JPH07216721A - 繊維ウェブを処理する方法及びその装置 - Google Patents

繊維ウェブを処理する方法及びその装置

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JPH07216721A
JPH07216721A JP7012807A JP1280795A JPH07216721A JP H07216721 A JPH07216721 A JP H07216721A JP 7012807 A JP7012807 A JP 7012807A JP 1280795 A JP1280795 A JP 1280795A JP H07216721 A JPH07216721 A JP H07216721A
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JP
Japan
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passage
fibrous web
roller
rollers
treatment medium
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JP7012807A
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Christian Strahm
クリスティアン・シュトラーム
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ZOORIPATO AG
Solipat AG
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ZOORIPATO AG
Solipat AG
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B3/00Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating
    • D06B3/10Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating of fabrics
    • D06B3/20Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating of fabrics with means to improve the circulation of the treating material on the surface of the fabric
    • D06B3/201Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating of fabrics with means to improve the circulation of the treating material on the surface of the fabric the treating material being forced through the textile material
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B1/00Applying liquids, gases or vapours onto textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing or impregnating
    • D06B1/02Applying liquids, gases or vapours onto textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing or impregnating by spraying or projecting

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長手方向に弾性的である編み製品、及び張力
による影響を受け易い繊維ウェブに対し、ジェット効果
を実現する一方で、各種の処理を可能にする、繊維ウェ
ブの処理方法及びその装置。 【構成】 繊維ウェブ1は、ローラ2、3の表面により
少なくとも部分的にその狭小点が形成された比較的狭い
通路を通じて案内される。処理媒体を繊維ウェブに供給
することの出来るノズル7は通路の湾曲部分6、6′内
に配置されている。ローラの間の直線状部分8の長さは
極めて短く保つことが出来る。該装置は、張力による影
響を受け易い繊維ウェブの処理に特に適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、張力による影響を特に
受け易い(tension-sensitive)繊維ウェブが順次配置さ
れたローラの周りに沿って搬送方向に向けて案内される
と同時に、処理媒体による作用を受けるようにした、繊
維ウェブを処理する方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】こうした型式の方法及び装置は、望まし
くは液体である処理媒体によって、連続的に案内された
繊維ウェブの洗浄、含浸又はその他の処理を行う。
