JPH01145641A - 確認機能付コンパクトカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、撮影した像を即時に確認することのできる確
認機能付コンパクトカメラに関する。

〈従来の技術〉 カメラは種々に分類して説明されるが、この中に撮影光
学系とファインダー光学系を独立させたものがある。こ
のようなカメラで通常採用されるレンズシャッタは撮影
レンズの近傍で光束を切るため、遮蔽すべき光束の面積
がフォーカスプレーンシャッタに比べ小さいから、小型
化に有利でカメラ全体を一眼レフカメラに比べて小さく
できる利点がある。

もちろん、レンズシャッタを採用したカメラの中にもビ
ューカメラのように大型のものもあるが、小型のものが
多いので本願では総称してコンパクトカメラと呼ぶこと
とする。

〈発明が解決しようとする問題点〉 このようなコンパクトカメラにおいて、−眼レフカメラ
でも同様であるが、撮影された像のピントが合っている
か、構図どおりに撮影されているか、露出やシャッタス
ピードが適切であるかは、撮影されたフィルムを現像し
プリントに焼き付けなければ確認するととができなかっ
た。

しかし、その時点で撮影不成功であることが判明しても
、既に手遅れである。また、不要なプリントを焼き付け
るため経費が無駄となる問題があった。

本発明は撮影された像を即時に確認する乙とのできる確
認機能付コンパクトカメラを提供することを目的とする
。

く問題点を解決するための手段〉 斯かる目的を達成する本発明の構成は撮影光学系とファ
インダー光学系とが独立したコンパクトカメラにおいて
、結像した光学像に対応する画像信号を送出する撮像素
子を設けろと共に前記ファインダー光学系に八−フミラ
ーを設置して光束を前記撮像素子へと分岐する一方、前
記撮像素子からの画像信号を記憶し、ビデオ信号へ信号
処理する電子回路と、該電子回路からの画像信号を静止
画として表示するディスプレイとを設けたことを特徴と
するものである。

く実　施　例〉　　　　□ 以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。

第１図及び第２図に本発明の一実施例を示す。両図に示
す実施例はファインダー光学系にハーフミラ−を配置し
たものである。即ち、コンパクトカメラを側面から見た
構成図を第１図に示すように、対物レンズ１９と接眼レ
ンズ２０との間の光路中にはハーフミラ−２１が配置さ
れ、対物レンズ１９からの光束を下方（図中下方）へ分
岐している。ハーフミラ−２１を透過した光束は接眼レ
ンズ２０に入射する一方、ハーフミラ−２１で反射した
光束は結像レンズ２２によって撮像素子２３上で結像す
る。撮像素子２３は、結像した像に対応した画像信号Ｂ
を送出するものであり、例えば固体撮像素子（ＣＣＤ）
が使用できる。

ファインダー系に入射する光束と、撮影レンズ系１に入
射する光束は、はぼ同じであり撮像素子２３に結像する
像はフィルム４に結像する像に等しい。撮像素子２３、
例えば固体撮像素子への給電はシャッタボタンのオンに
より開始されフィルム４の巻上げスタートの時点で終了
する。そして、この給電期間においてシャッタスピード
に対応する時間以外は、光束が到達しても画像信号Ｂと
なる電荷を蓄積することはない、いわゆる電子シャッタ
が作動する。即ち、第３図に示すようにシャッタボタン
を押すことにより発生するパルスＰ。

の出力により撮像素子２３への給電が開始し、フィルム
巻上げスタートタイミングで発生するパルスＰの出力に
より撮像素子２３への給電が終了する。前記パルスＰ１
が出力されると撮像素子２３に掃出パルスＰ、が入力さ
れ、このパルスＰ３が入力される度に蓄積電荷はオーバ
ー・フロー・ドレインへ送られて、消滅する。シャッタ
ボタンを押してレンズシャッタ（図示省略）を開放させ
ろためのパルスＰ４が発生すると、これに同期して第１
回目の読出パルスＰが撮像素子２３に入力される。この
とき撮像素子２３には掃出パルスＰ３が入力され続けて
いるため、撮像素子２３から画像信号Ｂは出力されない
。読出パルスＰが立下がると掃出パルスＰ３の入力は一
時停止する。そして第１回目の続出パルスＰ５の入力か
ら時間Ｔ３経過したところで第２回目の読出パルスＰ６
が撮像素子２３に入力される。上記時間Ｔ３は、そのと
きのカメラ本体のシャッタスピードに応じた時間として
も、あらかじめ決めた一定時間としてもよい。読出パル
スＰ６の入力により、時間Ｔ２の間に蓄積した電荷が撮
像素子２３から出力され、これが画像４２号Ｂとなって
出力される。画像信号Ｂが出力されろと、掃出パルスＰ
３が再び撮像素子２３に入力されるとともに画像信号Ｂ
を記憶させるためのパルスＰ７が出力される。このよう
にレンズシャッタを開放したときに蓄積した電荷により
画像信号Ｂが形成されるため、フィルム４に写し込まれ
る像と画像信号Ｂをディスプレイ等で再生した像とは等
しくなる。

