JP2879322B2 - 照明用光源群を備えた装置 - Google Patents

照明用光源群を備えた装置

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JP2879322B2
JP2879322B2 JP8170011A JP17001196A JP2879322B2 JP 2879322 B2 JP2879322 B2 JP 2879322B2 JP 8170011 A JP8170011 A JP 8170011A JP 17001196 A JP17001196 A JP 17001196A JP 2879322 B2 JP2879322 B2 JP 2879322B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子部品実
装装置において電子部品の位置検出や欠損確認を行うた
めの撮像装置に用いられる照明用光源群を備えた装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来からある照明用光源群を備えた装置
(以下、照明装置と呼ぶ)として、特開平4−3709
9号公報に開示されるものがある。この照明装置は、離
して配置させた一対の照明用光源を有し、この照明用光
源間の上方に吸着ノズルで吸着させた電子部品を配置さ
せて、照明用光源により斜め下方から一定の照射仰角で
照明し、電子部品からの反射光をカメラ等で受光させる
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た照明装置は、電子部品に対して常に一定の照射仰角で
光を入射させているため、電子部品のリードの種類によ
っては、撮像しようとする部分からの反射光がカメラ等
に十分に受光されるよう照明することができず、電子部
品をカメラ等で確実に撮像させることができない場合が
あった。
【0004】本発明は、前述した課題に鑑みてなされた
もので、多種多様な電子部品をエリアセンサで確実に撮
像させるよう照明することのできる照明装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による照明装置
は、読取対象物の像をエリアセンサで撮像するために読
取対象物に光を照射する照明用光源群を備えた装置にお
いて、照明用光源群を、読取対象物から延びる反射光軸
線に沿ってその周囲に三段に配置させ、各段の照明用光
源群の照射仰角を読取対象物側からそれぞれ、略X゜〜
(X゜+10゜)、略45゜±15゜、略75゜±15
゜とし、高さTをもった半球状のリードをピッチPで複
数個配列させた読取対象物を想定し、式 A゜=tan-1((cosX゜・T−sin(90゜−
((90゜−X゜)/2))・T)/(P−(cos
(90゜−((90゜−X゜)/2))・T+sinX
゜・T))) で定められた最適仰角A゜に対し、前記X゜が、X゜≧
A゜を満たし、且つ、前記最適仰角A゜に最も近い値を
もつことを特徴とする。
【0008】この照明装置は、照明用光源群を三段に配
置しているので、読取対象物に対して3つの異なる照射
仰角で照明することができ、読取対象物を最適な照射仰
角で照明することができる。例えば、半球状のリードを
もった電子部品を読取対象物とし、このリードのみを認
識する場合、読取対象物に近い第1段目の照明用光源群
を点灯させるのが有効である。この場合、電子部品はよ
り小さい照射仰角で照明され、リードからの反射光を反
射光軸線に沿うようにしてエリアセンサで撮像させるこ
とができる。また、例えばリード支持面の反射率が高く
且つリードの反射率が高い電子部品を読取対象物とし、
これに対して第2段目の照明用光源群を点灯させるのが
有効である。この場合、電子部品は大きい照射仰角で照
明され、反射光軸線に沿ったリードからの反射光の光量
は多くなり、リードの強調された電子部品像を撮像する
ことができる。また、例えばリード支持面の反射率が低
く且つリードの反射率が高い電子部品を読取対象物と
し、これに対して第3段目の照明用光源群を点灯させる
のが有効である。この場合、電子部品は、さらに大きい
照射仰角で照明され、反射光軸線に沿ったリードからの
反射光の光量は多くなり、リードの強調された電子部品
像を撮像することができる。
【0009】また、読取対象物に最も近い第1段目の照
明用光源群の外方に設けられて、第1段目の照明用光源
