JPH01118173A - 電子写真装置の定着装置 - Google Patents

電子写真装置の定着装置

Info

Publication number
JPH01118173A
JPH01118173A JP27676487A JP27676487A JPH01118173A JP H01118173 A JPH01118173 A JP H01118173A JP 27676487 A JP27676487 A JP 27676487A JP 27676487 A JP27676487 A JP 27676487A JP H01118173 A JPH01118173 A JP H01118173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat roller
roller
temperature
heat
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27676487A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Aiba
正彦 相羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP27676487A priority Critical patent/JPH01118173A/ja
Priority to DE19883836857 priority patent/DE3836857A1/de
Publication of JPH01118173A publication Critical patent/JPH01118173A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2053Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
    • G03G15/2057Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating relating to the chemical composition of the heat element and layers thereof
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/0095Heating devices in the form of rollers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静電転写型複写機や静電転写型記録装置、レ
ーザプリンタ、および磁気プリンタ等、記録紙に付着し
たトナーを加熱溶融することにより定着させる電子写真
装置の定着装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の電子写真装置の定着装置には、例えば第7図に示
すように、アルミニウム等の金属から成り、円筒形状を
成すローラ12の内部にヒータランプ13を備えたヒー
トローラ11が設けられている。このヒートローラ11
は、ヒータランプ13に通電することにより、間接的に
加熱されるようになっている。
上記ヒートローラ11は、摺動ベアリング14・14を
介してフレーム15に回動自在に支持されている。また
、ヒートローラ11の端部には駆動ギヤ16が設けられ
、図示しない駆動手段に駆動されて回転するようになっ
ている。
ヒートローラ11の下方には、ヒートローラ11との間
に記録紙17を挟み込んで加圧する加圧ローラ18が設
けられている。この加圧ローラ18は、シリコンゴムか
ら成るゴムローラ18aとシャフト18bとによって構
成され、シャフト18bは、摺動ベアリング19・19
を介してフレーム15に回動自在に支持されている。
ヒートローラ11の上方には、ヒートローラ11の温度
を検出するサーミスタ20が圧接されている。ヒートロ
ーラ11の上方には、さらに、温度ヒユーズ21および
サーモスタット22が設けられている。
また、第8図に示すように、ヒートローラ11における
記録紙17の排出側には、記録紙17に付着したトナー
23の粘着性によりローラ12に貼り付いた記録紙17
が巻き込まれるのを防止する剥離爪24が設けられてい
る。
前記サーミスタ20が接続される温度制御回路38は、
第9図に示すように、比較器31、抵抗32〜35、ト
ランジスタ36、およびリレー37から成り、ヒートロ
ーラ11をトナー23の定着に適した温度に保つための
制御を行うようになっている。この温度制御回路38の
リレー37は、温度ヒユーズ21およびサーモスタット
22とともに、ヒータランプ13に直列接続されて10
0■の交流電源に接続されている。
このような電子写真装置の定着装置では、ヒートローラ
