JPH01117327A - 半導体素子の製造方法 - Google Patents

半導体素子の製造方法

Info

Publication number
JPH01117327A
JPH01117327A JP27347387A JP27347387A JPH01117327A JP H01117327 A JPH01117327 A JP H01117327A JP 27347387 A JP27347387 A JP 27347387A JP 27347387 A JP27347387 A JP 27347387A JP H01117327 A JPH01117327 A JP H01117327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
ridge
resist
etching
insulating film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27347387A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsutoshi Hasegawa
光利 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP27347387A priority Critical patent/JPH01117327A/ja
Publication of JPH01117327A publication Critical patent/JPH01117327A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、レーザーコピー、レーザービームプリンター
等の光学装置の光源として用いる半導体レーザー装置の
基本部を構成する半導体レーザー素子、中でも突起部の
上部に電流注入窓を有するリッジ型半導体レーザー素子
の形成に特に好適に利用できる製法に関する。
[従来の技術] 従来、リッジ型半導体レーザー素子の電流注入窓を形成
するためのプロセスとして、マスク合わせを行なうセル
フアライメント法が行なわれていた。そのプロセスは第
2図に示すようにまず、活性層201を有し、突起部の
設けられたレーザーウェハー上に絶縁膜202を成膜し
、続いてレジスト203を塗布し、その後マスク204
を位置合わせてして設け、露光を実施する。次に、現像
・ベータ処理をなした後、絶縁膜エツチング、レジスト
除去を行い、電流注入窓を形成する。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記の従来法では、次のような欠点があ
った。リッジ巾が3−以下の場合、ウェハーとマスクの
アライメントの精度を0.5μ以下にする必要があるが
、これを実行することは国会であって、要求する精度の
ものができなかったり、時間が費やされ、歩留りが悪い
また、レーザーウェハーをマスクとコンタクトさせるた
め、ウェハーのカケ、ワレが生じやすく、ウェハーにダ
メージ−が与えられ、素子の寿命を短くする。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもの
であり、その目的は各プロセスが容易に実施でき失敗が
なく、時間もかからず、しかも寿命の長い半導体レーザ
ー素子を製造することのできる方法を提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成可能な本発明は、 ■微小突起部をもつ基板上に、第1の膜を成膜する工程
と、 ■第1の膜上に第2の膜であるレジスト膜を成膜する工
程と、 (3)エッチングにより突起部上部が露出するまでレジ
スト膜のみ除去する工程と、 ■上記エツチングにより露出した、突起部上部の第1の
膜のみを除去する工程を有する半導体素子の製造方法で
ある。
以下、第1図を参照しつつ、本発明を、その代表的態様
により詳細に説明する。
まず、n型半導体基板11上に、n型半導体バファー層
12、n型半導体クラッド層13、多重量子井戸型構造
の活性層14、p型半導体クラッド層15、キャップ層
16を順に積層し、半導体レーザーウェハーとする。た
だし、本態様において、半導体レーザーウェハーはこの
ようなものに限らず、リッジ型に適用できるものであれ
ば、構造、材料に関して特に制限はなく使用できる。
例えば、上記のPとnとを入れ換えても勿論良いし、活
性層として多重量子井戸型構造(MQWに限らず、単量
子井戸構造(SQW)、ダブルへテロ(DI()構造の
ものが、また、レーザーウェハーとして、加工基板にレ
ーザー構造を成長させたもの等が利用できる。
更に、半導体レーザーの材料としてGaAs−AA 、
GaAs系の他、InP −1nGaAsP系、Aj 
Ga1nP系等が使用できる。
次に、上記半導体レーザーウェハー上方にストライプ上
のフォトマスクを設置し、それを通して活性層の手前ま
でエツチングし、ストライブ状のリッジ(突起部)を形
成する[図、(a)]。
続いてこのりッジが形成された半導体レーザーウェハー
上に、SiN、 5in2等の絶縁膜101をプラズマ
CVD法、スパッタ法等、材料に応じて適宜選定した成
膜法によって形成する[(b)]。
次に、絶縁膜101上に、レジスト102を成膜する[
(C)J。
その後、02雰囲気での反応性イオンエツチング法(酸
素アッシャ−)、反応性スパッタエツチング等、レジス
ト102除去に対して有効なエツチング法によって、リ
ッジの頂き部の絶縁膜101が露出するまで、成膜され
たレジスト102をエツチングする。
次に、絶縁膜101とレジスト102のうち、絶縁膜1
01を選択的にエツチング可能な方法を実施して、リッ
ジの頂き部の露出した絶縁膜101をエツチングする。
このようなエツチング法の代表的なものとして、ある種
のガス雰囲気を用いた反応性イオンエツチングが挙げら
れる。このある種のガスとして、CF4、CCL、CG
1□F2、C12等が利用できる。除去すべき膜の種類
のよっては、反応性イオンエツチングの代りに溶液によ
る除去等が利用できる。
その後、残存しているレジスト102をエツチングする
。このためには、前工程でレジストを除去した方法(酸
素アッシャ−等)を利用すればよい。
上記レジストエツチング工程の実施に際して、リッジの
頂き部に不用な@(表面生成膜)が形成されたら、その
膜を除去する。例えば、酸素アッシャ−によって、表面
酸化膜103が形成されるので、塩酸や塩酸+リン酸系
溶液によるウェットエツチングや水素系のガスを用いた
ドライエツチング法等、絶縁膜がエツチングされず、表
面酸化膜のみがエツチングされる方法によって、その表
面酸化膜103を除去する[(g)]。
以上説明した工程により作製されたものに対して電極等
