JPH01130397A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH01130397A
JPH01130397A JP62287680A JP28768087A JPH01130397A JP H01130397 A JPH01130397 A JP H01130397A JP 62287680 A JP62287680 A JP 62287680A JP 28768087 A JP28768087 A JP 28768087A JP H01130397 A JPH01130397 A JP H01130397A
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JP
Japan
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transistor
circuit
output
column
gate
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Application number
JP62287680A
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English (en)
Inventor
Hiroto Nakai
弘人 中井
Hiroshi Iwahashi
岩橋 弘
Masamichi Asano
正通 浅野
Hideo Kato
秀雄 加藤
Kazuhisa Kanazawa
金澤 一久
Isao Sato
勲 佐藤
Shigeru Kumagai
茂 熊谷
Shinichi Kikuchi
菊地 信一
Akira Narita
晃 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Tosbac Computer System Co Ltd
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
Tosbac Computer System Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は半導体記憶装置に関するもので、特に電気的に
書込み可能な不揮発性半導体記憶装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 電気的に書込み有能−半導体記憶装置には浮遊ゲートを
用いる紫外線消去型のEFROMとトンネルゲートを用
いる電気的消去型のEEFROMとがある。
このうち、EFROMにおいては、製造上不可避な製造
プロセスのばららきの影響を減少させ、かつ高速データ
書込みを実現するためにメモリセルのドレイン電圧降下
を小さくする目的で昇圧回路を用いることが多い。
一方、メモリの消費電流を減少させるため、電気的に書
込み可能な半導体記憶装置においても0MO8型の集積
回路を用いることが多い。
第7図はこのような昇圧回路を有するCMOS型のEF
ROMの概略構成を示す回路ブロック図である。
同図によれば、このEPROMはマトリクス状に配列さ
れた浮遊ゲートを有する不揮発性メモリセルMll〜M
mnより成るメモリセルアレイ1を有しており、同一行
に属するn個のメモリセルの選択ゲートは行デコーダ3
の出力線である行線WLI〜WLmに行ごとに接続され
ており、行デコーダによりアドレス入力信号に対応した
1つの行線が選択される。一方、同一列に属するm個の
メモリセルのドレインは列線BLI〜BLに接続され、
それぞれ列選択トランジスタ01〜Cnを介してセンス
アンプ10、出力回路11に接続されている。列選択ト
ランジスタ01〜Cnのゲートには列デコーダ2の出力
線C0L1〜C0Lnが接続されている。列デコーダ2
への信号Ai*/XTrおよび行デコーダ3への信号A
j”/W〒1はアドレス入力信号からアドレスバッファ
回路4により生成される。
書込み制御回路5は書込み電源v pp、外部制御信号
て百およびδ百をもとに書込みモードと読出しモードと
の選択を行う信号Hを出力し、この信号Hは昇圧回路6
、切換回路17、データ書込み回路8、切換回路■9に
それぞれ与えられる。・昇圧回路6の出力信号<H>は
切換回路I7に与えられ、この切換回路17の出□力信
号SW1はデータ書込み回路8に与えられ、入力データ
および書込み制御回路5の出力との論理で行デコーダ3
に対する出力信号8W1および他電源Vl)pと列選択
トランジスタ共通接点間に接続された書込み負荷トラン
ジスタWのゲートへ出力信号DINを出力する。
第8図は上述したCMOS構成の昇圧回路6、切換回路
