JPH01127344A - 裏面に接着材層を有する化粧シートの製造方法 - Google Patents

裏面に接着材層を有する化粧シートの製造方法

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JPH01127344A
JPH01127344A JP28661487A JP28661487A JPH01127344A JP H01127344 A JPH01127344 A JP H01127344A JP 28661487 A JP28661487 A JP 28661487A JP 28661487 A JP28661487 A JP 28661487A JP H01127344 A JPH01127344 A JP H01127344A
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JP
Japan
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decorative sheet
decorative
adhesive layer
paper
resin
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Application number
JP28661487A
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English (en)
Inventor
Ichiro Kawabata
一郎 川幡
Takashi Matano
剛史 俣野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家具等の表面仕上げ工程で利用される化粧シ
ートの製造方法に関するものであり、化粧板用基材に対
して熱圧のみによって貼着される、すなわち、裏面に熱
圧によって接着特性を発揮する熱可塑性樹脂による接着
剤層を有する化粧シートを得る方法を提供するものであ
る。
従来の技術 化粧シートと化粧板用基材とを接着することによって、
意匠特性において優れた作用を奏する化粧板を得る方法
には、 l)化粧シートと化粧板用基材との接着に際して、化粧
シート裏面または化粧板用基材表面に接着剤を塗工し、
引き続いて、加熱、加圧を施し、化粧板を得る方法、 2) 押し出し機によってフィルム状に押し出された樹
脂層を化粧シートの裏面に積層することによって、裏面
に接着剤層を有する化粧シートを得た後、これを化粧板
用基材に対して熱圧によって貼着することによって、化
粧板を得る方法、 等が存する。
発明が解決しようとする問題点 ところで、前記従来の化粧シートと化粧板用基材との積
層体からなる化粧板の製造方法において、前記1)項に
説明した方法によるものは、化粧板の製造時に接着剤の
塗布機が必要なため、製造工程が大掛りになること、 化粧板の製造時に接着剤を硬化させるための時間を要す
ることから、化粧板の製造効率が良くないこと、 得られる化粧板に、接着不良に起因する皺や膨れ等の発
生があり、外観の不都合な化粧板が製造され易いこと、 等の弊害が生じ、 また前記2)項に説明した方法によるものは、化粧シー
トの裏面に形成されている接着剤層が、1度フィルム状
とされた樹脂層が化粧シート裏面に貼着されているもの
であるから、化粧シートと接着剤層との間の接着力が弱
いこと、 化粧シート裏面の接着剤層は、押し出し適性を有してい
る樹脂、すなわち、溶融粘度の高い樹脂(−船釣には1
00000cps以上)で構成されているものであるか
ら、該樹脂による接着剤層9有する熱溶着能を利用して
化粧シートと化粧板用基材とを貼着する際には、高温度
が必要となり、経済的でないばかりでなく温度管理も煩
わしいこと、 化粧シート裏面の接着剤層は、樹脂が溶融されて1度フ
ィルム状とされたものが化粧シートに積層されているも
のであるから、接着剤層を薄肉にすることが出来なく、
所望する物性の接着剤層を具備する化粧シートが得られ
ない、 等の欠点を有している。
これに対して本発明方法では、前記従来の化粧シートを
使用して化粧板を得る際におけるような欠点を伴うこと
なく、体裁の良好な化粧板を容易に製造し得る化粧シー
トの製造方法を提供するものである。
問題点を解決するための手段 本発明の裏面に接着剤層を有する化粧シートの製造方法
は、印刷模様紙からなる化粧シートの裏面に、熱溶融状
態にある熱可塑性樹脂を、例えば、スロットオフィスコ
ーターまたはロールコータ−によって、直接塗工するこ