群からの光を反射して、この反射光を読取対象物に向け
て照射させる反射手段を備えることが好ましい。この照
明装置によれば、第1段目の照明用光源から出射され、
反射手段で反射された反射光により読取対象物が照明さ
れる。このとき、直接照明の場合と比較して光路を長く
することができ、読取対象物が過度な光強度で照明され
ることがなくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面と共に本発明によ
る照明装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0011】図1に示すように、照明装置10Aは、撮
像装置10の一部を構成している。照明装置10Aは、
開口部1を有し、この開口部1の上方を、吸着ノズル2
に吸着された電子部品3が高速で通過するときに、電子
部品3を下方から瞬間的に照明する。照明装置10A
は、開口部1を形成させた角筒状の光源支持部5を有
し、この光源支持部5内には、電子部品3から延びる反
射光軸線A1の周囲に沿って、電子部品3に向けて光を
照射するための照明用光源群6,7,8が三段設けられ
ている。すなわち、光源支持部5の最上部には、内部に
第1段目の照明用光源群6が設けられ、この第1段目の
照明用光源群6の下方には、第2段目の照明用光源群7
が設けられ、この第2段目の照明用光源群7の下方に
は、第3段目の照明用光源群8が設けられている。
【0012】この照明装置10Aでは、第1段目、第2
段目および第3段目の照明用光源群6,7,8が反射光
軸線A1にほぼ平行に配置されているので、電子部品3
に対して照射される光の照射仰角は、電子部品3から離
れるにつれて漸増している。ここで、照射仰角とは、反
射光軸線A1に直交する平面と、照明用光源群6,7,
8からの光線とのなす角をいうものとする。また、第1
段目、第2段目又は第3段目の照明用光源群6,7,8
は相互間の点灯を切り替えることができる。
【0013】また、撮像装置10において、反射光軸線
A1上には、第3段目の照明用光源群8の下方位置にハ
ーフミラー9と反射鏡11とが設けられている。ハーフ
ミラー9からは、ハーフミラー9で反射される光の方向
に反射光軸線A2が延び、この反射光軸線A2上には、
高倍率の結像レンズ12と、エリアセンサ13とが設け
られている。一方、反射鏡11からは、反射鏡11で反
射される光の方向に反射光軸線A3が延び、この反射光
軸線A3上には、低倍率の結像レンズ14とエリアセン
サ15とが設けられている。なお、電子部品3の照明
は、吸着ノズル2の上部に設けられた透過照明用光源4
により上方から行うこともできる。
【0014】図2から図4に示すように、第1段目の照
明用光源群6は、均一照明のために、反射光軸線A1に
対して四方に配置される四個の反射照明部16を有し、
各反射照明部16は、光源支持部5の4つの内壁面18
にそれぞれ対応して配置されている。各反射照明部16
は、各内壁面18に固定された平板状の支持板19上に
おいて反射照明用光源群20を有し、反射照明用光源群
20は、反射照明用光源21(例えば発光ダイオード)
を各内壁面18に沿って10個ずつ配列することで、計
40個の光源21からなっている。各反射照明用光源2
1は、その出射光軸線C1を内壁面18の方向に向けて
いる。また、反射照明用光源群20と各内壁面18との
間には、平板状の細長い反射鏡22が固定されている。
この反射鏡22は、反射照明用光源群20から出射され
る光を軸線C2に沿って電子部品3に向けて照射させる
と共に、電子部品3に対して照射仰角α゜で光を照明さ
せる。このように間接照明方式を採ることで、反射照明
用光源群20から電子部品3までの光路長を長くするこ
とができ、電子部品3が過度な光強度で照明されること
がなくなる。
【0015】また、図4に示すように、第1段目の照明
用光源群6は、光源支持部5の最上部の4つのコーナー
部23にそれぞれ補助照明部24を有している。この補
助照明部24は、電子部品3を照明する際に、反射照明
部16による照明では十分に撮像できない部分に補助的
に光を照射させるためのものである。各補助照明部24
は、起立板26上において補助照明用光源群25を有
し、この補助照明用光源群25は、補助照明用光源27
(例えば、発光ダイオード)を各コーナー部23に5個
ずつ配列することで、計20個の光源27からなってい
