JPH0112947Y2 - - Google Patents
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- JPH0112947Y2 JPH0112947Y2 JP1984119587U JP11958784U JPH0112947Y2 JP H0112947 Y2 JPH0112947 Y2 JP H0112947Y2 JP 1984119587 U JP1984119587 U JP 1984119587U JP 11958784 U JP11958784 U JP 11958784U JP H0112947 Y2 JPH0112947 Y2 JP H0112947Y2
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- 239000010959 steel Substances 0.000 description 6
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- Feeding Of Workpieces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、工作機械の車輪走行式ワークパレツ
トに関する。
トに関する。
〈従来技術〉
従来、この種のものとして、本出願人は先に第
7図に示すもの(実願昭56−165419)を提案し
た。
7図に示すもの(実願昭56−165419)を提案し
た。
これは、パレツト本体30の下面30aに車輪
取付溝31と走行案内溝32とを並行して前後に
走らせ、車輪案内溝31に走行車輪33を設け、
工作機械のテーブルまたはパレツト交換装置上に
設けたパレツト支持面34に案内レール35を敷
設し、この案内レール35に走行案内溝32を案
内させながら、パレツト支持面34上に敷設した
走行レール36上に走行車輪33を転動させてパ
レツト本体30を案内走行させるようにしたもの
である。
取付溝31と走行案内溝32とを並行して前後に
走らせ、車輪案内溝31に走行車輪33を設け、
工作機械のテーブルまたはパレツト交換装置上に
設けたパレツト支持面34に案内レール35を敷
設し、この案内レール35に走行案内溝32を案
内させながら、パレツト支持面34上に敷設した
走行レール36上に走行車輪33を転動させてパ
レツト本体30を案内走行させるようにしたもの
である。
この構造では、走行案内溝32を案内レール3
5で横ずれ少なく案内するので、鍔付車輪の車輪
鍔で案内する形式のものに比べて、ワークパレツ
トを工作機械のテーブル上に高精度に案内して、
高精度の位置決めを容易に行なえるようにする利
点を有する。
5で横ずれ少なく案内するので、鍔付車輪の車輪
鍔で案内する形式のものに比べて、ワークパレツ
トを工作機械のテーブル上に高精度に案内して、
高精度の位置決めを容易に行なえるようにする利
点を有する。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかし、上記構成のものでは、パレツト本体3
0の下面から走行車輪33が突出しているため、
外部に搬送装置として設けたフリーローラベアリ
ングやフリーローラベアリング等のコンベア上を
自由に走行させることができない。また、パレツ
ト本体30の下面に車輪取付溝31のほかに走行
案内溝32を別に形成する必要があり、かつパレ
ツト支持面34上に案内レール32の他に走行レ
ール36をも別に敷設する必要があり、その構
造・形状が複雑化して製造コストが高くつく。
0の下面から走行車輪33が突出しているため、
外部に搬送装置として設けたフリーローラベアリ
ングやフリーローラベアリング等のコンベア上を
自由に走行させることができない。また、パレツ
ト本体30の下面に車輪取付溝31のほかに走行
案内溝32を別に形成する必要があり、かつパレ
ツト支持面34上に案内レール32の他に走行レ
ール36をも別に敷設する必要があり、その構
造・形状が複雑化して製造コストが高くつく。
また、ワークパレツトを流通過程等に多段に積
み重ねて輸送又は格納する場合、その下面下に突
出する走行車輪で遊動落下しないようにするため
に各ワークパレツト間にかまし木を入れて走行車
