JPH01116510A - 光投射式オートフォーカス装置 - Google Patents

光投射式オートフォーカス装置

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JPH01116510A
JPH01116510A JP27520387A JP27520387A JPH01116510A JP H01116510 A JPH01116510 A JP H01116510A JP 27520387 A JP27520387 A JP 27520387A JP 27520387 A JP27520387 A JP 27520387A JP H01116510 A JPH01116510 A JP H01116510A
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light
signal
voltage
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comparator
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JP27520387A
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Osamu Nonaka
修 野中
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光投射式オートフォーカス装置、さらに詳し
くは、被写体に対して赤外光などの連続パルス光を投射
し、被写体からの反射光に基づいて被写体距離を測定す
る光投射式オートフォーカス装置に関する。
[従来の技術] 光投射式オートフォーカス装置では、パルス発光駆動さ
れる赤外光の強さが一定であれば、被写体距離が近くな
るほど、または被写体の反射率が高いほど、反射光のレ
ベルが大きくなるが、この反射光のレベルが大きくなり
すぎると、これを光電変換した信号のレベルが信号処理
系の飽和レベルを超えてしまい、正確な測距ができなく
なる。
また反対に、遠距離の被写体や反射率の低い被写体の場
合には、反射光による信号レベルが低下するので、S/
N比の劣化等を生じ、この場合も正確な測距ができなく
なる。したがって、近距離や反射率の高い被写体に対し
ては投射赤外光を弱く、その逆の場合には投射赤外光を
強くしたいという要求がある。従来より、反射光による
信号の大きさに応じ、発光器の前に設けられた絞りを制
御したり、信号処理回路内のゲインを制御したりして、
できるだけ処理信号のレベルを一定にしようとする試み
があった(特公昭55−13012号公報。
特開昭61−246712号公報参照)。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、このような従来の技術によるオートフォーカス
装置における光jt制御手段は複雑でしかも高価なもの
であった。最近のカメラの動向を見ると、オートフォー
カス装置は比較的に低価格のコンパクトカメラにも多く
採用されるようになり、また、1mより近くのいわゆる
近接撮影を可能にした機種も増加しているが、従来の制
御手段はいずれも、この種のオートフォーカスカメラに
適した構成のものではなかった。
本発明は、このような点に鑑み、簡単な構成で、しかも
適正な光量制御を行い、至近距離から遠距離まで正確な
測距を可能とした光投射式オートフォーカス装置を提供
することを目的とする。
c問題点を解決するための手段および作用]本発明の光
投射式オートフォーカス装置は、被写体に対して連続パ
ルス駆動による光を投射する光源を有し、被写体からの
反射光に基づく信号により被写体までの距離を測定する
光投射式オートフォーカス装置であって、上記信号を電
圧に変換し、この変換された電圧を比較器によっである
基準電圧と比較し、この両電圧の比較による出力反転回
数をカウンタで計数し、このカウンタの出力に応じて上
記光源の光量を切換制御する。
〔実 施 例] まず、本発明の具体的な実施例を説明するに先立ち、本
発明の光投射式オートフォーカス装置(以下、単にAF
F1aいう)において光量制御を行うオートパワーコン
トロール(以下、APCと略記する)について説明する
本発明の最も単純な実施例としては光量を2段階に制御
するAPCが考えられるので、まず、このようなAPC
について述べる。このようなAPCを実現するには、A
FF1a光源として、赤外発光ダイオード(以下、IR
EDと略記する)を、連続的にパルス駆動することによ
り光変調して用い、被写体で反射して戻ってきたパルス
光が光電変換されると、この光電変換されたオートフォ
