JPH01131747A - 木製i型複合梁 - Google Patents

木製i型複合梁

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JPH01131747A
JPH01131747A JP29144487A JP29144487A JPH01131747A JP H01131747 A JPH01131747 A JP H01131747A JP 29144487 A JP29144487 A JP 29144487A JP 29144487 A JP29144487 A JP 29144487A JP H01131747 A JPH01131747 A JP H01131747A
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Japan
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veneer
cut
fiber
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JP29144487A
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Sunao Aizawa
直 相澤
Toshimichi Nishiyama
西山 俊道
Masaru Okawa
勝 大川
Kazuo Nakane
中根 和夫
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Hashimoto Denki Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (]  産業上の利用分野 本発明は、多数のベニヤ単板の繊維方向を平行に仕組ん
で積層接着したLVL (ラミネーテツド・ベニヤ・ラ
ンバー)と通称される単板積層材、乃至はその一部のベ
ニヤ単板の繊維方向を直交させて仕組んで積層接着した
LVB (ラミネーテッド・ベニヤ・ボード)と通称さ
れるクロスバンド入りの単板積層板、特に前者の単板積
層材(LVL)から切り出された7ランジと、後者のク
ロスバンド入りの単板積層板(LVB>から切り出され
たウェブとを構成部材としてI型のビームに嵌合接着し
て成る、建築用水製■型複合梁に関するものである。
0) 従来技術 この種の建築用水製I型複合梁のフランジに用いられて
いた単板積層材は、例えば特開昭49−27982号連
続式合板プレスの原料供給方法およびその装置に開示さ
れているような重合体、即ち多数のベニヤ単板の繊維方
向を平行に仕組んで積層接着したものはLVLとして公
知であり、また該LVLから第6図に例示するようなI
型のビームを構成するフランジFが切り出されて、他の
合板、03B(オリエンテッド・ストランド・ボード)
、ウェハーボード等の各種材質の定尺板状体から切り出
されたウェブWと組合せて■型のビームに嵌合接着され
た建築用水製I型複合梁が輸入され、或いは一部生産さ
れていたことは従来技術として周知である。
VS>  発明が解決しようとする問題点しかしながら
上記従来技術によるベニヤ単板の繊維方向を平行に仕組
んで積層接着したLVLから切り出されたフランジFと
、各種材質の定尺板状体から切り出されたウェブWを嵌
合接着して成る木製I型複合梁は、そのフランジFは製
品の長手方向に対して繊維方向を平行させて連続的に接
合された形態になっていても、そのウェブWは製品の長
手方向に対して繊維方向を平行させて連続的に接合され
た形態になっていない、即ち定尺寸法毎に分断された構
成であるので、該木製■型複合梁に上下方向や横方向か
らの少し過大な瞬間荷重や、乃至は繰返し荷重が加わる
ことによって、第7図に例示するようにウェブWの分断
された連結個所に裂開Cを発生し、遂にはフランジFと
ウェブWとの嵌合接着全体を破壊に至らしめ、製品の曲
げ強度がそれらの分断された連結個所の弱点によって支
配される難点があった。
口 問題を解決するための手段 本発明は上記従来技術によるこの種の木製I型複合梁の
難点を払拭すべく、先ずこの種I型のビームを構成する
フランジは、多数の短尺方形のベニヤ単板を縦つきのス
カーフジヨイントにし、且つその繊維方向を全量平行に
して仕組んだものを一体に積層接着して成るエンドレス
の単板積層材(LVL)から繊維方向を製品の長手方向
にしてこれを切り出し、またそのウェブは多数の短尺方
形のベニヤ単板を縦つきのスカーフジヨイントにし、且