輪を浮さなければならず、その操作に手間がかか
つて非能率であるうえ、かまし木をかました高さ
分だけ、所定の範囲内でワークパレツトの積み重
ね段数が減少し、作業能率が低下する。加えて、
ワークパレツトは工作機械のテーブル上へ移送
後、テーブル上に正確に位置決めしてクランプ装
置で固定されることになるが、従来装置では走行
車輪がワークパレツトに弾性支持されていなかつ
たので、(1)走行車輪を介してワークパレツトをテ
ーブル上に固定したり、(2)走行レールを昇降式に
して走行車輪を介さずに固定したり、(3)別途昇降
式の複数の受台をテーブルに付設したり、するな
どの必要があつた。
み重ねて輸送又は格納する場合、その下面下に突
出する走行車輪で遊動落下しないようにするため
に各ワークパレツト間にかまし木を入れて走行車
輪を浮さなければならず、その操作に手間がかか
つて非能率であるうえ、かまし木をかました高さ
分だけ、所定の範囲内でワークパレツトの積み重
ね段数が減少し、作業能率が低下する。加えて、
ワークパレツトは工作機械のテーブル上へ移送
後、テーブル上に正確に位置決めしてクランプ装
置で固定されることになるが、従来装置では走行
車輪がワークパレツトに弾性支持されていなかつ
たので、(1)走行車輪を介してワークパレツトをテ
ーブル上に固定したり、(2)走行レールを昇降式に
して走行車輪を介さずに固定したり、(3)別途昇降
式の複数の受台をテーブルに付設したり、するな
どの必要があつた。
上記(1)の場合には、走行車輪や走行レールが凹
損してワークパレツト固定位置の精度に誤差が生
じ且つ装置の耐久性が低下するという問題がある
し、また上記(2)と(3)の場合にはそれらの装置の構
造が複雑化し高価になるという問題がある。
損してワークパレツト固定位置の精度に誤差が生
じ且つ装置の耐久性が低下するという問題がある
し、また上記(2)と(3)の場合にはそれらの装置の構
造が複雑化し高価になるという問題がある。
本考案の目的は、ワークパレツトの走行と案内
の為の構造を簡単化すること、ワークパレツトを
工作機械のテーブル上に固定する為の構造が簡単
化するような走行車輪機構とすること、などを目
的とする。
の為の構造を簡単化すること、ワークパレツトを
工作機械のテーブル上に固定する為の構造が簡単
化するような走行車輪機構とすること、などを目
的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案に係る工作機械の車輪走行式ワークパレ
ツトは、ワークパレツトのパレツト本体の下面
に、車輪取付溝と走行委内溝とを各々前後に走ら
せて形成し、車輪取付溝に走行車輪を取付けて構
成した工作機械の車輪走行式ワークパレツトにお
いて、パレツト本体の下面に共通溝を前後に走ら
せて深く形成して、共通溝の上部を車輪取付溝、
下部を走行案内溝とし、断面溝形の条材と、この
条材に適当間隔おきに枢着され下端部が条材の下
端外へ突出する複数の走行車輪と、上記条材を車
輪取付溝の奥端に対して下方へ弾性付勢する少な
くとも1対のリフトスプリングとからなる走行車
輪ユニツトを車輪取付溝内に走行案内溝よりも上
側に深く入り込む状態で組込み、上記走行車輪ユ
ニツトを取付ブロツクとボルトを介して車輪取付
溝の奥端部に所定量昇降可能に連結したものであ
る。
ツトは、ワークパレツトのパレツト本体の下面
に、車輪取付溝と走行委内溝とを各々前後に走ら
せて形成し、車輪取付溝に走行車輪を取付けて構
成した工作機械の車輪走行式ワークパレツトにお
いて、パレツト本体の下面に共通溝を前後に走ら
せて深く形成して、共通溝の上部を車輪取付溝、
下部を走行案内溝とし、断面溝形の条材と、この
条材に適当間隔おきに枢着され下端部が条材の下
端外へ突出する複数の走行車輪と、上記条材を車
輪取付溝の奥端に対して下方へ弾性付勢する少な
くとも1対のリフトスプリングとからなる走行車
輪ユニツトを車輪取付溝内に走行案内溝よりも上
側に深く入り込む状態で組込み、上記走行車輪ユ
ニツトを取付ブロツクとボルトを介して車輪取付
溝の奥端部に所定量昇降可能に連結したものであ
る。
〈作用〉
本考案に係る工作機械の車輪走行式ワークパレ
ツトにおいては、共通溝の上部の車輪取付溝内に
走行車輪ユニツトを組込んだので、走行車輪がパ
レツト本体の下面側へ突出することがないから、