【0003】原理上、処理媒体をノズルを介して繊維ウ
ェブに供給することは従来技術で行われており、この処
理媒体の供給は、ウェブの直線状部分に、又はローラの
周りのウェブの湾曲部分に対して行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】国際特許出願第91/
04367号には、繊維ウェブが狭い通路(shaft)を通
じて伸長状態で案内され、また、必要であるならば、例
えば、水、高温の蒸気又は熱風のような異なる処理媒体
が圧力によって繊維ウェブに供給される処理方法が記載
されている。例えば、トリコットのような編み製品を処
理する場合、トリコットの非支持部分が比較的長いた
め、この方法は、不適当である。関連し且つ同等の装置
は、ドイツ特許公開第2521407号から公知であ
り、ここで、処理媒体がウェブに噴霧され、その後に、
吸引により、ウェブの当該側部から直ちに除去される。
この方法はウェブの直線状部分及び湾曲部分の双方に対
して行うことが出来る。この場合、処理媒体が長期間に
亙って、繊維ウェブに作用することは不可能であり、
又、気化性の処理媒体を使用する場合にも同様である。
ドイツ特許公開第1917759号には、処理液体が流
動するローラの周りの連続的に狭小なウェブの経路に沿
って、繊維ウェブが案内される、張力による影響を受け
易い繊維ウェブの処理方法が記載されている。かかる処
理により、ノズルを使用する場合程ではないが、液体
は、繊維ウェブに強制的に浸透される。
【0005】故に、本発明の一つの目的は、長手方向に
弾性的である編み製品、及び張力による影響を受け易い
繊維ウェブに対して、ジェット効果を実現する一方で、
各種の処理を可能にする、冒頭記載の型式の方法及び装
置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、張力による
影響を特に受け易い繊維ウェブが、順次配置されたロー
ラの周りに沿って搬送方向に向けて案内されると同時
に、処理媒体による作用を受けるようにした、該繊維ウ
ェブを処理する方法にして、前記繊維ウェブが、狭い通
路を通じて案内され、該通路の狭小壁が少なくとも前記
一つのローラの表面によって少なくとも部分的に形成さ
れ、通路の湾曲領域内にて、処理媒体が圧力下にて前記
繊維ウェブに供給されるようにしたことを特徴とする処
理方法により達成される。また、ローラが搬送方向に順
次配置され、繊維ウェブに処理媒体を作用させる装置を
備える、特別に張力による影響を受け易い繊維ウェブを
処理する装置にして、少なくとも一つのローラの表面
が、繊維ウェブを搬送することの出来る狭い通路の狭小
壁の少なくとも一部分を形成し、処理媒体を加圧状態で
供給するノズルが前記通路の少なくとも湾曲部分に配置
されることを特徴とする処理装置によって達成される。
【0007】ノズルをその湾曲領域内に配置すると共
に、ローラの巻き取り領域の周りで狭い通路を伸長させ
ることにより、繊維ウェブの全体の移動距離を活用する
ことが可能となる。湾曲領域内にて、繊維ウェブは張力
が加えられた表面を実現し、このため、処理媒体を特に
吸収し易い。ローラは互いに比較的近接して配置するこ
とが出来、このため、損傷し易いウェブの非支持部分が
なくなる。通路の全長に亙って強力な流れが発生し、繊
維ウェブが通路を通って進む時間の全体に亙って繊維ウ
ェブに作用する。
【0008】通路内の繊維ウェブは、処理媒体の作用を
受ける間に、そのウェブ側部の各々に少なくとも一回の
曲げ作用を受けることが望ましい。この場合、両側部に
等しい強さの強力な処理が行われる。このことは、例え
ば、案内される編み布地が幅の広い管状のものである場
合、特に有意義である。
【0009】ある場合には、湾曲した通路を単一のロー
ラの周りにのみ配置し、該通路を180°湾曲させ、
又、例えば、補助ローラを使用することも考えられる。
【0010】処理の間、繊維ウェブはまた、連続的に狭
小なウェブ経路に沿って案内し、このため、個々のロー
ラが互いに略接触するようにすることが出来る。この場
合、通路は、連続的に且つ交互に湾曲した形状となる。
【0011】特定の処理方法の場合、繊維ウェブは、最
初に、上方ローラの周りを案内され、そこで処理媒体が
加圧状態で供給され、次に、繊維ウェブは、下方ローラ
の周りを案内され、ここで繊維ウェブが液体の処理媒体
を含む浴中に浸漬される。この場合、下方ローラにて、
湾曲した通路に液体を完全に充たすことが出来、このこ
とは、その液体をこの領域中で加圧状態にて繊維ウェブ
にも浸透させる妨げにはならない。しかし、この下方通
路は、また、上方通路からの処理媒体の収集リザーバと
してしか機能し得ない。
【0012】高温の蒸気、飽和蒸気又は水は組み合わせ
て、又は単独で加圧状態で繊維ウェブに供給することが
出来る。また、これと同時に、個々のノズルを異なる処
理媒体に接続し、又はこうした接続部に代えて、対応し
た制御弁を使用することも可能と考えられる。
【0013】通路の全長に亙って、液体及び気化性の処
理媒体を交互に供給するならば、繊維の表面に特に優れ
た結果を実現することが可能である。繊維ウェブの表面
は、高温の蒸気を加圧状態で供給することで破断し、液
体、特に、真水の供給により、洗浄効果が増す。
【0014】連続的に配置した2つのローラは、対向す
る少なくとも2つの湾曲部分を形成することが望まし
い。特定の場合、ノズルを備える湾曲通路は、一つのロ
