナ４に対応して点火電極５が構
成されており、子バーナ４と点火電極５間でスパーク放
電させて子バーナ４及び親バーナ２に点火するようにし
ていた。また、中央孔３の径よりも子バーナ４の径を小
さくして中央孔３から供給される２次空気の邪魔になら
ないように構成されていた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、ガスコンロ使用時
に被加熱物から煮こぼれた煮汁が２次空気導出用の中央
孔３内に入れ込みやすく、入り込んだ煮汁によってガス
コンロの内部を汚し、合わせてガスコンロが腐食して寿
命が短くなるという問題点があった。そのうえ点火電極
５にも煮汁がかかるために点火電極５と子バーナ４間の
電気的絶縁がくずれて両者間が導電状態となるため、点
火時にスパーク放電が得られないという問題点を有して
いた。
に被加熱物から煮こぼれた煮汁が２次空気導出用の中央
孔３内に入れ込みやすく、入り込んだ煮汁によってガス
コンロの内部を汚し、合わせてガスコンロが腐食して寿
命が短くなるという問題点があった。そのうえ点火電極
５にも煮汁がかかるために点火電極５と子バーナ４間の
電気的絶縁がくずれて両者間が導電状態となるため、点
火時にスパーク放電が得られないという問題点を有して
いた。
本発明はかかる従来の問題を解消するもので、中央孔へ
の煮汁等の煮こぼれの流入を防止すると同時に中央孔に
配設された点火電極が煮汁でぬれるのを防止することを
目的とする。
の煮汁等の煮こぼれの流入を防止すると同時に中央孔に
配設された点火電極が煮汁でぬれるのを防止することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のガスコンロは、環
状の親バーナの中央孔の上方を子バーナにて覆い、子バ
ーナの下方に中央孔に通じる２次空気導出部を横外側方
に開口させ、子バーナの外径を中央孔の径よりも大きく
し、中央孔に子バーナの径よりも小さい位置に点火電極
を配設して子バーナで点火電極を覆い、子バーナ及び親
バーナの上面を外側方に傾斜させたという構成を備えた
ものである。
状の親バーナの中央孔の上方を子バーナにて覆い、子バ
ーナの下方に中央孔に通じる２次空気導出部を横外側方
に開口させ、子バーナの外径を中央孔の径よりも大きく
し、中央孔に子バーナの径よりも小さい位置に点火電極
を配設して子バーナで点火電極を覆い、子バーナ及び親
バーナの上面を外側方に傾斜させたという構成を備えた
ものである。
作用 本発明は上記した構成によって、中央孔の径よりも子バ
ーナの径を大きくして中央孔を覆ったので、ガスコンロ
使用時に被加熱物等から煮こぼれした煮汁は、親バーナ
あるいは子バーナ上にこぼれ、親バーナ上にこぼれた煮
汁は親バーナ上を外側方に流れ、子バーナ上にこぼれた
煮汁は子バーナ上面を外側方へ流れ、子バーナの外径部
で親バーナの上面へと流れてさらに親バーナの外側方へ
と流れるから、中央孔へ煮汁が流れこむことがないので
ガスコンロの内部が腐食して寿命が短かくなることがな
いのである。さらに子バーナにて点火電極が被覆されて
いるから、子バーナ上にこぼれた煮汁は子バーナから親
バーナの上面へと流れるから点火電極へはこぼれないの
で、点火電極が煮汁によってぬれることがないので点火
電極と子バーナ間の絶縁は保たれるから、子バーナと点
火電極間でのスパーク放電は正常な状態が保たれて点火
しないといったことがなくなるのである。
ーナの径を大きくして中央孔を覆ったので、ガスコンロ
使用時に被加熱物等から煮こぼれした煮汁は、親バーナ
あるいは子バーナ上にこぼれ、親バーナ上にこぼれた煮
汁は親バーナ上を外側方に流れ、子バーナ上にこぼれた
煮汁は子バーナ上面を外側方へ流れ、子バーナの外径部
で親バーナの上面へと流れてさらに親バーナの外側方へ
と流れるから、中央孔へ煮汁が流れこむことがないので
ガスコンロの内部が腐食して寿命が短かくなることがな
いのである。さらに子バーナにて点火電極が被覆されて
いるから、子バーナ上にこぼれた煮汁は子バーナから親
バーナの上面へと流れるから点火電極へはこぼれないの
で、点火電極が煮汁によってぬれることがないので点火
電極と子バーナ間の絶縁は保たれるから、子バーナと点
火電極間でのスパーク放電は正常な状態が保たれて点火
しないといったことがなくなるのである。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。なお、従来例と同一機能を有するものには同一番号
を付し説明は省略する。
る。なお、従来例と同一機能を有するものには同一番号
を付し説明は省略する。
第１図，第２図において、６はガスコンロを示し、燃焼
部１を有し、ゴトク７上に被加熱物８を載置して使用さ
れる。９は親バーナ２を構成する親バーナボディで、10
は親バーナボディ９上に載置された親バーナキャップ、
11は子バーナ４を構成する子バーナボディで子バーナボ
ディ11上に子バーナキャップ12が載置され、中央孔３に
配設されている。13は親バーナ２の脚で親バーナ受け14
の脚孔15に嵌合されている。16は子バーナボディ11の外
側部で、中央孔３の径よりも小さく構成され、子バーナ
キャップ12の径は中央孔３の径よりも大きく構成されて
いる。親バーナキャップ10及び子バーナキャップ12のそ
れぞれの上面17は共に外側方へ傾斜させている。点火電
極５は子バーナボディ11の下方に構成され、子バーナボ
ディ11の切欠き部18に位置して子バーナキャップ12に対
応し、19は中央孔３に連通した２次空気導出部に構成さ
れている。
