JPH01126493A - パワーステアリングホース - Google Patents

パワーステアリングホース

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Publication number
JPH01126493A
JPH01126493A JP28457887A JP28457887A JPH01126493A JP H01126493 A JPH01126493 A JP H01126493A JP 28457887 A JP28457887 A JP 28457887A JP 28457887 A JP28457887 A JP 28457887A JP H01126493 A JPH01126493 A JP H01126493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
bending
tube
power steering
rubber hose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28457887A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Otsuka
大塚 隆夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP28457887A priority Critical patent/JPH01126493A/ja
Publication of JPH01126493A publication Critical patent/JPH01126493A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車のパワーステアリング装置の高圧側ポ
ースとして使用される脈動圧力吸収用ホースの改良に関
するものである。
[従来の技術と問題点] 自動車の大型化ならびにユーザーの高級化指向に伴い、
近年ステアリング装置におけるパワー仕様化への傾向が
次第に顕著になりつつある。
このパワーステアリング装置は、概略第5図に示すよう
な構成を有するものであり、エンジン15とVベルト1
7により連結された油圧ポンプ10において動作オイル
に高油圧を発生させ、該高圧オイルは高圧側ホース11
を介してアクチュエーター12に導かれ、ハンドル16
の操作により作動して低圧となったオイルは低圧側ホー
ス13を介してリザーバータンク14に戻され、この糸
路を動作オイルが循環することで動力舵取り操作が行な
われるようになっている。
しかして、パワーステアリング用の油圧ポンプは、いわ
ゆるベーンタイプであるため、油圧を発生させる羽根の
回転により若干の圧力変動が生じ、これが高圧側ホース
に油圧ポンプよりの脈動圧力となって現われるために、
不快な振動や不快音の発生の原因となってそれが運転室
内まで伝達される。このような振動や不快音は、前記し
た高級化指向に背くものであり、このために前記高圧側
ホース11として第3図に示すような端部に継手金具2
.2を有するゴムホース1内に例えばスパイラル金属管
などよりなる可撓性チューブ3−を挿入したパワーステ
アリングホースが種々考案され実用に供されている。
一方、最近の小型自動車はFF化やスラントノーズ化が
次第に主流を占める状況にあり、エンジンルームはます
ます狭くなりつつある。このため、種々な配管のための
スペースが限られたものとなってきており、前記パワー
ステアリング配管系に“おいても、従来のように直線的
経路をとろうとすると、他の部品と干渉してしまったり
、またこの干渉を防止するために防護材を設ける必要が
生じたりして、コストアップの原因ともなっていた。
これを避けるために曲げ配管をしようとしても、第3図
に示すような従来構成のパワーステアリングホースでは
実質上不可能でもあった。
[発明の目的] 本発明は、上記したような従来技術の欠点を解消し、脈
動圧力吸収効果はそのまま維持しつつ自在に3次元的な
曲げ成形を可能とした新規なパワーステアリングホース
を提供しようとするものである。
[発明の概要] すなわち、本発明の要旨とするところは、ホース内部に
挿入されている脈動圧力吸収チューブの材質および構成
を、自身曲げ成形し得る可撓性を有する一方面げ成形さ
れたのちはホース全体をそのままの形状に維持せしめ得
るだけの剛性をも併せ有するものをもって構成したこと
ににあり、それにより、狭い曲折した配管スペースに合
わせて曲折配管することを可能ならしめたものである。
[実施例] 以下に、本発明について実施例に基いて説明する。
第1図は、本発明に係るパワーステアリングホースを配
管スペースに適合する形状に曲げ成形した様子を示す見
取図である。
しかして、第2図は、第1図の内部構成を示すための部
分断面図であり、ゴムホース1内に挿入されている脈動
圧力吸収用チューブ3が前記第3図のように直線状では
なく配管スペースに合わせて曲げ成形されており、この
チューブ3の曲げ成形に追随する態様をもって外部のゴ
ムホース1も同じように曲げ成形状態に維持されている
このようなパワーステアリングホースはつぎのようにす
ることで容易に製造することができる。
まず、片端の継手金具2のニップル2aにチューブ3を
把持固定せしめ、当該チューブ3を所要の形状に曲げ成
形する。ついで、曲げ成形したチューブ3に沿わせてゴ
ムホース1を嵌挿せしめ、ソケット2bを加締めること
でゴムホース1と継手金具2を固定する。
このとき、曲げ成形したチューブ3がゴムホース1の弾
性復元力により元の直線状に戻されてしまったのでは意
味がない。そして、従来使用されてきた金属スパイラル
管ではこのようなゴムホースの復元力に抗するだけの剛
性を期待できなかった。従って、この復元力に十分に耐
えかつ自身の曲げ加工も容易であるような材質ならびに
構成を選択する必要があり、しかもクリープによる経時
変形も小さいことが望まれる。そのような材料としては
、例えば鉄、アルミ、銅などよりなる金属パイプあるい
は高い剛性強度を維持できるナイロン、弗素樹脂などよ
りなるプラスチックパイプなどが適当である。しかし、
上記は例示であって本発明にとって限定的な意味を有す
るものではなく、例えば特定条件下で成形し使用時には
強固に形状保持できるような特殊材料の使用なども可能
である。
第4図は、上記のようにして曲げ成形した本発明に係る
パワーステアリングホースと第3図に示す従来例につい
て脈動圧力−周波数特性を測定した結果を示す線図であ
る。
第4図によって明白なように、本発明に係るホースは脈
動圧力吸収チューブの材質と構成が従来例と異なる上、
全体が曲げ成形状態にあるにも拘らず、その脈動圧力吸
収特性に有意差がなく、十分に実用性を有していること
が実証できた。・[発明の効果] 以上の通り、本発明に係るパワーステアリングホースに
よれば、狭隘化したエンジンルーム内でも配管が容易と
なり、しかも余分な防護材の設置も不要ないし最小限な
ものにとどめ得るなどそのコスト低減効果も大きく、性
能において従来品と差のない製品を市場に提供できるも
のであり、今日の斯業界の要請に直裁的に応え得る意義
はけだし大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るパワーステアリングホースの外観
を示す見取図、第2図は第1図のホースの内部構成を示
す部分断面見取図、第3図は従来例を示す部分断面見取
図、第4図は本発明に係るホースと従来例との脈動圧力
−周波数特性の測定結果を示す線図、第5図はパワース
テアリング装置の構成を示す説明図である。 1:ゴムホース、 2:継手金具、 3.3−:脈動圧力吸収チューブ。 代理人  弁理士  佐 藤 不二雄 2 豫11興 第3図 第4図 周線@(SZ) 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ホース内に挿入する脈動圧力吸収用チューブの材
    質ならびに構成を、それ自身曲げ成形が可能でありかつ
    当該曲げ成形状態でホース全体の曲げ形状を維持可能な
    ものに構成してなるパワーステアリングホース。
JP28457887A 1987-11-11 1987-11-11 パワーステアリングホース Pending JPH01126493A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28457887A JPH01126493A (ja) 1987-11-11 1987-11-11 パワーステアリングホース

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28457887A JPH01126493A (ja) 1987-11-11 1987-11-11 パワーステアリングホース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01126493A true JPH01126493A (ja) 1989-05-18

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ID=17680278

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JP28457887A Pending JPH01126493A (ja) 1987-11-11 1987-11-11 パワーステアリングホース

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JP (1) JPH01126493A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140230462A1 (en) * 2013-02-18 2014-08-21 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Cryopump and cryopump mounting structure

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140230462A1 (en) * 2013-02-18 2014-08-21 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Cryopump and cryopump mounting structure

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