JPH01130110A - 導波路の光ファイバの接続構造 - Google Patents

導波路の光ファイバの接続構造

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JPH01130110A
JPH01130110A JP28845987A JP28845987A JPH01130110A JP H01130110 A JPH01130110 A JP H01130110A JP 28845987 A JP28845987 A JP 28845987A JP 28845987 A JP28845987 A JP 28845987A JP H01130110 A JPH01130110 A JP H01130110A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概   要〕 例えばコヒーレント光通信システムや超高速光通信シス
テム等を初めとする各種の光システムや光デバイスに適
用!できる、導波路と光ファイバの接続構造に関し、 導波路の端面からの反射戻り光を簡単な構成で低減する
ことを目的とし、 導波路の端面を該導波路の方向に対して垂直方向よりも
傾いた角度に形成すると共に、光ファイバの先端部をテ
ーパ状に形成し、該光ファイバの先端部を前記導波路の
端面に対し固定配置してなるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えばコヒーレント光通信システムや超高速
光通信システム等を初めとする各種の光システムや光デ
バイスに適用できる、導波路と光ファイバの接続構造に
関する。
〔従来の技術〕
従来、導波路と光ファイバの接続は、第3図に示すよう
に、導波路1に対して垂直な端面1aへ、光ファイバ2
の先端部2aを接着剤3で固定することによって行って
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の接続構造では、例えば導波路1がTi拡散L
iNbO3導波路であり、かつ光ファイバ2が石英ファ
イバである場合を考えると、この両者間で屈折率の差が
大きいため、光ファイバ2のコア領域2bを伝搬されて
きた光111が導波路1の導波領域1bに入射する際、
その入射光の一部が端面1aで反射されて光フアイバ2
中へ逆戻りしてしまう。すなわち、反射戻り光12が生
じる。
具体的な光通信システムとして、例えば第4図に示すよ
うな、DFB型の半導体レーザ11、導波路型の光変調
器(Ti拡散LiNbO3変gI?il器)12及び光
ファイバ(石英ファイバ)13.14等からなるコヒー
レント光通信システムや超高速光通信システムを考えた
場合、導波路型の光変調器12と光ファイバ13との接
続部で、上述したような反射戻り光が生じ、この反射戻
り光の影響でDFB型の半導体レーザ11の特性が変動
するという問題が起こる。そこで、このような光通信シ
ステムでは、通常、半導体レーザ11と光変調器12の
間にアイソレータ15を挿入することにより、反射戻り
光が半導体レーザ11に入射するのを阻止するようにし
ている。
ところが、反射戻り光が大きい場合は、アイソレータ1
5として、アイソレーションの非常に大きい高性能なも
のを用いる必要が生じ、するとシステムが非常に高価な
ものになってしまう。そこで、上記反射戻り光を低減す
るために、例えば第3図における導波路1の端面1aに
無反射コーティングを施すようにしたものもあるが、こ
れはコーティング時の膜厚制御が非常に難しく、しかも
デバイスの製造工程を増やしてしまうため、デバイスの
価格が非常に高くなってしまうという問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、導波路の端面からの反射
戻り光を簡単な構成で低減することのできる、導波路と
光ファイバの接続構造を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、導波路の端面を該導波路に対して垂直方向よ
りも凹いた角度に形成すると共に、光ファイバの先端部
をテーパ状に形成し、該光ファイバの先端部を前記導波
路の端面に対して固定配置したことを特徴とするもので
ある。
〔作   用〕
光フアイバ中を伝搬されてきた光は、導波路の端面を介
して導波路中へ入射する。この際、端面で反射光が生じ
るが、端面が上述したように傾斜していることから、上
記反射光は入射光と同一の方向へは戻らない。すなわち
、上記反射光が光フアイバ中を逆方向に伝搬されること
がな(なり、よって反射戻り光が防止される。
また、光ファイバの先端部がテーパ状に形成されている
ため、位置決めの際、斜めに傾いた導波路の端面と上記
光ファイバの先端部周辺−とが互いにぶつかり合うよう
なことがな(、よって光の挿入損失を増大させることな
く正確に位置合わせできる。
〔実  施  例〕 以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第1図は、本発明の一実施例の構成図である。
本実施例では、まずTi拡散LiNbO3導波路等の導
波路21の端面21aを、導波路21の方向に対して垂
直な方向よりも角度θI (例えば2°以上)だけ傾け
て形成する。それと共に、石英ファイバ等の光ファイバ
22の先端部22aをテーパ先球状に形成する。この形
状は、エツチングを利用すれば、簡単に得ることができ
る。そして更に、例えば導波路21の導波領域21bの
屈折率n1が光ファイバ22のコア領域22bの屈折率
n2よりも大きい(例えばn+=2.2、n2= 1.