とによって塗工層を形成し、次いで、冷却することによ
って前記塗工層を固化することにより接着剤層・を形成
することからなるものである。
前記構成からなる本発明の裏面に接着剤層を有する化粧
シートの製造方法において、例えば、20〜7037m
”程度の建材用プリント原紙。
20〜70 g/m2程度の含浸樹脂内填紙たる紙間強
化紙、60〜200 Horn”程度の合成樹脂含浸建
材用ブリ°ント紙等からなる化粧シート用原紙に、例え
ば、油脂類2合成樹脂類、セルロース誘導体、ゴム誘導
体等をビヒクルとする印刷インキによる印刷を、グラビ
ア、オフセット、凸版、インキジェット、シルクスクリ
ーン等の印刷手段で形成した印刷模様紙や、該印刷模様
紙に樹脂保護層を形成した表面保護層を有する印刷模様
紙等からなる化粧シート、即ち、従来の化粧シートがそ
のまま利用されるものである。
また、熱溶融状態で使用される接着剤層形成用の熱可塑
性樹脂としては、例えば、エチレン−酢酸ビニル系共重
合体、ポリエチレン、低分子量ポリエチレン、アタクチ
ックポリプ口ピレン、ポリアミド、ポリエステル、スチ
レン−ブタジェンブロック共重合体、スチレン−イソプ
レンブロック共重合体、ポリ酢酸ビニル、エチレンエチ
ルアクリレート、EVA−アジドターポリマー、ポリカ
ーボネート、ポリビニルエーテル、ポリウレタン、ポリ
アセタール、ポリビシブチレン。ブチルゴム等に代表さ
れる熱可塑性樹脂が利用される。
また、本発明の裏面に接着剤層を有する化粧シートの製
造方法では、熱溶融状態にある前記熱可塑性樹脂を、化
粧シート裏面に、スロットオフィス等のアプリケーター
を備えたダイレクト塗工またはロールコータ−によって
塗工する、すなわち、前記熱可塑性樹脂を溶融状態から
フィルム化することなく、熱溶融状態を維持させたまま
で化粧シート裏面に直接塗工するものであり、通常、1
0〜50 g(dry)/m’ 、好ましくは、20〜
30 g(dry)/m2程度に塗工した後、冷却、固
化することによって、接着剤層を形成するものである。
裏面に接着剤層が付与されるところの前記印刷模様紙か
らなる化粧シートは、前記の通り、樹脂膜による表面保
護層を有していても良く、該表面保護層は、前記印刷模
様紙の表面に、例えば、アクリル変性ウレタンやポリエ
ステル変性ウレタン等のウレタン樹脂、アミノアルキド
樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル変性樹脂。
フェノール樹脂、メラミン樹脂、メラミンアルキド樹脂
、エポキシ樹脂、ジアルルフタレート樹脂等を、ナチュ
ラルロールコート、グラビアコート、エアーナイフコー
ト、リバースロールコート、バーコード、フローコート
、スプレーコート等の塗工方法で、2〜30g(固形成
分) 7m2、好ましくは、2〜10g(固形成分)/
m2程度に塗布、乾燥したり、あるいは既製のフィルム
を貼着する等によって、容易に形成されるものである。
実施例 以下、本発明の裏面に接着剤層を有する化粧シートの製
造方法の具体的な構成を実施例に基づいて説明する。
実施例1 カチオン性アクリル樹脂が吸着されているパルプ繊維を
抄紙して得られた3 0 g/m2の薄葉紙に、通常の
グラビア印刷法にて木目模様の印刷を行ない、次いで、
前記印刷面に、硬化型ウレタン樹脂[LIM−50:諸
層インキ(株)]を、グラビア印刷機で、5g(固形成
分)7m2の割合で塗布し、これを硬化させることによ
って、表面保護層を有する印刷模様紙からなる化粧シー
トを得た。
しかる後に、200℃にて熱溶融されているエチレン−
ビニルアセテート樹脂[NUCコポリマーJ 6169
  、日本ユニカー(株)]を、前記化粧シートの裏面
に、スロットオフィスコーター!塗工し、次いで、冷却
することによって厚さ10μmの接着剤層を形成し、目
的製品である裏面に接着剤層を有する化粧シートを得た
更に、前記得られた化粧シートを厚さ10mmのパーテ
ィクルボードに、前記化粧シートの裏面における接着剤
層を利用して、線圧50Kg/cm、熱ロール温度15
0℃、ロール速度15m/mi口。
のロールラミネート法によって熱圧接着し、前記化粧シ
ートによる化粧板を得た。
なお、前記得られた化粧シートは、印刷模様紙と接着剤
層との間の接着力が大きく、クロスカットテスト、およ
びピーリングテストの両テストによっても、印刷模様紙
と接着剤層との間の剥離は生じなかった。
また、化粧シートをパーティクルボードに熱圧接着する
ことによって得られた前記化粧板は、化粧シートとパー
