JPH01126182A - モータの回転速度制御装置 - Google Patents
モータの回転速度制御装置Info
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- JPH01126182A JPH01126182A JP62282434A JP28243487A JPH01126182A JP H01126182 A JPH01126182 A JP H01126182A JP 62282434 A JP62282434 A JP 62282434A JP 28243487 A JP28243487 A JP 28243487A JP H01126182 A JPH01126182 A JP H01126182A
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- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
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- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
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Landscapes
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は速度信号の周期を計測して、基準値からの誤差
データをディジタル値で出力する速度誤差検出器を備え
たモータの回転速度制御装置に関するものである。
データをディジタル値で出力する速度誤差検出器を備え
たモータの回転速度制御装置に関するものである。
従来の技術
第6図は家庭用ビデオテープレコーダのキャプスタン速
度制御系の代表的な機能ブロンクダイアグラムを示した
ものである。第6図において、キャプスタンモータ1に
連結された周波数発電機2からは、第7図Aに示すよう
な交流信号が出力されるが、この交流信号はキャプスタ
ンモータ1の回転速度に依存した繰り返し周期を有して
おり、FC信号増幅器3によって第7図Bに示すような
方形波にまで増幅されて波形整形される。さらに、逓倍
回路4において、第7図Bの信号波形から第7図Cの信
号波形が作りだされて速度誤差検出器5に送られる。一
方、速度誤差検出器5では第7図Cの信号波形のリーデ
ィングエツジ(前縁)がら次のリーディングエツジまで
の周期がカウンタ等によってディジタル的に計測され、
固定基準値からの誤差データが出力される。この誤差デ
ータは、ディジタルフィルタ6によって周波数領域のゲ
イン補償が行なわれたうえで、D−Aコンバータ7に供
給され、D−Aコンバータ7の出力はキャプスタンモー
タ1を駆動するためのモータ駆動回路8に供給される。
度制御系の代表的な機能ブロンクダイアグラムを示した
ものである。第6図において、キャプスタンモータ1に
連結された周波数発電機2からは、第7図Aに示すよう
な交流信号が出力されるが、この交流信号はキャプスタ
ンモータ1の回転速度に依存した繰り返し周期を有して
おり、FC信号増幅器3によって第7図Bに示すような
方形波にまで増幅されて波形整形される。さらに、逓倍
回路4において、第7図Bの信号波形から第7図Cの信
号波形が作りだされて速度誤差検出器5に送られる。一
方、速度誤差検出器5では第7図Cの信号波形のリーデ
ィングエツジ(前縁)がら次のリーディングエツジまで
の周期がカウンタ等によってディジタル的に計測され、
固定基準値からの誤差データが出力される。この誤差デ
ータは、ディジタルフィルタ6によって周波数領域のゲ
イン補償が行なわれたうえで、D−Aコンバータ7に供
給され、D−Aコンバータ7の出力はキャプスタンモー
タ1を駆動するためのモータ駆動回路8に供給される。
したがって、第6図に示したブロックはキャプスタンモ
ータ1を定速回転させるための閉ループ速度制御系を構
成している。また、第6図の装置において、逓倍回路4
は速度制御系の応答性を改善するために使われている。
ータ1を定速回転させるための閉ループ速度制御系を構
成している。また、第6図の装置において、逓倍回路4
は速度制御系の応答性を改善するために使われている。
すなわち、キャプスタンモータの回転速度は、第7図C
の信号波形のリーディングエツジが到来するごとに、前
回のリーディングエツジの到来時点からの速度変化分の
平均値として計測される(一般に移動平均と呼ばれる)
が、逓倍回路4を用いない場合には第7図Bの信号波形
のリーディングエツジ間を計測することになり、計測イ
ンターバルが長くなって制御系の応答特性が悪化する。
の信号波形のリーディングエツジが到来するごとに、前
回のリーディングエツジの到来時点からの速度変化分の
平均値として計測される(一般に移動平均と呼ばれる)
が、逓倍回路4を用いない場合には第7図Bの信号波形
のリーディングエツジ間を計測することになり、計測イ
ンターバルが長くなって制御系の応答特性が悪化する。
これを解消するには、周波数発電8!12の出力周波数
を高くすればよいが、機械的な加工精度の問題から限界
があった。このため、周波数発電機の出力を電気的に逓
倍する方法が多用されている。
を高くすればよいが、機械的な加工精度の問題から限界
があった。このため、周波数発電機の出力を電気的に逓
倍する方法が多用されている。
ところで、家庭用ビデオテープレコーダのキャプスタン
モータとしてはダイレクトドライブ形式のものが多用さ
れ、その場合にはモータ自身が発生する一回転中のトル
クリップルがしばしば問題になる。これは、キャプスタ
ンモータの負荷トルクが変動しなかったとしても、発生
トルクの変動によって回転速度の変動をきたすもので、
モータの回転むらの一要因になっている。このトルクリ
ップルは周期的に発生するため、その影響を除去するの
に、たとえば、「中野他、′繰り返し制御系の理論と応
用”、システムと制御、 vol、30゜lkl、−
pp、34〜41.1986 Jで紹介されているよう
な繰り返し制御(学習制御と呼ばれる場合もある)が有
効であるといわれている。第8図は第6図の制御系に繰
り返し制御方式を適用したもので、−方の入力端に速度
誤差検出器5からの速度誤差データが供給される加算器
9と、逓倍回路4の出力信号のリーディングエツジが到
来するごとにカウントアツプし、キャプスタンモーター
が一回転ず・るとカウント値が一巡するリングカウンタ
ー0によって特定のアドレスが選択されて、その出力デ
ータが前記加算器9゛の他方の入力側に供給されるデー
タメモリー1によって、繰り返しコントローラと呼ばれ
るブロックが構成されている。なお、前記加算器9の出
力データはディジタルフィルタ6に供給されるとともに
、前記データメモリの特定アドレスに格納される。
モータとしてはダイレクトドライブ形式のものが多用さ
れ、その場合にはモータ自身が発生する一回転中のトル
クリップルがしばしば問題になる。これは、キャプスタ
ンモータの負荷トルクが変動しなかったとしても、発生
トルクの変動によって回転速度の変動をきたすもので、
モータの回転むらの一要因になっている。このトルクリ
ップルは周期的に発生するため、その影響を除去するの
に、たとえば、「中野他、′繰り返し制御系の理論と応
用”、システムと制御、 vol、30゜lkl、−
pp、34〜41.1986 Jで紹介されているよう
