JPH0112431Y2 - - Google Patents

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JPH0112431Y2
JPH0112431Y2 JP1980017961U JP1796180U JPH0112431Y2 JP H0112431 Y2 JPH0112431 Y2 JP H0112431Y2 JP 1980017961 U JP1980017961 U JP 1980017961U JP 1796180 U JP1796180 U JP 1796180U JP H0112431 Y2 JPH0112431 Y2 JP H0112431Y2
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output
signal
pulse
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input signal
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JP1980017961U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はデジタル回路における遅延パルス発生
回路に関するものである。
デジタル回路例えばテレメータ装置の停電検出
回路においては、ある入力信号が“1”から
“0”になつたら一定の時間t1経過後、この入力
信号が“0”を継続していれば“0”が“1”に
なるまで、また、この入力信号がすでに“1”に
なつていれば一定のパルス幅t2だけ信号を出力す
る遅延パルス発生回路が必要になる。
従来のこの種の遅延パルス発生回路を第1図
に、そのタイムチヤートを第2図に示す。第1図
において、入力信号a(第2図a参照)は信号が
“1”から“0”になるときの立下りパルスで起
動してパルス幅t1のパルスを発生するワンシヨツ
トマルチバイブレータ(M/M)1に入力され、
この出力はインバータ2,3,4とCR時定数
回路5より予め遅延時間t2が設定された遅延回路
およびナンドゲート6にそれぞれ入力されてお
り、前記出力の信号b(第2図b参照)が“0”
から“1”になつたときナンドゲート6はワンシ
ヨツトマルチバイブレータ1の出力とインバー
タ4の出力c(第2図c参照)とのナンド出力と
して時間幅t2のパルスd(第2図d参照)を発生
する。このパルスdは1つの出力信号としてナン
ドゲート9に入力するとともに、入力信号aの継
続中か否かを判定するためのフリツプフロツプ
(F/F)7のセツト側に与えられる。一方、フ
リツプフロツプ7のリセツト側には入力信号aを
インバータ8により反転させた信号が与えられて
いる。このフリツプフロツプ7の側出力は入力
信号aが“1”から“0”になつてからワンシヨ
ツトマルチバイブレータ1のパルス幅t1に相当す
る時間経過後も“0”が継続していれば、この信
号が“0”から“1”になるまで“0”を出力
し、継続していなければ“1”のままである信号
eが得られる(第2図e参照)。したがつて、ナ
ンドゲート6の信号dおよびフリツプフロツプ7
の信号eのオア信号を得るためのナンドゲート
9およびインバータ10を通して所期の目的とす
る出力信号f(第2図f参照)を取出すことがで
きる。
しかし、このように構成された従来の回路で
は、入力信号の継続を判定するためのフリツプフ
ロツプを必要とするため、回路構成が複雑にな
り、コスト高を招く欠点があつた。
本考案は、上記した従来の欠点を除去するため
に、入力信号の継続を判定するためのフリツプフ
ロツプを用いることなく、比較回路のみで回路を
構成することにより、その簡略化を可能にした遅
延パルス発生回路を提供するものである。
以下、本考案を図面に基いて詳細に説明する。
第3図は本考案にかかる遅延パルス発生回路の
一実施例を示す回路構成図である。第3図におい
て、11は入力信号が“1”から“0”になると
きの立下りパルスで起動してパルス幅t1のパルス
を発生するワンシヨツトマルチバイブレータ
(M/M)、12および13はインバータ、14は
抵抗RとコンデンサCよりなる時定数回路であ
り、これらインバータ12,13と時定数回路1
4は予め遅延時間t2が設定された遅延回路を構成
している。15および16はインバータ、17は
時定数回路14の信号とインバータ16の信号を
入力とするノアゲート、18はワンシヨツトマル
チバイブレータ11の信号とノアゲート17の
