JPH01124484A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH01124484A
JPH01124484A JP28138087A JP28138087A JPH01124484A JP H01124484 A JPH01124484 A JP H01124484A JP 28138087 A JP28138087 A JP 28138087A JP 28138087 A JP28138087 A JP 28138087A JP H01124484 A JPH01124484 A JP H01124484A
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balls
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パチンコ遊技機やコイン遊技機等で代表され
る弾球遊技機に関し、詳しくは、遊技盤上に配設され、
遊技者にとって有利となる第1の状態と遊技者にとって
不利となる第2の状態に変化自在な可変入賞球装置と、
該可変入賞球装置を駆動する電気的駆動源と、該電気的
駆動源を駆動制御する駆動制御手段とを備えた弾球遊技
機に関する。
[従来の技術] この種の弾球遊技機において、従来から一般的に知られ
ているものに、たとえば、第12a図。
第12b図および第13a図1第13b図に示すものが
あり、可変入賞球装置416内に形成された仕切部材4
70により、特定入賞口472と通常入賞口474a、
474bが形成されていた。
そして、前記特定入賞口に入賞した特定入賞下を特定入
賞玉検出装置476により検出し得るように構成すると
ともに、通常入賞口474a、474bおよび特定入賞
口472に入賞した全入貸玉を全入貸玉集合通路478
により1カ所に誘導して集合させ、全入賞玉検出器48
0により検出していた。なお、前記特定入賞玉検出装置
476は、反射板494からの反射光をフォトセンサ4
96で検出するという従来から周知の光学的検出装置で
ある。そして、開閉板454が開成して第1の状態に変
化している可変入賞球装置内へ進入した打玉が、特定入
賞口472に入賞して特定入賞玉検出装置476で検出
されれば、その検出出力に基づいて可変入賞球装置を直
ちにあるいは所定期間経過した後に第2の状態としその
後再度節1の状態となるように繰返し継続制御し、また
、前記全入賞玉検出器480の検出出力に基づいて可変
入賞球装置内に入賞した打玉が所定個数(たとえば10
個)に達したと判断されれば、可変入賞球装置を第2の
状態に切換えるよう制御していた。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、この種従来の弾球遊技機においては、特定入
賞下および複数の通常入賞口から入賞した通常入賞下が
すべて1カ所に集合されて全入賞玉検出器480で検出
されるため、全入賞玉検出器480に過大な負担をかけ
て検出不良が生じるおそれがあるばかりでなく、多くの
入賞上の1カ所への集合に起因して玉詰まりが生じる欠
点があった。
本発明は、かかる実情に鑑み、多くの入賞上の1カ所へ
の集合に起因した検出器の負担を軽減するとともに玉詰
まりを極力防止することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る弾球遊技機は、 可変入賞球装置が、 入賞空間と、 該入賞空間に配設された特定入賞口および複数の通常入
賞口とを含み、 前記弾球遊技機は、 前記特定入賞口に入賞した特定入賞下を検出する特定入
賞玉専用通路と、 前記複数の通常入賞口に入賞した通常入賞下を集合する
通常入賞上集合通路と、 前記通常入賞上集合通路によって集合した通常入賞下を
検出する通常入賞玉検出手段とを含むとともに、 前記特定入賞口に入賞した特定入賞下が通常入賞上向に
混入して前記通常入賞玉検出手段によって検出されない
よう特定入賞玉専用通路が備えられ、 前記駆動制御手段は、 前記特定入賞玉専用通路および前記通常入賞玉検出手段
の両検出出力が入力されて、特定入賞下と通常入賞上と
の和の合計が所定の一定数に達したことを判定する一定
数判定手段を含むとともに、前記可変入賞球装置が第1
の状態のときに前記特定入賞玉専用通路の検出出力があ
ることに基づいて前記可変入賞球装置が一旦第2の状態
になった後再度第1の状態となるように前記電気的駆動
源を駆動制御し、少なくとも前記一定数判定手段による
一定数に達したことの判定結果に基づいて前記可変入賞
球装置が第2の状態となるように前記電気的駆動源を駆
動制御することを特徴とする。
[作用] 特定入賞口に入賞した特定入賞圧が、特定入賞玉専用通
路により誘導されるため、通常入賞子と混ざり合うこと
がなく通常入賞玉検出手段によって検出されることがな
い。ゆえに、通常入賞玉検出手段には、可変入賞球装置
内に入賞した全入賞子のうち通常入賞子のみが集合され
検出されることとなり、その分検出負担が軽減されると
ともに玉詰まりを極力防止し得る。
しかも、特定入賞玉専用通路によって誘導された特定入
賞圧は特定入賞玉専用通路により検出され、その検出出
力と通常入賞玉検出手段からの検出出力とに基づいて、
一定数判定手段により特定入賞圧と通常入賞子との和の
合計が所定の一定数に達したことが判定され、この判定
結果に基づいて可変入賞球装置を第2の状態に切換える
よう制御しているため、結局、可変入賞球装置内への全
入賞子の合計が予め定める一定数に達すれば第1の状態
にある可変入賞球装置が第2の状態に切換わる。また、
特定入賞玉専用通路の検出出力により、可変入賞球装置
を再度節1の状態にするという繰返し継続制御も行なわ
れる。
[発明の実施例] 次に、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施例では弾球遊技機の一例であるパチンコ遊技機に
基づいて説明するが、本願発明はこれに限らずコイン遊
技機等、玉を弾いて遊技を行なうものすべてを含む。
第1の実施例 第1図は弾球遊技機の一例であるパチンコ遊技機10を
示す全体正面図である。パチンコ遊技機10の遊技盤1
