JPH01141264A - Vベルト式無段変速機 - Google Patents

Vベルト式無段変速機

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JPH01141264A
JPH01141264A JP30058287A JP30058287A JPH01141264A JP H01141264 A JPH01141264 A JP H01141264A JP 30058287 A JP30058287 A JP 30058287A JP 30058287 A JP30058287 A JP 30058287A JP H01141264 A JPH01141264 A JP H01141264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
oil pressure
gear ratio
belt
oil chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP30058287A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kitano
孝二 北野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はVベルト式無段変速機、特に駆動側プーリまた
は従動側プーリの一方に変速比制御用油室を設け、他方
に負荷推力制御用油室を設けたVベルト式無段変速機に
関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来、Vベルト式無段変速機として、駆動側プーリに変
速比制御用油室を設け、従動側プーリに負荷推力制御用
油室を設け、特に従動側プーリの負荷推力制御用油室の
油圧をスリップ式クラッチの制御信号に基づいて制御す
るようにしたものが提案されている(特開昭61−19
3936号公報)。
上記Vベルト式無段変速機の場合には、スリップ式クラ
ッチの実際のスリップ量をエンジン回転数と車速(出力
軸回転数)とによって算出し、予め設定された目標スリ
ップ量と実際スリップ量とのずれ量に応じてクラッチを
制御している。そして、このクラッチへの@ Jn信号
は伝達トルクそのものを代表するため、クラッチへの制
御信号に基づいて従動側プーリの負荷推力を制御するこ
とにより、伝達トルクに応じた最適吐負荷推力に制御で
き、伝達効率の向上およびベルトスリップの防止を期待
できる。
しかしながら、従動側プーリの負荷推力を伝達トルクに
応じた油圧に調圧した場合、大きなトルクが作用する発
進時やストール時において、各種寸法ばらつきやVベル
トの経時的な伸び等によりVベルトがスリップを起こす
場合があり、このスリップ状態が続くとエンジンが吹き
上がるとともに、Vベルトが発熱して著しく寿命を損な
う結果となる。負荷推力を伝達トルクに応じた必要最低
限の推力よりかなり高めの値に設定すれば、ベルトスリ
ップを確実に回避できるが、これではベルトスリップを
起こさない時に過大推力となり、却って伝達効率の低下
、Vベルトの耐久性の低下を招くことになる。
〔発明の目的〕
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
は、負荷推力制御側プーリの油圧をエンジン発生トルク
に応じた必要最低限に調整でき、万一ベルトスリップが
発生してもスリップを確実に解消できるVベルト式無段
変速機を提供することにある。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するために、本発明は、駆動側プーリま
たは従動側プーリの一方に変速比をIIJrBするため
の変速比制御用油室を設け、他方にトルク伝達に必要な
負荷推力を制御するための負荷推力制御用油室を設けた
Vベルト式無段変速機において、スロットル開度、エン
ジン回転数、車速などの運転信号を検出する装置と、各
検出装置にて検出された運転信号に応じて上記変速比制
御用油室および負荷推力制御用油室の油圧を制御する電
子制御装置とを設け、上記電子制御装置は、負荷推力制
御用油室の油圧をエンジン発生トルクに応じた負荷油圧
に調整する手段と、変速比が最大変速比より大きい時、
該変速比の大きさに応じて負荷油圧を上昇補正する手段
とを含むことを特徴とするものである。
〔作用〕
即ち、発進時やストール時には最大トルクが作用するの
で、寸法バラツキやVベルトの伸び等によりベルトスリ
ップが発生する場合があるが、発進時やストール時には
変速比が最大変速比に固定されているので、ベルトスリ
ップが発生すると、見掛は上、変速比が最大変速比より
大きくなる。
そこで、変速比が最大変速比より大きくなワた場合には
ベルトスリップが発生したと判断し、この場合には負荷
油圧を上昇させ、ベルトスリップを解消する。特に、負
荷油圧の上昇量は変速比の大きさに応じて連続的に変化
するので、例えば変速比が最大変速比より僅かに大きい
場合には負荷油圧の上昇量が小さ(、緩やかにベルトス
リップを解消でき、一方変速比が最大変速比よりかなり
