JPH0111597Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0111597Y2
JPH0111597Y2 JP12136782U JP12136782U JPH0111597Y2 JP H0111597 Y2 JPH0111597 Y2 JP H0111597Y2 JP 12136782 U JP12136782 U JP 12136782U JP 12136782 U JP12136782 U JP 12136782U JP H0111597 Y2 JPH0111597 Y2 JP H0111597Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
vehicle
cross member
pair
connecting members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12136782U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5924623U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12136782U priority Critical patent/JPS5924623U/ja
Publication of JPS5924623U publication Critical patent/JPS5924623U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0111597Y2 publication Critical patent/JPH0111597Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はリヤーエンジンの支持フレームの構造
を改良したリヤーエンジン自動車に関する。
従来、リヤーエンジンバスのフレームに水平エ
ンジンを搭載する場合、次のような構造とするこ
とが少なくとも心要である。
(1) サイドフレームの間隔幅に対してエンジンベ
ツドの間隔幅を拡大すること。
(2) エンジンベツドの上下方向における位置をサ
イドフレームに対して大幅に低下させることす
なわち、従来はフロントおよびリヤーの各エン
ジンサポートをエンジンベツドに取り付けてい
たが、その構造をそのまま水平エンジンの搭載
に採用すると、エンジンヘツドがサイドフレー
ムに対して大幅に低下することになる。
(3) エンジンベツドの断面高さを減少させるこ
と。
しかし、これらの内容をそのまま実施した場
合、荷重の集中が生じてこのため、サイドフレー
ムとエンジンベツドとの結合方法の強化を要し、
また、エンジンベツドの断面高さの減少に伴う剛
性の低下によるボデー後部への入力の増大に伴
い、ボデーの大幅な補強が必要となり、車両重
量、コストの増大などの原因となつていた。
本考案は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところはボデーの基本構造を変更
することなしに、強度の確保とともにフレームの
軽量化およびコストの低減が図れるリヤーエンジ
ン自動車を提供することにある。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
図面はリヤーエンジンバスにおけるリヤーフレ
ームの構造を示すものである。図中1,1は車両
前後方向に延びかつ車幅方向において対向して配
設されたサイドメンバーとしての一対のサイドレ
ールであり、これはアーム2a,2aからそれぞ
れなる一対のエンジンメンバー2,2に対して後
述するようにラーメン構造を構成するクロスメン
バー3および一対の連結部材20,20を介して
結合されている。つまり、連結部材20,20は
それぞれ上下方向に延びて配設され、その各上端
部は対応する各サイドレール1,1の後端に接続
されている。上記クロスメンバー3は車幅方向に
延び、上記各連結部材20,20の上端部間に橋
架されている。そして上記エンジンベツド2,2
は連結部材20,20の下端部に対してそれぞれ
接続されているとともに車体前後方向に延びかつ
車幅方向において対向して配設されている。しか
して、このエンジンベツド2,2はサイドレール
1よりも低く配置されている。このようにしてサ
イドレール1,1、エンジンベツド2,2および
クロスメンバー3は一体的に結合されている。な
お、l1は車体中心であり、l2は後輪中心を示して
いる。上記エンジンベツド2は細径化とともに剛
性強度を確保するため角鋼管が用いられている。
また、ラーメン構造を構成するクロスメンバー3
には左右別体型とした一対のリヤーエンジンサポ
ート4,4が取り付けられている。
さらに、上記エンジンベツド2にはそれぞれの
アーム2a,2aの水平外側へ位置させて外部フ
レーム5,5が固着され、全体として固形的なフ
レーム構造となつている。このエンジンベツド2
と一体的な外部フレーム5,5には対応する位置
にあるサイドピラー12,12が取り付けられて
いる。また、ラーメン構造とは、連結部材20
と、同連結部材20の上端部間に橋架されたクロ
スメンバー3と、外部フレーム5との一部分5a
と、外部フレーム5とクロスメンバー3の端部と
の間に連結されたサイドピラー12とから構成さ
れるもので、各部材の節点が剛節からなる骨組構
造となつている。
上記エンジンヘツド2のアーム2a,2aにお
けるボデー後方端間にはボデークロスメンバー6
がたとえば溶接手段により固定的に架設されてい
る。そして、このボデークロスメンバー6には高
剛性化を図るため後述するように一体型のフロン
トエンジンサポート7が一体化されるようになつ
ている。すなわち、フロントエンジンサポート7
の左右両端にはそれぞれ水平に張り出した受け部
8が設けられ、この各受け部8をエンジンベツド
2のアーム2aの下面に設けた補強板10に当て
締付けねじ9によりエンジンベツド2に締結され
る。これによりエンジンベツド2とともにボデー
クロスメンバー6に対して一体化されるようにな
つている。
また、第4図で示すように、一対のリヤーピラ
ー11はエンジンベツド2に取り付け固定されて
いる。
なお、図中13はエンジンベツド2と外部フレ
