JPH01141641A - 食器洗い機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は食器などを洗って乾燥させる食器洗い機に関し
、特に、その乾燥制御方法に関するものである。

従来の技術 従来の食器洗い機は、操作ボタンによって洗浄工程から
乾燥工程まで一連の動作を行なわせたシ、乾燥工程のみ
を行なわせたり等運転するプログラムを選択することが
できた。そして、これらの設定プログラムにおける乾燥
工程の温度調節の設定温度はいずれも同じ温度であった
。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の食器洗い機では、乾燥時間を短縮する
ために、加熱手段であるヒーターの消費電力を増加させ
ると次の様な問題が生じる。すなわち、運転プログラム
を乾燥工程のみと設定した時で、タンクの庫内やかご等
に水滴が付着していない場合は、加熱手段であるヒータ
ーの上部に配置されるかごやノズル、食器等が異常温度
状態となる。一方、上記問題を解消するために、ヒータ
ーの消費電力を低下させると運転プログラムを洗浄工程
から乾燥工程まで連続して行なうよう設定した場合は、
タンク庫内やかご・食器等に付着した水滴の蒸発潜熱に
よりタンク庫内の温度が上昇しにくいという問題点が生
じた〇 本発明は上記問題点に鑑み、食器やかご等を異常温度状
態から保護しつつ乾燥時間を短縮すること金目的とする
。

問題点を解決するだめの手段 上記目的を達成するために本発明は、食器を収納するタ
ンクと、食器を乾燥させる加熱手段と、前記タンク庫内
の温度を検知する温度検知手段と、洗浄・すすぎ・乾燥
を逐次制御する制御装置を備え、前記制御装置は、乾燥
工程において、前記温度検知手段からの温度信号によシ
加熱手段を制御し、前記タンク庫内の温度調節を行ない
、かつ前記乾燥工程前のすすぎの有無によって前記温度
調節の設定温度を変更するように構成している。

作　　用 この構成により、タンクの庫内やかご等に水滴が付着し
ていない状態で乾燥工程のみの運転を行なった場合には
、温度調節の設定温度を低くして加熱手段近傍に配置さ
れたかごやノズル、食器等が異常温度上昇することを防
ぐ〇一方、運転プログラムを洗浄工程から乾燥工程まで
連続して行なう場合には、乾燥工程の温度調節の設定温
度を高くして、タンク庫内やかご１食器等に付着した水
滴の蒸発潜熱を充分に供給し、タンク庫内の温度を上げ
て乾燥時間を短縮することができる。

実施例 以下、本発明の実施例を第１図および第２図によって説
明する。

本実施例における食器洗い機の構成を第２図に示す。す
なわち、１は食器２を収納して、この中で洗浄・乾燥す
るためのタンク、３は食器２の洗浄・乾燥を効率よく行
なわしめるために食器２を配列可能としたかご、４は洗
浄・すすぎを行なう噴水を食器２に均等にあてるだめの
ノズル、６はノズＡ／４に噴水を送シ出す水圧を発生す
るポンプ、６はボンデ５を駆動するモー・夕、７はタン
ク１の底部とポンプ５を結ぶ水路、８はタンク１の庫内
温度、を検知するだめのサーミスタ、９はタンク１の庫
内を加熱するヒーター１０はサーミスタ８の信号を入力
し、モークロおよびヒーター・９を制御する制御装置で
ある０ 次に本実施例における食器洗い機の制御装置の構成を第
１図によって説明する。すなわち、１１は種々の入力に
よシ負荷を制御する信号を出力し、洗浄・すすぎ・乾燥
を逐次制御するマイクロコンピュータ、１２はサーミス
タ８等のタンク２内の温度を検知するだめの温度検知手
段、１３は運転するプログラムの選択・始動・停止等の
情報をマイクロコンピュータ１１に入力するキー入力回
路、１４は運転するプログラム等の表示を行なう表示手
段、１５はヒータ９への通電をマイクロコンピュータ１
１の信号によって制御するヒーター通電手段、１θはモ
ータｅの運転をマイクロコンピュータ１１の信号によっ
て制御する洗浄モータ駆動手段、１７はタンク内に水を
供給する給水弁をマイクロコンピュータ１１の信号によ
って制御する給水弁駆動手段、１８はタンク内の水を機
外に排水するだめの排水ポンプモータをマイクロコンピ
ュータ１１の信号によって制御する排水ポンプモータ駆
動手段である。