つその繊維方向を平行にして芯板に仕組むと共にその一
部の繊維方向をクロスバンドとして直交させるように横
つきのバットジヨイントにして側板に仕組んだものを一
体に積層接着して成るエンドレス、クロスバンド入りの
単板積層板(LVB)から側板の繊維方向を製品の高さ
方向にしてこれを切り出した構成部材を用いる木製■型
複合梁であって、該フランジ及びウェブは次のような構
成の単板積層材(LVL)と単板積層板(LVB)から
切り出されるものである。
a、フランジ ′  繊維方向を中間製品の長手方向にしてその両木口
を対照的なスカーフ斜面に切削した方形単板を階段状の
ずらし重ねのスカーフジヨイントにして仕組んで一体に
積層接着した単板積層材(LVL)。
b、ウェブ 1)繊維方向を中間製品の幅方向にしてその両端面を平
行に切断した方形単板を、1層以上に亘って連続状のバ
ットジヨイントにして仕組んだ側板と、 2)繊維方向を中間製品の長手方向にしてその両木口を
対照的なスカーフ斜面に切削した方形単板を、2層以上
に亘って階段状のずらし重ねのスカーフジヨイントにし
て仕組んだ芯板とを一体に積層接着した単板積層板(L
VB)。
(ホ)作 用 本発明の単板積層材(LVL)と単板積層板(LVB)
を用いた木製I型複合梁は、側板の繊維方向を製品の高
さ方向に、またその芯板の繊維方向を製品の長手方向に
して2層以上に亘って階段状のずらし重ねのスカーフジ
ヨイントにした単板積層板(LVB)がら切り出され、
且つその高さ方向の両頂点を幾分台形に切削加工したも
のをウェブとし、また該ウェブに対して全量の繊維方向
を製品の長手方向にして階段状のずらし重ねのスカーフ
ジヨイントにした単板積層材(LVL)から切り出され
、且つその高さ方向の一側面を幾分台形の溝に切削加工
したものを7ランジとして前記ウェブに上下から相対峙
して嵌合接着することによってI型のビームを構成する
ようにしたものであるから、前記ウェブとフランジは製
品の長手方向に対して少くとも2層以上に亘って階段状
のずらし重ねのスカーフジヨイントにされた方形単板の
積層接着により、繊維方向に対する強大な引張強度を保
持出来る連続接合形態となってい、るので、製品の上下
方向及び横方向の曲げ強度の向上に格段に奇与し得たも
のである。
〜 実施例 第1〜3図は本発明の単板積層材(LVL)と単板積層
板(LVB>を用いた木製I型複合梁の一実施例を示す
もので必って、例えば一方のフランジFは製品の長手方
向に全量繊維方向を向けた多数の方形単板1を階段状の
ずらし重ねのスカーフジヨイントにして積層接着した適
宜層の単板積層材(LVL)からなり、該フランジFを
上下一対としてその内側を断面幾分台形の溝に切削加工
し、また他の一方のウェブWは中間層付近の積層に製品
の長手方向に繊維方向を向けた2層以上の芯板2を介在
させ、他の積層は製品の高さ方向に繊維方向を向けた1
層以上の側板3a、3bからなり、該ウェブWの両頂点
を断面幾分台形に切削加工したものを前記フランジFの
切溝に嵌合し、またその嵌合時に前記台形切削部分に適
宜の接着剤を塗布して冷圧または熱圧して一体に嵌合接
着された木製I型複合梁に構成するものである。
而して上記フランジF及びウェブWを構成する単板積層
材(LVL)と単板積層板(LVB)は、例えば7ラン
ジFは第4図に示すように、繊維方向を中間製品の長手
方向にしてその両木口を板厚tの4〜8倍程度の対照的
なスカーフ斜面Sに切削加工した900m角、板厚3M
程度の方形単板1を全量、少くとも上下層は2層以上に
亘って板厚tの30〜70倍程度の距離lを隔てて階段
状のずらし重ねのスカーフジヨイントに仕組まれたもの
を適宜層に、例えば板厚40m程度のエンドレス状に積
層接着された中間製品としての単板積層材(LVL)を
−旦生産し、該エンドレス状の中間製品から上記フラン
ジFの繊維方向を製品の長手方向にして任意寸法の連続
した角材に切り出されるのである。また−方のウェブW
も第5図に示すように、上下の側板の繊維方向を中間製
品の幅方向にしてその両端面を平行に切断した900#
角、板厚3#程度の方形単板を少くとも1層以上に亘っ
て連続状のバットジヨイントに仕組まれたものを上下の
側板3a、3bとし、またその上下の側板3a、3bに
対し繊維方向を中間製品の長手方向にしてその両木口を
板厚tの4〜8倍程度の対照的なスカーフ斜面Sに切削
加工した900m角、板厚5IrIIr1程度の方形単
板を、少くとも2層以上に亘って板厚主の30〜70倍
程度の距離1を隔てて階段状のずらし重ねのスカーフジ
ヨイントに仕組まれたものを芯板2として、板厚12m