11をトナー23の定着に適した温度に保つために次の
ような制御コ「が行われる。
例えば、ヒートローラ11の温度が低いときには、サー
ミスタ20の抵抗値は大きく、比較器31のマイナス側
入力電圧■(は、あらかじめ設定されたプラス側入力電
圧Vrよりも低い。そこで、比較器31の出力電圧VO
はハイレベルとなり、トランジスタ36がONになって
リレー37の接点がとじ、ヒータランプ13への通電が
行われてヒートローラ11が加熱される。
やがて、ヒートローラ11の温度が上昇すると、サーミ
スタ20の抵抗値が小さくなり、比較器31のマイナス
側入力電圧Vtは高くなる。そして、さらにヒートロー
ラ11の温度が上昇してマイナス側入力電圧Vtがプラ
ス側入力電圧Vrよりも高くなると、比較器31の出力
電圧■0はローレベルとなる。そこで、トランジスタ3
6がOFFになり、リレー37の接点が開いてヒータラ
ンプ13への通電が停止される。
このようにヒートローラ11の温度に応じてヒータラン
プ13への通電が制御され、ヒートローラ11が、例え
ばトナー23の定着に適した150°C〜200℃程度
の温度に保たれるようになっている。
ところで、上記サーミスタ20はヒートローラ11に圧
接されている。それゆえ、°サーミスタ20には、圧接
力やヒートローラ11゛の回転に伴う摩擦力が作用し、
断線等の故障が発生しがちになる。この場合、制御系が
暴走してローラ12が異常加熱され、最悪の場合には、
発煙、発火により装置の損傷を生じる虞れがある。
そこで、このような装置の損傷を最小限に抑えるために
、温度ヒユーズ21やサーモスタット22等が設けられ
ている。しかし、それでも制御系の信頼性を充分確保す
ることはできず、さらに、サーミスタ20の断線等の作
動不良状態を検出する図示しない検出手段が設けられる
など、各種の安全対策を施すことが必要とされていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、従来の電子写真装置の定着装置では、上記の
ように制御系の信頼性を向上させ、安全性を確保するた
めに比較的多くの付加装置等を必要とし、製造コストが
高くつくという問題点を有していた。
また、ローラ12の内部にヒータランプ13を設ける構
成では、ローラ12は、小さくとも約30龍程度以上の
外径にする必要がある。そのために定着装置の小型化が
困難になるうえ、ローラ12の外周の曲率半径が大きく
なるので、トナー23の小さな粘着力によっても記録紙
17がローラ12に張りつきやすくなる。それゆえ、記
録紙17がローラ12に巻き込まれがちになるため、剥
離爪24を廃止することができない。
しかも、ローラ12の外径が大きいと熱容量も大きくな
り、始動時にヒートローラ11が常温から所定の温度に
加熱されるまでに、例えば約20〜60秒程度の時間を
必要とし、待ち時間が長くなる。
さらに、ヒートローラ11の外径が大きくなるのに伴っ
てヒートローラ11を支持する摺動ベアリング14・1
4も大きくなるので、ヒートローラ11を回転させるた
めの駆動トルクが大きくなる。それゆえ、駆動手段の容
量を大きく設定する必要があり、やはり定着装置が大型
化するという問題点をも有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る電子写真装置の定着装置は、上記の問題点
を解決するために、記録紙に転写され、付着したトナー
を加熱溶融して定着させるヒートローラを備えた電子写
真装置の定着装置において、上記ヒートローラを構成す
る発熱体が、トナーの定着温度付近で急激に抵抗値が増
加する正の抵抗温度特性を示し、通電したときにトナー
の定着温度付近で自己温度平衡性を有する材料から成る
ことを特徴としている。
〔作 用〕
上記の構成により、ヒートローラに電圧を印加すると電
流が流れてヒートローラが発熱する。やがてヒートロー
ラの温度がトナーの定着に適した温度に達すると、ヒー
トローラの抵抗値が急激に増加するのでヒートローラに
流れる電流が減少し、発熱量も減少する。それゆえ、ヒ
ートローラは、通電するだけで自動的にトナーの定着に
適した温度に保たれる。
つまり、ヒートローラの温度はヒートローラを構成する
材料の有する自己温度平径i性によって一定に保たれる
ので、特にサーミスタや温度制御回路等を設ける必要は
ない。しかも、制御系の信頼性も高くなるうえ安全性も
高くなる。また、信頼性や安全性を確保するための付加
装置等も必要としないので、製造コストも低減される。
一方、ヒートローラは、内部にヒータランプを設ける必
要がないので外径を小さ(することができ、定着装置の
小型化を図ることができる。また、ヒートローラの外径
が小さくなって外周の曲率半径が小さ(なると記録紙が
自然に剥離しやすくなり、ヒートローラに巻きつきにく
くなるので、剥離爪を設ける必要がない。
さらに、ヒートローラを支持する摺動ヘアリングも小さ
