JPH01124102A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH01124102A
JPH01124102A JP28171187A JP28171187A JPH01124102A JP H01124102 A JPH01124102 A JP H01124102A JP 28171187 A JP28171187 A JP 28171187A JP 28171187 A JP28171187 A JP 28171187A JP H01124102 A JPH01124102 A JP H01124102A
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JP
Japan
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recording
head
signal
change
current
Prior art date
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Pending
Application number
JP28171187A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Mihashi
三橋 康夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP28171187A priority Critical patent/JPH01124102A/ja
Publication of JPH01124102A publication Critical patent/JPH01124102A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はVTRで代表される磁気記録再生装置に関し
、詳しくは磁気ヘッドが庁耗しても再生信号のS/Nの
低下の少ない記録増幅回路を備えた磁気記録再生装置に
関する。
[従来の技術] 第4図は従来からVTRに広く採用されている記録増幅
回路の構成を示す図である。図において、(1)はFM
信号に変換された輝度信号が加えられかつこの振幅レベ
ルを回路全体の最適値に設定するための可変抵抗器、(
2)は前置増幅器、(3)は記録増幅器、(4)は固定
部より回転するビデオヘッドにFM信号を伝送するロー
タリトランスで、一般に2枚の平面対向円形のフェライ
トコア材に巻線コイルを数ターン巻回した固定ロータリ
トランスの巻線(4a) 、 (4b)と、回転ロータ
リトランスの巻線(4c)、(4d)とが約50pmの
キャップでもって相対向して電磁結合するように構成さ
れている。 (5a)、(5b)は回転ビデオヘッドで
、両者はアジマス角の異なるヘッドで構成されかつそれ
ぞれ奇数フィールドの信号と偶数フィールドの信号の記
録会再生を担当する。(6)は磁気テープである。
次に、動作について説明する。
ビデオ輝度信号が図示していない記録信号処理回路でF
M信号に変換され、このFM信号が可変抵抗器(1)に
印加され、分割されて前1vl増幅器(2)に加えられ
、ついで記録増幅器(3)に印加される、記録増幅器(
3)は低インピーダンスの負荷(ロータリトランスのイ
ンダクタンスは小さい)を駆動する一種の電力増幅器で
あるため、この実施例で示すように、PNPトランジス
タとNPNトランジスタで構成されるコンプレメンタリ
電流増幅器が一般に採用されており、広帯域増幅器であ
る。
この電流駆動タイプの記録増幅器(3)によってロータ
リトランス(4)の固定側巻線(4a)、(4b)が駆
動される。すると、電磁結合されている回転ロータリト
ランスの巻線(4c) 、 (4d)に駆動信号が伝達
され、回転ヘッド(5a)、(5’b)が駆動されて、
ヘッド(5a)、 (5b)のギャップ部のもれ磁束に
より、接触している磁気テープ(θ)を磁化させる。
ここで、磁気テープ(8)”に約4 M H2の記録信
号が最も効率よく記録される回転ヘッド(5a)、(5
b)の最適記録電流を求めると、第5図のようなレスポ
ンスカーブとなる。この最大値の再生出力が得られる記
録電流IRECが回転ヘッド(5a)、(5b)に流れ
るように、入力レベル可変抵抗器(1)が設定される。
[発明が解決しようとする問題点] 従来のVTRは以上のように構成されているので、始め
に、可変抵抗器(1)を調整して回転ヘッド(5a)、
(5b)に最適記録電流を流すように設定することが出
来る。しかし、磁気テープ(6)と接触しながら高速回
