JPH01120060A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH01120060A
JPH01120060A JP27582387A JP27582387A JPH01120060A JP H01120060 A JPH01120060 A JP H01120060A JP 27582387 A JP27582387 A JP 27582387A JP 27582387 A JP27582387 A JP 27582387A JP H01120060 A JPH01120060 A JP H01120060A
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JP
Japan
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region
conductivity type
type
substrate
layer
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JP27582387A
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English (en)
Inventor
Katsuyoshi Washio
勝由 鷲尾
Masataka Kato
正高 加藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置の構造に係り、特に高速動作に適
した構造に関する。
(従来の技術〕 従来の高速バイポーラ・トランジスタの構造については
、「超高速バイポーラ・デバイス」 (培風館)第79
頁から第83頁において論じられている。第2図にバイ
ポーラ・トランジスタの断面構造を示す。すなわち、エ
ミッタ領域6の周辺と底面にはベース領域4,5がある
。゛バイポーラ・トランジスタの高周波特性は主にエミ
ッタ領域の底面に位置するベース領域5(以下、真性ベ
ース領域と呼ぶ)により決定される。エミッタ周辺のベ
ース領域4は、真性ベース領域5に電極を取り付けるた
めに設け、外部ベース領域と呼ばれる。
通常、外部ベース領域4は、真性ベース5に比べて深く
高濃度の分布を有しており、それによって電極からの抵
抗を低減している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来構造のバイポーラ・トランジス
タでは大電流動作時に高速性が損なわれるという問題点
があった。第3図でその原因を説明する。同図(a)は
低電流動作時における電子Eと正孔Hの電流分布を示し
ている。電子Eは工ミッタ50底面の全体から直下のコ
レクタ10へ流れ、また正孔Hは外部ベース30から真
性ベース40を経てエミッタ50へ均一に流れる。とこ
ろが、同図(b)に示す大電流動作時の電子Eと正孔H
の電流分布はエミッタ50の周辺に集中している。これ
は、真性ベース4oの抵抗が高いためベース電流による
電位降下が生じ、エミッタ周辺部に比べてエミッタ底面
部におけるベース・エミッタ間順方向バイアスが低下す
るためである。
前記の様な電流集中の結果、電子Eは高濃度で深い外部
ベース領域30を通過するためベース走行時間が長くな
るばかりか、高注入状態によるベースが広がり効果によ
り著しく高速動作に障害を受ける。ここで、ベース広が
り効果低減を図る方法として、低濃度のエピタキシャル
層を薄膜化するとか、エピタキシャル層を高濃度化する
ことが考えられるが、いずれの方法もコレクタ・ベース
間容量の増大による低電流動作時の速度低下や耐圧の低
下といった副作用を生じてしまう。
本発明の目的は、従来の半導体装置の上述の問題点を改
善し、大電流動作時における高速性損失を低減し得る半
導体装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明では上記目的を達成するために、第1導電
型の半導体基板と、該基板の表面領域に設けられた前記
第1導電型と反対導電型の第2導電型の第1領域と、該
第1領域および前記基板上に設けられた第2導電型の単
結晶半導体層の第2領域と、該第2領域内に設けられた
第1導電型の第3領域と、該第3領域内に設けられた第
2導電型の第4領域と、該第4M域周辺の第3領域と電
気的に接続された第1導電型の第5領域と、第3領域と
第5領域の接続部直下の第2領域内に設けられた第2導
電型の第6領域とを有することを特徴とする。
換言すれば、真性ベース領域と外部ベース領域の接続部
のエピタキシャル層に高濃度領域を設ける構造をとる。
〔作用〕
本構造により、大電流動作時に電流集中を生じてもベー