くすることができるので、ヒートローラを回転させるた
めの駆動トルクが小さくなる。それゆえ、ヒートローラ
の駆動手段の容量を小さく設定することができ、−層装
置の小型化を図り、製造コストの低減を図ることができ
る。
しかも、ヒートローラの外径を小さくすることにより、
ヒートローラの熱容量も小さくなるので、始動時にヒー
トローラの温度が速やかに上昇し、定着可能になるまで
の待ち時間が短くなる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第6図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
定着装置41には、第1図および第2図に示すように、
円形の断面形状を成し、両端を摺動供電ヘアリング42
・42によって回動自在に支持されたヒートローラ43
が設けられている。また、ヒートローラ43の端部には
駆動ギヤ44が設けられ、図示しない駆動手段に駆動さ
れて回転するようになっている。
上記ヒートローラ43は、例えばチタン酸バリウムを基
本としたP T C(Positive Temper
atureCharacteristic)から成り、
ヒートローラ43自体が発熱体として作用するようにな
っている。また、上記PTCは、キュリー温度が約16
0〜200℃程度になるように設定され、このキュリー
温度付近で生じる転移によって、第3図に示すように、
急激に抵抗値が増加する正の抵抗温度特性を示すように
なっている。
摺動供電ベアリング42・42には、供電線45・45
が接続され、これら供電線45・45および摺動供電ベ
アリング42・42を介して、ヒートローラ43に10
0Vの交流が通電されるようになっている。摺動供電ベ
アリング42・42は、それぞれ絶縁体46・46を介
してフレーム47に支持されている。
ヒートローラ43の下方には、ヒートローラ43との間
に記録紙48を挟み込んで加圧する加圧ローラ49が設
けられている。この加圧ローラ49は、シリコンゴムか
ら成るゴムローラ49aとシャフト49bとによって構
成され、シャフト49bは、摺動ベアリングを兼ねる絶
縁体46・46を介してフレーム47に回動自在に支持
されている。
このような定着装置41は、例えば、第4図に示すよう
に静電転写型記録装置51に用いられる。この静電転写
型記録装置51には、図示しない駆動手段に駆動されて
回転する感光体ドラム52が設けられている。感光体ド
ラム52の外周には、光を照射することにより抵抗値が
下がる有機半導体から成る感光体層が形成されている。
感光体ドラム52の外周には、感光体ドラム52にマイ
ナスの電荷を帯電させるメインチャージャ53、記録す
る画像の画像情報に基づいて感光体ドラム52に光を照
射する照射手段54、マグネットローラ56aを備え、
光の照射により感光体ドラム52に形成された静電潜像
を磁性トナー55によって現像する現像槽56、および
感光体ドラム52に付着した磁性トナー55を記録紙4
8に転写する転写チャージャ57が順に設けられている
感光体ドラム52の記録紙48供給側には、記録紙48
を送る紙送りローラ58・58が設けられている。また
、定着装置41は、感光体ドラム52の記録紙48排出
側に設けられている。
上記の構成において、記録紙48に記録を行うときには
、まず感光体ドラム52が矢印Aで示ず方向に回転し、
感光体ドラム52の表面がメインチャージャ53によっ
て一様にマイナスの電位に帯電される。
次に、照射手段54によって記録する画像の画像情報に
基づいて選択的に光の照射がなされる。
感光体ドラム52における光が照射された部分は、感光
体層の抵抗値が下がるので電荷が消失し、静電潜像が形
成される。
さらに感光体ドラム52が回転すると、感光体ドラム5
2における帯電潜像の形成された部分は現像槽56の位
置に到る。現像槽56では、マグネットローラ56aが
矢印Bで示す方向に回転するとともに、マグネットロー
ラ56aの外周に、マグネットローラ56aの磁極に吸
着された磁性トナー55によって穂立ち55aが形成さ
れている。
この穂立ち55aが感光体ドラム52に接触すると、磁
性トナー55は、プラスの電荷を帯びているので、感光
体ドラム52におけるマイナスの電荷を帯びている部分
だけに吸引されて付着し、静電潜像が現像される。
感光体ドラム52に付着した磁性トナー55は、紙送り
ローラ58・58により矢印Cで示す方向に送られてき
た記録紙48を介して転写チャージャ57のマイナスの
電荷に吸引され、記録紙48に転写される。
記録紙48に転写され、付着した磁性トナー55は、さ
らに送られて定着装置41に到る。定着装置41では、
磁性トナー55がヒートローラ43によって加熱される
とともに加圧ローラ49によって加圧され、記録紙48
に定着する。
ここで、上記ヒートローラ43は、チタン酸バリウムを