■7、データ書込み回1188の関係をまとめて示す簡
略回路図である。先ず、データ書込み回路8は入力デー
タをインバータINVで反転させたものと書込み制御回
路5の出力信号HとをナントゲートNlに入力し、その
出力をゲートに電圧Vec印加されるNチャ氷ルのトラ
ンスファゲートT12を介してPチャネルトランジスタ
T11−並びにPチャンネルトランジスタ713および
NチャネルトランジスタT14よりなるインバータによ
り構成されるバッファ回路に入力してその出力を書込み
負荷トランジスタWのゲートに入力している。すなわち
、トランジスタT12の出力側のノードNilに一端が
接続され、他端および基板に信号SW1が供給されるP
チャネルトランジスタT11のゲートが書込みトランジ
スタWのゲートに接続され、また一端および基板に電圧
SW1が供給されたPチャネルトランジスタ713と、
一端が電源Vssに接続されたNチャネルトランジスタ
T14とを直列接続し、これらの共通接続点を書込みト
ランジスタWのゲートに接続し、またこれらの共通ゲー
ト接続点をノードNILにそれぞれ接続したものである
。したがってトランジスタT、11はフィードバック経
路を与えるものである。
列デコーダ2および行デコーダ3はデータ書込み回路8
とトランジスタの接続に関する限り全く同じ構成を有し
ており、添字を列デコーダ2では20番台、行デコーダ
3では30番台に変えたものが対応する。なお、列デコ
ーダ2ではナントゲートN2の入力信号はAi*/X]
1−1行デコーダ3ではナントゲートN3の入力信号は
Aj*/W〒1となっており、トランジスタT21のゲ
ートから出力される信号は列選択信号C0Lnであって
これは列選択トランジスタCのゲートに入力されており
、トランジスタT31のゲートから出力される信号は行
選択信号WLnとなっている点がデータ書込み回路8の
場合と異なっている。
第7図および第8図を参照してこのような従来・のEP
ROMの動作を説明する。
読出し時には入力アドレス信号に対応した列デコーダ2
の出力により選択された列選択トランジスタC1〜Cn
および行線WL1〜WLmの双方により選択されたメモ
リセルのデータがセンスアンプ10および出力回路11
を介して出力される。
このデータ読出しモードでは昇圧回路6は非動作状態と
なっており、切換口!1117の出力SW1と切換回路
■9の出力SWの双方にm1Tlf?ls圧Vccが現
れる。
一方、データ書込みモードにおいては昇圧回路6は動作
状態となりで、切換回路I7の出力SW1には昇圧電圧
、切換回路■9の出力SWには書込み電源電圧vppが
現れる。
すなわち、第8図においてデータ書込み回路8の入力デ
ータが″0#レベルである時にはH−“1”であるから
ナントゲートN1の出力側がローレベルとなっているた
め、PチャネルトランジスタTll、713およびNチ
ャネルトランジスタT14により構成されるバッファ回
路によりSWIの昇圧電圧が出力電圧DINとして出力
される。これに対し、入力データが′1“であるとき、
および選択されていない箇所ではナントゲートの出力側
1がハイレベルとなっていることから出力信号DINは
“0”レベルとなる。
また、列デコーダ2により列線C0Lnが、行デコーダ
3により行線WLmがそれぞれ選択されているものとす
れば、ナントゲートN2およびN3の人力信号はすべて
電源Vccの電位となっている。したがって、データ読
出しモードでは列デコーダ2の出力C0Lnおよび行デ
コーダ3の出力WLmの双方に[源Vccの電位が出力
され、データ書込みモードではC0Lnに昇圧電位、W
Lmに電源Vppの電位が出力される。このとき、選択
されていないナントゲート回・路の入力信号は少なくと
も1つ以上が°0”レベ°ルとなっているため、選択さ
れていない行線、および列選択トランジスタのゲート電
極には書込み、読出しを問わず“0”レベルが現れるこ
とになる。
このように、浮遊ゲートに電子を注入する“0”データ
書込み時に負荷トランジスタとなる列選択トランジスタ
および書込み負荷トランジスタのゲート電極に書込み電
源vppよりも高い昇圧電圧を印加することによってメ
モリセルのドレイン電圧降下を減少させて高速書込みと
書込みマージンの拡大が可能となる。
しかしながら、このようなCMO8集積回路はNチャネ
ルMOSトランジスタとPチャネルトランジスタとを同
一基板上に形成するため、NチャネルMOSトランジス
タのみからなるNMO8型O8回路と比較して製造工程
が複雑になって製造コストが高いという問題がある。ま
た、ウェル領域を形成するために必然的にチップサイズ
が大きくなり、特に上述したような昇圧電位を用いるウ
ェルを使用するためにさらにチップサイズの増大が必要
