JPH01120357A - インクジェットプリンタの印字方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば通常の印字を行うモードの池に、ド
ツト数を間引いて減少し、高速印字を行うモード、いわ
ゆるドラフトモードを備えたインクジェットプリンタな
どに好適に実施されるド・ット印字方式に関する。

従来技術 従来から印字内容を構成するドツトを間引いて、たとえ
ば１つおきのドツト位置に対してインクの噴出を行う動
作モード、いわゆるドラフトモードをＩＱえたインクジ
ェットプリンタが実用されている。

このようなインクジェットプリンタのドラフトモードに
おいて、印字内容は粗いけれども、高速で印字を行うこ
とができる。したがって高解像度の必要のない印字内容
などはドラフトモードで印字するようにすれば待ち時間
が短縮されて便利である。

発明が解決しようとする問題点 上記従来技術では、ドラフトモードにおいては通常モー
ドよりもドツト数を減少して印字が行われるために、記
録用紙等の単位面積当たりに噴出されるインク量も減少
される。このため記録用紙等の地色が露出し、全体の印
字濃度が低下してしまう、とくに画億などが印字される
場きには、通常モードの印字結果とドラフトモードの印
字結果とにおいて、全く異なる印１を受けることがある
。

本発明の目的は、上記問題点を解決し、ドツト数を減少
して印字を行うｊ％　、＃の印字品質の向上を図ったド
ツト印字方式を提供することである。

問題点を解決するための手段 本発明は、インクをドツト状に噴出して印字を行う方式
において、 前記ドツトによって構成される印字内容をドツト数を減
少して印字を行う場きに、噴出されるインク量を増大す
るようにしたことを特徴とするドツト印字方式である。

イ１＝　　用 ドツト印字方式において印字内容をドツト数を減少して
高速印字を行う場き、１ドツト当たりのインク量が通常
の印字と同じであれば、全体として噴出されるインクの
総量は減少するために、印字濃度が低下してしまう。本
発明に従えば、上記ドツト数を減少して印字を行う場合
に、噴出されるインク量を増大させる。したがって、印
字内容の印字濃度を低下させることなく、ドツト数を減
少させた高速印字を行うことができる。

実施例 第１図は、本発明の一実施例であるインクジェットプリ
ンタ１の構成を簡略化して示すブロック図である。イン
クジェットプリンタ１は、モード切換スイッチ８と、主
制御回路２と、駆動電源回路３と、駆動制御回路４と、
駆動回路５と、圧＄素子６とを含んで構成される。

モード切換スイッチ８は、主制御回路２に接続されてお
り、モード切換スイッチ８のスイッチング態様に従って
、主制御回路２は、通常モード（以下、ファインモード
と称する）の制御とドラフトモードの制御とを切換えて
行う。

主制御回路２は、パルスモータ等の駆動制御、記憶回ｎ
７の印字データの入出力制御、駆動制御回路４の駆動パ
ルス信号の制御および駆動電源回路３の制御などを行う
。駆動回路５には、駆動電源回路３からは駆！！ｌ電源
が、また駆動制御回路４からは駆動パルス信号が、さら
に記憶回路７からは印字データがそれぞれ与えられる。

圧電素子６は、駆動回路５の出力信号によって駆動され
、インクを加圧してノズル（図示せず）から噴出し、印
字を行う。

第２図は、駆動制御回路・１の構成を示すプロ・ンク図
である。駆動制御回路４は、出力回路１１およびカウン
タ１２などから構成され、主制御回路２からの制御信号
に従って駆動ノτルス信号のノ（ルス幅を変化させる。

ファインモードとドラフトモードとで異なる制御信号が
主制御回路２から出力回路１１に与えられる。出力回路
１１は、この制御信号に従って、たとえば４ビツトのパ
ラレル信号ＰＯ〜Ｐ３をカウンタ１２に出力する。カウ
ンタ１２は、トリガは号Ｔｒの立下がりとともにパラレ
ル信号ＰＯ〜Ｐ３の表す値ｎｏを初期値としてクロ・ツ
ク信号によって計数値［ｌを増加する。

カウンタ１２から駆動回路５へ導出される信号ＲＣＯは
、トリガ信号Ｔｒの立下がりからカウンタ１２の計数１
ｉａｎがｒ１５」になるときまでローレベルとなる。ま
た信号ＲＣＯは反転器１３を介してカウンタ１２の端子
ＥＰにも入力される。カウンタ１２は、端子ＥＰがハイ
レベルになるとカウント動作を停止し、このときの計数
値ｎを保持する。駆動回２８５は、信号ＲＣＯがローレ
ベルである間、圧電素子６を駆動する。

