JPH01136473A - 水平同期検出回路 - Google Patents

水平同期検出回路

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JPH01136473A
JPH01136473A JP62294536A JP29453687A JPH01136473A JP H01136473 A JPH01136473 A JP H01136473A JP 62294536 A JP62294536 A JP 62294536A JP 29453687 A JP29453687 A JP 29453687A JP H01136473 A JPH01136473 A JP H01136473A
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Yosuke Mizutani
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、MU8F;方式の高品位映像信号に含まれ
た毎水平ラインの水平同期波形部分を検出する水平同期
検出回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、ハイビジョン(1(DTV )放送は日本放送協
会(NHK)によって開発されたMUSE方式の高品位
映像信号、すなわちハイビジョン信号を用いて実施する
ことが予定されている。  ・そして、MUi!3E方
式のハイビジョン信号は、日経マグロウとル社発行の雑
誌 日経エレクトロニツク 1984年3月12日号の
第112〜116頁、NHK総合技術研究所、放送科学
基礎研究所発行の創立記念講演予稿「高品位テレビの新
しい伝送方式」(昭和59年6月6日付)などに記載さ
れているように、4フイールドで一巡するサブナイキス
トサンプリングの処理、および色信号の時間圧縮。
線順次処理などにもとづき、いわゆる2:1インタレ一
ス方式のTCI信号に形成されている。
ところで、ハイビジョン信号の規格では毎フレームがラ
イン番号1〜1125の1125水平ツインからなると
ともに、各水平ラインが伝送りロック(= 16.2M
Hz )の間隔のサンプル点番号1ないし480の48
0サンプル点からなる。
そして、ハイビジョン信号には従来のNTSC方式の映
像信号などに含まれている垂直、水平同期信号に相当す
るデータとして、つぎに説明するデジタル形式の正極性
の垂直、水平同期波形のデータが挿入されている。
すなわち、垂直同期波形(以下FP波形と称する)のデ
ータは、毎フレームのフレームパノ鴎インとして割当て
られたライン番号605 、606 (Na60j、 
Nu 606 ’)の連続する2水平ラインを用いて挿
入され、このとき、2水平ラインの波形は第7図のFP
+ 、 FP2それぞれに示すように、140ck(c
kは16,2NH4の伝送りロック)の間に4ck周期
でレベル反転(レベル差100%)シ、その後16ck
の長さのハイレベlvまたはローレベルが続いてフレー
ータは、フィールド毎の各水平ラインのほぼ第2ないし
第12(■、・・・、■)の11サンプル点を用いて挿
入され、このときll&1 n 、 l1hn+1 (
−n ” 1 + 2 s3、・・・)の水平ラインの
HD波形部分の波形は、第8図のHDI 、 HD2そ
れぞれに示すように、100%レベルの192/256
 、64ン256のレベルをハイレベル、ローレヘルト
シ、ほぼ中央の第6サンプル点■の付近で、ライン毎に
逆方向にレベル変化する特有の波形となっている。
そして受信などによって得られたハイビジョン信号の再
生処理を行なう際には、前記FP波形部分、f(D波形
部分のデータにもとづき、再生処理の動作クロックを入
力されたハイビジョン信号に同期させる必要、すなわち
同期を確立する必要があり、たとえば1985年テレビ
ジョン学会全国大会講演予稿集(昭和60年7月1日 
テレビジョン学会発行)の13−16 (347〜83
8頁)の「MUSE受信機用クロック同期回路」には、
ほぼ第9図に示す構成のクロック同期回路を用いて同期
を確立することが記載されている。
そして、第9図のクロック同期回路の場合、たとえば受
