JPH07174712A - 外観検査装置 - Google Patents

外観検査装置

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JPH07174712A
JPH07174712A JP34407793A JP34407793A JPH07174712A JP H07174712 A JPH07174712 A JP H07174712A JP 34407793 A JP34407793 A JP 34407793A JP 34407793 A JP34407793 A JP 34407793A JP H07174712 A JPH07174712 A JP H07174712A
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JP
Japan
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image
light source
light
inspection object
appearance
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JP34407793A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Ukai
信之 鵜飼
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】検査対象物を撮像し、当該撮像して得られる画
像に基づいて検査対象物の外観を検査する外観検査方法
において、一段と簡易な構成によつて検査対象を検査す
る。 【構成】カメラ12の周囲には実装基板2を照明する円
形蛍光灯13と円筒形状のスリツト部材14と円筒形状
の色フイルタ15が同軸上に配置されている。円形蛍光
灯13から照射された光源光は光路aに沿つてスリツト
部材14のスリツト14A及び色フイルタ15を介して
実装基板2上の例えばチツプ部品3の電極3A又はフイ
レツト4において反射し、当該反射光は光路a′に沿つ
てカメラ12の光学系に入射する。この結果カメラ12
は特に反射率の高い電極3A及びフイレツト4の反射光
を全体撮像画像内において高輝度で撮像し、これを画像
処理部20に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図5) 発明が解決しようとする課題(図5) 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例(図1〜図4) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は外観検査装置に関し、例
えばチツプ部品が実装された基板のはんだ付け部の状
態、又はチツプ部品の実装状態等を検査する外観検査装
置に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、基板上に実装されたデイスクリー
ト(分離)部品又はチツプ部品等の実装状態及びはんだ
付け状態を検査する外観検査装置として図5に示すよう
な構成のものがある。
【0004】すなわち図5において1は全体として外観
検査装置を示し、チツプ部品3を実装した後はんだ4に
よつてはんだ付けした実装基板2に対して、ハロゲン光
源5A及び5Bをそれぞれ常時点灯させ、当該ハロゲン
光源5A及び5Bからの光源光を光フアイバケーブル6
A及び6Bを介してレンズLEN1及びLEN2を有す
る光学系7A及び7Bに導入し、当該光学系7A及び7
Bから反射ミラーM1及びM2を介して光源光を照射す
ることにより、カメラ8によつて実装基板2を撮像す
る。
【0005】カメラ8の光学系にはカラーフイルタ8A
が設けられており、特定の色成分をカツトするようにな
されている。例えば実装基板2上に形成された銅箔パタ
ーンは赤色原色成分を反射し易いため、カラーフイルタ
8Aとして赤色原色成分をカツトし得る分光特性のもの
を用いることにより、銅箔パターン部における反射光量
を減らして、特に反射光量の多いチツプ部品3の電極3
A又ははんだ付け部(以下これをフイレツトと呼ぶ)4
からの反射光をカメラ8によつて撮像し、この結果得ら
れる画像の明暗差によつてチツプ部品の有無を検査する
ようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところがかかる構成の
外観検査装置1を用いて実装基板2を検査しようとする
と、検査対象物に対して周囲から照明光を照射する必要
があり、複数のハロゲン光源5A、5B及び光フアイバ
ケーブル6A、6B並びに光学系7A、7B等を設ける
必要があり、外観検査装置1が全体として複雑化するこ
とを避け得ない問題があつた。
【0007】また外観検査装置1においては、光学系7
A及び7Bでなる照明系を移動することによつて検査対
象物に対する光源光の照射角度を変化させ、これにより
検査対象物の形状等を検査するようになされており、こ
の場合光フアイバケーブル6A及び6Bに断線等が発生
し、耐久性が劣化する問題があつた。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、光源光の照射角度及び照射光量を任意に設定し得る
照明系を、耐久性を劣化させることなく一段と簡易な構
成によつて実現し得る外観検査装置を提案しようとする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、検査対象物2、3、3Aを撮像
し、当該撮像して得られる画像に基づいて検査対象物
2、3、3Aの外観を検査する外観検査装置10におい
て、検査対象物2、3、3Aに対して照明光を照射する
光源13と、光源13から検査対象物2、3、3Aに照
射される照明光の光量及び又は照射方向を制御するスリ
