JPH01129796A - 永久磁石同期電動機の制御装置 - Google Patents

永久磁石同期電動機の制御装置

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JPH01129796A
JPH01129796A JP62286441A JP28644187A JPH01129796A JP H01129796 A JPH01129796 A JP H01129796A JP 62286441 A JP62286441 A JP 62286441A JP 28644187 A JP28644187 A JP 28644187A JP H01129796 A JPH01129796 A JP H01129796A
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小野田 芳光
Takatou Yamagoshi
山腰 喬任
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転子に永久磁石を用いた同期電動機の駆動
を制御する永久磁石同期電動機の制御装置に関する。 
   。
〔従来の技術〕
永久磁石同期電動機は、回転子に永久磁石を用い、電機
子巻線に交流電流を供給することにより回転磁界を形成
し、回転子を回転させる構成の電動機である。このよう
な永久磁石同期電動機およびその制御装置の概略を図に
より説明する。
第7図は従来の永久磁石同期電動機の制御装置の回路図
である。図で、Mは永久磁石同期電動機を示し、永久磁
石lおよび電機子S線2U、2V。
2Wより成る。これら電機子巻線2U、2V。
2Wには三相の交流電流が供給される。1u、Iv。
Twはそれぞれ電機子巻線2U、2V、2Wに供給され
るU相、■相、W相の電流を示す。3は永久磁石同期電
動機Mを駆動する三相交流電源である。4は6つのトラ
ンジスタT、で構成される整流部であり、電源3の三相
交流を直流に整流する。
5は各トランジスタTrの制御信号を出力する整流制御
部であり、この整流制御部5の制御信号により三相交流
の適切な整流が行なわれる。6はトランジスタT、とダ
イオードDとの並列回路6つにより構成されるインバー
タ部であり、整流部4で整流された直流を三相交流に変
換する。7はインバータ部6の各トランジスタT、の制
御信号を出力するインバータ制御部である。電源3、整
流部4、整流制御部5、インバータ部6、およびインバ
ータ制御部7より成る構成を以下、インバータ装置と称
することとし、これを符号8で示す。
上記の永久磁石同期電動機Mの制御装置において、整流
制御部5およびインバータ制御部7から、予め定められ
た制御信号を出力すれば、電機予巻8j12U、  2
V、  2Wにはこれに応じた三相電流が供給され、こ
れら各相の電流により四転ば界が形成される。この回転
磁界の発生により永久磁石1は当該回転磁界に同期して
回転する。
上記永久磁石同期電動機は、回転子に永久磁石を用いて
いるので励磁電力が不要となり、電力消費量は同一容量
の他の電動機、例えば誘感電動機等に比較して格段に少
なく、かつ、スリップリングやプラッシュも必要としな
いので故障や損失が少ないという大きな利点を有する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
永久6R石同期電動機は上記のような利点を有する反面
、次のような問題点を有する。即ち、永久磁石は使用年
月の経過とともにその起磁力が減少して減磁するのが通
常である。これを第8図に示す永久磁石の特性曲線によ
り説明する。図で、横軸には抗磁力が、又、縦軸には磁
束密度がとっである。永久磁石同期電動機に使用される
永久磁石は回転力に不足を生じないようにできるだけ大
きな磁束密度を有するものを使用する。ところが、磁束
密度の大きい永久磁石は必然的に抗磁力が小さくなる。
即ち、図で、磁束密度B1の永久磁石は抗磁力MCIで
あるが、これに対して磁束密度B111+より小さい磁
束密度BI、l□を有する永久磁石の抗磁力)(czは
さきの抗磁力)(c+より大きい。このことから、永久
磁石同期電動機のように相当程度の回転力が要求される
装置には磁束密度の大きな永久磁石を使用しなければな
らず、しかもそのような永久磁石は抗磁力が小さいので
、結局、減磁を免れることはできないことになる。
さらに、このような経年による減磁のみならず、電動機
駆動中において、電機子巻線2U、2V。
2Wによる磁界のN極とS極にそれぞれ永久磁石のN極
とS極が対向する瞬間がしばしば生じ、これによっても
永久磁石の減磁が生じる。
又、永久磁石同期電動機に大きな負荷が加わった場合、
永久磁石同期電動機は脱調し、このとき負荷との関係で
永久磁石の回転が停止するような事態が生じると、永久
