JPH01113354A - 4−アジド−1−ナフトアルデヒド - Google Patents

4−アジド−1−ナフトアルデヒド

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JPH01113354A
JPH01113354A JP26741287A JP26741287A JPH01113354A JP H01113354 A JPH01113354 A JP H01113354A JP 26741287 A JP26741287 A JP 26741287A JP 26741287 A JP26741287 A JP 26741287A JP H01113354 A JPH01113354 A JP H01113354A
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Japan
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naphthaldehyde
azide
bromo
azido
synthesis
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JP26741287A
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Akinori Shiotani
陽則 塩谷
Kiyomi Okimoto
沖本 清美
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/008Azides

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ナフタリン環内にアジド基とホルミル基を含
む新規化合物に関するもので、本発明の化合物は、電子
工業等における微細加工技術の分野において汎用されて
いるビスアジド化合物の合成原料等として利用される。
〔従来の技術及びその問題点〕
芳香族アジド化合物は、−船釣には、アミン類と、亜硝
酸ナトリウム及び塩酸又は硫酸とを反応させてジアゾ化
した後、ナトリウムアジドを加えて合成されている〔特
公昭62−24420号公報、P、A、S、Sm1th
+ B、B、Brown+ R,に、Putney、 
R,F。
Re1nish、 J、Am、Chem、Soc、 7
5.6335(1953)等参照〕。
そして、同一化合物中にアジド基とホルミル基を含む化
合物を合成するためには、芳香族アンド化合物の上記の
一般的な合成方法によれば、その化合物の前駆体として
アミノ基とホルミル基を含有する中間体を合成言る必要
がある。
しかし、前駆体として合成される中間体は、その合成の
際に自己縮合を起こしやすく、その収率は必ずしも満足
すべきものではない。しかも、合成された中間体は、即
座に消費しないと自己縮合を起こす(Org、 Sym
、 Ca1. vol、4.31参照)。
尚、アルキルプロミドとナトリウムアジドを四級アンモ
ニウム塩触媒の存在下に反応させて、アルキルアジドを
合成する方法が知られている〔也P、Reeves+ 
Mル、Bahl、 5ynthesis 823(19
76); A。
Koziara、 K、Osowska−Pacewi
cka+ S、Zawadzki、 A、Zwierz
ak+  5ynthesis 202(1985);
  A、Hassner+  M。
5tern、Angew Chew、Int、Ed、E
ngl、25+  478(1986)参照〕が、この
方法では、アジド基とホルミル基を含む芳香族化合物を
合成した例はない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは1、アジド基とホルミル基を含む新規な化
合物を提供することを目的として種々検討した結果、中
間体として十分に安定な4−ブロモ−1−ナフトアルデ
ヒドをアジド化することにより、高収率で新規な4−ア
ジド−1−ナフトアルデヒドが得られ、この物質は感光
性を有し光を遮断することにより安定な化合物であるこ
とを見出し、本発明に到達した。
即ち、本発明は、下記式で示される構造を有する4−ア
ジド−1−ナフトアルデヒドを提供するものである。
以下、本発明の4−アジド−1−ナフトアルデヒドにつ
いて詳述する。
本発明の4−アジド−1−ナフトアルデヒドは、4−ブ
ロモ−1−ナフトアルデヒドをアジド化することにより
得ることができる。
原料としての4−ブロモ−1−ナフトアルデヒドは、例
えば、次の経路により合成できる。l−メチルナフタリ
ンを臭素と反応させて1−ブロモ−4−メチルナフタリ
ンとする(J、5auer、 R,Huisgen、 
A、Hauser、 [ier、911461 (19
5B)参照〕。次いで、これをN−ブロモサクシイミド
又は臭素/光により臭素化して1−ブロモメチル−4−
ブロモナフタリンを合成する(N、B、Chapman
、 J、F、A、Williams、 J、Chem、
Soc、 5044(1952)参照〕。然る後、これ
をヘキサメチレンテトラミンと反応させることにより、
4−プロモル1−ナフトアルデヒドに変換できる(Or
g、 Syn、 Co1. vol、4.690参照)
この4−ブロモ−1−ナンドアルデヒドのアジド化は、
ナトリウムアジド又はリチウムアジドを用いて行うこと
ができる。その際の反応溶媒としては、ジメチルホルム
アミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン
等のアプロチック溶媒が好適である。
上記のナトリウムアジド又はリチウムアジドの使用量は
、4−ブロモ−1−ナフトアルデヒドに対して、通常1
〜4倍モルとすると良い。リチウムアジドはナトリウム
アジドに比して溶解性が高いので好適である。
また、上記反応溶媒の使用量は、4−ブロモ−1−ナフ
トアルデヒドの濃度が通常1〜10重量%となる量とす
ると良い。
また、上記アジド化の反応温度は室温〜150℃、好ま
しくは40〜100℃とすると良い、反応時間は10分
〜10時間、好ましくは1〜6時間とすると良い。
反応液中からの本発明の4−アジド−1−ナフトアルデ
ヒドの回収は、次のようにして行えば良い。
反応終了後、反応液を水中に混合すると生成物が析出す