ワークパレツトの輸送や格納時に種々有利であり
また走行車輪が損傷しにくくなる。
ツトにおいては、共通溝の上部の車輪取付溝内に
走行車輪ユニツトを組込んだので、走行車輪がパ
レツト本体の下面側へ突出することがないから、
ワークパレツトの輸送や格納時に種々有利であり
また走行車輪が損傷しにくくなる。
また、共通溝の下部を走行案内溝としたので、
車輪取付溝と走行案内溝とを共通化でき、パレツ
ト本体に設ける溝数を半減させることが出来る。
車輪取付溝と走行案内溝とを共通化でき、パレツ
ト本体に設ける溝数を半減させることが出来る。
加えて、走行車輪ユニツトは車輪取付溝内で所
定量昇降可能でかつリフトスプリングで下方へ弾
性付勢されているので、ワークパレツトを工作機
械のテーブル上に固定する際に、リフトスプリン
グの収縮を介して走行車輪ユニツトを上方へ退避
させることが出来るので、テーブル上の簡単な構
造の受台にワークパレツトを固定することが出来
る。
定量昇降可能でかつリフトスプリングで下方へ弾
性付勢されているので、ワークパレツトを工作機
械のテーブル上に固定する際に、リフトスプリン
グの収縮を介して走行車輪ユニツトを上方へ退避
させることが出来るので、テーブル上の簡単な構
造の受台にワークパレツトを固定することが出来
る。
〈実施例〉
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
第1図乃至第6図は本考案の実施例を示し、1
は工作機械を示し、この工作機械1のテーブル2
の前方に水平軸心回りに回転可能にしたワークパ
レツト交換装置3が設けられている。
は工作機械を示し、この工作機械1のテーブル2
の前方に水平軸心回りに回転可能にしたワークパ
レツト交換装置3が設けられている。
ワークパレツト交換装置3は、パレツト支持台
4の水平軸5を基枠6に揺動可能に枢支してあ
り、パレツト支持面7に載置したワークパレツト
8を上向きのワーク交換位置Aと、下向きの切粉
落下位置Bとに切換可能に構成されている。
4の水平軸5を基枠6に揺動可能に枢支してあ
り、パレツト支持面7に載置したワークパレツト
8を上向きのワーク交換位置Aと、下向きの切粉
落下位置Bとに切換可能に構成されている。
基枠6の下部には、切粉落下位置Bのワークパ
レツト8にエアーを吹付けて切粉処理をする切粉
処理装置9が設けられている。
レツト8にエアーを吹付けて切粉処理をする切粉
処理装置9が設けられている。
パレツト支持面7と、これに載置されるワーク
パレツト8との係合は、パレツト支持面8上に前
後に走らせて設けた案内レール10をパレツト8
のパレツト本体28の下面28aに形成した走行
案内溝11に嵌合させるとともに、パレツト支持
面7に突設した吊持部12をパレツト本体28の
下面28aにT溝で形成した被吊持部13に係合
させてある。
パレツト8との係合は、パレツト支持面8上に前
後に走らせて設けた案内レール10をパレツト8
のパレツト本体28の下面28aに形成した走行
案内溝11に嵌合させるとともに、パレツト支持
面7に突設した吊持部12をパレツト本体28の
下面28aにT溝で形成した被吊持部13に係合
させてある。
そして、パレツト本体28の下面28aに形成
される走行案内溝11には第1図及び第5図に示
すように、上部に走行車輪14を取付ける車輪取
付溝15にした共通溝16に形成してある。
される走行案内溝11には第1図及び第5図に示
すように、上部に走行車輪14を取付ける車輪取
付溝15にした共通溝16に形成してある。
走行車輪14は、第4図乃至第6図に示すよう
に断面U字形の型鋼17にベアリングで形成した
走行車輪14を適当間隔置きに枢支させ、走行車
輪14の下端面14aを型鋼17の底面の開口1
8から下方に突出させて構成してある。
に断面U字形の型鋼17にベアリングで形成した
走行車輪14を適当間隔置きに枢支させ、走行車
輪14の下端面14aを型鋼17の底面の開口1
8から下方に突出させて構成してある。
走行車輪14を設ける型鋼17には内方の両端
部寄りにそれぞれ取付ブロツク19を設けるとと
もに、適当間隔置きにリフトスプリング20を設
けてある。取付ブロツク19は大型の枢支孔21
を貫通して型鋼17に固着された小型の枢支ピン
22で上下動可能に枢支されている。