ーラにのみ設け、その他方のローラは湾曲通路が全くな
いか、又はノズルのない通路を備えるものとし、上記通
路は、例えば、液体で水洗いすればよいようにすること
も可能である。
【0015】湾曲した通路部分の間、又は2つのローラ
の間の双方に、直線状の通路部分を配置することが可能
である。2つのローラをその一方が他方の上になるよう
に配置し、通路が上方ローラの上面の周りを伸長し、も
う一方の通路が下方ローラの底面の周りを伸長し、通路
に関係しない、互いに対向するローラの面を共通のハウ
ジングで包み込む構造とした、例えば、プリント繊維ウ
ェブを洗浄する機械は、特に有利である。この場合、上
方通路からの液体又は蒸留液体は下方通路中に自由に流
動し、上記下方通路は、原理上、浴の形態となる。
【0016】また、ローラが閉じ且つ正常な面を有する
ことは必ずしも必要ではない。少なくとも一つのローラ
は、例えば、多孔ドラムとして形成し、その内部を吸引
−排出手段に接続可能なものとすることが出来る。これ
らのローラ又はドラムは、軸方向に又は周方向の何れか
に、波状の形状に形成することが可能である。通路の壁
間の距離は、3乃至30mmの範囲、望ましくは5乃至
10mmの範囲とする。
【0017】通路からの液体又は気体状の処理媒体の排
出は、通路の壁に適当な排除管を設けて行われる。
【0018】特定の場合、張力による影響を受け繊維ウ
ェブを通路の湾曲領域内のみならず、通路の直線状部分
で適宜に支持することが適当である。例えば、連続的な
多孔ベルトを通路の直線状部分に配置することが可能で
あり、上記多孔ベルトには、真空圧を加えることが出来
る。このようにして、繊維ウェブは、多孔ベルトに押し
付けられ、このため、過度の引張力荷重から保護され
る。これによって、多孔ベルトは又ローラの周りに巻き
付けることが可能であり、通路の湾曲部分の繊維ウェブ
は、ローラの表面には直接、接触せずに、多孔ベルトに
接触することになる。
【0019】
【実施例】本発明の実施例が図面に示してあり、又、以
下により詳細に説明する。
【0020】図1には、張力による影響を受け易い、例
えば編み製品のような繊維ウェブ1が極く概略的に示し
てある。該繊維ウェブは、望ましくは、被駆動ローラで
ある2つのローラ2、3に沿って比較的狭い通路5を通
じて案内される。繊維ウェブは、方向変更ローラ10に
沿って更に、矢印aの方向に搬送される。同時に、これ
らのローラ2、3は、方向bに回転する。また、ローラ
10も被駆動ローラとすることが出来る。これらのロー
ラの巻き付け領域内において、通路5は、2つの湾曲部
分6、6′を有し、ローラの表面が、直接、これらの位
置にて通路の一部分を形成する。ノズル7は、湾曲部分
に配置され、該ノズルは、供給管9、又は9′に接続さ
れる。これらのノズルは繊維ウェブの全長に亙って伸長
する、円錐形ノズル又はスロット式ノズルとすることが
出来る。ローラ2、3の間には、直線状部分8が配置さ
れ、繊維ウェブの両側部にてこの直線状部分の上にも、
同様に、ノズル7が配置されている。当然に、この構成
における繊維ウェブは、各側部にて少なくとも一回、曲
がり、これと同時に、処理媒体の作用を受ける。繊維ウ
ェブに加わる大きい機械的荷重は、通路中に噴射された
処理媒体の圧力と相俟って、その処理媒体を繊維ウェブ
中に深く浸透させる。繊維ウェブを振動させると、繊維
ウェブは、非支持状態の直線状長さとなり、この浸透作
用を更に増大させる結果となる。これらのローラは、例
えば、40乃至80cmの直径とすることが出来る。蒸
気、空気及び水の混合体は、ノズルを通じて供給するこ
とが出来、また、水以外の処理液体を採用することも可
能である。該ノズルは、全て同一の処理媒体源に接続す
るか、又は個々のノズル又はノズル群を異なる処理媒体
源に接続することが出来る。
【0021】図2には、処理装置の代替例が示してあ
り、この場合、通路は3つのローラ2、3、4により形
成され、これらローラは、ウェブを連続的に狭小なウェ
ブ経路に沿って案内する。この場合にも、少なくとも一
つのノズルが各湾曲部6、6′、6″の領域内に配置さ
れている。また、一対のノズルが通路の直線状入口部分
15内に設けられている。
【0022】図3には、ローラ2の領域内で通路に沿っ
た断面図が示してあり、上記ローラには、周方向の波状
部分11が設けられている。該ローラは、中空ローラと
して形成され、また、開口部12が設けられている。吸
引管14がローラの内部まで伸長し、このため、蒸気及
び/又は液体を吸引して除去することが出来る。ノズル
7は、個々の接続部を有する連続的なスロット式ノズル
として形成されている。通路の壁13はローラを完全に
包み込む、即ち、その全外周を包み込むため、一定の幅
の通路が繊維ウェブ1の領域内でのみ設けられる。後側
部にて、通路壁13は、ローラに接触しないように該ロ
ーラを包み込む。図1及び図2に示唆するように、通路
壁13はローラを巻き取り領域内でしか包み込まないか
ら、当然に、回転自在のローラ部分に適当なシールを介
在させる必要がある。
【0023】図4の実施例によれば、通路5は略S字形
の断面形状をしている。方向変更ローラ10は、繊維ウ
ェブ1を水平方向から第一のローラ2の湾曲領域6内に
案内する。方向変更ローラ10′上での退却は、矢印a
の方向と略同一の高さで行われる。蒸気−空気−水の混
合体が通路の壁に一体化した収集管16から繊維ウェブ
