JPH01114523A - 4輪駆動車の駆動力制御装置 - Google Patents

4輪駆動車の駆動力制御装置

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JPH01114523A
JPH01114523A JP62271002A JP27100287A JPH01114523A JP H01114523 A JPH01114523 A JP H01114523A JP 62271002 A JP62271002 A JP 62271002A JP 27100287 A JP27100287 A JP 27100287A JP H01114523 A JPH01114523 A JP H01114523A
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JP
Japan
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torque
control
clutch
wheel
slip
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Application number
JP62271002A
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English (en)
Inventor
Kazunari Tezuka
一成 手塚
Haruo Fujiki
晴夫 藤木
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Subaru Corp
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K28/00Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions
    • B60K28/10Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle 
    • B60K28/16Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle  responsive to, or preventing, skidding of wheels
    • B60K28/165Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle  responsive to, or preventing, skidding of wheels acting on elements of the vehicle drive train other than the propulsion unit and brakes, e.g. transmission, clutch, differential
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K23/00Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for
    • B60K23/08Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for changing number of driven wheels, for switching from driving one axle to driving two or more axles
    • B60K23/0808Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for changing number of driven wheels, for switching from driving one axle to driving two or more axles for varying torque distribution between driven axles, e.g. by transfer clutch

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、センターデフ装置付のフルタイム式4輪駆動
車において、前後輪のトルク配分とスロットル制御によ
り動力制限によりトラクションを積極的に制御する駆動
力制御装置に関する。
【従来の技術】
4輪駆動車としてセンターデフ付のものは、旋回時の前
