JPH01118660A - 防縮加工における繊維束の脱塩素化処理方法及び装置 - Google Patents
防縮加工における繊維束の脱塩素化処理方法及び装置Info
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- JPH01118660A JPH01118660A JP27697287A JP27697287A JPH01118660A JP H01118660 A JPH01118660 A JP H01118660A JP 27697287 A JP27697287 A JP 27697287A JP 27697287 A JP27697287 A JP 27697287A JP H01118660 A JPH01118660 A JP H01118660A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、羊毛繊維等の防縮加工における脱塩処理方法
及び装置に関するものである。
及び装置に関するものである。
(従来の技術)
従来より、繊維製品に対するイージーケア−性の要求が
高まり、様々な繊維に対して様々な仕上加工がなされて
きている中で、ニットウェアーに対して防縮加工を施す
ことはほとんど常識化されているといって過言ではなく
、持に羊毛mmの防縮加工の開発が幅広く進められてい
る。この防縮加工には塩素化法、塩素化/酸化法等数多
くの加工法が存在し、そのほとんどがバッチ法から連続
法へと移行している。また、塩素化法、酸化法のみでは
充分ではない防縮加工度合を高めようと、樹脂との併用
法、埋ち塩素化/樹脂法、クロイ/樹脂法等が次々に開
発され、近時の防備加工技術は益々高度化が進んでいる
。
高まり、様々な繊維に対して様々な仕上加工がなされて
きている中で、ニットウェアーに対して防縮加工を施す
ことはほとんど常識化されているといって過言ではなく
、持に羊毛mmの防縮加工の開発が幅広く進められてい
る。この防縮加工には塩素化法、塩素化/酸化法等数多
くの加工法が存在し、そのほとんどがバッチ法から連続
法へと移行している。また、塩素化法、酸化法のみでは
充分ではない防縮加工度合を高めようと、樹脂との併用
法、埋ち塩素化/樹脂法、クロイ/樹脂法等が次々に開
発され、近時の防備加工技術は益々高度化が進んでいる
。
然して、これらの防縮加工処理法においては、防縮加工
処理後に脱塩素化処理が必要とされ、塩素化処理工程の
後には酸性亜硫酸ソーダ等により脱塩素化を行なう工程
が設けられている。この−例として塩素化法と樹脂法と
の併用法の処理工程を第8図に示し、これを簡単に説明
する。同図において、スライバー、トップ等の繊維束(
1)は夫々の方法1こおける適宜の防砺加工装fii(
10を経て加工処理を施され、次いで酸性亜硫酸ソーダ
等を投入した第1槽(脱塩槽〕αυを経由して脱塩素化
が行なわれ、第2槽@で水洗される。そして第8楡(6
)において適宜の樹脂を適用し、紋終の第4槽a< −
c”柔軟化処理を行なった上で乾燥機(15へと送り出
されるのである。
処理後に脱塩素化処理が必要とされ、塩素化処理工程の
後には酸性亜硫酸ソーダ等により脱塩素化を行なう工程
が設けられている。この−例として塩素化法と樹脂法と
の併用法の処理工程を第8図に示し、これを簡単に説明
する。同図において、スライバー、トップ等の繊維束(
1)は夫々の方法1こおける適宜の防砺加工装fii(
10を経て加工処理を施され、次いで酸性亜硫酸ソーダ
等を投入した第1槽(脱塩槽〕αυを経由して脱塩素化
が行なわれ、第2槽@で水洗される。そして第8楡(6
)において適宜の樹脂を適用し、紋終の第4槽a< −
c”柔軟化処理を行なった上で乾燥機(15へと送り出
されるのである。
つまり、防縮加工処理の施されたスライバー或いはトッ
プ等の繊維束は、脱塩素化処理液が投入貯溜された脱塩
槽へ直接導入されて脱塩素化が行なわれるようになって
いる。
プ等の繊維束は、脱塩素化処理液が投入貯溜された脱塩
槽へ直接導入されて脱塩素化が行なわれるようになって
いる。
(発明が解決しようとする問題点)
上述の脱塩素化処理において、処理液の映度、処理浴の
温度、処理時間等の処理条件は、処理方式、機構、繊維
