JPH0112627Y2 - - Google Patents

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JPH0112627Y2
JPH0112627Y2 JP1073585U JP1073585U JPH0112627Y2 JP H0112627 Y2 JPH0112627 Y2 JP H0112627Y2 JP 1073585 U JP1073585 U JP 1073585U JP 1073585 U JP1073585 U JP 1073585U JP H0112627 Y2 JPH0112627 Y2 JP H0112627Y2
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JP
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weed control
resin
layer
sheet
asphalt
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JP1073585U
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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は防草シートに関し、更にはアスフアル
ト舗装の防草に適した防草シートに関するもので
ある。
〔従来の技術〕
道路のアスフアルト舗装は、通常、路盤上にア
スフアルト及び骨材等からなるアスフアルト合材
を舗装することにより行なわれる。このようなア
スフアルト舗装は、経済性、耐久性に優れ広く一
般に実施されているが、一度、雑草がアスフアル
ト合材の強度の弱い部分を貫通して舗装面上に生
育すると、生育した部分から急速にひび割れ、剥
離が進行する問題点があり、これはアスフアルト
合材層が薄い場合に顕著である。
この問題点を解決するために、雑草のアスフア
ルト合材への貫入を防ぐ防草シートを路盤上に敷
き、その上からアスフアルト合材による舗装を行
うことが実施されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
アスフアルト舗装用の防草シートとして、合成
樹脂製のフイルムや不織布、及び合成樹脂製不織
布に更にアスフアルトを含浸したもの等が提案さ
れている。しかしながら、樹脂フイルムや不織布
は防草性が十分でない場合が多く、防草性が良好
な物であつてもアスフアルト舗装時にアスフアル
ト合材と防草シートが滑りを生じて施工上問題が
ある。また不織布にアスフアルトを含浸したもの
は、アスフアルトを含むためフイルムで表面をお
おつて運搬し、施工時に該フイルムを剥離する繁
雑さがあり、更に高価なため、経済上好ましくな
い。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案者等は上記問題点を解決し、優れた防草
シートを得るため種々検討した結果、特定の合成
樹脂からなる特定構造物を防草シートとして使用
することによつて上記問題点が解消されることを
知得して本考案に到達した。
すなわち、本考案の要旨は、軟化点100℃以上
の熱可聖性合成樹脂シートからなる波形に形付け
された表面層と、ポリアミド樹脂、フツ素樹脂、
ポリオレフイン樹脂、及びポリ塩化ビニル樹脂の
いずれか1つの樹脂シートからなる裏面層とを接
合してなる防草シートに存する。
以下、本考案を詳細に説明する。
防草シートの表面層は、軟化点が100℃以上の
熱可塑性合成樹脂からなるシートを用いる。アス
フアルト舗装時のアスフアルト合材の温度(通常
150〜180℃)に耐える為に軟化点が上記温度以上
であれば用いる合成樹脂の種類は限定されず、中
実シートまたは発泡シートのいずれでもよいが、
成形性、経済性等からポリエチレン、ポリプロピ
レン等のポリオレフイン樹脂の使用が好ましい。
表面層の厚みは、通常0.1〜0.3mmがよい。
裏面層は防草効果を与えるためにポリアミド樹
脂、フツ素樹脂、ポリオレフイン樹脂又はポリ塩
化ビニル樹脂が用いられる。樹脂の摩擦係数が小
さく、引裂き強度が大きいほど、雑草が成長して
先端が当つた際にスリツプして防草性が向上する
ので、上記樹脂中特にポリアミド樹脂及びフツ素
樹脂が良く、経済性を勘案すると更にポリアミド
樹脂が好ましい。裏面層の厚みは、通常0.05〜
0.2mmがよい。
本考案の防草シートは、表面層のシートを波形
に形付けした状態で裏面層と接合した、いわゆる
片面段ボールの形状とすることにより得られる。
上記接合方法は、合成樹脂製片面段ボールの製造
方法として公知のものであれば、いずれの方法で
も可能であり、例えば特公昭51−42551号公報に
記載されたように、歯車状の形付けロールによつ
て、表面層のシートを波形とした後に裏面層のシ
ートに融着する方法が挙げられる。表面層の波形
は、一つの波の段の高さが2〜6mm、波のピツ
チ、即ち一つの山から次の山までの距離は5〜10
mmが好ましい。
なお、本考案の防草シートは、波形の表面層が
施工時にアスフアルト合材等と直接接触する最上
面、及び裏面層が反対の最下面を構成するもので
あれば、表面層と裏面層との間に他の層を介在さ
せることも介在させないこともいずれでも可能で
ある。第1図a〜cに本考案の防草シートの具体
例を断面図として示すが、第1図aの如く、表面
層1と裏面層2との接着性向上のため、変性ポリ
オレフイン樹脂からなる厚み0.05〜0.4mmの接着
層3を用いることは好適である。その他の例とし
て、第1図bの如くポリオレフイン樹脂の発泡シ
ート等からなる厚み0.05〜0.4mmの断熱層4を用
いた表面層1−断熱層4−接着層3−裏面層2構
造、第1図cの如く二分した裏面層2,2′を変
性ポリオレフイン樹脂等からなる緩衝層5によつ
て分離した、表面層1−接着層3−裏面層2′−
緩衝層5−裏面層2構造が挙げられる。
〔作用〕
本考案の防草シートは裏面層として特定の樹脂
を用いたので防草性に優れ、表面層を特定形状と
することからアスフアルト舗装施工時及び施工後
の防草シートとアスフアルト合材との滑りがなく
なり、かつアスフアルト合材と防草シートとが一
体になるため、アスフアルト合材への応力が分散
され、舗装強度を向上させられる。これは、第2
図に示す如く、防草シート上にアスフアルト舗装
を行なうと、アスフアルト合材6がつぶれた表面
層1の間に入り込み、両者の密着性が増すためと
推測される。
〔効果〕
本考案の防草シートは、上記の通り防草性に優
れ、特にアスフアルト舗装に用いると施工操作を
容易にし、かつその後の舗装強度を向上させるな
ど、工業的に極めて優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜cは、本考案の防草シートの例を示
す断面図、第2図は本考案の防草シート上へアス
フアルト舗装を行つた状態を示す模式図である。 1……表面層、2……裏面層、3……接着層、
6……アスフアルト合材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 軟化点100℃以上の熱可塑性合成樹脂シート
    からなる波形に形付けされた表面層と、ポリア
    ミド樹脂、フツ素樹脂、ポリオレフイン樹脂、
    及びポリ塩化ビニル樹脂のいずれか1つの樹脂
    シートからなる裏面層とを接合してなる防草シ
    ート。 (2) 表面層がポリオレフイン樹脂からなり、裏面
    層がポリアミド樹脂からなることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の防草シー
    ト。 (3) 表面層と裏面層が接着層を介して接合された
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項又は第2項記載の防草シート。
JP1073585U 1985-01-29 1985-01-29 Expired JPH0112627Y2 (ja)

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JP1073585U JPH0112627Y2 (ja) 1985-01-29 1985-01-29

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JPS61130603U JPS61130603U (ja) 1986-08-15
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