後輪の回転差を吸収できる利点を有し、4輪駆動での円
滑な旋回性能が確保される。そこで、かかる性能を備え
、更に前後輪のトルク配分を走行条件により可変するト
ルクスプリット制御が考えられる。 即ち、直進走行や加、減速走行においては、前後・輪に
かかる車両の重量配分に応じてトルクスプリット制御す
れば、前後輪での駆動力配分が車両の重量配分に適応し
て最適に発揮されることになり、トラクション制御の効
果を得ることができる。 旋回時においては、その状態によりトルクスプリット制
御すれば、フロントエンジン・フロントドライブ(FF
)車の有するアンダステア傾向、フロントエンジン・リ
ヤドライブ(FR)車の有するオーバステア傾向を抑え
ながら、安定性と口頭性を考慮した最適な旋回性能を得
ることができる。 更に、路面牽擦係数μやホイールスピン等を加味してト
ルクスプリット制御すれば、走行安全性が向上し、セン
ターデフのデフロック機能と同等以上の機能を備えるこ
とになり走行性を常に確保することが可能になる。 以上−例について述べたように、4輪駆動車のトルクス
プリット制御により、その性能を最大限発揮して多大な
効果を得ることが期待されるのである。 そこで、かかるトルクスプリットをアクティブに可変制
御することが可能な4輪駆動車の駆動系が、本件出願人
により既に提案されているが、これ以外の方式について
も開発の余地がある。また、トルクスプリットを実現す
るための最適な電子制御系についても開発されつつある
。 ここで、2輪スリップに対するトルクスプリット制御が
行われると、2輪スリップを生じないぎりぎりにトルク
配分されることで、スリップを生じるとすれば4輪スリ
ップ状態になり、トルクスプリット制御の精度が良いほ
ど2輪スリップは生じ難く、限界性能は向上するが4輪
が同時にスリップした時のコントロールが難しくなり、
この4輪スリップはトルクスプリットでは解消できず、
このためエンジン出力を低下させる等により動力を低下
させるトラクション制御に委ねる以外にない。 従来、センターデフ付4輪駆動車に関しては、例えば特
開昭55−83617号公報の先行技術があり、変速機
出力側をセンターデフ装!に入力し、このセンターデフ
装置からの2つの出力側を前後輪に伝動構成する。また
、センターデフ装置にはクラッチ、ブレーキ、選択クラ
ッチ装置を付加して制御することが示されている。
【発明が解決しようとする問題点】
ところで、上記従来の先行技術のものにあっては、セン
ターデフ装置のみであるから、それにより1つのトルク
配分比に定められるにすぎない。 また、制御系は2,4輪駆動、デフロックの切換制御で
あり、トルクスプリット制御を行うものではない。 本発明は、このような点に鑑み、センターデフ付でトル
クスプリットの可変制御が可能な4輪駆動系において、
前後輪のトルク配分を変化させるトルクスプリット制御
と、スロットル弁開度を運転状態に基づいて変化させる
トラクション制御を最適に電子制御するようにした4輪
駆動車の駆動力制御装置を提供することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、駆動系の途中に所
定のトルク配分で動力を前後輪に振り分けるセンターデ
フ装置を備え、上記センターデフLIFにクラッチトル
ク可変のスプリットクラッチを有するトルクスプリット
装置をバイパスして連設する4輪駆動車において、種々
の情報を検出するセンサ、上記センサの信号を入力して
処理する制御ユニットを有し、上記制御ユニットのクラ
ッチ制御信号でスプリットクラッチのクラッチ圧と共に
前後輪へのトルク配分を制御し、スロットル制御信号で
スロットル弁と共にエンジン動力を制御するように回路
構成し、上記制御ユニットは、各走行条件により定まる
目標トルク配分比とセンターデフ装置への入力トルクに
応じてクラッチ圧を制御するトルクスプリット基本制御
系1前後輪の目標前後輪速差と実前後輪遠差の関係で2
輪スリップを判断して、スリップを防止するようにクラ
ッチ圧を補正する2輪スリップ制御系、2輪スリップの
条件以外で車体加速度を用い4輪のスリプッとグリップ
を検出し、4輪スリップを防止するようにスロットル制
御するトラクション制御系。 ブレーキ時のアンチ・スキッド・ブレーキ・システム(
ABS)信号でクラッチトルクを補正する制動制御系を
備えるように構成されている。
【作  用】
上記構成に基づき、センターデフ装置とトルクスプリッ
ト装置を備えた4輪駆動車は、制御ユニットからのクラ
ッチ制御信号でトルクスプリット装置のスプリットクラ
ッチトルクを生じることで前後輪のトルクの一部が一方