る。これをメタノール、エタノール、n−ヘキサン等で
再結晶すると、純品の目的物(本発明の4−アジド−1
−ナフトアルデヒド)が得られる。
〔実施例〕
° 以下に本発明の4−アジド−1−ナフトアルデヒド
の製造に用いられる4−ブロモ−1−ナフトアルデヒド
の合成及びリチウムアンドの合成を示す合成例並びに本
発明の4−アジド−1−ナフトアルデヒドの製造を示す
実施例をあげ、本発明を更に詳細に説明する。向、本発
明の4−アンド−1−ナフトアルデヒドは感光性物質で
あるので、実施例は黄色光下に実施した。
合成例1 〔4−ブロモ−1−ナフトアルデヒドの合成
〕 く1−ブロモ−4−メチルナフタリンの合成〉1−メチ
ルナフタリン53.6 g (0,377モル)を10
0m1の四塩化炭素に溶解させ、室温にて光を遮断して
、臭素60.3g (0,377M)を滴下した。3時
間還流した後、溶媒を留去した。
次いで、減圧蒸留してKp+4160〜170℃の留分
64g(収率77%)を得た。
く1−ブロモメチル−4−ブロモナフタリンの合成〉 上記で得た留分64g(1−メチルナフタリン/1−ブ
ロモ−4−メチルナフタリン= 3 /97)を200
m1の四塩化炭素に溶解させ、N−ブロモサクシイミド
51.6g及びベンゾイルペルオキシド015gと共に
7時間還流した。濾過及び熱四塩化炭素150m1洗の
後、放置すると、結晶が析出した。これをエタノール2
001で再結晶して34.2gの1=ブロモメチル−4
−ブロモナフタリンを得た。
先の四塩化炭素母液から四塩化炭素を留去した後、エタ
ノールの再結晶母液と合わせ、再結晶を2回行って22
.0 gの結晶を得た。合計56.2 gの生成物を得
た(収率65%)。
く4−ブロモ−1−ナフトアルデヒドの合成〉上記生成
物(1−ブロモメチル−4−ブロモナフタリン)34g
 (0,227M>を酢酸50m1及び水50m1に溶
解させ、ヘキサメチレンテトラミン31.8 g (0
,227M>と共に2時間還流した。
濃塩酸40閘1を加え、15分還流後、冷却した。
エーテル7011で4回抽出、水40m1で3回洗浄、
10%炭酸ナトリウム水溶液40m1で洗浄、水40e
+1で洗浄後、エーテル層を硫酸マグネシウムで乾燥し
た。エーテルを留去後、メタノール150I111で再
結晶しt 6. t gの生成物を得た0口液からさら
に2.9gを得、合計19.0g(収率72%)の4−
ブロモ−1−ナフトアルデヒドを得た。
合成例2〔リチウムアジドの合成] ツーベン ワイル(Houben−Weyl ”Met
hoden der Organishen CheI
lie X3+ P2S5 Georg Thieme
 Verlag Stuttgart (1965) 
)の方法に従い、ナトリウムアジド6.5gから、リチ
ウムアジド5. L Ogを得た。
実施例1 合成例1で得られた4−ブロモ−1−ナフトアルデヒド
2.351g(10ミリモル)及び合成例2で得られた
リチウムアジド0.734g(15ミリモル)を60m
1のN−メチル−2−ピロリドンに溶解させ、80℃に
て4時間攪拌した0反応液は均一溶液であった。反応液
を450m1の水の中へ投入すると固体が析出した。こ
れを濾過、水5(1mlで洗浄、40℃にて真空乾燥後
、メタノール140m1から再結晶した。熱時濾過し、
放置すると、黄金色の結晶が析出した。この結晶1.1
39g及び母液からさらに0.413gの結晶を得、合
計1.552gの4−アジド−1−ナツトアルデヒドを
得たく収率79%)。
融点、元素分析、赤外吸収スペクトル及び質量スペクト
ルを測定し、生成物が4−アジド−1−ナツトアルデヒ
ドであることを確認した。測定結果は下記の通りである
。また、赤外吸収スペクトル及び質量スペクトルは、そ
れぞれ第1図及び第2図に示した。
融点:90.5〜91.0℃ 元素分析(%)  : C++Ht N、30 (19
7,20)C66,99)(3,66、N  21.2
2(計算値:  C67,00、N3.58、N21.
31)赤外吸収スペクトル(KBr)  : 2100
cm−’ (Nz )質量スペクトル:M/Z=197
  (M−)実施例2 合成例1で得られた4−ブロモ−1−ナフトアルデヒド
5.00 g (21,27ミリモル)、ナトリウムア
ジド470g(72,3ミリモル)及びN。
N−ジメルホルムアミド130m1の混合物ヲ60℃に
て9時間攪拌した。その後は実施例1と同様に処理し、
n−ヘキサンから再結晶して、4−アジド−1−ナツト
アルデヒド2.87 gを得た(収率69%)。
生成物が4−アジド−1−ナフトアルデヒドであること
は、実施例1と同様の手段により確認した。
〔発明の効果〕
本発明の4−アジド−1−ナフトアルデヒドは、アジド
基とホルミル基を含む新規な化合物で、前記の従来法に
おける問題を生じることなく製造でき、電子工業等にお
ける微細加工技術の分野において汎用されているビスア
ジド化合物の合成原料等として利用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得られた4−アジド−1−ナツトア
ルデヒドの赤外吸収スペクトル、第2図は実施例1で得
られた4−アジド−1−ナフトアルデヒドの質量スペク
トルである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記式で示される構造を有する4−アジド−1−ナフト
    アルデヒド。 ▲数式、化学式、表等があります▼
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105906530A (zh) * 2016-04-27 2016-08-31 昆药集团股份有限公司 一种绿色环保的卤代芳基甲氰的制备方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5988450A (ja) * 1982-11-12 1984-05-22 Hitachi Ltd ビスアジド系光架橋剤の製造方法
JPS6257466A (ja) * 1985-09-05 1987-03-13 Tsutomu Shinoda ビスアジド誘導体および該誘導体を含有する感光材料

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