以上のような構成において、乾燥工程の動作を以下に説
明する。すなわち、乾燥工程ではヒーター９に通電して
タンク１の庫内に熱を供給して食器２を乾燥させるが、
ヒーター９に連続通電するとタンク１の庫内温度が上昇
し過ぎるため、サーミスタ８である設定温度１を検知す
るとマイクロコンピュータ１１はヒー・夕通電手段１５
を介してヒーター９への通電を停止する０′−！た、前
記設定温度１よシ低い設定温度２ｆサーミスタ８で検知
スルトマイクロコンピュータ１１はヒーター通電手段１
６を介してヒーター９・へ通電を再開する温度調節動作
を行なう０この時、設定温度１については、タンク１の
庫内の温圧上昇に直接影響するが、これが高すぎるどヒ
ルター９付近に位置する食器２、かご３そしてノズル７
！６の温Ｂ上昇が高くなり、特にこれらの材質が樹脂で
ある場合は熱変形を起こすことも考えられる〇一方、乾
燥時間を短縮するためには、できるだけ前記設定温度１
を高く設定した方が良い０これに対応するために、タン
ク１の庫内や食器２に水滴が付着した状態からの乾燥、
すなわち、運転プログラムが洗浄工程からすすぎ工程・
乾燥工程まで連続して行なわれる場合は、前記水滴を蒸
発さぜる潜熱としてヒーター９から供給される熱量が余
計に消費されるため、前記設定温度１を高く設定しても
、ヒーター９の温度調節時の温度のオーバーシュートが
小さいため、ヒーター９付近に位置する食器２、かご３
、そしてノズル４に熱変形等の不都合を与えることはな
い。また、タンク１の庫内に水滴が付着していない状態
で乾燥を行なう場合、すなわち、運転プログラムが乾燥
工程の前に洗浄工程・すすぎ工程を持たない場合は、上
述のような水滴の蒸発潜熱の影響が少なく、ヒーター９
の温度調節時の温度のオーバーシュートが大きくなるた
め、この分を見込んで前記設定温度１を低めに設定しな
ければならない◇したがって、マイクロコンピュータ１
１は、運転するプログラムによって乾燥工程の前記設定
温度１を選択し、それによってヒーター９の通電を制御
してタンク１の庫内の温度調節を行なうものである０ 発明の効果 以上、実施例から明らかなように本発明によれば、運転
プログラムに応じて乾燥工程の温度調節の設定温度を選
択して、ヒーター近傍の食器や部品に熱変形等の悪影響
を与えることなくヒーターの通電時間をより長くするこ
とができる。これによって乾燥工程の時間短縮を図るこ
とが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における食器洗い機の制御装
置を示すブロック図、第２図は同食器洗い機の断面図で
ある◇ １・・・・・・タンク、２・・・・・・食ｉｓ・・・・
・・サーミスタ、９・・・・・・ヒーター、１１・・・
・・・マイクロコンピュータ、１２・・・・・・温度検
知手段、１５・・・・・・ヒーター通電手段Ｏ 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 を声　　２　　図　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　イ一一−ダ二り２−　食
器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 食器を収納するタンクと、食器を乾燥させる加熱手段と
   、前記タンク庫内の温度を検知する温度検知手段と、洗
   浄・すすぎ・乾燥を逐次制御する制御装置を備え、前記
   制御装置は、乾燥工程において、前記温度検知手段から
   の温度信号により加熱手段を制御し、前記タンク庫内の
   温度調節を行い、かつ前記乾燥工程前のすすぎの有無に
   よって前記温度調節の設定温度を変更する食器洗い機。