4には、そのほぼ中央位置に可変表示装置20が設けら
れているとともに、その下方位置に可変入賞球装置16
が配設されている。
また、遊技盤14には、複数の入賞装置26a。
26b、28a、28bが設けられているとともに、始
動入賞口18a、18b、18cが設けられている。そ
して、この始動入賞口18a、18b、18cのいずれ
かにパチンコ玉が入賞することにより、前記可変表示装
置20の可変表示部22a、  22b、22cが可変
表示を開始し、所定期間の経過またはその期間内におけ
る遊技者のストップスイッチ36の操作により停止する
よう制御される。なお、この可変表示部22 a 、2
2 b 。
22cは、常時可変表示しており、前記始動入賞口18
a、18b、18cのいずれかへのパチンコ玉の入賞に
より停止制御されるよう構成してもよい。そして、この
可変表示部22a、22b。
22cの停止した後の表示態様が予め定める組合わせ(
たとえば777)となった場合に、前記可変入賞球装置
16の開閉板54を開成させる大当り制御が行なわれる
。この開閉板54の開成は、後述するように、所定時間
(たとえば30秒間)の経過または打玉の所定個数(た
とえば10個)の入賞のうちいずれか早い方の条件が成
立することにより終了し、開閉板54が閉成されるよう
制御される。この可変入賞球装置16内へのパチンコ玉
の入賞個数がディジタル表示器86により表示される。
なお、°前記可変表示装置20は、可変表示部が1つの
みまたは2つのものまたは4つ以上設けられているもの
でもよい。
図中、32は前面枠12に設けられているランプであり
、大当り状態や後述するように不正行為の発生等異常事
態を知らせるためのものである。
また、図中34はスピーカであり効果音の発生や不正行
為の発生に伴う警報音の発生を行なうためのものである
。また30a、30bは各種遊技状態に応じて点灯また
は点滅するランプである。24はディジタル表示器であ
り、後述する可変入賞球装置16の繰返し継続制御にお
ける継続回数を表示するものである。また、前記可変入
賞球装置16、入賞装置28a、28b、26a、26
bや始動入賞口18a、18b、18cにより入賞領域
が構成されている。
第2図はパチンコ遊技機10の一部内部構造を示す全体
背面図である。
図中46は打球モータであり、パチンコニを1つずつ遊
技盤(第1図参照)上に打込むためのものである。また
、打込まれたパチンコニが始動入賞口18a、18b、
18c (第1図参照)内に入賞すれば、始動入賞玉検
出器42a、42b。
42cにより検出される。図中38は入賞玉集合カバー
であり、前記入賞領域から入賞した入賞玉を所定箇所に
誘導して集合させるものである。また図中40は可変入
賞球装置本体である。44は電気的駆動源の一例として
のソレノイドであり、前記可変入賞球装置16の開閉板
54を開成駆動するためのものである。なお、電気的駆
動源はソレノイド44に限らずモータであってもよい。
第3図は可変入賞球装置16の縦断面図であり、開閉板
54の駆動機構を説明するためのものである。第4図は
可変入賞球装置16の一部内部構造を示す正面図である
。第5a図および第5b図は可変入賞球装置16内に入
賞したパチンコニの移動軌跡を示す説明図である。第6
a図および第6b図は可変入賞球装置16内に入賞した
パチンコニの移動軌跡を示す縦断面図である。
次に、第3図ないし第6a図、第6b図に基づいて可変
入賞球装置の構造および作用を説明する。
まず、第3図に示すように、可変入賞球装置16はその
取付基板48により遊技盤14に取付けられている。可
変入賞球装置16には開口部50が形成されている。そ
の開口部50を閉塞し得る開閉板54が回動軸56によ
り回動自在に枢支されている。そして、ソレノイド44
のプランジャ66に固定されている作動板68の先端が
、前記開閉板54の係合溝64内に挿入されており、ソ
レノイド44の作動により、プランジャ66が伸縮し、
作動板68が上下に移動することにより、開閉板54を
その回動軸56を中心として回動させ、開口部50が閉
塞される開成状態と開口部50が開放される開成状態と
に切換わるよう構成されている。この開閉板54の開成
状態で、パチンコニが可変入賞球装置内に入賞しやすく
なり遊技者にとって有利となる第1の状態が構成され、
開閉板54の閉成状態で、パチンコニが可変入賞球装置
16内に入賞できない遊技者にとって不利となる第2の
状態が構成されている。なお、この第2の状態はパチン
コニが全く可変入賞球装置16内に入賞できないものに
限らず、入賞しにくいすなわち入賞確率が極めて低いも
ので構成してもよい。なお、図中62は開成位置規制突
片であり、開閉時の開閉板54の開成位置規制突片60
と接当することにより、開閉板54の開成角度を規制し
ている。また図中58はガイド隆起部であり、開閉板5
4から入賞したパチンコニを可変入賞球装置16内にス
ムーズに誘導するとともに、開閉板54の強度を向上さ
せるためのものである。また、開閉板54が閉成してい
る場合に、上方から落下してきたパチンコニは包囲枠8
4に一旦衝突し、その後案内レール等に落下するよう構
成されており、この包囲枠84への衝突によりパチンコ
ニの落下速度を緩和させ、案内レール等へのパチンコニ
の落下に伴う損傷を極力防止し得るよう構成されている
。またこの包囲枠84の前面側には前面飾り板82が取
付けられている。さらに、可変入賞球装置16の上方部
分に始動入賞口18aが一体的に設けられている。また
、図中83は方向変換部材であり、可変入賞球装置内に
入賞したパチンコニのうち通常入賞玉の移動方向を変化
させて入賞玉集合カバー38側にスムーズに誘導するた
めのものである。
第4図に示すように、可変入賞球装置内には入賞空間5
2が形成されており、この入賞空間52内に、特定入賞
口(Vポケット)72と、通常入賞ロア4a、74bが
形成されている。この特定入賞ロア2と左右の通常入賞
ロア4a、74bは、仕切部材70により仕切られてい
る。入賞空間52内に入賞したパチンコニは、前記特定
入賞ロア2に入賞(V入賞)するかまたは左右の通常入