束の種類によって適切な条件に設定しうるものであるが
、継続運転の中(こは大きな問題が引き起こされること
となる。即ち、従来の脱塩素化処理は、防縮加工処理の
完了した繊維束を直接説塩処理檜へ導入して行なうもの
であって、時間が経つにつれて当然起こる処理液・の疲
労の度合が高いため処理能力の低下が甚だしく、これに
よる機械運転効率の低下、更には処理不良による品質の
劣下も凭れない。そこでこの脱塩素化処理の能力を向上
するために脱塩槽を改造すること等も考えられるが、脱
塩槽を大きくするとすれば無駄なスペースが必要とされ
たり処理時間が長くなったりと、他面において引き起こ
される問題が大きすぎるのである。
温度、処理時間等の処理条件は、処理方式、機構、繊維
束の種類によって適切な条件に設定しうるものであるが
、継続運転の中(こは大きな問題が引き起こされること
となる。即ち、従来の脱塩素化処理は、防縮加工処理の
完了した繊維束を直接説塩処理檜へ導入して行なうもの
であって、時間が経つにつれて当然起こる処理液・の疲
労の度合が高いため処理能力の低下が甚だしく、これに
よる機械運転効率の低下、更には処理不良による品質の
劣下も凭れない。そこでこの脱塩素化処理の能力を向上
するために脱塩槽を改造すること等も考えられるが、脱
塩槽を大きくするとすれば無駄なスペースが必要とされ
たり処理時間が長くなったりと、他面において引き起こ
される問題が大きすぎるのである。
本発明は上述のような実情に鑑みなされたものであって
、防縮加工処理後のMA紬束に対して連続的に脱塩素化
処理を施すに際し、処理液の疲労を看しく軽減せしめて
処理能力を向上させ、効率及び品質の向上に優れた効果
を奏する方法及び装置の提供を目的とするものである。
、防縮加工処理後のMA紬束に対して連続的に脱塩素化
処理を施すに際し、処理液の疲労を看しく軽減せしめて
処理能力を向上させ、効率及び品質の向上に優れた効果
を奏する方法及び装置の提供を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するために本発明の第1発明は、防縮加
工処理後のスライバー等の繊維束を連続的に走行させ、
脱塩槽を経由せしめて脱塩素化処理を施す奢ζ際し、該
脱塩槽の前位置において、走行するlam束に対してそ
の略全幅に渡って脱塩素化処理液を供給し、しかる後そ
の略同幅に渡って水を噴射して脱塩槽内へ導入すること
を要旨とする防縮加工における繊維束の脱塩素化処理方
法であり、また第2発明はこの方法を実現するのに好適
な装置であり、防縮加工処理装置から送出されたスライ
バー等の繊維束を連続的に走行させて脱塩素化処理を施
す装置であって、脱塩素化処理液を投入貯溜された脱塩
槽、該脱塩槽の前位置醗こおいて、走行する繊維束の上
方にその略全幅に対応させて設けられた処理液供給手段
、及び該処理液供給手段と前記脱塩槽との略中間位置に
おいて、走行する繊維束の上方に所妥の間隔を存し且つ
その略全幅に渡って配設された水噴射用パイプを備えて
なることを要旨とするものである。
工処理後のスライバー等の繊維束を連続的に走行させ、
脱塩槽を経由せしめて脱塩素化処理を施す奢ζ際し、該
脱塩槽の前位置において、走行するlam束に対してそ
の略全幅に渡って脱塩素化処理液を供給し、しかる後そ
の略同幅に渡って水を噴射して脱塩槽内へ導入すること
を要旨とする防縮加工における繊維束の脱塩素化処理方
法であり、また第2発明はこの方法を実現するのに好適
な装置であり、防縮加工処理装置から送出されたスライ
バー等の繊維束を連続的に走行させて脱塩素化処理を施
す装置であって、脱塩素化処理液を投入貯溜された脱塩
槽、該脱塩槽の前位置醗こおいて、走行する繊維束の上
方にその略全幅に対応させて設けられた処理液供給手段
、及び該処理液供給手段と前記脱塩槽との略中間位置に
おいて、走行する繊維束の上方に所妥の間隔を存し且つ
その略全幅に渡って配設された水噴射用パイプを備えて
なることを要旨とするものである。
(作用)
上記の構成を有する本発明の方法とその装置によれば、
防縮加工処理後のスライバー等の繊維束を脱塩槽へ導入
してこの中を通過せしめて脱塩素化処理を施す際、走行