から他方に移動してトルクスプリットがアクティブに可
変制御される。 そして、トルクスプリット基本制御系、2輪スリップ制
御系、4輪スリップ時のトラクション制御系により、駆
動力は最適に制御されることになる。 こうして本発明では、アクティブなトルクスプリット制
御とトラクション制御により、旋回性。 加速性、安全性、トラクション効果等を大幅に向上する
ことが可能になる。
【実 施 例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図において、本発明のトルクスプリット制御装置の
概略について述べる。先ず、センターデフ付のトルクス
プリット制御可能な4輪駆動車の駆動系として、フロン
トエンジンで縦置きであり、トルクコンバータ付自動変
速機を備えたものについて述べると、エンジン1.トル
クコンバータ2゜および自動変速$13が車両前後方向
に配置され、動力伝達可能に連結している。自動変速機
3の出力軸4はセンターデフ装置20に入力し、センタ
ーデフ装置20にはトルクスプリット装置25がバイパ
スして設けである。 センターデフ装!20は、プラネタリギヤ式であり、サ
ンギヤ21.リングギヤ22.サンギヤ21とリングギ
ヤ22に噛合うピニオン23.およびキャリア24から
成り、キャリア24に変速機出力軸4が同軸状に連結す
る。また、センターデフ装置20の2つの出力側のサン
ギヤ21.リングギヤ22において、大径のリングギヤ
22から変速機出力軸4に回動自在に設けられたりダク
ションギャ5.さらにリダクションギヤ6を介して出力
軸4と平行なフロントドライブ軸7に連結し、このフロ
ントドライブ軸7がフロントデフ装置8.車軸9を介し
て左右の前輪10L、 10Rに伝動構成される。一方
、小径のサンギヤ旧からリヤドライブ軸11に連結し、
このリヤドライブ軸11がリヤデフ装置12.車軸13
等を介して左右の後輪14L、 14Rに伝動構成され
る。 こうしてセンターデフ装W120は、変速機出力を前後
輪に所定のトルク配分比で伝達し、かつ前後輪の回転差
を吸収する。ここで、上記駆動系により車体前方の方が
後方より静的荷重が大きいのに対応し、リングギヤ22
から前輪へ伝達されるトルクの方がサンギヤ21から後
輪へ伝達されるトルクより大きくなっている。 トルクスプリット装置25は、フロントドライブ軸7と
同軸のバイパス軸26.トルク可変制御可能なりラッチ
として例えば油圧クラッチ27を有し、バイパス軸26
が油圧クラッチ27のハブ27aに、そのドラム27b
が一対のギヤ28.29を介してリヤドライブ軸11に
伝動構成される。ここで、上記リダクションギヤ5,6
もこの場合の構成要素であり、そのギヤ比を例えば1”
にし、ギヤ28.29のギヤ比がそれより若干小さく設
定される。また油圧クラッチ27は、油圧ユニット30
からの作動油の供給によりクラッチトルクを生じ得るよ
うになっている。 こうして油圧クラッチ27では、ハブ27aに対しドラ
ム27bの方が若干低速の回転差を生じ、このため油圧
クラッチ27にクラッチ圧を与えてクラッチトルクを発
生させるとハブ27aの前輪側からドラム27bの後輪
側にクラッチ圧に応じたトルク移動を行って、前輪側と
後輪側のトルク配分を可変にする。即ち、センターデフ
装置20の入力トルクを’ri、センターデフ装置20
によるフロント側配分比をγとすると、フロントドライ
ブ軸7の伝達トルクはγ・Tiに、リヤドライブ軸11
のトルクは(1−γ)・Tiに配分される。そこで、ク
ラッチトルクをTc 、ギヤ28.29のギヤ比をKと
すると、トルク移動によりフロントドライブ軸7.すヤ
ドライブ軸11のトルクTF 、TRは、TF=γ・T
i −Tc TR=(1−γ) ・T; +KTC になる。こうして、クラッチトルクTcの変化によりフ
ロント側トルクTFの配分比はセンターデフ装置20に
おける配分比以下の範囲で連続的に変化し、リヤ側トル
クTRの配分比はセンターデフ装置20における配分比
以上の範囲で連続的に変化してトルクスプリット作用す
る。 次いで、トルクスプリットの電子制御系について述べる
と、左右前輪と後輪の回転数センサ40[。 40R,41L、41R、舵角センサ42.エンジン回
転数センサ43.スロットル開度センサ44.車体加速
度センサ45.自動変速機側の変速段センサ46を有し
、これらのセンサ信号が制御ユニット50に入力する。 制御ユニット50は、走行条件1前後輪のスリップ状態
により前後輪のトルク配分比を決定し、このトルク配分
比に応じた油圧クラブ、チ27のクラッチ圧を定めるも
のであり、このクラッチ圧制御信号を油圧ユニット30