る。各補助照明用光源27は、その出射光軸線D1が電
子部品3に直接向けられ、前述した反射照明部16の照
射仰角α゜と同じ照射仰角で電子部品3に向けて光を照
射する。このように、電子部品31は対角方向からも照
明されるので、電子部品3に対する照明の均一性は更に
向上することになる。
【0016】ここで、第1段目の照明用光源群6による
光の照射仰角α゜について説明する。第1段目の照明用
光源群6は、主として、図5に示す半球状のリード41
を有する電子部品3を対象とし、特に、リード41のみ
を認識するために設けられている。このため、照射仰角
α゜も、この種の電子部品3を想定して設定される。こ
の電子部品3は、リード支持面3a上に、特定面3aか
らの高さTの半球状のリード41を一定のピッチPで複
数個配列させている。このような電子部品3について、
照射仰角α゜は、以下のようにして設定される。
【0017】すなわち、設定すべき照射仰角をX°とし
たとき、各リード41について、リード41の大部分を
撮像することのできる最適仰角A°は、下記式 A゜=tan-1((cosX゜・T−sin(90゜−
(90゜−X゜)/2)・T)/(P−(cos(90
゜−(90゜−X゜)/2)・T+sinX゜・
T))) で表され、この最適仰角A°に対して、X°≧A°を満
たし、且つ、最適仰角A°に最も近い値をもったX°を
決定する。そして、このX°に対し、X°〜(X°+1
0°)の範囲で照射仰角α°が設定される。
【0018】例えば、T=0.6、P=1.5の電子部
品3について、X゜=8゜としたとき、最適仰角A゜
は、A゜=7.87゜となるが、X゜=7゜とした場
合、A゜=8.08゜となり、X゜<A゜となるので、
X゜=7゜は不適となる。X゜を整数とした場合、この
電子部品3については、X゜=8゜となる。このとき、
照射仰角α゜は、X゜〜X゜+10゜の範囲で設定され
るので、8゜〜18゜の範囲で設定され、例えば、11
゜に設定される。そして、この照射仰角で電子部品3を
照明する場合、リード41のみが強調されて撮像される
ことになる。なお、X゜は、X゜=A゜となることが最
も好ましい。この場合、各リード41を全体にわたって
撮像することができる。また、前述のようにして決定し
た照射仰角α゜は、前述した半球状のリード41をもっ
た電子部品3以外に、円板状のリードを複数個配列させ
た電子部品などに対しても適用させることができる。
【0019】また、図2、図3に示すように、第2段目
の照明用光源群7は、反射光軸線A1に対して四方に四
個配置され、各照明用光源群7は、光源支持部5の4つ
の内壁面18から斜め下方に延びる四個の斜板28上に
配置されている。各照明用光源群7は、各内壁面18に
沿って照明用光源29(例えば、発光ダイオード)を各
内壁面18側から3列20個ずつ配列することで、計8
0個の光源29からなっている。また、各照明用光源2
9は、その出射光軸線E1を直接電子部品3の方向に向
け、電子部品3に対して特定の照射仰角β゜で配置され
ている。ここで、照射仰角β゜は、前述した第1段目の
照明用光源群6による照射仰角α゜よりも大きく設定さ
れ、例えば45゜に設定される。ただし、この照射仰角
β゜は、30゜〜60゜の範囲で任意に設定することも
できる。
【0020】この第2段目の照明用光源群7は、主とし
て、リード支持面3aの反射率が高く、且つ、リード4
1の反射率も高い電子部品3のリード41を認識するの
に有効である。例えば、リード支持面3aを金で形成さ
せた電子部品3を用いた場合、第2段目の照明用光源群
7を点灯させると、第2段目の照明用光源群7からの光
は、電子部品3のリード支持面3aでは鏡面反射され、
反射光軸線A1に沿って反射される反射光の光量は少な
くなる。一方、リード41からは光が散乱反射され、反
射光軸線A1に沿ってリード41から反射される反射光
の光量が多くなる。この結果、リード41の強調された
電子部品像が撮像される。
【0021】また、第2段目の各照明用光源群7と電子
部品3との間で、各斜板28に対峙する位置には、第2
段目の各照明用光源群7から出射される光を拡散させる
拡散板30がそれぞれ設けられている。このため、第2
段目の照明用光源群7を点灯させた場合、第2段目の各
照明用光源群7から出射される光は拡散され、電子部品
3がほぼ均一に照明される。
【0022】また、図2、図3に示すように、第3段目
