JPH01120225A - 脱穀装置 - Google Patents

脱穀装置

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JPH01120225A
JPH01120225A JP27801087A JP27801087A JPH01120225A JP H01120225 A JPH01120225 A JP H01120225A JP 27801087 A JP27801087 A JP 27801087A JP 27801087 A JP27801087 A JP 27801087A JP H01120225 A JPH01120225 A JP H01120225A
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JP
Japan
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threshing
sorting
wheat
rice
handling
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Pending
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JP27801087A
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Kojiro Matsumura
松村 康二郎
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、扱室の下方に揺動選別板と唐箕とを有する選
別部を配設するとともに、性状の異なる稲と麦とに対し
て揺動選別板に付設のチャフシーブの目合いや唐箕の風
量を変更する等、前記選別部における選別形態を稲用と
麦用とに切り替える選別形態切替手段を設け、もって、
稲・麦両者の選別精度ならびに選別効率の向上を計るよ
うにした脱穀装置に関する。
〔従来の技術〕
上述した脱穀装置では、選別二番物を、スロワ−ケース
を介して扱室に還元することで再処理するように構成し
ていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述した従来の脱穀装置では、例えば、殻稈が
折れ易くて切れワラの発生量が多い麦脱穀時にはチャフ
シーブの目合いを小さくして切れワラの一番物回収部へ
の混入を少なくする一方、殻稈がしなやかで折れにくい
稲に対してはチャフシーブの目合いを大きく透過率を上
げることにより選別性能の向上を計れるものの、次のよ
うな問題があった。
つまり、稲麦の種別に関係なく二番物は常に扱室に還元
されるので、殻稈が折れ易い麦の場合には、扱歯やワラ
切り歯への殻稈の引っ掛りがなくて、再処理による扱胴
負荷の増大が小さく、供給殻稈に対する扱室での脱穀能
力を維持できるものの、殻稈がしなやかな稲の場合には
、二番物中の切ワラが長いまま扱歯やワラ切り歯に引っ
掛かって扱室内に滞留し易く、再処理による扱胴負荷の
増大が大きく、扱室での供給殻稈に対する脱穀能力が著
しく低下する戊があった。
要約すれば、従来の脱穀装置では、最初の選別には稲と
麦との性状の違いを考慮した選別形態の変更を行ってい
たものの、二番物の還元に際しては特にそれを考慮しな
かったために、被脱穀物によっては作業効率の低下を来
す場合があるという問題があった。
本発明の目的は、上記実情に鑑み、麦脱穀時における選
別性能を低下させることなく、稲脱穀時における脱穀能
力の低下を回避することのできる脱穀装置を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による脱穀装置の特徴構成は、二番物回収部から
前記扱室へのスロワ−ケースの途中に、搬送二番物を扱
室に還元する状態と、揺動選別板上に還元する状態とに
切り替え可能な還元経路切替機構を設け、扱室の下方の
揺動選別板と唐箕とを有する選別部における選別形態を
部用と夏用とに切り替える選別形態切替手段による選別
形態の切替動作に連動して、稲用選別形態では二番物を
揺動選別板上に還元し、かつ、麦用選別形態では二番物
を扱室に還元するように選別形態切替手段と還元経路切
替機構とを連係したことにある。
〔作 用〕
つまり、稲脱穀時には、選別形態切替手段の部用への切