となっている。さらにCMO8集積回路ではラッチアッ
プ対策が不可避である。
このような事情および低消費電流よりも低価格を望むユ
ーザがいることからNMO8型のEPROMが製造され
ている。
第9は従来用いられている列デコーダの構成の一例を示
す回路図である。
この回路はノアゲート回路と、バッファ回路と、書込み
回路とから成っている。まずノアゲート回は入力アドレ
スデータAj*/A〒1がそれぞれゲートに印加されて
ソースが共通接続された複数のしきい値が正のトランジ
スタ(以下Eタイプトランジスタという)TIOIおよ
びこの共通接続点にゲート電極とドレインが接続された
しきい値が負のトランジスタ(以下Dタイプトランジス
タという)T102よりなっており、バッファ回路はE
タイプトランジスタT103とDタイプの負荷トランジ
スタT104よりなるインバータと、電源VccとVs
s間に直列接続されてその接続中点がバッファ回路の出
力(N 102)と接続された二つのEタイプトランジ
スタT105およびT106と、ノアゲート出力点であ
るノードN101とトランジスタT105のゲート電極
であるノードN102との間に接続された、ゲート電極
にVccが印加されたトランジスタT107とより成っ
ている。書込み回路は書込み電源Vp1)と出力COL
間に直列に接続されゲートに書込み時昇圧電圧<H>が
供給されるEタイプトランジスタT111とゲートが出
力に接続されているDタイプトランジスタT110とゲ
ートに書込み制御信号の反転信号Hが供給され、前記バ
ッファ回路の出力と列デコーダ回路出力との間に挿入さ
れたDタイプトランジスタT109より成っている。
さらにこの例ではトランジスタT105とトランジスタ
T106の接続中点であるノードN103における“1
ルベルおよび出力COLの“1”レベル出力電位の低下
を防止するためにトランジスタT105としてトランジ
スタT106よりもしきい値の低いものを用いている他
、ノードN101とノードN103との間にコンデンサ
Cを接続してトランジスタT107とコンデンサCとに
よってブートスドラ・ツブ回路を形成している。
この回路ではノードN103が充電されるときにはコン
デンサCの作用でノードN102の電位も上昇していき
電源電圧にトランジスタT105のしきい値電圧を加え
た値よりも高い電圧となるため、ノードN106には少
なくとも電源電圧が現われ、電源のマージンが大きくな
る。しかし、このままではノードN102の電位は接合
リーク電流等によって時間の経過とともに低下してしま
うため、これを防止するために、ノードN103からの
出力線COLとVccとの間に接続され、ゲート電極が
COLに接続されたプルアップ用のDタイプトランジス
タT108が設けられている。
そしてトランジスタT108によって電源電圧を出力線
COLに供給し、出力線COLの電位低下を防止してい
る。なお、この場合、トランジスタT108の導通抵抗
を大きくとっておけばノードN103が“0#レベルと
なってもトランジスタT108を介して流れる電流は微
少であり、消費電流の増加を招かない。
しかしながら、このように従来の列デコーダではプルア
ップ用のトランジスタが特別に必要であった。
また、NMOS型EFROMにおける列デコーダの出力
電位は昇圧電位<H>をトランジスタT111のゲート
に供給しているため出力COLにはVppLか現われず
書込みのマージンが小さいという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、上記
COLを選択時に昇圧する書込み回路を用い高速書込み
と書込みマージンの拡大を実現し、しかも書込み回路内
のトランジゑ夕の1つをプルアップ用Dタイプトランジ
スタT108の作用と同じくするよう兼用させてたため
、T108が必要ない低価格の半導体記憶装置を提供す
ることを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、一端が第1の電源に接続されると共に
他端が列線に接続されたマトリクス状に配置された複数
の不揮発性メモリセルと、この不揮発性メモリ宝ルのう
ち同一行にあるもののゲート電極を共通接続する行線と
、列線に第2の電源を接続する書込み負荷トランジスタ
およびこれと列線間に列ごとに設けられた列線選択トラ
ンジスタと、アドレろ入力信号にもとづいて列選択信号
および行選択信号を出力するアドレスバッファ回路と、
前記列選択信号にもとづいて前記列線選択トランジスタ
を選択的に導通させi列デコーダと、行選択信号にもと
づいて行線を選択する行デコーダと、書込み制御信号に
もとづいて第2の電源電圧よりも高い昇圧電圧を出力す