信されたハイビジョン信号が入力端子(1)を介してク
ランプ回路(2)に入力され、このとき、後述のカウン
タ回路から出力されたクランプパルスにもとづき、毎水
平ラインのハイビジョンi号が直流クランプされる。
さらに、クランプ回路(2)を介したハイビジョン信号
はアナログ/デジタル変換器(以下A/D変換器と称す
る)C3)に入力され、該A/D変換器(31によって
デジタル変換される。
そして、A/D変換器(3)から後段の再生処理用のM
UI−デコーダ(図示せず)およびFP検出回路(41
,HD位相比較器15)に、16.2 Mf(zのサン
プル点間隔でハイビジョン信号の9ビツトデータが順次
に出力される。
なお、検出回路(41にはレベル反転によって変化する
データの最上位(M2R)の符号ビットのみが出力され
る。
そして、位相比較器+51は入力されたHD波形部分の
データにもとづく波形パターンの位相と前記カウンタ回
路から出力された位相比較パルスの位相とを比較し、位
相差に比例した周波数信号をループフィルタ(6)に出
力する。
数の制御電圧信号として電圧制御型水晶発振器すナワチ
■CX0C7)ニ供給すレ、VCXO(7) (7)発
振[波数がPLL制御される。
そして、VCXO(7)の発振信号が基準クロックの信
号としてカウンタ回路(8)に入力され、該カウンタ回
路【8)により、基準クロックの信号が分周され、MU
SEデコーダなどに供給される35,211i1zのサ
ン7’ IV 点間隔のクロック、および前記クランプ
パルス、位相比較パルスのクロックなどの種々の動作ク
ロックの信号が形成される。
なお、カウンタ回路t8)1位相比較器C5)、フィル
p (61、VCXO(7)(7) yv −7’K 
J:、 り、VCXO(71)F L Lが形成されて
いる。
また、カウンタ回路(8)は1フレ一ム分のサンプル点
の個数の基準クロックを1周期として動作する。
一方、検出回路T4)はA/D変換器(3)から入力さ
れた符号ビットにもとづき、ハイビジョンi+のFP波
形部分のくり返しパターン、すなわち第7図の[”PI
 、 FP2のくり返しパターンを検出するとともに、
検出したくシ返しパターンと、カウンタ回路(81から
のFP波形部分検出用のクロックのくシ返しパターン、
すなわちVCXO(7)の基準クロックにもとづいて内
部生成された検出用のクロック信号のくり返しパターン
とを比較し、両パターンがずれるとき、すなわち垂直同
期がとれていないときに、カウンタ回路(8)を瞬時リ
セットする。
そして、検出回路(4)のリセットにもとづく垂直同期
のずれの補正と、位相比較器15+の位相差の信号にも
とづく水平同期のずれの補正とによシ、VCX O(1
1の発振周波数がハイビジョン信号に同期するように引
込まれ、カウンタ回路(8)の各動作クロックの信号が
ハイビジョン信号に同期し、同期が確立する。
なお、前記クランプパルス、位相比較パルスのクロック
は、VCXOmの基準クロックの信号にもとづくほぼH
D波形部分のタイミングでカウンタ回路(81から出力
される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、前記第9図のクロック同期回路の場合、lフ
レームに1回だけ入力されるFP波形部分のデータ、す
なわち垂直同期データが検出回路(4)で検出されてカ
ウンタ回路(8)がリセットされる丑での初期には、カ
ウンタ回路(8)が完全な非同期状態で動作し、このと
き、クランプ回路12)のクランプタイミングが適正な
タイミングからずれ、A/D変換器(3)の出力データ
が変動して位相比較器(51などが誤動作する。
そして、レベル変化の大きなFP波形部分の検出にもと
づき、検出回路(41によるカウンタ回路(8)のリセ
ットが1回または複数回行なわれることにより、クラン
プ回路(2;のクランプタイミングのずれが小さくなっ
て位相比較器(5)などが正常に動作し始め、HD波形
部分の検出にもとづ(PLL制御がかかり始めてカウン
タ回路+81の各動作クロックの信号のタイミングずれ
が補正され、クランプ回路(21のクランプタイミング
のずれなどが一層小さくなり、vcxo r7)の発振
周波数がハイビジョン信号に同期した周波数に引込まれ
、同期が確立する。