磁石の磁極と電機子巻線の磁界との上記位置関係が長時
間存在することになり、永久磁石は大幅に減磁され、甚
だしい場合は消磁してしまうおそれがあった。
このように、永久磁石同期電動機は減磁や消磁を避ける
ことはできず、この減磁や消磁は永久磁石同期電動機の
回転力の不足や消失を招来し、これにより永久磁石同期
電動機が回転不能になるという問題があった。そして、
この問題は必然的に永久磁石同期電動機の信頼性を著し
く低下せしめ、上記の利点を有するにもかかわらず、多
くの分野、特にエレベータやエス力レーク等人間を移送
する分野における装置にあっては、上記のように信頼性
を欠如する永久磁石同期電動機は到底これを採用するこ
とはできなかった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、永久
磁石の減磁、消磁を防止することができ、ひいては永久
磁石同期電動機の信頼性を極めて高度のものとすること
ができる永久磁石同期電動機の制御装置を提供するにあ
る。
〔問題点を解決するだめの手段〕
上記の目的を達成するため、本発明における第1の発明
は、回転子に永久磁石を用い三相の電機子S線を備えた
永久磁石同期電動機において、前記回転子の回転位置お
よび回転速度を検出する検出手段と、この検出手段によ
り検出された回転速度を予め設定された基準速度と比較
して両者の差の値を出力する比較手段と、前記検出手段
により検出された回転位置および前記比較手段により得
られた差の値より成るベクトク値に基づいて前記各電機
子巻線に供給する電流を定める変換手段と、この変換手
段により得られた値に基づいて前記各電機子巻線の電流
を制御する電流制御手段とを設けたことを特徴とする。
又、本発明における第2の発明は、回転子に永久磁石を
用い三相の電機子3P5′mを備えた永久磁石同期電動
機において、前記回転子の回転位置および回転速度を検
出する検出手段と、この検出手段により検出された回転
速度を予め設定された基準速度と比較して両者の差の値
を出力する比較手段と、この比較手段により得られた差
の値が所定値を超えたとき前記差の値に対して位相を9
0度異にする励磁成分値を出力する励磁成分発生手段と
、前記検出手段により検出された回転位置および前記比
較手段により得られた差の値より成るベクトル値ならび
に前記回転位置および前記励磁成分発生手段により得ら
れた励磁成分値に基づいて前記各電機子巻線に供給する
電流を定める変換手段と、この変換手段により得られた
値に基づいて前記各電機子巻線の電流を制御する電流制
御手段とを設けたことを特徴とする。
〔作用〕
上記第1の発明においては、検出手段により永久磁石の
回転速度と回転位置を検出し、検出された回転速度と予
め定めた基準速度とを比較手段で比較し、両者の速度の
差の値と検出された永久磁石回転位置とを変換手段に入
力する。この変換手段では、入力された値に基づいて、
U相、■相およびW相に供給する電流を定め、電流制御
手段は定められた各電流に応じた信号により、当該電流
をU相、V相およびW相の各電機子巻線に供給する。
さらに上記第2の発明においては、検出手段により永久
磁石の回転速度と回転位置を検出し、検出された回転速
度と予め定めた基準速度とを比較手段で比較し、両者の
速度の差の値と検出された永久磁石回転位置とを変換手
段に入力する。この場合、前記差の値が所定の値よりも
大きいときは励磁成分発生手段から前記差の値とは90
度位相を異にする励磁成分値が出力され、この値も変換
手段に入力される。変換手段では、これら入力された値
に基づいて、U相、V相およびW相に供給する各電流お
よびこれら各電流についてそれぞれ90″位相を異にす
る各電流を定め、電流制御手段は定められた各電流に応
じた信号により、当該各対応する電流の合成電流をU相
、V相およびW相の各電機子巻線に供給する。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る永久磁石同期電動機の制
御装置のブロック図である。図で、第7図に示す部分と
同一部分には同一符号を付して説明を省略する。10は
永久磁石(回転子)1に連結されたパルス発電機であり
、回転角度に比例したパルス列を出力する。例えば永久
磁石の回転角度1度毎に1パルス出力されるものとする
と1回転に360パルスが出力される。11はパルス発
電機10の出力パルスをカウントするパルスカウンタで
あり、パルスをカウントすることにより永久磁石lの単
位時間当りの回転数(永久磁石同期電動機の速度)に比
例した信号N14を出力する。
12は永久磁石同期電動機Mの所望の速度を基準速度と
して設定する基準速度設定器であり、設定された基準速
度に比例した信号N、が出力される。
13は基準速度設定器12から出力される信号N。
とパルスカウンタ11から出力される信号N、とを比較