に出力する。 第2図(a)において、油圧ユニット30について述べ
る。符号31は例えば自動変速機制御用のライン圧が供
給される油路であり、このライン圧が調圧弁32に導か
れる。調圧弁32はライン圧を供給する油路31と油路
33の連通を断続しながら油路33に常に一定のパイロ
ット圧を生じるものであり、この油路33がデユーティ
ソレノイド弁34に連通ずる。 デユーティソレノイド弁34は制御ユニット50からの
デユーティ信号に応じ排圧制御することで、油路35に
デユーティ圧を生じる。クラッチ制御弁36にはデユー
ティ圧が作用すると共に、ライン圧油路31.油圧クラ
ッチ27の油路37が連通しており、デユーティ圧によ
り油圧クラッチ27に給排油してクラッチ圧を生じ、こ
れに応じたクラッチトルクを生じる。ここで、例えばデ
ユーティ信号のデユーティ比に対し、クラッチ圧は第2
図(b)のような特性となっており、デユーティ比が略
零でクラッチ圧が零になり、この状態からデユーティ比
の増大に応じてクラッチ圧も上昇する。なお、第2図の
破線はデユーティ圧の特性である。 第3図において、制御ユニット50について述べる。先
ず、回転数センサ40L、 40Rの左右前輪回転数N
FL、 NFRが入力する前輪速算出部51と、回転数
センサ411,41Rの左右後輪回転数NRL、 NR
Rが入力する後輪速算出部52を有し、前輪速算出部5
1゜後輪速算出部52で前後輪速NF 、NRを、NF
 = (NFL+NFR) /2 NR= (NRL+ NRR) /2 により算出する。前輪速算出部51.後輪速算出部52
の前後輪速NF 、NRは車輪速算出部53に入力し、
4輪平均の車輪速Nを、 N= (NF −)−NR) /2 により算出する。この車輪速Nは車速算出部54に入力
し、タイヤ径を加味して車速v′@−算出する。 舵角センサ42の舵角λと車速算出部54の車速■は目
標トルク配分比決定部55に入力し、舵角λ。 車速■のパラメータで後輪のトルク配分比を定める。こ
こで、例えば後輪トルク配分比SRが第4図(a)のよ
うに設定されている。即ち中速の舵角が比較的大きい領
域では、車両の口頭性重視のために後輪トルク配分比S
Rが大きく設定されており、高速小舵角の領域では、車
両の安定性重視のため後輪トルク配分比SRが小さく設
定されており、これ以外の領域では、後輪トルク配分比
SRが中間で口頭性重視と共に安定性を図ったものにな
っている。この目標トルク配分比決定部55の後輪トル
ク配分比SRと加速度センサ45の加速度Gは加速補正
部56に入力し、加速度Gが略零の場合は、定常走行と
みなして後輪トルク配分比SRの補正を行なわない、ま
た加速度Gを生じる加速時では、車両重量配分の変化に
対応するように後輪トルク配分比SRを補正する。 エンジン回転数センサ43のエンジン回転数Neとスロ
ットル開度センサ44のスロットル開度θはエンジント
ルク算出部57に入力し、第4図(b)のトルク特性に
基づいてエンジントルクTeを定める。車輪速算出部5
3の車輪速N、エンジン回転数Ne、および変速段セン
サ46の変速段G「はトルクコンバータ回転比算出部5
8に入力し、車輪速Nや変速IGrにより逆算してトル
クコンバータ2の出力側であるタービン回転数Ntを求
め、トルクコンバータ2の入力側としてのエンジン回転
数Neとの回転比Rwを、 Rvt=Nt/Me により算出する、この回転比RWはトルクコンバータト
ルク比算出部59に入力し、第4図(C)の特性により
トルク比Rtを求める。そしてエンジントルクTe、ト
ルクコンバータ2のトルク比Rt。 変速段Orはセンターデフ入力トルク算出部60に入力
し、センターデフ入力トルクTiを以下のように算出す
る。 Ti =Te −Rt  −Gr 上記後輪トルク配分比SRとセンターデフ入力トルクT
iはクラッチ圧算出部61に入力して、クラッチトルク
TCと共にクラッチ圧Pcを求める。 ここで既に述べたようにフロント側トルクをTF。 リヤ側トルクをTRとすると、後輪トルク配分比SRは
、 SR=TR/(TF 十TR) で示される。従って、上述のフロント側配分比γ。 入力トルクTi、クラッチトルクTc 、ギヤ比にの式
を上式に代入すると、 Tc =f(SR,Ti) になり、後輪トルク配分比SR,入力トルクTiの増大
に応じてクラッチトルクTCの値が大きくなる。また、
クラッチトルクTcとクラッチ圧PCの関係は油圧クラ
ッチ27を構成するクラッチ板の枚数、摩擦係数等のパ
ラメータにより固有の特性を持ち、第4図(d)のよう
に Pc =g(Tc) で表わされる。そして、このクラッチ圧Pcは操作量設
定部62に入力し、第2図(b)の特性を用いて、クラ
