JPH01135432A - シリンダー内への端板固着方法 - Google Patents

シリンダー内への端板固着方法

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JPH01135432A
JPH01135432A JP29485587A JP29485587A JPH01135432A JP H01135432 A JPH01135432 A JP H01135432A JP 29485587 A JP29485587 A JP 29485587A JP 29485587 A JP29485587 A JP 29485587A JP H01135432 A JPH01135432 A JP H01135432A
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Japan
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cylinder
end plate
edge plate
heating
edge
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Mitsunobu Matsumura
松村 光展
Saburo Wadokoro
和所 三郎
Yuichi Takami
高見 祐一
Sadaki Maruyama
丸山 渉軌
Norihisa Sakai
阪井 憲久
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Altemira Co Ltd
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Showa Aluminum Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、金属製シリンダーの端部内面に金属製端板
を嵌入固着する方法に関する。
従来技術とその問題点 グラビア印刷用製版ロールや、プラテンロールや、ガイ
ドロール等を製造するにあたって、金属シリンダーの端
部内面に回転軸連結用金属製端板を嵌入固着する必要が
ある。
従来、シリンダー内への端板の嵌入固着は、たとえば次
の方法で行なっていた。すなわち、シリンダーの端部内
径をしめ代分だけ端板外径よりも小さくしておき、まず
シリンダーを炉内で加熱膨脹させて、その端部内径を端
板の外径よりも大きくし、シリンダーを炉から出して、
端板をシリンダーの端部内に嵌入し、その後自然冷却に
よりシリンダーを収縮させることによって端板をシリン
ダー内面に固着していた。しかしながら、この方法では
、シリンダーの加熱温度を高くする必要があって、手間
がかがるとともに設備費が高くなるという問題があった
また、シリンダー内への端板の嵌入にもたつくと、シリ
ンダーが収縮して嵌入することができなくなるという問
題があった。また、シリンダー内への端板の嵌入のさい
に、端板の軸線がシリンダ−の軸線からずれることがあ
り、その結果、得られたロールにおいて、シリンダーお
よび端板の中心線を一致させるように両者に仕上げ加工
を施さねばならず、その作業が面倒であるという問題が
あった。さらに、シリンダーがアルミニウム(アルミニ
ウム合金も含む。以下同じ)からつくられたものであり
、端板が鉄(鉄合金も含む。以下同じ)からつくられた
ものである場合等のように、両者が異種金属からつくら
れている場合には、出来上ったロールを高温状態で使用
すると、両者の熱膨脹の差に起因して端板がシリンダー
から外れるおそれがあった。
この発明の目的は、上記問題を解決したシリンダー内へ
の端板固着方法を提供することにある。
問題点を解決するための手段 この発明によるシリンダー内への端板固着方法は、金属
製シリンダーの端部内面に金属製端板を嵌入固着する方
法であって、シリンダーの端部内径を端板外径よりも小
さくしておき、シリンダーおよび端板を同一軸線のまわ
りに回転させるとともに、シリンダーの端部外面を一方
向から加熱しながらシリンダーと端板とを互いに押付け
ることによって、加熱膨脹せしめられたシリンダーの端
部内に端板を強制嵌入し、その後シリンダーの冷却収縮
によって端板をシリンダーに固着することを特徴とする
ものである。
上記において、端板をシリンダーの端部内に強制嵌入す
る前に端板の周面およびシリンダーの端面のうちいずれ
