JPH01114704A - セラミック基板上半田画像処理装置 - Google Patents

セラミック基板上半田画像処理装置

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JPH01114704A
JPH01114704A JP27427287A JP27427287A JPH01114704A JP H01114704 A JPH01114704 A JP H01114704A JP 27427287 A JP27427287 A JP 27427287A JP 27427287 A JP27427287 A JP 27427287A JP H01114704 A JPH01114704 A JP H01114704A
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建史 加藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各種基板上に付けられた半田部分の画像処理
装置に係り、特に、セラミック基板上に立体的に付けら
れた半田部分の画像を処理する装置に関する。
(従来技術) 従来、この種の画像処理装置においては、半田1部分の
画像において陰を作らないようにするために、特開昭6
1294302号公報に示されているように、ドームに
よる一様拡散照明を採用したり、或いは、特開昭61−
293657号公報に示されているように、多点切換照
明を採用して、半田部分の画像を白色でもって認識する
ようにしたものがある。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、このような構成においては、上述の半田部分
が銀色の金属色を有するため光反射率が非常に高い。従
って、半田部分の周囲の基板表面がプリント基板のよう
に半田部分に対しコントラストの高い色をもつ場合には
、半田部分の画像を白色でもって明確に認識できる。
しかしながら、半田部分の周囲が、銀導体のように銀色
を有していたり、セラミック基板のように白色を有して
いたりすると、半田部分の周囲の光反射率が半田部分と
同様に非常に高(、その結果、半田部分とその周囲の部
分とが共に類似した色となってしまう。このため、半田
部分の画像が、その周囲の部分に対し非常にコントラス
トの悪い画像としてしか得られない。このことは、セラ
ミック基板上の半田部分の検査が迅速かつ確実にはなし
得ないことを意味する。また、半田部分の外形寸法が通
常数百μm以下であるため、半田部分の画像を拡大しな
ければならず、その結果、画像のコントラストが光量の
減少により益々悪くなる。
また、特開昭61−294302号公報或いは特開昭6
1−293657号公報に示されているような照明方法
では、−様拡散照明のために複雑な構造を必要としたり
、多点切換照明のために複雑な制御を必要とするという
難点もある。
そこで、本発明は、上述のようなことに対処すべく、半
田部分の画像に陰ができるような照明方法を有効に活用
して、コントラストの高い半田画像を常に得るようにし
たセラミック基板上半田画像処理装置を提供しようとす
るものである。
(問題点を解決するための手段) かかる問題の解決にあたり、本発明の構成上の特徴は、
第1図に示すごとく、セラミック基板1上に立体的に付
けられた半田部分2の画像を処理する装置において、選
択的に投光する投光手段3と、半田部分2の上方に支持
されて投光手段3から投光されたときこの光を半田部分
2の頂部に略垂下状に照射する上方ファイバリングライ
トガイド4と、この上方ファイバリングライトガイド4
の下方にて同軸的に支持されて投光手段3から投光され
たときこの光を半田部分2の全周中腹部に側方から照射
する下方ファイバリングライトガイド5と、上方ファイ
バリングライトガイド4の上方に支持されて半田部分2
の平面画像を上方及び下方のファイバリングライトガイ
ド4,5の各照射時に第1及び第2の画像として撮影す
るテレビジョンカメラ6と、前記第1画像の頂部に相当
する部分を白色とし残余の部分を黒色とするように前記
第1両像を二値化する第1の二値化手段7と、前記第2
画像の前記全周中腹部に相当する部分を白色とし残余の
部分を黒色とするように前記第2画像を二値化する第2
の二値化手段8と、第1及び第2の二値化手段7,8に
よる各二値化画像を黒色優先で前記平面画像として合成
する画像合成手段9とを設けるようにしたことにある。
(作用) しかして、このように本発明を構成したことにより、上
方ファイバリングライトガイド4が投光手段3からの光
を半田部分2及びセラミック基板1に隙垂下状に照射す
れば、半田部分2の頂部が銀色となり、半田部分2の残