する4a紬束Cζ対して予め脱塩素化処理液を供給する
ことにより予備処理効果が与えられ、次いで水を噴射し
て処理液を一旦流した上で脱塩槽へ送り込むことにより
、脱塩槽内の負荷、処理液疲労は著しく軽減されること
になる。
防縮加工処理後のスライバー等の繊維束を脱塩槽へ導入
してこの中を通過せしめて脱塩素化処理を施す際、走行
する4a紬束Cζ対して予め脱塩素化処理液を供給する
ことにより予備処理効果が与えられ、次いで水を噴射し
て処理液を一旦流した上で脱塩槽へ送り込むことにより
、脱塩槽内の負荷、処理液疲労は著しく軽減されること
になる。
特に上記の脱塩処理装置奢こおいては、走行スる繊維束
の略全幅に渡りで処理液が供給されて均等に予備処理効
果が与えられ、更に噴射水流が繊維束を通過して良好な
洗浄作用が行なわれた上で処理液の投入貯溜された脱塩
槽へ導入されることにより、繊維束の質を損なうことな
く均−且つ充分な脱塩素化処理が短時間で少スペース内
にて実現可能となるのである。
の略全幅に渡りで処理液が供給されて均等に予備処理効
果が与えられ、更に噴射水流が繊維束を通過して良好な
洗浄作用が行なわれた上で処理液の投入貯溜された脱塩
槽へ導入されることにより、繊維束の質を損なうことな
く均−且つ充分な脱塩素化処理が短時間で少スペース内
にて実現可能となるのである。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳述する。
本発明方法において使用する脱塩素化処処装置は、第8
図に基づき前述した処理工程における脱塩槽αηの前位
置に配されてなり、第1図及び第2図に示す如く、スラ
イバー等の繊維束(1)を矢印入方向に連続的に走行さ
せながら順次処理を施すものである。即ち両図に示す通
り、脱塩槽(6)の繊維束導入口に配設された咬りロー
ラー(2a)とフィードローラー(2b)とからなるロ
ーラ一対(2)の的位置に、繊維走行方向に向かって、
つまり前記ローラ一対(2)へ近づ(方向へ処理液ガイ
ド(3)、処理液噴射用パイプ(4)、水噴射用パイプ
(5)が順次配設されている。
図に基づき前述した処理工程における脱塩槽αηの前位
置に配されてなり、第1図及び第2図に示す如く、スラ
イバー等の繊維束(1)を矢印入方向に連続的に走行さ
せながら順次処理を施すものである。即ち両図に示す通
り、脱塩槽(6)の繊維束導入口に配設された咬りロー
ラー(2a)とフィードローラー(2b)とからなるロ
ーラ一対(2)の的位置に、繊維走行方向に向かって、
つまり前記ローラ一対(2)へ近づ(方向へ処理液ガイ
ド(3)、処理液噴射用パイプ(4)、水噴射用パイプ
(5)が順次配設されている。
然して、処理液ガイド(3)及び処理液噴射用パイプ(
4月よ本実施例において2者で処理液供給手段としての
役割を果たすものであり、処理液噴射用パイプ(4)は
前記脱塩槽(ロ)内の酸性亜硫酸ソーダ等の処理液を吸
い上げる定量ポンプPに連結されている。この処理液噴
射用パイプ(4)は走行する繊維束(1)の上方に該繊
維束(1)の略同幅を有して配設されており、中空パイ
プに複数の処理液噴出口(4a)!、軸方向に適宜間隔
を6いて穿設して形成されている。そしてこの処理液噴
出口(4a)より噴出、さ・れる処理液(6)は、−旦
前記処理液ガイド(3)に向かって噴射され、該処理液
ガイド(3)を経てm維束面に供給される。該処理液ガ
イド(3)は前記処理液噴射用パイプ(4)の手前に、
作用面(8a)を前記処理液噴出口(4a)に対向させ
て且つ、繊維束面に対して略垂直として配設され、該作
用面(8a)即ち被噴射面は前記処理液噴射用パイプ(
4)と同様に繊維束(1)の略全幅に渡り且つその下端
縁(8b)を繊維束(1)の上方近傍暑こまで到らしめ
ている。
4月よ本実施例において2者で処理液供給手段としての
役割を果たすものであり、処理液噴射用パイプ(4)は
前記脱塩槽(ロ)内の酸性亜硫酸ソーダ等の処理液を吸
い上げる定量ポンプPに連結されている。この処理液噴
射用パイプ(4)は走行する繊維束(1)の上方に該繊
維束(1)の略同幅を有して配設されており、中空パイ
プに複数の処理液噴出口(4a)!、軸方向に適宜間隔
を6いて穿設して形成されている。そしてこの処理液噴