部寄りにそれぞれ取付ブロツク19を設けるとと
もに、適当間隔置きにリフトスプリング20を設
けてある。取付ブロツク19は大型の枢支孔21
を貫通して型鋼17に固着された小型の枢支ピン
22で上下動可能に枢支されている。
このように形成された型鋼17は、取付ブロツ
ク19をボルト23で共通溝16の上壁16aに
固着すると、リフトスプリング20の上端に取付
けられた張力調整ボルト24が共通溝16の上壁
16aに接当し、リフトスプリング20の働きで
走行車輪14が下方に弾圧される。
ク19をボルト23で共通溝16の上壁16aに
固着すると、リフトスプリング20の上端に取付
けられた張力調整ボルト24が共通溝16の上壁
16aに接当し、リフトスプリング20の働きで
走行車輪14が下方に弾圧される。
これにより、共通溝16の下方に形成される走
行案内溝11をパレツト支持面上に走行案内レー
ルに外嵌させると、走行車輪14が走行案内レー
ル10の上面に接当し、ワークパレツト8は上記
リフトスプリング20でパレツト支持面7から浮
き上つた状態で摺動するようになる。
行案内溝11をパレツト支持面上に走行案内レー
ルに外嵌させると、走行車輪14が走行案内レー
ル10の上面に接当し、ワークパレツト8は上記
リフトスプリング20でパレツト支持面7から浮
き上つた状態で摺動するようになる。
パレツト支持面7上を摺動するロークパレツト
8は、パレツト支持面7と、パレツト本体28の
下面28aとの間に設けられる位置決め装置Sで
位置決め固定される。
8は、パレツト支持面7と、パレツト本体28の
下面28aとの間に設けられる位置決め装置Sで
位置決め固定される。
位置決め装置Sは、パレツト本体28の下面2
8aに設けた係合孔25とこの係合孔25に嵌合
する合栓26及びこの合栓26を操作する操作具
27で構成してあり、合栓26は操作具27が作
動した時にのみ、係合孔25との嵌合が解除され
るようになつている。
8aに設けた係合孔25とこの係合孔25に嵌合
する合栓26及びこの合栓26を操作する操作具
27で構成してあり、合栓26は操作具27が作
動した時にのみ、係合孔25との嵌合が解除され
るようになつている。
従つて、操作具27が合栓26を操作しないパ
レツト支持台4の回転時のワークパレツト8は、
合栓26が係合孔25に嵌合して位置決めすると
ともに、T溝からなる被吊持部13が吊持部12
に吊持されるので、切粉落し位置Bに回転した場
合にもワークパレツト8がパレツト支持台4から
落下することがない。第3図に示すように、テー
ブル2には案内レール10の延長上に位置する1
対の案内兼走行レール2aが付設され、テーブル
2上に搬入されたワークパレツト8の4隅部を載
置支持する受台2bがテーブル2上に付設され、
各受台2bの中央部にはテーブル2内に組込まれ
た立向きの油圧シリンダで昇降駆動される鍔付き
のクランプ具2cが設けられており、ワークパレ
ツト8がテーブル2上へ搬入されるときにクラン
プ具2cは被吊持部13に摺動しつつ係合し、ワ
ークパレツト8がストツパ2bで係止されると、
クランプ具2cが下方へクランプ駆動され、リフ
トスプリング20の収縮により型鋼17と走行車
輪14とは車輪取付溝15内で枢支ピン22の枢
支孔21の上端に接近するまで上方へ移動し、ワ
ークパレツト8の下面が受台2bに密着してワー
クパレツト8がテーブル2に固定される。
レツト支持台4の回転時のワークパレツト8は、
合栓26が係合孔25に嵌合して位置決めすると
ともに、T溝からなる被吊持部13が吊持部12
に吊持されるので、切粉落し位置Bに回転した場
合にもワークパレツト8がパレツト支持台4から
落下することがない。第3図に示すように、テー
ブル2には案内レール10の延長上に位置する1
対の案内兼走行レール2aが付設され、テーブル
2上に搬入されたワークパレツト8の4隅部を載
置支持する受台2bがテーブル2上に付設され、
各受台2bの中央部にはテーブル2内に組込まれ
た立向きの油圧シリンダで昇降駆動される鍔付き
のクランプ具2cが設けられており、ワークパレ
ツト8がテーブル2上へ搬入されるときにクラン
プ具2cは被吊持部13に摺動しつつ係合し、ワ
ークパレツト8がストツパ2bで係止されると、
クランプ具2cが下方へクランプ駆動され、リフ
トスプリング20の収縮により型鋼17と走行車