ティクルボードとの間の接着力が強く、しかも、化粧板
の表面層をなす化粧シート面には、皺や膨れ発生が全く
無く、品質の良好な化粧板が得られた。
発明の作用、効果 本発明方法は、印刷模様紙からなる化粧シートの裏面に
、熱溶融状態にある熱可塑性樹脂を直接塗工し、次いで
、冷却することによって接着剤層を形成することからな
る裏面に接着剤層を有する化粧シートの製造方法である
而して、前記構成からなる本発明方法によって得られる
化粧シートは、該化粧シート裏面における接着剤層が、
熱溶融状態にある熱可塑性樹脂を直接塗工し、すなわち
、前記熱可塑性樹脂を溶融状態からフィルム化する゛こ
となく熱溶融状態を維持させたままで化粧シート裏面に
塗工し、これを固化することによって得られたものであ
るから、押し出し適性を有する樹脂で構成されている必
要がなく、溶融温度の低い樹脂を選択、使用して接着剤
層となし得るため、化粧シートを化粧板用基材に対して
接着する際には、押し出し適性を有する樹脂による接着
剤層を有する化粧シートと比較して、遥かに低温の熱圧
接着条件でもって、品質の良好な化粧板を得ることが出
来るものである。
また本発明方法で得られる化粧シートは、前述の通り、
熱溶融状態にある熱可塑性樹脂をそのまま、すなわち、
押し出し成形機に通すことなく、そのままダイレクトに
塗工し、次いで、これを固化することによって形成され
ている接着剤層を有するものであるから、押し出し適性
を有する樹脂によって、溶融押し出し成形機を通して形
成されている接着剤層を具備する化粧シートと比較して
、化粧シート裏面に対する接着剤層の浸透が良好である
ため、化粧シートと接着剤層との間の接着力が大きく、
化粧板用基材に対して化粧シートを通用する前に、接着
剤層が化粧シート裏面から1部分離するというようなこ
とがないため、接着剤層と化粧シート裏面との間の不密
着性が原因となる膨れや皺の発生を伴うことの無い、品
質の良好な化粧板が得られるものである。
更に、本発明の製造方法で得られる化粧シートにおける
接着剤層は、前述の通り、熱溶融状態にある熱可塑性樹
脂をダイレクトに塗工し、次いで、固化させることによ
って形成されているものであるから、溶融押し出し成形
を利用して形成されている接着剤層に比較して薄肉の接
着剤層を形成し得るものであり、所望する物性の接着剤
層を有する化粧シートが得られるものである。
また、本発明方法で得られる化粧シートは、熱圧のみで
化粧板用基材に接着されるものであるから、化粧板の製
造に際して、化粧板用基材に対して接着剤を利用して接
着される化粧シートの場合におけるような接着剤の塗工
機の必要が無く、化粧板の製造工程が簡易であり、また
、化粧板の製造工程中に接着剤の硬化時間を設ける必要
がないので、化粧板の製造効率が良く、しかも、接着不
良による皺や膨れの発生のない、品質の良好な化粧板が
得られる等の作用、効果をも有するものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)印刷模様紙からなる化粧シートの裏面に、熱溶融
    状態にある熱可塑性樹脂を直接塗工し、次いで、冷却す
    ることによって接着剤層を形成することを特徴とする裏
    面に接着剤層を有する化粧シートの製造方法。
  2. (2)熱溶融状態にある熱可塑性樹脂を直接塗工する方
    法が、スロットオフィスコーターまたはロールコーター
    による塗工方法である特許請求の範囲第1項記載の裏面
    に接着剤層を有する化粧シートの製造方法。 (2)印刷模様紙からなる化粧シートが、樹脂膜による
    表面保護層を有している特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の裏面に接着剤層を有する化粧シートの製造方
    法。
JP28661487A 1987-11-12 1987-11-13 裏面に接着材層を有する化粧シートの製造方法 Pending JPH01127344A (ja)

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US08/108,010 US5395690A (en) 1987-11-12 1993-08-18 Method for producing a decorative sheet having an adhesive layer on its back surface

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