余の部分が陰となり、セラミック基板2の上面が白色と
なる。このような状態にて、テレビジョンカメラ6が、
半田部分2及びセラミ7り基板1からなる平面画像を第
2両像として撮影すると、第1の二値化手段7が同第1
画像を二値化する。
また、下方ファイバリングライトガイド5が投光手段3
からの光を半田部分2及びセラミック基板1に側方から
照射すれば、半田部分2の全周中腹部分が銀色となり、
半田部分2の残余の部分が陰となり、セラミック基板l
の上面が白色となる。
このような状態にて、テレビジョンカメラ6が、上述と
同様の平面画像を第2画像として撮影すると、第2の二
値化手段8が同第2画像を二値化するとともに、画像合
成手段9が、上述の各二値化画像を黒色優先で半田部分
2の平面画像として合成する。
(効果) 上述のように、セラミック基板1の上面が平面であるの
に対し半田部分2が隆起した立体的外形を有するために
セラミック基板lの上面には陰ができに<<、かつ半田
部分2の外表面には陰ができ易いことに着目して、半田
部分2がその背景となるセラミック基板1と類似した色
となっていても、上述の第1及び第2の画像の各黒色部
分(即ち、陰の部分)を互いに合成することにより、半
り口部骨2の平面画像が、複雑な画像処理を伴うことな
く、セラミック基板1の色に対しコントラストよく忠実
な二値化画像として得られる。その結果、セラミック基
板1上の高密度化した微細な半[口部骨の半田量、外形
形状、面積、欠損、穴明き等の検査が迅速かつ精度よ(
低コストにて実現できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第2
図において符号10はセラミック基板を示しており、こ
のセラミック基板lOの上面11には、第2図及び第4
図に示すごとく、銀ペーストからなる銀導体厚膜20が
形成されている。また、銀導体厚膜20の上面には、半
田部分30が、第2図及び第4図に示すような立体形状
を有するように形成されている。かかる場合、セラミ・
7り基板10の上面11は白色を有し、銀導体厚膜20
の上面21及び半I11部分30の表面は銀色の金属色
を有している。
ファイバリングライトガイド40は、セラミック基板1
0の直上にてこれに平行に支持されており、このファイ
バリングライトガイド40の中心軸は半田部分30の頂
点31に一致している。また、ファイバリングライトガ
イド40の一連の光ファイバ41〜41 (第2図にて
は、二本の光ファイバ41.41のみを示す)は、その
各内端部41aを半田部分30の全周中腹部32に側方
から傾斜して対向させるようにリング本体42内に嵌着
されており、これら各光ファイバ41〜41は、その各
外端部41b (第2図にては一本の光ファイバの外端
部のみを示す)にて投光器50からの投光を受けて半田
部分30の全周中腹部32を環状に光照射する。但し、
投光器50は各光ファイバ41の外端部41bに間隔を
付与して対向するように支持されている。
ファイバリングライトガイド60はファイバリングライ
トガイド40の上方にてこれに平行に支持されており、
このファイバリングライトガイド60の中心軸はファイ
バリングライトガイド40の中心軸と一致している。ま
た、ファイバリングライトガイド60の一連の光ファイ
バ61〜61(第2図にては、二本の光ファイバ61.
61のみを示す)は、その各内端部61aを半田部分3
0の頂部(頂点31を含む部分)に略垂下状に対向させ
るようにリング本体62内に嵌着されており、これら各
光ファイバ61〜61は、その各外4部61b(第2図
にては一本の光ファイバの外端部のみを示す)にて投光
″570からの投光を受けて半田部分30の頂部を略垂
下状に光照射する。
但し、投光器70は各光ファイバ61の外端部61bに
間隔を付与して対向するように投光器50の直上にてこ
れに平行に支持されている。
シャッタ80は、両投光″J550.70の背後にて支
持した回転電動機81と、この回転電動機81から両投
光器50.70間に延出する回転軸82に軸支したシャ
ッタ部材83とにより構成されており、シャッタ部材8
3は、回転電動機81の正方向への回転に伴う回転軸8
2の回転に応じ下方へ回転し第1切換状態となり投光器
50から各光ファイバ41の外端部41b内への投光を
遮断する。また、シャッタ部材83は、回転電動機82
の逆方向への回転に伴う回転軸82の回転に応じ上方へ
回転し第2切換状態となり投光257oがら各光ファイ
バ61の外端部61b内への投光を遮断する。工業用テ
レビジョンカメラ90は、ファイバリングライトガイド
60の直上に同軸的に支持されており、このテレビジョ
ンカメラ9oの受像部9Iは、両ファイバリングライト
ガイド60.40の各中心軸を通り半田部分30、銀導