部１を有し、ゴトク７上に被加熱物８を載置して使用さ
れる。９は親バーナ２を構成する親バーナボディで、10
は親バーナボディ９上に載置された親バーナキャップ、
11は子バーナ４を構成する子バーナボディで子バーナボ
ディ11上に子バーナキャップ12が載置され、中央孔３に
配設されている。13は親バーナ２の脚で親バーナ受け14
の脚孔15に嵌合されている。16は子バーナボディ11の外
側部で、中央孔３の径よりも小さく構成され、子バーナ
キャップ12の径は中央孔３の径よりも大きく構成されて
いる。親バーナキャップ10及び子バーナキャップ12のそ
れぞれの上面17は共に外側方へ傾斜させている。点火電
極５は子バーナボディ11の下方に構成され、子バーナボ
ディ11の切欠き部18に位置して子バーナキャップ12に対
応し、19は中央孔３に連通した２次空気導出部に構成さ
れている。
上記構成において、被加熱物８から煮こぼれした煮汁は
被加熱物８の側面等を伝わって子バーナキャップ12及び
親バーナキャップ10の上面17上に落下し、子バーナキャ
ップ12へこぼれた煮汁は上面17を外側方へ流れ、外径部
で水切りされて親バーナキャップ10の上面17を外側方へ
流れるから、中央孔３へは煮汁が流れこまないので、ガ
スコンロ６内へ煮汁等が入り込むことがなくなるので内
部を汚したり、煮汁等の影響で内部が腐食してガスコン
ロ６寿命が短かくなることがないのである。さらに、点
火電極５は子バーナ４の外径よりも小さい位置で、子バ
ーナ４で被覆されているから、子バーナキャップ12の上
面17で煮汁が受けとめられて、点火電極５が煮汁でぬれ
て子バーナ４間との絶縁が不良となることがないのでス
パーク放電ミス等がなくなり、確実なる点火が得られる
のである。さらに、子バーナボディ11の外形部16の径を
中央孔３の径よりも小さくしたので、子バーナ４を取り
はずさなくても親バーナ２はバーナ受け14から着脱でき
るから、親バーナ２が汚れた時に容易に掃除等ができる
効果がある。
被加熱物８の側面等を伝わって子バーナキャップ12及び
親バーナキャップ10の上面17上に落下し、子バーナキャ
ップ12へこぼれた煮汁は上面17を外側方へ流れ、外径部
で水切りされて親バーナキャップ10の上面17を外側方へ
流れるから、中央孔３へは煮汁が流れこまないので、ガ
スコンロ６内へ煮汁等が入り込むことがなくなるので内
部を汚したり、煮汁等の影響で内部が腐食してガスコン
ロ６寿命が短かくなることがないのである。さらに、点
火電極５は子バーナ４の外径よりも小さい位置で、子バ
ーナ４で被覆されているから、子バーナキャップ12の上
面17で煮汁が受けとめられて、点火電極５が煮汁でぬれ
て子バーナ４間との絶縁が不良となることがないのでス
パーク放電ミス等がなくなり、確実なる点火が得られる
のである。さらに、子バーナボディ11の外形部16の径を
中央孔３の径よりも小さくしたので、子バーナ４を取り
はずさなくても親バーナ２はバーナ受け14から着脱でき
るから、親バーナ２が汚れた時に容易に掃除等ができる
効果がある。
発明の効果 以上のように本発明のガスコンロによれば次の効果が得
られる。
られる。
（１）環状の親バーナの中央孔の径よりも子バーナの径
を大きくしたので、中央孔から煮こぼれした煮汁等がガ
スコンロ内部へ流入することがないので、ガスコンロ内
部を汚したり、腐食させたりすることがないので、ガス
コンロの寿命が長くなる効果がある。
を大きくしたので、中央孔から煮こぼれした煮汁等がガ
スコンロ内部へ流入することがないので、ガスコンロ内
部を汚したり、腐食させたりすることがないので、ガス
コンロの寿命が長くなる効果がある。
（２）親バーナの中央孔に配設された点火電極を子バー
ナで被覆したので、点火電極に煮こぼれした煮汁等がか
かることがないので、絶縁不良が生じることがなく確実
な点火が得られる効果がある。
ナで被覆したので、点火電極に煮こぼれした煮汁等がか
かることがないので、絶縁不良が生じることがなく確実
な点火が得られる効果がある。
第１図は本発明の一実施例におけるガスコンロの燃焼部
の要部拡大断面図、第２図は同燃焼部の外観図、第３図
は同コンロの使用状態を示す正面図、第４図は従来のガ
スコンロの燃焼部の断面図である。 ２……親バーナ、３……中央孔、４……子バーナ、５…
…点火電極、17……上面、19……２次空気導出部。
の要部拡大断面図、第２図は同燃焼部の外観図、第３図
は同コンロの使用状態を示す正面図、第４図は従来のガ
スコンロの燃焼部の断面図である。 ２……親バーナ、３……中央孔、４……子バーナ、５…
…点火電極、17……上面、19……２次空気導出部。
Claims (1)
- 【請求項１】環状の親バーナの中央孔の上方を子バーナ
にて覆い、前記子バーナの下方に前記中央孔に通じる２
次空気導出部を横外側方に開口させ、前記子バーナの外
径を前記中央孔の径よりも大きくし、前記中央孔に前記
子バーナの外径よりも小さい位置に点火電極を配設して
前記子バーナで覆い、前記子バーナ及び前記親バーナの
上面を外側方に傾斜させてなるガスコンロ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62276165A JPH06100338B2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | ガスコンロ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62276165A JPH06100338B2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | ガスコンロ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01118024A JPH01118024A (ja) | 1989-05-10 |