る昇圧回路と、書込み制御信号にもとづいて書込み負荷
トランジスタを駆動するデータ書込み回路とを備えた半
導体記憶装置において、 列デコーダおよび/またはデータ書込み回路は、第1お
よび第3の電源間に直列接続され、選択および非選択に
応じていずれかが導通し、接続i点が出力線に接続され
た第1および第2のMOSトランジスタよりなるバッフ
ァ回路と、昇圧回路の出力に一端が接続されたしきい値
電圧が負の第3のMOSトランジスタと、この第3のト
ランジスタの他端と出力線間に接続されたしきい値が負
の第4のMOSトランジスタと、出力線と書込み制御信
号との実質的な論理積出力信号をゲート入力として第3
の電源と第3および第4のMOSトランジスタの接続中
点間に接続されたしきい値が負の第5のMOSトランジ
スタとを備え、第3および第4のMOSトランジスタの
ゲート電極は前記出力線と接続された書込み回路とを備
えたことを特徴としている。
(作 用) 選択時には昇圧電圧は第3.4.7のトランジスタを通
って、出力線の電位を昇圧電圧まで確実に上昇させる。
この電位の上昇があったときは出力線からのリーク電流
が生じないように出力線に接続された各トランジスタが
非導通となるるようにしている。このため、昇圧電位が
低下することなく出力線の電位は確実に上昇することが
でき、選択時と非選択時の電位差を十分とることができ
る為、動作の安定性が向上して書込みマージンが増大す
る。
(実施例) 第1図は本発明が適用される半導体記憶装置の一例を示
すブロック図であり、第8図と同じ部分には同じ番号を
付してその詳細な説明を省略する。
この例では第8図に設けられていた切換回路I7および
切換回路■9は設けられておらず、昇圧回路6の出力<
H>は直接データ書込み回路8に与えられ、さらに列デ
コーダ12および行デコーダ13にも供給されている。
これは後述するように列デコーダ12および行デコーダ
13自身に切換え機能を持たせており必要がないためで
ある。
第3図は第1図の実施例における行デコーダ13の詳細
な構成を示す回路図であるが、入力される信号が異なる
点を除けば従来のNチャネル型EFROMで用いられて
いる行デコーダと同じ構成を有している。この回路はノ
アゲート回路と、バッファ回路と、書き込み回路とから
成っている。
まずノアゲート回路は入力アドレスデータAT「アAj
*がそれぞれゲートに印加されてソースが共通接続され
た複数のEタイプトランジスタT301およびこの共通
接続点にゲート電極と −ドレインが接続されたDタイ
プトランジスタT302よりなっており、バッファ回路
はEタイプトランジスタT303とDタイプの負荷トラ
ンジスタT304よりなるインバータと、電源VCCと
VS2間に直列接続されてその接続中点が出力とされた
二つのEタイプトランジスタT305およびT306と
より成っている。そしてノアゲート回路の出力ノードN
301はトランジスタT305のゲートに、インバータ
の出力ノードN302はトランジスタT306のゲート
にそれぞれ接続されている。トランジスタT305とT
3O6の接続中点は行線WLに接続され、この行線WL
と電源Vl)pとの間に直列接続されたEタイプトラン
ジスタT3O7とDタイプトランジスタT3O8よりな
る書き込み回路が設けられており、トランジスタT30
7のゲート電極には昇圧回路の昇圧信号<H>が入力さ
れ、トランジスタT308のゲート電極は行線WLと接
続されている。
この回路の動作を説明する左、読出しモード時゛ には
書込み制御回路5の出力Hは0”レベルとなっているの
で昇圧回路6は非動作状態となっており、その出力<H
>はアース電位とされる。ノアゲートの入力信号がすべ
て′0#になることにより行選択がなされたときは、ノ
ードN301は′1″となりトランジスタT305はオ
ン、インバータの出力ノードN302は“0”であるこ
とによりトランジスタT306はオフとなる。トランジ
スタT307がオフであることから、選択された行線W
Lの電位はく1に源Vcc−トランジスタT305のし
きい値電圧V th)となり、例えば、電源Vcc45
V、トランジスタT305のしきい値電圧−1vとすれ
ば、行線WLの電位は4vとなる。入力信号の1つ以上
が“1”である非選択状態の場合にはノードN301が
“0″、ノニドN302が1”となっているため行線W
Lの電位はトランジスタT306を通じて低下し、′0
#レベルとなる。
一方、書込みモード時には書込み制御回路5の出力Hは
“1゛レベルとならているので昇圧回路6は動作状態と
なっており、その出力<H>は書込み電源電圧Vppよ
りも高い昇圧電位となる。したがってノアゲートの入力
信号がすべて“0”で行選択されたときはトランジスタ
