JPH01126853A - データ転送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、デジタル通信に利用する。特に、データの通
信速度の異なるリンクにまたがってデータの転送を行う
手段に関する。

〔概要〕

本発明は、固定長のテキストが所定の時間間隔で異なる
通信速度で伝送される境界の結合手段において、 通信手段の変換に代り、−時記憶手段を用いて転送速度
の変換を行うことにより、 制御回路の簡素化を図ることができるようにしたもので
ある。

〔従来の技術〕

従来、この種のデータの通信速度の異なるリンクの境界
では、それぞれの通信速度のリンク毎に通信手順を実行
させ、前のリンク側から取り出したデータを次のリンク
へ新たな通信手順に従って転送していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような従来例装置は通信速度の異なるリンク毎に新
たな通信手順を実行する必要があるので、制御回路が複
雑になる欠点がある。

本発明はこのような欠点を除去するもので、制御回路が
比較的簡単な構成のデータ転送装置を提供することを目
的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、第一の通信速度でテキストが伝送される伝送
路とこの第一の通信速度と異なる第二の通信速度でこの
テキストが伝送される伝送路とを結合し、固定長のテキ
ストが所定の時間間隔で経由するデータ転送装置におい
て、第一の通信速度に相応のタロツクで上記テキストの
１組を１ビット毎に記憶するシフトレジスタと、このシ
フトレジスタからビットのそれぞれが並列に入力された
この１組のテキストを一時記憶し、上記第二の通信速度
に相応のクロックでこの記憶内容が１ビット毎に読み出
される送信用バッファとを備えたことを特徴とする。

〔作用〕

第一の通信速度で到来したテキストはビットごとにシフ
トレジスタに第一の通信速度に相応のクロックで記憶さ
・れ、−組のテキストの記憶が終了したことを検出する
と、このテキストを送信用バッファに並列に入力し、こ
の送信用バッファの記憶内容を第二の通信速度に相応の
クロックで１ビットずつ読み出し送出する。これにより
、第１の通信速度から変換された第二の通信速度でテキ
ストが送出される。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。第１
図はこの実施例の構成を示すブロック構成図である。こ
の実施例は４８００ｂ／ｓで到来するデータを１２００
ｂ／ｓに変換して送出する場合を示す。

この実施例は、第１図に示すように、第一の通信速度に
相応のクロックでテキストの１組を１ビット毎に記憶す
るシフトレジスタ３と、このシフトレジスタ３からビッ
トのそれぞれが並列に入力されたこの１組のテキストを
一時記憶し、第一の通信速度と異なる第二の通信速度に
相応のクロックでこの記憶内容が１ビット毎に読み出さ
れる送信用バッファ７とを備える。

さて、４８００ｂ／ｓデータは受信器１で受信され、受
信データの１ビットずつがクロック抽出回路２で抽出さ
れたクロック１０に応じてシフトレジスタ３に蓄えられ
る。受信データの最初と最後は第４図に示すようにフレ
ームコードで囲まれているが、フレーム検出回路４で最
後のフレームが検出されると、それまでシフトレジスタ
３に蓄えられたデータが送信用バッファ７にバッファリ
ングされ、ひきつづき、１２００ｂ／Ｓクロツク１１に
応じて送信用データが１ビットずつ出力され、制御信号
１２で有効になった送信器８を経由して速度変換された
１２００ｂ／ｓデータが出力される。なお、クロック１
０が分周器５で４分周された１２００ｂ／Ｓクロツク１
１は、フレーム検出回路４からの制御信号１３を入力と
するゲート回路６で制御される。

一方、データ速度を１２００ｂ／ｓから４８００ｂ／ｓ
に変換する場合は、第１図の分周器７を倍周器に置きか
えることで実現することができる。

第２図はこの実施例の適用される伝送系を示すもノテ、
局５０オヨび７５カラノ４８００ｂ／ｓテータを１２０
０ｂ／ｓデータに変換して相互に授受するデータ転送装
置１００および２００の応用例である。

第３図および第４図は本装置を適用するための転送情報
に対する制約条件を示すもので、第３図は、情報転送手
順には主局が一度コマントを発行した後に次のコマンド
を出すには必ず従局がらのレスポンスが必要であるこ七
を示し、また、第４図は、転送するデータフォーマット
であり、データは連続的に転送されるのでなく、フレー
ムコード（１と０の組みあわせの特定のパターン）で囲
まれた固定長フォーマットである。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明したように、通信手順の変換に代り通
信速度の変換を行うので、簡単な装置構成で異なる通信
速度の伝送路を結合することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明実施例の構成を示すブロック構成図。 第２図は、本発明実施例が適用される応用例の構成を示
すブロック構成図。 第３図は、本発明実施例のデータ転送手順を示すシーケ
ンス図。 第４図は、本発明実施例で転送されるデータのフォーマ
ット図。 １・・・受信器、２・・・クロック抽出回路、３・・・
シフトレジスタ、４・・・フレーム検出回路、５・・・
分周器、６・・・ゲート回路、７・・・送信用バッファ
、８・・・送信器、１０・・・クロック、１１・・・１
２００ｂ／Ｓ　クロック、１２．１３・・・制御信号、
５０．７５・・・局、１００．２００・・・データ転送
装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）第一の通信速度でテキストが伝送される伝送路と
   この第一の通信速度と異なる第二の通信速度でこのテキ
   ストが伝送される伝送路とを結合し、固定長のテキスト
   が所定の時間間隔で経由するデータ転送装置において、 第一の通信速度に相応のクロックで上記テキストの１組
   を１ビット毎に記憶するシフトレジスタと、 このシフトレジスタからビットのそれぞれが並列に入力
   されたこの１組のテキストを一時記憶し、上記第二の通
   信速度に相応のクロックでこの記憶内容が１ビット毎に
   読み出される送信用バッファと を備えたことを特徴とするデータ転送装置。