撮像素子２３から送出される画像信号Ｂを記ｔｐし、ま
た信号処理して、ディスプレイ上に再生画像を表示する
ための電子回路５が設けられている。この電子回路５は
第２図に示されるようにメモリ６及び信号処理回路７等
を具えている。即ち、画像信号Ｂは増幅回路８によって
増幅されＡ／Ｄ変換器９によってアナログ信号からデジ
タル信号へと変換されろ。メモリコントローラ１０から
メモリ書込開始パルスＰ７（第３図参照）が出力される
と、アドレス回路１１によって指定された位置からメモ
リ６にデジタル化した画像信号Ｂが記憶される。メモリ
６の記憶容量は、最低−枚の画像を記憶できる程度でよ
いが、必要により増加しても良い。メモリ６から送出さ
れた画像信号Ｂは信号処理回路７へ入力される。

信号処理口＆８７は画像信号Ｂを例えば４ピツトのデジ
タル信号に変換してディスプレイ駆動回路１３へ送る。

この４ピツトに変換された画像信号已によりディスプレ
イ駆動回路１３がディスプレイ１４を駆動して、ディス
プレイ１４上に静止画を再生する。ディスプレイ１４に
再生される静止画は、撮像素子２３の電子シャッタがレ
リーズボタンに連動して動作するため、フィルム４に写
し込まれる像と等しいものである。ディスプレイ１４と
しては、例えば液晶などの表示パネルを用いろことがで
き、カメラ背面に取り付けると良い。

更に、前記メモリ６、信号処理回路７．ディスプレイ駆
動回路１３等を制御するためのシステムコントローラ１
５が前記回路５に具えられており、このシステムコント
ローラ１５は電子シャッタの作動も制御するようになっ
ている。即ち、第２図に示すようにシャッタＯＮによす
発生するパルスＰがシステムコントローラ１５へ入力さ
れると、ドライバ１６から撮像素子２３へ掃出パルスＰ
３が送出され、またレンズシャッタ開放のパルスＰ４が
入力された時、その後Ｔ３時間経過後には読出パルスｐ
５．ｐ６がドライバ１６から撮像素子２３へ送出される
。ドライバ１６にはタイミング発生器１７からタイミン
グ信号が入力され、タイミング発生器１７及び信号処理
回路７には同期信号発生器１８から同期信号が入力する
ようになっている。

上記実施例ではファインダー光学系から光束を分岐して
撮像素子へと導いていたが、本発明はこのような実施例
に限るものではない。

例えば撮影光学系から分岐するようにしても良い。

更に、第４図〜第６図を参照して第２の実施例を示す。

同図に示す実施例は本発明をビューカメラに適用したも
のである。即ち、撮影レンズ２８を２本のレール３０上
に移動自在に置き、フィルムパック３１と撮影レンズ２
８とを蛇腹３２で伸縮自在に接続して撮影光学系を構成
したものである。２９はレリーズボタンである。一方、
その上方に対物レンズ３３．接眼レンズ３４を配置して
ファイン　くダー光学系を構成したものである。このフ
ァイング−光学系中に／Ｎ−フミラー３５が配置され、
対物レンズ３３からの光束を側方へ分岐している。分岐
された光束は集光レンズ３６によって集められて撮像素
子３７上に結像する。この撮像素子３７としては前述し
たものが使用でき、同様に電子シャッタを作動する。

撮像素子３７は結像した像に対応した画像信号を送出し
、この画像信号はカメラ外に設けられた電子回路によっ
て記憶され、また信号処理されてディスプレイ等に表示
されるが、その詳細は前述したので省略する。上記ハー
フミラ−３５はファインダー光学系に常時固定されろ必
要はなく、シャッタが切られないときは、第６図に示す
ように光路から退避するように移動させても良い。

尚、上記実施例ではノ１−フミラーを用０ていたが、こ
れと光学的に同一のプリズムを用いても良い。

；発明の効果〉 以上、実施例に基づいて具体的に説明したように本発明
では、フィルム上へ写し込まれた像と同一の像を撮像素
子にて捉えてディスプレイに即時に表示することができ
る。このため意図したとおりの構図かどうかを判断し、
更に現像、焼付を同時注文する際に不要なプリントを除
いて注文することができるから便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示す概略構成図、第２
図は電子回路を示すブロック図、第３図は電子シャッタ
を説明するためのタイムチャート、第４図、第５図、第
６図は本発明の第２の実施例を示す各々概略正面図、概
略平面図。 要部説明図である。 図　面　中、 １．２８は撮影レンズ、 ４はフィルム、 ２１．３５はハーフミラ−１ ２３，３７は撮像素子、 ５は電子回路、 １４はディスプレイである。 特　　許　　出　　願　　人 富士写真フィルム株式会社 代　　　　理　　　　人

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 撮影光学系とファインダー光学系とが独立したコンパク
   トカメラにおいて、結像した光学像に対応する画像信号
   を送出する撮像素子を設けると共に前記ファインダー光
   学系にハーフミラーを設置して光束を前記撮像素子へと
   分岐する一方、前記撮像素子からの画像信号を記憶し、
   ビデオ信号へ信号処理する電子回路と、該電子回路から
   の画像信号を静止画として表示するディスプレイとを設
   けたことを特徴とする確認機能付コンパクトカメラ。