程度にエンドレス状に積層接着された中間製品としての
単板積層板(LVB>を−旦生産し、該エンドレス状の
中間製品から上記ウェブWの側板3a、3bの繊維方向
を製品の高さ方向にして任意寸法の連続した板材に切り
出されるのである。
(ト) 発明の効果 叙上のように本発明は、そのI型のビームを構成するフ
ランジ及びウェブに多数の短尺方形単板のベニヤ単板を
縦つぎのスカーフジヨイントにし、且つその繊維方向を
全量平行にして仕組んだものを一体に積層接着して成る
エンドレスの単板積層材(LVL)から繊維方向を製品
の長手方向にしてフランジを切り出し、また多数の短尺
方形のベニヤ単板を縦つきのスカーフジヨイントにし、
且つその繊維方向を平行にして芯板に仕組むと共にその
一部の繊維方向をクロスバンドとして直交させるように
横つきのバットジヨイントにして側板に仕組んだものを
一体に積層接着して成るクロスバンド入りの単板積層板
(LVB)から側板の繊維方向を製品の高さ方向にウェ
ブを切り出して構成部材とした本II型複合梁であるの
で、従来技術に成る木製I型複合梁、特に通常の合板、
03B、ウェハーボード等の各種材質の定尺板状体から
切り出して単に横に連結しただけのウェブから成る木製
■型複合梁は、その上下方向や横方向からの少し過大な
瞬間荷重や、乃至は繰返し荷重が加わることによって、
往々にしてウェブの分断された連結個所に裂開を発生し
、遂にはフランジとウェブとの嵌合接着全体を破壊に至
らしめ、製品の曲げ強度がそれらの分断された連結個所
の弱点によって支配される難点があったものを、本発明
はウェブの芯板を製品の長手方向にその繊維方向を平行
させて、少くとも2層以上に回った階段上のずらし重ね
のスカーフジヨイントとなる連続接合形態にすることに
よって、完全にこの種従来技術のものの割裂現象ヤ裂開
現象を払拭して製品曲げ強度の向上に格段に奇与し得た
ものであるばかりでなく、本発明による時は原料となる
ベニヤ単板が短尺方形の比較的入手し易い低価格量で済
むのに対し、従来技術のものは良質原木の枯渇にともな
う入手難、高価格の影響をもろにうける長尺矩形のベニ
ヤ単板を要する等の問題点があったもの等もこれを悉く
払拭し得たものであり、品質的、強度的、経済的実施効
果の極めて顕著な発明である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施の一例を示すものであって、第1図は
正面図、第2図は平面図、第3図は縦断面図、第4図は
フランジを切り出す単板積層材(LVL)の生産過程の
側面図、第5図はウェブを切り出す単板積層板(LVB
)の生産過程の側面図、第6図は従来の木製I型複合梁
の一部切欠縦断面図、第7図も同じく一部切欠側面図で
ある。 1・・・方形単板、2・・・芯板、3a、3b・・・側
板、F・・・フランジ、W・・・ウェブ。 特許出願人 橋本電機工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 繊維方向を中間製品の長手方向にしてその両木口を対照
    的なスカーフ斜面に切削した方形単板を階段状のずらし
    重ねのスカーフジョイントにして仕組んで一体に積層接
    着して成る単板積層材(LVL)、該単板積層材(LV
    L)から繊維方向を製品の長手方向にして切り出された
    フランジと、繊維方向を中間製品の幅方向にしてその両
    端面を平行に切断した方形単板を1層以上に亘つて連続
    状のバットジヨイントにして仕組んだ側板と、繊維方向
    を中間製品の長手方向にしてその両木口を対照的なスカ
    ーフ斜面に切削した方形単板を2層以上に亘つて階段状
    のずらし重ねのスカーフジョイントにして仕組んだ芯板
    とを一体に積層接着して成るクロスバンド入りの単板積
    層板(LVB)、該単板積層板(LVB)から側板の繊
    維方向を製品の高さ方向にして切り出されたウェブとを
    構成部材としてI型のビームに嵌合接着したことを特徴
    とする木製I型複合梁。
JP29144487A 1987-11-17 1987-11-17 木製i型複合梁 Granted JPH01131747A (ja)

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JPH0525983B2 JPH0525983B2 (ja) 1993-04-14

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