JPH01114681A - 炭酸入り氷の製造方法及びそのための装置 - Google Patents

炭酸入り氷の製造方法及びそのための装置

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JPH01114681A
JPH01114681A JP27025187A JP27025187A JPH01114681A JP H01114681 A JPH01114681 A JP H01114681A JP 27025187 A JP27025187 A JP 27025187A JP 27025187 A JP27025187 A JP 27025187A JP H01114681 A JPH01114681 A JP H01114681A
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ice
carbonated
liquid
water
pressure
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JP27025187A
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Norihiko Koma
小間 憲彦
Yutaka Yamauchi
豊 山内
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、製氷技術の分野において利用され、特に炭酸
入りの氷を製造する方法及びそのための装置に関する。
(従来の技術及び問題点) 食用米、特にアイスクリームのような冷菓材料として炭
酸入り氷の需要があり製造されているが、十分なる量の
炭酸を水中に含有させる技術は確立されていない。
従来、炭酸入りの氷を製造するには、炭酸水を極低温の
液体中に注入して該炭酸水を瞬時に冷却することにより
凍結せしめる方法、あるいは、水が凍結する寸前まで、
攪拌により炭酸ガスを水に接触させておく方法等が知ら
れている。
しかしながら、水が氷結して氷となる際には、内部の不
純物を排出する性質がある。したがって、上記の炭酸入
り氷を作る際、水にとって不純物である炭酸ガスを水内
に閉じ込めておくことは極めて難しい、そして、これに
加え、上述の従来技術のうち前者にあっては、液体の沸
騰にともなって炭酸ガスが抜は出してしまうし、後者で
は攪拌により炭酸ガスが抜けてしまう、このように、少
量の炭酸ガスを封じ込めることは可能であっても、その
量を多くすることが困難であった。
(問題点を解決するための手段及び作用)本発明は、上
述のごとくの炭酸入り氷を作る際の問題点を解決し、多
量の炭酸ガスを封じ込めた炭酸入り氷の製造方法及びそ
の装置を提供することを目的とするものである。
上記目的の達成のために、本願では製造方法に関する第
一の発明は、 加圧下で水と炭酸ガスとを接触させて炭酸水を製造し、 水溶解性がなく、氷点下温度で液体であり、上記圧力の
もとて固化しない液体を、該炭酸水の製造時の圧力以上
の圧力でかつ氷点以下の温度に保ち、 上記液体中に上記炭酸水を注水して氷結せしめる ことにより構成される。
また、上記方法を実施するための装置に関する第二の発
明は、 水と炭酸ガスとを圧力下で接触せしめる炭酸水製造装置
と、 水溶解性がなく、氷点下温度で液体でありかつ上記炭酸
水製造時の圧力以上の圧力のもとで固化しない液体を収
容する製氷装置とを有し、炭酸水製造装置と製氷装置と
は、炭酸水を加圧して製氷装置へ注入せしめる注水手段
とで接続されている、 ことにより構成される。
上述のごとくの構成の本発明によるならば、所定量の炭
酸ガスを含んで製造された炭酸水は、加圧されつつ上記
炭酸水の製造時の圧力以上の圧力下にある冷却用の液体
中に注入されるので、炭酸ガスが抜は出すことなく氷結
する。また、氷の含有炭酸ガス量は、炭酸水製造装置内
の製造時の圧力を選定することにより適宜調節でき、そ
して氷の粒径は炭酸水の液体中への注水量及びノズルの
孔径によって定めることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
第1図は本実施例装置の概要構成を示す図である。
同図において、1は炭酸水製造装置であり、貯水槽1)
が、給水ポンプ12を経て炭酸水製造容器15に接続さ
れている。また上記炭酸水製造容器15には、圧力調整
弁14を介して炭酸ガスのボンベ13が接続されている
上記炭酸水製造容器15は、ポンプ32を経て給水管3
1によって、下記の製氷装置2の製氷槽21の下部に設
けられたノズル21^に接続されている。
製氷装置2は、耐圧容器として形成された製氷槽21を
有し、該製氷槽21の内部には、例えば液化炭酸、液化
フロン、液化窒素、液化酸素のごとく、水が溶けず、氷
点以下で液体状態を保ちかつ上記炭酸水製造時の圧力で
固化しないような液体ガスが入っている0図示の場合は
、上記各種液体ガスのうち、比重が炭酸入り氷のそれよ
りも大である液体、例えば、液化炭酸22が入っている
。上記製氷槽21には、補給用液化炭酸を収容せるタン
ク24がパルプ23を介して接続されている。また、上
記製氷槽21の上部には、内部の圧力を調整する調整弁
25が取付けられている。
上記製氷槽21の上部の側壁には、内部に通ずる採水管
26が接続されており、該採水管、2elにばモ・−タ
により回転するスクリューコンベア27・が内蔵されて
いる。上記採水管26は、その下方位置に設けられた貯
氷容器28に開閉パルプ29Aを介して接続せられ、ま
た上記貯氷容器28の下部取出口にも開閉パルプ29B
が取付けられている。また、上記貯氷容器の任意位置に
は圧力抜きのためのパルプ29Cも設けられている。か
くして、上記採水管26、貯氷容器28及びこれらに取
付けられた各要素によって採氷装置が形成されている。
次に、以上のごとくの構成になる本実施例装置によって
どのように炭酸入り氷が製造されるか、その要領を説明
する。
■ 先ず、貯水槽1)から炭酸水製造容器に導入された