ーカスのための信号(以下、AF傷信号いう)の電圧を
、1個の比較器により基準電圧と比較した後、この比較
器の反転回数をカウンタでカウントし、このカウンタの
出力でIRED駆動電流をディジタル的に切換制御する
ように構成する。
今、第2図(A)に示すようにAF傷信号sのレベルが
大きく、このためAFF1a電気回路における電源電圧
に近いレベルにまで至って信号処理系の飽和レベルを超
える虞れがあるときにAPCをかけたい。第2図(B)
に示すように電源電圧とAF傷信号sレベルとの間に充
分に余裕がある場合はAPCを必要としない。そこで、
第2図(C)に示すように、AF傷信号sと、電源電圧
より少し低く設定された基準電圧%’ COMとを比較
器COMによって比較すると、AF傷信号sが基準電圧
V COMを超えている第2図(A)の場合には比較器
COMの出力は変化するが、AF傷信号sが基準電圧V
 COMに達していない第2図(B)の場合には比較器
COMの出力は変化しない。そこで、この比較器COM
の出力が変化したことをとらえて光源の発光量を切り換
えると、第2図(D)に示すようにAF信号V8は基準
電圧VCOMを超えた最初の1パルスの途中からレベル
が低くなり、APCが実現される。実際の測距について
は、APCによってAF傷信号Sが安定した後に開始す
るようにする。
ところで、例えば、70 c mから7mまでの距離を
測距する場合、その信号レベルは、光量が距離の二乗に
反比例することにより100倍もの変化をする。したが
って、光量を2段階で切り換えてもAP傷信号sが基準
電圧V COMより低下しない場合があるので、実際に
は2段階の光量切り換えでは不充分である。上記のよう
に比較器COMの出力が変化したことをとらえて単純に
そのまま光源の発光量を切り換えると、比較器COMの
出力情報は、ローレベル(以下 111L″とする)と
ハイレベル(以下、“H”とする)の1ビツトしかない
ために、3段階以上の光量切り換えは不可能である。
そこで、1回の発光について1回のAF傷信VSレベル
の判定を行うように定めれば、第3図(A)に示すよう
な3段階以上の光量切り換えも可能となる。ここでは、
比較器COMが“H”になった回数で1段ずつの光量切
り換えを行っている。そして、比較器COMの出力の反
転回数をカウンタによってカウントし、このカウンタの
出力に応じて光量を切り換えていくので、1つの比較器
で何段もの切り換えが可能になる。
この3段階以上の光量切り換えをフローチャートで示す
と、第3図(B)に示すようになる。このフローがスタ
ートすると、光量は最大値に設定され、カウンタの値C
0UNTと発光回数nは0にリセットされる。そしてI
REDがオンになると発光回数nに1を加え、発光回数
nが8未満の間、AF傷信Vsが基準電圧V COMよ
り高い場合には上記カウント値C0UNTに1を加えて
光量切り換えを行う。光量切り換えの後IREDがオフ
になると、上記IREDのオンを判定する動作に戻って
上述のフローを繰り返し、発光回数nおよびカウント値
C0UNTをカウントアツプしていく。光量切り換えに
よってAP傷信Vsが基準電圧VCOM以下になると、
このときIREDのオンを判定して発光回数nに1を加
える。そして、発光回数nが8になるまでこのフローを
繰り返し、n−8になると、測距のためのシーケンスの
フローに移行する。このようにIREDが8回発光する
までにAF傷信VSが基準電圧V C0M以下になると
APCの動作が終了する。
次に、本発明を具体的に構成された実施例によって説明
する。
第4図は、本発明が適用されたAF(オートフォーカス
)カメラの要部の構成を示すブロック図である。この第
4図に示すAFカメラにおいて、     。
IREDIで発光した光は、投光レンズ2で集光されて
被写体3に向けて照射され、その反射光は受光レンズ4
により半導体素子からなる周知の位置検出器(以下、P
SDと略記する)5上に結像される。このPSD5はそ
の結像位置に応じて光電流I および■2が分流され、
この分流する光電流I および■2はAF用IC6に供
給される。
■ このAFJIIC6は、IRED制御用トランジスタI
Aを介し上記IREDIをパルス駆動すると共に、上記
PSD5からの光電流11.I2に基づく測距データを
CPU7に供給する。
一方、被写体の明るさを電気信号に変換する露出制御(
以下、EEと略記する)用受光素子8は、EE用IC9
と組み合わされて適正露出を制御する。また上記CPU
7は、カメラ全体のシーケンスをつかさどりシャッタの
開口時間や、ピント調節用のレンズを駆動するための演
算等も行なうものである。CPU7の出力は、ドライバ
ー0によってシャッタやフィルム巻き上げおよびレンズ