転する回転ヘッド(5a)、(5b)は必ず摩耗する0
例えばVH3方式VTRでは、磁気テープとヘッドの相
対速度は5.8腸/secであり、約1000時間使用
すると約91Lm摩耗する。すると、ヘッドのギャップ
の深さ(一般にgdと呼ばれ、約354m)が約9gm
浅くなってしまい、ヘッドのギャップ部の磁気抵抗が大
きくなる。このように、磁気抵抗が大きくなると、始め
に設定した最適記録電流をそのまま通電すると、ギャッ
プ部のもれ磁束が多くなり、等測的に過電流をながした
こととなって記録効率が低下し、そのため再生出力が減
少してS/Nが悪くなる。これは長時間VTRを使用す
ると、次第にS/Nの悪い記録再生しか得られなくなり
、なんとなく画質が劣化したという一般に経験する現象
と完全に一致する。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、ヘッドが摩耗しても、記録・再生信号のS/
Nの低下の少ない磁気記録再生装置を得ることを目的と
する。
[問題点を解決するための手段] この発明による磁気記録再生装置は、記録時に固定ロー
タリトランス部の駆動信号の一部を検出することにより
、ヘッドギャップの深さの変化をヘッドインダクタンス
の変化として読みとり、この変化分だけ記録増幅器の出
力を変化させて常にヘッドの最適記録電波状態で回転ビ
デオヘッドを駆動するように構成したものである。
[作用] この発明による磁気記録再生装置は、長期間にわたって
常に回転ビデオヘッドを最適記録電流で駆動するため、
従来のVTR使用者が経験する、数年で何となくS/N
が悪くなったという現象がなくなり、初期の画質を長期
間にわたって維持することができる。たとえば、約25
00時間使用した場合、約20ルm摩耗しても、S/N
の劣化は数dBの劣化でおさえられる。
[発明の実施例] 以丁、この発明の一実施例を図面について説明する。
第1図において、(1)〜(6)は従来例である第4図
と同じ構成部分を示しており、(lla)。
(llb)は固定側ロータリトランス(4a) 、 (
4b)の接地側に接続された抵抗で、抵抗値は数Ωと小
さく、2つのロータリトランスの43線(4a)、(4
b)のインピーダンスが等しいので、抵抗(lla) 
、(llb)も等しく選んである。 (12)は抵抗(
llb)の両端に発生する信号成分が入力される増幅器
、(13)は振幅検波器、(14)は直流増幅器で、前
置増幅器(2)への負帰電回路(15)を構成している
次に、この実施例の動作を説明する。
先ず、回転ヘッド(5a)、(5b)が摩耗していない
初+1JI状態では、第5図のピークポイントで示され
る最も記録効率の良い最適記録電流I RICが回転ヘ
ッド(5a)、(5b)に流れるように、可変抵抗器(
1)を設定する。この場合、固定ロータリトランス(4
a)、(4b)に直列に低抵抗(Ila)、(llb)
が挿入されているので、従来より若干大きな信号を加え
なければならない。
このように、初期状態で最適記録電流IRECに設定し
たVTRも、使用時間と回転ヘッドの機械的突出量に比
例してヘッドの表面から摩耗してゆき、ヘッドギャップ
の深さが等測的に減少する。
このギャップ深さと、ヘッド(5a)、(5b)のイン
ダクタンスの関係は第2図で示すように、ギャップ深さ
が浅くなるほど、そのインダクタンスは小さくなる。し
たがって、固定ロータリトランスの巻線(4b)からヘ
ッド側をみたインダクタンスが減少する。
いま、ヘッドのインダクタンスし、抵抗R。
ロータリトランスの巻数比をleaにすると、固定ロー
タリトランス側からみたインダクタンスはa2L、抵抗
はR2Rとなるので、ヘッドのインダクタンスがΔL減
少すると、抵抗(llb)の両端に発生する信吟成分は
初期値よりa ΔLだけ大きくなる。前置増幅器(2)
および記録増幅器(3)はビデオ信号を3.4 M H
z 〜4.4 M HzにFM変調したFM信号を増幅
しているので、抵抗(llb)の両端に生じる微少FM
信号を増幅器(12)で増幅し、さらにこのFM信号の
振幅を検波器(13)で検波し、この検波出力でトラン
ジスタ(14)を駆動し、その出力で前置増1iII器
(2)のバイアスを変えて利得を減少させ、回転ヘッド
(5a) 、 (5b)に流す記録電流を減少させて変
化したインダクタンスa”  (L−ΔL)、抵抗a”
Hに見合った最適記録電流に自動的に設定される。
)―述から明らかなように、初期段階で最適記録電流に
設定した回転ヘッドは摩耗することにより、回転ヘッド
のギャップ深さが小さくなる。ギャップ深さが小さくな
ると、そのギャップの磁気抵抗が大きくなる。磁気抵抗