賞ロア4a、74bのいずれかに入賞する。特定入賞ロ
ア2に入賞したパチンコニは特定人賞玉検出手段の一例
である特定入賞玉検出器102で検出され、また、通常
入賞ロア4a、74bに入賞したパチンコ玉は、通常入
賞玉集合通路103によって1カ所に集合されて、通常
入賞玉検出手段の一例である通常入賞玉検出器104に
より検出される。これら特定入賞玉検出器102や通常
入賞玉検出器104はパチンコ玉の通過に伴う磁気の変
化を検出するいわゆる近接スイッチで構成されているが
、本発、明はそれに限らず、リミットスイッチや投光器
と受光器等からなる光学スイッチ等を含み、パチンコ玉
の通過が検出し得るスイッチであれば何でもよい。また
、図中86はディジタル表示器であり、前記包囲枠84
によりパチンコ玉の衝突から保護されている。
なお、前記特定入賞玉専用通路と通常入賞玉検出手段を
可変入賞球装置に対し一体的に設ける代わりに、両者を
たとえば入賞玉集合カバーに設ける等、可変入賞球装置
と別体に設けてもよく、あるいは、雨検出手段のうちい
ずれか一方のみを別体に設けてもよい。
第5a図に示すように、特定入賞口(Vポケット)72
に入賞したパチンコ玉は通常入賞玉検出器路103上に
落下することなく誘導される。す。
なわち、第6a図に示すように、特定入賞ロア2に入賞
するパチンコ玉は、誘導樋98により遊技盤裏面側に誘
導されて、特定入賞上専用通路100内に進入し、下方
に落下して特定入賞玉検出器102により検出された後
に入賞玉集合カバー38内に落人する。
次に、第5b図および第6b図に示すように、入賞玉7
4a、74bに入賞したパチンコ玉は通常入賞玉集合通
路103により1カ所に集合されて、通常入賞玉検出器
104により検出される。
なお、本実施例では開閉板54が前方に開成する可変入
賞球装置を示したが、本発明はこれに限らず、左右一対
の開閉翼片がそれぞれ左右外側方に開閉するもの、ある
いは、左右一対の摺動部材がそれぞれ左右外側方に摺動
して出退するものでもよいつ 第7図はこの発明の制御回路の全体の構成を示すブロッ
ク図である。
マイクロコンピュータ106は以下に述べるようなパチ
ンコ遊技機全体の動作を制御する機能を有する。このた
めに、マイクロコンピュータ1゜6は、たとえば数チッ
プのLSIで構成されており、その中には制御動作を所
定の手順で実行することノテきるMPU108と、MP
U108(7)動作プログラムデータを格納するROM
110と、必要なデータの書込みおよび読出しができる
RAM112とを含む。
さらに、マイクロコンピュータ106は入力信号を受け
てMPU108に入力データを与える入力回路114と
MPU108からの出力データを受けて外部に出力する
出力回路116と、MPU108から音データを受ける
サウンドジェネレータ118と、電源投入時にMPU1
08にリセットパルスを与えるパワーオンリセット回路
120と、MPU108にクロック信号を与えるクロッ
ク発生回路122と、クロック発生回路122からのク
ロック信号を分周して割込パルスを定期的にMPU10
8に与えるパルス分周回路(割込パルス発生回路)12
4と、MPU108からのアドレスデータをデコードす
るアドレスデコード回。
路126とを含む。
MPU108はパルス分周回路124から定期的に与え
られる割込パルスに応じて、割込制御ルーチンの動作を
実行することが可能となる。また、アドレスデコード回
路126はMPU108からのアドレスデータをデコー
ドし、ROMI 10゜RAMI 12.入力回路11
4.出力回路116゜サウンドジェネレータ118にそ
れぞれチップセレクト信号を与える。
なお、この実施例では、ROM110は、その内容の書
き換え、すなわち、必要が生じた場合には、その中に格
納されたMPU108のためのプログラムデータを変更
することができるように、プログラマブルROMが用い
られている。そして、MPU108はこのROMI 1
0内に格納されたプログラムデータに従って、かつ以下
に述べる各制御信号の入力に応答して、可変人賞球装置
16等に対して制御信号を与える。
マイクロコンピュータ106には、入力信号として、次
のような信号が与えられる。
まず、パチンコ玉の始動入賞に伴う始動入賞玉検出器4
2 a、 42 b、 42 cがONしたことに応答
して、始動入賞玉検出回路128から始動入賞玉検出信
号がマイクロコンピュータ106に与えられる。ストッ
プスイッチ36の操作に基づいて、ストップ信号がスト
ップ回路130からマイクロコンピュータ106に与え
られる。パチンコ玉が特定入賞ロア2に入賞して特定入
賞玉検出器102がONしたことに応答して、特定入賞
玉検出回路132から特定入賞玉検出信号がマイクロコ
ンピュータ106に与えられる。通常入賞玉検出器10
4の検出出力に応答して、通常入賞玉検出回路133か
ら通常入賞玉検出信号がマイクロコンピュータ106に
与えられる。可変表示装置20に設けられている受光器
150a〜150dの検出出力に応答して、受光器回路
134から受光信号がマイクロコンピュータ106に与
えられる。
また、マイクコンピュータ106は以下の回路および装
置に制御信号を与える。まず、モータ回路136を介し
て可変表示装置駆動用のモータ158にモータ駆動信号
を与え、また、ソレノイド回路138を介してドラムソ
レノイドA(160)、B (162)、C(164)
のそれぞれにソレノイド駆動信号を与えて可変表示装置
の可変表示部のロックおよびロック解除を行なう。これ
により、可変表示装置20内の可変表示部22a、22
b、22C(第1図参照)の回転制御を行なう。
次に、投光器回路140を介して投光器166a〜16
6dを点灯させるための制御信号を出力する。この投光
器166a〜166dと前記受光器150a〜150d
とにより、停止した可変表示装置の表示態様が予め定め
る組合せ(例えば777)になったか否かを判定する。
さらに、ソレノイド回路141を介してソレノイド44
にソレノイド駆動信号を与え、可変入賞球装置16の開
閉板54(第3図参照)の開閉制御を行なう。このソレ
ノイド回路141とマイクロコンピュータ106とによ
り、可変入賞球装置を駆動制御する駆動制御手段が構成