| JPH06100338B2 true JPH06100338B2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=17565640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62276165A Expired - Lifetime JPH06100338B2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | ガスコンロ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06100338B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2911944B2 (ja) * | 1990-01-24 | 1999-06-28 | パロマ工業株式会社 | ガスこんろ用親子バーナ |
| DE4125308C2 (de) * | 1991-07-31 | 2002-06-13 | Isphording Germany Gmbh | Gasbrenner |
| KR100936150B1 (ko) * | 2007-12-17 | 2010-01-12 | 엘지전자 주식회사 | 버너 및 이를 포함하는 조리기기 |
| CN109556154B (zh) * | 2018-12-18 | 2023-12-29 | 成都前锋电子有限责任公司 | 一种方便清洗、易调节且燃烧效率高的灶具 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6126734U (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-18 | 三和機材株式会社 | 杭頭処理機 |
| JPS62112927A (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コンロ用ガスバ−ナ− |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6066926U (ja) * | 1983-10-15 | 1985-05-13 | 株式会社ハーマン | ガスバ−ナ |
| JPS6169632U (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-13 |
-
1987
- 1987-10-30 JP JP62276165A patent/JPH06100338B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6126734U (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-18 | 三和機材株式会社 | 杭頭処理機 |
| JPS62112927A (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コンロ用ガスバ−ナ− |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01118024A (ja) | 1989-05-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH07103996B2 (ja) | コンロ | |
| JPH06100338B2 (ja) | ガスコンロ | |
| JP2008202874A (ja) | コンロ用バーナ | |
| JPS5919211Y2 (ja) | ガス調理器 | |
| US2180789A (en) | Gas burner | |
| JP2000283415A (ja) | ガスコンロ用バーナ | |
| JPS6222742Y2 (ja) | ||
| JPS6247013Y2 (ja) | ||
| EP0163838B1 (en) | Water heater construction | |
| JP3474305B2 (ja) | コンロ用ガスバーナ | |
| JPS5939523Y2 (ja) | 調理器 | |
| KR850001887Y1 (ko) | 조리기 | |
| JPS6335247Y2 (ja) | ||
| JPS6186522A (ja) | コンロ | |
| JPS6246088Y2 (ja) | ||
| JPS6314197Y2 (ja) | ||
| JPH0658544A (ja) | ガスコンロにおけるダイレクト点火装置 | |
| JPS6373022A (ja) | バ−ナ | |
| JPH0456207B2 (ja) | ||
| JPS6032807Y2 (ja) | ガスこんろ | |
| JPH10339441A (ja) | ガスコンロ | |
| JPS62112927A (ja) | コンロ用ガスバ−ナ− | |
| KR900006940Y1 (ko) | 개량 가스 버어너 | |
| KR940004553Y1 (ko) | 라면조리기 | |
| JPS6124816Y2 (ja) |