し、その差の値を増幅して出力する比例増幅器である。
比例増幅器13から出力される上記差の値に比例する信
号をI□とする。14は関数発生器であり、比例□増幅
器13の出力信号1 rlを入力し、信号1.の値が所
定の値り、。を超えると、その超えた分の信号に応じた
信号txtを出力する。
15は比例増幅器13の出力信号10と関数発生器14
の出力信号rxsとを入力し、これら信号をベクトルに
変換するベクトル変換器である。このベクトル変換器1
5から出力されるベクトル信号が信号■、で示されてい
る。16はパルス発電[210からのパルスを入力しこ
れを永久磁石1の回転角度(回転位置)を示すベクトル
信号ε−I3として出力するベクトル発振器である。即
ち、ベクトル発振器16はパルスの入力毎に単位角度を
加算してゆき、順次その積分値を出力する機能を有し、
永久磁石lの1回転毎に当該積分値がリセットされる。
17はベクトル乗算器であり、ベクトル変換器15から
出力されるベクトル信号Itsとベクトル発振器16か
ら出力されるベクトル信号εJ1とを乗算し、その乗算
されたベクトル信号lを出力する。18はベクトル乗算
器17の出力信号lに基づいて永久磁石同期電動器Mの
各相電機子巻線2U、2V、2Wに供給する電流を決定
する三相変換器である。三相変換器18は各相電流に比
例した信号u、v、wを出力する。ベクトル変換器15
、ベクトル発振器16、ベクトル乗算器17および三相
変換器18の機能の詳細は後述する動作の説明により明
らかとなる。
19U、19V、19Wは電機子巻線2U。
2V、2Wに流れる電流を検出してそれに比例した信号
を出力する電流検出器である。20u。
20v、20wは制御部であり、それぞれ三相変換器1
8から出力される信号u、v、wと電流検出器19U、
19V、19Wで検出された信号とを入力してフィード
バック制御を行なう。各制御部20u、20v、20w
の出力信号はインバータ装置8のインバータ制御部7に
入力され、その制御信号により各電機子巻線2U、2V
、2Wに三相変換器18からの信号u、v、wに比例し
た電流を供給する。
次に、本実施例の動作を説明する。まず、基準速度設定
器12に所望の速度が設定され、基準速度設定器12か
らはこれに応じた信号N、が出力される。永久磁石同期
電動機Mが駆動されると、永久磁石1の回転とともにパ
ルス発電機IOからその回転に伴って単位角度回動する
毎に順次パルスが出力され、このパルスはパルスカウン
タ11およびベクトル発振器16に入力される。パルス
カウンタ11はこれらのパルスに基づいて永久磁石1の
回転速度に比例した信号N、を出力する。
比例増幅器13は信号N、と信号NHO差を演算し、そ
の差の信号I rsを出力する。
ところで、基準速度設定器12には当然永久磁石同期電
動機Mの性能の範囲内において基準速度が設定される。
そして、永久磁石同期電動aMは通常の状態においては
設定された基準速度に近い速度で回転する。したがって
、比例増幅器13の出力信号1 riは小さく、関数発
生器14に設定された所定値! rsO以下の値となる
。そこで、まずこのような通常の状態における動作を以
下に説明する。
この場合、関数発生器14からの出力信号txsは0で
あるから、ベクトル変換器15には信号I6のみが入力
され、その出力信号1sとしてはベクトルの実数部をな
す信号1 rsがそのまま出力される。なお、ベクトル
の虚数部は関数発生器14の出力信号txsで構成され
るが、これについては異常時における動作の説明で述べ
ることにする。
一方、ベクトル発振器16はパルス発電機10の出力パ
ルスを入力する。この出力パルスを第2図(a)に示す
。第2図(a)で横軸には永久磁石lの回転角度θ、が
とっである。前述のように、パルス発電機10は永久磁
石lが単位角度(例えば1度)回動する毎に1パルス出
力するのであるから、入力したパルスの数をカウントす
ればその数が永久磁石1の回転角度を示すことになる。
そして、第2図(a)に2π(r a d)で示される
ように1回転に相当する数のパルスがカウントされると
、それまでのカウントをリセットして再度カウントを開
始するようにすれば、永久磁石1の予め定められた基準
位置からの回転角度が常に捕捉されることになる。ベク
トル発振器16はこのような機能を備え、リングカウン
タ等を用いて構成されている。以上から明らかなように
、ベクトル発振器16の出力ε・IZsは角度成分の信
号であり、永久磁石lの現時点での角度θ、はパルスの
カウント数に比例する。
ベクトル乗算器17はベクトル変換器15の出力[3と
、ベクトル発振器16の上記角度成分の出力ε−Isと
を入力して乗算し、その乗算値lを出力する。乗算値l
は次式で表わされる。
l=[S ・εJlh・・・・・・・・・・・・(1)
通常状態においては、[S=1.、であるから、l=1