されている。次に、ランプ回路142を介してランプ3
0a、30b、32,174.176.178 (17
4,176,178は図示なし)それぞれにランプ点灯
のための制御信号を与える。なおこれらランプはLED
でもよい。また、LED回路144を介して可変表示装
置20に設けられた始動入賞記憶表示のためのしED1
80,182,184,186 (図示なし)を点灯さ
せるための制御信号を出力し、ディジタル表示駆動回路
146を介してディジタル表示器24.86をディジタ
ル表示させるための制御信号を出力する。さらに、アン
プ148を介してスピーカ34から音を発生させるため
の制御信号を出力する。なお、上記構成の各回路には、
電源回路188から所定の直流電流が供給される。
第8a図および第8b図はこの発明の一実施例の動作を
説明するためのフロー図である。 。
次に、第1図ないし第8a図、第8b図を参照して、こ
のパチンコ遊技機の具体的な動作を説明する。
まず、第8a図に示すように、電源が投入されてイニシ
ャライズされた後に、種々の判断および処理のプログラ
ムが実行されるのであるが、その間に、所定の短時間(
たとえば4m5ec)ごとに1回第8b図に示す割込プ
ログラムが実行される。この割込プログラムは、まずス
テップS30により、始動入賞玉検出器がONになった
か否かの判断がなされ、NOと判断された場合は割込が
終了する。また、始動入賞玉検出スイッチがONになっ
たと判断された場合は、ステップS31に進み、始動入
賞記憶カウンタの値が「4」であるか否かの判断がなさ
れ、「4」であると判断された場合はその時点で割込が
終了する。一方、「4」でないすなわち未だに始動入賞
記憶カウンタの値が「4」に達していないと判断された
場合はステップS32に進み、始動入賞記憶カウンタを
1インクリメントした後刻込みが終了する。このステッ
プS31による判断は、始動入賞記憶カウンタの記憶直
の上限が「4」と定められているために、それ以上の記
憶を防止するためである。この割込プログラムが逐次実
行されながら第8a図に示すプログラムが実行される。
第8a図において、まずステップS1により始動入賞記
憶カウンタの値が「0」であるか否かの判断がなされ、
「0」であると判断された場合は始動入賞記憶カウンタ
の値が「0」でなくなるまで待機する。そして、「0」
でなくなった場合すなわち「1」以上となった場合はN
Oの判断がなされ、ステップS2に進み始動入賞記憶カ
ウンタを1デイクリメントし、可変表示装置による可変
表示を開始する。次に、ステップS3に進みストップス
イッチがONに操作されたか否かの判断がなされ、未だ
に操作されていないと判断された場合はステップS4に
進み、可変表示開始後5秒経過したか否かの判断がなさ
れ、未だに5秒経過していないと判断された場合は再び
前記ステップS3に戻るDO小ループ形成されている。
このDo小ループ巡回途中で遊技者によってストップス
イッチが操作された場合には、ステップS3により、Y
ESの判断がなされ、ステップS5に進み可変表示が停
止される。また、遊技者によるストップスイッチの操作
が行なわれ。
ることなく可変表示開始後5秒経過した場合には、ステ
ップS4によりYESの判断がなされ、ステップS5に
進み同様に可変表示の停止がなされる。
次に、ステップS6に進み、大当りの図柄の組合わせか
否かの判断がなされ、大当りの図柄の組合わせでないと
判断された場合は再び前記ステップS1に戻る。また大
当りの図柄の組合わせであると判断された場合はステッ
プS7に進み、可変入賞球装置の開閉板を開成させ、開
成回数カウンタを1インクリメントする。次に、ステッ
プS8に進み、特定入賞玉検出器がONになったか否か
の判断がなされ、ONになったと判断された場合はステ
ップS9に進み、10カウントカウンタを1インクリメ
ントし、■入賞個数カウンタを1インクリメントする処
理がなされる。さらに、ステップS10に進み、開成回
数カウンタの値が「10」であるか否かの判断がなされ
、「10」でないと判断された場合はステップS11に
進み、■入賞記憶があるか否かの判断がなされ、■入賞
記憶がないと判断された場合はステップS12に進み、
■入賞記憶処理がなされた後にステップ313に進む。
このステップS12によるV入賞記憶処理は1.パチン
コ玉のV入賞に基づいて、可変入賞球装置が所定時間(
たとえば30秒間)の経過または所定個数(たとえば1
0個)の入賞に基づいて一旦第2の状態に切換わった後
再度可変人賞球装置を第1の状態に切換制御するいわゆ
る繰返し継続制御を行なわせるためのものである。また
、ステップ31.0により、開成回数カウンタの値が「
10」であると判断された場合はステップS12による
処理を行なうことなく直接ステップ813に進む。これ
は、前記繰返し継続制御の行なわれる回数が10回と予
め制限されているために、10回以上の繰返し継続制御
を行なわせないためのものである。さらに、ステップS
11により、■入賞記憶があると判断された場合はステ
ップS12による処理を行なうことなく直接ステップS
13に進む。これは、■入賞記憶の上限が1回と定めら
れているために、それ以上のV入賞記憶を行なわせない
ようにするためのものであるが、本1発明はこれに限ら
ず、2回以上V入賞記憶をしてもよい。
次に、ステップ313により、通常入賞玉検出器がON
になったか否かの判断がなされ、ONになったと判断さ
れた場合はステップS14に進み、10カウントカウン
タの値を1インクリメントした後ステップS15に進む
。ステップS15では10カウントカウンタの値が「1
0」であるか否かの判断がなされ、「10」でないと判
断された場合はステップS16に進む。このステップS
15により、特定入賞玉と通常入賞下との和の合計が所
定の一定値(この場合では10個)に達したことを判定
する一定数判定手段が構成されている。
次にステップS16では開閉板の開成後30秒経過した
か否かの判断がなされ、未だに30秒経過していないと
判断された場合は前記ステップS8に戻るDO小ループ
形成されている。そして、前記ステップS15によりY
ESの判断がなされた場合またはステップS16により