そのため、第9図のクロック同期回路の場合は、FP波
形部分の検出によってカウンタ回路(8)が1回または
複数回リセットされ、クランプ回路(21のクランプタ
イミングのずれがある程度補正されてから、PLL制御
による引込みが開始されて受信同期が確立されることに
なり、同期の確立に1フレ一ム以上の長時間を要し、と
ぐに、クランプ回路(81のクランプタイミングのずれ
が大きく、検出回路(41のFP波形部分の検出が困難
になるときには、同期がとれなくなる事態も発生する。
そのため、MUSE方式のハイビジョン放送の分野では
、受信機などの同期を迅速かつ確実に確立することが望
まれている。
そして、この発明は前記の点に留意してなされたもので
あシ、同期が確立される以前にもHD波形部分の正確な
検出が行なえるようにし、その検出にもとづいて同期の
引込み特性の改善などが図れるようにすることを技術的
課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決するための手段を、実施例に対応する
第1図を用いて以下に説明する。
この発明は、毎水平ラインの正極性の水平同期波形部分
のレベルがほぼ中央の所定サンプル点付近でライン毎に
逆方向にレベル変化す′るMU8E方式の高品位映像信
号をデジタル変換し、該映像信号のサンプル点間隔でデ
ジタルデータを出力するアナログ/デジタル変換器(9
)と、 前記変換器(9)の出力データを1ライン遅延して一夕
との加算、減算それぞれを前記サンプル点間隔で行なう
加算器OBおよび減算器aのと、前記加算器(111の
演算結果がほぼ前記水平同期波形部分の個数の連続する
サンプル点にわたってほぼ一定に保持されたときに第1
判定信号を出力する加算結果判定回路a3と、 ほぼ前記連続するサンプル点のうちの所定数以上のサン
プル点の前記減算器@の演算結果の絶対値がほぼ一定値
になったときに第2判定信号を出力する減算結果判定回
路α4と、 前記減算器a2の演算結果の正、負の符号変化点を判定
し、前記第1.第2判定信号とほぼ同一のタイミングで
第3判定信号を出力する変化点判定回路αQと、 前記各判定回路03〜l′I9の出力信号をアンドゲー
ト処理し、前記各判定信号の同時入力によって前記水平
同期波形部分の検出信号を出力する検出信号ゲートaQ
と を備えるという技術的手段を講じている。
〔作用〕
したがって、この発明によると、MUSE方式の高品位
映像信号、すなわちハイビジョン信号の毎水平ラインの
HD波形部分が第8図に示したように、第2ないし第1
2サンプル点■〜@に位置するとともに、ほぼ中央の第
6サンプル点■の近傍でライン毎に逆方向にレベル変化
し、l!inの水平ラインでレベ/V 64/256か
ら192/256に変化すると、つき゛のthn+1の
水プラインでレペ/I/192/256から64725
6に変化するため、加算器0υの演算結果はHD波形部
分でほぼレベル2561512の一定レベルに保持され
、減算器(2)の減算結果の絶対値はHD波形部分の第
2ないし第5サンプル点■〜■、第7ないし第11サン
プル点■〜■に相当するほぼ9サンプル点がルべtv 
128/256 !の一定値になり、しかも、第6サン
プル点■に相当するサンプル点の減算器α力の減算結果
が必らず正から負あるいは負から正に変化する。
そのため、判定回路03〜αQは毎水平ラインのほぼ)
ID波形部分の入力直後に第1ないし第3判定信号それ
ぞれを出力し、このとき、各判定信号の同時入力にもと
づき、ゲートα力からf(r)波形部分の検出信号が出
力される。
したがって、ハイビジョン信号が入力され始めると、た
とえば第9図のクロック同期回路によつ 。
て同期が確立されていなくても、毎水平ラインのHD波
形部分の検出にもとづいてゲート(財)から検出信号が
出力され、このとき、3種の判定、すなわち加算結果の
レベル、減算結果のレベルの絶対値、および減算結果の
符号変化の判定にもとづいてHD波形部分が検出される
ため、HD波形部分のみが確実に検出される。
そして、第9図のカウンタ回路+81のクランプパルス
の代わりにゲート(L15の検出信号によって同図のク
ランプ回路(2+の直流クランプを制御することにより
、ラレーム毎のFP波形部分の検出以前から、クランプ