.、・εJ1m・・・・・・・・・・・・(2)となる
第2図(b)はこの(2)式の波形図であり、横軸には
前記回転角度θ8、縦軸には上記ベクトルlの実数部l
がとっである。今、仮にパルス発電機10のパルス出力
のうち第2図(a)に示すパルスP、を前記基準位置の
パルスとすると、−点鎖線で示される角度はO(θ3=
0)でありベクトル発振器16の出力εj#s=1であ
る。したがって、この基準位置におけるベクトル乗算器
17の出力信号は値I8となる。そして、上記パルスP
、を基準位置のパルスとしたとき、ベクトル乗算器17
の出力信号は第2図(b)に示すように最大値を値1 
psとするcos波形となる。
三相変換器18は第2図(b)に示す波形の信号を人力
し、この信号をU相の電機子巻線2Uに供給するU相電
流1uの信号Uと定める。そうすると、他のV相電流I
vおよびW相電流I。のU相電流IUに対する波形は同
一波形であり、かつ位相関係は王者一定の関係にあるの
で、V相電流Ivの信号VおよびW相電流!。の信号W
も一義的に決定される。これを第2図(b)、  (C
)。
(d)に示す波形図を参照して説明する。U相、■相、
W相の各相電流■い■9.Iwは三相交流であるから、
V相電流■9はU相電流■。に対して2π/3(rad
)だけ位相が遅れ、W相電流1wはV相電流1vからさ
らに2π/3(rad)だけ位相が遅れている。したが
って、信号UをU相電流1uの信号と定めると、信号v
、wはそれぞれ第2図(C)、  (d)に示すように
信号Uに対して、最大値が等しく、位相が2π/3(r
ad)。
4π/3(rad)だけ遅れた信号となる。そこで、今
、θ、=0の基準位置についてみると、この位置におけ
る信号Uの値はI rsであり、信号V。
Wの値はそれぞれ一■、/2となる。したがって、三相
変換器18は永久磁石1が基準位置にあるとき信号Uと
して値1 rtを、信号Vとして値−I rs/2を、
又、信号Wとして値−1、、/ 2を出力することにな
る。永久磁石1が回転して位置が変化してゆくと、第2
図(a)〜(d)に示す一点鎖線は図の右方へ移動して
ゆき、そのとき各信号波形が移動した一点鎖線と交わる
点の値が信号U。
v、wとして順次三相変換器1Bから出力されることに
なる。
永久磁石1の回転速度NMが変化すると゛、基準速度N
、との差が変化し、比例増幅器13の出力信号1 rs
の大きさが変化する。このため、第2図(b)〜(d)
の信号波形も変化するが、この変化は最大値Itsの変
化のみであり、各信号波形の位相関係は同一に保持され
る。このような信号波形にしたがう信号v、wは、値I
0をパラメータとする第2図(c)、  (d)に示す
波形特性を有する関数発生器を用いることにより得られ
る。なお、信号Uは入力信号がそのまま用いられる。
このようにして三相変換器18から出力された信号u、
v、wは制御部20u、20v、20wを介してインバ
ータ装置8のインバータ制御部7に入力され、これに応
じてインバータ部6の各トランジスタTrが制御される
。この結果、U相、■相、W相の各電機子巻線2U、2
V、2Wには信号u、v、wに応じた電流In、Iv、
Iwが供給され永久磁石同期電動機Mが駆動される。こ
の駆動中、各相電流Iu、Iv、Iwは電流検出器19
U。
19V、19Wにより常時検出され、その検出43号を
各相の制御部20 u、  20 v、  20 wに
入力することにより各相電流に対する周知のフィードバ
ック制御が行なわれる。
ここで、永久磁石同期電動機Mを上記制御により駆動す
る場合、その駆動中に形成される磁界について説明する
。第3図は永久磁石同期電動機Mの概略構成図である。
この図で、■は永久磁石、2U、2U’はU相の電機子
巻線、2V、2V’はV相の電機子巻線、2W、2W’
はW相の電機子巻線を示す。22は固定子、23は固定
子22に設けられた溝である。多溝23には各相の電機
子巻線2U〜2W’が収納されている。図において、各
相は対向する2つの溝を有し、この溝に1本ずつ導体が
収められ、これら2つの導体で各相の電機子巻線が構成
されている。対向する2つの導体は永久磁石同期電動機
Mの一方端部側において接続されている。
ここで、永久磁石1の図示位置を基準位置(θ。
−〇)とすると、U 相テハi 機子巻、vi!2U、
2U’に信号u(u=I、、)に比例したU相電流Iu
が矢印方向に流れ、又、■相では電機子巻線2V。
2V’に信号v (v=−I、、/2)に比例したV相
電流xv  Nv =−tt+ /2)が矢印方向に流
れ、さらに、W相では電機子巻線2W、2W’に信号w
 (w=−I、、/2)に比例したW相電流■。
(rw =−■t+ /2)が矢印方向に流れる。これ
らの各相電流■。、It、1mにより各電機子巻線2U
〜2W’は磁界を生じ、それらの合成磁界は破線で示さ