の照明用光源群8は、反射光軸線A1に対して四方に四
個配置され、各照明用光源群8は、光源支持部5の各内
壁面18から垂直方向に延びる突出板31上にそれぞれ
配置されている。この第3段目の照明用光源群8は、各
内壁面18に沿って照明用光源32(例えば、発光ダイ
オード)を内壁面18側から3列30個ずつ配列させる
ことで、計120個からなっている。
【0023】各照明用光源32は、その出射光軸線F1
が電子部品3の方向に向けられ、電子部品3に対して特
定の照射仰角γ゜で配置されている。ここで、この照射
仰角γ゜は、前述した第2段目の照明用光源群7による
照射仰角β゜よりも大きく設定され、例えば75゜に設
定される。ただし、この照射仰角γ゜は、使用する電子
部品3の種類に応じて、60゜〜90゜の範囲で任意に
設定することができる。
【0024】この第3段目の照明用光源群8は、主とし
て、リード支持面3aの反射率が低く、且つ、リード4
1の反射率が高い電子部品3のリード41を認識するの
に有効である。この場合、第3段目の照明用光源群8を
点灯させると、この照明用光源群8から出射光軸線F1
に沿って出射される。このとき、リード41からの反射
光量は多くなり、反射率の低い電子部品3のリード支持
面3aからの反射光量は少なくなる。この結果、リード
41の強調された電子部品像が撮像される。
【0025】なお、図2、図3に示すように、電子部品
3から最も遠い段に配置されている第3段目の照明用光
源群8の直前には、撮像装置10内へのごみの侵入を防
止する防塵ガラス33が設けられ、この防塵ガラス33
は、例えば透明ガラスで構成されている。この防塵ガラ
ス33は、第3段目の照明用光源群8から出射される光
を反射させても、この反射光を2点鎖線で示される光路
B1および実線で示される光路B2内に導くことがな
い。このため、第3段目の照明用光源群8の像がエリア
センサ13,15で撮像されることがなくなる。また、
防塵ガラス33には減反射コーティングを施す必要がな
いので、コストを低減することができ、この防塵ガラス
33を通過する光を減光させることなく、十分な出射光
を得ることができる。
【0026】また、前述した第1段目〜第3段目の照明
用光源群6,7,8は、光路B1,B2外に配置されて
いるので、各段の明用光源群6,7,8の像は、光路B
1,B2を通ってエリアセンサ13,15で撮像される
ことがなくなる。
【0027】なお、図6に示すように、前述した第1段
目〜第3段目の照明用光源群6,7,8は、切替コント
ロール回路34により相互間でその点灯の切替えが可能
となっている。この切替コントロール回路34では、第
1段目、第2段目および第3段目の照明用光源群6,
7,8に対する照明用回路部35,36,37が並列に
接続され、各照明用回路部35,36,37につき、そ
れぞれ切替スイッチ38,39,40が直列に接続され
ている。そして、この切替スイッチ38,39,40の
ON・OFFにより照明用光源群6,7,8がそれぞれ
独立に点灯/消灯される。なお、各照明用回路部35,
36,38は、直列につなげた同数の照明用光源(発光
ダイオード)を並列に接続することで構成されている。
【0028】また、切替スイッチ38は、図7に示すよ
うに、抵抗R,r(R>r)を並列に接続させた複数個
(例えば2個)の端子42,43と、この端子42,4
3に接続されるスイッチレバー44とで構成されてい
る。スイッチレバー44を端子42と接続させる場合、
端子42は大きい抵抗を接続させているので、照明用光
源に流れる電流は小さくなる。これに対して、スイッチ
レバー44を端子43に接続させる場合、端子43は小
さい抵抗を接続させているので、照明用光源に流れる電
流は大きくなる。従って、照明用光源の発光光量を二段
に調整することができる。また、切替スイッチ39,4
0も、前述した切替スイッチ38と同一構成となってい
る。なお、このように発光光量を調整できるようにした
のは、電子部品3を撮像するにあたって、過剰な発光光
量により、リード41および電子部品3のリード支持面
3aの双方から光が強く反射されることでリード41と
リード支持面3aとの区別がつきにくくなるのを防止す
るためである。
【0029】次に、前述した構成に基づき、照明装置1
0Aを適用する撮像装置10の作用について簡単に説明
する。
【0030】まず、照明装置10Aの第1段目の照明用
光源群6を点灯させて、電子部品3に光を照射させる。