ッチ圧Pcに応じたデユーティ比の信号に変換して出力
するようになっている。 前後輪の一方の2輪スリップ制御系について述べると、
舵角λと車速Vが入力する目標前後輪速度差設定部63
.前輪速算出部51.後輪速算出部52の前後輪速NF
 、NRが入力する実前後輪速度差算出部64を有する
。目標前後輪速度差設定部63は目標前後輪速度差ΔN
dが舵角λ、車速■により第4図(e)のように設定さ
れており、舵角λの増大関数であり、車速Vに対しては
低速域では、目標前後輪速度差ΔNdが徐々に増し、あ
る車速を超えると目標前後輪速度差ΔNdが徐々に減じ
る山形の特性である。また、舵角λ−〇の直進に対して
は、例えばΔNd=Oなる目標前後輪速度差ΔNdが設
定されるのであり、こうしてスリップ無しの理想的走行
軌跡が与えられる。一方、かかる走行軌跡は路面状態、
エンジン出力等により変化するため、例えば摩擦係数検
出手段65からの路面μが入力し、この路面μの低下に
対し目標前後輪速度差ΔNdを減少関数で補正している
。 実前後輪速度差算出部64は、前後輪速NF 、 NR
を減算して、実回転数差ΔNをΔN=NF −NRによ
り算出する。これらの目標前後輪速度差ΔNd 、実前
後輪速度差ΔNはスリップ判定部66に入力し、目標の
走行軌跡から外れてΔN〉八Nd+に1あるいはΔNく
ΔNd−に2の場合にスリップと判定する。ここでに1
 、に2は回転数センサの精度等により決定される不感
帯幅である。このスリップ判定はクラッチ圧算出部61
の出力側に付加される補正部67に入力して、スリップ
状態に応じてクラッチ圧を補正する。即ち、ΔNくΔN
d−に2の場合はセンターデフ装置20をバイパスする
油圧クラッチ27のトルクが大きくて、センターデフ装
置t20の差動をi制御しているとみなし、後輪トルク
配分比SRと共にクラッチ圧Pc ’15−減じるよう
に補正し、逆にΔN〉ΔNd +に1の場合はセンター
デフの差動を制限するためクラッチ圧Pcを増すように
補正する。 車体加速度センサ45の車体加速度G、車輪速算出部5
3の車輪速Nおよび上記判定結果は4輪のスリップ・グ
リップ検出部56に入力し、スリップ判定部66におけ
るΔNd−に2≦ΔN≦ΔNd+に1の条件の下に車体
加速度G、車輪速Nを用いて4輪のスリップまたはグリ
ップを検出する。即ち、車輪速Nを微分した車輪加速度
GMと車体加速度Gとの差ΔG(=ΔGN−G)、dた
は車輪速Nと車体加速度Gを積分した車体速度NGとの
差ΔN(=N−NG)を求め、スリップ設定値ΔGS(
ΔNs)に対して、ΔG(ΔN)≧ΔGS(ΔNs)の
場合に4輪スリップを検出する(但しΔCS(ΔNs)
>0)、またグリップ設定値ΔGs’(ΔNS’)に対
して、ΔG(ΔNン≦ΔGS’ (ΔNs’)の場合に
4輪スリップ後の4輪グリップを検出する(但しΔGs
’(ΔNs’)<0)。 一方、アクセル開度センサ72のアクセル開度φは目標
スロットル開度決定部73に入力し、アクセル開度φに
対し目標スロットル開度θdが第4図(f)のように増
大関数で設定される。この目標スロットル開度θdとス
ロットル開度センサ44のスロットル開度θは操作量算
出部58に入力し、両者の差に応じたスロットルアクチ
ュエータの操作量のスロットル制御信号を出力する。 そこで、上記目標スロットル開度決定部73の出力側に
補正部15が付加され、4輪スリップ・グリップ検出部
71において4輪スリップの検出の際に目標スロットル
開度θdを減少補正し、4輪スリップから4輪グリップ
に復帰した場合は目標スロットル開度θdを元に復帰す
る。ここで目標スロットル開度θdの減少補正量は、例
えば第4図(g)のようにスリップ検出時の車体加速度
Gとの関係で設定されており、車体加速度Gが小さい時
にスリップが生じた場合は路面μが小さくてスリップ率
も大きいと判断して多く補正する。 更に、ブレーキ時のABS制御に対する制動時制御系に
ついて述べると、ブレーキ時にスキッドを生じるとAB
S制御系からのABS信号により制動力を可変制御する
。かかるABS制御では、制動力の制御の際に伝達され
たトルクが制動力に影響を及ぼすため、駆動系のトルク
伝達は規制しない方が望ましい、そこで、上記ABS信
号がクラッチ圧補正部67に入力し、ABS信号の入力
でクラッチを零にしてセンターデフ装置20によるイニ
シャルのトルク配分に戻すようになっている。 次いで、このように構成されたトルクスプリット制御装
置の作用について述べる。 先ず、車両走行時に自動変速機3がドライブ(D)等の
走行レンジにシフトされると、エンジン1の動力がトル
クコンバータ2を介し自動変速機3へ入力して変速動力