り替えに連係した還元経路切替機構の作動で二番物を扱
室にではなくその下方の揺動選別板上に還元させるから
、二番物中の切ワラが長いままで扱歯やワラ切り歯に引
っ掛って扱室内に滞留することがなくて二番物の再処理
に起因した扱胴負荷の増加を回避できる。
他方、麦脱穀時には、選別形態切替手段の夏用への切り
替えに連係した還元経路切替機構の作動で二番物を従来
と同様に扱室に還元させるから、単に還元経路の出口を
従来の扱室内から揺動選別板上に変更して麦を稲と同様
に揺動選別板上に還元する場合に生じる別の問題、すな
わち、切れワラが一番初回収部に混入し易くなる問題を
招来することを回避できる。
しかも、二番物の還元経路の切替えが、この種の脱穀装
置に本来的に備えられている選別部での部用と夏用との
選別形態の切替え操作に連係して行なわれるから、それ
を選別形態の切替えとは別に行なう場合に比して、二番
物の還元光を、操作忘れや操作ミスの震央なく被脱穀物
の種類に応じて確実に切り替えることができる。
〔発明の効果〕
その結果、麦脱穀時には、二番物を扱室内に還元して、
一番初回収部への切れワラ混入を抑制することで選別性
能を良好に維持しながら、稲脱穀時には、二番物を揺動
選別板上に還元して、再処理による扱胴負荷の増加を防
止することで供給殻稈に対する脱穀能力を維持すること
ができ、しかも、そのための特別の操作を行なう必要も
なく、全体として、稲脱穀および麦脱穀のいずれにも、
また、操作性にも優れた脱穀装置にできた。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて、本発明の詳細な説明する。
第2図はコンバインに搭載される脱穀装置の概略構成を
示している。
脱穀装置は、フィードチェーン(1)によって横倒れ姿
勢で挟持搬送される殻稈に対して脱穀作用する扱胴(2
)を収容する扱室(A)の下方に、前記扱胴(2)によ
る脱穀処理物に対して選別作用する揺動選別板(3)と
唐箕(4)とを備えた選別部(B)を配設して構成され
ている。
扱室(A)の下部には、扱胴(2)の下側外周部に沿っ
て脱穀処理物漏下用の受網(5)を張設するとともに、
この受y1(5)よりも後方に、扱室(A)内に残存す
る脱穀処理物を排出するための開口(6)を形成してあ
る。
前記揺動選別板(3)は、前方からグレンパン(7)・
チャフシーブ(8)・ストロ−ラック(9)をその順に
ならにべで配置するとともに、チャフシーブ(8)の下
方において補助グレンパン(10)とグレンシーブ(1
1)とをその順に前後に並べて配置し、それらを左右一
対の側板(12)間に固定することで全体として板状を
呈している。
そして、選別部CB)の下部には、グレンシーブ(11
)からの漏下−香物を回収して脱穀装置外に搬出するた
めの一香初回収部(13)と、グレンシーブ(11)の
終端を越えて落下したりストロ−ラック(9)から落下
したりした二番物を回収し、その二番物をスロワ(14
)による撥ね飛ばしで扱室(A)に還元するための二番
物回収部(15)とを、その順に前後に配設してある。
第1図に示すよ・うに、前記チャフシーブ(8)は、処
理物移送方向(図中左右方向)に並置される複数の帯状
板材(8a)を、その上端側を支点として左右の側板(
8b)に回動自在に取り付けて構成されており、各帯状
板材(8a)の下端側が枢着された操作ロッド(16)
を前後方向に押引操作することによって、隣り合う帯状
板材(8a)どうしの間隔、すなわち目合いを変更する
ことができるように構成されている。
また、唐箕(4)の下方には、唐箕(4)によって選別
風としてグレンシーブ(11)の下方に送り込まれる空
気を供給するための吸気口(17)が形成され、支軸(
18a)周りでの回動でその吸気口(17)を開閉する
ための1 (18)が設けられている。そして、前記支
軸(18a)に対してこの蓋(1B)とは反対側に延設
された操作アーム(19)を回動操作することによって
、前記M (18)による吸気口(17)の開度を変更
して唐箕(4)への空気供給量を変更し、選別風の風量
を変更することができるように構成されている。
そして、前記チャフシーブ(8)の目合いを変更するた
めの操作ロッド(16)および上述の選別風量を変更す
るための操作アーム(19)は、各別の連繋機構(20
) 、 (21)を介して、制御装置(22)により作
動制御される各別のモータ(23) 、 (24)に連