回路(21によって適正なタイミングでハイビジョン信
号が直流クランプされ、FP波形部分の検出が確実に行
なえるとともに、該検出にもとづきカウンタ回路+81
がリセットされると、このとき、クランプ回路+21の
クランプタイミングがすでに適正であるため、直ちにP
LL制御による同図のVCXO(7)の引込みが開始さ
れて迅速に同期が確立され、受信機などの同期の引込み
特性が改善されて技術的課題が解決される。
〔実施例〕
つぎに、この発明を、その1実施例を示した第1図ない
し第6図とともに詳細に説明する。
第1図において、(9)は受信あるいは記録媒体の再生
などによって得られたMUSE方式のハイビジョン信号
が入力されるA/D変換器であり、入力されたハイビジ
ョン信号を16.2MH2の伝送りロック周期でデジタ
ル受梁し、ハイビジョン(lのサンプル点の間隔で9ビ
ツトのデジタルデータを出力する。
octは変換器(f9の出力データを1水平ライン(=
480ck )遅延するラインメモリであり、変換器(
りから出力される現サンプル点の1ライン前のサンプル
点のデータを出力する。
(111およびα2はA/D変換器埒)の出力データと
メモリαOの出力データとの加算、減算それぞれを行な
う加算器および減算器であり、A/D変換器(72から
出力された現サンプル点のデータとメモリ00から出力
された1ライン前の同一サンプル点のデータとの和、差
それぞれを演算し、両サンプル点の和。
差レベルそれぞれのデータA、Bを出力する。
aJは加算器ODの演算結果のデータAが入力される加
算結果判定回路であり、連続する隣接2ラインのHD波
形部分の同一サンプル点の和のレベルが、第8図からも
明らかなように第2ないし第11サンプル点■〜■にわ
たって2561512の一定しベ個程度の連続するサン
プル点にわたってほぼ一定に保持されたときに、ハイレ
ベpの第1判定倍号8aを出力する。
04)は減算器α2の演算結果のデータB(以下減算デ
ータBと称する)が入力される減算結果判定回路であり
、隣接2ツインのHD波形部分の同一サングル点のレベ
ル差の絶対値が、第3図からも明らかなように第6サン
プル点■前の第2ないし第5サンプル点■〜■、および
第6サンプル点■後の第7ないし第11サンプル点■〜
0の9サンプル点で+ 128/256 +の一定値に
なシ、しかも、第1゜第12サンプル点■、■それぞれ
のレベル差の絶対値もl 128/256 +の一定値
になることが多いため、減算データBの絶対値がほぼH
D波形部分の長さに相当する10程度の連続するサンプ
ル点のうちの8個以上のサンプル点に対してほぼ1−1
28/256 +の一定値になったときにハイレベルの
第2判電信号sbを出力する。
I′I9は減算データBのMSBの符号ピッ)Bが入力
される変化点判定回路であり、隣接2ラインのHl)波
形部分のレベルが第6サンプル点■の付近で進度化し、
第6サンプル点■前、後、実際には第6または第7サン
プル点■または■で減算器(6)の出力データが正から
負あるいは負から正に必らず変化するため、減算データ
Bの符号ピッ)BからHD波形部分のほぼ中央のレベル
変化点を判定し、処理回路α]、α→の処理時間との整
合用の時間。
すなわち4サンプル点程度の時間だけ遅れた第1゜第2
判定倍号8a 、 8hとほぼ同一のタイミングでハイ
レベルの第3判定倍号Scを出力する。
0Qは判定回路a3〜I’15の出力信号が入力される
検出信号ゲートであシ、第1ないし第3判定倍号8aル
の検出信号を出力する。
なお、第1図の各回路(9)〜0Qはサンプル点間隔(
=16.2MHz ) ツクa ツク、 タ、!:tハ
9JX 9図ノVCXO(7)の基準クロックの信号の
分周によって形成されたクロックにもとづいて動作する
また、同期の引込み特性を改善する場合は、第9図のク
ロック同期回路に第1図の検出回路が付加され、このと
き、A/D変換器(9)が第9図のA/D変換器(3)
に相当し、A/D変換器(9)に第9図のクランプ回路
(2)を介したハイビジョン信号が入力されるとともに
、A/D変換器(9)の出力データがメモリαO2加算
器011.減算器0の、および第9図の検出回路(4)
9位相比較器(5)などに出力され、かつ、ゲートQQ