基本としたPTCから成り、このPTCは、キュリー温
度が約160〜200℃程度になるように設定されてい
る。そこでヒートローラ43は、例えば160℃程度以
下の温度のときには、第3図に示すように、ヒートロー
ラ43両端間の抵抗値R8が約10Ωとなる。このヒー
トローラ43に100■の交流電圧が印加されると、ヒ
ートローラ43には約10Aの電流が流れる。
そして、ヒートローラ43は、 で発熱し、急速に温度が上界する。
やがて、ヒートローラ43の温度が160℃程度を越え
ると抵抗値が急激に増加し、例えば180℃になると、
ヒートローラ43両端間の抵抗値R,は約100Ωとな
る。このときには、ヒートローラ43に約IAの電流が
流れ、ヒートローラ43は、 で発熱する。
この場合、ヒートローラ43の通電による発熱量と自然
放熱量とが平衡し、ヒートローラ43の温度はほぼ一定
に保たれる。
また、もしヒートローラ43の温度が200℃になった
とすると、ヒートローラ43両端間の抵抗値Roは約2
000Ωとなる。そこで、ヒートローラ43には約0.
05Aの電流が流れ、ヒートローラ43は、 の発熱に抑えられる。したがって、ヒートローラ43は
、自然放熱により冷却される。
このように、ヒートローラ43は、キュリー温度が約1
60〜200℃程度になるように設定されたチタン酸バ
リウムを基本としたPTCから成っているために、磁性
トナー55の定着に適した温度付近で、自己温度平衡性
を示す。
なお、本発明においては、上記のようにヒートローラ4
3の温度制御するためのサーミスタや温度制御回路等は
必要としないが、通電開始後ヒートローラ43が所定の
温度に達したかどうかなど、ヒートローラ43の温度を
検出する必要がある場合には、例えば第5図に示すよう
に、簡単な回路によって容易に検出することができる。
即ち、第5図において、ヒートローラ43は電流トラン
ス61を介して100■の交流電源に接続されている。
この電流トランス61における巻線61aの一端は接地
される一方、他端はダイオード62を介して比較器63
のマイナス側入力端子に接続されている。
上記、ダイオード620カソード側と接地との間には、
コンデンサ64が接続されている。また、比較器63の
プラス側入力端子は、抵抗65を介して電源に接続され
るとともに、抵抗66を介して接地されている。これら
抵抗65・66の抵抗値は、あらかじめ設定された比較
電圧Vrが比較器63のプラス側入力端子に入力される
ように設定されている。
ここで、電流トランス61の巻線61aには、ヒートロ
ーラ43に流れる電流1hに比例した交流電圧が発生す
る。この交流電圧は、ダイオード62およびコンデンサ
64によって整流、平滑され、ヒートローラ43に流れ
る電流Ihの実効値に比例した直流電圧Viを発生する
上記直流電圧Viは比較器63のマイナス側入力端子に
入力さ名、プラス側入力端子に人力された比較電圧Vr
と比較される。比較器63は、ヒートローラ43への通
電開始後でヒートローラ43の温度が低く、直流電圧V
iが比較電圧Vrよりも高いときにはローレベルの信号
を出力する。
そして、第6図に示すように、ヒートローラ43の温度
が上昇して直流電圧Viが比較電圧Vrよりも低くなる
と、比較器63の出力電圧VOはハイレベルとなり、ヒ
ートローラ43の温度が所定の温度に達したことが検出
される。
ところで、本実施例においては、ヒートローラ43はチ
タン酸バリウムを基本としたPTCから成るものについ
て説明したが、これに限らず、トナーの定着温度付近で
急激に抵抗値が増加する正の抵抗温度特性を示し、通電
したときにトナーの定着温度付近で自己温度平衡性を有
する材料であれば何でもよい。
また、上記の例では、ヒートローラ43全体が発熱体と
して作用するものについて示したが、これに限らず、摺
動供電ベアリング42・42部分の耐熱性および耐摩耗
性や、ヒートローラ43の強度などの観点から、ヒート
ローラ43の一部分だけを発熱体として上記PTC等か
ら形成したものなどでもよいし、PTC等から成るヒー
トローラ43の表面にコーティングを施したものなどで
もよい。
〔発明の効果〕
本発明に係る電子写真装置の定着装置は、以上のように
、記録紙に転写され、付着したトナーを加熱溶融して定
着させるヒートローラを備えた電子写真装置の定着装置
において、上記ヒートローラを構成する発熱体が、トナ
ーの定着温度付近で急激に抵抗値が増加する正の抵抗温
度特性を示し、通電したときにトナーの定着温度付近で
自己温度平衡性を有する材料から成る構成である。
これにより、ヒートローラの温度はヒートローラを構成
する材料の有する自己温度平衡性によって一定に保たれ
るので、温度制御を行うためのサーミスタや温度制御回
路等、および信頼性、安全性を確保するための付加装置
等を必要としない。
また、ヒートローラの外径を小さくすることができるの