YESの判断がなされた場合はステップS17に進み、
開閉板を閉成する処理がなされた後にステップS18に
進む。ステップ318では、10カウントカウンタの値
とV入賞個数カウンタの値とが等しいか否かの判断がな
され、等しくないと判断された場合はステップS19に
進みV入賞記憶があるか否かの判断がなされ、■入賞記
憶があると判断された場合はステップS20に進み、■
入賞記憶のクリア。
10カウントカウンタのクリアおよびV入賞個数カウン
タのクリアの各処理がなされた後に再び前記ステップS
7に進み、開閉板を開成させ可変入賞球装置を再び第1
の状態にする繰返し継続制御が行なわれる。一方、ステ
ップS19により、■入賞記憶がないと判断された場合
はステップS21に進み、10カウントカウンタクリア
、■入賞個数カウンタクリアおよび開成回数カウンタク
リアの各処理がなされた後に再び前記ステップSl−に
戻る。
また、前記ステップ818により、10カウントカウン
タの値とV入賞個数カウンタの値とが等しい(ともに「
0」の場合を含む)と判断された場合、すなわち、通常
入賞玉検出器により検出されたパチンコ玉が全くなかっ
た場合は、ステップS22に進み、開閉板の開成を禁止
し、始動入賞の受付けを禁止する処理がなされる。すな
わち、可変入賞球装置内に入賞したパチンコ玉がすべて
V入賞となることはまず考えられず、通常入賞玉検出器
が壊れているかまたは通常入賞玉検出器を引き抜くなど
の不正行為が行なわれている等の異常事態が考えられる
ために、このステップS22により遊技を不能動化する
のである。このステップS22により遊技不能動化手段
が構成されている。なお、遊技不能動化手段は、ステッ
プS22の処理に限らず、打球供給の停止あるいは打球
モータの停止等でもよく、通常の遊技が続行し得なくな
るものであれば何でもよい。前記ステップS22による
処理がなされた後は、ステップ323に進み、アラーム
音を発生させるとともにランプを点灯させ、異常事態が
発生していることを係員等に報知する。次に、ステップ
S24に進み、通常入賞玉検出器がONになったか否か
の判断がなされ、ONになるまで待機する。そして、遊
技場の係員が異常事態が発生したことに気付き、適当な
処置をした後に、ガラス枠を解錠して開成させ、パチン
コ玉を可変入賞球装置内の通常入賞口に落人させる。こ
れによって、ステップS24によりYESの判断がなさ
れ、ステップS25に進み、アラーム音の消滅およびラ
ンプに消灯の各処理がなされ、ステップS26に進み、
開閉板の開成禁止を解除し、始動入賞の受付は禁止の解
除がなされて通常の遊技ができる状態に復帰し、ステッ
プS19に進む。
前記実施例では、不正行為等の異常事態を検出するため
に、■入賞個数カウンタを設けて、開閉板が開成した後
所定期間(30秒間または10カウントカウンタの値が
「10」になるまでの期間のうちいずれか早い方が満了
する期間)経過した後V入賞個数カウンタの値と10カ
ウントカウンタの値とが等しいことにより通常入賞玉検
出器の検出出力が1回もないことを判定し、異常事態が
発生したことを判定するよう構成されているが、・本発
明はこれに限らず、通常入賞個数カウンタを設けて、開
閉板が開成して所定期間(30秒間または10カウント
カウンタの値が「10」になるまでの期間のうちいずれ
か早い方が満了する期間)経過した後通常入賞個数カウ
ンタの値が「0」である場合に異常事態が発生したこと
を判定するよう構成してもよい。
また、前記異常事態の発生を判定するに、従来では、た
とえば特開昭61−98273号公報または特開昭61
−100275号公報に記載の方法を採用しており、特
定入賞玉検出器により検出されたパ≠ンコ玉がその下方
に設けられている入賞玉検出器を通過して検出されるよ
うに構成されており、特定入賞玉検出器がパチンコ玉を
検出してから一定時間内(パチンコ玉が特定入賞球検出
器から入賞玉検出器に至るまでに必要な時間内)に入賞
玉検出器が該入賞玉を検出しないことに基づいて、異常
事態が発生したことを判定するよう構成されていた。し
かし、この従来方法を採用すると、前記特定入賞玉検出
器により検出された後に玉詰まりり等が生じて入賞玉検
出器により一定時間内に検出できない場合であっても即
座に異常事態と判定してしまい遊技が不能動化されて、
遊技者が遊技を続行することができなくなってしまうの
であり、これにより遊技者の遊技意欲を減退させたり、
遊技者と従業員との間でのトラブルが多発する原因とな
ったり、また、遊技者や従業員等に故障の多い機械であ
るという印象を与えてしまうなどの不都合が生じていた
のである。
しかし、本発明は、異常事態発生の判定手段として、可
変入賞球装置が第1の状態に変化してから前記一定時間
よりも長く定められた所定時間内に通常入賞玉検出手段
の検出出力がないことに基づいて初めて異常事態が発生
したとの判定を行ない遊技を不能動化するために、玉詰
まりが後続の入賞玉によって解消できる程度のものであ
る場合には遊技が中断することがなく、前述した従来方
法による不都合が生じないという利点がある。
さらに、異常事態発生の検出手段として、可変入賞球装
置内における特定入賞口の入口に特定入賞玉検出スイッ
チを設けるとともに、複数の通常入賞口の人口それぞれ
に通常入賞玉検出スイッチを各々設け、可変入賞球装置
が開成した後一定時間内に複数の通常入賞玉検出スイッ
チのいずれからも検出出力が導出されなかった場合に異
常事態が発生したと判定する方法も考えられる。しかし
、この方法の場合、通常入賞玉検出スイッチの数が多く
必要となり、構造が複雑になるばかりでなく高価なもの
となる不都合が生じる。さらに、複数の通常入賞玉検出
スイッチのうちいずれか1つまたは2つ以上のものが引
き抜かれてるかまたは壊れた場合に、正常に作動してい
る通常入賞玉検出スイッチがある限り、その正常な通常
入賞玉検出スイッチにパチンコ玉が検出されることによ
り異常事態が発生したとは判定されないのである。ゆえ
に、引き抜かれた通常入賞玉検出スイッチまたは故障し
ている通常入賞玉検出スイッチからパチンコ玉が多数入
賞したとしても、それらは検出されず、可変入賞球装置