の検出信号を1ライン程度遅延した信号が、同図のカウ
ンタ回路(8)のクランプパルスの代わりにクランプ回
路(2)に供給される。
そして、受信あるいは記録媒体の再生などにもとづき、
A/D変換器(9)にハイビジョン信号が入力され始め
ると、A/D変換器(9)により、伝送りロック間隔、
すなわちサンプル点の間隔でハイビジョン信号がデジタ
ル変換される。
このとき、A/D変換器(9)は動作クロックのずれに
もとづき、サンプル位相にずれが生じるが、入力すれた
ハイビジョン信号がアナログ伝送波形の信号となるため
、A/D変換器(9)からは、入力されたハイビジョン
信号のほぼ各サンプル点のデータが順次に出力される。
そして、メモリaGによってA/D変換器(9)の出力
データがIライン遅延され、A/D変換器(9)の出力
データとメモリaOの1ライン前の出力データが加算器
01)、減算器aのそれぞれに入力される。
そのため、加算器0υはA/D変換器(91から出力さ
れた現サンプル点のデータのレベルとメモリ顛から出力
された1ライン前のほぼ同一サンプル点のデータのレベ
ルとを加算し、両サンプル点の和のレベルの加算データ
Aを判定回路αJに出力する。
また、減算器αりはA/D変換器(9)から出力された
現サンプル点のデータのレベルをメモリaOから出力さ
れたlライン前のほぼ同一サンプル点のデータのレベル
から減算し、両サンプル点のレベル差の減算データBお
よび該データBのMOBの符号ピッ)Bを、判定回路α
4および龜9それぞれに出力する。
そして、加算データAが入力される判定回路11:4は
第2図に示すように構成され、加算データAが縦列接続
された2個の遅延器(13B)、(18b)によって1
クロツク(−16,2MF(z )ずつ遅延されるとと
もに、加算データAと遅延器(taa)の出力データの
差、および遅延器(13a)の出力データと遅延器(1
3b)の出力データの差が、減算器(130)、(la
d)それぞれで演算される。
なお、遅延器(13a)、(13h)はたとえば9ビッ
ト入、出力型のl)型フリップフロップからなる。
さらに、減算器(13c)、(1(d)の演算結果のデ
ータAI、A2が比較器(13e)、(18f)それぞ
れに入力され、比較器(13e)、(13f)により、
f’ −p A+ 、A2それぞれと基準値回路(la
g)に設定された基準値のデータC1とが比較される。
このとき、データAI 、 A2が加算データAの隣り
合うサンプル点間の差のデータそれぞれになり、HD波
形部分であれば、データA+ 、 A2がほぼノイズの
影響による微小な変動を除いてほぼ0になるため、比較
器(13e)、(13f)は、y’ −夕A+ 、 A
2の絶対値がノイズの影響にもとづく変動を予想して設
定された正レベルのデータC+を超えるか否かを比較検
出する。
そして、データAI 、 A2の絶対値がデータ02以
下であれば、比較器(13e)、(13f)はデータA
+、A2それぞれを加算器(lag)に出力し、データ
AI、A2の絶対値が01より大きければ、比較器(1
3e)、(13「)はデータAI 、 A2それぞれの
代わシに、データA+。
A2よシ十分大きな固定レベルのデータを加算器(13
g)に出力する。
さらに、加算器(lag)が比較器(13e)、(18
f)の出力データを加算し、このとき、データA+ 、
 A2の和が遅延器(13b)の出力データから遅延器
(13B)の入力データを減算したレベル差になるため
、HD波形部分などの比較器(1:1S6)、(18f
)でレベル変動が検出されなかった部分に対しては、加
算器(1確)の出力データA3が、検出されなかったレ
ベル変動をほぼ2倍に強調したデータになシ、比較器(
13e)。
(18f)でレベル変動が検出された部分に対しては、
データA3が異常に大きなデータたとえば最大レベルの
データになる。
そして、データA3が比較器(18h)に入力され、比
較器(13h)により、データA3の絶対値と基準値回
路(131)に設定された基準値のデータC2とが比較
され、このとき、データC2がデータC+のほぼ2倍の
レベルに設定され、かつ、前述したように加算器(13
g)の加算によってレベル変動が2倍に強調されるため
、比較器(13e)、(1(「)で検出されなかったノ