ーム5を結合するアームである。また、14はサ
イドレール1,1を連結する別のクロスメンバー
である。また、15は車両のボデーである。
そして、エンジンユニツト16は上記リヤーエ
ンジンサポート4,4とフロントエンジンサポー
ト7に対して取着される。
以上説明したように本考案はエンジンベツドに
外部フレームを設けてサイドピラーに荷重を分散
させたため、リヤーピラーへの荷重集中を避ける
ことができた。したがつて、ボデー等の補強を必
要とすることがなく、また、ボデーの強度不足を
解消することができる。しかも、連結部材と、こ
の連結部材の上端部間に橋架されたクロスメンバ
ーと、外部フレーム5と、外部フレームとクロス
メンバーの端部との間に連結されたサイドピラー
とをラーメン構造に構成したから、リヤーエンジ
ンサポートを支え、かつサイドフレームとエンジ
ンベツドを結合するクロスメンバー等を軽量で高
剛性に確保できる、そして、これらによりボデー
の基本構造を変更することなく、支持フレーム全
体の軽量化とコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はリヤーフレーム部を概略的に示す平面図、第2
図は同じくそのリヤーフレーム部の側面図、第3
図はクロスメンバー部の背面図、第4図はリヤー
フレーム部を概略的に示す斜視図である。 1……サイドレール、2……エンジンベツド、
3……クロスメンバー、4……リヤーエンジンサ
ポート、5……外部フレーム、6……ボデークロ
スメンバー、7……フロントエンジンサポート、
11……リヤーピラー、12……サイドピラー、
15……ボデー、16……エンジンユニツト、2
a……アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両前後方向に延びかつ車幅方向において対向
    して配置された一対のサイドメンバー、同両サイ
    ドメンバー後端に接続されかつ上下方向に延びる
    一対の連結部材、同両連結部材の上端部間に橋架
    されかつ上記両連結部材の車幅方向外方に亘つて
    延びるクロスメンバー、上記両連結部材にそれぞ
    れ設けられた一対のリヤーエンジンサポート、上
    記両連結部材の下端部にそれぞれ接続されると共
    に車体前後方向に延びかつ車幅方向において対向
    して配設された一対のエンジンベツド、同両エン
    ジンベツドの車幅方向外方に配設されると共に、
    一端を上記連結部材の下端部に他端を上記エンジ
    ンベツドの後端部にそれぞれ接続された一対の外
    部フレーム、上記両エンジンベツド後端部に両端
    を連結されたフロントエンジンサポート、および
    上記外部フレームと上記クロスメンバー端部との
    間に連結されたサイドピラーを備えたことを特徴
    とするリヤーエンジン自動車。
JP12136782U 1982-08-10 1982-08-10 リヤ−エンジン自動車 Granted JPS5924623U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12136782U JPS5924623U (ja) 1982-08-10 1982-08-10 リヤ−エンジン自動車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12136782U JPS5924623U (ja) 1982-08-10 1982-08-10 リヤ−エンジン自動車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5924623U JPS5924623U (ja) 1984-02-15
JPH0111597Y2 true JPH0111597Y2 (ja) 1989-04-05

Family

ID=30277808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12136782U Granted JPS5924623U (ja) 1982-08-10 1982-08-10 リヤ−エンジン自動車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5924623U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007118736A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Nissan Motor Co Ltd 車体下部骨格構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5924623U (ja) 1984-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6256820B2 (ja)
ITRM970319A1 (it) Struttura di montaggio per complesso di telaio di veicoli
JPH0111597Y2 (ja)
JPH078380Y2 (ja) 自動車の下部車体構造
JPH02189287A (ja) 自動車のサスペンションタワー部構造
JPH0475782U (ja)
JPH082049Y2 (ja) 自動車の下部車体構造
JPH0542711Y2 (ja)
JPH0746607Y2 (ja) 自動車の下部車体構造
JPH0712224Y2 (ja) 車体フロア構造
JP2941899B2 (ja) 車両の前部車体構造
JPS6116218Y2 (ja)
JPH0349985Y2 (ja)
JPH0577765A (ja) 車体構造
JPH0834248A (ja) 自動車のサブフレーム組立体
JPH0545527Y2 (ja)
JPH0518230Y2 (ja)
JPH0545590Y2 (ja)
JPH0733148B2 (ja) 自動二輪車の車体フレ−ム
JPH0541112Y2 (ja)
JPH017660Y2 (ja)
JPH0544229Y2 (ja)
JPH0355379U (ja)
JPS6117841Y2 (ja)
JPH0323425Y2 (ja)