か一方に接着剤を塗布しておいてもよい。端板の外径と
加熱される前のシリンダーの端部内径との差は0.5■
以下としておくのが好ましい。また、端板の外周面に挿
入端側か小径となるようにテーバをつけておいてもよい
。この場合のテーバ比は1.0以下とするのがよい。端
板の外周面にテーバをつける代わりに、挿入端部に面取
りを施しておいてもよい。
作     用 この発明の方法によれば、シリンダーおよび端板を同一
軸線のまわりに回転させながらシリンダーと端板とを互
いに押付け、ることによって、加熱膨脹せしめられたシ
リンダーの端部内に端板を強制嵌入するので、シリンダ
ーの軸線と、固着された端板の軸線とのずれが小さくな
る。
また、シリンダーの端部外面を一方向から加熱しながら
シリンダーと端板とを互いに押付けることによって、加
熱膨脹せしめられたシリンダーの端部内に端板を強制嵌
入するので、シリンダーの加熱温度を、従来の方法に比
べて低くすることができる。
さらに、加熱膨脹せしめられたシリンダーの端部内に端
板を強制嵌入するので、シリンダーを冷却収縮させた後
再度シリンダーが加熱されたとしても、端板を強制嵌入
したさいの加熱温度までは、端板は外れない。
実施例 以下、この発明の実施例を、図面を参照して説明する まず、中心部に回転軸連結用テーバ孔(2)を備えた金
属製端板(1)と、両端部内周面に全周にわたる環状段
部(4)が設けられた金属製シリンダー(3)とを用意
する。端板(1)とシリンダー(3)とは、同種金属か
らつくられていてもよいし、あるいは異種金属からつく
られていてもよい。シリンダー(3)における環状段部
(4)よりも外側の部分の内径(D)は、端板(1)の
外径(d)よりも小さくしておく。側径(D>(d)の
差は0.51以下としておく。
端板(1)およびシリンダー(3)を、この発明の方法
を実施するための装置にセットする。この装置は、同一
軸線上に配置され、互いに接近、離隔自在の1対の回転
軸(10)(11)と、左側の回転軸(10)の先端に
設けられたシリンダー支持チャック(12)と、右側の
回転軸(11)の先端に設けられ、かつ端板(1)の回
転軸連結用テーバ孔(2)内に密に嵌め入れられるコー
ン端部(13)と、両回転軸(10)(11)間に配置
されたシリンダー振れ止(14)および加熱バーナー(
15)とよりなる。
そして、シリンダー(3)の左端を左側の回転軸(10
)先端のチャック(12)に取付けるともとに、振れ止
(14)でシリンダー(3)を支持して、シリンダー(
3)の軸線を回転軸(lO)の軸線に一致させる。また
、端板(1)のテーパ孔(2)内に、右側の回転軸(1
1)先端のコーン端部(13)の一部を密に嵌め入れて
その周面をテーパ孔(2)周面に密接させることにより
端板(1)を支持する。テーパ孔(2)とコーン端部(
3)とによって端板(1)の軸線は回転軸(11)の軸
線と一致する。この状態で、両回転軸<10)(11)
を回転させるとともに互いに接近させることによって、
シリンダー(3)および端板(1)を同一軸線のまわり
に回転させながらシリンダー(3)と端板(1)とを互
いに押付ける。この時、加熱バーナー(15)でシリン
ダー(3)の右端部外面を下方から加熱する。
すると、シリンダー(3)の端部が加熱膨脹せしめられ
てシリンダー(3)の右端部内に端板(1)が強制嵌入
されて、環状段部(4)に受けられる。
その後、バーナー(15)による加熱を止めシリンダー
(3)を自然冷却させると、シリンダー(3)が収縮し
、端板(1)がシリンダー(3)内に固着される。また
、シリンダー(3)の反対側の端部内への端板(1)の
固着も上記と同様にして行なう。
次に、さらに詳しい具体例について述べる。
アルミニウム製シリンダー(3)と鉄製端板(1)とを
用意した。シリンダー(3)の段部(4)よりも外側の
部分の内径(D)は92a+a+、端板(1)の外径(
d)はこれよりも0.1〜0.2a+n程度大きくして
おいた。そして、シリンダー(3)および端板(1)を
装置にセットし、両者をともに回転させるとともに、シ
リンダー(3)、の端部外面をバーナー(15)によっ
て80℃に加熱しながら、シリンダー(3)に端板(1
)とを互いに押付け、シリンダー(3)の端部内に端板
(1)を強制嵌入した。ついで、シリンダー(3)を自
然冷却−させて収縮させ、端板(1)をシリンダー(3
)内に固着した。その後、シリンダー(3)と端板(1