T307およびT3O8がいずれもオンになることによ
り行線WLの電位は4v以上に充電される。行線WLの
電位が上昇するとトランジスタT305は非導通状態と
なるが、昇圧電位が電源Vppの電位よりもトランジス
タT307のしきい部分だけ高く設定されている場合に
は行線WLには電源Vl)pの電位がそのまま出力され
る二とになる。なお、非選択状態においてはトランジス
タT307がオンとなっていてもトランジスタT308
の導通抵抗が大きいために、非選択の行線WLはトラン
ジスタT306が存在することにより上昇することはな
く “0”レベルとなる。
第2図は本発明にかかる半導体装置における列デコーダ
12の詳細構成を示す回路図であり、本発明の特徴部分
を含むものである。
同図によれば、第3図における構成とノアゲート回路お
よびバッファ回路の構成はノアゲート回 ′路の入力デ
ータが異なる以外は全く同じであり、添字は下2桁の数
字が同じものが対応した構成となっているのでその説明
は省略する。しかし、書込み回路の構成は異なっている
この書込み回路はバッファ回路の出力線であるCOLと
昇圧回路6の出力<H>との間に直列接続された3つの
DタイプトランジスタT2O7゜T2O8,T2O9が
設けられており、トランジスタT2O7のゲートには例
えば15Vの昇圧電圧<H>が供給され、トランジスタ
T2O8およびトランジスタT2O9のゲートは出力線
COLと接続されている。そしてトランジスタT2O8
とT2O9の接続中点N2O4と電源電圧Vce間にD
タイプトランジスタT210が接続されている。また、
TsR電圧Vssと電源電圧VCCとの間にナントゲー
ト回路を構成する直列接続された負荷用Dタイプトラン
ジスタT211並びにEタイプトランジスタT212お
よびT213が設けられ、ナントゲートの出力点である
トランジスタT211とトランジスタT212との接続
中点N2O3はトランジスタT210のゲートおよび負
荷用トランジスタT211のゲートに接続されている。
また、トランジスタT212のゲートは出力線COLに
接続されている。
次にこの回路の動作を説明する。
まず、読出しモード時において、ノアゲート回路を構成
する複数のEタイプトランジスタT2O1の入力信号が
すべて“0゛となって列選択がなされたときは、ノアゲ
ートの出力ノードN201は′1”となり、トランジス
タT2O5はオン、トランジスタT2O6はオフとなり
いるためCOLの電位は第3図の場合(Vcc−Vth
)となるが、例えば4v程度である。書込み制御信号H
は“0mレベルとなっており、ノードN2O3は′1“
レベルとなっていることから、ノードN2O4および出
力線COLをトランジスタ7218.T2O9を介し電
源VccのLzベベルで充電する。このVccはトラン
ジスタT2O8およびトランジスタT2O7を通ってア
ース電位となっている<H>へ流れるおそれがあるが、
トランジスタT2O7の導通抵抗を十分大きくすれば列
デコーダ1個あたり数μAに押さえることは可能である
すなわち、トランジスタT2O7のゲートを<H>側に
接続してるため、ゲートがアースレベルになり、小さな
トランジスタサイズで、大きな導通抵抗が得られという
利点がある。但し、このことから分るように、トランジ
スタT2O7がなくてもトランジスタT2O8の導通抵
抗を大きく設定しておけば、トランジスタT2O8を通
って<H>へ流れる電流を小さく出来るが、COLが選
択状態で“1”レベルの時はT2O8のゲートも“1#
レベル、すなわちVecのため、この時電流を小さ(す
るにはトランジスタT2O8の例えばチャネル長を長く
して電流を抑える必要があることからトランジスタと形
成面積が大きくなってしまう。
ノアゲートの入力信号のいずれかが′1”である非選択
状態の場合にはトランジスタT2O5がオフ、トランジ
スタT2O6がオンとなっているため、列線COLの電
位はトランジスタT2O6を通って低下するが、その低
下の程度はトランジスタT2O6,T2O9,T210
の3つの直列抵抗の比により決定される。例えば、ノー
ドN2O4がほぼv ac、出力線COLがほぼアース
電位になるようにトランジスタT2O9の導通抵抗をト
ランジスタT2O7の導通抵抗と同様に大きく設定すれ
ばトランジスタT2O6を通って流れる電流はきわめて
小さな値となり、定常電流は前述したトランジスタT2
O7を通って流れる電流と合計しても10数μA程度で
済むようになる。
次に書込みモード時においては、書込み制御回路5の出
力信号Hは“l”となっている。選択時ニハノードN 
201 ハ″1’、/−ドN 202 ハ“0“となっ
ているから、トランジスタT2O5により出力線COL