出口(4a)より噴出、さ・れる処理液(6)は、−旦
前記処理液ガイド(3)に向かって噴射され、該処理液
ガイド(3)を経てm維束面に供給される。該処理液ガ
イド(3)は前記処理液噴射用パイプ(4)の手前に、
作用面(8a)を前記処理液噴出口(4a)に対向させ
て且つ、繊維束面に対して略垂直として配設され、該作
用面(8a)即ち被噴射面は前記処理液噴射用パイプ(
4)と同様に繊維束(1)の略全幅に渡り且つその下端
縁(8b)を繊維束(1)の上方近傍暑こまで到らしめ
ている。
尚、脱塩槽αυから前記定量ポンプPによって吸い上げ
られて繊維束(1)に供給される処理液の流意は、通常
の25f/mの繊維束(スライバー)(1)を28本供
給した場合を例にとれば2.5〜5.0J/minが好
適であり、これより少ないと充分な処理効果が得られず
、また一方これより多くして処理液を無駄に消費する必
要もない。
られて繊維束(1)に供給される処理液の流意は、通常
の25f/mの繊維束(スライバー)(1)を28本供
給した場合を例にとれば2.5〜5.0J/minが好
適であり、これより少ないと充分な処理効果が得られず
、また一方これより多くして処理液を無駄に消費する必
要もない。
本実施例においては処理液供給手段を上述の如き構成と
したが、特にこれに限定されるものではなく、繊維束(
1)の全幅に渡って均一な処理液供給を行ない得るもの
であればよい。しかしながら処理液を直接供給するより
も本実施例の如くガイドを設けたものの方が容易且つ確
実に均一な処理液供給がなされる上、液飛散等の問題も
防止されるという点で好適である。
したが、特にこれに限定されるものではなく、繊維束(
1)の全幅に渡って均一な処理液供給を行ない得るもの
であればよい。しかしながら処理液を直接供給するより
も本実施例の如くガイドを設けたものの方が容易且つ確
実に均一な処理液供給がなされる上、液飛散等の問題も
防止されるという点で好適である。
また、水噴射用パイプ(5)は、脱塩槽αυのローラ一
対(2)への繊維束(1ン導入ロ近傍において、繊維束
走行部分の上方にa紬束面と所妥の間隔をあけて配設さ
れている。これも前記処理液噴射用パイプ(4)と同様
に中空パイプに複数の水噴出口(5a)を、軸方向に適
宜間隔をおいて穿設してなり、走行する繊維束(1)の
略全幅に渡っている。この水噴出口(5a)は、水噴射
用パイプ(5)の下周面のやや脱塩槽αυ側に穿設され
、噴射水(7)が繊維束(1)の走行方向に向かって斜
めに噴射されるようになっている。
対(2)への繊維束(1ン導入ロ近傍において、繊維束
走行部分の上方にa紬束面と所妥の間隔をあけて配設さ
れている。これも前記処理液噴射用パイプ(4)と同様
に中空パイプに複数の水噴出口(5a)を、軸方向に適
宜間隔をおいて穿設してなり、走行する繊維束(1)の
略全幅に渡っている。この水噴出口(5a)は、水噴射
用パイプ(5)の下周面のやや脱塩槽αυ側に穿設され
、噴射水(7)が繊維束(1)の走行方向に向かって斜
めに噴射されるようになっている。
また該水噴射用パイプ(5)による噴射水(7)の圧力
は、繊維束(1)の送り童を前記と同一、即ち25fI
/mX28=700ダ/mとした場合において0.1〜
0、8 kf/am2が好適であり、これより圧力が小
さいと光分な洗浄効果が得られず、fn前記以上になる
と繊維束(1)を乱すことになり、いずれも好ましくな
く、これは繊維束(1)の量等に応じ水量調整弁V(こ
よって容易に調整され得るようになりでいる。
は、繊維束(1)の送り童を前記と同一、即ち25fI
/mX28=700ダ/mとした場合において0.1〜
0、8 kf/am2が好適であり、これより圧力が小
さいと光分な洗浄効果が得られず、fn前記以上になる
と繊維束(1)を乱すことになり、いずれも好ましくな
く、これは繊維束(1)の量等に応じ水量調整弁V(こ
よって容易に調整され得るようになりでいる。
尚、水噴射用パイプ(5)の噴出口(6a)とm維束面
との距離は、通常50〜100 mmとするが、もちろ
ん前記噴射圧力や繊維束の種類に応じて妓適な状態に適
宜設定できる。
との距離は、通常50〜100 mmとするが、もちろ
ん前記噴射圧力や繊維束の種類に応じて妓適な状態に適