内への入賞個数の許容値(たとえば10個)を超えての
パチンコ玉の人Xを許してしまうという不都合な事態が
生ずるである。そこで、複数の通常入賞玉検出器のいず
れか1つにおいて所定時間(たとえば30秒間または1
0カウントカウンタの値が「10」になるまでの期間の
うちのいずれか早い方が満了する期間)内に検出出力が
なかった場合に直ちに異常事態であると判定して満技を
不能動化する制御を行なうことも考えられるが、この場
合は、何ら通常入賞玉検出スイッチが引き抜かれること
なくまた通常入賞玉検出スイッチが全く故障していない
場合においても、たまたま通常入賞工が偏って成る通常
入賞玉検出器からのみ人賞し、他の通常入賞玉検出器で
全く検出されなかった場合にも異常事態が発生したと判
定されてしまい、遊技者は、正常な遊技を行なっている
にもかかわらず遊技が不能動化されてしまい大きな不満
を抱くという不都合が生ずる。
本発明に係る異常重態の判定手段は、通常入賞玉検出器
が1つであるために、これらの不都合をも解消し得る利
点がある。
なお、本実施例では、可変入賞球装置が第1の状態とな
る条件が、始動入賞に伴って可変開始された可変表示装
置の停止時における図柄の組合わせが予め定める大当り
の図柄の組合わせと一致する場合を取上げたが、本発明
はそれに限らず、特定入賞玉専用通路の検出出力によっ
て可変入賞球装置の第1の状態が繰返し継続されるよう
に構成されたものであれば可変入賞球装置が最初に第1
の状態となる条件は本実施例に限定されるものではない
。′ 第2の実施例 次に、第2の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第9図は弾球遊技機の一例であるパチンコ機10を示す
全体正面図である。パチンコ遊技機1゜の遊技盤14に
は、そのほぼ中央に可変入賞球装置16が設けられてい
るとともに、その下方位置に始動入賞口202a、20
2b、204が配設されている。なお、可変入賞球装置
16の内部構造は第3図ないし第6b図に示すものと同
様である。さらに、遊技盤14には、入賞装置26a。
26bおよびチューリップ式入賞装置210 a。
210bが配設されている。前記始動入賞口202a、
202bに入賞した入賞上はそれぞれに対応して設けら
れている始動入賞玉検出器1(206a)、  (20
6b)により検出されるように構成されており、また、
始動入賞口204に入賞した入賞上は始動入賞玉検出器
2 (208)により検出されるよう構成されている。
そして、この始動入賞玉検出器1 (20,6a)、(
206b)の検出出力に基づいて後述するように前記可
変入賞球装置16の開閉板54が1回開閉し、また、始
動入賞玉検出器2 (208)の検出出力に基づいて前
記開閉板54が2回開閉するように制御される。この開
閉板54は、前方に開閉するものに代えて、左右両側に
開閉する1対の開閉翼片で構成してもよく、また、左右
に摺動して出退する摺動部材により構成してもよい。
図中32は前面枠12に設けられているランプであり、
大当り状態になったことや後述する異常事態の発生時に
点灯して異常事態が発生したことを報知するためのもの
である。また図中34はスピーカであり、効果音の発生
や異常事態の発生に伴う警報音の発生を行なうためのも
のである。さらに図中30a、30bは各種遊技状態に
おいて点灯するランプである。前記遊技盤14に設けら
れている可変入賞球装置16.入賞装置26a。
26b、チューリップ式入賞装置210a、210b、
始動入賞口202a、202b、204により入賞領域
が構成されている。
第10図はこの発明の第2の実施例の制御回路の全体の
構成を示すブロック図である。この第2の実施例におけ
る制御回路は、前述した第7図に示す第1の実施例にお
ける制御回路とその大半が共通するものであり、共通す
る部分は同一の参照符号を付している。この共通する部
分については既に第7図で説明しているためにここでは
説明を省略する。
パチンコ玉が始動入賞すれば、始動入賞玉検出器1 (
206a)、  (206b)あるいは始動入賞玉検出
器2 (208)のいずれかがONに、なり、始動入賞
玉検出回路210から始動入賞玉検出信号がマイクロコ
ンピュータ106に入力される。
第1の状態に切換わっている可変入賞球装置内に進入し
たパチンコ玉が特定入賞ロア2に入賞すれば、特定入賞
玉検出器102がONになり、特定入賞玉検出回路13
2から特定入賞玉検出信号がマイクロコンピュータ10
6に入力される。また、第1の状態に切換わっている可
変入賞球装置内に進入したパチンコ玉が通常入賞ロア4
a、74bに入賞すれば、通常入賞玉検出器104がO
Nになり、通常入賞玉検出回路133から通常入賞玉検
出信号がマイクロコンピュータ106に入力される。
次に、マイクロコンピュータは以下の装置、器具に信号
を出力する。
まず、ソレノイド回路141を介してソレノイド44に
ソレノイド駆動用信号を出力し、可変入賞球装置を開閉
制御する。このソレノイド回路141とマイクロコンピ
ュータ106とにより、可変入賞球装置を駆動制御する
駆動制御手段が構成されている。また、ランプ回路21
8を介してランプ3.0a、30b、32,224,2
26 (224,226は図示なし)にランプ点灯用の
信号を出力する。なお、これらランプ30a、30b。
32.224,226はLEDでもよい。マイクロコン
ピュータ106は、LED回路220を介して継続回数
表示および入賞個数表示のためのLED228.229
 (図示なし)にLED表示用の信号を出力する。また
、アンプ148を介してスピーカ34に音発生用の信号
を出力する。
第11図はこの発明の第2の実施例の動作を説明するた
めのフロー図である。次に、第9図ないし第11図を参
照して、第2の実施例にけるパチンコ遊技機の具体的な
動作を説明する。
まず、第11図において、電源が投入されると、マイク
ロコンピュータ106がイニシャライズされ、ステップ
S1に進み、始動入賞玉検出器2がONになったか否か
の判断がなされる。これによりONになっていないと判
断された場合はステップS2に進み、始動入賞玉検出器