は前述したように(Vcc−Vth)まで充電される。
そしてCOLが“1”レベルと認められる4V程度まで
充電されるとトランジスタT212がオンとなってナン
トゲートの出力点N2O3は“0”レベルとなるので、
しきい値電圧が一2V程度であるトランジスタT210
はオフとなる。したがってノードN2O4,N2O5,
出力線COLはトランジスタT2O7,T2O8,T2
O9を介して充電され昇圧電位となっている<H>の電
位まで充電される。このとき、トランジスタT2O6お
よびT210はいずれもオフとなっており、トランジス
タT2O5ではVCCとCOLの電位との関係上非導通
となっているため、<H>から、アースへ流れる定常電
流は存在しない。
この場合もトランジスタT2O7は特に必要ないが、ト
ランジスタT2O7のゲートは<H>に接続されている
、すなわち高電位側に接続されているため導通抵抗は小
さく、充電を妨げることはない。
このようにトランジスタT2O7を設はゲートを<H>
側に接続するようにすれば、読み出し時にはVCCから
<H>への流出電流を小さくでき、またトランジスタT
2O7のサイズは大きくなくてもよい占いう利点があり
、<H>の昇圧時には、出力COLへの昇圧電圧の充電
の妨げにはならない。
一方、非選択時にはノードN201は“0”、ノードN
2O2は1′となっているから、トランジスタT2O5
はオフ、トランジスタT2O6はオンとなるが、前述し
たようにトランジスタT2O9の導通抵抗を大きくとっ
であるために、列線COLのレベルは低下してほぼアー
ス電位となる。これによりナンドが成立しなくなるため
、ノードN2O3は“1″レベルとなってトランジスタ
T210をオンさせるので、ノードN2O4は電源vC
Cにより充電されてほぼVccの電位となる。しかし、
列線COLの電位はアース電位となっているためトラン
ジスタT2O8に着目するとドレイン(N205) は
<H>  (15V) 、ソース(N204)はVcc
(5V)であり、ゲート電圧がDタイプトランジスタの
しきい値電圧以下となるためオフとなり、〈H〉から定
常電流が消れることはない。またトランジスタT2O9
は導通抵抗を大きくとっであるために電源VecからT
2O6を介してアースへ流れる電流はμAに押えられる
以上のように、読出し時に選択された列デコーダ回路の
出力電位はバッファ回路のトランジスタのしきい値電圧
分の低下を招くことなく電源Vccとなり、書込み時に
選択された列デコーダ回路の出力電位は昇圧電位となり
、また非選択時の列デコーダ回路の出力電位は読出し時
および書込み時のいずれもほぼアース電位となって書込
み時、メモリセルへの書込みマージンが拡大される。
また、昇圧電位が現われている<H>信号から°アース
に流れる定常電流は存在せず、電圧低下が生じないため
、昇圧能力の小さい昇圧回路を使用することが可能とな
って微細化、低消費電力化に寄与することができる。
なお、トランジスタT212にはノードN201を接続
するようにしてもよい。すなわち、トランジスタT21
0のゲート人力は、読み出し時“1”レベルになり、書
込み時、出力線COLが選択された時に“0”レベルに
なるような信号であればよい。このため第2図の実施例
では、書込み制御信号Hと出力線COLのNAND出力
をトランジスタT210に入力している。しかし、上記
のように書込み時、出力線COLが選択された時″0#
レベル、その他の時は“1“レベルの信号であればどの
ような方法で作ってもよい。言い換えると出力線COL
と、書込み制御信号Hとの実質的な論理積になっていれ
ばよいのである。
第4図は第1図に示した実施例のうちのデータ書込み回
路の詳細を示す回路図である。
同図における構成は第2図と類似し、参照番号として2
00を加えたものが対応しており、ノアゲート回路部分
を除き第2図の構成と全く同じであるので、同一部分に
ついての説明は省略する。
第2図と異なる点は第4図におけるノアゲートは2つの
Eタイプの入力トランジスタT401aおよびT401
bを有しており、トランジスタT401aのゲート電極
には入力データが、トランジスタ7401bのゲート電
極には書込み制御信号Hの反転信号である「がそれぞれ
入力されており、書込み回路の出力線はDINとなって
いる点である。
この回路の動作を説明すると、読出しモード時には■が
“1”レベルであることからノアゲート回路の出力は“
0“となり、第2図における読出しモードで非選択の場
合と同様に出力DINは“0”レベルとなる。また、書
込みモード時にはHが“0mレベルとなり、人力データ
が“0#であればノアゲート回路の出力は“1”となっ
て第2図における書込みモードで選択の場合と同様に出
