JPH0111704Y2 - - Google Patents

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JPH0111704Y2
JPH0111704Y2 JP1983026537U JP2653783U JPH0111704Y2 JP H0111704 Y2 JPH0111704 Y2 JP H0111704Y2 JP 1983026537 U JP1983026537 U JP 1983026537U JP 2653783 U JP2653783 U JP 2653783U JP H0111704 Y2 JPH0111704 Y2 JP H0111704Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
heat
adhesive sheet
present
resin layer
Prior art date
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JP1983026537U
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JPS59133640U (ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、接着用シートに関するものである。
更に詳しく説明すれば、第1図に示すように、
耐熱性を有するシート1の両面に、ヒートシール
性樹脂層2,2′を設けた構成からなるポーラス
素材接着用シートに関するものである。かかる構
成からなる本考案の接着用シートは、例えば、不
織布、ニードルパンチ布、ニツト等のポーラス素
材同志を貼り合わせるために有用なものである。
すなわち、本考案の接着用シートは、第2図に
示すように、当該接着用シートAの一方の面に、
例えばナイロンタフテツト様編み物3を、他方の
面にポリエステルニードルパンチ布4を重ね合わ
せて、加熱加圧下で貼り合わせることにより、耐
熱性を有するシート1の両側にあるヒートシール
性樹脂2,2′が溶融して、その上にあるナイロ
ンタフテツト様編み物3およびポリエステルニー
ドルパンチ布4等のポーラスな素材中に均等に入
り込み該素材を強固に接着して、その両者が一体
化した複合製品を得ることができるものである。
尚、本考案においては、第3図に示すように、
接着用シートとして単に、ポリエチレンの単体シ
ートBを使用する場合には、ポリエチレンの単体
シートが溶融してポーラスな素材のどちらか一方
により多く入る事により、目的とする複合製品を
得ることができにくいものであつて好ましくなか
つた。
上記の本考案において、耐熱性を有するシート
としては、例えば、延伸ポリエステル、延伸ポリ
アミド、未延伸ポリアミド、延伸ポリプロピレ
ン、未延伸ポリプロピレン等の各種の樹脂のシー
ト、アルミニウム箔、各種の紙、或いはこれらの
積層シート等を使用することができる。
而して、本考案においては、上記のシートはそ
の両側に設けるヒートシール性樹脂層を構成する
樹脂がポーラスな素材を貼り合わせる時の加熱加
圧時に溶融しても何等溶融しないものを使用する
ことが好ましい。
次に又、上記の本考案において、ヒートシール
性樹脂層を構成する樹脂としては、熱で溶融して
接着性を示す樹脂、例えば、各種のポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ
ー樹脂等の樹脂を使用することができる。
尚、本考案において、耐熱性を有するシート、
およびその両側に設けるヒートシール性樹脂層の
各々の厚さとしては、任意の値を取り得るが、シ
ートが約10〜100μ位の厚さ、ヒートシール性樹
脂層が約20〜100μ位の厚さを取り得る。
次に本考案の接着用シートを製造するには、
種々の方法で製造し得るが、例えば、三層共押出
し積層法、フイルムを熱溶融ないし接着剤でラミ
ネートするラミネート法、或いはフイルムに樹脂
液をコートするコート法等によつて製造し得る。
次に本考案について実施例により更に説明を加
える。
延伸ポリエステル12μの両面に、ウレタン系の
アンカーコートを行ないポリエチレン(三菱油化
(株)製、商品名ユカロンLK30 M.I.=4)を20μ押
し出しラミを行ない、さらにポリエチレン(住友
化学工業(株)製、商品名、スミカセンG−804,M.
I.=30)を40μ押し出しラミを行なつた。こうし
て、総厚み132μの接着用シートを作成した。
このシートを用い、ナイロンボアーとポリエス
テルニードルパンチ布を熱により貼り合わせ加工
を行なつた。貼り合せは、平板の熱プレス機を使
用し、150℃、100g/cm2にて、20秒間プレスし
た。(ただし熱板は片方のみ)こうして得られた
貼り合せ布は、接着用シートがニードルパンチ
布、ボアーに強固に貼り合わされたものであつ
た。すなわち、上下のポーラスな布に接着用シー
トは溶けこみ、一体化していた。これに対しポリ
エチレン単体シートを接着用シートとした場合、
ポリエチレンはポーラスシートの一方にのみ厚く
溶けこみ強固な貼り合わせ物とはなつていなかつ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の接着用シートの構成を示す
断面図、第2図は、本考案の接着用シートを使用
してポーラスな素材を貼り合わせた一例を示す断
面図、第3図は、従来の接着用シートを使用例を
示す断面図である。 1……耐熱性を有するシート、2,2′……ヒ
ートシール性樹脂層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耐熱性を有するシートの両面に、各種のポリエ
    チレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオ
    ノマー樹脂のうちの少なくとも一種の樹脂からな
    るヒートシール性樹脂層を設けてなるポーラス素
    材接着用シート。
JP2653783U 1983-02-24 1983-02-24 接着用シ−ト Granted JPS59133640U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2653783U JPS59133640U (ja) 1983-02-24 1983-02-24 接着用シ−ト

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JP2653783U JPS59133640U (ja) 1983-02-24 1983-02-24 接着用シ−ト

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JPS59133640U JPS59133640U (ja) 1984-09-07
JPH0111704Y2 true JPH0111704Y2 (ja) 1989-04-06

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0528062Y2 (ja) * 1988-07-30 1993-07-19

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5088109A (ja) * 1973-10-26 1975-07-15
JPS5628048U (ja) * 1979-08-09 1981-03-16

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JPS59133640U (ja) 1984-09-07

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