れるような固定子22を通る磁界となる。この合成磁界
の発生により、固定子22の図示位置にN極とS極が形
成されたと同様の状態が生じ、永久磁石lのN極、S極
はそれぞれ固定子22に形成されたS極、N極に吸引さ
れ、永久磁石1は図の矢印方向に回動する。
永久磁石1の回動によりパルス発電機10からパルスが
出力され、ベクトル発振器16の出力信号εJIPsが
変化し、三相変換器1日の出力信号U。
v、wも変化し、三相電流■。、I、、I、が変化して
ゆく。これに伴って固定子22に形成される合成磁界も
変化してゆき、その磁極N、  Sは永久磁石1の回動
方向と同一方向に移動してゆく。これにより永久磁石1
の回転が最終的にほぼ基準速度N、と等しい回転速度で
継続される。
上記動作中、各相電流により固定子22に図示の合成磁
界が形成された瞬間の状態を考察すると、この合成磁界
の方向と永久磁石1内の磁界の方向とは直交する関係に
ある。したがって、永久磁石1は電機子巻線によって生
じる合成磁界により減磁されることはない。そして、永
久磁石lの位置と各相電流とは常に第2図(a)〜(d
)に示される一定関係にあることから、永久磁石lと合
成磁界の上記関係は永久磁石同期電動機Mの駆動中確実
に保持され、永久磁石1が減磁されることはない。
以上、永久磁石同期電動機Mの回転速度NHと基準速度
N、とに大きな差がなく、比例増幅器13の出力信号I
、、1が所定値I−0以下である通常の場合の動作につ
いて説明した。ところで、負荷が異常に大きくなった場
合、永久磁石1が著しく減磁され、極端な場合には消磁
される事態が生じる。
又、このような事態が生じなくても、さきに述べたよう
に永久磁石1の経年による自然減磁が生じる。このよう
な場合、本実施例では関数発生器14から信号!。が出
力されて上記減磁や消磁を防止する。以下、これについ
て説明する。
まず、永久磁石lの自然減磁以外の減磁又は消磁の発生
状態を第4図に示す永久磁石同期電動機の概略構成図を
参照しながら説明する。第4図で、第3図と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略する。今、永久磁石同期
電動器Mの負荷がエレベータであるとする。一般に、エ
レベータはワイヤの一端に乗かごが、他端に重りが連結
され、当該ワイヤを電動機で駆動される巻上機で巻上げ
る構成となっている。本実施例の場合、当該電動機とし
て永久磁石同期電動機が使用されることになる。ところ
で、エレベータにおいて乗かごを上昇させようとした場
合、乗かごの重量が過大であると重りとの均衡が破れ、
乗かごが上昇せず、逆に僅かに下降した状態で停止して
しまう場合がある。
この場合の永久磁石同期電動機の状態を、上記の事態が
永久磁石1が基準位置(θ3=O)にあるとき発生した
ものとして第4図に示す。永久6i石1が基準位置にあ
るので、各電機子巻線20〜2W’に流れる各相電流は
第3図に示す方向と同一方向に流れ、固定子22にも同
一の磁極N、  Sが形成される。一方、前述のように
乗かごが僅かに下降すると永久磁石1は第3図に示す矢
印と逆方向に回動されてほぼ第4図に示す位置に停止す
る。この状態で固定子22の合成磁界は永久磁石lの内
部磁界と逆方向となり、しかも各相電流は大きく、した
がって上記合成磁界も大きく、かつ、この位置での停止
時間が長いので、永久磁石lは著るしく減磁され、甚だ
しい場合は消磁されてしまう。以上は、永久磁石lの内
部磁界と固定子22に生じる合成磁界とが逆方向になる
極端な例を示したが、これに限らず、永久磁石1の自然
減磁により回転力が不足すると脱調が生じ、永久磁石1
の位置が、上記合成磁界の上記内部磁界に対する逆方向
成分が大きくなるような位置となり、永久磁石1が減磁
される状態がしばしば生じる。
さて、上述のように永久磁石同期電動機Mに減磁又は消
磁が発生する状態にある場合、永久磁石同期電動機Mの
回転速度NMは極めて遅くなる。
そうすると、第1図に示す比例増幅器13の出力信号I
□は極めて大きくなり、所定値1.。を超える値となる
。したがって、関数発生器14からはその特性に応じて
信号■。が出力される。この信号IXSはベクトル変換
器15に入力され、比例増幅器13の出力信号■、とと
もにベクトルに変換される。この変換されたベクトルを
「、とすると、ベクトル「、は次式で表わされる。
[1s  =Irs+jlx3 ”・・・・・・・・・
・ (3)(3)式において、値■。と値IXSとは互
いに90’位相を異にし、値I4はベクトルの実数部、
値ixsは虚数部を構成する。そして、ベクトルIIs
は両値を合成したベクトルである。
ここで、 11S=LTア]了−T  rs とすると、(3)式は次のように表わされる。
1[、=I、  ・εJIIFg  ・・・・・・・・
・・・・(4)なお、さきに説明した通常の状態(値I