イズの影響にもとづく微小変動よりわずかに大きな変動
も比較器(13h)で確実に検出され、データA3の絶
対値がデータ02以下になるとき、すなわち加算データ
Aがほぼ2561512の一定レベルに保持されるHD
波形部分のときにのみ、比較器(13h)から8段構成
のシフトレジスタ(13j)にハイレベルの比較結果の
信号が出力される。
ところで、遅延器(18a) 、 (13b)によって
加算器αDの出力データが2サンプル点だけ遅延される
ため、ほぼ第8図の第4サンプル点■から前記比較結果
の信号が出力され始め、該信号がハイレベルに保持され
るのは、第4ないし第11サンプル点■〜0の8サンプ
ル点になる。
そこで、シフトレジスタ(13j)により、比較器(1
3h)の出力信号が連続8サンプル点について順次にシ
フトしながら保持され、連続8サンプル点に対して比較
器(13h)の出力信号がハイレベルになり、ほぼHD
波形部分の長さの連続10サンプル点にわたって加算デ
ータAがほぼ一定レベルに保持され、シフトレジスタ(
13j)の各段カハイレベルになったときに、アンドゲ
ート(13k)からハイレベルの第1判定倍号Saが出
力される。
一方、判定回路α4は第3図に示すように構成され、減
算データBが比較器(14a)に入力され、比較器(1
4a)によシ、減算データBの絶対値と、基準値回路(
14b)、(140)の基準値のデータE+ 、 B2
とが比較される。
そして、HD波形部分であれば第2ないし第5サンプル
点■〜■および第7ないし第11サンプル点■〜■の9
サンプル点での隣接2ラインのレベル差の絶対値がほぼ
l 128/256 +の一定値になるため、データE
+ 、 B2はノイズの影響によるレベル変動を考慮し
てE’ < l 128/2561(F;2のlI28
/2561の近傍のレベルのデータそれぞれに設定され
、比較器(14a)により、入力された各サンプル点の
減算データBの絶対値がE1〜E2の範囲内のほぼ一定
値か否かが検出され、E1〜E2の範囲内のサンプル点
に対してハイレベルになる信号が比較器(14a)から
10段構成のシフトレジスタ(14d)に出力される。
さらに、シフトレジスタ(14d)の各段の信号。
すなわち連続する10サンプル点の検出結果の信号が、
個数判定回路(14e)を形成する加算! (14f)
に入力され、加算器(14f)から比較器(14g)に
、前記連続する10サンプル点のうちの絶対値がEl〜
E2の範囲内になった個数を示すデータB1が出力され
る。
そして、比較器(14g)により、データB1と基準値
回路(14b)の基準値のデータE3とが比較される。
ところで、F(D波形部分の場合、ノイズの影響による
比較器(14B)の検出ミスなどを考慮すると、前記連
続10サンプル点が第2ないし第11サンプル点■〜■
の10サンプル点になったときに、少なくとも8サンプ
ル点がE1〜E2の範囲内になるように、データEl 
、 B2が設定されている。
そのため、データF;3が「8」のデータに設定され、
絶対値がE1〜E2の範囲内になるサンプル点として、
前記連続する10サンプル点のうちの8サンプル点以上
が検出され、データB1が「8」以上のデータになった
ときKのみ、比較器(14g)からハイレベルの第2判
定倍号shが出力される。
また、判定回路(Iっは、第4図に示すように構成され
、減算データBの符号ピッ)Bが■)型フリップフロッ
プからなる2個の遅延器(+5d)、(t5b)によっ
て1クロツクずつ遅延され、排油的論理和ゲー ト(1
5G)に、現サンプル点の符号ピッ)Bと遅延器(15
b)から出力された2クロツク前のサンプル点の符号ビ
ットBとが入力される。
ところで、HD波形部分ではハイビジョン信号が第6サ
ンプル点■付近で必らずレベル変化し、このとき阻nの
水平ラインの入力であれば、減算データBが第6サンプ
ル点■の前、後半に正、負それぞれになり、つぎの?h
n+1の水平ラインの入力であれば、減算データBが第
6サンプル点■の前、後半に負、正それぞれになる。
そして、符号ピットB′は減算データBの正、負によっ
て2値レベル変化するとともに、減算器02のしきい値
の設定などにもとづき、F(D波形部分での正規の変化
点が第6サンプル点■あるいは第7サンプル点■になる
