JPH01133038A - 確認機能付一眼レフカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分母〉 本発明は、撮影した像を即時に確認できろようにした一
眼レフカメラに関する。

〈従来の技術〉 一眼レフカメラは撮影レンズの光学系と感光材料との間
にミラーを入れ、そのミラーによってファインダーの光
学系と撮影用の光学系を切り替えるようにしたものであ
る。そして、撮影直前まで撮影、レンズによって結ばれ
た被写体の像をミラーによって反射してファインダーに
て観察することができるので、空間的なバララックスが
なく構図の決定に有利であるという利点がある。撮影時
にはミラーを上方に退避させて、被写体の像を感光材料
に結像させた後、通常はクイックリターンミラー機構に
よりミラーを撮影光学系に戻し、撮影直後の被写体の像
をファインダーにて観察することができるようにしてい
る。

〈発明が解決しようとする問題点〉 このように一眼レフカメラでは撮影直前直後において被
写体の像をファインダーにて観察することができるが、
ミラーが上方に退避した撮影時においてはファインダー
はいわゆるブラックアウトした状態となってしまい、撮
影時の被写体の像はａ察することはできなかった。従っ
て、ファインダーにて構図を決定してシャッタを押した
瞬間に被写体が急激な動作例えば瞬きなどを起こした場
合には、意図した画像が得られないことがある。また、
ファインダーにて構図を決定できないような狭隘な場所
から写真を取らざるを得ない時もある。

しかし、感光材料に写し込まれた被写体の像は現像し、
あるいはその後に焼き付けた後でなければ確認すること
ができず、この時に至って意図した写真が取れていない
ことに気付いても遅かったのである。

本発明は、撮影される被写体の像、つまり。

感光材料に写し込まれる画像を現像し、焼き付けること
な（即時に確認することのできる確認機能付一眼レフカ
メラを提供することを目的とするものである。

〈問題点を解決するための手段〉 斯かる目的を達成するための本発明の構成は撮影レンズ
から写真感光材料へ至る光路にハーフミラ−が回動自在
に設けられろと共に該光路がシャッタにて遮断されろシ
ャッタ閉時には前記ハーフミラ−にて光束をファインダ
ー光学系へ分岐する一方、前記光路がシャッタにて遮断
されないシャッタ開時には前記ハーフミラ−を回動して
前記光束を撮像素子と前記写真感光材料へと分岐せしめ
るハーフミラ−駆動機構が設けられ、更に前記光束が結
像した光学像に対応した画像信号を送出する前記撮像素
子と、該撮像素子からの画像信号を記憶するメモリー回
路と、該メモリー回路からの画像信号を再生するディス
プレイとを設けたことを特徴とする。

く作　　　用〉 シャッタ閉時には、撮影レンズを通った光束がハーフミ
ラ−にて反射されてファインダー光学系へと導かれるた
め、ファインダーを通して被写体の構図を決定できる。

構図決定後、シャッタボタンを押してシャッタ開時とな
ると、ハーフミラ−が回動して、撮影レンズを通った光
束がハーフミラ−にて反射されて撮像素子へ導かれると
同時にハーフミラ−を透過して感光材料上で結像する。

撮像素子は結像した光学像に対応する画像信号を送出し
、電子回路（よこの画像信号を記憶し、ディスプレイは
この画像信号を再生する。

く実　施　例〉 以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。

第１図に本発明の一実施例を示す。同図に示す一眼レフ
カメラ１２では撮影レンズ１からフィルム（写真感光材
料）４へ至る光路にハーフミラ−６とフォーカルブレー
ンシャッタ５が配置されている。フォーカルプレーンシ
ャッタ５はフィルム４の直前に設けられ、通常は光路を
遮断しておき、撮影時には一定時間開いてフィルム４へ
光を当てる。ハーフミラ−６は中心を回動自在に支持さ
れ、フォーカルプレーンシャッタ５が光路を遮断するシ
ャッタ閉時には実線で示す位置で光束を焦点板２、ペン
タプリズム等からなるファインダー光学系へ分岐する。

一方、フォーカルブレーンシャッタ５が光路を遮断しな
いシャッタ開時には、２点鎖線で示す位置まで９０°回
動して光束を撮像素子７とフィルム４へと分岐する。つ
まり、光束の一部はハーフ２ラー６にて反射されて撮像
素子７へ導かれると同時に残りの光束はハーフミラ−６
を透過してフィルム４上へ結像することとなる。ハーフ
ミラ−６をシャッタ開閉に同期して回動させるミラー駆
動機構については図示省略するが、シャッタボタンの操
作に連動してハーフミラ−６を、駆動するようにする。

また、撮影終了後は、２点鎖線で示す位置から実線で示
す位置まで速かに戻るいわゆるクィックリターン構造と
すると良い。

一方、撮像素子７は個体撮像素子（ＣＣＤ）などが使用
され、撮影レンズ１の光軸を中心として焦点板２と対称
な位置に配置ざらでいろ。このため、ハーフミラ−６と
フィルム４との距離とハーフミラ−６と撮像素子７との
距離は等しくなっている。撮像素子７への給電はシャッ
タボタンの操作により開始してフィルム４の巻上げスタ
ートの時点で終了する。