1がONになったか否かの判断がなされ、未だにONに
なっていないと判断された場合は再び前記ステップS1
に戻る。そして、前記ステップS1により、始動入賞玉
検出器2がONになったと判断された場合はステップS
3に進み、可変入賞球装置の2回開閉処理、継続回数カ
ウンタクリア、10カウントカウンタクリアおよびV入
賞個数カウンタのクリアの各処理がなされた後にステッ
プS5に進む。また、前記ステップS2によりONと判
断された場合は、ステップS4に進み、可変入賞球装置
の1回開閉処理、継続回数カウンタクリア、10カウン
トカウンタクリアおよびV入賞個数カウンタクリアの各
処理がなされた後にステップS5に進む。
このステップS5では特定入賞玉検出器がONになった
か否かの判断がなされ、未だにONになっていないと判
断された場合は再び前記ステップS1に戻るが、ONに
なったと判断された場合はステップS6に進む。
このステップS5による特定入賞玉検出器がONになっ
たと判断されることにより、パチンコニの特定入賞口へ
の入賞すなわちV入賞が行なわれたことを判定する。次
に、ステップS6では、可変入賞球装置を18回開閉処
理するとともに、その18回の開閉処理を繰返し継続制
御する回数を計数するための継続回数カウンタを1イン
クリメントする処理がなされる。次に、ステップS7に
進み、特定入賞玉検出器がONになったか否かの判断が
なされ、ONになったと判断された場合はステップS8
に進み、10カウントカウンタを1インクリメントしか
つV入賞個数カウンタを1インクリメントする処理がな
される。次にステップS9に進み、継続回数カウンタの
値が「8」であるか否かの判断がなされ、「8」でない
と判断された場合はステップSIOに進み、18回開閉
処理クリア、10カウントカウンタクリアおよび■入賞
個数カウンタクリアの各処理がなされた後に再び前記ス
テップS6に進み、18回開閉処理を再び繰返し継続す
る繰返し継続制御がなされる。
このステップS9による判断は、前記繰返し継続制御を
行なうことのできる上限回数が8回と定められているた
めに、それ以上の繰返し継続制御を行なわないようにす
るためのものである。このステップS9により、継続回
数カウンタの値が「8」であると判断された場合はステ
ップSllに進み、通常入賞玉検出器がONになったか
否かの判断がなされ、ONになったと判断された場合は
ステップ512に進み、10カウントカウンタを1イン
クリメントした後にステップS1Bに進む。また、ステ
ップS11により、通常入賞玉検出器がONになってい
ないと判断された場合は直接ステップ31Bに進む。こ
のステップ31Bでは、10カウントカウンタの値が「
10」であるか否かの判断を行なうのであり、このステ
ップ813により、特定入賞玉と通常入賞玉との和の合
計が所定の一定数になったことを判定する一定数判定手
段が構成されている。このステップ313により「10
」でないと判断された場合はステップS14に進み、可
変入賞球装置を18回開閉したか否かの判断がなされ、
未だに18回開閉していないと判断された場合は再び前
記ステップS7に戻るDo小ループ形成されている。こ
のステップS13により、10カウントカウンタの値が
「10」であると判断された場合またはステップS14
により可変入賞球装置が18回開閉したと判断された場
合はステップS15に進み、可変入賞球装置の18回開
閉処理が終了し、ステップS16に進み、10カウント
カウンタの値とV入賞個数カウンタの値とが等しいか否
かの判断がなされ、等しくないと判断された場合はステ
ップS1に戻るが、等しいと判断された場合(ともに「
0」である場合を含む)はステップS17に進み、始動
入賞の受付けを禁IFする処理がなされる。すなわち、
ステップS17により、遊技不能動化手段が構成されて
いる。
この遊技不能動化手段は、ステップS17にる処理に限
らず、打球供給停止あるいは打球モータの停止と各種の
ものが考えられ、通常の遊技が続行し得ないものであれ
ば何でもよい。前記ステップS16による判断は、前述
した第8a図のステップ818と同様の目的を有するも
のであり、可変入賞球装置の18回開閉処理が開始され
た後に、所定時間すなわちパチンコ玉が10個入賞する
のに要する時間または開閉板が18回開閉するのに要す
る時間のいずれか早い方が経過する時間内に通常入賞玉
検出器の検出出力が全くないことを判定し、異常事態の
発生を検出し遊技を不能動化するのである。しかし、本
発明は通常入賞玉検出器の検出出力が全くないことを、
この実施例のように、■入賞個数カウンタの値と10カ
ウントカウンタの値とが等しいことより判定するのに代
えて、通常入賞個数カウンタを設け、前記所定時間内に
通常入賞個数カウンタの値が「0」である場合に異常事
態の発生を検出し遊技を不能動化するものであってもよ
い。次に、ステップS18に進み、アラーム音を発生す
るとともにランプを点灯、させ、係員に異常事態が発生
したことを報知する。次にステップS19に進み、通常
入賞玉検出器がONになったか否かの判断がなされ、O
Nになるまで待機する。遊技場の係員は、アラーム音の
発生またはランプの点灯により異常事態が発生したこと
に気付き、適当な処理をなした後に、遊技盤のガラス枠
を解錠して開成し、パチンコ玉を可変入賞球装置内の通
常入賞口に落人させる。これによって、ステップS19
によりYESの判断がなされ、ステップS20に進み、
アラーム音を消滅させるとともにランプを消灯させ、ス
テップS21に進み、始動入賞の受付は禁ILを解除し
、通常の遊技ができる状態に復帰させて、ステップS1
に戻る。
この第2の実施例においては、可変入賞球装置の18同
の開閉処理を開始する条件として、始動入賞に伴って開
閉している可変入賞球装置内に進入したパチンコ玉が特
定入賞口に入賞する場合を挙げているが、本発明はこれ
に限らず、特定入賞玉専用通路の検出出力によって可変
入賞球装置の第1の状態が繰返し継続されるよう構成さ
れたものであれば、最初に第1の状態となる条件はこの
実施例に限定されるものではない。
さらに、この実施例における異常事態の発生を検出する
手段は、第11図に示したものと同様に、所定時間内に