に供給される。望ましくは被駆動ローラであるローラ又
はドラム2、3は、繊維ウェブの一部分しか接触しない
ような構造の面を備えることが可能である。その結果、
処理媒体の影響の下、揺動自在な部分を形成することが
可能となる。
【0024】図5及び図6による洗浄機械の場合、ロー
ラの配置は、原理上、図4の実施例と同一である。上方
ドラム18及び下方ドラム19は、各々の場合、機械1
7のフレーム17内で回転可能であるように軸受に取り
付けられている。両方のドラムの回転軸は、同一の垂直
面内にある。駆動モータ20、20′は外側で機械フレ
ーム上に配置され、上記モータは、歯付きベルト、又は
vベルトにより双方のドラムを駆動するのみならず、個
々の方向変更ローラ27をも駆動する。
【0025】上方通路21は、上方ドラム18に配置さ
れ、上記ドラムの上面の上を約180°の角度で伸長し
ている。ドラムと通路の壁との間の距離は、極めて狭
く、例えば5mmである。複数の上方ノズル管25が通
路の幅全体の上を伸長しており、上記管には、スロット
式ノズルが設けられ、又は穴が形成されている。
【0026】下方ドラム19には、規則的な間隔にて個
々の波状部分28が設けられており、このため、繊維ウ
ェブは線でしか接触しない。下方通路22は、同様に、
180°に近い角度でドラム19の底面の周りを伸長す
る。しかし、上方通路と比較して、下方通路は、ドラム
と通路の壁との間の距離が著しく長く、10乃至40m
mである。また、通路の全幅に亙って伸長するノズル管
26が下方通路に配置されている。
【0027】通路に関係しないドラムの対向面は、共通
のハウジング23により接続されている。複数の窓フラ
ップ24が上記ハウジングの側部に配置されており、該
フラップは、繊維ウェブの導入を容易にし、又、作動中
の洗浄過程の監視を可能にする。
【0028】繊維ウェブ1は、ローラの周りに自動的に
巻き付けられたとき、同様に略S字形の形状となるが、
図4による実施例と異なり、最初に、方向変更ローラ2
7に沿って上方ドラム18まで案内される。上方通路2
1において、繊維ウェブ1には、蒸気、又必要であれ
ば、真水を交互に強力に作用させることも可能である。
【0029】下方ドラム19への移動は、ハウジング2
3内にて自由な径間距離で行われる。下方通路22に
は、液体が完全に充填されるが、この液体は常に交換す
る。液体は、ノズル管26を通じて繊維ウェブの表面に
圧送される。しかしながら、ノズル管26は、停止さ
せ、別のノズルを使用して、液体を供給し又は再循環さ
せることも可能である。
【0030】繊維ウェブは、洗浄室から別の方向変更ロ
ーラを経て矢印aの方向に排出される。かかる複数の洗
浄室は直列に接続することが望ましい。
【0031】図7の実施例の場合、繊維ウェブ1は、多
孔ベルト31に乗って通路35を通じて案内される。連
続的な多孔ベルトは、上方ローラ29と下方ローラ30
との間で張力が加えられる。ノズル34は、ローラの表
面の周りを伸長する通路33の壁に配置される。通路の
直線状領域内にて、多孔ベルトの内部には、部分真空チ
ャンバ32が配置されており、該チャンバは多孔ベルト
に向けて開口している。この部分真空チャンバの領域内
にて、繊維ウェブ1は、多孔ベルトに強く押し付けら
れ、通路の直線状領域内に配置される。更に、この部分
真空の結果、チャンバ32から離れる方向に方向決めさ
れた側部に噴霧された処理媒体は、繊維ウェブを通じて
吸引力により吸引される。勿論、両方のローラ29、3
0を多孔ローラとして構成することにより、これらのロ
ーラの領域内でも吸引効果を維持することが可能であ
る。
【0032】本発明が修正及び応用が可能である限り、
上述の説明及び添付図面は、本発明を限定するものと見
なすべきでなく、本発明の範囲は特許請求の範囲の記載
及び各種の組み合わせにより判断されるべきものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つのローラを備え且つ直線状の中間部分を有
する通路の縦断面図である。
【図2】連続的に狭小なウェブ経路に沿ってウェブを案
内するための3つのローラを備える通路の縦断面図であ
る。
【図3】波状のローラを有する通路及び中空の駆動通路
の断面図である。
【図4】S字形の通路とした一実施例の縦断面図であ
る。
【図5】一方が他方の上になるように配置した2つのロ
ーラを備える洗浄室の断面図である。
【図6】供給方向に見たときの図5の機械の一部分切り
欠き断面図である。
【図7】繊維ウェブを支持する多孔ベルトを備える更な
る実施例の図である。
【符号の説明】
1 繊維ウェブ 2、3、4 ロー
ラ 5 通路 6、6′、6″
通路の湾曲部分 7 ノズル 8 通路の直線状
部分 9、9′ 供給管 10、10′ 方
向変更ローラ 11 波状部分 12 開口部 13 通路壁 14 吸引管 15 通路の入口部分 16 収集壁 17 機械フレーム 18 上方ドラム 19 下方ドラム 20、20′ 駆
動モータ 21 上方通路 22 下方通路 23 ハウジング 24 窓フラップ 25、26 ノズル管 27 方向変更ロ
ーラ 28 波状部分 29 上方ローラ 30 下方ローラ 31 多孔ベルト 32 部分真空チャンバ 33、35 通路 34 ノズル

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 張力による影響を特に受け易い繊維ウェ