そして、この給電期間中において、フォーカルプレーン
シャッタ５のシャッタタイミクグに同期して電子シャッ
タ（後述する）が作動する。このため、フィルム４に写
し込まれた被写体像に対応した画像信号Ｂを記憶回路８
へ送出することとなる。記憶回路８は画像信号ＢをＡ／
Ｄ変換し、メモリに記憶すると共にメモリから読み出し
て、信号処理回路９へ出力する。記憶回路８の記憶容量
としては、最低−枚の画像を記憶できる程度でよいが、
必要に応じて大きくしても良い。信号処理図Ｉｓ９ば記
憶回Ｉｓ８からの信号を例えば４ピツトのデジタル信号
に変換してディスプレイ駆動回路１０へ出力する。ディ
スプレイ駆動回路１０は該画像信号Ｂをディスプレイ３
上に再生させ、静止画として表示する。ディスプレイ３
はボディの背面などに貼り付けるのが好しく、例丸ば液
晶表示パネルなどが用いられる。上記記Ｗ１＠路８．信
号処理回路９及びディスプレイ駆動回路１０並びに撮像
素子７はシステムコントローラ１１により制御され電子
シャッタを作動するようになっている。

即ち、第２図に示すようにシャッタボタンを押すことに
より発生するパルスＰ１の出力により撮像素子７への給
電が開始し、フィルム巻上げスタートタイミングで発生
するパルスＰ２の出力により撮像素子７への給電が終了
する。

前記パルスＰ１が出力されろと撮像素子７に掃出パルス
Ｐ３が入力され、このパルスＰ３が入力される度に蓄積
電荷はオーバーフロードレインへ送られ消滅する。シャ
ッタボタンを押してフォーカルプレーンシャッタ５が作
動し先膜シンク四パルスＰ４が発生すると、これに同期
して第１回目の読出パルスＰが撮像素子７に入力される
。このとき撮像素子７には掃出パルスＰが入力され続け
ているため、撮影素子７から画像信号Ｂは出力されない
。読出パルスＰ５が立下がると掃出パルスＰ３の入力は
一時停止する。そして第１回目の読出パルスＰ。

の入力から時間Ｔ３が経過したところで第２回目の読出
パルスＰが撮像素子７に入力される。

上記時間Ｔ３は、そのときのカメラ本体のシャッタスピ
ードに応じた時間としても、あらかじめ決めた一定時間
としてもよい。続出パルスＰ６の入力により、時間Ｔ２
の間に蓄積した電荷が撮像素子７から出力され、これが
画像信　く号Ｂとなって出力される。画像信号Ｂが出力
されると、掃出パルスＰ３が再び撮像素子７に入力され
るとともに記憶回路８を作動させるためのパルスＰ、が
出力される。このようにフォーカルプレ−ンシャッタ５
を開放したとさにＭ積した電荷により画像信号Ｂが形成
されるため、フィルム４に写し込まれる像と画像信号Ｂ
をディスプレイ３で再生した像とは等しぐなる。

上記実施例ではフォーカルプレーンシャッタ５を開放す
る時間と撮像素子７が電荷を蓄積する時間とを正確に一
致させるために、掃出パルスＰ３を出力して撮像素子７
から電荷を除去する電子シャッタを用いたが、撮像素子
７の直前に４１！械的又は電気的なシャッタを設けてフ
ォーカルプレーンシャッタ５と同期させるようにしても
良い。また、本発明で使用するハーフミラ−に代えてこ
れと技術的に等価なプリズム等を用いても良い。

ζ発明の効果〉 以上、実施例に基づいて具体的に説明したように本発明
では、感光材料上へ写し込まれた被写体像と同一の像を
撮像素子にて捉えディスプレイに即時に表示することが
できろ。

つまり撮影時の被写体の像を即時に確認する乙とができ
るわけであり、意図しなどおりの構図かどうかを判断す
ることができる。更に、現像、焼付を同時注文する際に
不要なプリントを除いて注文することができるから便利
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は電子
シャッタのタイムチャートである。 図　　面　　中、 １は撮影レンズ、 ２は焦点板、 ３はディスプレイ、 ４ばフィルム、 ５ばフォーカルブレーンシャッタ、 ６はハーフミラ−１ ７は撮像素子、 ８は記憶回路、 ９は信号処理回路、 １０はディスプレイ駆動回路、 １１はシステムコントローラ、 １２は一眼レフカメラ、 １３はペンタプリズムである。 特　　許　　出　　願　　人 富士写真フィルム株式会社 代　　　　理　　　　人

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 撮影レンズから写真感光材料へ至る光路にハーフミラー
   が回動自在に設けられると共に該光路がシャッタにて遮
   断されるシャッタ閉時には前記ハーフミラーにて光束を
   ファインダー光学系へ分岐する一方、前記光路がシャッ
   タにて遮断されないシャッタ開時には前記ハーフミラー
   を回動して前記光束を撮像素子と前記写真感光材料へと
   分岐せしめるハーフミラー駆動機構が設けられ、更に前
   記光束が結像した光学像に対応した画像信号を送出する
   前記撮像素子と、該撮像素子からの画像信号を記憶する
   メモリー回路と、該メモリー回路からの画像信号を再生
   するディスプレイとを設けたことを特徴とする確認機能
   付一眼レフカメラ。