したがって、ゲー) (150)の出力信号は、ノイズ
の影響などによらず、E(r)波形部分のときにはほぼ
中央の第6サンプル点■あるいは第7サンプル点■のタ
イミングで必ずハイレペ〜に変化する。
さらに、ゲート(158)の出力信号が4段構成のシフ
トレジスタ(15d)に入力され、レジスタ(15d)
により、ゲー) (15C)の出力信号が4クロツク遅
延され、このとき、第6サンプル点■あるいは第7サン
プル点■のゲート(L5C)の出力信号は、第1、第2
判定倍号Sa 、 Sbが出力される第11サンプル点
■の前、後のタイミングで、第3判定倍号Scとしてレ
ジスタ(+5d)から出力される。
そして、判定回路a3のゲート(13k)の出力信号。
判定回路04)の比較器(14g)の出力信号、および
判定回路Ct6のレジスタ(15d)の出力信号がゲー
) (1419に入力されてアンドゲート処理される。
このとき、ハイビジョン信号の映像部分ではライン相関
が高く、隣接2ラインの同一サンプル点のデータがほぼ
等しくなるが、HD波形部分では第8図からも明らかな
ようにほとんどライン相関が低くなるため、HD波形部
分のときにのみ、HD波形部分の終端の第11あるいは
12サンプル点■。
@のタイミングでゲート(18k)の出力信号、比較器
(14g)の出力信号がほぼ同時にハイレベルの第1、
第2判定倍号になるとともに、レジ2り(15d)の出
力信号もハイレベルの第8判定倍号になる。
そのため、ゲートαQの出力信号は毎水平ラインのHI
)波形部分の終端のときにローレベルからハイレベμの
検出信号に立上シ、1ないし2クロツク後には、第1な
いし第3判定倍号の少なくとも1つが出力されなくなる
ため、再びローレベルに戻υ、毎水平ラインのHD波形
部分の終了前、後に、ゲートαGからパルス状のHD波
形部分の検出信号が出力される。
ソシて、ハイビジョン信号がアナログ信号状態で入力さ
れるとともに、第1図の各回路【9)〜0Qがサンプル
点間隔の動作クロックで動作し、このとき、各回路(9
1〜Qeの動作クロックがハイビジョン信号に同期して
いなくても、動作クロックにサンプル点間隔以下の位相
ずれしか生じないため1.4/D変換器(9)によシ、
ほぼ正規の各サンプル点でハイビジョン信号がデジタル
データに変換され、しかも、加算器Ql)および減算器
@の演算結果にもとづく判定回路α3〜n9の3種の判
定、すなわち隣接2ラインの同一サンデル点の加算レベ
ル、減算レベpの絶対値、および減算レベルの符号変化
点の判定にもとづき、毎水平ラインの[(D波形部分が
検出されてゲー) (IQから検出信号が出力されるた
め、同期が確立する以前であっても、毎水平ラインの1
(D波形部分のみが確実に検出され、毎水平ラインのt
(D波形部分の終了前、後にゲーートQ0から検出信号
が出力される。
そのため、ゲートαQの検出信号をほぼl水平ライン遅
延し、第9図のクランプ回路(21にクランプパルスと
して供給すると、同期が確立する以前。
すなわちへ′イビジョン信号が入力され始めた直後カラ
、クランプ回路【2)が適正なりランプタイミングでハ
イビジョン信号を直流クランプし、同図の検出回路(4
:によってFP波形部分が確実に検出されるとともに、
検出回路(4)の検出にもとづき同図のカウンタ回路(
8)がリセットされた後には、比較器(51によってす
みやかに[(D波形部分の波形パターンが検出され、直
ちにPLL制御によって同図のVCXO(7)の発振周
波数が制御され、迅速かつ確実に同期が確立し、受信機
などの同期の引込み特性が著しく改善される。
なお、同期の確立前、後それぞれのNan、thn+1
ラインのAl1)変換器(9)のサンプル点、加算デー
タA、減算データB、および減算データBの符号特性を
模式的に示すと、第5図(a)〜(d)、第6図(a)
〜(d)それぞれに示すようになる。
そして、第5図(a)〜(d) a同期の確立前、すな
わt、A/D変換器(91のサンプル点が正規のサンプ
ル点から少しずれた場合を示し、図中のτは16,2M
H2の間隔を示し、■、■は1lkLn s k n+
1ラインの第2、第11サンプル点を示す。
また、第6図(a)〜(d)は同期の確立後、すなわち