第３図は、駆動制御回路４の動作を説明するための波形
図である。パラレル信号ＰＯ〜Ｐ３が質す値ｎＯがファ
インモードのときには、たとえばｒｌｏ、」であり、ド
ラフトモードのときには、たとえば「４」である場合に
ついて説明する。

第３図においてファインモード時の動作はｖｉ想線で示
される。同口（２）に示されるトリガー信号Ｔｒの立下
がり時にパラレル信号ＰＯ〜Ｐ３の表す値ｎＯ（同図（
１））を初期値としてカウンタ１２においてカウントが
開始される（同図く３））。ファインモード時にはｎ　
Ｏ”　１０であるので、カウントは計数値ｎが「１０」
から「１５」になるまで、すなわち期間Ｔ１だけ行われ
、この間信号ＲＣＯがローレベルとなる（同図（４））
。同図（５）は圧電素子６の態様を表す図であり、圧電
素子６は、期間Ｔ１において駆動され、インクの噴出を
行う。

ドラフトモードにおいては、ｎｏ＝４であるので、カウ
ントは計数値ｎが「４」から「１５」になるまで、すな
わち期間Ｔ２だけ行われ、この間信号ＲＣＯがローレベ
ルとなる（同図（４））。

したがって期間Ｔ１よりも長い期間Ｔ２において圧電素
子６は駆動され（同図（５））、ファインモード時より
も多い量のインクが噴出される。

このようにして本実施例において、ドラフトモード時に
はインクの噴出が、たとえば１つおきのドツト位置に対
して行われるなどファインモード時よりもドツト数が減
少される。しかしながら上述しまたように圧電素子６の
１回の駆動によって噴出されるインク量が増加されるの
で、ドラフトモードにおける印字濃度の低下が防止され
、印字品質を向上させることができる。

第４図は、インクジェットプリンタ１の駆動電源回路３
の構成を示すブロック図である。駆動電源回路３はたと
えば切換回路２１と、差動増幅器２２と、トランジスタ
２４とを含んで構成される。

切換回路２１には２つの異なるレベルの電圧■１、■２
が与えられ、主制御回路２からの制御信号によって切換
回路２１は、たとえばファインモード時には電圧■１を
、またドラフトモード時には電圧Ｖ２を切換えて差動増
幅器２２の非反転入力端子に導出する。差動増幅器２２
は負帰還がかけられ、入力側の内部インピーダンスが大
きく、バッファとして機能する。差動増幅器２２の出力
は、抵抗２３を介してトランジスタ２４に与えられ、コ
レクタに電源電圧ＶＤが印加されるトランジスタ２４に
おいて電力増幅され、駆動回路５に出力される。

切換回路２１において、切換えられて出力される電圧Ｖ
ｌ、Ｖ２に対応して駆動回路５に出力される電力が異な
るために、駆動回路５から出力される信号の電圧レベル
が変化する。たとえばｖｌ＜Ｖ２とすれば、これによっ
てドラフトモード時には、ファインモード時よりも圧電
素子６の変位量が大きくなり、噴出されるインク量を増
加させることができる。

このようにして、前述の場合と同様にドラフトモード時
に印字品質を向上することができる。

インクジェットプリンタ１において、駆動制御回路４に
よる駆動パルス信号のパルス幅を変化させる方法と、駆
動電源回路３による駆動ノ（ルス信号のパルス電圧レベ
ルを変化させる方法とについて説明したが、これらの方
法のうちいずれか一方だけでも充分な効果が得られるし
、２つの方法を両方とも用いてもよい。また他の方法に
よって噴出されるインク量を制（卸してもよい。

効　　果 以上説明したように、本発明によれば、印字内容をドツ
ト数を減少して印字を行う場外に、噴出されるインク量
が増大される。したがってド・ント数を減少しても噴出
されるインクの総量は減少せず、印字濃度の低下を防止
し、印字品質を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例であるインクジエ・γトブリ
ンタ１の構成を簡略化して示すプロ・ンク図、第２図は
インクジェットプリンタ１の駆動制御回路４の構成を示
すブロック図、第３図は駆動制御回路４の動作を説明す
るための波形図、第４０はインクジェットプリンタ１の
駆動電源回路３の構成を示すブロック図である。 ２・・・主制御回路、３・・・駆動電源回路、４・・・
駆動制御回路、５・・・駆動回路、６・・・圧電素子代
理人　　弁理士　画数　圭一部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　インクをドット状に噴出して印字を行う方式において
   、 前記ドットによって構成される印字内容をドット数を減
   少して印字を行う場合に、噴出されるインク量を増大す
   るようにしたことを特徴とするドット印字方式。