JP2594676Y2 - 細径金属管と可撓ホースとの接続用継手本体 - Google Patents

細径金属管と可撓ホースとの接続用継手本体

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JP2594676Y2
JP2594676Y2 JP1991048311U JP4831191U JP2594676Y2 JP 2594676 Y2 JP2594676 Y2 JP 2594676Y2 JP 1991048311 U JP1991048311 U JP 1991048311U JP 4831191 U JP4831191 U JP 4831191U JP 2594676 Y2 JP2594676 Y2 JP 2594676Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は一般に自動車あるいは各
種の機械、装置などに給油、給気の供給路として配設さ
れる管径、太さそれぞれ20m/m程度以下の比較的細
径からなる金属管と、樹脂チューブまたはゴムホースな
どからなる可撓ホースとの接続用継手本体の構造の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の接続用継手本体としては
例えば図11に示すように、継目無し管材により製造の
中間工程での繰返される焼鈍(軟化)処理により、多工
程に亘る搾りおよび拡げ加工によって流通孔(13)に
連る小径室(14)のなすシール部材を内装する前部筒
壁(11′)と、大径室(14′)をなす保持部材を内
装して係着する後部筒壁(11″)とを一体構造をもっ
て継手本体(11)を構成していた。
【0003】しかしながら、このような従来の技術にお
いては、多工程に亘る搾りおよび拡げ加工を必要とする
ため拡径部が薄肉化して強度が低下するばかりでなく、
中間工程での繰返される焼鈍処理による煩わしい作業に
よって著しく作業性が阻害されることとなり、また一体
構造の継手本体の小径室にシール部材を内装したり、大
径室に保持部材を係着する作業が狭いスペースにおいて
必要であるので生産性の低下を招き、同時に製品コスト
を高価となす問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は従来技術の有
する前記問題に鑑みてなされたものであり、多工程に亘
る煩わしい作業を軽減して概して簡易に形成し、作業性
の向上により製品コストを安価となすことのできるとと
もに、拡径部における薄肉化を防止して機械的強度低下
を防いだ細径金属管と可撓ホースとの接続用継手本体を
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するため、軸芯内部に、先端側の可撓ホースとの接続筒
壁の流通孔に連なって拡径した小径室と、その後部に段
付き大径室とを連設した金属材による継手本体にあっ
て、前記小径室を形成しかつシール部材を内装する前部
筒体と、大径室を形成しかつ保持部材を内装して係着す
る手段を後端部または周壁に有する後部筒体とを、その
周壁部を同芯状に配設された別体構造となして相互の対
向端部を鑞溶着、溶接、カシメあるいは圧嵌により固定
して構成したことを特徴とし、前記前部筒体と後部筒体
とを、それぞれ異材質あるいは異材料によって形成し、
また前記前部筒体は引抜管からなる細径金属管と可撓ホ
ースとの接続用継手本体を特徴とするものである。
【0006】
【作用】本考案はこのように構成されているため、シー
ル部材を内装する前部筒体と、保持部材を内装して係着
する後部筒体とを、相互の対向端部を鑞溶着、溶接、カ
シメあるいは圧嵌により固定した別体構造により継手本
体を構成するため、多工程に亘る煩わしい作業を軽減し
て概して簡易に形成することができ、作業性の向上によ
って製品コストを安価となすとともに、搾りまたは拡げ
加工に伴う拡径部の薄肉化を防止して機械的強度を向上
するとともに、前部筒体と後部筒体にそれぞれシール部
材および保持部材を内装、挿着することができるので、
内装作業を効率化することが可能となる。
【0007】また、前部筒体をプラグ伸管した内面平滑
な引抜管を使用するとシール部材を損傷しないためシー
ル性が向上し、ダイスを用いて伸管した引抜管を使用す
るとその外面が平滑なため先端側の接続筒壁での可撓ホ
ースとの間の漏れを効果的に防止できる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
すれば、図1は本考案の細径金属管と可撓ホースとの接
続用継手本体による接続継手の接続状態の縦断面図、図
2は他の実施例の接続用継手本体の縦断面図、図3およ
び図4は継手本体の他の実施例の要部断面図、図5乃至
図10は本考案に用いることができる保持部材の各実施
例の斜視図であり、(1)は継手本体であり、好ましく
は引抜管からなる前部筒体(1′)と後部筒体(1″)
とを、その周壁部を同芯状に配設された別体構造となし
て相互の対向端部を鑞溶着または溶接(図1)、カシメ
(図2)あるいは圧嵌などにより固定(1″′)して構