な繰り返し制御(学習制御と呼ばれる場合もある)が有
効であるといわれている。第8図は第6図の制御系に繰
り返し制御方式を適用したもので、−方の入力端に速度
誤差検出器5からの速度誤差データが供給される加算器
9と、逓倍回路4の出力信号のリーディングエツジが到
来するごとにカウントアツプし、キャプスタンモーター
が一回転ず・るとカウント値が一巡するリングカウンタ
ー0によって特定のアドレスが選択されて、その出力デ
ータが前記加算器9゛の他方の入力側に供給されるデー
タメモリー1によって、繰り返しコントローラと呼ばれ
るブロックが構成されている。なお、前記加算器9の出
力データはディジタルフィルタ6に供給されるとともに
、前記データメモリの特定アドレスに格納される。
操り返しコントローラ部分だけを、むだ時間要素を用い
てブロック表現すると第9図に示すようになり、前記リ
ングカウンター0の一巡の周期をLとすると、繰り返し
コントローラ部分の伝達間数Grは次式で与えられる。
てブロック表現すると第9図に示すようになり、前記リ
ングカウンター0の一巡の周期をLとすると、繰り返し
コントローラ部分の伝達間数Grは次式で与えられる。
Gr(S)−□ ・・・・・・(1)−e−
5L なお、Sはラプラス演算子であり、(11式から次式を
満たす角周波数ωkにおいて伝達関数の周波数ゲイン特
性が実質的に無限大となる。
5L なお、Sはラプラス演算子であり、(11式から次式を
満たす角周波数ωkにおいて伝達関数の周波数ゲイン特
性が実質的に無限大となる。
ωに一2πに/L、 (に=0.1,2.・・・・・・
) ・・・・・・(2)定性的には、速度誤差検出器5
から出力される誤差データの周期的変動成分がすべてデ
ータメモ1J11に吸収されて、データメモリ11によ
る速度誤差検出器5の肩代わりが行なわれたとき、キャ
プスタンモータlの回転速度変動のうち、(2)式を満
足する周波数成分の変動はなくなって、速度誤差検出器
5の出力データの値が0となる。
) ・・・・・・(2)定性的には、速度誤差検出器5
から出力される誤差データの周期的変動成分がすべてデ
ータメモ1J11に吸収されて、データメモリ11によ
る速度誤差検出器5の肩代わりが行なわれたとき、キャ
プスタンモータlの回転速度変動のうち、(2)式を満
足する周波数成分の変動はなくなって、速度誤差検出器
5の出力データの値が0となる。
このように、第8図に示した回転速度制御装置は、トル
クリップルなどの、周期的に発生する速度変動要因の影
響を相殺するのにきわめて効果的である。
クリップルなどの、周期的に発生する速度変動要因の影
響を相殺するのにきわめて効果的である。
発明が解決しようとする問題点
さて、第10図は第8図の装置のキャプスタンモータ1
の回転速度変動の時間応答特性図で、モータの起動後に
繰り返しコントローラの動作を開始させてから、キャプ
スタンモータ1の回転速度変動の推移の模様をプロット
したものである。第10図の時刻tQ、tl、t2.t
3の間の時間間隔はいずれもキャプスタンモータ1の一
回転周期に等しく、時刻toから時刻t1までは第8図
の速度誤差検出器5によって計測された誤差データが次
々とデータメモリ11に格納されていく期間であり、誤
差データの取り込み過程といえる。
の回転速度変動の時間応答特性図で、モータの起動後に
繰り返しコントローラの動作を開始させてから、キャプ
スタンモータ1の回転速度変動の推移の模様をプロット
したものである。第10図の時刻tQ、tl、t2.t
3の間の時間間隔はいずれもキャプスタンモータ1の一
回転周期に等しく、時刻toから時刻t1までは第8図
の速度誤差検出器5によって計測された誤差データが次
々とデータメモリ11に格納されていく期間であり、誤
差データの取り込み過程といえる。
時刻t1から時刻t2まで、時刻t2から時刻t3まで
、あるいはそれ以降はデータメモリ11に格納された誤
差データの周期パターンが速度誤差検出器5の出力を加
味して修正されていく学習過程といえる。また、第10
図の例では2回の学習過程を含む3回転周期の後に速度
変動が最小値に収束している。
、あるいはそれ以降はデータメモリ11に格納された誤
差データの周期パターンが速度誤差検出器5の出力を加
味して修正されていく学習過程といえる。また、第10
図の例では2回の学習過程を含む3回転周期の後に速度
変動が最小値に収束している。
ところで、fil、 f21式からもわかるように、繰
り返しコントローラを用いたフィードバック型の速度制
御系は、キャプスタンモータ1の1回転の整数倍の周波
数の周期性を有する外乱に対してきわめて高い抑制効果
を有しているが、その反面、制御系の応答周波数の上限
におけるゲイン余裕や位相余裕の喪失による系の不安定
化の問題や、周期性を有さない外乱に対する制御特性の
悪化などの不都合を存している。
り返しコントローラを用いたフィードバック型の速度制
御系は、キャプスタンモータ1の1回転の整数倍の周波
数の周期性を有する外乱に対してきわめて高い抑制効果
を有しているが、その反面、制御系の応答周波数の上限
におけるゲイン余裕や位相余裕の喪失による系の不安定
化の問題や、周期性を有さない外乱に対する制御特性の
悪化などの不都合を存している。
これらの不都合を解消するには、ゲイン余裕や位相余裕
を確保するための補償フィルタの追加もさることながら
、短い時間で速度変動を最小値に収束させることによっ
て、できるかぎり早期に繰り返しコントローラを制御系
から切り離すことが重要な問題となってくる。望ましく
は何らかの方法によって第10図の時刻t1から時刻t
3にかけての学習過程が排除でき、なおかつ時刻t3以
降の回転変動の収束状態が時刻t1以降に実現できれば
、短い時間で速度変動を最小値に収束させることができ
るだけでなく、ゲイン余裕や位相余裕を確保するための
補償フィルタは不要となる。
を確保するための補償フィルタの追加もさることながら
、短い時間で速度変動を最小値に収束させることによっ
て、できるかぎり早期に繰り返しコントローラを制御系
から切り離すことが重要な問題となってくる。望ましく
は何らかの方法によって第10図の時刻t1から時刻t
3にかけての学習過程が排除でき、なおかつ時刻t3以
降の回転変動の収束状態が時刻t1以降に実現できれば
、短い時間で速度変動を最小値に収束させることができ
るだけでなく、ゲイン余裕や位相余裕を確保するための
補償フィルタは不要となる。
つまり、時刻toから時刻t1にかけての取り込み過程
や、繰り返しコントローラが制御系から切り離せた段階
では、もとの制御系の周波数特性は何ら損なわれること
はない。
や、繰り返しコントローラが制御系から切り離せた段階
では、もとの制御系の周波数特性は何ら損なわれること
はない。
問題点を解決するための手段
前記した問題点を解決するために本発明のモータの回転
速度制御装置では、アドレスが平均速度の計測区間に応
じて選択され、前記アドレスに前記平均測定値に基づい
た区間データが格納されるデータメモリと、平均速度計
測手段からの出力と基準値と前記区間データの値を加算
して誤差データを出力する誤差検出手段と、各計測時点
における平均測定値とそれ以前の測定値から前記計測時
点以後に反映させる出力値を推定して推定誤差データと
して出力する速度誤差推定手段と、前記推定誤差データ
に基づいて前記モータを駆動する駆動手段を備えている
。
速度制御装置では、アドレスが平均速度の計測区間に応
じて選択され、前記アドレスに前記平均測定値に基づい
