JPH0112830Y2 - - Google Patents

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JPH0112830Y2
JPH0112830Y2 JP1983120707U JP12070783U JPH0112830Y2 JP H0112830 Y2 JPH0112830 Y2 JP H0112830Y2 JP 1983120707 U JP1983120707 U JP 1983120707U JP 12070783 U JP12070783 U JP 12070783U JP H0112830 Y2 JPH0112830 Y2 JP H0112830Y2
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JP
Japan
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air
vaporization chamber
liquid
tank
deodorizing
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JP1983120707U
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JPS6027929U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は消臭効果を高めた消臭装置に関するも
のである。従来空気清浄器等において、活性炭等
を利用して臭を吸収するようにしたものが提供さ
れているが、かかる従来の空気清浄器等は大型で
備え付けのものが多く、また活性炭の交換に大変
な労力を必要とするばかりでなく、コスト的にも
高価なものとなるため、病院、工場、汚水処理場
或はゴミ焼却場等特定の場所でなければ使用され
ていないのが実情である。
本考案は上記の如き実情に基づきなされたもの
であつて、下部を消臭液貯溜用の薬液槽とし上部
を気化室とした箱体の前面上部に空気吸入口を、
後面上部に空気排出口を夫々設け、これら空気吸
入口と空気排出口の間に吸引フアンを装着し、上
記気化室には該気化室の天井部の前後部から夫々
中央寄り下方に向つて傾斜するエアガイド壁を形
成すると共に、前後のエアガイド壁の傾斜下端部
を連結して薬液槽の液面に対する水平対面部を形
成し、前後のエアガイド壁間には前記液面に沿つ
て空気が通過する水平エア通路を形成したことに
より、構造簡単にして手軽に取扱うことができる
うえ、どのような場所でも容易に使用することが
できるものでありながら、消臭効率を大巾に高め
ることができ、しかも装置全体をコンパクトに形
成し得てコストの削減をも図ることができる消臭
装置を提供しようとするものである。
本考案の構成を図面に示された一実施例につい
て説明すれば、aは消臭装置であつて、下部を消
臭液が貯溜する薬液槽11とし、上部を気化室1
2とした箱体13により形成され、箱体13の前
面上部には空気吸入口14が、また後面上部には
後方に延設された空気排出口15が夫々設けられ
ている。そして上記空気吸入口14にはエアフイ
ルター16が着脱可能に嵌装され、また空気排出
口15近傍の気化室12寄り側にはモータ17に
よつて作動する吸引フアン18が回転自在に装着
されている。一方前記気化室12には、気化室天
井部の前後部から夫々中央寄り下方に向つて傾斜
するエアガイド壁19a,19bが形成され、こ
れら前後のエアガイド壁19a,19bにより気
化室12は第1気化室12aと第2気化室12b
とに分けられ、且つエアガイド壁19a,19b
の傾斜下端は適宜な巾を存して略水平に連結さ
れ、薬液槽の液面に対する水平対面部Pが形成さ
れている。これにより前後のエアガイド壁19
a,19b間には薬液25の液面に沿つて空気が
通過する水平エア通路20が形成されるようにな
つている。またエアガイド壁19a,19b間の
一側には消臭液を充填したカートリツジ式の薬液
タンク21を嵌挿するタンク嵌挿部22が設けら
れ、該タンク嵌挿部22の底部には薬液タンク2
1のキヤツプ部21aが貫通する貫通孔22aが
穿設されている。そしてタンク嵌挿部22の下面
には上記薬液タンク21のキヤツプ部21aを押
圧する開閉用突起23が設けられている。24は
タンク支持用のパツキンである。
27a,27bは通気孔(図示せず)を有する
毛管素子であつて、該毛管素子27a,27bは
例えば金属製のネツト等からなり、水平エア通路
20の前後部に位置して下部を薬液中に没入せし
めた状態で着脱可能に装着されている。なお上記
毛管素子27a,27bの下端は薬液中に没入し
ておればよく、必ずしも箱体13の底面まで延設
しなくてもよい。また前側の毛管素子27aは空
気吸入口14から、後側の毛管素子27bは箱体
13の後面に開口された出入口28から夫々出し
入れできるようになつている。29は出入口28
に開閉自在に取付けられた蓋体である。30は箱
体13の側面に設けた薬液(消臭液)25の残量
確認窓である。
ところで薬液槽11に貯溜された薬液は徐々に
蒸発するため漸次減量するが、常時薬液タンク2
1から自動的に補充されることにより、槽11内
の液面は常に所定の水位に維持されるようになつ
ていて、槽11内液面とエアガイド壁19a,1
9b間には空気吸入口14と空気排出口15とを
連通する誘導案内路b及び水平エア通路20が形
成されるようになつている。
叙上の如き構成において、薬液槽11に貯溜さ
れた薬液(消臭液)25は徐々に蒸発して気体と
なり気化室12に充満する。いま吸引フアン18
を作動させると、室内等の臭気は上記フアン18
の吸引作用で空気吸入口14から消臭装置aの第
1気化室14a内に吸入されるが、この時空気中
に含まれる塵埃等は空気吸入口14に嵌装された
エアフイルター16により取り除かれる。そして