 rsが所定値1 ri。以下の状態)においては、値
rxsは0であるから、前述のように1Is=I−とな
る。
このように、虚数部を含むベクトル「、はベクトル乗算
器17に入力され、ベクトル発振器16から出力される
角度成分εJlsが乗算される。したがって、ベクトル
乗算器17の出力信号lは次式で表わされる。
2=「、・εjIs  ・・・・・・・・・・・・(5
)ところで、上記(5)式の実数部の値I□に角度成分
εjlsが乗算された場合の信号は、前述した三相変換
器18の出力信号Uと同じである。そこで、以下、上記
(5)式の虚数部の値IXSに角度成分εjlsが乗算
された場合の信号について、第5図(a)、  (b)
に示す波形図を参照しながら説明する。第5図(a)、
  (b)に示す実線波形は第2図(a)、  (b)
に示す波形と同じ波形、即ち実数部の波形である。ベク
トル乗算器17の出力lは当該実数部とともに虚数部も
出力されるが、この虚数部は(3)式に示すように実数
部に対して位相がπ/2遅れで最大値I。の波形となる
。このような波形を第5図(b)に破線で示す。
したがって、ベクトル乗算器17の出力信号lはこれら
実数部および虚数部の波形の合成(ベクトル和)となり
、この信号lが三相変換器18がら信号Uとして出力さ
れる。ただし、本実施例においては、ベクトル乗算器1
7から出力される信号lは実数部と虚数部とがそれぞれ
独立して出力され、それらの合成は三相変換器18でな
される。
一方、さきに述べたように、三相変換器18ではV相、
W相に対する信号v、wが、信号lの実数部を基にして
第2図(C)、  (d)に示すように作られるが、全
く同様に信号lの虚数部を基にして信号v、wの虚数部
が作られる。これを第5図(C)、(d)に示す。即ち
、第5図(C)。
(d)に示す実線波形は第2図(C)、  (d)に示
す波形と同じ実数部の信号波形であり、破線波形は虚数
部の信号波形を示す。これら虚数部の信号波形はそれぞ
れその実数部の信号波形に対して位相がπ/2遅れ、最
大値IXSの波形となる。このような信号波形は、値■
。をパラメータとする第5図(c)、  (d)に破線
で示す波形特性を有する関数発生器を用いることにより
得ることができる。
ここで、前述のIxs=0の場合と同じく、永久磁石l
の基準位置(θ、=0)における虚数部の信号(励磁信
号と称する)により形成される磁界について考察する。
なお、以下の説明では便宜上、三相変換器18の出力信
号u、  v、 wは励磁信号成分のみと仮定する。実
数部との位相関係から第5図(b)〜(d)に示すよう
に、θs”Oのとき、u=0.v=  、/TIxs/
2.w= 、/’J″txs/2である。したがって、
インバータ装置8から出力される各相電流は、U相電流
■1は0.■相電流■9は信号−JT I xs/ 2
に比例した値、W相電流■−は信号5rxsizに比例
した値となる。これらの電流により形成さる磁界を第6
図に示す。
第6図は永久磁石同期電動機の概略構成図であり、第3
図に示す部分と同一部分には同一符号が付しである。上
記の各相電流により形成される磁界が図中破線で示され
ている。このような磁界は、その方向が永久磁石1の内
部磁界の方向と一致し、永久磁石lを増磁するように作
用する。
ところで、このような磁界は三相変換器18の出力信号
u、V、Wが励磁信号成分のみと仮定した場合に形成さ
れる磁界であるが、実際には信号u、v、wは前述のよ
うに実数部の信号と虚数部の信号(励磁信号)とが合成
された信号である。
なお、このように合成された信号u、  v、 wは、
前述の実数を入力する関数発生器の出力および虚数を入
力する関数発生器の出力を同相毎に加算器に入力して加
算することにより得ることができる。
このように、信号u、  v、 wは合成信号であるか
ら各相電流も当該合成された信号により得られる合成電
流であり、その結果、永久磁石同期電動機Mに生じる磁
界は第3図に示す磁界と第6図に示す磁界とを合成した
磁界となる。しかし、第6図に示す磁界成分が存在する
ことには変りはなく、この磁界成分により永久磁石lが
増磁されることにも変りはない。そして、このように永
久磁石1を増磁する磁界成分は、永久磁石1の位置如何
にかかわらず、ベクトル変換器15の出力信号lI3に
虚数部が含まれたときには常に発生するのは明らかであ
る。
又、仮に永久磁石同期電動機Mの負荷がエレベータであ
り、第4図に示す状態が発生して永久磁石1に大きな減
磁が生じたとしても、以後の動作において、この減磁の
ため回転力が不足して太きな励磁信号が発生し、これに
より上記増磁方向の磁界が生じて上記減磁骨を補うので
、最終的にエレベータの運転に支障を生じることはない
このように、本実施例では、パルス発電機により永久磁
石の位置と回転速度を検出し、これに応じて電機子巻線