で、定着装置の小型化を図ることができるうえ、ヒート
ローラ外周の曲率半径が小さくなるために、記録紙がヒ
ートローラから剥がれやすくなり、ff1lJ離爪を廃
止することができるようになる。
さらに、ヒートローラを支持する摺動ベアリングも小さ
くすることができるので、ヒートローラを回転させるた
めの駆動トルクが小さくなり、ヒートローラの駆動手段
の容量を小さく設定することができる。
しかも、ヒートローラの外径を小さくすることにより、
ヒートローラの熱容量も小さくなるので、始動時にヒー
トローラの温度が速やかに上昇し、定着可能になるまで
の待ち時間が短くなる。
したがって、総じて装置の信頼性および安全性を高め、
しかも装置の簡素化および小型化を図り製造コストを低
減することができるうえ、さらに、始動時に定着可能に
なるまでの待ち時間を短縮することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第1図は定着装置の構成を示す縦断面図、第2図
は第1図におけるX−X矢視断面図、第3図はヒートロ
ーラの温度と両端間の抵抗値との関係を示すグラフ、第
4図は本発明に係る定着装置を静電転写型記録装置に用
いた例を示す構成説明図、第5図はヒートローラの温度
を検出する回路の例を示す回路図、第6図はヒートロー
ラの温度を検出する回路における比較器のマイナス側入
力電圧および出力電圧の変化を示すグラフである。 第7図ないし第9図は従来例を示すものであって、第7
図は従来の定着装置の構成を示す縦断面図、第8図は第
7図におけるY−Y矢視断面図、第9図は従来の定着装
置においてヒートローラの温度を制御するための温度制
御回路の構成を示す回路図である。 41は定着装置、43はヒートローラ、48は記録紙、
51は静電転写型記録装置(電子写真装置)、55は磁
性トナーである。 特許出願人     シャープ 株式会社第5図 ; 迂 V「 ハイいル 0−しへ’/l/ 第 6 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記録紙に転写され、付着したトナーを加熱溶融して
    定着させるヒートローラを備えた電子写真装置の定着装
    置において、 上記ヒートローラを構成する発熱体が、トナーの定着温
    度付近で急激に抵抗値が増加する正の抵抗温度特性を示
    し、通電したときにトナーの定着温度付近で自己温度平
    衡性を有する材料から成ることを特徴とする電子写真装
    置の定着装置。
JP27676487A 1987-10-30 1987-10-30 電子写真装置の定着装置 Pending JPH01118173A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27676487A JPH01118173A (ja) 1987-10-30 1987-10-30 電子写真装置の定着装置
DE19883836857 DE3836857A1 (de) 1987-10-30 1988-10-28 Fixiervorrichtung fuer einen elektrophotographischen kopierer und verfahren zur herstellung einer dafuer bestimmten heizwalze

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27676487A JPH01118173A (ja) 1987-10-30 1987-10-30 電子写真装置の定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01118173A true JPH01118173A (ja) 1989-05-10

Family

ID=17574029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27676487A Pending JPH01118173A (ja) 1987-10-30 1987-10-30 電子写真装置の定着装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH01118173A (ja)
DE (1) DE3836857A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05204269A (ja) * 1992-01-23 1993-08-13 Kao Corp 定着方法
US5408070A (en) * 1992-11-09 1995-04-18 American Roller Company Ceramic heater roller with thermal regulating layer