が出力し、この動力がセンターデフ装置20のキャリア
24に伝達する。そしてリングギヤ22とサンギヤ21
により車両の車輪に対する静的荷重配分に対応して、前
後輪側に例えば60:40のトルク配分比で振り分けら
れる。リングギヤ22からの動力はりダクションギャ5
,6゜フロントドライブ軸7.フロントデフ装置8等を
介して前輪101.1ORに、サンギヤ21からの動力
はリヤドライブ軸11.リヤデフ装置12等を介して後
輪14L、 14Rにそれぞれ伝達するのであり、こう
してセンターデフ付のフルタイム4輪駆動走行になる。 このときトルクスプリット装置25の油圧クラッチ27
は、リダクションギヤ5.6とギヤ28.29とのギヤ
比によりハブ27aとドラム27bの間で回転数差を生
じて回転し、後輪へのトルク移動可能になっている。 一方、電子制御系の各センサで種々の情報が検出され、
これが制御ユニット50に入力する。そして目標トルク
配分比決定部55と加速補正部56で舵角λ、車速V、
および車体加速度Gにより走行条件が判断され、これに
基づいて後輪トルク配分比SRが決定される。またセン
ターデフ入力トルク算出部60では、エンジントルクT
e 、変速11Gr。 更にエンジン回転数Ne、車輪速N、および変速HGr
によるトルクコンバータ2の回転比RWおよびトルク比
Rtを用いてセンターデフ入力トルクTiが算出される
。 そこで、通常の走行時には、目標トルク配分比決定部5
5で舵角λと車速■により後輪トルク配分比SRが第4
図(a)のパターンに基づいて種々決定される。即ち、
センターデフ入力トルクが十分大きく例えば中速め舵角
が比較的大きい条件では、後輪トルク配分比SRが大き
く設定され、これに対応したデユーティ信号が出力され
ることにより油圧ユニット30のデユーティ圧が低下さ
れ、さらに油圧クラッチ27のクラッチ圧が上昇され、
それに伴ない前輪側から後輪側への移動トルクが大きく
なり、多量のトルクが後輪側に移動して後輪トルク配分
の非常に大きい状態になる。これに対し、車速Vや舵角
λが小さくなると、それに応じて後輪トルク配分も少な
くなるのであり、こうして旋回状態に応じて後輪トルク
配分を可変にトルクスプリット制御される。このため、
4輪駆動での旋回時に前輪と後輪のタイヤのスリップが
、常に路面との摩擦係数を大きい状態に保ち、目標とす
る旋回半径に沿った確実な旋回を促す、また、第4図(
a)のパターンにおいて、より後輪へのトルク配分比を
大きく設定することにより積極的に車両の回頭性を向上
させることも可能であり、よりスポーティな走行が可能
となる。 また、特に直進時で車体加速度Gが略零の定常走行では
、目標後輪トルク配分比SRをセンターデフ装置20に
よるトルク配分比の40%にホールドする。このためク
ラッチ圧算出部61では後輪移動トルク量が零であるこ
とから、クラッチ圧Pc=0となる。従って、操作量設
定部62からデユーティ比0%の信号が油圧ユニット3
Gのソレノイド弁34に入力し、デユーティ圧を最大に
してクラッチ制御弁36により油圧クラッチ27をドレ
ンすることになり、これにより油圧クラッチ27のクラ
ッチ圧とトルクは零になる。こうしてかかる走行条件で
は、油圧クラッチ27が非作動で、センターデフ装置2
0によるトルク配分のみで、車体荷重配分に対応したイ
ニシャルのトルクスプリット制御になる。 一方、加速度Gが出力する加速走行において、直進また
は旋回の場合にその加速度G、即ち車体荷重の後方移動
に応じて、加速補正部56で後輪トルク配分比SRを増
大するように補正する。このため、クラッチ圧Pcは加
速度Gが零の通常走行時より大きい値になり、これに応
じたデユーティ信号がソレノイド弁34に入力し、クラ
ッチ制御弁36により油圧クラッチ27に給油してクラ
ッチ圧を生じる。そこで、フロントドライブ軸7へのト
ルクの一部が油圧クラッチ27によりリヤドライブ軸1
1に移動して加算され、後輪側トルクを増すようになる
。こうしてこの走行条件では、車体荷重の後方移動に応
じて後輪トルク配分をより多くするようにトルクスプリ
ット制御されトラクションの向上を促す、また、センタ
ーデフ入力トルクTiが略零の時は、後輪トルク配分比
SRがいかなる状態でもクラッチ圧が零となることは言
うまでもなく、これによりタイトコーナブレーキング現
象は回避される。 以上述べたトルクスプリット制御のパターンをまとめる
と、以下の表のようになる。 表 次いで、本発明の駆動力制御装置の作用を第5図のフロ
ーチャート図を用いて述べる 先ず、上記トルクスプリット制御による車両走行時に、
目標前後輪速度差設定部63からの舵角λ。 車速■による目標前後輪速度差ΔNdと実前後輪速度差