に供給する電流を制御するようにしたので、永久磁石同
期電動機の駆動中に発生する磁界を永久磁石内の磁界の
方向とほぼ直交する方向に維持することができ、これに
より永久磁石の減磁を防止することができ、ひいては永
久磁石同期電動機を高い信頬性をもって使用することが
できる。さらに、永久磁石が減磁して回転力が不足した
状態等が生じ、回転速度と基準速度との差が所定値以上
になったとき、これに応じて電機子巻線に、さきの電流
とともに、これとは別の成分の電流をも供給するように
したので、永久磁石を増磁する方向の磁界を発生するこ
とができ、これにより永久磁石の減磁を積極的に補うこ
とができ、この面からも永久磁石同期電動機の信頼性を
高めることができる。
なお、上記実施例の説明では、比例増幅器13、関数発
生器14、ベクトル変換器15、ベクトル発振器16、
ベクトル乗算器17、および三相変換器18は電気的回
路により構成されているものとして説明したが・、これ
らはマイクロコンピュータで構成することもできるのは
明らかである。
又、上記実施例の説明では、永久磁石同期電動機の速度
と基準速度との差が所定の値を超えた場合に虚数の信号
を出力して永久磁石の増磁を行なう構成を設ける例につ
いて説明したが、このような構成は必ずしも必要ではな
く当該構成を備えなくても永久磁石の自然な減磁以外の
減磁は確実に防止することができる。そして、もし必要
ならば永久磁石の増磁を行なう構成に代えて、上記の差
が所定の値を超えたとき永久磁石同期電動機の駆動を停
止させる手段を設けることもできる。
さらに、上記実施例の説明では、永久磁石の回転位置お
よび回転速度を検出するのにパルス発電機を用いる例に
ついて説明したが、パルス発電機に代えて、各電機子巻
線に生じる反起電力を検出し、これに基づいて永久磁石
の回転位置と回転速度を判断することもできる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、第1の発明では、永久磁石の回転位
置と回転速度を検出し、当該回転速度と基準速度との差
および前記回転位置に応じて電機子巻線に電流を供給す
るようにしたので、永久磁石同期電動機に発生する磁界
の方向を永久磁石内の磁界の方向に対してほぼ直交する
方向とすることができ、これにより永久磁石のfIi磁
を防止することができ、ひいては永久磁石同期電動機を
高い信顛度で使用することができる。
又、第2の発明では、上記第1の発明に加え、永久磁石
の回転速度と基準速度との差が所定値を超えたとき、永
久磁石を増磁する方向の磁界成分を発生するようにした
ので、永久磁石のMfffを充分に補なうことができ、
永久磁石同期電動機の信顛性を著るしく向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る永久磁石同期電動機の制
御装置のブロック図、第2図(a)。 (b)、  (c)、(d)は第1図に示す装置の各部
の信号の波形図、第3図および第4図は永久磁石同期電
動機の概略構成図、第5図(a)、  (b)。 (c)、  (d)は第1図に示す装置の各部の信号の
波形図、第6図は永久磁石同期電動機の概略構成図、第
7図は従来の永久磁石同期電動機の制御装置の回路図、
第8図は永久磁石の磁束密度および抗磁力の特性図であ
る。 1・・・・・・永久磁石、2U、2V、2W・・・・・
・電機子巻線、8・・・・・・インバータ装置、10・
・・・・・パルス発電機、11・・・・・・パルスカウ
ンタ、12・・・・・・基準速度設定器、13・・・・
・・比較増幅器、14・・・・・・関数発生器、15・
・・・・・ベクトル変換器、16・・・・・・ベクトル
発振器、17・・・・・・ベクトル乗算器、18・・・
・・・三相変換器。。 第2図 第3図       第4図 第6図 第5図 第8図

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転子に永久磁石を用い三相の電機子巻線を備え
    た永久磁石同期電動機において、前記回転子の回転位置
    および回転速度を検出する検出手段と、この検出手段に
    より検出された回転速度を予め設定された基準速度と比
    較して両者の差の値を出力する比較手段と、前記検出手
    段により検出された回転位置および前記比較手段により
    得られた差の値より成るベクトル値に基づいて前記各電
    機子巻線に供給する電流を定める変換手段と、この変換
    手段により得られた値に基づいて前記各電機子巻線の電
    流を制御する電流制御手段とを設けたことを特徴とする
    永久磁石同期電動機の制御装置。
  2. (2)特許請求の範囲第(1)項において、前記検出手
    段は、前記回転子に結合されたパルス発電機であること
    を特徴とする永久磁石同期電動機の制御装置。