大きい場合には負荷油圧の上昇量も大きく、迅速にベル
トスリップを解消できる。
〔実施例の説明〕
第1図は本発明にがかるVベルト式無段変速機の概略構
造を示す、エンジン1のクランク軸2はフライホイール
3およびダンパ機構4を介して入力軸5に接続されてい
る。入力軸5の端部には外歯ギヤ6が固定されており、
この外歯ギヤ6は無段変速装置10の駆動軸11に固定
された内歯ギヤ7と噛み合い、入力軸5の動力を減速し
て駆動軸11に伝達している。
無段変速装置lOは駆動軸11に設けた駆動側プーリ1
2と、従動軸13に設けた従動側プーリ14と、両ブー
り間に巻き掛けたVベルト15とで構成されている。駆
動側ブーIJ12は固定シープ12aと可動シープ12
bとを有しており、可動シープ12bの背後には変速比
を制御するための変速比制御用油室16が設けられてい
る。一方、従動側ブー1月4も駆動側ブー1月2と同様
に、固定シープ14aと可動シープ14bとを有してお
り、可動シーブ14bの背後にはトルク伝達に必要な推
力をVベルトI5に与える負荷推力制御用油室17が設
けられている。上記変速比制御用油室16および負荷推
力制御用油室17の油圧は、後述する変速制御弁43お
よび負荷推力制御弁45にて制御される。
従動軸13の外周には中空軸19が回転自在に支持され
ており、従動輪13と中空軸19とは湿式多板クラッチ
からなる発進クラッチ20によって断続される0発進ク
ラッチ20の油圧は後述する発進制御弁47によって制
御される。中空軸19には前進用ギヤ21と後進用ギヤ
22とが回転自在に支持されており、前後進切換用ドッ
グクラッチ23によって前進用ギヤ21又は後進用ギヤ
22のいずれか一方を中空軸19と連結するようになっ
ている。後進用アイドラ軸24には後進用ギヤ22に噛
み合う後進用アイドラギヤ25と、別の後進用アイドラ
ギヤ26とが固定されている。また、カウンタ軸27に
は上記前進用ギヤ21と後進用アイドラギヤ26とに同
時に噛み合うカウンタギヤ28と、終減速ギヤ29とが
固定されており、終減速ギヤ29はディファレンシャル
装置30のリングギヤ31に噛み合い、動力を出力軸3
2に伝達している。
調圧弁40は油溜41からオイルポンプ42によって吐
出された油圧を調圧し、ライン圧として変速制御弁43
、負荷推力制御弁45および発進制御弁47に出力して
いる。変速制御弁43、負荷推力制御弁45および発進
制御弁47は電子制御装置60から出力される制御信号
(例えばデエーテイ制御信号)によりソレノイド44.
46.48を作動させ、ライン圧を調圧してそれぞれ油
室16.17と発進クラッチ20とに制御油圧を出力し
ている。したがって、電子制御装置60からソレノイド
44.46.48への制御信号のみによって、無段変速
装置10の変速比、ベルト張力および発進クラッチ20
のトルク伝達容量を自在に制御できる。
なお、上記制御弁43.45.47としては、例えばス
プール弁と電磁弁との組合せによって構成してもよく、
あるいはりニヤソレノイド弁などの電磁弁単体で構成し
てもよい、いずれにしても、ソレノイド44.46.4
8に入力される信号に比例した油圧を出力できればよい
第2図は電子制御装置60の構造図を示し、図中、61
はエンジン回転数N!、(入力軸5の回転数)を検出す
るセンナ、62は車速V(出力軸32の回転数)を検出
するセンサ、63は従動軸13の回転数N+s++t 
 (発進クラッチ20の入力回転数又は従動側ブー1月
4の回転数)を検出するセンサ、64はP、R。
N、D、Lの各シフト位置を検出するセンサ、65はス
ロットル開度を検出するセンサであり、上記センサ61
〜64の信号は入力インターフェース66に入力され、
センサ65の信号はA/D変換器67でデジタル信号に
変換される。68は中央演算処理装置(CPU)、69
は変速制御用ソレノイド44と負荷推力制御用ソレノイ
ド46と発進制御用ソレノイド48を制御するためのプ
ログラムやデータが格納されたり一ドオンリメモリ(R
OM)、Toは各センサから送られた信号やパラメータ
を一時的に格納するランダムアクセスメモリ(RAM)
 、71は出力インターフェースであり、これらCPU
68、ROM69、RAM70、出力インターフェース
71、入力インターフェース66及びA/D変換器67
はバス72によって相互に連絡されている。出力インタ
ーフェース71の出力は、出力ドライバフ3を介して上
記変速制…用ソレノイド44と負荷推力制御用ソレノイ
ド46と発進制御用ソレノイド48とに制御信号として
出力されている。
第3図は上記電子制御装置60における負荷推力制御系
のブロック図を示す0図面において、エンジン発生トル
ク推定手段80は、スロットル開度とエンジン回転数N
iMとから予め実測データにより得られたエンジン性能
曲線(第4図参照)に基づいてエンジン発生トルクT、
を推定している。
負荷油圧決定手段81は、上記推定されたエンジン発生
トルクT、と変速比とから従動側ブー1月4に伝達され
るトルクを計算し、このトルクに適合した負荷推力制御
用油室17の負荷油圧P、を決定している。この負荷油
圧P、は従動側プーリ14に伝達されるトルクに見合づ