が大きくなり、しかも記録電流が一定であると、起磁力
が一定であるから、ギャップ部の磁束が多くもれる。ギ
ャップ部の磁束が多くもれることは、磁気テープに記録
しやすくなる。したがって、記録電波を減少させないと
、最適記録電流以上に記録電流が流れ、第5図で示すよ
うに再生出力は逆に減少し、S/Nが劣化する。
この実施例では、摩耗することによって変化するヘッド
のインダクタンスの変化ΔLをロータリトランスに流れ
るFM信号電流の変化として検出し、負帰還してインダ
クタンスの減少量へLに見合った?だけ記録電流を減ら
し、常に最適記録電流でヘッドを駆動するようにしたも
のである。
なお、上記実施例では、終段の記録増幅器(3)を電流
駆動形の増幅器で構成した例を示したが、これは電圧駆
動形の増幅器でもよい、この電圧駆動形増幅器は出力段
のインピーダンスの変化には敏感であるので、同様の効
果が得られる。
また、抵抗(l la) 、 (1lb)を共用して1
つの抵抗とし、増幅器(12)にFM信号を加えても同
様に構成できる。
第1図、第3図では回転ビデオヘッドを例にして説明し
たけれども、他の回転HiFiオーディオヘッドや回転
PCMヘッドにも同様に実施できる。
また、上記実施例では、記録増幅系の利得を変化するの
に、前置増幅器(2)のバイアスを変化させたが、第3
図で示すように、前置増幅器(2)の入力抵抗Ro と
帰還抵抗(R+  、R2、R3。
R4およびトランジスタ(14)の内部抵抗TvRの合
成抵抗)との比を変える構成等、いくつかの手段が考え
られる。もちろん、記録増幅器(3)の利得を変化させ
てもよいが、大振幅信号の出力段の増幅器では、高周波
歪が問題となるので、一般にはさけるのが望ましい。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、回転ヘッドの摩耗に
よるインピーダンス(主に、インダクタンス)の減少を
固定側ロータリトランスの固定側巻線に流れる記録電流
の変化量で検出し、この検出信号によって記録増幅回路
の利得を自動的に減少させ、回転ヘッドが摩耗しても、
常に記録効率の最も良い最適記録電流でヘッドを駆動す
るように構成したので、長時間使用して回転ヘッドが摩
耗しても、再生信号のS/Nを初期段階から劣化させる
ことのないVTRが提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の回路図、第2図は回転ヘ
ッドのギャップ深さとインダクタンスの関係を示す図、
第3図はこの発明の他の実例例の回路図、第4図は従来
の記録増幅回路を示す図、第5図は記録電流と再生出力
レベルとの関係を示す特性図である。 (2)・・・前置増幅器、(3)・・・記録増幅器、(
4)・・・ロータリトランス、(5a) 、(5b)・
・・ビデオヘッド、(15)・・・負帰還回路。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録信号を電力増幅する記録増幅回路と、この回
    路の出力信号で駆動されかつ回転ヘッドに記録電流を給
    電するロータリトランスと、このロータリトランスに流
    れる記録電流量を検出して上記記録増幅回路に帰還しか
    つ上記回転ヘッドに流れる記録電流が常に最適値となる
    ように制御する手段とを備えた磁気記録再生装置。
JP28171187A 1987-11-07 1987-11-07 磁気記録再生装置 Pending JPH01124102A (ja)

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JP28171187A JPH01124102A (ja) 1987-11-07 1987-11-07 磁気記録再生装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6139905A (ja) * 1984-08-01 1986-02-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録装置
JPS61187104A (ja) * 1985-02-15 1986-08-20 Sony Corp 回転ヘツド形ビデオ記録装置
JPS61292493A (ja) * 1985-06-20 1986-12-23 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置

Patent Citations (3)

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