水は、ボンベ13から供給される炭酸ガスと圧力下で接
触し、炭酸水となる。なお、その際、炭酸水の含有炭酸
ガス量は上記圧力の調整により適宜設定できる。
■ 上記炭酸水は、ポンプ32によって給水管31を経
て製氷槽21に注水される。
■ 上記給水管31の先端に接続された製氷槽21内の
ノズル21から液体炭酸ガス中に注入された炭酸水は、
該液化炭酸中を浮上して行く、その際、ノズル21Aが
先細り形状になっていると、炭酸水の切れがよくここで
凍結してしまうことはない、またここでの凍結防止のた
めに、ノズル21A内にヒータ21A°を配してノズル
内部の凍結を防止している。
■ かくして、上記炭酸水は、液化炭酸中を浮上中に球
状化されつつ冷却されて凍結し、上記液化炭酸の表面に
浮遊するようになる。この凍結過程において、上記冷却
用としての製氷槽21内の液化炭酸は、炭酸水の製造時
の圧力以上の所定圧力に維持されているために、炭酸水
から炭酸ガスが抜は出ることはない、なお、炭酸水との
熱交換により、製氷槽21内の液化炭酸22の一部が気
化するがこれはパルプ25より抽出され、またその分は
、タンク24から補給される。
■ 上記のごとく、液化炭酸の液面に浮遊する炭酸入り
氷は、遂次スクリューコンベア27で採出され、貯氷容
器2日に貯められる。その際、上側の開閉パルプ29A
が開状態で、取出口の開閉パルプ29B及び圧力抜き用
のパルプ29Cは閉状態にある。
■ 次に、上記貯氷容器28から炭酸入り氷を取り出す
には、上記上側の開閉パルプ29Aを閉じた後、パルプ
29Cを緩めて圧力を抜き、しかる後取出口側の開閉パ
ルプ29Bを開いて、炭酸入り氷を落下させて取り出す
本実施例では、液体として無毒・無臭性の液化炭酸の場
合を例示したが、食用米としてでなくかかる条件を要求
されないときには、他の液体ガスを用いることもできる
。さらに、液体は、炭酸入り氷に対して付着性を存しな
いのが好ましいが、付着性がある場合には、後処理によ
ってこれを除去することもできる。
さらに、本実施例では液体が炭酸入り氷よりも比重が大
であるので、その採水が液面上で容易に行えたが、他の
採氷装置を具備すれば、炭酸入り氷よりも小なる比重の
液体ガスを用いて製氷槽の下部にて採水を行うことも可
能である。
(発明の効果) 本発明は以上のごとく、製造方法にあっては、炭酸水を
該炭酸水製造時の圧力よりも高く氷点以下の液体ガス中
に注入することとしたので、凍結中に炭酸ガスが抜は出
すことなく、当初の量の炭酸ガスを含有する炭酸入り氷
を容易に得ることができる。また、上記方法を実施する
装置にあっては、炭酸水製造装置を製氷装置に接続せし
めて、上記方法を行えるようにしたので、上記のごとく
の炭酸入り氷を連続的に製氷、採水を行うことができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置の概要構成図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加圧下で水と炭酸ガスとを接触させて炭酸水を製
    造し、 水溶解性がなく、氷点下温度で液体であり、上記圧力の
    もとで固化しない液体を、該炭酸水の製造時の圧力以上
    の圧力でかつ氷点以下の温度に保ち、 上記液体中に上記炭酸水を注水して氷結せしめることと
    する炭酸入り氷の製造方法。
  2. (2)液体は、無毒・無臭性であることを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項記載の炭酸入り氷の製造方法。
  3. (3)液体は、氷に対して付着性がないものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項または第(2)
    項記載の炭酸入り氷の製造方法。
  4. (4)液体は、炭酸入り氷に対して異なる比重のもので
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項ないし
    第(3)項のうちの一つに記載の炭酸入り氷の製造方法
  5. (5)液体は、液化炭酸、液化フロン、液化窒素、液化
    酸素のうちの一つであることを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項ないし第(4)項のうちの一つに記載の炭
    酸入り氷の製造方法。
  6. (6)水と炭酸ガスとを圧力下で接触せしめる炭酸水製
    造装置と、 水溶解性がなく、氷点下温度で液体でありかつ上記炭酸
    水製造時の圧力以上の圧力のもとで固化しない液体を収
    容する製氷装置とを有し、 炭酸水製造装置と製氷装置とは、炭酸水を加圧して製氷
    装置へ注入せしめる注水手段とで接続されている、 こととする炭酸入り氷の製造装置。
  7. (7)注水手段は、製氷装置内の液体中に臨む先細り出
    口をもつノズルが備えられていることを特徴とする特許
    請求の範囲第(6)項記載の炭酸入り氷の製造装置。
  8. (8)ノズル内には氷結防止用のヒータが備えられてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(7)項記載の炭
    酸入り氷の製造装置。
  9. (9)液体は炭酸入り氷よりも比重が大きく、注水手段
    は製氷装置の下部に接続せられ、該製氷装置は、液体の
    液面に臨む位置に、浮遊せる氷を取出すためのコンベア
    付の採氷装置が取付けられていることを特徴とする特許
    請求の範囲第(6)項記載の炭酸入り氷の製造装置。
  10. (10)採氷装置は、コンベアの後流側の下方位置に、
    貯氷容器が接続されていて、該貯氷容器の上端部及び下
    端部には互いに独立して開閉自在なバルブがそれぞれ取
    付けられていることを特徴とする特許請求の範囲第(9
    )項記載の炭酸入り氷の製造装置。
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