の別部品が付設される他に、物理的処理(例えば共振面
形成のための処理、熱処理等)等の必要処理がなされる
が、そのような必要処理を受けたもの、受けてないもの
共に本願でいうリッジ型半導体レーザー素子である。
なお、上記共振面形成はへき開によっても良いし共振面
の片面または両面にウェットエツチングプロセスまたは
ドライエツチングプロセス等によって作製してもよい。
本発明はDFB、DRB素子の製造にも有効に適用でき
る。
また、本発明は、電極注入窓を有するリッジ型半導体レ
ーザー素子の製造ばかりでなく、同様な凸形状をもつ、
導波路、光スィッチ、光変調器などセルファラインを必
要とする半導体素子の製造にも適用できる。この場合、
半導体素子とは、前記リッジ型レーザー素子と同様な工
程や必要処理が成されたものをいう。
[実施例] 以下、本発明を具体的実施例によって、説明する。
まず、n型GaAs基板11上に分子線エピタキシ法に
よって順次、バッファ層としてn型GaAs 12を1
u、クラッド層としてn型AJZGaAs 13を2−
クラッド層としてn型AJL0.4 Ga0.6 As
を2−を形成した。活性層としてノンドープGaAs1
00人、AJLo、2GaO,8As30人を4回くり
返し最後にGaAs100A積層し、多重量子井戸構造
の活性領域14を形成した。次にクラッドとしてP型A
 l O,4GaO−8As15を1.5#LII、キ
ャブ層としてGaAs16を1.5μs形成した。
このレーザーウェハー上に2.5μはどのストライブ状
のフォトマスクを設置し、それを通して活性層の手前的
0.2μsまで反応性イオンビームエツチング法でエツ
チングし、リッジを形成した。
続いて、このリッジが形成されたレーザーウェハー上に
、SiNから成る絶縁膜(厚さ1200人)をプラズマ
CVD法によって形成した。
次に、SiN絶縁膜上に、レジスト(商品名Az1:1
70  、ヘキスト製)を約1.0μスピンコードした
。その後、4Paの02雰囲気での反応性イオンエツチ
ング法によって、成膜されたレジストのみを除去し、リ
ッジの頂き部のSiN絶縁膜を露出させた。
次に、4PaのCF4ガス味囲ヌでの反応性イオンエツ
チング法を実施して、リッジの頂き部の露出したSiN
絶縁膜を選択的にエツチングした。
その後、残存しているレジストを4Paの02雰囲気で
の反応性イオンエツチングにより除去した。
次いで、リッジの頂き部に形成された表面酸化膜を、塩
酸によりウェットエツチングし、リッジ型半導体レーザ
ー素子とした。
更に上部電極として、Cr−Auオーミック用電極を真
空蒸着法で形成し[第1図(h) ] 、GaAs基板
をラッピングで100−の厚さまでけずった後、n型用
オーミック用電極として^uGe−Au電極を蒸着した
続いて、P型、N型の電極のオーミックコンタクトをと
るための熱処理を行なった後、共振面をへき開によって
形成し、スクライブで分離し、電極はワイアーボンディ
ングにより取り出した。
ここで、キャビティー長は300−である。さらに共振
面には蒸着法により、^7203−5in2系の高反射
膜、低反射膜をそれぞれコーティングした。
これにより、非点収差As< 4μ、遠視野像の水平方
向のビーム拡がり角度θ1.>15°、しきい値電流■
、≦15n+Aで、長寿命(室温2000時間以上レー
ザー発振可能)の半導体レーザー装置ができた。繰り返
し同様な工程により半導体レーザー装置を形成したとこ
ろ、同様な特性をもつ半導体レーザー装置が再現性良く
得られた。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の方法では、高精度のマス
ク合わせのような、実施が困難な工程がないため、製造
の失敗がなく、時間もかからず、歩留りが向、上する。
また、半導体レーザーウェハーは破損する危険性もなく
、ダメージも受けないので、半導体レーザー素子の長寿
命化を可能にすることができる。
さらに1本発明により製造された半導体レーザー素子を
用いることによって、非点収差As< 4μ、遠視野像
の水平方向のビーム拡がり角度θ11〉15°の半導体
装置が再現性良く作製士きる。
従って、本発明は、レーザーコピー、レーザープリンタ
等の光学装置の光源に利用される半導体レーザー素子の
製造に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(h)は、本発明の方法の一実施態様を
示す模式図、第2図は従来のりッジ型半導体レーザー素
子を製造する方法の代表例を示す図である。 101:絶縁膜  102ニレジスト 103:表面酸化膜 特許出願人  キャノン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【1】(1)微小突起部をもつ基板上に、第1の膜を成
    膜する工程と、 (2)第1の膜上に第2の膜であるレジスト膜を成膜す
    る工程と、 (3)エッチングにより突起部上部が露出するまでレジ
    スト膜のみ除去する工程と、 (4)上記エッチングにより露出した、突起部上部の第
    1の膜のみを除去する工程を有する半導体素子の製造方
    法。 【2】前記基板が、多層構造の半導体を有する半導体ウ
    ェハーであり、前記第1の膜が絶縁膜であり、前記微小
    突起部が電流注入用の突起となる特許請求の範囲第1項
    記載の半導体素子の製造方法。 【3】前記(4)の工程のエッチングを、第1の膜と第
    2の膜とに対してエッチング選択性のあるガスまたは溶
    液を用いて実施する特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の半導体素子の製造方法。 【4】前記(4)の工程で表面生成膜が形成されたとき
    、その膜をエッチングする工程を有する特許請求の範囲
    第1項、第2項、または第3項記載の半導体素子の製造
    方法。
JP27347387A 1987-10-30 1987-10-30 半導体素子の製造方法 Pending JPH01117327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27347387A JPH01117327A (ja) 1987-10-30 1987-10-30 半導体素子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27347387A JPH01117327A (ja) 1987-10-30 1987-10-30 半導体素子の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01117327A true JPH01117327A (ja) 1989-05-10