輪14とは車輪取付溝15内で枢支ピン22の枢
支孔21の上端に接近するまで上方へ移動し、ワ
ークパレツト8の下面が受台2bに密着してワー
クパレツト8がテーブル2に固定される。
尚、上記実施例では、パレツト交換台にワーク
パレツト上を載置するのを例に説明したが、工作
機械のマシニングテーブルへワークパレツトを載
置する場合も実施することができる。
パレツト上を載置するのを例に説明したが、工作
機械のマシニングテーブルへワークパレツトを載
置する場合も実施することができる。
〈本考案の効果〉
本考案はワークパレツトの下面に走行案内溝と
車輪取付溝とを一体の共通溝に形成するので、溝
の形成本数を半減できる。また、これに伴なつ
て、パレツト支持面に形成される走行レール及び
案内レールを一本のレールに形成できるので、構
造を簡素化して安価に実施することができる。
車輪取付溝とを一体の共通溝に形成するので、溝
の形成本数を半減できる。また、これに伴なつ
て、パレツト支持面に形成される走行レール及び
案内レールを一本のレールに形成できるので、構
造を簡素化して安価に実施することができる。
しかも、共通溝に組込まれた走行車輪の下端が
ワークパレツトの下面から下方に突出しないので
外部に搬送装置として設けたフリーローラベアリ
ングやフリーボールベアリング等のコンベア上を
自由に移動させることができる。
ワークパレツトの下面から下方に突出しないので
外部に搬送装置として設けたフリーローラベアリ
ングやフリーボールベアリング等のコンベア上を
自由に移動させることができる。
また、流通過程の輸出時や、格納などの不使用
時及び使用待機時に何段にもベタ置きして積み重
ね、安全に定置することができ、輸送効率が大巾
に向上する。
時及び使用待機時に何段にもベタ置きして積み重
ね、安全に定置することができ、輸送効率が大巾
に向上する。
また、ワークパレツトを直接積み重ねられるの
で、かまし木が不要となり、かまし木のかまし操
作が不要となるとともに積み重ね段階も多くで
き、輸送効率が向上する。走行車輪を枢支してい
る条材がリフトスプリングで下方へ付勢され、条
材は車輪取付溝内で所定量昇降可能になつている
ので、ワークパレツトをテーブル上に固定すると
きにリフトスプリングの収縮を介して条材と走行
車輪とは一方へ退き得る。従つて、走行車輪を介
してワークパレツトをテーブル上に固定せずにテ
ーブル上の簡単な固定式の受台にワークパレツト
を固定することが出来る。これにより、走行車輪
や走行レールの凹損を防ぎ、高精度に位置決めし
た状態で固定でき、受台の構造も簡単化する。
で、かまし木が不要となり、かまし木のかまし操
作が不要となるとともに積み重ね段階も多くで
き、輸送効率が向上する。走行車輪を枢支してい
る条材がリフトスプリングで下方へ付勢され、条
材は車輪取付溝内で所定量昇降可能になつている
ので、ワークパレツトをテーブル上に固定すると
きにリフトスプリングの収縮を介して条材と走行
車輪とは一方へ退き得る。従つて、走行車輪を介
してワークパレツトをテーブル上に固定せずにテ
ーブル上の簡単な固定式の受台にワークパレツト
を固定することが出来る。これにより、走行車輪
や走行レールの凹損を防ぎ、高精度に位置決めし
た状態で固定でき、受台の構造も簡単化する。
しかも、走行車輪ユニツトはユニツト化されて
いるので、ワークパレツトに極めて簡単に組付け
ることが出来る。
いるので、ワークパレツトに極めて簡単に組付け
ることが出来る。
第1図至第6図は本考案の実施例を示し、第1
図はワークパレツトの下面に形成される共通溝部
分の縦断側面図、第2図は工作機械の概略側面
図、第3図はパレツト支持台とこれに載置される
ワークパレツトの斜視図、第4図は第1図の−
線断面図、第5図は第1図の−線断面図、
第6図は第1図の−線断面図であり、第7図
は従来例を示す要部の縦断正面図である。 8……ワークパレツト、11……走行案内溝、
14……走行車輪、15……車輪取付溝、16…
…共通溝、28……パレツト本体、28a……2
8の下面、17……型鋼、19……取付ブロツ
ク、20……リフトスプリング、23……ボル
ト。
図はワークパレツトの下面に形成される共通溝部
分の縦断側面図、第2図は工作機械の概略側面
図、第3図はパレツト支持台とこれに載置される