た区間データが格納されるデータメモリと、平均速度計
測手段からの出力と基準値と前記区間データの値を加算
して誤差データを出力する誤差検出手段と、各計測時点
における平均測定値とそれ以前の測定値から前記計測時
点以後に反映させる出力値を推定して推定誤差データと
して出力する速度誤差推定手段と、前記推定誤差データ
に基づいて前記モータを駆動する駆動手段を備えている
。
作用
本発明では前記した構成によって、短い時間で速度変動
を最小値に収束させることが可能なモータの回転速度制
御装置を実現できる。
を最小値に収束させることが可能なモータの回転速度制
御装置を実現できる。
実施例
以下、本発明の一実施例のモータの回転速度制御装置に
ついて図面を参照しながら説明する。
ついて図面を参照しながら説明する。
第1図はモータの回転速度制御装置のブロックダイアダ
ラムを示したものであり、第8図と同一のブロックは同
一図番にて示されている。第1図の装置では、FG信号
増幅器3の出力信号のリーディングエツジが到来するご
とにカウントアツプし、キャプスタンモータ1が一回転
したときにそのカウント値が一巡するリングカウンタI
Oと、逓倍回路4の出力信号のリーディングエツジが到
来するごとにその区間内の基準クロックの個数をカウン
トすることにより、周期ごとのインターバルを計測して
前記計測区間における平均測定値として出力するカウン
タ20と、前記カウンタ20の出力が一方の入力端に供
給され、その出力が誤差データとして第1メモリ31に
供給される第1加算器21と、複数のアドレスを有し、
そのアドレスが前記リングカウンタ10の出力によって
切り換えられるデータメモリ11と、あらかじめ用意さ
れた固定基準値を出力する基準値発生器15からの出力
と、前記データメモリ11の特定アドレスの区間データ
を加算して前記第1加算器21の他方の入力側に供給す
る第2加算器22と一1前記第1加算器21の出力が一
方の入力側に供給された第3加算器23と、前記データ
メモリの区間データの符号を反転して前記第3加算器2
3の他方の入力側に供給する補数器24と、データ判別
のために前記第3加算器23の出力が供給されるととも
に、タイミング判別のために前記FC信号増幅器3と前
記逓倍回路4の出力が供給され、前記第1加算器21の
出力データを前記データメモリ11に格納するかどうか
を判別する判別器25を備えている。前記第1メモリ3
1の出力データは第2メモリ32および予測器33に供
給され、前記予測器33の出力データはディジタルフィ
ルタ6に供給されている。また、前記第1メモリ31と
前記第2メモリ32および前記予測器33によって速度
誤差推定ブロック30が構成されている。なお、第1加
算器21に減算を行なわせるために基準値発生器15か
らはマイナスの基準値データが供給されるものとする。
ラムを示したものであり、第8図と同一のブロックは同
一図番にて示されている。第1図の装置では、FG信号
増幅器3の出力信号のリーディングエツジが到来するご
とにカウントアツプし、キャプスタンモータ1が一回転
したときにそのカウント値が一巡するリングカウンタI
Oと、逓倍回路4の出力信号のリーディングエツジが到
来するごとにその区間内の基準クロックの個数をカウン
トすることにより、周期ごとのインターバルを計測して
前記計測区間における平均測定値として出力するカウン
タ20と、前記カウンタ20の出力が一方の入力端に供
給され、その出力が誤差データとして第1メモリ31に
供給される第1加算器21と、複数のアドレスを有し、
そのアドレスが前記リングカウンタ10の出力によって
切り換えられるデータメモリ11と、あらかじめ用意さ
れた固定基準値を出力する基準値発生器15からの出力
と、前記データメモリ11の特定アドレスの区間データ
を加算して前記第1加算器21の他方の入力側に供給す
る第2加算器22と一1前記第1加算器21の出力が一
方の入力側に供給された第3加算器23と、前記データ
メモリの区間データの符号を反転して前記第3加算器2
3の他方の入力側に供給する補数器24と、データ判別
のために前記第3加算器23の出力が供給されるととも
に、タイミング判別のために前記FC信号増幅器3と前
記逓倍回路4の出力が供給され、前記第1加算器21の
出力データを前記データメモリ11に格納するかどうか
を判別する判別器25を備えている。前記第1メモリ3
1の出力データは第2メモリ32および予測器33に供
給され、前記予測器33の出力データはディジタルフィ
ルタ6に供給されている。また、前記第1メモリ31と
前記第2メモリ32および前記予測器33によって速度
誤差推定ブロック30が構成されている。なお、第1加
算器21に減算を行なわせるために基準値発生器15か
らはマイナスの基準値データが供給されるものとする。
以上のように構成されたモータの回転速度制御装置につ
いて、第1図のブロック構成図と第2図に示したタイミ
ングチャートをもとに、まず最初に速度誤差推定ブロッ
ク30の動作を考慮しない場合について、すなわち、第
1加算器21からの誤差データがそのままディジタルフ
ィルタ6に供給されるものとして、その動作を説明する
。ここに、第2図AはFC信号増幅器3の出力信号波形
、第2図Bは逓倍回路4の出力信号波形、第2図Cはリ
ングカウンタ10のカウント値の推移を示し、第2図り
はデータメモリ11に格納されるオフセット値の推移を
示したものである。
いて、第1図のブロック構成図と第2図に示したタイミ
ングチャートをもとに、まず最初に速度誤差推定ブロッ
ク30の動作を考慮しない場合について、すなわち、第
1加算器21からの誤差データがそのままディジタルフ
ィルタ6に供給されるものとして、その動作を説明する
。ここに、第2図AはFC信号増幅器3の出力信号波形
、第2図Bは逓倍回路4の出力信号波形、第2図Cはリ
ングカウンタ10のカウント値の推移を示し、第2図り
はデータメモリ11に格納されるオフセット値の推移を
示したものである。
なお、キャプスタンモータ1が一回転する間に周波数発
電機2がpサイクルの出力信号を発生するものとし、リ
ングカウンタ10のカウント値はOから(p −1)ま
で変化し、データメモリ11はp個のメモリセルを有し
ているものとする。
電機2がpサイクルの出力信号を発生するものとし、リ
ングカウンタ10のカウント値はOから(p −1)ま
で変化し、データメモリ11はp個のメモリセルを有し
ているものとする。
第2図の時刻toが到来すると、リングカウンタ10の
カウント値は0となり、データメモリ11の0番地に格
納されている区間データが選択され、第2加算器22に
よって基準発生器15からの基準値データとの加算が行
なわれて、その結果が第1加算器21に供給される。一
方、カウンタ20によって時刻t1までに計測されたキ
ャプスタンモータlの平均速度誤差データと前記第2加
算器22の出力データが第1加算器21によって加算さ
れて、その結果が誤差データとしてディジタルフィルタ
6に供給されるとともに第3′加算器231判別器25
にも供給される。第3加算器23では、この誤差データ
と、補数器24によって符号反転された区間データとの
加算が行なわれ、加算結果が誤差データをデータメモリ
11の0番地に格納するための判別データとして判別器
25に供給される。ここで、基準発生器15から供給さ
れる基準値を(−Rs)、時刻t1以前にデータメモリ
11の0番地に格納されている区間データをDO,カウ
ンタ20のカウント値をNOとすると、誤差データの値