力DINには昇圧電位が出力される。そして書込みモー
ド時において、入力データが“1”であればノアゲート
回路の出力は“0”となって第2図における書込みモー
ドで非選択の場合と同様に出力DINは″0″レベルと
なる。
このような動作が行われる結果、このデータ書込み回路
においては、書込みモード時にメモリーセルに“0”デ
ータを書込む場合、負荷トランジスターのゲート電位は
昇圧電位となり、書き込みマージン拡大を図ることがで
きる。このときさらに信号<H>からアースへ定常電流
が流れることはなく、低消費電力化を図ることができる
第5図は本発明の他の実施例にかかる列デコーダの構成
を示す回路図である。この実施例によれば第2図とほぼ
同様の構成を有しているため、対応部分には同じ参照番
号を付してその詳細な説明は省略する。
この実施例においてはバッファ回路の出力ノードN20
6と書込み回路の入力ノードN207との間にゲート電
極に書込み制御信号の反転信号Hが入力されたDタイプ
トランジスタT214のドレイン、ソースが接続された
構成となっている。
この回路では読出し時には■は1′であるのでDタイプ
トランジスタT214はオンとなって導通抵抗が非常に
小さくなっており、読出し速度に影響を与えることはな
く第2図における読出しモードにおけるのと同様の動作
を行う。
一方、書込み動作時においてはHは“0“となっており
、選択された列デコーダではノードN206はトランジ
スタT2O5を介しているので、トランジスタT214
はオフとなって、出力線COLは第2図において述べた
ように書込み回路により充電される。この結果、ノード
N206の電位はトランジスタT2O5で充電される電
位までしか上昇しないため、トランジスタT2O5およ
びT2O6に<H>である15V程度の高電圧ストレス
がかかることを防止することができる。
ここで、トランジスタT2O7はEタイプでもよく、こ
の場合<H>の電位はEタイプにしたトランジスタT2
O7のしきい値電圧分、さらに昇圧すればよい。このよ
うにすれば読出し時、トランジスタT2O7を介し、G
ND電位にされる<H>への電流の流出はない。
第6図はブートストラップを用いた第9図の従来例にお
いて、本発明の書込み回路を用いた、他の実施例を示す
回路図であって、ノードN201とN2O3との間にト
ランジスタT215を接続し、ノードN2O3とN20
6との間にコンデーンサCを接続し、ノードN206と
ノードN207との間にトランジスタT214を接続し
たものである。
この実施例では第2図および第5図において説明したよ
うに、選択された列デコーダにおいてノードN206お
よび出力線COLの電位は読出し時にはトランジスタ2
09、トランジスタT210およびトランジスタT21
4を介して電源電位に保持される。このように、書込み
回路は、読み出し時、第9図に示すプルアップ用のトラ
ンジスタT108と同様な働きを行ない、本発明では特
にプルアップ用トランジスタを必要としない。
書込み時にはトランジスタT214はオフとなっている
のでトランジスタT2O5およびトランジスタT2O6
に対する高電圧ストレスを防止する。
以上の各実施例ではトランジスタT2O5はEタイプの
ものであったが、しきい値がOV近傍のものを用いるこ
とができる。
また、実施例では主に列デコーダについて述べたが、こ
れに加えてデータ書込み回路や行デコーダにも列デコー
ダと同様の書込み回路を適用することができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、列デコーダおよびデータ
書込み回路の出力線に昇圧電圧を出力するためにDタイ
プトランジスタの直列接続を用い、出力線の電圧をフィ
ードバックすることによって選択時の確実な電圧上昇お
よび非選択時の確実な引下げを図っているので、安価な
NチャネルMOSトランジスタによる構成でも消費電力
を少なくし、電圧マージンが大きくとれ、書き込みマー
ジンを向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる半導体記憶装置の構成を示すブ
ロック図、第2図はその列デコーダの一実施例の構成を
示す回路図、第3図は第1図の装置で用いる行デコーダ
の一例を示す回路図、第4図は第1図におけるデータ書
込み回路の一例を示す回路図、第5図および第6図はそ
れぞれ列デコーダの他の実施例を示す回路図、第7図は
従来のCMO8構成の半導体記憶装置の構成を示すブロ
ック図、第8図は第7図におけるデータ書き込み回路、
列デコーダ、行デコーダの概略構成を示す回路図、第9
図は従来のNMOS構成の列デコーダの例を示す回路図
である。 1・・・メモリセル、2.12・・・列デコーダ、3.