ツト部材14とを備えるようにする。
【0010】また本発明においては、検査対象物2、
3、3Aを撮像し、当該撮像して得られる画像に基づい
て検査対象物2、3、3Aの外観を検査する外観検査装
置10において、検査対象物2、3、3Aに対して照明
光を照射する光源13と、光源13から検査対象物2、
3、3Aに照射される照明光の色成分を制御する色フイ
ルタ15とを備えるようにする。
【0011】また本発明においては、光源13は蛍光灯
でなるようにする。
【0012】また本発明においては、光源13及びスリ
ツト部材14はそれぞれ検査対象物2、3、3Aを取り
囲む円形形状でなるようにする。
【0013】また本発明においては、検査対象物2、
3、3Aは、所定の基板2上に部品3が実装されてなる
ようにする。
【0014】また本発明においては、検査対象物2、
3、3Aは、所定の基板2上に部品3がはんだ付けによ
つて実装されてなるようにする。
【0015】
【作用】検査対象物2、3、4に対して光源13から照
射される照明光の光量及び照射角度をスリツト部材14
によつて制御することにより、検査対象物2、3、3A
の形状及び反射率に応じて検査しようとする対象物を重
点的に明るく描出し得る。
【0016】また検査対象物2、3、3Aに対して光源
13から照射される照明光の色成分及び色成分の方向性
を制御することにより、検査対象物2、3、3Aの色成
分に応じて検査しようとする対象物を重点的に明るく描
出することができでる。
【0017】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0018】図5との対応部分に同一符号を付して示す
図1において外観検査装置10は実装基板2上に実装さ
れたチツプ部品3をカメラ12によつて撮像し、当該撮
像信号S1を画像処理部20に送出することにより、チ
ツプ部品3の実装状態を示す外観データを得る。
【0019】カメラ12の周囲には実装基板2を照明す
る円形蛍光灯13と円筒形状のスリツト部材14と円筒
形状の色フイルタ15が同軸上に配置されている。円形
蛍光灯13から照射された光源光は光路aに沿つてスリ
ツト部材14のスリツト14A及び色フイルタ15を介
して実装基板2上の例えばチツプ部品3の電極3A又は
フイレツト4において反射し、当該反射光は光路a´に
沿つてカメラ12の光学系に入射する。
【0020】この結果カメラ12は特に反射率の高い電
極3A及びフイレツト4の反射光を全体撮像画像内にお
いて高輝度で撮像し、これを画像処理部20に送出す
る。従つて画像処理部において得られる画像は電極3A
及びフイレツト4において高輝度の画像となる。
【0021】また円形蛍光灯13、スリツト部材14及
び色フイルタ15はそれぞれ矢印yで示す方向又はこれ
とは逆方向に上下動し得るようになされており、実装基
板2上のチツプ部品3等の検査対象物に対する光源光の
照射角度を任意に設定することができる。
【0022】ここで図2はスリツト部材14を底部側か
ら見た状態を示し、スリツト部材14の下端部から切欠
形状の2組のスリツト14A及び14Bが90°の角間隔
を隔てて形成されている。従つて当該スリツト14A及
び14Bが形成された底部側を実装基板2に対して対向
するように配置した際に、スリツト14A又は14Bが
チツプ部品3の電極3Aに対向する位置に配置されるよ
うになされている。
【0023】すなわちチツプ部品3の電極3Aは、一般
に立方体形状のチツプ部品3の側面のうち、対向する対
面に形成されており、スリツト部材14において 180°
間隔に1組のスリツト14A又は14Bを形成すること
により、電極3Aに対向して当該スリツト14A又は1
4Bを配置することができる。
【0024】また実装基板2上におけるチツプ部品3の
実装方向は、90°の角度を持つた2つの方向だけであ
り、これに応じてスリツト部材14に形成された2組の
スリツト14A及び14Bを互いに90°の角間隔を以て
形成することにより、スリツト部材14のスリツト方向
を一度設定しておけば、2通りの実装方向でなるチツプ
部品3に対していずれの方向に実装された場合において
も、スリツト14A又は14Bが電極3Aに対向するよ
うに配置し得る。
【0025】従つてスリツト14A又は14Bを介して
円形蛍光灯13の光源光をチツプ部品3に対して所定の
方向性を以て重点的に照射することができると共に、ス
リツト14A及び14Bの大きさ及び形状によつてチツ
プ部品3に対する光源光の光量を調整することができ
る。
【0026】以上の構成において、図3(A)に示すよ
うに円形蛍光灯13、スリツト部材14及び色フイルタ
15をそれぞれできるだけ実装基板2に対して近い低位
置に配置し、チツプ部品3の電極3Aのエツジ部分にお
いて光源光が正反射するようにしてカメラ12に反射光
を入射すると、チツプ部品3の平面画像として図3
(B)に示すように、電極3Aのエツジ部分が明るい明
画像LIGとして描出される。
【0027】ここで実装基板2上においてはチツプ部品
3の実装領域に接続された銅箔パターンCUが形成され
ており、当該銅箔パターンCUの反射率は電極3Aの反
射率と同等程度に高く、色フイルタ15として銅箔パタ
ーンCUの色成分をカツトし得る分光特性のものを用い
て当該銅箔パターンCUにおける反射光量を減らすよう
になされている。
【0028】すなわち図4は銅箔パターンCUにおける
分光特性を示し、特に波長が 600〜700[nm] の赤色成分
の光量比が高くなつている。従つて当該赤色成分をカツ
トするような分光特性の色フイルタ15を用いることに
より、銅箔パターンCUにおける反射光量を減らすこと
ができ、撮像画像として当該銅箔パターンCUの画像が
明るく描写されることを回避し得、この結果電極3Aだ
けを明るく描写することができる。
【0029】かくしてチツプ部品3のエツジを検出する