ErOは次式によって導出される。
カウント値は0となり、データメモリ11の0番地に格
納されている区間データが選択され、第2加算器22に
よって基準発生器15からの基準値データとの加算が行
なわれて、その結果が第1加算器21に供給される。一
方、カウンタ20によって時刻t1までに計測されたキ
ャプスタンモータlの平均速度誤差データと前記第2加
算器22の出力データが第1加算器21によって加算さ
れて、その結果が誤差データとしてディジタルフィルタ
6に供給されるとともに第3′加算器231判別器25
にも供給される。第3加算器23では、この誤差データ
と、補数器24によって符号反転された区間データとの
加算が行なわれ、加算結果が誤差データをデータメモリ
11の0番地に格納するための判別データとして判別器
25に供給される。ここで、基準発生器15から供給さ
れる基準値を(−Rs)、時刻t1以前にデータメモリ
11の0番地に格納されている区間データをDO,カウ
ンタ20のカウント値をNOとすると、誤差データの値
ErOは次式によって導出される。
Er 0=NO−(Rs−Do) −(31ま
た、第3加算器23による加算結果COは、CO瓢Er
0−DO 寓No−R5・・・・・・(4) すなわち、第1加算器21からは真の誤差量にデータメ
モリ11の0番地に格納されている区間データを加算し
たものが誤差データErOとして出力され、第3加算器
23からは真の誤差量COに相当するデータが出力され
る。この真の誤差量COがあらかじめ定めた範囲を越え
ていれば、時刻t2が到来した後に、判別器25によっ
て誤差データErOが区間データとしてデータメモリ1
1の0番地に格納される。
た、第3加算器23による加算結果COは、CO瓢Er
0−DO 寓No−R5・・・・・・(4) すなわち、第1加算器21からは真の誤差量にデータメ
モリ11の0番地に格納されている区間データを加算し
たものが誤差データErOとして出力され、第3加算器
23からは真の誤差量COに相当するデータが出力され
る。この真の誤差量COがあらかじめ定めた範囲を越え
ていれば、時刻t2が到来した後に、判別器25によっ
て誤差データErOが区間データとしてデータメモリ1
1の0番地に格納される。
時刻t2が到来すると、カウンタ20は時刻t1から時
刻t2までの新たなカウント値N1を出力するが、リン
グカウンタ10のカウント値はOのまま変化せず、次式
で与えられる誤差データErlが第1加算器21から出
力される。
刻t2までの新たなカウント値N1を出力するが、リン
グカウンタ10のカウント値はOのまま変化せず、次式
で与えられる誤差データErlが第1加算器21から出
力される。
E r 1 =N 1− (Rs−D O) −
−f51時刻t3が到来すると、リングカウンタ1oの
カウント値は1となり、データメモリ11の1番地に格
納されている区間データが選択される。時刻t3以前に
データメモリエ1の1番地に格納されている区間データ
をDlとし、カウンタ20のカウント値をN2とすると
、誤差データの値Er2は次式によって導出される。
−f51時刻t3が到来すると、リングカウンタ1oの
カウント値は1となり、データメモリ11の1番地に格
納されている区間データが選択される。時刻t3以前に
データメモリエ1の1番地に格納されている区間データ
をDlとし、カウンタ20のカウント値をN2とすると
、誤差データの値Er2は次式によって導出される。
Er2=N2− (Rs−DI) −・−(61
また、第3加算器23による加算結果C1は、C1−E
r2+DI =N 2−Rs ・・・・・・(7
)真の誤差31c1があらかじめ定めた範囲を越えてい
れば、時刻t4が到来した後に、判別器25によって誤
差データEr2がこの区間の区間データとしてデータメ
モリ11の0番地に格納される。
また、第3加算器23による加算結果C1は、C1−E
r2+DI =N 2−Rs ・・・・・・(7
)真の誤差31c1があらかじめ定めた範囲を越えてい
れば、時刻t4が到来した後に、判別器25によって誤
差データEr2がこの区間の区間データとしてデータメ
モリ11の0番地に格納される。
第2図の時刻t1の時点からキャプスタンモータIが一
回転して、時刻tllが到来すると、リングカウンタ1
0のカウント値は再び0となり、時刻t2が到来した後
にデータメモリ11のO番地に格納された区間データB
rOが選択される。
回転して、時刻tllが到来すると、リングカウンタ1
0のカウント値は再び0となり、時刻t2が到来した後
にデータメモリ11のO番地に格納された区間データB
rOが選択される。
この時点のカウンタ20のカウント値をN (2P)と
すると、誤差データの値Er (2P)は次式によって
導出される。
すると、誤差データの値Er (2P)は次式によって
導出される。
Er(2F)=N(2F)−(Rs−Era) =・
・=I81また、第3加算器23での加算結果C(2P
)は、C(2P) = E r (2P) −E r
0−N (2P) −Rs −
・・・f91真の誤差fi C(2P)があらかじめ定
めた範囲を越えていれば、これまでと同様に、判別器2
5によって誤差データE r (2P)がこの区間の区
間データとしてデータメモリ11のθ番地に格納される
。
・=I81また、第3加算器23での加算結果C(2P
)は、C(2P) = E r (2P) −E r
0−N (2P) −Rs −
・・・f91真の誤差fi C(2P)があらかじめ定
めた範囲を越えていれば、これまでと同様に、判別器2
5によって誤差データE r (2P)がこの区間の区
間データとしてデータメモリ11のθ番地に格納される
。
結局、第1図に示したモータの回転速度制御装置におい
ても、第1加算器21.第2加算器22゜第3加算器2
32判別器25.リングカウンタ10、データメモリ1
1によって第8図の装置と同じ効果が得られる繰り返し
コントローラが構成されており、キャプスタンモータ1
が周期的な回転速度の変動要因を有していたとすると、
データメモリ11から出力される区間データはリングカ
ウンタ10のカウント値の変化に応じて第2図Cのよう
に周期的に変化し、誤差データの周期的変動成分はすべ
てデータメモリ11に吸収されることになる。
ても、第1加算器21.第2加算器22゜第3加算器2
32判別器25.リングカウンタ10、データメモリ1
1によって第8図の装置と同じ効果が得られる繰り返し
コントローラが構成されており、キャプスタンモータ1
が周期的な回転速度の変動要因を有していたとすると、
データメモリ11から出力される区間データはリングカ
ウンタ10のカウント値の変化に応じて第2図Cのよう
に周期的に変化し、誤差データの周期的変動成分はすべ
てデータメモリ11に吸収されることになる。
次に、第1図の速度誤差推定ブロック3oの動作につい
て、第3図のフローチャートと第4図の信号波形図をも
とに説明する。なお、第3図は速度誤差推定ブロック3
0の動作を表したフローチャートであり、この中では第
1図のブロック図に示されていないレジスタを使用して
いるが、これは、マイクロプロセッサを用いて各部の動
作を行なわせることを想定したもので、第1メモリ31
゜第2メモリ32ならびにフローチャート内で用いられ
ている第3メモリはいずれもマイクロプロセッサ内のデ
ータメモリを使用することができ、加減算を始めとする
各種の算術演算もマイクロプロセッサが有している算術
論理演算ユニット(ALU)によって実行することがで