ス広がり効果を低減し、高速性損失を防止できる。また
、本構造ではコレクタ・ベース間容量はほとんど増大せ
ず、低電流動作時の速度低下もなく、さらに真性ベース
領域直下のエピタキシャル層の厚さは維持されているた
め耐圧が低下することもない。
〔実施例〕
以下に5本発明の実施例を参照して詳細に説明する。
実施例1 第1図に本発明の半導体装置の第1の実施例の断面構造
を示す。
本実施例では、外部ベース4と真性ベース5の接続部直
下のエピタキシャル層内に高濃度のn+型型数散層22
設けた構造である。それ故、大電流動作時に電子電流が
エミッタ6の周辺部から真性ベース5と外部ベース4の
接続部領域を経て、エピタキシャル層3へ注入されると
、高濃度のn+型拡散MJ22がベース広がり効果を低
減させるように作用し、高速動作を維持できるにの高濃
度n十拡散M22は大電流動作時に電流が集中して流れ
る部分にのみ設けているため、コレクタ・ベース間の容
量はほとんど増大せず、低電流動作時の速度も維持でき
る。さらに、コレクタ・エミッタ間耐圧は真性ベース領
域5直下のエピタキシャル層3の厚さに依存し低濃度の
エピタキシャル層の薄膜化もしくは高濃度化により耐圧
低下を生じるが、本構造では耐圧も維持できる。
第4図(a)〜(Q)は第1図に示した第1の実施例の
バイポーラ・トランジスタの製造工程を示す断面図であ
る。以下製造工程を図番にしたがって説明する。
第4図(a):p型Si基板l上にn十型埋込拡散層2
を形成し、厚さ1μm、比抵抗1Ω・am程度のn型S
iエピタキシャル層3を成長させ、素子間分離のための
シリコン酸化filooを形成する。その後、エピタキ
シャル層3の表面を熱酸化して酸化膜111を形成し、
全面にシリコン酸化膜を堆積しパターンニングして11
0を残す。
次いで、全面にシリコン酸化膜以外の絶縁膜、例えばシ
リコン窒化膜(SiaNi)を堆積して、方向性の選択
エツチングによりシリコン酸化膜110の側面にのみシ
リコン窒化膜200を残す、その後、絶縁膜110,2
00をマスクとしてp型不純物を注入して外部ベース領
域4を形成する。
第4図(b):全面にシリコン酸化膜を厚く堆積してエ
ッチバックしてシリコン窒化膜200が露出した時点で
エツチングを終えて120を形成する。
第4図(C):シリコン窒化膜200を選択的にエツチ
ングして除去し、イオン打込み法によりn十型拡散層2
2を形成する。
その後、シリコン酸化膜110,120を除去し、通常
の方法によりトランジスタの真性ベース領域5.エミッ
タ領域6を形成し、酸化膜にコンタクト穴を開け、電極
を蒸着、パターンニングすることにより、第1図に示し
た素子が形成できる。
以上が本発明の第1の実施例とその製造方法であるが、
かかる製法によれば、外部ベース領域と真性ベース領域
の接続部直下近傍に自己整合的にn十型拡@層を形成で
き、接合容量の増大や耐圧低下等の副作用なしで、ベー
ス族がり効果による速度低下を防止すること1ができる
。また、n十型拡散層22の幅はシリコン窒化膜の堆積
膜厚により調整可能でトランジスタの平面寸法が微細化
されても十分に対応できる。なお、ここではシリコン酸
化膜110,120とシリコン窒化膜200の組合せを
用いているが、その構成を反対にしても形成可能である
ことは言うまでもない。
実施例2 第5図は、本発明の半導体装置の第2の実施例で、ベー
ス電極の取り出しに多結晶シリコンを用いた場合の断面
構造を示している。素子分離のためのシリコン酸化膜1
00の内側にマスク合せ精度で決まる幅だけ多結晶シリ
コン層300をシリコンエピタキシャル層に接続してい
る。外部ベース領域4が小さくなり、コレクタ・ベース
間容量が低減でき一層の高速性を得ることができる。ま
た、本橋造では多結晶シリコン層300の内側に自己整
合的にエミッタ領域6を設けることができ素子の微細化
が実現できる。この場合、エミッタ周辺部が外部ベース
領域と真空ベース領域の接続部に近接するため、n十型
拡散層22によりベース族がり効果の低減がより顕著に
なる。
第6図は、第5図に示した第2の実施例の製造工程の途
中を示す断面構造図である。第4図(a)においてシリ
コン窒化膜200を形成後、外部ベース領域形成予定部
のシリコン酸化膜111を除去し、第4図(b)で示し
たシリコン酸化膜120の代わりに、多結晶シリコン層
を全面に堆積しエッチバックしてシリコン窒化膜200
を露出させる。その後、多結晶シリコン層300にP型
不純物を拡散し、外部ベース領域4を形成する。
その後、シリコン窒化膜200を選択的にエツチングし
て除去し、イオン打込法によりn十型拡散層22を形成
し、真性ベース領域5.エミッタ領域6形成、コンタク
ト穴開口、電極形成により第5図に示した素子が形成さ
れる。
実施例3 第7図は本発明の半導体装置の第3の実施例の断面構造
