JPH01127676A - 真空蒸着装置 - Google Patents

真空蒸着装置

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JPH01127676A
JPH01127676A JP28411087A JP28411087A JPH01127676A JP H01127676 A JPH01127676 A JP H01127676A JP 28411087 A JP28411087 A JP 28411087A JP 28411087 A JP28411087 A JP 28411087A JP H01127676 A JPH01127676 A JP H01127676A
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JP
Japan
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film
vapor
metallic
coating roller
magnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP28411087A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Tsukamoto
茂 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属蒸着装置に係り、特にテープ状あるいは長
尺シート状の被蒸着物に対する真空蒸着装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の真空蒸着技術、例えばVTR用テープの真空蒸着
装置は第3図に示すように、真空チャンバー1の一側面
下方に室内を減圧排気する真空ポンプ2を設け、チャン
バー1内中央にコーティングローラー7、その上部両側
に巻出ロールフィルムA、巻取りロールフィルムCを設
け、更に底部に坩堝12を設けるとともに、真空ポンプ
2とは反対側の側面に電子銃13を設けている。
蒸着されるフィルムBはフィルム巻出軸3にロール状に
巻かれた巻出ロールフィルムAとして懸架され、コーテ
ィングローラー7に対して巻出ローラー4、入側センタ
リングローラー5、入側案内ローラー6を介して巻出さ
れ、コーティングローラー7の外周を概ね2/3周以上
する内に金属蒸気Vを蒸着され、さらに出側案内ローラ
ー8、出側センタリングローラー9、巻取ローラー10
等を経てフィルム巻取り軸11に巻き取られ、巻取ロー
ルフィルムCとなる。電子銃13から発せられる電子ビ
ームEによって坩堝12内のM着金属インゴットは最高
1900℃まで加熱溶解され、溶解金属Mとなり、高度
の減圧下にあるために金属蒸気Vとなって上昇し、コー
ティングローラー7によって送られるフィルムB上に対
して斜め方向から蒸着金属薄膜を形成するものである。
ところで、従来のこの種装置においては第3図に示すよ
うに、コーティングローラー7の円周蒸着又はスパッタ
リング部にマスキングプレート14を設は第4図に示す
ごとくフィルムB上にフィルム巾Wよりも狭い巾WOに
蒸着層を形成せしめているが、一部未蒸着の金属蒸気V
がマスキングプレート14のコーティングローラ7側の
裏側に付着又は落下し、金属ダストYとなり、これが蒸
着又はスパッタリング後フィルムBの表面にフィルムB
自身に帯電した静電気により吸着され、後続の出側案内
ローラー8や巻取ローラー10にフィルムBが巻付けら
れる際、前記の金属ダス)Yが蒸着層Zに圧入され、蒸
着層を破壊したりフィルムBを破って、ピンホールを作
るとう欠点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この発明は上記製品が持っていた蒸着層2の破壊やフィ
ルムBの破れ現象によるピンホールの形成という欠点を
解決し、信幀性の高い蒸着層を備えるフィルムを形成で
きる真空蒸着装置を提供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は第1図に示すコーティングローラー7の外周上
に備えられるマスキングプレート14の後面にマグネッ
トプレート30を設け、フィルムBがコーティングロー
ラー7に送られながら、その円周上の一部にて蒸着又は
スパッタリングされた後、マスキングプレート14の内
周部に沿って通過する際、マスキングプレート14上に
存在する金属ダストYを吸着しても、その出口部に設け
られたマグネットプレート30により吸着捕獲されるこ
とにより、マグネットプレート30を通過したフィルム
B上のダストは無くなり、クリーンな蒸着フィルムが送
り出される。又フィルムBに帯電する静電気ならびに電
子線Eによる二次電子を除くため、カーボンブラッシュ
20a、20bをコーティングローラー7に接近する人
出側案内ローラー6.8に接して配置し、接地線21を
介して大地にアースさせ、よりマグネットプレート30
の金属ダスト吸着効果を増大せしめる。
尚カーボンブラッシュをカーボン、銅、アルミ等の小径
ローラーに変えても良い。
第2図(a) 、 lb)はマグネットプレート30の
縦断面図及び側面図である。30aはマグネット、3o
bはカバー、30cはベースプレート、30dは固定ビ
スである。
〔実施例〕
次に本実施例の実施条件について下記に記す。
フィルム材質:ポリエチレンテレフタレートフィルム寸
法:8.4〜12μm×巾510龍蒸着金属: Co 
−Nt  (80〜20重量%)蒸着速度: 50〜1
00m/min 莫着膜厚:800〜2000人 チャンバー真空度: 5X10−jmbar〜5X10
−hmbarマグネット寸法= 7關厚さ×20鶴巾X
 540m長さマグネット材質:フェライト(高磁束密
度材)〔発明の効果〕 以上説明したように本発明では蒸着装置のコーティング
ローラーの出口側にマグネットプレートをフィルムの蒸
着面に対向して取付け、且つフィル・ムの静電気をカー
ボンブラッシュにて除電する構成をとったからフィルム
及び蒸着層上の金属ダストが吸着でき、フィルムのピン
ホール等が僅少となり、製品の信転性、歩留まりを著し
く改善する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による蒸着装置原理図、第2図(a)は
マグネットプレート断面図、(b)は同、側面図、第3
図は従来型蒸着装置原理図、第4図はフィルム断面図で
ある。 20a、20b・・・除電カーボンブラッシュ、30・
・・マグネットプレート。 第 1 図 (Cン              (b)第 3 図 ! ノ 第41!i J−−w−一!

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)真空蒸着又はスパッタリング法により、フィルム
    上に金属を蒸着又はスパッタリングする装置に於いて、
    蒸着又はスパッタリング後に蒸着面上の金属ダストを吸
    着するためにフィルムの全幅に亘つて電磁石又は永久磁
    石からなるマグネットプレートをフィルムの進行方向に
    1個乃至複数個配置したことを特徴とする真空蒸着装置
  2. (2)特許請求の範囲第(1)項記載において、カーボ
    ンブラッシュの如き除電システムを併設することを特徴
    とする真空蒸着装置。
JP28411087A 1987-11-12 1987-11-12 真空蒸着装置 Pending JPH01127676A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5240171A (en) * 1987-05-21 1993-08-31 Lanxide Technology Company, Lp Method for surface bonding of ceramic bodies
JP2007204823A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Dainippon Printing Co Ltd 成膜装置
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CN110536765A (zh) * 2017-06-08 2019-12-03 株式会社日立制作所 附加制造装置
CN113652664A (zh) * 2021-07-21 2021-11-16 苏州沃伦工业成套设备有限公司 一种全自动真空镀膜涂装线

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