きる。また、第4図Aは周波数発電機2の出力信号波形
図、第4図Bは逓倍回路4の出力信号波形図である。
て、第3図のフローチャートと第4図の信号波形図をも
とに説明する。なお、第3図は速度誤差推定ブロック3
0の動作を表したフローチャートであり、この中では第
1図のブロック図に示されていないレジスタを使用して
いるが、これは、マイクロプロセッサを用いて各部の動
作を行なわせることを想定したもので、第1メモリ31
゜第2メモリ32ならびにフローチャート内で用いられ
ている第3メモリはいずれもマイクロプロセッサ内のデ
ータメモリを使用することができ、加減算を始めとする
各種の算術演算もマイクロプロセッサが有している算術
論理演算ユニット(ALU)によって実行することがで
きる。また、第4図Aは周波数発電機2の出力信号波形
図、第4図Bは逓倍回路4の出力信号波形図である。
第3図のブランチ61において逓倍回路4から出力され
る速度信号、すなわち、第4図Bの信号のリーディング
エツジの到来時点であるかどうかを判別し、到来してい
れば処理ブロック62に処理を移し、新たなリーディン
グエツジが到来していなければブランチ66に処理を移
す。
る速度信号、すなわち、第4図Bの信号のリーディング
エツジの到来時点であるかどうかを判別し、到来してい
れば処理ブロック62に処理を移し、新たなリーディン
グエツジが到来していなければブランチ66に処理を移
す。
処理ブロック62では第1図の第1メモリ31に格納さ
れているデータを第2メモリ32に転送した後に、第1
加算器21から出力される区間あたりの平均誤差データ
を第1メモリ31に格納している。
れているデータを第2メモリ32に転送した後に、第1
加算器21から出力される区間あたりの平均誤差データ
を第1メモリ31に格納している。
処理ブロック63では第2メモリ32に格納されている
データの値から第1メモリ31のデータの値を減算して
レジスタに格納し、レジスタの値とあらかじめ準備され
ている予測係数値の乗算を行なってその結果をレジスタ
に再格納し、第1メモリ31に格納されているデータの
値からレジスタの値を減算して、その結果を一時的に待
避させるために、第1図には図示されていない第3メモ
リに格納している。
データの値から第1メモリ31のデータの値を減算して
レジスタに格納し、レジスタの値とあらかじめ準備され
ている予測係数値の乗算を行なってその結果をレジスタ
に再格納し、第1メモリ31に格納されているデータの
値からレジスタの値を減算して、その結果を一時的に待
避させるために、第1図には図示されていない第3メモ
リに格納している。
処理ブロック64では第2メモリ32に格納されている
データの債から第1メモリ31のデータの値を減算して
レジスタに格納し、レジスタの値を2分の1にしている
。
データの債から第1メモリ31のデータの値を減算して
レジスタに格納し、レジスタの値を2分の1にしている
。
処理ブロック65では、第1メモリ31に格納されてい
るデータの値からレジスタの値を1lXL。
るデータの値からレジスタの値を1lXL。
てその結果を出力している。第1図のディジタルフィル
タ6にはこの出力データが供給される。
タ6にはこの出力データが供給される。
この一連の処理の意味を第4図を用いて説明する。第4
図の時刻t5が経過した後に処理ブロック62〜65に
おける処理が行なわれていると仮定すると、処理ブロッ
ク62での処理によって、第1メモリ31には時刻t3
から時刻t5までの区間におけるキャプスタンモータ1
の平均速度誤差に依存したデータが格納され、第2メモ
リ32には時刻t1から時刻t3までの区間における平
均速度誤差に依存したデータが格納される。時刻t1か
ら時刻t5までの速度信号の1サイクルの間のキャプス
タンモータ1の回転速度誤差の瞬時計測値が直線近似で
きるものとすると、第1メモI731に格納されている
データは時刻t4、すなわち、時刻t3と時刻t5の中
間点における瞬時計測値mlを表し、第2メモリ32に
格納さ、れているデータは時刻t2における瞬時計測値
m2を表すことになる。したがって、第4図の時刻t5
における瞬時計測値の推定値ROは以下の演算を実行す
ることによって求まり、この演算は処理ブロック64と
処理ブロック65において行なわれる。
図の時刻t5が経過した後に処理ブロック62〜65に
おける処理が行なわれていると仮定すると、処理ブロッ
ク62での処理によって、第1メモリ31には時刻t3
から時刻t5までの区間におけるキャプスタンモータ1
の平均速度誤差に依存したデータが格納され、第2メモ
リ32には時刻t1から時刻t3までの区間における平
均速度誤差に依存したデータが格納される。時刻t1か
ら時刻t5までの速度信号の1サイクルの間のキャプス
タンモータ1の回転速度誤差の瞬時計測値が直線近似で
きるものとすると、第1メモI731に格納されている
データは時刻t4、すなわち、時刻t3と時刻t5の中
間点における瞬時計測値mlを表し、第2メモリ32に
格納さ、れているデータは時刻t2における瞬時計測値
m2を表すことになる。したがって、第4図の時刻t5
における瞬時計測値の推定値ROは以下の演算を実行す
ることによって求まり、この演算は処理ブロック64と
処理ブロック65において行なわれる。
さて、第4図の時刻t3.t5.t6の関係は以下のよ
うに設定されている。
うに設定されている。
すなわち、時刻t5から時刻t6までの時間は時刻t3
から時刻t5までの時間の半分になるように設定されて
いる。したがって、時刻t3から時刻t6までの間にキ
ャプスタンモーターの回転速度の瞬時誤差が直線的に変
化するなら、時刻t6における瞬時誤差R1は01式で
求まる推定値ROからα〔式の右辺第2項をさらに減算
すればよいことになる。しかしながら、時刻t5での瞬
時誤差の推定値ROが、時刻t3から時刻t5までの間
の実際の平均速度の計測値に基づいて推定できるのに対
して、時刻15時点での時刻t6における瞬時誤差R1
の予測は、時刻t5から時刻t6までの間のキャプスタ
ンモータ1の挙動が未知であることから、あいまい度が
高くなる。事実、時刻t5における推定誤差ROの出力
は、キャプスタンモータ1の慣性モーメントの違いによ
ってその影響度が異なるものの、時刻t6における瞬時
回転速度に影響を与え、実際の瞬時誤差は第4図に示し
たR1の大きさよりも小さくなる。このため、処理ブロ
ック63では、第2メモリ32に格納されているデータ
の値から第1メモリ31のデータの値を減算した値と、
1よりも小さい予測係数の乗算を行なったうえで予測値
を導出している。この予測係数はキャプスタンモータ1
の慣性モーメントなどを反映させた固定値としてあらか
じめ用意しておゆことができる。また、第4図の時刻t
7が経過した時点で、時刻t5から時刻t7までの区間
における平均速度誤差が計測されるので、その時点で予
測係数の値の妥当性を評価して修正していくこともでき
る。
から時刻t5までの時間の半分になるように設定されて
いる。したがって、時刻t3から時刻t6までの間にキ
ャプスタンモーターの回転速度の瞬時誤差が直線的に変
化するなら、時刻t6における瞬時誤差R1は01式で
求まる推定値ROからα〔式の右辺第2項をさらに減算
すればよいことになる。しかしながら、時刻t5での瞬
時誤差の推定値ROが、時刻t3から時刻t5までの間
の実際の平均速度の計測値に基づいて推定できるのに対
して、時刻15時点での時刻t6における瞬時誤差R1
の予測は、時刻t5から時刻t6までの間のキャプスタ