繰り出しを行なう動力源となるモーター1を駆動する。
ここで、上記PSD5によって被写体距離を測る赤外光
投射式三角測距の動作原理について述べる。受光レンズ
4の光軸をPSD5の中心線に一致させてこれを原点と
したとき、反射光の入射位置をX、投光レンズ2と受光
レンズ4との主点間距離、すなわち、基線長を8、受光
レンズ4の焦点距離をf とすれば、被写体距離pは、
l m g・f/x   ・・・・・・・・・(1)で
与えられる。
PSD5で発生する光電流■1,12は、共に入射光強
度に比例するが、光電流比11/12は入射光強度には
依存せず、入射光位置Xのみで決定される。PSD5の
全長をtとすれば、11/12− (7+x) / (
7−x)となる。上式に(1)式を代入すれば、・・・
・・・・・・(2) となるから、5PD5の光電流Il/I2が求まれば、
被写体距離pが一義的に決定されることになる。
第1図は、上記AF用IC6の電気回路のブロック図で
ある。第1図において、PSD5からの光電流!1.工
。は、それぞれ低入力インピーダンスの電流−電圧変換
回路12.13で電圧信号v1およびv2、即ちPSD
5への入射光の光量重心位置に応じた電圧に変換された
のち、チャンネル切換スイッチ14.15にそれぞれ供
給される。このチャンネル切換スイッチ14.15は、
それぞれアナログスイッチ等で構成され、スイッチ14
は直接に、スイッチ15はインバータ27を介して後記
するチャンネル切換回路20からのチャンネル切換信号
dで制御されるようになっており、このチャンネル切換
信号dの論理レベルに応じて時分割的に上記電圧信号v
1.v2の何れかをバンドパスフィルタ(以下、BPF
と略記する)16に供給する。このBPF16は、ある
周波数成分のみを選択的に通過させるようになっている
。この周波数は発振器25の発振周波数、即ち、IRE
D駆動回路26を介し前記IREDIを連続パルス発光
させる駆動パルス信号aの周波数と同じになるように選
んである。従ってBPF16は、PSD5の光電流から
背景光を除去し被写体3からの反射光のみを光電変換し
た信号成分が選択的に増幅通過されることになる。積分
スイッチ17はアナログスイッチ等から構成され、BP
F16のフィルタ出力すを積分タイミングパルス回路2
8からの信号に同期して積分器18に供給する。積分器
18の積分出力v1は、第1の比較器19の反転入力端
子に供給される。この比較器19の非反転入力端子には
第1の基準電圧Vreflが印加されている。比較器1
9の比較出力Cは、D型フリップフロップ等で構成され
るチャンネル切換回路20に供給され、同回路20から
出力されるチャンネル切換信号dによって、上記チャン
ネル切換スイッチ14.15が制御される。
また、この切換信号dは正積分回数カウンタ22の入力
パルスを制御するアンドゲート21および積分タイミン
グパルス回路28にもそれぞれ供給される。上記正積分
回数カウンタ22は、シフトレジスタを兼用していて、
チャンネル切換回路20からのチャンネル切換信号dが
“H°レベルとなってゲート21が開き、チャンネル切
換スイッチ14がオンしているときの正積分時の同期積
分回数をカウントするもので、AF動作終了後、内蔵シ
フトレジスタより第4図に示すCPU7にAFデータを
転送する。また、プリセットカウンタ等で構成される全
積分回数カウンタ23は、同期積分の全回数、即ち、積
分タイミングパルス回路28からのタイミングパルスe
をカウントし、設定回数に達するとAF処理を終了する
終了回路24に、終了信号を供給する。
そして、以上のAFのための回路構成にさらに、前述し
たAPCのために、第2の比較器29.APCロジック
回路30および光量切換回路31が設けられている。こ
れらの回路と、IREDIおよびIRED駆動回路26
によりAPC回路32が構成されている。第2の比較器
29の反転入力端子には第2の基準電圧V ret2が
印加され、非反転入力端子には上記BPF16の出力す
が供給される。この比較器29の比較反転出力fはAP
Cロジック回路30に供給される。APCロジック回路
30は、後述するように上記比較器29の出力をカウン
トするカウンタを内蔵し、出力を光量切換回路31に送
る。光量切換回路31はIRED駆動回路26における
IRED駆動電流を切り換える制御を行う。なお、!@
2の基準電圧Vref2は、このAF装置の電源電圧よ
り少し低い電圧に設定されている。
このように構成された本実施例の動作を第5図のタイム
チャートを用いて説明する。
第5図は上記AF用IC6の測距モードにおける信号波
形のタイムチャートで、AF動作はAF用IC6がCP
U7よりAF開始信号および基本クロック信号を受ける