体厚膜20及びセラミック基板10に対向している。
しかして、テレビジョンカメラ90は、半田部分30、
銀導体厚膜20及びセラミック基板10を共に」三方か
らみた平面画像として撮Σし受像信号を発生ずる。
マ・イクロコンピュータ100は、第3図に示すフロー
チャートに従いコンピュータプログラムをテレビジョン
カメラ90との協(す1により実行し、この実行中にお
いて、回転電動機81にFA続した駆動回路110、及
びブラウン管130 (以下、CRT130という)に
接続したCI≧Tコントローラ120の各制御に必要な
演算処理を行う。駆動回路1. l Oは、マイクロコ
ンピュータ100による制御のもとに回転電動機81を
正方向く又は逆方向)に回転させる。CRTコントロー
ラ120は、マイクロコンピュータ100による制ta
nのもとにCRT130の表示に必要な同期信号及び映
像信号を生じる。CRT130は、CRTコントローラ
120からの同期信号及び映像信号に応じこの映像信号
の内容を表示面130a  (第7図及び第8図参照)
にて表示する。
以上のように構成した本実施例において、本発明装置を
作動状態におけば、両投光器50.70が投光状態とな
り、マイクロコンピュータ100が、第3図のフローチ
ャートに従いステップ200aにてコンピュータプログ
ラムの実行を開始する。ついで、マイクロコンピュータ
100.’l(、ステップ210にて、シャッタ80を
第1切換状態にするに必要な第1切換出力信号を発止し
、これに応答して回転電動機81が駆動回路110によ
り駆動されて正方向に回転しシャッタ部材83を第1切
換状態にする。
すると、ファイバリングライトガイド40の各光ファイ
バ41〜41への投光器50からの投光がシャンク部材
83により遮断されるとともに、投光器70からの光が
ファイバリングライ[・ガ・イド60の各光ファイバ6
1〜61にその各外端部61bから入射する。しかして
、このようにして各光フアイバ61内に入射した光が、
同各光ファイバ610内端部61aから出射して半E1
1部分30、銀導体厚膜20及びセラミック基板10に
略垂下状に上方から入射する。このため、半田部分30
の田部が銀色となり、半田部分30の残余の部分が陰と
なり、銀導体厚膜20の上面が銀色となり、かつセラミ
ック基板10の上面が白色となる。
このような状態において、テレビジョンカメラ90が、
半田部分30、銀導体厚膜20及びセラミック基板10
を平面画像として撮影すると、このテレビジョンカメラ
90が開平面画@!(以下、第1画像という)を受像信
号として発生する。すると、マイクロコンピュータ10
0が、ステップ210aにて、テレビジョンカメラ90
から受像信号を入力され、ステップ210bにて、前記
第1画像の白色部分を「1」とするとともに残余の陰の
部分を「0」として二値化し、かつこの第1の二値化画
像(第5図参照)を−時的に記憶する。
然る後、マイクロコンピュータ100が、シャンク80
を第2切換状態にするに必要な第2切替出力信号を発生
すると、回転電動機81が駆動回路110より駆動され
て逆方向に回転しシャッタ部材83を第2切替状態にす
る。すると、ファイバリングライトガイド60の各光フ
ァイバ61〜61への投光器70からの投光がシャッタ
部材83により遮断されるとともに、投光器50からの
光がファイバリングライトガイド40の各光ファイバ4
1〜41にその外端部41bから入射する。
しかして、このようにして各光フアイバ41内に入射し
た光が、同各光ファイバ41の内端部41aから出射し
て半田部分30、銀導体厚膜20及びセラミック基板1
0に側方から入射する。このため、半田部分30の全周
中腹部が銀色となり、半田部分30の残余の部分が陰と
なり、銀導体厚11ff20の上面が銀色となり、かつ
セラミック基板10の上面が白色となる。
このような状態にて、テレビジョンカメラ90が、半田
部分30、銀導体厚膜20及びセラミック基板10を平
面画像として撮影すると、このテレビジョンカメラ90
が同平面画像(以下、第2画像という)を受像信号とし
て発生する。すると、マイクロコンピュータ100が、
ステップ220aにて、テレビジョンカメラ90から受
像信号を入力され、ステップ220cにて、前記第2画
像の白色部分を「1」とするとともに残余の陰の部分を
「0」として二値化し第2の二値化画像(第6図参照)
とする。
ついで、マイクロコンピュータlOOが、ステップ23
0において、ステップ210cにおける第1の二値化画
像としてステップ220cにおける第2の二値化画像と
を黒色優先(即ち、論理積)でもって合成して合成画像
を形成し、ステップ240にて、同合成画像を表示デー
タに変換し、かつこの表示データをステップ250にて