算出部64からの実前後輪速度差ΔNがスリップ判定部
66に入力し、両者を比較して前後輪の一方のスリップ
状態が判断される。そしてΔN〉ΔNd十 K1または
ΔNくΔNd−に2の2輪スリップ発生時はこれに対し
て制御されるのであり、先ず、ΔNくΔNd−に2の後
輪スリップの場合は、補正部67でクラッチ圧Pcを減
じて前輪寄りのトルク配分に補正される。このため、セ
ンターデフ装置20はそれにバイパスする油圧クラッチ
27による差動制限が少なくなり、差動作用を回復して
実前後輪速度差ΔNを増し、目標前後輪速度差へNdに
収束する方向に向う、また、逆にΔN〉八Nd 十に1
の前輪スリップの場合は、補正部67でクラッチ圧pc
を増して後輪寄りのトルク配分に補正される。従ってこ
の場合は、センターデフ装置20が油圧クラッチ27の
トルクで差動制限されることになり、これにより実前後
輪速度差ΔNは減じて目標前後輪速度差ΔNdに収束す
る方向に向う、こうして、目標前後輪速度差ΔNdに対
し実前後輪速度差ΔNが一致するようにフィードバック
制御されることになり、センターデフ装′Xl120に
よる旋回性を確保しつつ2輪スリップが回避される。 ここで、直進時で前後輪の一方のスリップ時には、常に
1ΔNl> lΔNd lの関係になり、上述のように
油圧クラッチ27のトルクによる差動制限で脱出または
走破することが可能になる。また、低μ路では、路面μ
による目標前後輪速度差ΔNdの減少補正により低μ路
に適合した目標前後輪速度第八Ndが与えられ、差動制
限によるスリップ防止作用を有効に発揮する。 一方、ΔNd−に2≦ΔN≦八Nd +に1の場合は、
4輪スリップのトラクション制御を実行する。 先ず、ΔN〉ΔNd 十に1またはΔNくΔNd−に2
の2輪スリップ判定時以外の場合、車輪速算出部53の
車輪速N、車体加速度Gが4輪スリップ・グリップ検出
部71に入力し、例えば車輪加速度GNを算出して両顎
速度の差ΔGを求める。ここで、スリップフラグがクリ
アの場合はスリップ設定値ΔGsと比較し、ΔG〈ΔG
Sの差ΔGが小さい場合は車両の安定走行状態と判定し
、目標スロットル開度決定部73の目標スロットル開度
θdをそのまま出力する。そこで、この目標スロットル
開度θdとスロットル開度θとによる操作量の制御信号
が、スロットル弁15のアクチュエータ16に入力して
目標スロットル開度θdと一致するように開度調整され
る。 これに対して、車体加速度Gに対し車輪加速度GNの上
昇率が大きく、車輪加速度GNと車体加速度Gとの差Δ
Gがスリップ層設定値ΔGs以上に増大すると4輪スリ
ップを検出してスリップフラグをセットし、補正部59
で目標スロットル開度θdを減少補正する。このため、
この補正値θdに基づいてスロットル開度は絞られてエ
ンジン1の出力を減じるようになり、これに伴い車輪速
N。 その加速度GNを低下する。そして、かかるスロットル
制御はフラグセットにより保持され、車輪速Nの低下と
共に減少する車輪加速度ONと車体加速度Gとの差ΔG
が、今度は4輪スリップ・グリップ検出部56でグリッ
プ用設定値ΔGS’と比較される。ここで差ΔGがグリ
ップ周設定値ΔGs’以下になると、4輪グリップを検
出してスリップフラグをクリアし、補正部75での補正
を解除してスロットル制御が目標スロットル開度θdに
応じたものに復帰するのであり、こうして4輪スリップ
を回避するようにトラクション制御される。 更に、上記各走行条件に応じたトルクスプリット制御で
油圧クラッチ27のクラッチ圧により所定のトルク配分
比に設定されている状態で、ブレーキ時にABS制御さ
れると、このABS信号が補正部67に入力してクラッ
チ圧を零に補正する。このため、駆動系はセンターデフ
装置20によるイニシャルのトルク配分に戻り、ABS
制御を優先的に行うようになる。 以上、本発明の一実施例について述べたが、これのみに
限定されるものではなく、例えば動力を低下させるトラ
クション制御部として本実施例ではスロットル開度を調
整するように構成したが、これに限らず、ブレーキ制御
、あるいは点火時期制御等により動力を低下させるよう
に構成しても良い。
【発明の効果】
以上述べてきたように、本発明によれば、センターデフ
付4輪駆動車において、定常、加速、旋回の走行条件で
アクティブトルクスプリット制御するので、4輪駆動の
性能を最大に発揮した最適な動力性能が得られる。 直進走行では車両の荷重配分に応じたトルクスプリット
制御で、トラクション効果が向上する。 このとき特に定常走行ではスゲリットクラッチは非作動
であるから、動力損失が無く、燃費、クラッチ発熱等の