を示す。
本実施例では、凸型単結晶半導体M3の側面より多結晶
シリコン層400でベース電極を取り出している。凸型
単結晶半導体層3の加工形成後、自己整合的に外部ベー
ス領域4を設けることにより、活性領域を微細化して高
速性を実現できる。
この場合、エミッタ領域6の周辺部が外部ベース領域4
の上にあるため、大電流動作時のエミッタ周辺への電流
集中が生じやすく、n十型拡散層22によるベース族が
り効果の低減が一層有効となる。
第8図は、第7図に示した第2の実施例の製造工程の途
中を示す断面構造図である。シリコン酸化膜110およ
びその側面に設けたシリコン窒化膜200をマスクに単
結晶シリコンを凸型に加工形成する。その後、側面にシ
リコン酸化膜153を形成し、選択エツチング法により
側面をシリコン窒化膜で覆い、熱酸化により、シリコン
酸化膜150を形成する。次いで、凸型Si、Fl側面
のシリコン窒化膜を除去し、外部ベース領域形成予定部
のシリコン酸化膜153を除去し、多結晶シリコン層を
全面に堆積しエッチバックしてシリコン窒化膜200を
露出させる。その後、多結晶シリコン層400にp型不
純物を拡散し、外部ベース領域4を形成する。
その後、シリコン窒化膜200を選択的にエツチングし
て除去し、イオン打込法によりn十型拡散層22を形成
し、真性ベース領域5.エミッタ領域6形成、コンタク
ト穴開口、電極形成により第7図に示した素子が形成さ
れる。
以上の各実施例1〜3において、その任意のいくつか、
あるいはすべての組合せを用いることができる。また、
半導体としてGaAs等の他の半導体を用いても本発明
の装置を実現できる。また、各実施例でのp型、n型の
感電型を逆に用いることができるのは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、大電流動作時においても高速動作が可
能で、かつ高耐圧で低消費電力のトランジスタおよび集
積回路を提供することができる6
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体装置の一実施例であるバイポー
ラトランジスタの構造を示す断面図、第2図は従来のバ
イポーラトランジスタの構造を示す断面図、第3図(a
)(b)は電流分布を示す断面図、第4図は本発明によ
るバイポーラトランジスタの製造工程を示す断面図、第
5図、第6図は本発明の半導体装置の第2の実施例を示
す断面図および製造工程を示す断面図、第7図、第8図
は本発明の第3の実施例を示す断面図および製造工程を
示す断面図である。 1−p型Si基板、2,10−n+型埋込層、3゜20
・・・n型エピタキシャル層、4,5,30,40・・
・n型拡散層、6,15,22,5Q・・・n型拡散層
、7,8.9・・・電極、100,101,110゜1
11.120,130,150,151,152゜15
3・・・酸化膜、200・・・シリコン窒化膜、300
゜400・・・多結晶Si層、E・・・電子電流、H・
・・正孔電流。                  
 1、ど代理人 弁理士 小川勝男(−一・ 不 1  図 冨 2 口 3  n’lxa”Asrb4 4P型槁蚊肩 5 F堅済骸眉 嘱 3 図 (矢)         (b) ε電′3r電点 50 n型縞散眉 璽 、) 第 5 図 % 6 図 第 7 国 石3 図   1l1 3 n蟹エピ7鴨14 4θ0〃頼晶sシ46ny肱竜
屑 22   〃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、第1導電型の半導体基板と、該基板の表面領域に設
    けられた前記第1導電型と反対導電型の第2導電型の第
    1領域と、該第1領域および前記基板上に設けられた第
    2導電型の単結晶半導体層の第2領域と、該第2領域内
    に設けられた第1導電型の第3領域と、該第3領域内に
    設けられた第2導電型の第4領域と、該第4領域周辺の
    第3領域と電気的に接続された第1導電型の第5領域と
    、第3領域と第5領域の接続部直下の第2領域内に設け
    られた第2導電型の第6領域とを有することを特徴とす
    る半導体装置。
JP27582387A 1987-11-02 1987-11-02 半導体装置 Pending JPH01120060A (ja)

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JP27582387A JPH01120060A (ja) 1987-11-02 1987-11-02 半導体装置

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