た必要最低限の油圧である。
上昇油圧決定手段82は、第5図から変速比に応じた負
荷油圧の上昇油圧ΔPを決定している。上昇油圧ΔPは
、第5図のように最小変速比(旧gh)から最大変速比
(Low)まではO1最大変速比より大きくなるにつれ
て連続的に上昇するように設定されている。これは、変
速比が最大変速比より僅かに大きい場合にはベルトスリ
ップ量も少なく、僅かな上昇油圧でもベルトスリップを
解消できかつ過大な側圧をVベルトに掛けないで済むの
に対し、変速比が最大変速比よりかなり大きい場合には
ベルトスリップ量も多く、大きな上昇油圧を掛けないと
ベルトスリップを解消できないからである。
負荷推力制御弁45には負荷油圧決定手段81と上昇油
圧決定手段82の出力信号の和が入力され、負荷推力制
御弁45はこの入力信号を油圧に変換し、負荷推力制御
用油室17に次式に示すように負荷油圧P、と上昇油圧
ΔPとの和に応じた油圧Pを供給する。
P=P、+ΔP 上記のように、ベルトスリップの発生を変速比と最大変
速比との比較によって検出し、ベルトスリップ検出時の
み負荷油圧を上昇させるようにしたので、平常時(最大
変速比以下の時)には負荷油圧をエンジン発生トルクに
応じた必要最低限の油圧に調整すればよく、伝達効率の
向上、Vベルトの耐久性の向上が図れる。また、負荷油
圧の上昇量ΔPは変速比の大きさに応じて連続的に増加
するので、変速比が最大変速比より僅かに大きい場合に
は上昇量へPが小さく、緩やかにベルトスリップを解消
できるとともに、過大な負担をVベルトに掛けないで済
む、一方、変速比が最大変速比よりかなり大きい場合に
は上昇油圧ΔPも大きく、速やかにベルトスリップを解
消できる。
なお、上記実施例では駆動側プーリに変速比制御用油室
を設け、従動側プーリに負荷推力制御用油室を設けた例
を示したが、これとは逆の構成としてもよいことは勿論
である。
また、エンジン発生トルクに応じた負荷油圧は、実施例
のようにスロットル開度とエンジン回転数とからエンジ
ン性能曲線に基づいて決定する場合に限らず、前記特開
昭61−193936号公報のように、スリップ式クラ
ッチへの制御信号に基づいて決定してもよい。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように、本発明によれば負荷推力
制御用油室の油圧をエンジン発生トルクに応じた負荷油
圧に調整する手段と、変速比が最大変速比より大きい時
、該変速比の大きさに応じて負荷油圧を上昇補正する手
段とを設けたので、発進時やストール時のように大きな
エンジントルクが作用した時にベルトスリップが発生し
ても、これを最大変速比との比較により検出して負荷油
圧を上昇させ、ベルトスリップを解消できる。したがっ
て、ベルトスリップが発生していない平常時には、負荷
油圧を必要最低限の油圧に設定すればよく、伝達効率の
向上、Vベルトの耐久性の向上が図れる。また、負荷油
圧の上昇量は変速比の大きさに応じて連続的に変化する
ので、ベルトスリップ量に応じて負荷油圧の上昇量を自
在に調整でき、状況に応じた的確なベルトスリップ解除
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にがかるVベルト式無段変速機の一例の
概略図、第2図は電子制御装置の構成図、第3図は電子
制御装置における負荷推力制御系のブロック図、第4図
はエンジン性能曲線図、第5図は負荷油圧の上昇油圧の
特性図である。 1・・・エンジン、10・・・無段変速装置、12・・
・駆動側プーリ、14・・・従動側プーリ、15・・・
Vベルト、16・・・変速比制御用油室、17・・・負
荷推力制御用油室、45・・・負荷推力制御弁、46・
・・負荷推力制御用ソレノイド、60・・・電子制御装
置、80・・・エンジン発生トルク推定手段、81・・
・負荷油圧決定手段、82・・・上昇油圧決定手段。 第1図 第2図 第3図 エンジン回転数0−)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  駆動側プーリまたは従動側プーリの一方に変速比を制
    御するための変速比制御用油室を設け、他方にトルク伝
    達に必要な負荷推力を制御するための負荷推力制御用油
    室を設けたVベルト式無段変速機において、 スロットル開度、エンジン回転数、車速などの運転信号
    を検出する装置と、各検出装置にて検出された運転信号
    に応じて上記変速比制御用油室および負荷推力制御用油
    室の油圧を制御する電子制御装置とを設け、上記電子制
    御装置は、負荷推力制御用油室の油圧をエンジン発生ト
    ルクに応じた負荷油圧に調整する手段と、変速比が最大
    変速比より大きい時、該変速比の大きさに応じて負荷油
    圧を上昇補正する手段とを含むことを特徴とするVベル
    ト式無段変速機。
JP30058287A 1987-11-28 1987-11-28 Vベルト式無段変速機 Pending JPH01141264A (ja)

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