13・・・行デコーダ、4・・・アドレスバッファ回路
、5・・・書込み制御回路、6・・・昇圧回路、8・・
・データ書込み回路、10・・・センスアンプ、11出
力回路、BL・・・列線、COL・・・列デコーダ出力
線、WL・・・行線。 出願人代理人  佐  藤  −雄 胃 に 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一端が第1の電源に接続されると共に他端が列線に
    接続されたマトリクス状に配置された複数の不揮発性メ
    モリセルと、この不揮発性メモリセルのうち同一行にあ
    るもののゲート電極を共通接続する行線と、前記列線に
    第2の電源を接続する書込み負荷トランジスタおよびこ
    れと前記列線間に列ごとに設けられた列線選択トランジ
    スタと、アドレス入力信号にもとづいて列選択信号およ
    び行選択信号を出力するアドレスバッファ回路と、前記
    列選択信号にもとづいて前記列線選択トランジスタを選
    択的に導通させる列デコーダと、前記行選択信号にもと
    づいて前記行線を選択する行デコーダと、書込み制御信
    号にもとづいて前記第2の電源電圧よりも高い昇圧電圧
    を出力する昇圧回路と、前記書込み制御信号にもとづい
    て前記書込み負荷トランジスタを駆動するデータ書込み
    回路とを備えた半導体記憶装置において、 前記列デコーダおよび/またはデータ書込み回路は、前
    記第1および第3の電源間に直列接続され、選択および
    非選択に応じていずれかが導通し、接続中点が出力線に
    接続された第1および第2のMOSトランジスタよりな
    るバッファ回路と、前記昇圧回路の出力に一端が接続さ
    れたしきい値電圧が負の第3のMOSトランジスタと、
    この第3のトランジスタの他端と前記出力線間に接続さ
    れたしきい値が負の第4のMOSトランジスタと、前記
    出力線と前記書込み制御信号との実質的な論理積出力信
    号をゲート入力として第3の電源と前記第3および第4
    のMOSトランジスタの接続中点間に接続されたしきい
    値が負の第5のMOSトランジスタとを備え、前記第3
    および第4のMOSトランジスタのゲート電極は前記出
    力線と接続された書込み回路とを備えたことを特徴とす
    る不揮発性半導体記憶装置。 2、前記第1および第2のMOSトランジスタの接続中
    点と前記第4のMOSトランジスタとの間にしきい値が
    負の第6のトランジスタが接続されてなる特許請求の範
    囲第1項記載の不揮発性半導体記憶装置。 3、前記昇圧回路の出力と前記第3のMOSトランジス
    タ間に挿入され、ゲートが前記昇圧回路の出力と接続さ
    れた第7のMOSトランジスタを備えたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載の不揮発性半
    導体記憶装置。 4、一端に前記第3の電源が接続された前記第1のMO
    Sトランジスタのゲートと前記第1および第2のMOS
    トランジスタの接続中点間に容量が結合されたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項ないし第2項のいずれか
    に記載の不揮発性半導体記憶装置。 5、MOSトランジスタがNチャネル型であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか
    に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10038071C2 (de) * 1999-08-06 2002-05-02 Toyoda Automatic Loom Works Wärmespeicher mit Gas absorbierendem Reaktionspulver
JP2013077375A (ja) * 2007-02-16 2013-04-25 Mosaid Technologies Inc 多数の外部電力供給部を有する不揮発性半導体メモリ

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US8619473B2 (en) 2007-02-16 2013-12-31 Mosaid Technologies Incorporated Non-volatile semiconductor memory having multiple external power supplies

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