US7158718B2 (en) 2000-06-14 2007-01-02 Watlow Electric Manufacturing Company Electric heating device
DE10029244A1 (de) * 2000-06-14 2002-01-03 Elias Russegger Elektrische Heizvorrichtung

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4395109A (en) * 1979-06-11 1983-07-26 Tokyo Shibaura Denki Kabushiki Kaisha Fixing device for electronic duplicator machine
DE2944796C2 (de) * 1979-11-06 1983-12-08 Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen Anordnung zur Überwachung und Regelung einer Heizanordnung
JPS60131784A (ja) * 1983-12-19 1985-07-13 キヤノン株式会社 ヒ−トロ−ラ−
CA1268917A (en) * 1985-08-02 1990-05-15 Takayoshi Murakami Rubber or plastic coated roller, method and apparatus for production thereof

Also Published As

Publication number Publication date
DE3836857A1 (de) 1989-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6535701B2 (en) Fixing device having shortened standby period
US6909861B2 (en) Rotation control and heating control for a fixing rotatable member in rotational induction-heating type apparatus
JP4566380B2 (ja) 加熱定着装置
US6512913B2 (en) Fusing system including a heat storage mechanism
JPH01118173A (ja) 電子写真装置の定着装置
JP2005156758A (ja) 定着/乾燥制御方法および画像形成装置
JP4047193B2 (ja) 画像形成装置
JP2009265387A (ja) 定着装置
US6137969A (en) Thermal fixing device, method of energizing a heating member in the thermal fixing device and image forming apparatus
US9323185B2 (en) Image forming apparatus having heating unit heating recording material, pressurizing unit forming a nip between itself and heating unit, and control unit
JP2003347011A (ja) 発熱体、加熱定着装置および画像形成装置
US8948624B2 (en) Fixing device and image forming apparatus provided with fixing device
JP2014199470A (ja) 定着装置及びその定着装置を備える画像形成装置
KR100441245B1 (ko) 전자사진장치의정착온도제어방법및장치
JPH11233243A (ja) 加熱体、加熱装置、像加熱装置、及び画像形成装置
JP4928293B2 (ja) 定着装置
JPH08190300A (ja) 加熱装置および画像形成装置
JPH09102385A (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JPH10142999A (ja) 定着装置及び画像形成装置並びに画像形成方法
JP2001005313A (ja) 加熱体、加熱定着装置および画像形成装置
JP2906184B2 (ja) 熱ローラ定着装置
JP2001066934A (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JP3869964B2 (ja) 画像形成装置
JP2002258649A (ja) 定着装置
JP3315817B2 (ja) 定着装置