繋されている。前記制′4’f5装置(22)には、操
縦部(図示せず)に設けられた切替スイッチ(25)の
状態信号が入力されており、この切替スイッチ(25)
の切替操作で、チャフシーブ(8)の目合い及び選別風
量を、部用と夏用とに切り替えることができるように構
成してある。
つまり、この種の脱穀装置の脱穀対象物である稲と麦と
は、その殻稈の性状が異なっている。
稲は殻稈がしなやかで折れに<<、一方、麦は殻稈がも
ろくて折れ易く切れワラが生じ易い。
そこで、制御装置(22)は、切替スイッチ(25)の
切替操作に応じて、稲を脱穀するときには、チャフシー
ブ(8)の目合いを大きくして脱穀処理物の通過率を高
くし、扱室(A)内での残留処理物を少なくして扱胴(
2)に対する負荷を少なくするとともに、選別I!l量
を少なくして確実に二番物を回収できるように、一方、
麦を脱穀するときには、チャフシーブ(8)の目合いを
小さくして切れワラが一香初回収部(13)に混入する
ことを少なくするとともに、選別風量を多くしてその切
れワラをより多く脱穀装置外に排出できるように、前記
2個のモータ(23) 、 (24)の動作を制御する
ように構成してある。
すなわち、上述したチャフシーブ(8)の目合いを変更
する構成、唐箕(4)による選別風量を変更する構成、
制御装置(22)、および切替スイッチ(25)等によ
って、選別部(B)における選別形態を部用と夏用とに
切り替える選別形態切替手段(SC)を構成している。
また、二番物回収部(15)から扱室(A)へのスロワ
−ケース(26)の途中に、搬送二番物を扱室(A)に
還元する状態と揺動選別板(3)上に還元する状態とに
切り替え可能な還元経路切替機構(RC)を設けてある
。゛ この還元経路切替機構(RC)の具体的構成を説明する
と、前記スロワ−ケース(26)の中間部と揺動選別板
(3)とに両端が開口する分岐ダクト(27)を設ける
とともに、その分岐ダクト(27)のスロワ−ケース(
26)中間部における開口部分に、回動によってその開
口とその開口の下手側のスロワ−ケース(26)とを択
一的に閉塞可能な板材(28)を取り付けである。そし
て、その板材(28)を回動させるためのソレノイド(
29)を、前記切替スイッチ(25)の操作に応じた前
記制御装置(22)からの作動制御信号によって、切替
スイッチ(25)が稲用に切り替えられた場合にはスロ
ワ−ケース(26)を閉塞して二番物を揺動選別板(3
)上に還元するように、一方、切替スイッチ(25)が
夏用に切り替えられた場合には分岐ダクト(27)を閉
塞して二番物を扱室(A)内に還元するように、それぞ
れ前記板材(2B)を回動させる方向に作動させるよう
に構成してある。
つまり、既に述べた稲と麦との殻稈の性状の違いに応じ
て、殻稈のしなやかな稲の場合には二番物を扱室(A)
ではなく揺動選別板(3)上に還元することで、長いま
まの二番物が扱室(A)内に長く滞留する事態をな(し
、扱胴(2)に対する負荷を少なくして新たな被脱穀物
に対する脱穀能力の低下を回避できるようにし、一方、
切れワラの出やすい麦の場合には二番物を扱室(A)に
還元することで、切れワラが一香初回収部(13)に混
入することを少なくして選別性能の低下を回避できるよ
うにしてある。
〔別実施例〕
次に、本発明の別の実施例を説明する。
く1)先の実施例では、二番物を揺動選別板(3)上に
還元するための分岐ダクト(27)を設けたものを説明
したが、スロワ−ケース(26)と揺動選別板(3)と
の位置関係によっては、分岐ダク) (27)を省略し
、第3図及び第4図に示すように、単にスロワ−ケース
(26)に開口(26A)を設けるだけでもよい。
く2)先の実施例では、分岐ダクト(27)の開口とそ
の開口の下手側のスロワ−ケース(26)とを択一的に
閉塞可能な板材(28)を設けたものを説明したが、搬
送二番物が主としてスロワ−ケース(26)の天井近く
を通過することを考慮すると、第3図及び第4図に示す
ように、単にスロワ−ケース(26)の扱室(A)への
通路を開閉する板材(29)を設けるだけでもよい。こ
の構成の場合、板材(29)の開閉は、第3図に示すよ
うに揺動によって行なってもよいし、或は、第4図に示
すようにスライドによって行なうようにしてもよい。
く3〉選別形態切替手段(SC)と還元経路切替機構(
RC)とを連繋させる構成は適宜変更自在で、先の実施
例で説明したような制御装置(22)を介して連繋させ