ンモータ1の挙動が未知であることから、あいまい度が
高くなる。事実、時刻t5における推定誤差ROの出力
は、キャプスタンモータ1の慣性モーメントの違いによ
ってその影響度が異なるものの、時刻t6における瞬時
回転速度に影響を与え、実際の瞬時誤差は第4図に示し
たR1の大きさよりも小さくなる。このため、処理ブロ
ック63では、第2メモリ32に格納されているデータ
の値から第1メモリ31のデータの値を減算した値と、
1よりも小さい予測係数の乗算を行なったうえで予測値
を導出している。この予測係数はキャプスタンモータ1
の慣性モーメントなどを反映させた固定値としてあらか
じめ用意しておゆことができる。また、第4図の時刻t
7が経過した時点で、時刻t5から時刻t7までの区間
における平均速度誤差が計測されるので、その時点で予
測係数の値の妥当性を評価して修正していくこともでき
る。
第3図のブランチ66では第2の誤差データの出力点が
到来したか否かを判別しているが、ここでは、第4図の
時刻t5が経過した後に時刻t6の時点が到来するまで
の待ち合わせを行なっている。
到来したか否かを判別しているが、ここでは、第4図の
時刻t5が経過した後に時刻t6の時点が到来するまで
の待ち合わせを行なっている。
第2の誤差データの出力点が到来すれば、処理ブロック
63において第3メモリに待避させた瞬時誤差の予測値
を出力しく処理ブロック67)、処理ブロック68にお
いて、ディジタルフィルタ6にサンプリングを開始させ
る(サンプリングクロックの供給)。
63において第3メモリに待避させた瞬時誤差の予測値
を出力しく処理ブロック67)、処理ブロック68にお
いて、ディジタルフィルタ6にサンプリングを開始させ
る(サンプリングクロックの供給)。
このようにして、第1図の速度誤差推定ブロック30で
は、たとえば第4図の時刻t5と時刻t6の時点におい
て、キャプスタンモータ1の速度誤差の瞬時値が予測器
33による推定値ROと予測値R1として出力されるた
め、実際には時刻t3から時刻t5までの平均速度誤差
を計測しているにもかかわらず、実質的に時間遅れのな
い計測結果を得ることができる。この点について、もう
少し詳しく説明すると、まず、キャプスクンモ−夕1の
回転速度は周波数発電機2によって速度信号に変換され
、移動平均要素を中心に構成されるカウンタ20によっ
てこの速度信号の周期ごとのインターバルが計測される
。カウンタ20の伝達関数Gcは次式で示される。
は、たとえば第4図の時刻t5と時刻t6の時点におい
て、キャプスタンモータ1の速度誤差の瞬時値が予測器
33による推定値ROと予測値R1として出力されるた
め、実際には時刻t3から時刻t5までの平均速度誤差
を計測しているにもかかわらず、実質的に時間遅れのな
い計測結果を得ることができる。この点について、もう
少し詳しく説明すると、まず、キャプスクンモ−夕1の
回転速度は周波数発電機2によって速度信号に変換され
、移動平均要素を中心に構成されるカウンタ20によっ
てこの速度信号の周期ごとのインターバルが計測される
。カウンタ20の伝達関数Gcは次式で示される。
ただし、
2π
ここに、Fck(Hz)はカウンタ20に供給される基
準クロックの周波数、T (see)はサンプリング周
期である。
準クロックの周波数、T (see)はサンプリング周
期である。
カウンタから出力される計測値から基準値が減算され、
その誤差データはディジタルフィルタ6を介して、D−
Aコンバータ7の入カバソファによって構成される0次
ホルダーに供給される。この0次ホルダーの伝達関数は
良く知られているように次式で与えられる。
その誤差データはディジタルフィルタ6を介して、D−
Aコンバータ7の入カバソファによって構成される0次
ホルダーに供給される。この0次ホルダーの伝達関数は
良く知られているように次式で与えられる。
1 − e−2丁
Gh−□ ・・・・・・00
ところが、第1図の装置では、第4図の信号波形図から
もわかるように、時刻t5の時点において、時刻t3か
ら時刻t5までの間の平均速度を計測した結果から推定
と予測によって時刻t5と時刻t6の時点の速度誤差の
瞬時値を導出しているので、■式の移動平均要素(ホル
ダーと同一の伝達関数、)が相殺され、さらに041式
におけるサンプリング周期Tが等測的に2分の1になる
。これによって、速度制御系の応答特性が改善されるだ
けでなく、繰り返しコントローラの学習過程が短縮され
る。このことを再び第10図に戻って説明すると、第1
0図の時刻tQから時刻t1までの間の取り込み過程に
おいて、誤差データの周期的なパターンを取り込んでい
るにもかかわらず、時刻t1から時刻t3にかけての2
回の学習過程を経なければ速度変動が最小の状態に到達
しないのは、非周期的な外乱の影響もさることながら、
取り込み過程において収集した誤差パターンを出力する
過程において時間遅れ(位相遅れ)が生じたことによる
ところが大きい。つまり、第8図の従来装置では、第4
図の時刻t3から時刻t5までの間に計測した誤差デー
タをそのまま時刻t5から時刻t7までの区間に反映さ
せる構成となっているため、この区間におけるキャプス
タンモータ1の実際の回転速度と、その間に出力されて
いる誤差データの間にずれが発生して、多くの学習過程
を必要とする。これに対して、第1図の装置では、各区
間に出力される誤差データとその区間でのキャプスタン
モータ1の回転速度の間のずれを最小にするような速度
誤差推定ブロック30を備えているので、これまでより
も早期に速度変動を最小値に収束させることができる。
ところが、第1図の装置では、第4図の信号波形図から
もわかるように、時刻t5の時点において、時刻t3か
ら時刻t5までの間の平均速度を計測した結果から推定
と予測によって時刻t5と時刻t6の時点の速度誤差の
瞬時値を導出しているので、■式の移動平均要素(ホル
ダーと同一の伝達関数、)が相殺され、さらに041式
におけるサンプリング周期Tが等測的に2分の1になる
。これによって、速度制御系の応答特性が改善されるだ
けでなく、繰り返しコントローラの学習過程が短縮され
る。このことを再び第10図に戻って説明すると、第1
0図の時刻tQから時刻t1までの間の取り込み過程に
おいて、誤差データの周期的なパターンを取り込んでい
るにもかかわらず、時刻t1から時刻t3にかけての2
回の学習過程を経なければ速度変動が最小の状態に到達
しないのは、非周期的な外乱の影響もさることながら、
取り込み過程において収集した誤差パターンを出力する
過程において時間遅れ(位相遅れ)が生じたことによる
ところが大きい。つまり、第8図の従来装置では、第4
図の時刻t3から時刻t5までの間に計測した誤差デー
タをそのまま時刻t5から時刻t7までの区間に反映さ
せる構成となっているため、この区間におけるキャプス
タンモータ1の実際の回転速度と、その間に出力されて
いる誤差データの間にずれが発生して、多くの学習過程
を必要とする。これに対して、第1図の装置では、各区
間に出力される誤差データとその区間でのキャプスタン
モータ1の回転速度の間のずれを最小にするような速度
誤差推定ブロック30を備えているので、これまでより
も早期に速度変動を最小値に収束させることができる。
このため、データメモリ11に格納されている誤差パタ
ーンと新たに格納しようとする誤差パターンの間に殆ど
差異がなくなれば、必要に応じて、判別器25によって
繰り返しコントローラを制御系から切り離す(新たな誤