)との同軸度を測定したところ、5/1000〜10/
1000IIIIIlであった。
比較のために、シリンダー(3)および端板(1)を回
転させず、シリンダー(・3)の端部外面を全周1ごわ
たって外側から加熱しながら端板(1)をシリンダー(
3)の端部内に強制嵌入した。そして、自然冷却させた
後シリンダー(1)と端板(3)との同軸度を測定した
ところ、30/1000〜40/1000 n+mであ
った。
第2図は端板の変形例を示す。第2図において、端板(
20)には回転軸連結用テーパ孔は形成されておらず、
回転軸連結用軸部(21)が一体内に設けられている。
軸部(2■)の先端中心部には、第1図に示すコーン端
部(13)よりもテーパ角の小さいコーン端部(22)
を嵌め入れるテーパ穴(23)が形成されている。
発明の効果 この発明の方法によれば、シリンダーおよび端板を同一
軸線のまわりに回転させながらシリンダーと端板とを互
いに押付けることによって、加熱膨脹せしめられたシリ
ンダーの端部内に端板を強制嵌入するので、シリンダー
の軸線と、固着された端板の軸線とのずれが小さくなる
したがって、出来上ったロールの仕上げ加工作業が簡単
になる。
また、シリンダーの端部外面を一方向から加熱しながら
シリンダーと端板とを互いに押付けることによって、加
熱膨脹せしめられたシリンダーの端部内に端板を強制嵌
入するので、シリンダーの加熱温度を、従来の方法に比
べて低くすることができる。したがって、手間もかから
ず、設備費も易くなる。しかも、従来の方法の場合のよ
うに、端板をシリンダー内に入れられなくなるようなこ
とはない。
また加熱膨脹せしめられたシリンダーの端部内に端板を
強制嵌入するので、シリンダーを冷却収縮させた後再度
シリンダーが加熱されたとしても、端板を強制嵌入した
さいの加熱温度までは、端板は外れない。したがって、
たとえばシリンダーと端板とが、熱膨張率の異なる異種
金属からつくられたものであって、端板をシリングー内
に嵌入するさいの加熱温度を越える温度に加熱されない
限りは、端板がシリンダーから外れるおそれはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法を示す垂直縦断面図、第2図は
端板の変形例を示す垂直縦断面図である。 (1) (20)・・・端板、(3)・・・シリンダー
。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属製シリンダーの端部内面に金属製端板を嵌入固着す
    る方法であって、シリンダーの端部内径を端板外径より
    も小さくしておき、シリンダーおよび端板を同一軸線の
    まわりに回転させるとともに、シリンダーの端部外面を
    一方向から加熱しながらシリンダーと端板とを互いに押
    付けることによって、加熱膨脹せしめられたシリンダー
    の端部内に端板を強制嵌入し、その後シリンダーの冷却
    収縮によって端板をシリンダーに固着することを特徴と
    するシリンダー内への端板固着方法。
JP62294855A 1987-11-20 1987-11-20 シリンダ―内への端板固着方法 Expired - Lifetime JP2530467B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06170620A (ja) * 1992-05-12 1994-06-21 Fx Marquart Gmbh 工具をチャック内で締付ける方法及び装置
JP2009269169A (ja) * 2009-08-07 2009-11-19 Ohashi Technica Inc 圧入接合構造及び圧入接合方法
CN116460583A (zh) * 2023-04-23 2023-07-21 烟台东德实业有限公司 一种高速离心空压机主轴气动装配方法

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JP2009269169A (ja) * 2009-08-07 2009-11-19 Ohashi Technica Inc 圧入接合構造及び圧入接合方法
CN116460583A (zh) * 2023-04-23 2023-07-21 烟台东德实业有限公司 一种高速离心空压机主轴气动装配方法

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