  3. (3)特許請求の範囲第(1)項において、前記検出手
    段は、前記各相の電機子巻線に生じる反起電力を検出す
    る手段と、検出された各反起電力に基づいて前記回転子
    の回転位置および回転速度を判断する手段とにより構成
    されていることを特徴とする永久磁石同期電動機の制御
    装置。
  4. (4)特許請求の範囲第(1)項において、前記比較手
    段は、比例増幅器であることを特徴とする永久磁石同期
    電動機の制御装置。
  5. (5)特許請求の範囲第(1)項において、前記比較手
    段は、比例積分増幅器であることを特徴とする永久磁石
    同期電動機の制御装置。
  6. (6)特許請求の範囲第(1)項において、前記変換手
    段は、前記比較手段により得られた差の値に比例した値
    を最高値とする正弦波電流において、前記検出手段によ
    り検出された回転位置に対応する位相における電流値を
    各相の電流値として求める手段であることを特徴とする
    永久磁石同期電動機の制御装置。
  7. (7)特許請求の範囲第(1)項において、前記電流制
    御手段は、交流電流を整流する整流部、この整流部で得
    られた直流電流を三相交流電流に変換するインバータ部
    、および前記変換手段により定められた値に基づいて前
    記インバータ部を制御する制御部とで構成されているこ
    とを特徴とする永久磁石同期電動機の制御装置。
  8. (8)回転子に永久磁石を用い三相の電機子巻線を備え
    た永久磁石同期電動機において、前記回転子の回転位置
    および回転速度を検出する検出手段と、この検出手段に
    より検出された回転速度を予め設定された基準速度と比
    較して両者の差の値を出力する比較手段と、この比較手
    段により得られた差の値が所定値を超えたとき前記差の
    値に対して位相を90度異にする励磁成分値を出力する
    励磁成分発生手段と、前記検出手段により検出された回
    転位置および前記比較手段により得られた差の値より成
    るベクトル値ならびに前記回転位置および前記励磁成分
    発生手段により得られた励磁成分値に基づいて前記各電
    機子巻線に供給する電流を定める変換手段と、この変換
    手段により得られた値に基づいて前記各電機子巻線の電
    流を制御する電流制御手段とを設けたことを特徴とする
    永久磁石同期電動機の制御装置。
  9. (9)特許請求の範囲第(8)項において、前記検出手
    段は、前記回転子に結合されたパルス発電機であること
    を特徴とする永久磁石同期電動機の制御装置。
  10. (10)特許請求の範囲第(8)項において、前記検出
    手段は、前記各相の電機子巻線に生じる反起電力を検出
    する手段と、検出された各反起電力に基づいて前記回転
    子の回転位置および回転速度を判断する手段とにより構
    成されていることを特徴とする永久磁石同期電動機の制
    御装置。
  11. (11)特許請求の範囲第(8)項において、前記比較
    手段は、比例増幅器であることを特徴とする永久磁石同
    期電動機の制御装置。
  12. (12)特許請求の範囲第(8)項において、前記比較
    手段は、比例積分増幅器であることを特徴とする永久磁
    石同期電動機の制御装置。
  13. (13)特許請求の範囲第(8)項において、前記励磁
    成分発生手段は、前記所定値を超えた分の差の値に比例
    した値を出力する関数発生器であることを特徴とする永
    久磁石同期電動機の制御装置。
  14. (14)特許請求の範囲第(8)項において、前記変換
    手段は、前記比較手段により得られた差の値に比例した
    値を最高値とする正弦波電流において、前記検出手段に
    より検出された回転位置に対応する位相における電流値
    と、前記励磁成分発生手段により得られた励磁成分値を
    最高値とする正弦波電流において、前記検出手段により
    検出された回転位置に対応する位相における電流値との
    合成値を各相の電流値として求める手段であることを特
    徴とする永久磁石同期電動機の制御装置。
  15. (15)特許請求の範囲第(8)項において、前記電流
    制御手段は、交流電流を整流する整流部、この整流部で
    得られた直流電流を三相交流電流に変換するインバータ
    部、および前記変換手段により定められた値に基づいて
    前記インバータ部を制御する制御部とで構成されている
    ことを特徴とする永久磁石同期電動機の制御装置。
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