差データの格納を中止する。)こともできる。
ーンと新たに格納しようとする誤差パターンの間に殆ど
差異がなくなれば、必要に応じて、判別器25によって
繰り返しコントローラを制御系から切り離す(新たな誤
差データの格納を中止する。)こともできる。
さて、第5図は本発明の別の実施例を示したモータの回
転速度制御装置のブロックダイアダラムであり、リング
カウンタ10.データメモリ11゜加算器9によって構
成された繰り返しコントローラは従来例の第5図の装置
と同じになっている。
転速度制御装置のブロックダイアダラムであり、リング
カウンタ10.データメモリ11゜加算器9によって構
成された繰り返しコントローラは従来例の第5図の装置
と同じになっている。
第5図の装置における速度誤差推定ブロック30の動作
は第1図の場合と同じであるので説明は省略するが、第
1図の判別器25がデータメモリ11に格納されている
誤差パターンと新たに格納しようとする誤差パターンの
間に殆ど差異がなくなれば、繰り返しコントローラを制
御系から切り離す機能を有しているのに対して、第5図
の判別器26は、FG信号増幅器3の出力信号のサイク
ル数をカウントすることによってキャプスタンモータ1
の回転が何周期目であるかを判別して、適当なタイミン
グで繰り返しコントローラを切り離すように構成されて
いる。第5図の判別器26による繰り返しコントローラ
の切り離しがキャプスタンモータlの一回転周3IJI
後に行なわれるように設定したとすると、これは、第1
0図の時刻t1の段階で繰り返しコントローラを切り離
すことを意図したことになり、その場合にはキャプスタ
ンモータ1の一回転後に第9図のブロックが制御系から
切り離されるので、非繰り返し制御の形態をとることに
なる。もちろん、第5図に示した装置においても速度誤
差推定ブロック3oによって、きわめて短時間で最小の
速度変動の状態に収束することはいうまでもない。
は第1図の場合と同じであるので説明は省略するが、第
1図の判別器25がデータメモリ11に格納されている
誤差パターンと新たに格納しようとする誤差パターンの
間に殆ど差異がなくなれば、繰り返しコントローラを制
御系から切り離す機能を有しているのに対して、第5図
の判別器26は、FG信号増幅器3の出力信号のサイク
ル数をカウントすることによってキャプスタンモータ1
の回転が何周期目であるかを判別して、適当なタイミン
グで繰り返しコントローラを切り離すように構成されて
いる。第5図の判別器26による繰り返しコントローラ
の切り離しがキャプスタンモータlの一回転周3IJI
後に行なわれるように設定したとすると、これは、第1
0図の時刻t1の段階で繰り返しコントローラを切り離
すことを意図したことになり、その場合にはキャプスタ
ンモータ1の一回転後に第9図のブロックが制御系から
切り離されるので、非繰り返し制御の形態をとることに
なる。もちろん、第5図に示した装置においても速度誤
差推定ブロック3oによって、きわめて短時間で最小の
速度変動の状態に収束することはいうまでもない。
ところで、第2図に示したタイミングチャートによれば
、データメモリ11には周波数発電機2の出力信号の一
回転あたりのサイクル数に等しいだけのアドレス数を必
要とするが、多くの場合、このアドレス数は少なくする
ことができる。たとえば、キャプスタンモータ1が3相
全波型のダイレクトドライブ形式の無整流子モータで、
回転子磁極数が8であり、キャプスタンモータ1に直結
された周波数発電機2の出力信号の一回転あたりのサイ
クル数が357であったとすると、キャプスタンモータ
1には一回転あたり24サイクルのトルクリップルが発
生するが、繰り返し制御によりこれを抑制するためには
、一回転あたり48種類以上のデータを用意しておけば
よく、データメモリ11のアドレス数は357の公約数
である51に設定すればよい、もちろん、データメモリ
11のアドレス数を削減したとしても速度誤差推定ブロ
ック30を備えることによって、短い時間で速度変動を
最小値に収束させるという本発明の効果が失われるもの
ではない。
、データメモリ11には周波数発電機2の出力信号の一
回転あたりのサイクル数に等しいだけのアドレス数を必
要とするが、多くの場合、このアドレス数は少なくする
ことができる。たとえば、キャプスタンモータ1が3相
全波型のダイレクトドライブ形式の無整流子モータで、
回転子磁極数が8であり、キャプスタンモータ1に直結
された周波数発電機2の出力信号の一回転あたりのサイ
クル数が357であったとすると、キャプスタンモータ
1には一回転あたり24サイクルのトルクリップルが発
生するが、繰り返し制御によりこれを抑制するためには
、一回転あたり48種類以上のデータを用意しておけば
よく、データメモリ11のアドレス数は357の公約数
である51に設定すればよい、もちろん、データメモリ
11のアドレス数を削減したとしても速度誤差推定ブロ
ック30を備えることによって、短い時間で速度変動を
最小値に収束させるという本発明の効果が失われるもの
ではない。
また、第1図および第5図の実施例においては、いずれ
も速度誤差推定ブロック30を構成する判別器25ある
いは判別器26によって適当なタイミングで繰り返しコ
ントローラを制御系から切り離すことを前提にして装置
が構成されているが、これまでよりも短い時間で速度変
動を最小値に収束させるという効果だけを期待するなら
、必ずしもこれらの判別器は必要ではない。
も速度誤差推定ブロック30を構成する判別器25ある
いは判別器26によって適当なタイミングで繰り返しコ
ントローラを制御系から切り離すことを前提にして装置
が構成されているが、これまでよりも短い時間で速度変
動を最小値に収束させるという効果だけを期待するなら
、必ずしもこれらの判別器は必要ではない。
発明の効果
以上の説明から明らかなように、本発明のモータの回転
速度制御装置は、キャプスタンモータ1の速度に依存し
た周期を有する速度信号の周期ごとのインターバルを計
測して、前記計測区間における平均測定値を平均速度デ
ータとして出力する平均速度計測手段(カウンタ20)
と、アドレスが前記計測区間に応じて選択され、前記ア
ドレスに前記平均測定値に基づいた区間データが格納さ
れるデータメモリ11と、前記平均速度計測手段からの
出力と基準値と前記データメモリに格納されている区間
データの値を加算して誤差データを出力する誤差検出手
段(第1図の実施例においては第1加算器21と第2加
算器22によって構成され、第5図では第1加算器21
と加算器9によって構成されている。)と、各計測時点
における平均測定値とそれ以前の測定値から前記計測時
点以後に反映させる出力値を推定して推定誤差データと
して出力する速度誤差推定手段(速度誤差推定ブロック
30)と、前記誤差データに基づいて前記モータを駆動
する駆動手段(モータ駆動回路8)を備えているので、
短い時間で速度変動を最小値に収束させることが可能な
装置を実現することができ、大なる効果を奏する。
速度制御装置は、キャプスタンモータ1の速度に依存し
た周期を有する速度信号の周期ごとのインターバルを計
測して、前記計測区間における平均測定値を平均速度デ
ータとして出力する平均速度計測手段(カウンタ20)
と、アドレスが前記計測区間に応じて選択され、前記ア
ドレスに前記平均測定値に基づいた区間データが格納さ
れるデータメモリ11と、前記平均速度計測手段からの
出力と基準値と前記データメモリに格納されている区間
データの値を加算して誤差データを出力する誤差検出手