A/D変換器(9)のサンプル点が正規のサンプル点に
引込まれた場合を示す。
ところで、ゲート(2)の検出信号は、たとえば受信機
の種涜の回路部のタイミングパルス、制御信号として用
いることができるのは勿論である。
そして、各判定回路03〜へ$の内部構成などが実施例
と異なっていてよいのも勿論である。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明の水平同期検出回路によると、
受信などによって入力されたMUSFE方式の高品位映
像信号の毎水平ラインの水平同期波形部分を、受信機な
どの同期が確立する以前にも正確に検出することができ
、たとえば、同期の引込み特性を著しく改善することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの発明の水平同期検出回路の1
実施例を示し、第1図はブロック図、第2図、第8図、
第4図は第1図の加算結果判定回路、減算結果判定回路
、符号変化判定回路それぞれの詳細なブロック図、第5
図(a)〜(d)、第6図(a)〜(d)は同期の確立
前、後それぞれの第1図の各部の動作説明用のタイミン
グチャート、第7図、第8図はMUSE方式の高品位映
像信号の垂直同期波形部分、水平同期波形部分それぞれ
の説明用の波形図、第9図はクロック同期回路のブロッ
ク図である。 (9)・・・A/D変換器、aO・・・ラインメモリ、
0ト・・加算器、Q3・・・減算器、α3・・・加算結
果判定回路、0荀・・・減算結果判定回路、1′19・
・・変化点判定回路、0す・・・検出信号ゲート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)毎水平ラインの正極性の水平同期波形部分のレベ
    ルがほぼ中央の所定サンプル点付近でライン毎に逆方向
    にレベル変化するMUSE方式の高品位映像信号をデジ
    タル変換し、該映像信号のサンプル点間隔でデジタルデ
    ータを出力するアナログ/デジタル変換器と、 前記変換器の出力データを1ライン遅延して出力するツ
    インメモリと、 前記変換器の出力データと前記メモリの出力データとの
    加算、減算それぞれを前記サンプル点間隔で行なう加算
    器および減算器と、 前記加算器の演算結果がほぼ前記水平同期波形部分の個
    数の連続するサンプル点にわたつてほぼ一定に保持され
    たときに第1判定信号を出力する加算結果判定回路と、 ほぼ前記連続するサンプル点のうちの所定数以上のサン
    プル点の前記減算器の演算結果の絶対値がほぼ一定値に
    なつたときに第2判定信号を出力する減算結果判定回路
    と、 前記減算器の演算結果の正、負の符号変化点を判定し、
    前記第1、第2判定信号とほぼ同一のタイミングで第3
    判定信号を出力する変化点判定回路と、 前記各判定回路の出力信号をアンドゲート処理し、前記
    各判定信号の同時入力によつて前記水平同期波形部分の
    検出信号を出力する検出信号ゲートと を備えたことを特徴とする水平同期検出回路。
JP62294536A 1987-11-20 1987-11-20 水平同期検出回路 Expired - Lifetime JPH0771199B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100734310B1 (ko) * 2006-02-03 2007-07-02 삼성전자주식회사 영상 신호 처리 장치의 동기 검출기 및 그 동기 검출기를포함하는 동기 선택 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100734310B1 (ko) * 2006-02-03 2007-07-02 삼성전자주식회사 영상 신호 처리 장치의 동기 검출기 및 그 동기 검출기를포함하는 동기 선택 장치

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KR960002695B1 (ko) 1996-02-24

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