45)ことに基づく、端面21aでの光の屈折を考慮し
て、光ファイバ22を導波路21の端面21aの法線に
対し角度θ2 (〈θ1)だけ傾けて位置決めする。続
いて、そのままの状態で、光ファイバ22と同程度の屈
折率を持つ例えばエポキシ系の紫外線硬化接着剤等であ
る接着剤23を使用して、光ファイバ22の先端部22
aと導波路21の端面21aとを接着し、互いに固定す
る。
以上のようにして、導波路21と光ファイバ22の接続
構造が得られる。
以上のように構成された接続構造において、光ファイバ
22のコア領域22b中を伝搬されてきた光1r+は、
導波路21の端面21aに入射角θ2で入射し、屈折角
θ1で屈折して、導波領域21b中に伝搬される。光β
11が端面21aに入射した際に反射光112が生じる
が、端面21aと光(入射光)111との角度関係から
、反射光j?+2は入射光1++に対しθ2の2倍の角
度(2θ2)だけずれた方向へ反射される。すなわち、
上記反射光7!12は、光ファイバ22の外へ反射され
るか、あるいはコア領域22b内に反射されたとしても
その入射角が2θIと大きいために即座に減衰してしま
う。従って、反射光112がコア領域22b中を逆方向
に伝搬されることがなくなり、よって端面21aからの
反射戻り光は大幅に減少される。なお、光が導波路21
側から光フアイバ22側へ伝l1l)される場合も、端
面21aの法線が導波領域21bに対して角度θlだけ
傾斜していることから、上記と同様に端面21aでの反
射壺が導波領域21b中に逆戻りすることはない。
本実施例を、第4図に示したようなコヒーレント光通信
システムや超高速光通信システムに適用した場合、上記
のように反射戻り光を著しく低減できるので、アイソレ
ーシヨンのそれほど大きくない通常のアイソレークを使
用することができる。
しかも本実施例では、端面21aは斜めに形成されてい
ればよく、従来のように膜厚制御の困難な無反射コーテ
ィングを施す必要がないため、デバイス価格が高くなる
という問題も生じない。
また、例えば先端部が単に襞間されただけの光ファイバ
を用いた場合は、これを導波路21の傾斜した端面21
aに対して位置決めする際、光ファイバの先端部周辺(
クラッド領域)が端面21aにぶつかってしまい、コア
領域を端面21aに近づけることができないという問題
点が生じる。
これは、光の挿入損失を増大させることになる。
ところが、本実施例では光ファイバ22の先端部22a
をテーパ先球状としたことから、位置決めの際に端面2
1aにぶつかる部分がなく、よって上記のような問題は
生じない。よって、光の挿入損失を増大させることなく
、正確に位置合わせできる。しかも、テーパ先球状の光
ファイバ22を使用すると、その先端面が球面であるた
め、ここで発生する反射戻り光を抑えることもできる。
なお、導波路21の端面21aの傾斜する角度θ1は、
非常に小さい角度であっても反射戻り光を減少させるこ
とができるが、望ましくは2°以上とすることにより、
通常の光通信システムではほとんど問題とならない程度
まで反射戻り光を抑えることができる。また、光ファイ
バ22の1頃斜する角度θ2は、上記の角度θ1及び屈
折率n+。
n2に応じ、伝lit光を最も低損失に結合できるよう
に設定されることが望ましい。
また、光ファイバ22の先端部22aは必ずしもテーパ
先球状である必要はなく、光の挿入損失を増加させるこ
となく位置決めできる程度のテーパ面をもつものであれ
ば全く問題はない。例えば第2図に示すように、光ファ
イバ22として、単に襞間されただけの先端部22aの
、端面21aと突き当たる部分22cだけを研磨してテ
ーパ状としたものを用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、導波路の端面に
高精度の無反射コーティングを施すといった困難な技術
を必要とすることなく、上記端面からの反射戻り光を簡
単に低減することができる。
従って、本発明を光通信システムに通用した場合は、ア
イソレーションの非常に高い高性能なアイソレータを用
いる必要もなく、また導波路型デバイスが高価格になる
こともないので、システム全体の価格を低く維持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、 第2図は本発明の他の実施例の構成図、第3図は従来に
おける導波路と光ファイバの接続構造を示す構成図、 第4図は光通信システムの一例を示す概略構成図である
。 21・・・導波路、 21a・・・端面、 21b・・・導波領域、 22・・・光ファイバ、 22a・・・先端部、 22b・・・コア領域、 23・・・接着剤。 特許出願人   富士通株式会社 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)導波路(21)の端面(21a)を該導波路(21
    )に対して垂直な方向よりも傾いた角度に形成すると共
    に、光ファイバ(22)の先端部(22a)をテーパ状
    に形成し、該光ファイバの先端部(22a)を前記導波
    路の端面(21a)に対し固定配置してなることを特徴
    とする導波路と光ファイバの接続構造。 2)前記光ファイバの先端部(22a)は、前記導波路
    の端面(21a)に突き当たらない程度に傾いたテーパ
    面を持つように形成されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の導波路と光ファイバの接続構造。 3)前記光ファイバの先端部(22a)はテーパ先球状
    に形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第2
    項記載の導波路と光ファイバの接続構造。 4)前記導波路の端面(21a)の前記角度は2°以上
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3
    項のいずれか1つに記載の導波路と光ファイバの接続構
    造。 5)前記光ファイバの先端部(22a)と前記導波路の
    端面(21a)とは互いに接着剤(23)で固定されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項
    のいずれか1つに記載の導波路と光ファイバの接続構造
    。 6)前記接着剤(23)は前記光ファイバ(22)とほ
    ぼ等しい屈折率を持つことを特徴とする特許請求の範囲
    第5項記載の導波路と光ファイバの接続構造。
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US07/170,320 US4948219A (en) 1987-03-20 1988-03-18 Method of connecting optical fibers and connection aids and fiber holders employed therewith, and optical waveguide modules employing same
DE8888302387T DE3877597T2 (de) 1987-03-20 1988-03-18 Verbindung von optischen fasern.
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