    ブ(1)が、順次配置されたローラ(2、3)の周りに
    沿って搬送方向(a)に向けて案内されると同時に、処
    理媒体による作用を受けるようにした、該繊維ウェブ
    (1)を処理する方法にして、 前記繊維ウェブ(1)が、狭い通路(5)を通じて案内
    され、該通路の狭小壁が少なくとも前記一つのローラの
    表面によって少なくとも部分的に形成され、通路の湾曲
    領域(6)内にて、処理媒体が圧力下にて前記繊維ウェ
    ブ(1)に供給されるようにしたことを特徴とする処理
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法にして、前記繊維
    ウェブ(1)が、その側部の各々にてローラの周りで方
    向変更され、該方向変更箇所の各々で前記処理媒体が供
    給されるようにしたことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の方法にし
    て、前記繊維ウェブ(1)が、連続的に狭小なウェブ経
    路に沿ってローラの周りを案内されることを特徴とする
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法にして、前記繊維
    ウェブが、最初に上方ローラの周りを案内され、ここで
    処理媒体が圧力下にて供給される一方、次に、前記繊維
    ウェブが、下方ローラの周りを案内され、ここで前記繊
    維ウェブが液体処理媒体を含む浴中に浸漬されることを
    特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の
    方法にして、少なくとも多少、気化性である処理媒体が
    供給されることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の方法にして、通路の経
    路に関して、液体及び気化性媒体が交互に供給されるこ
    とを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 ローラ(2、3)が搬送方向(a)に順
    次、配置され、繊維ウェブに処理媒体を作用させる装置
    を備える、特別に張力による影響を受け易い繊維ウェブ
    (1)を処理する装置にして、 少なくとも一つのローラ(2、3)の表面が、繊維ウェ
    ブを搬送することの出来る狭い通路(5)の狭小壁の少
    なくとも一部分を形成し、処理媒体を加圧状態で供給す
    るノズル(7)が前記通路の少なくとも湾曲部分(6)
    に配置されることを特徴とする処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の装置にして、2つのロ
    ーラが対向状態に湾曲した少なくとも2つの部分を形成
    することを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の装置して、前記通路の
    双方の湾曲部分の間に直線状部分(8)が配置されるこ
    とを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の装置にして、前記ノ
    ズル(7)が、同様に通路の直線状部分(8)の両側部
    に配置されることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の装置にして、2つの
    ローラが一方が他方の上になるように配置され、ローラ
    の上面の周りを伸長するように一つの通路が上方ローラ
    に配置される一方、ローラの下面の周りを伸長するよう
    に一つの通路が下方ローラに配置され、通路に関係しな
    いローラの対向面が共通のハウジングにより包み込まれ
    ることを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 請求項7乃至請求項11の何れかに記
    載の装置にして、前記ノズルが異なる処理媒体源に接続
    され、又は接続することが可能であることを特徴とする
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項7乃至請求項12の何れかに記
    載の装置にして、少なくとも一つのローラが透通性であ
    るように形成され、特に、多孔ドラムとして形成される
    ことを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 請求項7乃至請求項13の何れかに記
    載の装置にして、少なくとも一つのローラが周方向に又
    は軸方向に波状ローラとして形成されることを特徴とす
    る装置。
  15. 【請求項15】 請求項7乃至請求項14の何れかに記
    載の装置にして、前記湾曲した通路の通路壁間の距離が
    3乃至40mm、望ましくは5乃至10mmであること
    を特徴とする装置。
JP7012807A 1994-01-28 1995-01-30 繊維ウェブを処理する方法及びその装置 Pending JPH07216721A (ja)

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