ことにより開始される。IREDIは、例えば16KH
zでデユーティ比50%のパルス信号aで駆動されてパ
ルス発光を開始する。被写体光を受光したPSD5から
の光電流11.I2の供給された電流−電圧変換回路1
2.13の出力電圧V1.V2は第5図に示すような波
形となり、この2つの電圧波形v1゜v2のピーク値の
比は、前述のIl/I2に等しい。また、AF開始信号
を受けると、チャンネル切換回路20.正積分回数カウ
ンタ22および全積分回数カウンタ23はリセットされ
る。このとき、チャンネル切換回路20からのチャンネ
ル切換信号dは“Loなので、チャンネル切換スイッチ
14がオフとなり、スイッチ15がオンとなるから、光
電流I に比例した電圧v2がB P F 16に印加
される。そこで、まず積分タイミングパルス回路28よ
りタイミングパルスeを、第5図に示すように駆動パル
ス信号aの“H”のほぼ中央で“H”となるタイミング
で送出すると、積分スイッチ17がオンし、このとき、
BPF16の出力は光電流I2に比例した電圧を積分器
18に供給する。したがって、積分器18の積分出力V
!は、BPF16のフィルタ出力信号すの正のピークb
1で積分が行なわれるため、負方向に積分、即ち逆積分
したvl−1のように変化し、この積分動作は第1の基
準電圧V reftより低下するまで繰り返される。積
分出力v■が基準電圧V ref’lより低下すると、
比較器19の比較出力Cが“Loから“H”となり、チ
ャンネル切換回路20からのチャンネル切換信号dは、
タイミングパルスe1の立下がりに同期してL”からg
 Haとなるので、今度はチャンネル切換スイッチ14
がオンし、スイッチ15がオフとなる。すると、BPF
16には光電流I にかわって光電流Itによる電圧信
号が入力されるが、このとき、積分タイミングパルス回
路28は、タイミングパルスeとして、チャンネル切換
スイッチ15のオンのときに比べ、IRED駆動パ駆動
パルス信号波数を半周期遅らせたタイミングパルスe2
を出力する。従って、BPF16から出力されるフィル
タ出力信号すの負のピークb2で積分が行なわれるため
、今度は、正方向に積分、即ち、正積分が行なわれる。
このように、積分出力v1が第1の基準電圧Vref’
lを超えるごとに、第1の基準電圧V reftに近づ
く方向で光電流It、12に比例した信号が互いに逆方
向に積分される。
今、全積分回数をN。とすると、正積分回数N  逆積
分回数N。との関係は、 S。
No−N5十NG ・・・・・・・・・(3)となる。
また正積分回数N と全積分回数N。との関係は、 N −(I /(I +! ))No・・・・・・(4
)S   2  1 2 となる。この(4)式に前記(2)式を代入すると、N
  =(1/2  s−f  /  ) Ng −−・
・・(5)s        o  4−t となる。従って、全積分回数カウンタ23においてカウ
ントされる全積分回数N。は、終了回路24により常に
一定に保たれるから正積分回数カウンタ22においてカ
ウントされる正積分回数N8より被写体距離gが求めら
れる。
以上の動作は、APC回路32の有無に関係なく行われ
る測距動作である。前述のように、被写体までの距離が
近いときや、被写体の反射率が高いとき、電流−電圧変
換回路12.13の出力v、、v2やBPF16の出力
す等のレベルが大きくなる。BPF16に5倍のゲイン
をもたせると、AF倍信号飽和レベルを超えるのは、ま
ず、BPF16の出力すであると考えられる。そこで、
BPF16の出力すをAPC回路32の第2の比較器2
9で監視することによりAPCをかけるようにする。こ
の比較器29の比較結果をAPCロジック回路30でデ
コードしてアナログ回路からなる光量切換回路31を切
り換える。その結果によって、IRED駆動回路26は
IREDIの駆動電流を切り換える。
次に、APC回路32の詳細な構成および動作を説明す
る。第6図に示すAPC回路32は光量を4段階に切り
換えられるものである。
第6図において、APCロジック回路30は、比較器2
9の出力を波形整形するためのD型フリップフロップ(
以下、D−FFと略記する)40と、このD−FF40
の出力をカウントするためのカウンタ43を構成してい
るD−FF41,42と、このカウンタ43の出力端子
に接続された3個のアンドゲート44.45.46と、
上記D−FF40をリセットするためのインバータ47
およびオアゲート48からなる。また、光量切換回路3
1は、4個の定電流源50〜53と、このうちの3個の
定電流源51,52.53にそれぞれ接続されていて上
記ナントゲート44,45.46の′H“、 “L”の
出力によりそれぞれオン、オフする3個の光量切換スイ