宜設定できる。
然して、前記処理液噴射用パイプ(4)と水噴射用パイ
プ(5)はガイドローラー(8)を挾んで前後に配設さ
れ、該ガイドローラー(8)の下方には処理液ガイド(
3)の下から脱塩槽0υの近傍に到る受は皿(9)が設
けられており、繊維束(1)の内部を通過して落下する
処理液(6)及び噴射水(7)をここで受けるようにな
っている。
プ(5)はガイドローラー(8)を挾んで前後に配設さ
れ、該ガイドローラー(8)の下方には処理液ガイド(
3)の下から脱塩槽0υの近傍に到る受は皿(9)が設
けられており、繊維束(1)の内部を通過して落下する
処理液(6)及び噴射水(7)をここで受けるようにな
っている。
また、処理液の有効利用を考えて、−旦噴出されて繊維
束内部を通過した処理液を水とは別1こ回収して、処理
効果に問題のない範囲で再利用することも可能である。
束内部を通過した処理液を水とは別1こ回収して、処理
効果に問題のない範囲で再利用することも可能である。
然して上記装置t+こよりスライバー等の繊維束(1)
の脱塩素化処理を行なえば、防縮加工処理を施された繊
維束(1)は脱塩槽α月こ導入される前に処理液噴射用
パイプ(4)と水噴射用パイプ(5)との下方を順次通
過して予備処理が行なわれる。即ち連続走行する繊維束
(1)に対して、処理液噴射用パイプ(4)から処理液
ガイド(3)を経由せしめた脱塩素化処理液(6)を略
全幅iこ渡って均一に供給し、しかる後ここに水(7)
を噴射することにより効果的な予備処理が行なわれるこ
ととなるのである。
の脱塩素化処理を行なえば、防縮加工処理を施された繊
維束(1)は脱塩槽α月こ導入される前に処理液噴射用
パイプ(4)と水噴射用パイプ(5)との下方を順次通
過して予備処理が行なわれる。即ち連続走行する繊維束
(1)に対して、処理液噴射用パイプ(4)から処理液
ガイド(3)を経由せしめた脱塩素化処理液(6)を略
全幅iこ渡って均一に供給し、しかる後ここに水(7)
を噴射することにより効果的な予備処理が行なわれるこ
ととなるのである。
また上記の処理はその処理位置を脱塩槽のnjj位置と
すれば、特に限定されるものではないが、防縮加工処理
後fこ処理を安定化し落ち着けるに充分な時間をおくこ
と、脱塩槽Oυ内で施される脱塩素化処理と効果的に結
びつけること等の点を考慮し、脱塩槽αυの直前(こて
行なうこと、即ち前記装置を脱塩槽(ロ)の直前に設け
ることが好ましい。
すれば、特に限定されるものではないが、防縮加工処理
後fこ処理を安定化し落ち着けるに充分な時間をおくこ
と、脱塩槽Oυ内で施される脱塩素化処理と効果的に結
びつけること等の点を考慮し、脱塩槽αυの直前(こて
行なうこと、即ち前記装置を脱塩槽(ロ)の直前に設け
ることが好ましい。
尚、処理液(6)及び水(7)の噴射については間欠噴
射、常時噴射のいずれであっても処理効果に差異はなく
、繊維束(1)の送り速度が通常5〜7m/分であるか
ら、符に常時噴射を行なう必要はなく、a細束(1)の
全面に過不足なく供給し得るピッチで間欠噴射を行なえ
ばよい。
射、常時噴射のいずれであっても処理効果に差異はなく
、繊維束(1)の送り速度が通常5〜7m/分であるか
ら、符に常時噴射を行なう必要はなく、a細束(1)の
全面に過不足なく供給し得るピッチで間欠噴射を行なえ
ばよい。
(発明の効果)
以上述べた通り、本発明の方法及び装置によれば、防縮
加工処理を施されたスライバー等の繊維束に脱塩素化処
理を施すに際し、脱塩槽へ導入する前に充分な予備処理
効果が与えられ、これにより脱塩槽内の処理液の疲労度
が激減し、処理能力の向上及びそれに伴う品質の向上は
顕著なものであり、更には機械運転効率、後工程におけ
る紡出スピードを向上せしめる効果も有するのである。
加工処理を施されたスライバー等の繊維束に脱塩素化処
理を施すに際し、脱塩槽へ導入する前に充分な予備処理
効果が与えられ、これにより脱塩槽内の処理液の疲労度
が激減し、処理能力の向上及びそれに伴う品質の向上は
顕著なものであり、更には機械運転効率、後工程におけ
る紡出スピードを向上せしめる効果も有するのである。
符に本発明の装置を使用すれば、少スペース内で短時間
処理が可能となり、上記の本発明が好適に実施可能とな