る構成に替えて、機械的手段によって連繋させる構成と
してもよい。その−例としては、チャフシーブ(8)の
目合い変更操作用の操作ロッド(16)の一端に先の実
施例における板材(28)を係止する手段がある。
く4〉選別形態切替手段(SC)としては、先の実施例
で説明したようなチャフシーブ(8)の目合いと唐箕(
4)による選別風量をともに変更する構成に替えて、そ
れらの何れか一方のみを変更する構成としてもよい。
く5〉そのほか、脱穀装置の具体的構成は適宜変更自在
である。
〈6゛〉本発明は、先の実施例で説明したコンバイン搭
載型等の移動式の脱穀装置のほか、ハーベスタの脱穀装
置等の定置式のものにも適用することができる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係る脱穀装置の実施例を示
し、第1図は選別状態切替機構と還元経路切替機構との
概略構成図、第2図は全体側面図である。第3図及び第
4図はそれぞれ還元経路切替機構の別の実施例を示す概
略構成図である。 (3)・・・・・・揺動選別板、(4)・・・・・・唐
箕、(工4)・・・・・・二番物回収部、(26)・・
・・・・スロワ−ケース、(A)・・・・・・扱室、(
B)・・・・・・選別部、(SC)・・・・・・選別形
態切替手段、(RC)・・・・・・還元経路切替機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 扱室(A)の下方に揺動選別板(3)と唐箕(4)とを
    有する選別部(B)を配設するとともに、前記選別部(
    B)における選別形態を稲用と麦用とに切り替える選別
    形態切替手段(SC)を設けてある脱穀装置において、
    二番物回収部(14)から前記扱室へのスロワーケース
    (26)の途中に、搬送二番物を扱室(A)に還元する
    状態と、揺動選別板(3)上に還元する状態とに切り替
    え可能な還元経路切替機構(RC)を設け、前記選別形
    態切替手段(SC)による選別形態の切替動作に連動し
    て、稲用選別形態では二番物を揺動選別板(3)上に還
    元し、かつ、麦用選別形態では二番物を扱室(A)に還
    元するように選別形態切替手段(SC)と還元経路切替
    機構(RC)とを連係してある脱穀装置。
JP27801087A 1987-11-02 1987-11-02 脱穀装置 Pending JPH01120225A (ja)

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JP27801087A JPH01120225A (ja) 1987-11-02 1987-11-02 脱穀装置

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JP (1) JPH01120225A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08275668A (ja) * 1996-05-27 1996-10-22 Yanmar Agricult Equip Co Ltd コンバインの選別制御装置
JPH08275669A (ja) * 1996-05-27 1996-10-22 Yanmar Agricult Equip Co Ltd コンバインの選別制御装置
JPH08275670A (ja) * 1996-05-27 1996-10-22 Yanmar Agricult Equip Co Ltd コンバインの選別制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08275668A (ja) * 1996-05-27 1996-10-22 Yanmar Agricult Equip Co Ltd コンバインの選別制御装置
JPH08275669A (ja) * 1996-05-27 1996-10-22 Yanmar Agricult Equip Co Ltd コンバインの選別制御装置
JPH08275670A (ja) * 1996-05-27 1996-10-22 Yanmar Agricult Equip Co Ltd コンバインの選別制御装置

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