ッチ54.55.56と、定電流によって出力側に定電
圧を生じさせるための抵抗57とからなる。この抵抗5
7で生ずる電圧vIREDはIRED駆動回路26のオ
ペアンプ60の非反転入力端子に供給される。このオペ
アンプ60の反転入力端子は抵抗62を介して接地され
ているIRED制御用トランジスタIAのエミッタに、
オペアンプ60の出力端子はトランジスタIAのベース
にそれぞれ接続されていて、上記抵抗57の電圧vIR
EDがオペアンプ60のイマジナリショートによって抵
抗62の両端に生ずるようになっている。オペアンプ6
0の出力端子と接地間にコレクターエミッタを接続して
なるトランジスタ61は前記インバータ47の出力でト
ランジスタIAをオン、オフ制御するためのものである
このi6図に示すAPC回路32の動作を第7図のタイ
ムチャートを参照して説明すると、まず、AF用IC6
(3114図参照)が動作を始めると同時に、CPU7
よりリセット信号Rsが出力され、APC用カウンタ4
3のD−FF41,42をリセットする。次にCPU7
によりてIREDIを16KHz、デユーティ比50%
で連続パルス駆、動する信号aがAF用IC6に入力さ
れる。パルス信号aが′H”のときはトランジスタ61
はオフとなり、IREDIは発光する。また、信号aが
′H”のときのみ、オアゲート48を介してD−FF4
0のリセットが解除される。IREDIが発光すると、
BPF16の出力すは同期して振幅するが、APCのモ
ードが解除されるまでは、チャンネル切換信号dは“H
”の状態を保つようにチャンネル切換回路20のロジッ
クを構成しているため、BPF16の出力すが比較器2
9に供給される信号としては、第1チヤンネルのAF信
号電流、つまり、光電流11に基づく信号である。
その理由は、第4図から明らかなように常に、ll≧1
2 の関係が成り立つので、光電流!lに基づいてIRED
Iの駆動電流を調整しておけば、光電流I2に基づく信
号が飽和レベルを超えることはないからである。
BPF16の出力すが第2の基準電圧Vrer2を超え
ると、比較器29の出力fが“L″から“H”になる。
D−FF40はD端子をII HIIにプルアップして
いるので、Ck端子に比較器29の出力fの“H”信号
が入ると、D−FF40の出力gも“H”になる。出力
gは、−度“H”になると、IREDIがオフするまで
このレベルを保持する。
そして、この出力gが“H”になる回数をD−FF41
,42からなるカウンタ43がカウントしていくと、こ
のカウンタ43がカウントする出力gの“H”の立ち上
がりに同期して、順次、ナントゲート44.45.4“
6の各出力がH1から′L”に切り換わる。
今、BPF16の出力すが基準電圧V rer2を超え
ない場合は、上記ナントゲート44〜46の各出力はす
べて’H”となる。このときは、すべての光量切換スイ
ッチ54.55.56がオンになるので、抵抗57の抵
抗値をRAPCとし、定電流源50,51,52.53
に流れる定電流を、それぞれJ。、Jl、J2.J3と
すると、抵抗57の両端の電圧、すなわち、光量切換回
路31の出力電圧vIREDは、 “!RED−RAPC(JO+Jl+J2+J3)・・
・・・・・・・・・・・・・(6)である。この電圧v
IREDはIRED駆動回路26に供給されると、その
オペアンプ60のイマジナリショートによって抵抗62
の両端に生じる。よって、このとき、抵抗62の抵抗値
をRIREDとすると、1RED1に流れる駆動電流I
Fは、はぼ、IP ” vIRED/RIRED ・・・・・・・・・・・・・・・(7)となる。すなわ
ち、この状態では、駆動電流IPは最大値に設定されて
おり、IREDIの発光量(パワー)は最大である。
そして、このパワーモードにあるとき、被写体距離が近
すぎたり被写体の反射率が高すぎたりして、BPF16
の出力すが第2の基準電圧V ref’2を超えると、
この出力すが基準電圧V ref2を超えた最初の発光
に基づいてナントゲート44の出力が“L”になり、こ
れによって第1の光量切換スイッチ54がオフするので
、このときの駆動電流I は、上記(7)式において定
電流J1−0とした値となる。すなわち、IREDlの
パワーが1段階低下することになる。そして、この1段
階パワーの低下した駆動電流Ipで次のパルス光が発せ
られる。このパルス光に基づ<BPF16の出力すも上
記基準電圧V ret2を超えた場合にはナントゲート
45の出力が“L”になって第2の光量切換スイッチ5
5がオフするので、このとき駆動電流1pは、上記(7
)式において定電流Jl−J2−0とした値となり、ざ
らにI REDlのパワーが1段階低下する。この後も
、この2段階パワーの低下した駆動電流ipでIRED