る。
処理が可能となり、上記の本発明が好適に実施可能とな
る。
第1図は本発明方法を実施する装置の一実施例を示す外
観斜視図、第2図は同断面図、第8図は防縮加工処理工
程の説明図である。 (1)・・・繊維束、 (2)・・・ローラ
一対、(2a)・・・咬りローラー、 (2b)・・・フィードローラー、 (3)・・・処理液ガイド、 (4)・・・処理液噴射用パイプ、 (5)・・・水噴射用パイプ、 (6)・・・処理液、
(7)・・・噴射水、(8)・・・ガイドローラー、(
9)・・・受は皿、 00・・・防縮加工装置
、αD・・・脱塩槽。 第1図
観斜視図、第2図は同断面図、第8図は防縮加工処理工
程の説明図である。 (1)・・・繊維束、 (2)・・・ローラ
一対、(2a)・・・咬りローラー、 (2b)・・・フィードローラー、 (3)・・・処理液ガイド、 (4)・・・処理液噴射用パイプ、 (5)・・・水噴射用パイプ、 (6)・・・処理液、
(7)・・・噴射水、(8)・・・ガイドローラー、(
9)・・・受は皿、 00・・・防縮加工装置
、αD・・・脱塩槽。 第1図
Claims (3)
- (1)防縮加工処理後のスライバー等の繊維束を連続的
に走行させ、脱塩槽を経由せしめて脱塩素化処理を施す
に際し、該脱塩槽の前位置において、走行する繊維束に
対してその略全幅に渡って脱塩素化処理液を供給し、し
かる後その略同幅に渡って水を噴射して脱塩槽内へ導入
することを特徴とする防縮加工における繊維束の脱塩素
化処理方法。 - (2)防縮加工処理装置から送出されたスライバー等の
繊維束を連続的に走行させて脱塩素化処理を施す装置で
あって、脱塩素化処理液を投入貯溜された脱塩槽、該脱
塩槽の前位置において、走行する繊維束の上方にその略
全幅に対応させて設けられた処理液供給手段、及び該処
理液供給手段と前記脱塩槽との略中間位置において、走
行する繊維束の上方に所要の間隔を存し且つその略全幅
に渡って配設された水噴射用パイプを備えてなることを
特徴とする防縮加工における繊維束の脱塩素化処処装置
。 - (3)処理液供給手段が、脱塩槽内の処理液吸引用定量
ポンプと、走行する繊維束の上方に近接状態で且つ作用
面を繊維束の略全幅に渡って垂設した処理液ガイドと、
該処理液ガイドに向かって前記定量ポンプにより吸引さ
れた処理液を噴射する処理液噴射用パイプとから構成さ
れている特許請求の範囲第2項記載の防縮加工における
繊維束の脱塩素化処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27697287A JPH01118660A (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 | 防縮加工における繊維束の脱塩素化処理方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27697287A JPH01118660A (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 | 防縮加工における繊維束の脱塩素化処理方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01118660A true JPH01118660A (ja) | 1989-05-11 |
Family
ID=17576978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27697287A Pending JPH01118660A (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 | 防縮加工における繊維束の脱塩素化処理方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01118660A (ja) |
-
1987
- 1987-10-31 JP JP27697287A patent/JPH01118660A/ja active Pending
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