第1気化室12aに吸入された空気は蒸発した消
臭液25の気化物体と混合消臭されされながらエ
アガイド壁19aに沿つて流下し、消臭液25の
液面上に達し、更に水平エア通路20を通り混合
気をなつて第2気化室12bに流れ込む。この時
空気の流れによつて消臭液25の液面を波立たせ
るので気化率が多くなり、しかも空気流が毛細管
現象によつて水平エア通路20内に配設した毛管
素子27a,27bに付着上昇する消臭液25に
強制的に接触しながら水平エア通路20内を通過
することになるので消臭液25の気化率は更に促
進せしめられる。
なお、第4図に示すように円筒形の毛管素子3
1を箱体13に回転自在に取付けることにより、
空気流によつて毛管素子31が回転し消臭液25
を撹拌するため、更に気化率を高めることもでき
る。
上記の如くして第2気化室12bに流れ込んだ
混合気は該部で更に消臭液25の気化物体と混合
消臭されながらエアガイド壁19bに沿つて上昇
し完全に消臭され且つ清浄な空気となつて空気排
出口15から強制排出される。この時該清浄な空
気と共に消臭液25の気化物質も一緒に排出され
るため排出後においても外部空気を更に消臭させ
ることができる。
上記したように本考案は、下部を消臭液貯溜用
の薬液槽とし上部を気化室とした箱体の前面上部
に空気吸入口を、後面上部に空気排出口を夫々設
け、これら空気吸入口と空気排出口の間に吸引フ
アンを装着し、上記気化室には該気化室の天井部
の前後部から夫々中央寄り下方に向つて傾斜する
エアガイド壁を形成すると共に、前後のエアガイ
ド壁の傾斜下端部を連結して薬液槽の液面に対す
る水平対面部を形成し、前後のエアガイド壁間に
は前記液面に沿つて空気が通過する水平エア通路
を形成したから、構造簡単にして手軽に取扱うこ
とができ且つどのような場所でも容易に使用する
ことができるものであり、空気の流れを良好に保
持し得ると共に、空気と薬液との接触面積を極力
大きくでき且つ吸入空気の空気流により薬液の液
面を強制的に波立たせて消臭液の気化率を一層高
めることができ、もつて消臭効率を大巾に向上さ
せ、しかも装置全体をコンパクトに形成し、コス
トの削減をも図り、併せて移動を容易に行なうこ
とができ、更には従来のものの如く活性炭の交換
等煩しい作業を全く必要とせず、さらに空気吸入
口等にエアフイルターを装着することにより空気
清浄器としての機能をも兼備せしめることができ
る等極めて有用な実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る消臭装置の横断平面図、
第2図は同じく縦断側面図、第3図は背面図、第
4図は本考案の他の実施例を示す縦断側面図であ
る。 図中、11は薬液槽、12は気化室、13は箱
体、14は空気吸入口、15は空気排出口、18
は吸引フアン、19a,19bはエアガイド壁、
21は薬液タンク、22はタンク嵌挿部、25は
薬液(消臭液)、bは空気の誘導案内路、20は
水平エア通路、Pは水平対面部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部を消臭液貯蔵用の薬液槽とし上部を気化室
    とした箱体の前面上部に空気吸入口を、後面上部
    に空気排出口を夫々設け、これら空気吸入口と空
    気排出口の間に吸引フアンを装着し、上記気化室
    には該気化室の天井部の前後部から夫々中央寄り
    下方に向つて傾斜するエアガイド壁を形成すると
    共に、前後のエアガイド壁の傾斜下端部を連結し
    て薬液槽の液面に対する水平対面部を形成し、前
    後のエアガイド壁間には前記液面に沿つて空気が
    通過する水平エア通路を形成したことを特徴とす
    る消臭装置。
JP12070783U 1983-08-02 1983-08-02 消臭装置 Granted JPS6027929U (ja)

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JP12070783U JPS6027929U (ja) 1983-08-02 1983-08-02 消臭装置

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JP12070783U JPS6027929U (ja) 1983-08-02 1983-08-02 消臭装置

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JPS6027929U JPS6027929U (ja) 1985-02-25
JPH0112830Y2 true JPH0112830Y2 (ja) 1989-04-14

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JP12070783U Granted JPS6027929U (ja) 1983-08-02 1983-08-02 消臭装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4588104B1 (ja) * 2009-09-04 2010-11-24 イーエス・テクノロジー株式会社 除菌・消臭方法および除菌・消臭装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS558734A (en) * 1978-07-03 1980-01-22 Sony Corp Smell generating device

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JPS558734A (en) * 1978-07-03 1980-01-22 Sony Corp Smell generating device

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