Iがパルス発光し、同様にこのパワーでも、出力すが上
記基準電圧v ref2を超えた場合には、上記ナント
ゲート44〜46の各出力がすべて“L”になり、第3
の光量切換スイッチ56も含めてすべての光量切換スイ
ッチ54,55.56がオフになるので、このときIR
EDIの駆動電流IFは、上記(7)式において定電流
J1−J2−J3−0となり、 となる。
上述したIREDIのパワー切り換えは、具体的には、
例えば、J  −2,5#A、  J、 −60μA。
J  ”201A、  J  −7,5jAとし、RA
PC−12KQ。
RIRED”0.9 Gとすると、ナントゲート44〜
46の出力(光量切換スイッチ54〜56の状態)と駆
動電流!Fとの関係は下記の表に示すようになる。
つまり、IREDlの1回の発光に対して、IREDI
の駆動電流1pの切り換えは1段しか行われない。また
、ナントゲート46の出力が′L“になると、この実施
例の場合、それ以上はパワーを下げることができないの
で、オアゲート48を介してD−FF40にリセットが
かけられる。
以上のAPC動作が終了した後に、前述したようにAF
シーケンズが開始される。
このように、上記1個の比較器29を用いても、何段も
のAPCが可能になる。
なお、第7図では、3番目のパルス発光でBPF16の
出力すにノイズが生じているが、これによって比較器2
9の出力fが発振した場合でも、D−FF40が設けら
れているためノイズも波形整形されて一定のパルス幅の
信号gとなり、■RED駆動電流の切り換えが必要以上
に進むことはない。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、2段階以上の光量
の切り換えが可能になるので、至近距離から遠距離まで
最適の信号レベルを用いて誤動作のない高精度のAFが
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第4図に示すAF左カメラ構成されたAF用
ICの電気回路のブロック図、第2図(A)〜(D)は
、本発明の基本動作として2段階の光量切り換えを説明
するための比較器の構成と信号波形のタイムチャート、
第3図(A)、(B)は、本発明における3段階以上の
光量切り換え動作を説明するための信号波形のタイムチ
ャートとその動作を示すフローチヤード、 第4図は、本発明が適用されるAF左カメラ要部の構成
を示すブロック図、 第5図は、上記第1図に示すAFJllllCの測距モ
ードにおける信号波形のタイムチャート、第6図は、上
記第1図中のAPC回路の詳細な構成を示す電気回路図
、 第7図は、上記第6図に示すAPC回路の動作時におけ
る信号波形のタイムチャートである。 1・・・・・・・・・・・・IRED(光源)12.1
3・・・・・・電流−電圧変換回路29・・・・・・・
・・比較器 30・・・・・・・・・APCロジック回路(カウンタ
)゛ 31・・・・・・・・・光量切換回路43・・・
・・・・・・カウンタ COM・・・・・・比較器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 被写体に対して連続パルス駆動による光を投射する光源
    を有し、被写体からの反射光に基づく信号により被写体
    までの距離を測定する光投射式オートフォーカス装置に
    おいて、 上記信号を電圧に変換する回路と、 この電圧をある基準電圧と比較する比較器と、この比較
    器の上記両電圧の比較による出力反転回数を計数するカ
    ウンタと、 このカウンタの出力に応じて上記光源の光量を切換制御
    する回路と、 を具備してなることを特徴とする光投射式オートフォー
    カス装置。
JP27520387A 1987-10-29 1987-10-29 光投射式オートフォーカス装置 Pending JPH01116510A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0438108A (ja) * 1990-06-04 1992-02-07 Yazaki Corp 被覆電線の中間皮剥き方法
JPH04141634A (ja) * 1990-09-29 1992-05-15 Samsung Electron Co Ltd ビデオカメラの自動焦点調節装置及びその方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0438108A (ja) * 1990-06-04 1992-02-07 Yazaki Corp 被覆電線の中間皮剥き方法
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