信号を入力とするナンドゲートである。なお、イ
ンバータ15,16は、ナンドゲート18に入力
されるワンシヨツトマルチバイブレータ11の
出力の遅れに相当する遅延時間を有し、一種の遅
延回路を構成している。
次に、上記実施例の動作を第4図に示すタイム
チヤートを用いて説明する。入力信号a(第4図
a参照)が“1”から“0”になると、その立下
りパルスでワンシヨツトマルチバイブレータ11
は起動してパルス幅t1のパルスを出力として得
(第4図b参照)、この出力がインバータ12,
13と時定数回路14とノアゲート17とからな
る遅延回路およびナンドゲート18にそれぞれ入
力される。このとき、前記ノアゲート17は、第
4図cに示すように、入力信号aが“0”を継続
していればその“0”の信号が“1”になるまで
インバータ15,16を介して入力される入力信
号aのパルス幅に相当する信号を出力するととも
に、入力信号aがすでに“1”になつていれば一
定のパルス幅つまり上記遅延回路の遅延時間t2
相当するパルス幅t2を有する信号を出力する。し
たがつて、ナンドゲート18はワンシヨツトマル
チバイブレータ11の信号とノアゲート17の
信号とを論理的に比較演算し、このナンドゲート
18からは第4図dに示す波形の信号を所期の出
力信号として取出すことができ、従来の出力信号
(第2図f参照)と全く同一の波形を得ることが
できる。このように、上記実施例では、遅延回路
を構成する従来のインバータ4に替えてノアゲー
ト17を設け、入力信号aをインバータ15およ
び16の素子の遅延分だけ遅らした信号をオア入
力とすることによつて、従来のように入力信号の
継続を判定するためのフリツプフロツプが不要に
なり、簡単な回路で従来と同一の信号波形を得る
ことができる。
なお、本考案は、上記実施例のものに限らず、
到来する入力信号aを、ナンドゲート18に入力
するワンシヨツトマルチバイブレータ11の出
力の遅れ分だけ遅延させるインバータ15および
16をノアゲート17とナンドゲート18間に構
成したり、前記インバータ15および16の遅延
時間をノアゲート17にもたせることによりそれ
らを省くこともできる。また比較機能を有するノ
アゲート17およびナンドゲート18を他のロジ
ツクゲートで置き換えたり、さらにワンシヨツト
マルチバイブレータ11をそれと同一機能をもつ
通常のパルス発生器に置き換えたりすることな
ど、種々の変更を行なうことができる。
以上のように、本考案の遅延パルス発生回路に
よれば、非常に簡略化された回路で機能を実現す
ることができ、経済的な回路を提供することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の遅延パルス発生回路の一例を示
す回路構成図、第2図a乃至fは第1図の各部の
タイムチヤート図、第3図は本考案にかかる遅延
パルス発生回路の一実施例を示す回路構成図、第
4図a乃至dは第3図の各部のタイムチヤート図
である。 11……ワンシヨツトマルチバイブレータ、1
2,13……インバータ、14……時定数回路、
15,16……インバータ、17……ノアゲー
ト、18……ナンドゲート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 到来する入力信号のレベル変化により起動して
    所定のパルス幅を有するパルスを出力するパルス
    発生器と、このパルス発生器から出力されるパル
    スが入力されているときはそのままこのパルスを
    出力し、このパルスの出力がなくなつたときその
    出力を一定時間保持する第1の遅延回路と、前記
    入力信号を一定時間遅らせる第2の遅延回路の出
    力と前記第1の遅延回路の出力を入力するノアゲ
    ートと、前記パルス発生器から出力されるパルス
    と前記ノアゲートの出力を入力するナンドゲート
    とから構成したことを特徴とする遅延パルス発生
    回路。
JP1980017961U 1980-02-15 1980-02-15 Expired JPH0112431Y2 (ja)

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JPS56121341U JPS56121341U (ja) 1981-09-16
JPH0112431Y2 true JPH0112431Y2 (ja) 1989-04-11

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