このとき、第1段目の照明用光源群6は、反射光軸線A
1の周囲に配置されているので、電子部品3は、第1段
目の照明用光源群6により周囲からほぼ均一に照明され
る。そして、電子部品3の下面で反射光軸線A1に沿っ
て反射される光が、光路B1を形成しながらハーフミラ
ー9で反射され、この反射光が反射光軸線A2に沿って
高倍率の結像レンズ12に入射し、この結像レンズ12
によりエリアセンサ13に結像される。このとき、エリ
アセンサ13では、電子部品3の局部像が撮像される。
【0031】一方、電子部品3のリード支持面3aで反
射光軸線A1に沿って反射される光が、光路B2を形成
しながらハーフミラー9を透過し、反射鏡11で反射さ
れて、この反射光が反射光軸線A3に沿って低倍率の結
像レンズ14に入射し、この結像レンズ14によりエリ
アセンサ15に結像される。このとき、エリアセンサ1
5では、電子部品3の全体像が撮像される。また、電子
部品3は、照明装置10Aの第1段目の照明用光源群6
を第2段目の照明用光源群7に切り替える場合、第2段
目の照明用光源群により更に大きい照射仰角で照射され
る。なお、いずれの段の照明用光源群を点灯させるか
は、対象となる電子部品3の形状又は性質による。
【0032】
【0033】本発明は、前述した一実施形態に限定され
ない。例えば、照明用光源群6,7,8は、反射光軸線
A1に対して四方に配置されているが、照明用光源群
6,7,8は、環状に配置されてもよい。この場合で
も、電子部品3を均一に照明することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明による照明装
置は、照明用光源群を、読取対象物から延びる反射光軸
線に沿ってその周囲に三段に配置させ、各段の照明用光
源群の照射仰角を特定のものとし、かつ読取対象物から
遠ざかるにつれて漸増する構成としたので、多種多様な
電子部品をエリアセンサで確実に撮像させるよう照明す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照明装置を適用する撮像装置の好
適な実施形態を示す端面図である。
【図2】図1の照明装置を示す断面図である。
【図3】図1の照明装置を示す一部切欠き斜視図であ
る。
【図4】読取対象物側から第1段目の照明用光源群を示
す平面図である。
【図5】半球状のリードをもった電子部品の側面図であ
る。
【図6】切替コントロール回路を示す回路図である。
【図7】切替スイッチの内部構成を示す回路図である。
【符号の説明】
3…電子部品(読取対象物)、6,7,8…照明用光源
群、13,15…エリアセンサ、22…反射鏡(反射手
段)、33…防塵ガラス、41…リード、α゜,β゜,
γ゜…照射仰角、A゜…最適仰角。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取対象物の像をエリアセンサで撮像す
    るために前記読取対象物に光を照射する照明用光源群を
    備えた装置において、 前記照明用光源群を、前記読取対象物から延びる反射光
    軸線に沿ってその周囲に三段に配置させ、各段の前記照
    明用光源群の前記照射仰角を前記読取対象物側からそれ
    ぞれ、略X゜〜(X゜+10゜)、略45゜±15゜、
    略75゜±15゜とし、高さTをもった半球状のリード
    をピッチPで複数個配列させた前記読取対象物を想定
    し、式 A゜=tan-1((cosX゜・T−sin(90゜−
    ((90゜−X゜)/2))・T)/(P−(cos
    (90゜−((90゜−X゜)/2))・T+sinX
    ゜・T))) で定められた最適仰角A゜に対し、前記X゜が、X゜≧
    A゜を満たし、且つ、前記最適仰角A゜に最も近い値を
    もつことを特徴とする照明用光源群を備えた装置。
  2. 【請求項2】 前記読取対象物に最も近い第1段目の前
    記照明用光源群の外方に設けられて、前記第1段目の照
    明用光源群からの光を反射して、この反射光を前記読取
    対象物に向けて照射させる反射手段を備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の照明用光源群を備えた装置。
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