点で有利である。 旋回時には旋回状態に応じたトルクスプリット制御で、
回頭性が向上する。また、4輪駆動で0揺とする旋回半
径に沿い正確に旋回することが可能になり、旋回性が大
幅に向上し、安全性も確保される。 加速走行では通常より後輪側へトルクを移動させること
により車両の荷重配分の変化に応じたトルクスプリット
制御で、トラクション効果と共に加速性能が向上する。 舵角、車速、車体加速度により走行条件を的確に判断し
て目標トルク配分比を決定でき、この日標トルク配分比
とセンターデフ入力トルクによりクラッチ圧を正確に算
出して制御し得る。 前後輪の一方のスリップ判定において、目標回転数差と
実際の回転数差を用いるので、いかなるスリップ状態に
も対応できる。 目標回転数差に対する実回転数差のフィードバック制御
であるから、単にデフロックする場合と異なり、旋回性
を確保しつつスリップ防止することができ、旋回性と走
破性が共に向上する。 目標回転数差の路面状態等による補正で、種々の条件に
対し容易かつ的確なスリップ制御ができる。 トルクスプリット制御用のクラッチを用い、このクラッ
チのトルク制御でスリップ制御するので、スリップ制御
専用の手段が不要であり、構造、制御が非常に簡素化す
る。 上記トルクスプリットで解消できない4輪スリップの非
常時にのみトラクション制御してスリップ防止するので
、トラクション制御の使用範囲が限定されて不具合を生
じることが無い、また、4輪スリップ時のトラクション
制御により、4輪において均一かつ効果的にスリップ防
止することができる。 4輪スリップとグリップの検出は車輪速と車体加速度に
より精度良く行い得る。 2輪スリップ以外の条件で4輪スリップを検出するので
、誤った検出を防止できる。 更に、ブレーキ時にABS制御と対応してトルクスプリ
ットを解除するので、ABS制御を精度良く行い得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の駆動力制御装置の実施例の概略を示す
構成図、 第2図(a)は油圧ユニットの回路図、(b)は同油圧
特性図、 第3図は制御ユニットのブロック図、 第4図は各種の特性図、 第5図は制御の作用のフローチャート図である。 20・・・センターデフ装置、25・・・トルクスプリ
ット装置、27・・・油圧クラッチ、30・・・油圧ユ
ニット、50・・・制御ユニット、55・・・目標トル
ク配分比決定部、56・・・加速補正部、61・・・ク
ラッチ圧算出部、62・・・操作量設定部、63・・・
目標前後輪速度差設定部、64・・・実前後輪速度差算
出部、66・・・スリップ判定部、67・・・補正部、
71・・・49!スリツプ・グリップ検出部、75・・
・補正部 特許出願人    富士重工業株式会社代理人 弁理士
  小 橋 信 淳 同  弁理士  村 井   進 (b) 工:Jジ二す弔−双Ne 図 (C) (d) りm−1−5−氏 (e) (f) φ T7elt 4m+7J −図 □戦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 駆動系の途中に所定のトルク配分で動力を前後輪に振り
    分けるセンターデフ装置を備え、上記センターデフ装置
    にクラッチトルク可変のスプリットクラッチを有するト
    ルクスプリット装置をバイパスして連設する4輪駆動車
    において、 種々の情報を検出するセンサ,上記センサの信号を入力
    して処理する制御ユニットを有し、上記制御ユニットの
    クラッチ制御信号でスプリットクラッチのクラッチ圧と
    共に前後輪へのトルク配分を制御し、スロットル制御信
    号でスロットル弁と共にエンジン動力を制御するように
    回路構成し、上記制御ユニットは、各走行条件により定
    まる目標トルク配分比とセンターデフ装置への入力トル
    クに応じてクラッチ圧を制御するトルクスプリット基本
    制御系, 前後輪の目標前後輪速差と実前後輪速差の関係で2輪ス
    リップを判断して、スリップを防止するようにクラッチ
    圧を補正する2輪スリップ制御系,2輪スリップの条件
    以外で車体加速度を用い4輪のスリップとグリップを検
    出し、4輪スリップを防止するようにスロットル制御す
    るトラクション制御系, ブレーキ時のアンチ・スキッド・ブレーキ・システム信
    号でクラッチトルクを補正する制動制御系を備えること
    を特徴とする4輪駆動車の駆動力制御装置。
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