Family

ID=17528406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27347387A Pending JPH01117327A (ja) 1987-10-30 1987-10-30 半導体素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01117327A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001156398A (ja) * 1999-05-19 2001-06-08 Canon Inc 半導体素子の製造方法、半導体素子、及びジャイロ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001156398A (ja) * 1999-05-19 2001-06-08 Canon Inc 半導体素子の製造方法、半導体素子、及びジャイロ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05175609A (ja) AlGaInP系半導体発光装置の製造方法
JP2002171021A (ja) 半導体レーザ、半導体レーザの製造方法および半導体レーザの実装方法
JPH04162689A (ja) 半導体発光装置の製造方法
JP3246207B2 (ja) 半導体レーザの製造方法
JPH01117327A (ja) 半導体素子の製造方法
JPH04147685A (ja) 半導体素子の製造方法
JPS62128586A (ja) 光電子集積回路の製造方法
JP4816993B2 (ja) 半導体レーザの製造方法
JPH06252501A (ja) 半導体レーザ装置の製造方法
JP2550717B2 (ja) 半導体レーザ素子の製造方法
US20040264534A1 (en) Semiconductor laser device and method for manufacturing the same
JP2002318117A (ja) 半導体リングレーザジャイロ及びその製造方法
JP2567066B2 (ja) 半導体発光素子の製造方法
JPH04329688A (ja) リッジ導波路型半導体レーザ素子の製作方法
JP2001024279A (ja) 半導体レーザ素子の製造方法
JP4048044B2 (ja) 半導体レーザ素子の製造方法
JPH0730195A (ja) 半導体素子及びその製造方法
CN115189225A (zh) 一种可靠性提升的激光器芯片及其制备工艺
JPH11251677A (ja) 半導体レーザ素子の製造方法
JPH10233547A (ja) 半導体レーザ素子およびその製造方法
JP2002313783A (ja) 多角形半導体リングレーザの作製方法及び多角形半導体リングレーザ、多角形半導体リングレーザジャイロ
JPH10303511A (ja) 半導体レ−ザ装置の製造方法
JPH11121856A (ja) 半導体レーザの製造方法
JPH0730196A (ja) 半導体素子の保護膜形成方法
JP2006147906A (ja) リッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法