ことにより、当該チツプ部品3の有無及び位置を検出す
ることができる。
【0030】また円形蛍光灯13、スリツト部材14及
び色フイルタ15を上方に移動するとチツプ部品3に対
する光源光の照射角度を変化する。従つて例えばチツプ
部品3がはんだ付けされているような場合、当該フイレ
ツト4(図1)の表面が水平面に対して傾斜して形成さ
れていても、当該フイレツト4の有無及び形成角度等の
形成状態を検査することができる。
【0031】以上の構成によれば、スリツト14A、1
4Bを形成したスリツト部材14及び色フイルタ15を
用いて円形蛍光灯13の光源光のチツプ部品3に照射す
ると共に、スリツト部材14、色フイルタ15及び円形
蛍光灯13を任意に上下移動するようにしたことによ
り、チツプ部品3等の検査対象物に対する光源光の照射
角度及び光量を任意に設定し得る照明系を従来の場合に
比して一段と簡易な構成によつて実現できる。
【0032】なお上述の実施例においては、円形蛍光灯
13、スリツト部材14及び色フイルタ15として円形
形状のものを用いた場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、要は検査対象物を取り囲むような形状のも
のであれば良く、種々の形状のものを用いることができ
る。
【0033】また上述の実施例においては、スリツト部
材14及び色フイルタ15を併用した場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、検査対象物に応じて一方
だけを用いるようにしても良い。
【0034】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、検査対象
物を周囲から照射する光源と、照明光を検査対象物に対
して重点的に照射するスリツトとを用いることにより、
照明光の光量及び方向性を任意に制御して検査対象物を
重点的に明るく描出することができる。
【0035】また検査対象物を周囲から照射する光源
と、所定の分光特性を有する色フイルタとを用いること
により、反射光の色成分を制御して検査対象物を重点的
に明るく描出することができる。
【0036】かくするにつき、光源、スリツト部材及び
色フイルタといつた簡単な構成によつて検査対象物の外
観を容易に検査し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による外観検査装置の一実施例を示す略
線図である。
【図2】スリツト部材の構成を示す斜視図である。
【図3】電極の描出状態を示す側面図及び平面図であ
る。
【図4】銅パターンの分光特性を示す特性曲線図であ
る。
【図5】従来の外観検査装置を示す略線図である。
【符号の説明】
2……実装基板、3……チツプ部品、3A……電極、4
……フイレツト、9……画像処理部、10……外観検査
装置、12……カメラ、13……円形蛍光灯、14……
スリツト部材、14A、14B……スリツト、15……
色フイルタ、CU……銅箔パターン、LIG……明画
像。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検査対象物を撮像し、当該撮像して得られ
    る画像に基づいて上記検査対象物の外観を検査する外観
    検査装置において、 上記検査対象物に対して照明光を照射する光源と、 上記光源から上記検査対象物に照射される上記照明光の
    光量及び又は照射方向を制御するスリツト部材とを具え
    ることを特徴とする外観検査装置。
  2. 【請求項2】検査対象物を撮像し、当該撮像して得られ
    る画像に基づいて上記検査対象物の外観を検査する外観
    検査装置において、 上記検査対象物に対して照明光を照射する光源と、 上記光源から上記検査対象物に照射される上記照明光の
    色成分を制御する色フイルタとを具えることを特徴とす
    る外観検査装置。
  3. 【請求項3】上記光源は蛍光灯でなることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の外観検査装置。
  4. 【請求項4】上記光源及び上記スリツト部材はそれぞれ
    上記検査対象物を取り囲む円形形状でなることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の外観検査装置。
  5. 【請求項5】上記検査対象物は、所定の基板上に部品が
    実装されてなることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の外観検査装置。
  6. 【請求項6】上記検査対象物は、所定の基板上に部品が
    はんだ付けによつて実装されてなることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の外観検査装置。
JP34407793A 1993-12-18 1993-12-18 外観検査装置 Pending JPH07174712A (ja)

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JP34407793A JPH07174712A (ja) 1993-12-18 1993-12-18 外観検査装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030011175A (ko) * 2001-07-28 2003-02-07 삼성전자주식회사 납땜검사장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030011175A (ko) * 2001-07-28 2003-02-07 삼성전자주식회사 납땜검사장치

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