表示出力信号として発生する。すると、CRTコントロ
ーラ120がマイクロコンピュータ100からの表示出
力信号の内容を映像信号として同期信号と共に発生し、
これに応答してCRT130がその表示面130aにて
半田部分30の平面画像を黒色にて第7図に示すごとく
表示する。
以上説明したように、セラミック基板10及び銀導体厚
膜20の各上面が平面であるのに対し半田部分30が隆
起した立体的外形を有するためにセラミック基板10及
び銀導体厚膜20の各上面には陰ができに<<、かつ半
田部分30の外表面には陰ができ易いことに着目して、
半田部分30がその背景となるセラミック基板10及び
銀導体厚膜20と類似した色を呈していても、上述した
第1及び第2の画像の各黒色部分(即ち、各陰の部分)
を互いに合成することにより、半■1部分30の平面画
像が、反射ノイズ除去のための複雑な画像処理を伴うこ
となく、セラミック基板10及び銀導体厚膜20の色に
対しコントラスト実な二値化画像として得られる。その
結果、セラミック基板上の高密度化した微細な半田付部
分の半田量、外形形状、面積、火打1、穴明き等の検査
が迅速かつ精度よく低コストにて実現できる。
なお、前記実施例においては、半田部分30の平面画像
が略円形状である場合について説明したが、これに限ら
ず、例えば、第8図に示すような平面画像を有する半田
部分30Aの場合にも、第9図〜第11図に示すごと(
第5図〜第7図に示す場合と同様に第1及び第2の二値
化画像並び合成二値化画像を得ることができる。
また、本発明の実施にあたり、上述した第1及び第2の
画像の白色部分を「0」とし残余の部分をrlJとして
二値化した場合には、両二値化画像の論理和をとれば黒
色優先の二値化画像合成となる。
また、本発明の実施にあたっては、CRT130に限る
ことな(、適当なプリント機構によりステップ230に
おける合成画像をデータシートに記録するようにしても
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図は特許請求の範囲に記載の発明の構成に対する対
応図、第2図は本発明装置の一実施例を示す全体構成図
、第3図は第2図におけるマイクロコンピュータの作用
を示すフローチャート、第4図は、第2図におけるセラ
ミック基板、銀導体厚膜及び半田部分の平面図、第5図
は第1画像の説明図、第6図は第2画像の説明図、第7
図は半田部分の表示例示図、第8図は半田部分の変形例
を示す平面図、第9図は同変形例における第1画像の説
明図、第10図は同第2画像の説明図、及び第11図は
前記変形例の表示例示図である。 符号の説明 10・・・セラミック基板、20・・・銀導体厚膜、3
0.30A・・・半田部分、40.60・・・ファイバ
リングライトガイド、50.70・・・投光器、80・
・・シャッタ、90・・・テレビジョンカメラ、100
・・マイクロコンピュータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セラミック基板上に立体的に付けられた半田部分の画像
    を処理する装置において、選択的に投光する投光手段と
    、前記半田部分の上方に支持されて前記投光手段から投
    光されたときこの光を前記半田部分の頂部に略垂下状に
    照射する上方ファイバリングライトガイドと、この上方
    ファイバリングライトガイドの下方にて同軸的に支持さ
    れて前記投光手段から投光されたときこの光を前記半田
    部分の全周中腹部に側方から照射する下方ファイバリン
    グライトガイドと、前記上方ファイバリングライトガイ
    ドの上方に支持されて前記半田部分の平面画像を前記上
    方及び下方のファイバリングライトガイドの各照射時に
    第1及び第2の画像として撮影するテレビジョンカメラ
    と、前記第1画像の前記頂部に相当する部分を白色とし
    残余の部分を黒色とするように前記第1画像を二値化す
    る第1の二値化手段と、前記第2画像の前記全周中腹部
    に相当する部分を白色とし残余の部分を黒色とするよう
    に前記第2画像を二値化する第2の二値化手段と、前記
    第1及び第2の二値化手段による各二値化画像を黒色優
    先で前記平面画像として合成する画像合成手段とを設け
    るようにしたことを特徴とするセラミック基板上半田画
    像処理装置。
JP62274272A 1987-10-29 1987-10-29 セラミック基板上半田画像処理装置 Expired - Lifetime JPH0660810B2 (ja)

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