通常入賞玉検出器からの検出出力がまったくなかったこ
とにより判定しているものであるために、第8a図で説
明したものと同様の利点を有する。
また、前記実施例では、遊技する際にパチンコ玉を貸出
し、該パチンコ玉によって遊技するものを取上げたが、
たとえば磁気カードや光カード(光デイスクメモリ等を
利用したもの)等の貸玉データが記録されたデータ記録
媒体を用い、該記録媒体をパチンコ遊技機に適用し、パ
チンコ遊技機内蔵のパチンコ玉で遊技できるようにし、
遊技者がパチンコ玉を持ち歩かないように構成してもよ
い。また、この場合、パチンコ玉の入賞等によって景品
玉が払出される代わりに、点数が順次加算された景品玉
得点を表示するようにし、その得点すなわち景品玉デー
タを前記記録媒体に記録させることにより、持玉の変わ
りに構成してもよい。
C発明の効果コ 本発明は、前記構成を有するため、可変入賞球装置の繰
返し継続制御および全入賞上個数に基づいた可変入賞球
装置の第2の状態への切換制御を従前通り行なえながら
も、多数の入賞玉の1カ所への集合に起因した玉詰まり
および検出負担の増加に伴う検出不良を極力防止し得る
に至った。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第」の実施例を示し、本発明に係る弾球遊技
機の一例であるパチンコ遊技機を示す全体正面図である
。 第2図は、第1の実施例を示し、パチンコ遊技機の一部
内部構造を示す全体背面図である。 第3図は、第1の実施例を示し、可変入賞球装置の駆動
状態を示す縦断面図である。 第4図は、第1の実施例を示し、可変入賞球装置の一部
内部構造を示す正面図である。 第5a図および第5b図は、第1の実施例を示し、可変
入賞球装置内に入賞したパチンコ玉の移動経路を示す説
明図である。 第6a図および第6b図は、第1の実施例を示し、可変
入賞球装置内に入賞したパチンコ玉の移動径路を示す縦
断面図である。 第7図は第1の実施例を示し、パチンコ遊技機を制御す
るための制御回路を示すブロック図である。 第8a図および第8b図は、第1の実施例を示し、パチ
ンコ遊技機の具体的な動作を説明するためのフローチャ
ートである。 第9図は第2の実施例を示し、弾球遊技機の一例である
パチンコ遊技機10を示す全体正面図である。 第10図は第2の実施例を示し、パチンコ遊技機を制御
するための制御回路を示すブロック図である。 第11図は第2の実施例を示し、パチンコ遊技機の具体
的な動作を説明するためのフローチャートである。 第12a図、第12b図は従来例を示し、可変入賞球装
置内に入賞したパチンコ玉の移動経路を示す説明図であ
る。 第13a図、第13b図は従来例を示し、可変入賞球装
置内に入賞したパチンコ玉の移動経路を示す縦断面図で
ある。 図面中、14は遊技盤、10は弾球遊技機、16は可変
入賞球装置、44は電気的駆動源の一例であるソレノイ
ド、106はマイクロコンピュータ、52は入賞空間、
72は特定入賞口、74a。 74bは通常入賞口、102は特定入賞玉専用通路の一
例である特定入賞玉検出器、103は通常入賞玉検出器
路、104は通常入賞玉検出手段の一例である通常入賞
玉検出器、100は特定入賞玉検出器路である。 第2図 浬 第3図 /b 第ダ久図 /l7 16     第5側4 第ん2図 第6h図 第12必図 第22b図 第73必図 1f/b 第137.図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)遊技盤に入賞領域を形成した弾球遊技機であって
    、 前記遊技盤上に配設され、遊技者にとって有利となる第
    1の状態と遊技者にとって不利となる第2の状態に変化
    自在な可変入賞球装置と、 該可変入賞球装置を駆動する電気的駆動源と、該電気的
    駆動源を駆動制御する駆動制御手段とを備えた弾球遊技
    機において、 前記可変入賞球装置は、 入賞空間と、 該入賞空間に配設された特定入賞口および複数の通常入
    賞口とを含み、 前記弾球遊技機は、 前記特定入賞口に入賞した特定入賞玉を検出する特定入
    賞玉検出手段と、 前記複数の通常入賞口に入賞した通常入賞玉を集合する
    通常入賞玉集合通路と、 前記通常入賞玉集合通路によって集合した通常入賞玉を
    検出する通常入賞玉検出手段とを含むとともに、 前記特定入賞口に入賞した特定入賞玉が通常入賞玉内に
    混入して前記通常入賞玉検出手段によって検出されない
    よう特定入賞玉専用通路が備えられ、 前記駆動制御手段は、 前記特定入賞玉検出手段および前記通常入賞玉検出手段
    の両検出出力が入力されて、特定入賞玉と通常入賞玉と
    の和の合計が所定の一定数に達したことを判定する一定
    数判定手段を含むとともに、前記可変入賞球装置が第1
    の状態のときに前記特定入賞玉検出手段の検出出力があ
    ることに基づいて前記可変入賞球装置が一旦第2の状態
    になった後再度第1の状態となるように前記電気的駆動
    源を駆動制御し、少なくとも前記一定数判定手段による
    一定数に達したことの判定結果に基づいて前記可変入賞
    球装置が第2の状態となるように前記電気的駆動源を駆
    動制御することを特徴とする、弾球遊技機。
  2. (2)前記可変入賞球装置が第1の状態に変化してから
    所定時間内に前記通常入賞玉検出手段の検出出力がない
    場合に遊技を不能動化する遊技不能動化手段を備えたこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の弾球遊技
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62139681A (ja) * 1985-12-16 1987-06-23 株式会社平和 パチンコ機用入賞球検出装置
JPS63203173A (ja) * 1987-02-19 1988-08-23 株式会社 ソフイア 遊技機

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