段(第1図の実施例においては第1加算器21と第2加
算器22によって構成され、第5図では第1加算器21
と加算器9によって構成されている。)と、各計測時点
における平均測定値とそれ以前の測定値から前記計測時
点以後に反映させる出力値を推定して推定誤差データと
して出力する速度誤差推定手段(速度誤差推定ブロック
30)と、前記誤差データに基づいて前記モータを駆動
する駆動手段(モータ駆動回路8)を備えているので、
短い時間で速度変動を最小値に収束させることが可能な
装置を実現することができ、大なる効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例を示すモータの回転速度制御
装置のブロックダイアグラム、第2図は第1図の装置の
動作を説明するタイミングチャート、第3図は第1図の
装置の動作を説明するフローチャート、第4図は第1図
の主要部の信号波形図、第5図は本発明の別の実施例を
示すブロックダイアグラム、第6図は従来例を示すブロ
ックダイアグラム、第7図は第6図の主要部の信号波形
図、第8図は別の従来例を示すブロックダイアグラム、
第9図は操り返しコントローラ部の伝達関数のブロック
図、第10図は第8図の装置の時間応答特性図である。 1・・・・・・キャプスタンモータ、8・旧・・モータ
駆動回路、11・・・・・・データメモリ、20・・・
・・・カウンタ、21・・・・・・第1加算器、22・
・・・・・第2加算器、30・・・・・・速度誤差推定
ブロック。
装置のブロックダイアグラム、第2図は第1図の装置の
動作を説明するタイミングチャート、第3図は第1図の
装置の動作を説明するフローチャート、第4図は第1図
の主要部の信号波形図、第5図は本発明の別の実施例を
示すブロックダイアグラム、第6図は従来例を示すブロ
ックダイアグラム、第7図は第6図の主要部の信号波形
図、第8図は別の従来例を示すブロックダイアグラム、
第9図は操り返しコントローラ部の伝達関数のブロック
図、第10図は第8図の装置の時間応答特性図である。 1・・・・・・キャプスタンモータ、8・旧・・モータ
駆動回路、11・・・・・・データメモリ、20・・・
・・・カウンタ、21・・・・・・第1加算器、22・
・・・・・第2加算器、30・・・・・・速度誤差推定
ブロック。
Claims (1)
- モータの速度に依存した周期を有する速度信号の周期ご
とのインターバルを計測して、前記計測区間における平
均測定値を平均速度データとして出力する平均速度計測
手段と、アドレスが前記計測区間に応じて選択され、前
記アドレスに前記平均測定値に基づいた区間データが格
納されるデータメモリと、前記平均速度計測手段からの
出力と基準値と前記データメモリに格納されている区間
データの値を加算して誤差データを出力する誤差検出手
段と、各計測時点における平均測定値とそれ以前の測定
値から前記計測時点以後に反映させる出力値を推定して
推定誤差データとして出力する速度誤差推定手段と、前
記推定誤差データに基づいて前記モータを駆動する駆動
手段とを具備してなるモータの回転速度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62282434A JP2558752B2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | モータの回転速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62282434A JP2558752B2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | モータの回転速度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01126182A true JPH01126182A (ja) | 1989-05-18 |
JP2558752B2 JP2558752B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=17652363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62282434A Expired - Fee Related JP2558752B2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | モータの回転速度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558752B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03235687A (ja) * | 1990-02-08 | 1991-10-21 | Mitsubishi Electric Corp | 外乱抑圧制御システム |
JPH03101194U (ja) * | 1990-01-29 | 1991-10-22 | ||
JP2010236965A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Hitachi Ltd | 速度検出装置 |
CN103105503A (zh) * | 2012-12-13 | 2013-05-15 | 中国北车集团大连机车车辆有限公司 | 基于磁电式传感器的机车牵引电机转速信号的检测方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS596782A (ja) * | 1982-07-01 | 1984-01-13 | Hitachi Ltd | 電動機のデイジタル速度制御装置 |
-
1987
- 1987-11-09 JP JP62282434A patent/JP2558752B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS596782A (ja) * | 1982-07-01 | 1984-01-13 | Hitachi Ltd | 電動機のデイジタル速度制御装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03101194U (ja) * | 1990-01-29 | 1991-10-22 | ||
JPH03235687A (ja) * | 1990-02-08 | 1991-10-21 | Mitsubishi Electric Corp | 外乱抑圧制御システム |
JP2010236965A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Hitachi Ltd | 速度検出装置 |
CN103105503A (zh) * | 2012-12-13 | 2013-05-15 | 中国北车集团大连机车车辆有限公司 | 基于磁电式传感器的机车牵引电机转速信号的检测方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2558752B2 (ja) | 1996-11-27 |
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---|---|---|---|
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