成するものである。そして先端側の樹脂チューブまたは
ゴムホースなどからなる可撓ホース(図示せず)との接
続筒壁(2)の流通孔(3)に連って拡径した前記前部
筒体(1′)側の小径室(4)にゴム材などによる環状
の弾性シール部材(5)を内装するとともに、前記後部
筒体(1″)側の大径室(4′)に該大径室(4′)の
後端部を内側に屈曲して形成した係着壁(4′a)にそ
の後端部を係着する保持部材(6)を内装するものであ
り、該係着状態にあって接続する金属管(P)の接続端
部付近の外周面に設けた環状膨出壁部に前記保持部材
(6)をその内方に屈曲した舌片状の支持壁(6′)を
弾発状に係圧するとともに、外方のアーム(6″)によ
り、ブッシュ部材(7)を介して前記シール部材(5)
を位置決めしてなるものである。
【0009】また、前記実施例では保持部材(6)の後
端部を大径室(4′)の係着壁(4′a)に係着して保
持するものを示したが、本考案はこれに限らず、図3の
ように大径室(4′)の周壁に形成した切欠き窓(8)
に係着して保持したり、図4のように大径室(4′)の
周壁に形成した環状溝(8′)に係着して保持すること
もできる。
【0010】さらに、保持部材(6)の形状は図1のも
のに限らず、特に限定しないが、図3および図4のよう
な切欠き窓(8)や環状溝(8′)を有するものには、
これに係着する突出部(6′)を外周部に有する図5乃
至図9に示す保持部材(6)が適用でき、また図1およ
び図2の継手本体(1)には図10に示す保持部材
(6)が適用できる。
【0011】尚、所望に応じて前記前部筒体(1′)と
後部筒体(1″)とをSUSとBsなどの金属材相互の
異材質あるいはN6GとAlなどの金属材と樹脂材など
による異材料によって構成してもよい。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように本考案による細径金
属管と可撓ホースとの接続用継手本体は、特に前部筒体
(1′)と後部筒体(1″)とを、その周壁部を同芯状
に配設された別体構造となして相互の対向端部を固定
(1″′)して構成するため、シール部材(5)の小径
室(4)内部側への挿着や保持部材(6)の大径室
(4′)内部側への係着を容易となし、搾りおよび拡げ
加工に伴う中間での繰返しの焼鈍処理を不要とし、多工
程に亘る煩わしい作業を軽減して概して簡易に形成する
ことができ、作業性の向上によって製品コストを安価と
なすことができるとともに、拡径部の薄肉化を防止して
機械的強度の低下を防ぎ、さらに前部筒体(1′)にプ
ラグ、ダイスによる伸管加工を施した引抜管を使用する
と、その内外面とも平滑度が優れているため小径室
(4)における弾性シール部材(5)間、あるいは接続
筒壁(2)部における可撓ホース間での漏れに対する信
頼性を大きく向上できるなど、極めて有用な細径金属管
と可撓ホースとの接続用継手本体である。
【図面の簡単な説明】
【図1】細径金属管と可撓ホースとの接続用継手本体に
よる接続継手の接続状態の縦断面図である。
【図2】他の実施例による接続用継手本体の縦断面図で
ある。
【図3】継手本体の他の実施例の要部断面図である。
【図4】継手本体のさらに他の実施例の要部断面図であ
る。
【図5】保持部材の他の実施例の斜視図である。
【図6】図5の他の実施例の斜視図である。
【図7】図5のさらに他の実施例の斜視図である。
【図8】図5のさらに別の実施例の斜視図である。
【図9】図5のさらに別の実施例の斜視図である。
【図10】図5のさらに別の実施例の斜視図である。
【図11】従来例の接続用継手本体の縦断面図である。
【符号の説明】
1 継手本体 1′ 前部筒体 1″ 後部筒体 1″′ 固定 4 小径室 4′ 大径室 5 シール部材 6 保持部材

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸芯内部に、先端側の可撓ホースとの接
    続筒壁の流通孔に連なって拡径した小径室と、その後部
    に段付き大径室とを連設した金属材による継手本体にあ
    って、前記小径室(4)を形成しかつシール部材(5)
    を内装する前部筒体(1′)と、大径室(4′)を形成
    しかつ保持部材(6)を内装して係着する手段を後端部
    または周壁に有する後部筒体(1″)とを、その周壁部
    を同芯状に配設された別体構造となして相互の対向端部
    を鑞溶着、溶接、カシメあるいは圧嵌により固定
    (1″′)して構成したことを特徴とする細径金属管と
    可撓ホースとの接続用継手本体。
  2. 【請求項2】 前記前部筒体(1′)と後部筒体
    (1″)とを、それぞれ異材質あるいは異材料によって
    形成したことを特徴とする請求項1記載の細径金属管と
    可撓ホースとの接続用継手本体。
  3. 【請求項3】 前記前部筒体(1′)は引抜管からなる
    ことを特徴とする請求項1記載の細径金属管と可撓ホー
    スとの接続用継手本体。
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