ワークパレツトの斜視図、第4図は第1図の−
線断面図、第5図は第1図の−線断面図、
第6図は第1図の−線断面図であり、第7図
は従来例を示す要部の縦断正面図である。 8……ワークパレツト、11……走行案内溝、
14……走行車輪、15……車輪取付溝、16…
…共通溝、28……パレツト本体、28a……2
8の下面、17……型鋼、19……取付ブロツ
ク、20……リフトスプリング、23……ボル
ト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ワーワークパレツト8のパレツト本体28の下
面28aに、車輪取付溝15と走行案内溝11と
を各々前後に走らせて形成し、車輪取付溝15に
走行車輪14を取付けて構成した工作機械の車輪
走行式ワークパレツトにおいて、パレツト本体2
8の下面に共通溝16を前後に走らせて深く形成
して、共通溝16の上部を車輪取付溝15、下部
を走行案内溝11とし、 断面溝形の条材17と、この条材17に適当間
隔おきに枢着され下端部が条材の下端外へ突出す
る複数の走行車輪14と、上記条材17を車輪取
付溝15の奥端に対して下方へ弾性付勢する少な
くとも1対のリフトスプリング20とからなる走
行車輪ユニツトを車輪取付溝15内に走行案内溝
11よりも上側に深く入り込む状態で組込み、上
記走行車輪ユニツトを取付ブロツク19とボルト
23を介して車輪取付溝15の奥端部に所定量昇
降可能に連結したことを特徴とする工作機械の車
輪走行式ワークパレツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11958784U JPS6135728U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 工作機械の車輪走行式ワ−クパレツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11958784U JPS6135728U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 工作機械の車輪走行式ワ−クパレツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6135728U JPS6135728U (ja) | 1986-03-05 |
JPH0112947Y2 true JPH0112947Y2 (ja) | 1989-04-14 |
Family
ID=30678457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11958784U Granted JPS6135728U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 工作機械の車輪走行式ワ−クパレツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6135728U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS615552B2 (ja) * | 1978-01-10 | 1986-02-19 | Nissan Motor |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS615552U (ja) * | 1984-06-15 | 1986-01-14 | 三菱重工業株式会社 | パレツト交換装置 |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP11958784U patent/JPS6135728U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS615552B2 (ja) * | 1978-01-10 | 1986-02-19 | Nissan Motor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6135728U (ja) | 1986-03-05 |
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